番外編

[1]信濃路への想い
 私のプロフィールで紹介しましたように、写真撮影を兼ねて、よく旅行に行っていました。特に信州は季節を問わず好きです。「志賀高原」、「白馬周辺」、「白樺湖・霧ケ峰」、「美ヶ原」、「上高地」など、お気に入りがいっぱいあります。 特に「上高地」はお気に入りで年に4〜5回行くこともありました。また、スキーをやっていた頃、年に1度は必ず「志賀高原」に行っていました。
 私が初めて信州に行ったのは、昭和47年2月の、野沢温泉へのスキー旅行でした。名古屋まで新幹線で、名古屋から夜行列車「木曽」に乗ったのですが、車内は超満員で、長野まで立ったままでした。長野で長野電鉄に乗り換えましたが、車窓から見た、雪におおわれたアルプスの山並み、田園風景に心奪われました。
 信州行きは、ほとんど夜行列車を利用しました。中央線経由なら「ちくま」、北陸線なら「きたぐに」・「日本海」です。撮影旅行の場合は、土曜日に夜行列車に乗り、日曜日の夜行列車で帰り、その足で、出勤なんてことをよやってました。
 その頃は、仕事が忙しい時や疲れた時ほど、無性に信州に行きたくなり、夜行列車に飛び乗っていました。体は疲れましたが、気持ちは元気になったことを憶えています。
 そういう意味で、信州は私の第2の故郷と言えるかもしれません。
 上高地
 私が初めて上高地に行ったのは、20代後半頃の5月の下旬のことです。その時は、新穂高から志賀高原に行く予定でした。たまたま、新穂高で話をした人から上高地のことを聞き、時間もあったので上高地に行ったのですが、河童橋から見る残雪輝く穂高の峰々に魅せられてしまいました。
 その日は、後ろ髪ひかれる思いで上高地を後にしましたが、この日から私の上高地通いがはじまりました。ただ、山には自信がないため、徳沢までしか行ったことないこと、冬期に行ったことがないことが残念です。
 その上高地にも長い間行ってなかったのですが、10数年ぶりに行きました。6月と11月に行ったのですが、その時の写真を紹介させていただきます。
 2回とも、天気予報とにらめっこしながら予定を立てたのですが、いずれも2日目は雲ひとつ無い晴天でした。長年勤めた職場を定年退職した農業専従者の身を幸いに思いました。
平成20年6月16・17日
平成20年11月4・5日

[2]湯布院への誘い

 3月の中旬に湯布院温泉に出かけました。旅行で九州に行くのは、高校の卒業旅行以来です。個人的には、北方志向が強く、九州に足を向けることがなかったのですが、今回、別府に住む知人の誘いもあり、雪化粧した由布岳を期待して、妻と二人で出かけました。
 往路は、山陽道・西瀬戸自動車道・松山自動車道を経て八幡浜に抜け、八幡浜からはフェリーで臼杵に渡ったのですが、松山自動車道への進入時には何の規制もなかったので、雪のため通行止めになる中を走行してしまいました。PAで休憩中、パトカーの警官から次のインターまで通行止めになっていると聞いたのです。車はFFラティオですが、4輪にスタッドレスタイヤを履いていたので楽しく走行しました。
 臼杵から湯布院へは、大分自動車道の予定でしたが、別府ICから先が雪のため通行止めになっていたので、旅館に相談して国道経由で湯布院に行きました。その日は、由布岳は雲に隠れていたのですが、翌朝、雪化粧した由布岳を見ることができました。
 また、別府に向かうのに、旅館からは国道経由を勧められたのですが、あえて、雪の残る「やまなみハイウェイ」(県道11号)に向かいました。雪化粧した由布岳を間近に見ながらの雪道走行には大満足しました。
 別府では、知人の案内で、坊主地獄・海地獄などの地獄めぐりや鶴見岳ロープウェイを楽しみました。

平成22年3月10・11日
雰囲気のある旅館でした。こんな離れに泊りました。 旅館の部屋から見た早朝の由布岳 旅館のすぐ近くにある宇奈岐日女神社 やまなみハイウェイ沿いの狭霧台からの由布岳。
狭霧台から見た雪化粧した湯布院の町 坊主地獄 海地獄 鶴見岳ロープウェイの頂上では霧氷を見ることができました

[3]思い出の姫路城

 世界文化遺産「姫路城」が、修理のため4年余りその姿を見ることができなくなると聞き、桜の時期に訪れました。今回の「平成の大修理」は、外壁のしっくいの塗り替えや屋根瓦のふき替えなどが行われますが、「昭和の大修理」は、天守閣を解体し、心柱を取り替えるなどの大工事でした。
 実は、私は姫路の飾磨で生まれ、育ちました。小学生時代に昭和の大修理が始まり、小学校の校舎から見えていた天守閣が、黒い素屋根に覆われてしまいましたが、高校1年の夏、その素屋根の解体が始まり、真っ白な天守閣が姿を見せた時は大感激でした。私が通った姫路東高校は、姫路城のすぐ東にあり、姫路城は、私の通学経路でした。毎日天守閣を見上げながら通学していました。
 なお、私は高校時代、映劇部に所属していました。手作りの人形を持って施設を訪問し人形劇を演じたり、舞台劇では県大会に進みましたし、放送劇では文部大臣賞を受賞したりと、思い出の多い部でした。ところが、先日母校のホームページをみて、映劇部の在籍部員がゼロになったことを知り、何とも残念な思いをしています。

平成22年4月6日


[4]ETCで淡路・鳴門路へ
 せっかくのETCを活用しようと、日曜日に明石海峡大橋を渡り淡路島に向かいました。鳴門では、鳴門公園で景色を楽しんだり、観潮船に乗ったりしました。鳴門には以前にも来たことがありますが、観潮船は初体験です。波しぶきを浴びるなどなかなかの迫力でした。
 なお、明石海峡大橋は、淡路と神戸市垂水区とが結ばれており、淡路と明石とではありませんので、ご注意ください。

平成22年7月18日

[5]安曇野を訪ねて
 安曇野を舞台にしたNHKの朝の連続テレビ小説がはじまると聞き、放映予定日に合わせて、妻と安曇野に行くことにしました。松本城、旧開智学校、大王わさび農場、穂高神社、碌山美術館、ちひろ美術館、大町山岳博物館や仁科三湖、白馬などをめぐりました。残念ながら今回は、雪道ドライブを楽しむことはできませんでした。
 大王わさび農場では、以前に子供等と来た時に食べたわさびアイスがありましたので、思わず食べてしまいました。なぜか信州に来ると、気持がほっとします。
 往路は、中央自動車道から松本に入りましたが、帰路は、糸魚川に抜けて北陸自動車道経由で帰神しました。若い頃には、大糸線によく乗っていましたが、車で走ってみて、姫川沿いの地形の険しさには驚かされました。
平成23年3月28・29日

[6]倉敷から鷲羽山へ
 稲刈りが終わりましたので、妻と知人と倉敷に出かけました。学生時代を岡山で過ごしましたので、鷲羽山は合ハイ(合同ハイキング)などでよく行きましたが、倉敷を訪ねたことはありませんでした。大原美術館や美観地区を巡りましたが、平日なのに大勢の人出で驚きました。
 瀬戸大橋は何回か通りましたが、鷲羽山から見て四国とつながっているのだとよく実感できました。
平成26年10月28日

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