P-36ホーク/モホーク
プロフィール機

アメリカ陸軍 無塗装
フランス空軍/フィンランド空軍
イギリス空軍


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実機について
P-36 ホーク/モホークは、 航空技術が複葉機から「全金属製、低翼単葉、引き込み脚」へと劇的に進歩した1930年代後半を象徴する、 近代戦闘機の先駆的なアメリカの戦闘機です。 1935年の初飛行時は一度不採用となりますが、設計の伸びしろを見込まれ、 1938年に制式採用を果たしました。同年には早くも、エンジンを空冷から液冷に換装し、 高速化と武装強化を図ったP-40 ウォーホーク/トマホークが生まれています。 当時のメッサーシュミットBf109や九六艦戦と比べても、1000馬力級エンジンを搭載したP-36は、 速力、運動性、頑丈さ、そして信頼性の総合力において高い水準にありました。
大戦前より世界各地へ輸出された本機は、実戦でその真価を発揮します。 1940年のフランスの戦いでドイツ空軍を相手に奮戦した機体は、降伏後にドイツに接収され、 フィンランドへ引き渡されました。 そこでは数に勝るソ連空軍に立ち向かい、多くのエースを輩出しています。 一方、1941年の真珠湾攻撃では、緊急発進したP-36が零戦2機の撃墜を記録しています。 また、500発もの被弾に耐え生還した例も知られており、本機の頑丈さを物語っています。 続く1942年の東南アジアでも、イギリス空軍のモホークが一式戦 隼と互角に渡り合い、高い旋回性能を示しました。
こうしたP-36の不屈の戦いぶりは、後にP-40シリーズが世界各地で見せた粘り強い活躍の原点といえるものです。 近代戦闘機の形を確立し、勝利の礎となったP-36は、まさに歴史的名機と呼ぶにふさわしい存在です。 その可能性を正しく見抜いた当時の開発当局の先見の明には、感嘆するばかりです。

設計
液冷エンジンを搭載したP-40シリーズの原型機として、 P-36の特徴である空冷星型エンジンを、円形の機首カウリングで立体的に表現しました。 実機とは逆に、先に作ったP-40Bをベースに、機首まわりを新たに作り直しています。 その他の主翼や尾翼など主要部分はP-40Bと共通です。
塗装パターンはフランスやフィンランドなど、P-36が名を馳せた各国の4種類を用意しました。 後継機であるP-40Bの6種類と合わせて、計10種類もの多彩な塗装バリエーションになります。 これらを作り比べると、P-36からP-40へと続く系譜が、第二次世界大戦前半の連合軍の主力戦闘機として、 世界各地の戦線をいかによく支え抜いたかを実感できることと思います。

アメリカ陸軍 無塗装
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PDFファイル:P36_USAAF.pdf
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フランス空軍 三色迷彩

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フィンランド空軍 二色迷彩

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イギリス空軍 標準塗装&赤丸なし
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作り方
零戦21型とほぼ同じです。詳細は零戦21型の「作り方」をご参照ください。 相違点のみ記します。

    (機体)
  1. 主翼
  2. 胴体内側 主軸
  3. 機首内側 主軸補強
  4. 胴体内側 主翼取付け部
  5. 胴体左側面
  6. 胴体右側面
  7. 機首外側 主軸補強
  8. 機首おもり
  9. 機首カウリング
  10. 機首カウリング下部
    形状は零戦21型のような真円ではなく、縦長の楕円形に整える。
  11. 水平尾翼
  12. 垂直尾翼
  13. 主翼下面 補強
  14. 機首おもり先端

  15. (ディスプレイスタンド)

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  16. 胴体下部
  17. 左右主脚
  18. 左右タイヤ 内側/外側
  19. 胴体下部 支柱
    (15)胴体下部とののりしろを折る。
    点線で二つ折りにして貼り合わせる。
    (15)胴体下部に貼り付ける。

  20. (ディテールアップ)
  21. 左主脚カバー 内側/外側
  22. 右主脚カバー 内側/外側
    左右の主脚をそれぞれ内側と外側からはさみ込むように、主脚カバーを貼り合わせる。
  23. パイロット・救命胴衣
飛ばし方
零戦21型と同じです。詳細は零戦21型の「飛ばし方」をご参照ください。

プロフィール機データ

P36_weight

重量計測には、吉田英一さんの「切り抜く科学工作シリーズ」より「 精密天秤 やじろべえ01(ゼロワン) 」を使わせて頂きました。

(完成 2026年5月13日)

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Hideyuki Kikuchi (gotha@ops.dti.ne.jp)