栗本薫の新刊情報!(未確認情報も含む)




2000年の新刊情報






グイン・サーガ63 時の潮 1999年1月13日、もしくは21日(発売中) 書下ろし
次なる舞台はどこになるのか?
とかいってたら、おお。草原だ、草原にかえってきた。スカールの登場だ。



グイン・サーガ64 ゴーラの僭王 1999年2月10日(発売中) 書下ろし
ついに登場。イシュトヴァーンがゴーラの王位に。
なるのはいいけれど、部下が全然いないような。ユラニアで求人広告を出すのか、イシュトヴァーン。それともクムの丸ごと抱きかかえか!?



新・天狼星 ヴァンパイア(上) 恐怖の章 1999年2月5日(発売中) ノベルス化
あとがきはついてません。著者の言葉も短いです。でも、なんとなく部数は多そうです。



新・天狼星 ヴァンパイア(下) 異形の章 1999年3月5日(発売中) ノベルス化
本屋になんか山積みですね……



夢見る頃をすぎても −中島梓の文芸時評 1999年3月下旬(発売中) 文庫化
いまはもうない文芸誌「海燕」に連載された、文芸時評。



夢幻戦記6 総司夢幻行(下) 1998年4月1日(発売中) 書下ろし
「夢幻戦記」はやくも6巻め。
池袋東急にてGet報告あり(3月31日)



グイン・サーガ65 鷹とイリス 1999年4月9日(発売中) 書下ろし
ナリスの命を受けてスカール篭絡にむかったリギアの成果はいかに? 眠れる草原の鷹はついに動くのか。「鷹」はスカールを、「イリス」はナリスを表わしたタイトルだそうです。



怒りをこめてふりかえれ 1999年4月15日(発売中) 文庫化
講談社文庫より。ノベルス化されたのもつい最近のことのように思えるのですが(^^;
ぼくらシリーズの栗本薫くんが主人公の、一応ラブストーリー?



六道ヶ辻 墨染の桜 1999年4月26日(発売中) 書下ろし
一千年以上続く大導寺家の血が、あらゆる時代に悲劇を呼び起こす――呪われた一族を描くシリーズ。老女・妙連院笑子が、大道寺家の子孫・静音に出会った時から、その昔語りは始まった…昭和初期、日本から上海までを舞台に一族が巻き込まれた恐るべき事件とは?雄大な歴史のうねりと共に展開するシリーズ第4弾!(http://www.kadokawa.co.jp/book/contents/199904/386.html)

「墨染桜」は京都にある日蓮宗の寺、墨染寺(ぼくせんじ)の境内にある。寺の名前の由来となったこの桜は、平安時代、上野岑雄(かんつけのみねお)が藤原基経の死 を悲しんで『深草の野辺の桜し心あらば 今年ばかりは墨染に咲け』と詠んでから 、墨染色に咲くようになった、という伝えが残されている。

ファンに支持の高いシリーズ。個人的には2作目の「ウンター・デン・リンデンの薔薇」がお勧め。



グイン・サーガ66 黒太子の秘密 1999年6月10日(発売中) 書下ろし
気が変わったスカールが話すその秘密とは……読者はしっとるやんけ(^^;
でも、19巻の時点ではまだ語られていなかった何かがあるのかもしれない。



新・魔界水滸伝5 1999年6月25日 書下ろし
ついに登場。何年ぶりかの新・魔界水滸伝!
まってた甲斐がありました。情報をくださったマキシさん、有り難うございます。
しかし、現在のところ、まだ角川のWebページの「もうすぐ刊行」には掲載されていません(ドキドキ)。

中島梓事務所に問いあわせた人の話によれば、事務所の回答は「そんな予定はない」というものであったとのことです。まだ書き上がっていないのに発売されるわけがないそうです(^^;  昔、グイン・サーガ42巻が発売になる前の頃、6月、7月、8月と連続して文庫発売予定表に名前があがったにもかかわらず、結局本当に発売されたのは10月であったという事例もあることですから、まあ、私的にはこれでもOKです。
1999/05/10(Mon) 23:05:09



グイン・サーガ・ハンドブック1<改訂版> 1999年6月10日(発売中)
新しいハンドブックはいつできるのかな〜〜。
というよりも、どんな内容がつまっているのでしょう?
主に変わったのは人名辞典。全面的見直しにより、829人から890人に増えました。なんてマニアック!



