考古学のおやつ

1999年9月の発見

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1999年9月25日(土)

バートくんは元気者/つぶらなひとみ

(1999年9月28日補足)shimaokaさんの情報により,「バートくんは元気者」に補足をつけました。

バートくんは元気者

台風18号,すごかったですね。幸いにも直接の影響のないところに住んでいる私ですが,今度被災地の近くに行きますので,そのとき被害の状況も目の当たりにするかも知れません。

さて,今週の発見「つぶらなひとみ」を追加したばかりですが,ききさんから台風がらみの投稿をいただいたので,さっそくご紹介しましょう。

台風のしっぽ?
2年前(だったと思う、、)前日は非常にパワフルな台風で、その日の午前には雨も少し残ってました。夕方には風だけになったので、フラーリと、外へ出ました。
台風がなぎ倒してお店の看板とか、木の枝だとか見ながら、近くの公園まで来るとなんだか空が明るい。「さっきまで曇ってたよなー。」と前方を見ると青空!それも雲一つない、あれっ?
振り返ると後ろは さっきまでの水っ気たっぷりの、灰色の雲。あれっ?あれっ?
見上げると、私の真上で、空がまるで定規で線引いたみたいに それはきれいなグレーと澄んだブルーのツートンなんです。
あまりの見事さに 惚けたように公園のど真ん中で突っ立てました。
強い吹き戻しで、だんだんラインは東に動いていきます。しばらくするとまるで風に引っ張られたみたいに夕日のオレンジ色が広がって。浅井晋平なら写真を、シャガールなら絵を、黛まどかなら唄を、坂本隆一(こんな字でしたっけ?なんか違うな、)なら音楽を作るとこでしょうが、
私は普通の人なんで、ただ、泣きたくなるくらい美しい空を見上げてボーッとしてました。おわり。!!
© ききさん,1999

う〜ん。見てみたいですね。私だったらコラムのネタに……って,もうネタになってますね(^^;ゞ。ききさん,ありがとうございましたm(_ _)m。

バートBart)くんというのは,台風18号の韓国での呼び名です。人の名前で呼ぶんですよ。

(1999年9月28日補足)
これについてshimaokaさんが掲示板に書き込んでくださいました。
>バート(Bart)くんというのは,台風18号の韓国での呼び名です。人の名前で呼ぶんですよ。

えーっと・・・。確かアメリカさんが付けた名前じゃなかったかな?
ハワイのサイトにBART君って載ってたような気がしますが。
命名権ってどっちにあんでしょうね。
まさか、星みたいに、先に観測したほうがなんてことはないんでしょうが(^^)。
情報ありがとうございますm(_ _)m。
英語名だし(Bartと併記してある),多分そうだろうと思ったんですが,調べる時間はなかったし,高田馬場に行く直前だった(別にアニマル悌団を見に行ったわけではない)ので,書き飛ばしたままにしてました(^^;(言い訳)。
韓国で独自につけた名前なら,チュニャンとかモンニョンとかの名前になるんでしょうか。キルトンだったら強力そうです。←何の言い訳にもなってない。

先週いかにも最終回みたいな文章は,当サイト1周年(つまり今年の6月)に,半分マジに最終回のつもりで用意したものでした。ところが,ある出来事(ネタ)をきっかけにこのコーナーは奇跡的に存続することになり,しばらくお蔵入りしていたというわけです。

