50090系甲種輸送(51094F甲種)



2008年3月16日から18日にかけて山口県にある株式会社日立製作所笠戸事業所で製造されていた51094Fが東武鉄道(東上線)へ甲種輸送されました。このペー ジには3月18日に秩父鉄道の武川駅・永田駅・寄居駅で撮影した写真を展示しています。
50090系は2008年6月より運行される「TJライナー」用の車両です。

51094F甲種輸送列車(武川駅)

三ヶ尻線を走行する51094F甲種輸送列車です。この列車で2007年度の東武鉄道の甲種輸送は最後となります。

(2008年3月18日 武川付近にて デキ303+51094F)
武川駅へ

武川駅へ入線していきます。ここで上下の列車を待つためしばらく停車します。

(2008年3月18日 武川付近にて デキ303+51094F)

武川駅の駅名板と一緒に撮影してみました。

(2008年3月18日 武川駅にて)
駅名板と51094F

51094F甲種輸送列車(永田駅)

一足先に武川駅を離れ次の撮影地「永田」駅へ。駅に到着して数分後、デキ303に牽引された51094F甲種輸送列車がやってきました。

(2008年3月18日 永田駅にて デキ303+51094F)
寄居へ

以前はここで旅客列車待ちを行っていましたが、ダイヤ改正で現在はそのまま停車することなく寄居へ向けて走り去って行きます。

(2008年3月18日 永田駅にて デキ303+51094F)

寄居駅にて
寄居駅に到着。既に秩父鉄道から東武鉄道への入線作業は終わっており51094Fから切り離されたデキ303は少し離れたところで旅客列車通過待ちをしています。

なお、トイレ新設工事完了によりホーム先端まで行けるようになっていました。

(2008年3月18日 寄居駅にて)
デキ303秩父鉄道へ

旅客列車をやり過ごした後、デキ303が今回もバック運転で秩父鉄道へ戻ってきました。

(2008年3月18日 寄居駅にて)
作業開始
深夜の森林公園検修区への自力走行に向けて作業が始まった51094Fです。屋根上の非常換気装置はご覧の通り有りません。

(2008年3月18日 寄居駅にて)
51094F

51094Fの編成写真です。今回も地下鉄乗り入れの機器類は設置されていません。なお、写真左下のスロープに今までなかった門が設置されていました。門が閉まるとこの構図では車体と被ってしまいそうです。

(2008年3月18日 寄居駅にて)
注:この写真はスロープから降りて撮影はしていません。カメラに広角27ミリ(35ミリカメラ換算)という性能があるお陰で撮影出来ています。
甲種輸送関連書類
51094Fの窓に貼られた甲種輸送関連の書類です。

(2008年3月18日 寄居駅にて)
電車一連番号
51094の電車一連番号で2710と記されています。

(2008年3月18日 寄居駅にて)
新設された待合室とトイレ

新車の脇には同じようにピカピカな新しい待合室とトイレと撤去されて更地となった旧トイレ跡がありました。

(2008年3月18日 寄居駅にて)
50094(下り方先頭)

下り側先頭の50094です。貫通扉の蝶番の変化はありません。なお、今回も架線に掛けられた棒状の機器はありませんでした。これは設置する必要が無くなったのでしょうかね。

(2008年3月18日 寄居駅にて)
初表示 側面表示

13時04分頃にパンタグラフが上がり「普通 池袋」と表示がされました。なお、すぐに消されてその後は点灯しませんでした。

(2008年3月18日 寄居駅にて)

通電後、装置関係の作業が始まりました。

(2008年3月18日 寄居駅にて)
作業中(その1)

50070系ではATO装置が収まっていた所に50090系では座席制御装置が収まっていました。

(2008年3月18日 寄居駅にて)
座席制御箱
作業中(その2)

上の写真の作業を見ていたら運転席からケーブルが伸びていました。

(2008年3月18日 寄居駅にて)
作業中(その3)

ATS装置関連の作業を行っている模様です。こうして着々と深夜の自力走行へ向けて作業が進みます。

(2008年3月18日 寄居駅にて)

以上です



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