考古学のおやつ

2000年3月の発見

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2000年3月27日(月)

まず,先週の前置き文(辛卯年条にあらず)のその後。

結局,昼の仕事は途切れぬまま,徹夜で原稿を書き上げまして,その後は京都やら福岡やら,行く先々で,「こんな原稿書いたんですよ〜♪」と吹聴しまくりました(^^;ゞ。でも,分量オーバーだから,各地で宣伝した話が削除されるかも知れません。

変換ミスも多くて,難波宮仮想遺跡(難波宮下層遺跡/大阪市中央区)なんて,シャレにしてもひどいですね。わざとじゃないですよー。慌ててて,読み返すヒマがいないものだから,変換ミスに気づかないまま辞書の方が学習しちゃって,何度でも出るんですよね(^^;ゞ。

ATOKの場合,変換ミスを学習してしまいますが,MS-IME97の場合,いきなりおかしな変換するクセに,正しい言葉は学習しない……どっちにしても,読み返したらミスだらけです。

ところが,先週の話の通り,LANで原稿の内容はバレバレ。何しろ,本人が読み返す前に他人に読まれちゃうもんだから……(^^;(赤面)

番号

その人は,電話帳を見ていました。

ついでに,ようやくダイヤル回線をやめてプッシュ回線(ISDNにあらず)にしたのでした。ISDNって,今のより速くなるんでしょうか?何だか怖いですね(DTIは快適だから,今のままで充分なのです)。

でも,私はこの会話で,重大な問題に今さらながら気づいてしまいました。

うちの電話機って,ナンバーディスプレイ対応じゃないんですよね。だから,どこにも表示しないんですよ。番号を。ナンバーディスプレイの料金だけは取られてるんですけど……(^^;ゞ。

どうも我が家は機械の進歩に乗り遅れてるんですよね。


2000年3月18日(土)

最近,どのコーナーも停止してまして,さすがにアクセス数漸減の当サイトですが,特に萬維網考古夜話の第54話「あこがれの松菊里・後篇」をお待ちの方がいらっしゃるようで,まことに申し訳ありません。内容は決まってるんですけど,書く暇がなくて……。

今忙しい理由が,実は原稿執筆なんですね。1日にコラム5本分くらいの量を書いてます。原稿以外での忙しさなら,何とか当サイトの更新もできるんですけど,私は気分が高揚した半陶酔状態で一気に書き上げる性格なもので,その間はほかのことができなくなるんです。疲れますし。特に,ほかの文を併行してなんて書けないんですよ。

当サイトの文章は,気を抜いて書いてますが,印刷物の方の私の文をお読みになったことのある方は,さもありなんと思われることでしょう。

いずれにせよ,3月31日にひとつ,4月3日にふたつ,6月30日にひとつ,それから,えーと,あれも,これも。それ以外に考古学徒のためのe漢字へのリクエストの積み残しが2名から合わせて10字程度,この数ヶ月で溜めたメールの返事は……。かぞえるのやーめた(^^;。

腹芸

原稿執筆に新方式を導入しました。と言っても,原稿がみるみる速く書ける,とかの効果はありません。

実は,原稿を職場のパソコンで書いてるものですから,書きかけの原稿を LAN に載せて,職場の人が誰でも私の書きかけの原稿を見られるようにしてるんです。リンクはこちら……と言うわけにはいきませんが(外からは見られません)。

これは,見栄えを整えた「作られた“書きかけ”」じゃなくて,正真正銘,「本当の書きかけ」なので,私が書き進めたり,気に入らない記述を削除すると,職場の人にはリアルタイムでそれがわかるし,執筆をさぼっていてもすぐバレるし,また,朝ファイルの日付をチェックすると,前日何時まで原稿を書いていたかわかるし,新たな文献名が突如登場すると「白井はこの重要文献を今ごろになって読んだのか」とたちまち露呈してしまうという,驚異の方法なんです。

全然いいことない,と思いますか?でも,これは全くウソがなくて,いきなり現状が共有できるので,けっこう合理的なんですよ。

もう,原稿の進行状況を訊かれても,「ぼちぼち」とか「なんとか」とか「もう少し」とか「読み直してます」とか,間抜けな言い訳をして時間と神経を費やすことはありません。私の原稿の進捗状況は,すでに共有された事実なのですから。

ところが,さんときたら,知ってるはず(実際知ってる)なのに,私が「わかってるでしょ」というと,「……。」になってしまうんです。なんとかして,私に喋らせたいらしいんですけど,明白な事実に何の言葉を加えろって言うんでしょう。現状がわかった以上,早くそっちの言い分を言って欲しいなぁ。

それとも見えない原稿をめぐって腹芸の方がお好き?

