エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ オリジナルNPC/民間人 ◇

「血液中のエーテル濃度を調べれば、天使の血を引く者かどうか検査することができる」 ――『エンゼルギア』第参章より

 

翔子/オリヴィー/ファーナ/さやか/高瀬/山村田/江藤/詩音/美貴/亜衣//林檎


桐島翔子(きりしま・しょうこ) 女性、15歳、民間人。
▼レポート
 蘇我良樹の幼馴染。ギアドライバーとしての適性を認められるが、輸送作戦途中の妨害工作をきっかけに天使化。処理される。
▼登場話
 第2話

オリヴィー・ハース 男性、80歳、倉島重工業人間戦車開発部技術主任。
▼レポート
 ノイエンガンメ出身の科学者。V機関の生みの親であるゾフィー・V・シャウベルガーを支えた一人であり、“第一の喇叭”事件後、彼女と共に合衆国に亡命。その後、紆余曲折を経てヤシマ=統一帝国に身を寄せ、倉島重工業人間戦車開発部主任として第四世代人間戦車の開発に尽力していた人物。
 その研究成果は、第四世代試作機“タケミカヅチ”となって結実する。だが、彼の真意は故郷ノイエンガンメを併合したばかりか“天使狩り”によって民族までも弾圧した統一帝国(そして同盟国ヤシマ)を、この機体で殲滅することにあった。合衆国からの再亡命という屈辱を忍び、数十年をかけた復讐の意思は、いつからか彼に憑依していた主天使級天使兵すら凌駕していたとも思われる。
 その復讐劇は、最後の一歩を2人の少年と第三世代人間戦車“マサムネ”に阻まれる形で潰えるが、最期まで彼は統一帝国を呪いながら散っていった。
▼登場話
 第26話

ファーナ 女性、?歳、民間人。
▼レポート
 3年前、呪法船によりメガラニカ方面からヤシマに運ばれていた少女。“黒い天使核”の持ち主であり、アクシア・リヒトヴィッツが海外での特殊任務によって確保した少年少女のうちの1人……に、なる予定であった。
 八門結界を目前とした小笠原諸島沖で、天使兵の襲撃を受けて船団は壊滅。強力なエーテルの影響を受けたファーナも“天使化”を起こし、アクシア自らが“処理”したという経緯を持つ――はずが、3年の時を経て再びその姿を現した。
 如何なる経緯かは不明だが、天使としての部分が射殺されてもなお彼女を生かしたのだと推察される。実際、羽村総司が行なったヘルプストハイム・チェックでは天使核保有者と同等のエーテル反応があったものの、“天使核”そのものは失われていた。
 その後、彼女は伊豆・小笠原海溝戦を経てヤシマ軍に回収され、貴重なサンプルとして八坂機関に送られている。
▼登場話
 第29話

水無月さやか(みなづき・) 女性、16歳?、民間人。
▼レポート
 定期健康診断で発見された、天使核保持者の一人。兄である水無月あきらがヤシマ空軍を裏切り、合衆国に亡命した経緯から、軍の監視下に置かれてはいるものの徴用されていなかった。
 それでも兄を待つため、疎開の始まった瑞穂市に留まっていた健気な少女。あきらが滅ぼした神奈市に設置された“天使の卵”の声に呼ばれ、その核として取り込まれたのは――恐らく、彼女が軍に利用されないことも計算してであったろう彼の行動に対する皮肉な結果であった。
 そのまま、“天使の卵”の核として処理されるべきところを、第13実験部隊の面々はエーテル流を引きちぎった上で無理やり本人を引き剥がすという強引な方法で救出する。天使核のおかげか、その後の生活にも支障は無いらしいが――。
 いまも彼女は、何かを待つように瑞穂市でくらしているという。
▼登場話
 第32話

高瀬一樹(たかせ・かずき) 男性、19歳、民間人。
▼レポート
 “天使派”テロリスト。
 実の妹である高瀬ひまわりに“黒い天使核”の適性があったため、彼女と引き離され――実験中の“事故”により死亡、という通知1枚をきっかけに天使派に奔った青年。
 大物として知られた荒崎憲吾とも面識があったらしい。
 実働部隊として、古都に列車で移動中のギアドライバーたちにテロをしかけるが失敗。最期は彼らを救援に来た維馬篭代胤中将の剣によって処理されている。
 妹のひまわりが第10世代完全機械化兵のテストにも使われていたことさえ知ることなく、死んでいった。
▼登場話
 第42話

山村田轟蔵(やまむらだ・ごうぞう) 男性、64歳、民間人。
▼レポート
 元ヤシマ陸軍特務大尉。
 現役を引退し、現在は故郷である北関東の山あい、舞草村で農業を営んでいる。“タイガー1192(いいくに)”と称する戦車を持ち込んでいるが、それはケーニッヒティーゲルGXでもなければヤクトティーゲル3でもない、もっと別の何かだ――、ぶっちゃけるとおそらくチハたん改。夢を追うならば幻の三式中戦車であったと思われる。
 だが、恐ろしいことに。このぽんこつ戦車の主砲はあのティーゲルと同じ88mm滑空砲であり(だからタイガーなのか?)、さらに恐ろしいことに、口径が同じであればシュネルギアの88mm対天使砲でも撃つことは理論上可能なのだ――!
 そんなわけで、長年“天使派”の源流とも云える隠れ天使信仰の村であった舞草村を、ひとり監視し続けていた頑固ジジイは、その牙を若きギアドライバーたちに託し、天より降り臨む天使兵の迎撃に力を貸すのであった。
 そう、紛れも無く彼もまた、ヤシマを護った英雄の一人なのだ。
▼登場話
 第44話

