1998年7月30日 木曜日

*

さっそくに事件が割り当てられ、
その事件の冒頭陳述と論告を起案するよう、
にこにこにこにことした検事に、

よくわからないが、
とりあえず、きちんとやろうと、

決意したのが、昨日のことで、

それが、今日になったら、
またたくさんのことが、

からからと巡ってきて、
なかなか読み進めることができない、

*

だいじょうぶなんだろうか、

*

箱というものは、
中に空間を有している、

その空間は、その外の空間と、
何らかわることはないけれど、

その空間が、外の空間とは、
隔絶されていることも、また、
否定できないことであり、

そのインパクトから、
何にもかわらないはずの、

その空間に何らかの意味があるかのように、

ヒトは感じるわけで、

*

何かを認識した上で、
それに、特別な意味合いを付することは、
人間の特性であり、

そのために、生きているのだと

今日も思う、

*

大切なもの、

いじらしきもの、

*

もどる。
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