あなたの職場でもこの方法,試してみてはどうですか?あ,そうそう。上司や部下や同僚やヒネクレ学生に原稿を書き直されたり消されても,私のせいじゃないですからね:-P)


2000年3月11日(土):2000年3月18日登録

思惑

存分悪口を言っても,つい朝日新聞を買ってしまう私(^^;ゞ。で,昨日(3/10)の朝刊はご覧になりました?もともと,壱岐の双六古墳(そうろくこふん)の遺物の写真が見たくて買ったんですけど,その上の記事,予備校の河合塾が,大学入試問題の作成をビジネスにするんだそうです。

まぁ,賛否両論がどうこうは,全然興味ないんですけど,この記事によると,問題作成を依頼した大学の名は明かさないとか,問題作成する講師は名前を伏せ,受験生の講義を受け持たないとか,問題漏洩したら関係者を処分するとか,機密保持に万全を期するんだそうです。

なかなかやるじゃないですか。

え?賛否両論はどうでもいいんじゃないのかって?いえ,私が感心してるのは,予備校が入試問題作ることや,機密を保持することについてじゃありません。そういう発表をすることに対してですよ。

こういう発表があると,問題作成した講師じゃないとわかってても,河合塾の講義を聴いてみたいとか,模擬試験を受けてみたいとか,思っちゃいますよね。ひょっとして,有利かな,なんて淡い期待もするでしょ。

受講者が増えて模試の受験者も増えれば河合塾としても経営にプラスだし,今度はそれを見越して,河合塾の株を買ったり,河合塾の関係にだったら金を貸そうという金融機関も現れたり……。

中には勘違いして,「考古学やめて河合塾の講師になったら,オレももてるかな?」などとバカな考えを起こして転職する輩もいるかも知れません(これは河合塾のプラスにはならないでしょうが(^^;)。

例えば……,例えばですよ。本当は発表しただけで,大学の受験問題なんか1問も作ってなくたって,秘密保持してることになってれば,やっぱり周囲は思惑で動くわけで,丸儲けじゃないのかな?

と,珍しく買った新聞から,そんなことを考えてました。

当サイトも,何か有効な宣伝手段がないものかなぁ(^^?


2000年3月4日(土)

そう,また飛行機ネタなんですよ。苦しいときの飛行機だのみ(^^;ゞ。

これでも,いろいろとエピソードをひねり出して飛行機ネタが続かないようにはしたんですけど(^^;ゞ。

珍客

以前に比べると,乗客の搭乗マナーも悪くなったような気がしますね。客室乗務員さんも着席して,飛行機が滑走を始めた離陸直前に背もたれを傾ける人にはあきれました。着陸前の斜めになった飛行機でいきなり立ち上がったお婆さんにも肝を潰しましたけど(@@;。

しかし,今みたいに物騒だと,あまり変な行動はテロリストとかに間違われて過剰反応を生むから,やはり控えた方がいいでしょう。

荷物は少な目にして,前の座席の下に納めて,もちろんテーブルや椅子の背もたれも元の位置。シートベルトも確認して,おお,これで完璧だ。なぁんて模範的な乗客なんでしょう(^-^)。

客室乗務員さんが,荷物の収納状況やシートベルトを確認に回ってきました。見て,見て。模範的でしょ(^^。

客室乗務員さんは,少し困惑気味に話しかけてきました。

この便に乗客が少ないのをいいことに,靴を脱いで座席の上であぐらをかいていたのが,ちょっとまずかったようです。「あぐらをかかないでください」っていうアナウンスはなかったのに……。

考えてみると,不測の事態の時に,あぐらじゃ踏ん張りが効きませんね。なるほど。

いや,でも,あぐらのまま空飛ぶくらい許して欲しいなぁ。飛行機に乗ってるわけでもないのにそのまま宙に浮かんだら,さすがにちょっと怖いけど。


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