先週の内容に心配された(珍しい)方もおられたようですが,このコーナー,まだまだ続きます。それでは66番目の発見……。

つぶらなひとみ

赤ちゃんってかわいいですよね。笑ってても泣いてても眠ってても……。親御さんの方は大変なんでしょうけど。

ある知り合いの家に電話をかける度,背後に聞こえる赤ちゃんの声の抑揚が変わり,表現が豊富になっていくことがわかります。

さて,某氏のお宅を訪問したとき,その家の赤ちゃんを抱かせてもらいました(というより,いきなり任されてしまった)。

「まぁ,白井さんって,赤ちゃんを抱くの,お上手ですね。」

なぜ(^^;?
本当にそう思ってるのか,それとも私に任せてる間にほかの用事をすませようとお世辞を言っているのか。まぁ,ほめられて悪い気はしませんが。

「白井さんとこは,お子さん何人お持ちなんですか?」

独身だっつーのに。
そういう言い方されると「考古学のおやつ」の閲覧者の皆さんに誤解を招くじゃないですか……って,ここに書かなきゃいいだけの話か(^^;ゞ。

赤ちゃんってけっこう重いですよね。でも,かわいいから許す(^^。

この赤ちゃん,ほっぺがぷくぷくしてて,つぶらな瞳で,眉が太くて,何だか見覚えがあります。そう,あれですよ,あれ。

「それにしてもこの子は,クレヨンしんちゃんそっくりですねー。かわいいですねー(^^。」

いきなり沈黙してしまったご両親に,私は繰り返しその言葉を投げかけたのでした。その赤ちゃんが女の子と気づくまで。


1999年9月19日(日)

本当は,昨日のうちにこのコーナーも更新しておきたかったんですが,さすがに萬維網考古夜話と同じ夜に書き上げるというわけにもいきませんでした。何しろ第40話「知のウィルス」は,ないネタをかき集めて,最後は発見用に最後までとっておいたネタまで動員して桂小枝の小ネタ集にしてしまったので,まったく途方に暮れてしまったのです。


当サイトが今の内容構成になったのはこの半年くらいですが,それ以前,開設当初から唯一ずっと続いているのがこの「今週の発見」です。よく65回も続いたものです(1週分は削除,1週は海外渡航でお休み,1週は引っ越しで多忙のためお休み)。でも,なぜ「今週の発見」なのでしょうか。ちょっとネタばらしを。

今週の発見

次回は夏ごろ更新の予定です!」とあって,「そろそろ夏だよねー」なんて思ってると,あれ,このサイト,最終更新は2年前の春じゃないか,なんてこと,ありますよね。
もちろん,個人が運営していれば,いろんな事情があるのはしかたありません。でも,予告した,その予告の言葉だけ虚しく残っているのはちょっと……(当サイトにもよくあることですが)。

以前,あるサイトに行ったら,「親が事故にあって,家業を手伝わなければいけないので,このサイトはしばらくお休み」とかなんとかの文句があって,更新されなくなってました。当時はまだインターネットに接続して間もなかったので,「サイトの運営も,運営している人の実家も,個人のささやかな努力で成り立ってるんだなぁ」と感心したものです。「考古学のおやつ」の原点の一つです(大〜袈裟!)。あの人は,今どうしてるんでしょう。

ところが,昨年から送り出す方に変わってしまいまして,そのとき「次回更新はいついつ……なんてのは恥の素だから出さないようにしよう」と思ったのです。そんなわけで,ちょっと前まで実質週1回更新していた某コーナー(どれかな〜^^?最近は不定期化)も,どこにも「週1回更新」とか書いてないし,前回のことを「先週」なんて口が裂けても言わないわけです。バレバレだけど。これだったら,ネタ不足で間があいて「今週はどうしたんですか?」って聞かれても,「あ,あれ?あれは別に毎週更新じゃないよ」って言い訳できるでしょ(セコいなー)。

ところが,次回を予告しないからって,全然更新しないのは情けないですね。やはり定期的に更新したいので,どこかに,「定期的に更新するんだぞ!」と自分向けの警告をしておきたかったんです。誰かみたいにディスプレイの画面に付箋を貼っとく((^^;)という方法もありましたが,考えた末思いついたのが,一つのコーナーだけ,定期的な更新を明言するという方法でした。最低限そのコーナーだけでも定期的に更新しておけば,何とか継続できるだろうと。

でも,定期的ってどのくらい?毎日は辛いし(その割には,毎日のように更新してますが),1ヶ月では離れすぎの気もします。そこで,最も身近なネットサーファー,つまり自分の行動パターンに照らしてみますと,やはり週1回くらいのペースでよそのサイトを覗いています。「よし,毎週更新にしよう。」

これがこのコーナーの由来です。ホントにこれだけ。だから,意味の核心は「今週の」の部分にだけあるのです。でも,今週の……何にしたらいいんでしょう。

正直なところ,「今週の……」で始まってさえいればよかったので,例えば「今週の平城宮」でも「今週の先週」でも,ホントに何でもよかったんですね。少しは考古学と関係しそうな単語と言うことで「発見」になりましたが,こちらには全然意味を求めてないので,タイトルとは無関係な話が載っています。1週目(覚えてる?)はとりあえず「今週の発見」にしたけど,2週目以降,毎週コーナー名を変えるという案もあったんですから(そんなことにしなくてよかった(^^;ゞ)。

