春日部検修区(1981年)



ある写真を探していたら出てきた1981年(昭和56年)当時の東武鉄道春日部検修区の写真です。撮影当時は何も分からず、ただポケットカメラ(110フィルム)のシャッターを切っていただけなので、構図はいまいちですが、過去の様子を知る資料になるのではと考え展示することにしました。

春日部検修区
撮影当時、空き地になっていた所は今では家が建ち並んでおり、このような光景は見ることは出来ません。写真に写っているのは左から8000系、1720系、2000系です。8000系以外は既に現役を引退し廃車となっています。

春日部検修区


車体がクリーム色に塗られていた頃の8000系です。一番手前の編成は冷房化がまだ行われていません。なお、8000系が全て冷房化されたのは撮影から3年後の1984年(昭和59年)で修繕が始まるのは6年後の1987年(昭和62年)です。
8000系


8000系
1800系
1800系は1969〜1998年に急行「りょうもう」を担当していた車両で、全部で9編成あり、登場当時は4両でしたが、のちに6両となりました。急行での役目を終えたのちは最終増備車の1819Fが団体専用列車として残った他は廃車(1814F)や300系・350系・通勤仕様車に改造されて今では写真の様な前面スタイルの姿は見ることは出来ません。(注:1819Fは2枚窓でライトの形状も違います)

1800系


1720系は1960〜1991年に活躍した特急専用の車両で「けごん」「きぬ」のヘッドマークを付けていました。日光への足の覇権を巡って国鉄(現在のJR)と競っていたためサロンカーやビュッフェ等の豪華な設備を持っていたことからデラックスロマンスカーと呼ばれていました
1720系


1720系(デラックスロマンスカー)


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