グイン・サーガ・ハンドブック2 1999年7月15日(発売中)
新しいハンドブックはいつできるのかな〜〜。
というよりも、どんな内容がつまっているのでしょう?

神田、早川書房にてGet報告あり……むむ。それって反則。
(1999/07/15(Thu) 07:13:40)

栗本薫MLの「nut-brown "グイン・サーガ雑学審議団" プロジェクト」も協力したハンドブック。かなりの力作だと思います。雑議団のプロジェクト発表ページもよろしく。



タナトス・ゲーム −伊集院大介の世紀末 1999年7月26日(発売中) 書き下ろし
名探偵、伊集院大介シリーズ最新作……でしょう(^^;
なんだか、タイトルからまるで中身を連想させないので、よくわかりません。
1999/05/27(Thu) 23:31:15



グイン・サーガ67 風の挽歌 1999年8月6日(発売中) 書下ろし
久しぶりにゆがんだ月好みのタイトル(^^)
挽歌って正確にはどういう意味だったかなと辞書を引いてみると、「中国で棺をひくものがうたった歌」とか「死者をいたみ悲しむ歌」とかありまして、ちょっぴり行方に暗雲立ち込める感じ。同じ言葉をタイトルに扱ったものとして栗本作品では、「行き止まりの挽歌」がありまして、最後には主人公やヒロインの女の子がみーんなお亡くなりになってしまうというお話だったんですけど、私、これ好きです。テイスト的には「真夜中の鎮魂歌」や「真夜中の天使」と近いものがあるのですが、一応ハードボイルドです。頑固な刑事が主役。あれ、刑事だったかな?(^^; と、まあ多少記憶があやしいのですが、良い作品であったことだけは保証いたします。とかいっているうちに、全然グインと関係のない話になってしまってる……

それにしても、なぜ「黒太子の秘密」と来て、お次が「風の挽歌」となるのか。近年にはめずらしく、先の読めないタイトルです。

ところで今日はnut-brown関東オフなのでした(1999/03/21(Sun) 14:15:25)



六道ヶ辻 大導寺一族の滅亡 1999年8月25日(発売中) 文庫化
雄大な歴史のうねりとともに語られる絢爛たるミステリーロマン、初の文庫化、角川書店より。
最近はグイン・サーガ以外はすっかりご無沙汰な栗本さん――というほどでもないか。このリストを見ている限りでは――の数少ない継続シリーズのひとつ。平安のむかしから続く大導寺一族の、激動の時代の嵐に巻き込まれる退廃の愛と、退廃の人生を描いた作品。
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/contents/199908/1058.html(角川書店のWeb、「大導寺一族の滅亡」文庫版の案内

「文庫版のためのあとがき」付きです。(1999/08/25(Wed) 06:24:14)



グイン・サーガ外伝16 蜃気楼の少女 1999年9月10日(発売中) 書下ろし
何故か、突如外伝が紛れ込む(^^;

キタイから戻る途中のグインの前に、蜃気楼のなかから失われた古代帝国カナンの姿がうきあがる。というわけで、「蜃気楼の少女」はどうやらカナン周辺が舞台となるようです。蜃気楼のなかに現れたカナン。カナン滅亡の秘密がいま明らかに?というような感じだったように思います。<記憶がむっちゃ不鮮明ですが、情報源はSFマガジン。(1999/08/25(Wed) 23:45:10)

新・魔界水滸伝をだせーだせーだせー(T-T)(1999/09/08(Wed) 23:52:56)



夢幻戦記7 総司西征譜(上) 1999年9月末(発売中) 書下ろし
どんどん発売される夢幻戦記は、ハルキノベルスより。
おそらく30日発売?