そんなわけで,このコーナーは,トップページの一番上に鎮座することになりました。この自分向けの警告が功を奏したのか,なぜか毎週続いて,おかげさまでネタ切れの危機も迎えております(^^;ゞ(シャレにならん)。

2年目に入ったとき,そろそろやめるかと思いましたが,開設当初,考古学プロパー以外の方が支えてくれたのもこのコーナーのおかげなので,置き場所だけちょっと変えて,もう少し続けることにしました。

定期的に更新してたって,恥の素であることに変わりはないのですが(^^;ゞ。

しかし,本当に来週はどうしよう(^^;。これが最終回だったりして……。

(1999年9月25日補足)一応続いているようです(^^。

1999年9月11日(土)

今週一番の発見は,萬維網考古夜話を久しぶりにフル規格で更新したら殊の外疲れた,ということかも知れませんが。

昼休みのキャンペーンガール

昼食にその店に入ったとき,ヤな予感がしたんです。

お客さんは若い女性ばかり,でも,何だか雰囲気が変です。

そう,ここは繁華街。新製品の宣伝などで店頭(というよりほとんど路上)に立っていたキャンペーンガールや,近くのオフィスの女性たちがランチに来ていたのです。

え?なぜヤな予感がしたか,ですか?だって……。

すぐに不安は的中しました。というより,不安に思っているヒマさえなかったのです。女性たちはすでに何本目かの煙草を指に挟んでいました。仕事中に吸うわけにもいかないからでしょう。非喫煙者(5月2日の発見「喫煙車」参照)の私にはこれだけでも拷問です。

そして,人目もはばからず化粧を直す直す……。見て気持ちのいい光景じゃないのに,あっちにもこっちにも。

そういえば,今週,私には似つかわしくないと思いつつも,GにあるM百貨店に行ったんですが,あの化粧品コーナーで化粧されかけの状態で座ってる女性客って,恥ずかしくないんでしょうか。不思議です。

その上,仕事中は言えないお客さんや上司の悪口を言う言う。……う〜ん。こんな店に入ってしまった。店の人はいい人そうなんだけど。

さらにケータイで電話しまくり。しかも,どうして着メロが「サッポロ一番」なの?

こんなことばっかりで,食後のコーヒーの味が全然わかりませんでしたToT。

「サッポロ一番」はサンヨー食品株式会社の商標です。「切り胡麻つき」だったりするよね(^^。

1999年9月4日(土)

幽霊の足音

先週の発見「びくびく」のおしまいの方で,足音の話をしましたが,実は私,疲れている時を別にすると,あまり足音がしないんです。

そうすると,すぐに「幽霊みたいだ」と言う人がいます。でも,幽霊に足がないというのは,絵画の表現で下半身を半透明みたいに描いたことから言われるようになっただけです。「牡丹灯籠」では足音がしてますよね。

足音のしない「牡丹灯籠」はけっこう間抜けかも(^^;。

昨日(誕生していないのに)誕生日を迎えたドラえもんは実は宙に浮いているという設定だそうですが,その割には石に躓く描写があったようななかったような……。まぁ,あれは外出するのに靴をはかないというお行儀の悪さを合理化する設定なんでしょうけど。

で,足音がしないというのは気味悪がる人もいるし,少しは足音もした方がいいのかな?と悩むこともあったりします(くだらない悩みだ)。

盛大に足音をさせる人を見ると,ちょっとうるさいなぁと思いつつ,時にはうらやましかったりして。足音する人は,私みたいなのは不思議らしいのですが,私にとっては彼らの方が不思議。

あるとき,派手な足音をさせて歩いてみようと,ちょっと実験してみました(アホか(^^;ゞ)。

ダメです

あまり立派な足音はしないようです。しかも,足音をさせると疲れるし,第一なかなか前に進まないじゃないですか。運動エネルギーが音として浪費されているに違いありません。う〜ん……。

足音させてる人って大変なんですねm(_ _)m。


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