森に帰ったしな乃
森にかえったしな乃 交通事故のない社会を目指して

        エピローグ


ウスユキソウ
              雪割草(ユキワリイチゲ)


冬の森に

冬景色





   

市松人形

アマガエル この人形は、奈良の市松(いちま、と読みます)人形です。しな乃を奪われた母親が、娘の身代わりにと買い求めた、まるで生きているような人形です。

 交通事故は、悲惨なものです。傷ついたり死んだ者も当然あわれではありますが、遺された者は生き地獄の中に、一生を送らなければなりません。
 なにより今大切なことは、交通事故被害者や遺族にたいする思いやりです。

 交通事故は、「明日は我が身」です。 「事故だから仕方がない」という言葉は、被害者にとって、とてもつらい言葉です。


シナノナデシコ
信濃撫子(シナノナデシコ)
 交通事故の無い世の中を作ることは、現在のような車社会にあっては不可能なことかも知れません。
 しかし、交通事故を憎む気持ちをみんながもったならば、今よりも大幅に事故を減らせることは間違いないのです。
 道路や医療など、政治を動かさなければならないものもあります。安全で調和のある車社会を作るためには、教育の面も重要です。
 これには大きな資金と時間がかかるでしょう。しかしこれに取り組まなければ、日本はいつまでたっても車後進国のままです。

 このホームページが、交通事故を減らすことに、何か役立ってくれれば「しな乃」も、きっと「森」のなかで、喜んでくれるはずです。




高尾に咲く、しな乃の八重桜


      


森に帰ったしな乃