Home|New|Family||その後|クッキン|リンク|ゲスト|あなたの|骨髄移植|臍帯血移植|写真集|

PinAbout骨髄移植

・白血病とは?

血液を造る細胞の異常で、ガン化した血液細胞のみ増え、正常な血液が造れなくなる病気です。いわゆる血液のガンです。

19世紀後半にこの病気が発見された時はまだ治療方法もなく、白血病細胞が増え続けて血液が白くなったそうです。白い血液の病気="白血病"なのです。

現在では、抗がん剤投与などの化学療法により身体の回復を目指します。しかし病状により再発の可能性が高い場合があります。再発を防止するためには、幹細胞を根こそぎ入れ替える幹細胞移植が実施されます。

名称

白血病の治療方法

備考
化学療法 抗がん剤を定期的に投与します。抗がん剤は、増殖力の強い細胞を殺す薬です。 増殖力の強い細胞を殺すため、毛髪など活発な細胞へ影響がでます。
幹細胞移植 血液を造る基である幹細胞を正常なものと交換します。 移植するには、患者と適合する幹細胞を探す必要があります。(HLA型)




・骨髄と臍帯血(さいたいけつ)

骨髄の様子*骨髄とは、腰や胸の骨の内部にあるゼリー状のもので血液を作っています。その中に、血液成分のもととなる骨髄幹細胞が含まれています。

骨髄が造る主な血液成分と機能

赤血球
体内に酸素を運ぶ
白血球 病原体から身体を守る
血小板 出血を止める

臍帯血*最近の研究により、へその緒の血液(臍帯血)にも骨髄と同じような造血機能のある幹細胞が多く含まれている事が確認されました。臍帯血でも骨髄と同じように移植できるのです。(幹細胞が小量のため、子供への移植が中心です。)

News 1998年5月16日(土)19:00〜NHKニュースにて臍帯血の増殖が可能になり大人への移植の可能性が広がったと報道されました。




・幹細胞移植

幹細胞移植は、白血病などの病気におかされた造血細胞(幹細胞)を、健康なものと完全に入れ替え、正常な造血機能に回復する事を指します。今までは骨髄での移植が、ほとんどですので一般には"骨髄移植"と言う言葉が有名だと思います。正確には、幹細胞の入手方法により、

  1. 骨髄幹細胞移植
  2. 臍帯血幹細胞移植

と言います。

移植のための幹細胞を入手するには次の3つの方法があります。 (当然ながら、病状によって対応可能な方法が限定されます。)

名称

方法

備考

骨髄
骨髄バンクに登録する。又は、血縁者で探す。 正式法人として1992年に発足済み。組織化されている。
自分の身体から採取する。 実施できる病院が少ない。

臍帯血
臍帯血バンクに登録する。又は、血縁者から貰う。 正式法人として設立されていない。まだ、これから発展が期待される。幹細胞数により移植できる人が限定される。

彩花の場合は、骨髄バンクで照介を行いましたが最終的にQHLA型(白血球の識別型式)の適合者はありませんでした。そこで、臍帯血幹細胞移植を選択する事になりました。

・移植のスケジュールは、次の通りです。

移植スケジュール

Mar001下図の様に、元の骨髄幹細胞を無くす処置(前処置)を実施してから新しい幹細胞を移植します。前処置を行うと、病気に対する抵抗力が全くありません。そこで、細菌等を避けるため新しい幹細胞が定着するまで、Q無菌室で過ごします。

前処置

・骨髄バンクと臍帯血バンクにご協力を!

彩花と帽子

彩花の様な白血病等の血液疾患は、毎年約6,000人発病しているのをご存知ですか?その内、移植を必要とする人が一年間で2,000人もいるのです。病気と闘っている人を是非支援しましょう!

・骨髄バンクに登録を!

あなたも、骨髄バンクへ登録しませんか?あなたの勇気が、移植を必要とする2,000人を救う事になるのです。

マーク

財団法人骨髄移植推進財団

ZIP CODE 160-0022
東京都新宿区新宿2-13-12 新宿ISビル8F
お問い合わせフリーダイヤル 0120-377-465

Tel(03)3355-5041/Fax(03)3355-5090
日本骨髄バンク寄附受付口座 郵便振替
00130-2-609313

→ 骨髄バンク登録のしおりをパソコンでご覧頂けます。
チャンスpdf版(675kB)をダウンロードして下さい。

※チャンスpdf版をご覧頂くには、AcrobatReaderが必要です。アドビシステムのホームページで入手可能です。

※文中にDF極太ゴシックを使用しています。このフォントが無い方は、タイトル文字などが標準フォントで表示されます。

・臍帯血バンクに協力を!

これから子供が生まれる方は、是非とも臍帯血採取にご協力下さい。骨髄バンク登録と同じように、へその緒で移植を必要とする2,000人を救いましょう。詳しくは、臍帯血移植のページで説明します。




→参考文献

  1. 骨髄バンク登録のしおり
  2. 臍帯血バンクと臍帯血採取についてのご説明
  3. 君と白血病 この一日を貴重な一日に

↑Top

MailE-mail:shimizu@ops.dti.ne.jp


Copyright (c) ryuji & nami shimizu

Original CG by SIFCA