モハ23852,モハ24852甲種輸送列車



2000年3月8日に営団地下鉄日比谷線において中目黒駅に進入しようとした営団地下鉄の03系が脱線事故を起こし、北千住に向かって駅を出たばかりの東武鉄道の21852Fと接触しました。接触した両車両が大破したことはテレビで放送されたので皆さん記憶されていると思います。この時、大破した2車両(モハ23852,モハ24852/20050系)が修繕(代替製造)され事故から1年過ぎた2001年3月31日から4月2日をかけて東急車輌より東武鉄道に戻ることになりました。ここにある写真は、4月2日に東武本線を甲種輸送された時のものです。

甲種輸送列車

修繕された中間車両2両をED5083が牽引して北春日部に向かっています。

(2001年4月2日 杉戸変電所付近にて ISO800 1/1000 F11 50-70ミリ)
後ろ姿

後追いで撮影しました。この列車の進行方向に東武動物公園駅があります。

(2001年4月2日 杉戸変電所付近にて ISO800 1/1000 F11 35-70ミリ)
単機にて館林に向かう

北春日部へ車両を運んだ後は単機にて館林に戻ります。通常は重連で北館林〜久喜間の貨物輸送を行っているため甲種輸送や全般検査が無い限りこの付近でこの姿(単機)は見る事は出来ません。

(2001年4月2日 東武動物公園駅付近にて ISO800 1/1000 F11 50-60ミリ)


●謝●
めったに見られない編成の甲種輸送だからと言って死傷者が出た車両を撮影するか迷ったのですが、事故後の修繕された姿を記録しようと撮影することにしました。この事故で亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
2001年4月4日作製
2003年5月31日リニューアル


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(31607F甲種輸送)
久喜駅にて
(31407F甲種輸送)
東武線内
春日部支所
(元・春日部検修区)
21852F(一部)