ロボット(ソフトウェアサーボ)
4E学生実験資料
最終更新日:2020.08.03
by M.Yanaka
更新情報(上の方が新しい)
2020.08.03 2020年度版に更新.
2019.06.18 2019年度版に更新.
2018.08.02 プログラム pwm.asm を更新.
2018.07.19 MPLAB X の使い方を追加.
2018.07.19 PICの命令の詳細な説明(instruction_detail.pdf)を追加.
2018.07.05 4E工学実験「ロボット(ソフトウェアサーボ)」の細かな誤りを修正.
2018.06.19 4E工学実験「ロボット(ソフトウェアサーボ)」を更新.
2009.07.03 課題の解答例を隠蔽.
2006.07.07 2006年度版に更新.
2005.06.19 掲載開始.
目的
サーボシステムの構造と動作原理とを理解し,
二足歩行ロボットで用いられているロータリーエンコーダ付き直流モータの制御を行なう.
原理と方法についての学習
参考資料「二足歩行実習教材 e-nuvo 実習カリキュラム教本」により,
サーボシステムの構造と動作原理とについて調べる.
参考ページ:
- 「6−2 H-Bridgeを用いたモータ駆動」(p.6-8)
- 「8−1 A/D変換、D/A変換」(p.8-1)
- 「8−2 PWM(Pulse Width Modulator)」(p.8-16)
- 「9−1 フィードバック制御の概要」(p.9-1)
- 「10−1 ソフトウェアサーボ」(p.10-1)
また,つぎの参考資料(web上に掲載)により,
PICの内蔵モジュールの使用方法について調べる.
実験(例題)
実験テキストに基づいて,
1個のロータリーエンコーダ付き直流モータの制御実験を行なう.
実験1.H-Bridgeを用いたモータ駆動(回転方向等の制御)
実験2.H-BridgeとPIC16F877を用いたモータ駆動(回転速度の切替)
プログラム例(switch.asm):スイッチによって、直流モータの回転速度を切り替える。
実験3.H-BridgeとPIC16F877を用いたモータの速度制御
プログラム例(pwm.asm):半固定抵抗によって、直流モータの回転速度と回転方向を制御する。
課題実験
実験3のプログラム例(pwm.asm)を改造して、半固定抵抗による直流モータの角度制御(位置制御)を行なう.
解答例は,2日目の実験の後半で示します。
報告書(レポート)作成
目的.
原理と方法については、自分で学習したことを簡潔にまとめて報告する.
実験1,実験2,実験3は、回路図と実験結果(動作)について報告する.
課題実験は,回路図,プログラム,実験結果(動作)について報告する.
考察では,実験結果の動作について,回路とプログラムから考察する.
Web 上の参考資料
○モータドライバICデータシート
TA7291S
○PICデータシート
PIC16F877
http://ww1.microchip.com/downloads/en/DeviceDoc/30292aj.pdf
PICmicro Mid-Range MCU Family Reference Manual(英文)
http://ww1.microchip.com/downloads/en/DeviceDoc/33023a.pdf
○MPLAB X の使い方
(New)MPLAB X の使い方
○PICの解説
電子工作の実験室
http://www.picfun.com/
(後閑 哲也さんのWebページ)
○2009年度スキルアップ講座「組込みシステム基礎講座」から
インターフェース設計入門
http://www.elc.gunma-ct.ac.jp/~yanaka/skill_up_2009/interface_design.pdf
電子部品入門
http://www.elc.gunma-ct.ac.jp/~yanaka/skill_up_2009/electronic_parts.pdf
参考資料
2005年度の4E実験
サーボモータを用いた二足歩行ロボット KHR-1 の制御
二足歩行ロボットの制御(2005年度版)