さて、ものすごく満足した二人は2軒目の 店に向かう。「おなかに入るかなあ」と思い ながら宇多津に車を走らせ、15分ほどで (迷ったし)県道(だと思う)33号沿いの 「おか泉(せん)」に辿り着く。 裏(表にもある)の駐車場に車を止めて店に 行くと、昼時のせいもあり、行列が出来ていた。 「おなかを空かせる意味でも、ちょっと待とう」 と思ってキレイな店先に並ぶ。 しかしとても回転がよく、すぐに座れてまたもや「ぶっかけ」と 「生じょうゆ」を頼む。あっと言う間にやって来たうどんは、 またもやぴかぴかつやつやで、見た目はさっきの「明」よりもどっしりした感じ。 「ぶっかけ」にはかつおぶしがのっており、「生じょうゆ」の方はしょうゆが 小さなペットボトルに入ってやってくる。「お好きなだけどうぞ」って感じだ。 腹一杯に近い私は、「大食い大会ってこんな気分かも」と思いながら 口に運んだのだが、これもすごい麺だった。力強く美しい。 こちらの歯と粘膜に(ついでに胃にも)ダイナミックに訴えかけてくるような麺。 これは行列が出来るはずだよ、と実感。 お遍路さんたちも美味しそうに食べていた。 結構どっかんどっかんした麺なので、一本ずつ食べても「食べてるー」って 気になるところが、またすごい。 しかし私の胃は「もううどんはだめー」と言っていた。 「もう一生うどんはいいです」とも聞こえた。 でもNARUには聞こえないようだ。 そうして車は3軒目のうどん屋へ。 ![]() ![]() ![]()
今度は、ちょっとおなかをあける意味で、 少し離れた善通寺に向かう。迷って迷って 県道48号を西に向かい、国立病院の手前の 角を右折して少し行くと、やっと見つけた 「宮川製麺所」の文字。 車を止めて入ると、そこは古い製麺所。 地元の人がずるずると古びたテーブルで うどんをすすっている。店の人たちがその横で 粉を運んだりもしている。地元の中学生も、 制服のまま自転車で来て、ずるずるやってた。 いい風景だ。 ここはセルフのお店なので、急いで前の人に付き (じゃないと、やり方が分からない)その人のやり方を見ながら、丼を持ち、 麺を頼むと、おばさんが丼に麺をぼんと入れてくれる。その麺を、 味噌漉しのでっかいの(あれは何というのかしら)みたいな網に入れ、 湯の中に少しつけ、ざ、ざ、ざ、っと湯切りをしてまた丼に戻す。 沸いてる出汁を入れて、葱と天カス(お好みの方には天ぷらもありました) を入れ、テーブルに持って行き、食べるのだ。 昔懐かしい黒電話(多分もう使われてないんだろうが)を見ながら、食べる。 出汁をたっぷり入れたせいか、弱冠食べやすい。 麺はこれまでの2軒とは違って、少し柔らかめ。 その麺を食べると最初は、「別にその辺のと変わらない」と思うかも。 ただ、決定的に違うのはその後味。 ものすごく丁寧に作っているのが分かる。かなり育ちのいい麺、 っていう感じを持った。ちょっとするするふんわりした感じが、 どっちかと言うと松山の麺に近いかもしれない、と思った。 帰りに丼を返して、清算する。 葱と天カスはお金がかかるのかな、と二人で相談して、 とりあえず申告してみた所、店のお姉ちゃんに笑われてしまった。 と、言うわけで麺の小(でも普通の量だと思う)で120円。 怖いくらい安い。やっぱり瀬戸大橋はタダにして欲しい。 |