江藤純香(えとう・すみか) 女性、28歳、ヤシマ臨時政府大本営統合幕僚本部次官。
▼レポート
 大層な肩書きの持ち主だが、開戦前は兵部省のエリート官僚の1人に過ぎなかった女性。“第四の喇叭”による帝都消失により、ヤシマ政府は多くの高官を喪ったが、もちろん軍関係者も例外ではない。そこで、たまたま地方出張中で難を逃れた彼女が、その才能を維馬篭代胤中将に買われての大抜擢――と、されている。
 実のところ、江藤純香は元“メーヴェ”所属のパイロットであり、アクシア・リヒトヴィッツとは士官学校の先輩後輩の間柄であった……とは、あまり知られていない事実である。ある事件を切っ掛けに純香は軍を辞し、高級官僚の道を選び直すのだが――その理由は微笑むのみで話そうとはしてくれない。
 ヤシマ臨時政府における軍事面でのトップに立たされた彼女は、実際にその有能ぶりを遺憾なく発揮し始める。ことに補給計画の立案と実務能力は破格であり、開戦当初から数日でヤシマ軍が作戦行動を取れるまでに立ち直った背景には、江藤純香の多大なる貢献があった――とは、少し有能な将校であれば十二分に思い知らされた事実であろう。それゆえ、彼女を抜擢した維馬篭代胤中将の発言権がより高まったことは、言うまでもない。
 その功績が認められ、第58話では維馬篭とともに文官代表として、古都で行なわれた観兵式典に主賓として出席した。人手が足りないため会場設営をやっていたのは、一部で有名なエピソード。
 シュネルギア隊については、年端も行かない少年少女を最前線に立たせることに心痛めているものの、自分にできることとして瑞穂基地には補給面などいろいろと気を遣ってくれている。
 ある方面においてアクシア・リヒトヴィッツと互する資質の持ち主。強く優しく包容力のある、母性的な女性である。
▼登場話
 第48話〜

草薙詩音(くさなぎ・しおん) 女性、10歳、草薙家次女。
▼レポート
 帝族にあってヤシマ最強の戦闘集団“草薙家”の次女。つまり、シュネルギア3番機のナビゲーターである、草薙伊音の妹。
 生真面目一直線の姉とは違い、ちょっとのんびり屋さんでマイペースな性格。しかし、その資質は姉に負けずとも劣らないとされており、現在は陰陽術の方面で修行中の身――。
 の、はずが、姉である伊音に急遽持ち上がった見合い話にかこつけて瑞穂基地に不法侵入。以降も事あるごとに顔を出すようになり、基地でもいつの間にか受け入れられていた。……ある意味、これも詩音の才能なのだろう。
 頑固でがまんづよいところは姉に良く似ており、くすぐり攻撃にもついぞ陥落することはなかった。お茶目だがよくできたお子様である。
 第72話で、合衆国十字軍第81独立機動群――通称“ANGEL PAIN”に拉致されてしまった。果たして彼女に秘められたものとは……?
 なお、第77話によればカゲムシャが存在するらしい。
▼登場話
 第50話〜

山城美貴(やましろ・みき) 女性、16歳、民間人。
▼レポート
 瑞穂中学校高等部の女生徒。両親が瑞穂基地勤務であるらしく、疎開せずに残っている。ライフル部所属。
▼登場話
 第51話

霧崎亜衣(きりさき・あい) 女性、15歳、民間人。
▼レポート
 足が不自由で、車椅子生活をしている少女。ずっと病院に入院しているが、それは病気というよりは、本人が秘めるエーテル親和性が高すぎるせいだったらしい。
 その性質を合衆国十字軍の特務部隊に利用され、天使兵の因子を埋め込まれることで人間サイズの天使兵として覚醒するが、シュネルギア隊の素早い対応により救出され、事なきを得た。
▼登場話
 第61話

七尾梓(ななお・あずさ) 女性、20代前半、民間人。
▼レポート
 テレビヤシマの若き女性レポーター。
 軍事統制下にある状況下で堂々と報道の自由を謳う、赫奕たる報道人……ではなく、単純に突撃系マスコミに過ぎなかった。
 しかしながら、瑞穂地下ダンジョンで40年戦役を戦った“当事者”の声を聞き、今次天使大戦を戦う“当事者”である少年少女と触れ合ううちに、彼女にも真に伝えるべきことを見極める目が養われつつある。
▼登場話
 第66話

林檎・クラッカーネ(りんご・) 女性、20代後半、民間人。
▼レポート
 元は軍属で、シュネルギア開発チームに所属していた女性。
 だが、彼女は第三世代人間戦車が、アペルギアとは異なり“黒い天使核”を持つうら若い少年少女を戦場に送りだす悪魔のギロチンであることに絶望し、軍を辞す。
 その後、“天使派”を通じて“組織”の目に留まり、彼らの資金援助を受けて独自に人間戦車を開発していた。天使の力に依らず天使を打倒する願いを込めて付けられた機体名は“ディアボルス(悪魔)”。それは、彼女のような民間人であっても、己の魂を捧げることによって天使を打倒する力を与える魔の機体であった。
 だが、彼女は知っていたのだろうか。
 己がいちばん傾倒し、愛した少年のように“黒い天使核”を持った者が乗らないこの機体が、つまるところ天使兵と同種の存在であったということに――。
 彼女にこの機体を作らせた“組織”の正体は判然としない。恐らくはヴリル・ソサエティと思われるが、それ以上の調査は彼女が死んだ今となっては、実質的に不可能となっている。
▼登場話
 第68話

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