朝日のあたる家 IV 1999年10月25日(発売中) 書下ろし
光風社出版からの久々の新作は、8年ぶりのあのシリーズ!

9月30日より店頭にならんでいます。……



魔剣 1 1999年10月5日(発売中) 再文庫化
全4巻完結予定だった、人気シリーズ。



魔剣 2 1999年10月5日(発売中) 再文庫化
悲しくも全4巻の予定のこのシリーズはここで止まってます。

書き下ろしのあとがきはありません。解説が新たに加わっています。



グランドクロスベイビー 1999年10月25日(発売中) 文庫化
角川文庫より。数年前スポニチ紙に連載された作品。
書き下ろしあとがき付き。



グイン・サーガ68 豹頭将軍の帰還 1999年11月11日(発売中) 書下ろし
グインが実に24巻ぶりの登場! 思わず言葉もありませんが……まだ将軍なんですね。
1999/05/13(Thu) 23:42:47

――と書いたまでは良かったが、実際にグインが再登場したのはひとつまえの風の挽歌であった。さて、イシュトヴァーンは己が告訴されたことを知り、グインは大元帥に任命されケイロニア王の称号を与えられた、となるようです。
1999/11/07(Sun) 18:09:50



メディア9(上) 1999年11月15日(発売中) 再文庫化
ハルキ文庫より。栗本薫のもつ一連のSF未来史シリーズの1作品。

長い任務を終えて、フォーマルハウトより地球へ戻ってきた恒星間宇宙船メディア9。 市民たちは、その10年ぶりの帰還に興奮し、街をあげて巨大な“銀色の奇跡”を歓迎した。 メディァ9の宙航士ロイの妻シーラ、そして17歳になる息子リンも、どれだけこの日を待ちわびたことだろう。 ところが、メディア9は数百名のスペースマンを載せたまま、ケープ・ジェーソン基地の上空に静止し一切の連絡を断つのだった。
いったいその内部に何が起きたのか? リンは真実も求めて、いま目眩く狂気へと立ち向かう――

解説もあとがきもありませんでした。ちょっと寂しい。
1999/11/15(Mon) 19:26:29



メディア9(下) 1999年11月15日(発売中) 再文庫化
ハルキ文庫より。栗本薫のもつ一連のSF未来史シリーズの1作品。

10年の月日を経て地球に帰還した恒星間宇宙船メディア9は、ケープ・ジェーソン基地上空に静止したまま、「われわれは着陸できない」と宇宙局に伝達し、スペース・ファミリーからの問いかけにも沈黙した。 理由は全くの不明……
市民たちは、船内の病原体による汚染を噂し、やがて強制爆破を企む思想をうんだ。 こうして宙航士ロイの息子リンは、当局から追われ、狂気へと立ち向かい、そして真実を求めて闘うこととなったのだ――

こちらも解説、あとがきございません。寂しい。
メディア9と同時にハルキ文庫からは多数のSF作品がリメイクされて登場しています。今後はこの方面で頑張るのでしょうか?
1999/11/15(Mon) 19:27:58



夢幻戦記8 総司西征譜(下) 1999年12月1日(発売中) 書下ろし
「夢幻戦記」はやくも8巻め。かつてこれほど早く巻を重ねたシリーズはグインくらい?
ダヴィンチのハルキノベルス新刊予定に登場。嘘か真か、真実は――?
1999/11/07(Sun) 18:10:53



グイン・サーガ69 修羅 1999年12月10日(発売中) 書下ろし
焦点となる人物はやはりイシュトヴァーンなのか、それともカメロンか?
おそらくはゴーラがその舞台となるのは間違いないと見られるが……



栗本薫、今後の発売予定
情報なし。
魔獣の来る夜はどうなったのでしょう(高河ゆん情報収集委員会)……
高河ゆんさん、1999年12月限りのサイトあかざ&ささめが!?


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