エンゼルギア研究所
†Testify Your Own / Angel Gear†

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Last Update/2012.02.05


◇ 公式NPC ◇

「つまり、ダーザインの対象となるのだ」
――『エンゼルギア』第参章より

 
/トゥアレタ/伊音/セラピア/クベルタ/ヴィヴリオ/リュンマ/ツバサ/アクシア/リメッツェ/プシナ/中島//羽村/ニナ/ズィーガー/ハルトマン/ベイカー/維馬篭/ゾフィー//香夜

八坂凍 女性、14歳、ヤシマ陸軍特務少尉。
 ナビゲーター/シューター
▼レポート
 ナビゲーターとして最強と目される無表情娘。身体能力及び個人戦闘力の高さでも群を抜く、維馬篭代胤が心血を注いで造り上げた傑作戦闘兵器。彼女の出自を知る事情通には「八坂の子」と呼ばれたりもする。
 しかし、戦闘以外のことについてはまるで無能ちゃん。かつ、天然ぽい。羽村医師の助言(!)を素直に信じ、瑞穂市の里山に出かけるのにジャングル装備を一式揃えて挑戦したり、お盆のナス飾りを作る端から破裂させたりと微妙な行動も。
 また、特別に調整された濃縮栄養剤以外は食べないはずが、何故かシンプルなかけそばを食する姿を目撃されたり、クロールも潜水もできるはずが、いぬかきを好むという証言もある。
 合衆国空軍のエース“蒼き死天使”に手玉に取られたため、密かに再起を誓う。その決意は自分が役立たずと云われることへの強い恐怖の裏返しであり、役に立つ=天使兵と戦うことへの執着は誰よりも強いのかも知れない。
 2番機ドライバーとの交感の結果、第9話では感情面での“調整”が必要と判断されたが、維馬篭中将はどういうわけか今しばらくの静観を決めた模様。
 本人は自覚していないが、意外に可愛いもの好きの性質あり。第24話では居並ぶ整備兵をモーゼのごとく左右に掻き分け、老犬を撫でる任務を遂行した。また、ヤシマ古来の文化にも、無意識に惹かれるところがあるらしい。
 その後、無事に維馬篭代胤と和解できたのか。第36話では自分の相棒を放り出して維馬篭の秘書っぽいまねをしていたりもする。天使、あるいはそれに近しいモノに対する何らかの感受性が高いとも思われるが……?
 第56話での丸まって眠る姿の愛らしさはほとんど凶器のレベル。
 なお、ドラマーとして究極に近い才能の持ち主、かも知れない。
▼登場話
 第2話〜

トゥアレタ・クレーリオン 女性、14歳、G3少尉。
 ナビゲーター/ストライカーorファランクス
▼レポート
 瑞穂中学校の特務クラス「A」組の学級委員長を務める姿に相応しく、その渾名は“委員長”。しかも眼鏡、巨乳かつスレンダー、おでこに金髪ロング、さらに料理上手でコーヒー牛乳好きと多彩なオプションを誇る。
 開戦初期はリュンマと臨時にペアを組んでいたが、第6話以降、4番機の正式配備に伴ってこれを解消した。とはいえ良くも悪くもお姉さんキャラ。時々年上にもお姉さんぶってしまい、ヘコんだりしている。
 第18話では、生命の泉教会の孤児院で兄と慕っていた青年将校が登場。実はなかなかに妹っぷりも発揮できることを証明した。
 また、ミサイルの複雑な弾道計算を瞬時に行なう並列計算能力の高さは、パワードアーマー制御OSの再設計など多方面に発揮されている。
 第31話では、フーファイターの操縦システムの解析を試み、危うく天使化寸前まで追い込まれた。
 本人は認めていないが、セキュリティ破りの場面になると尋常ならざる熱意を見せ、やはり可愛いものには目が無い。なお、怒り心頭に発すると8倍角フォントで怒鳴るので要注意。それなりに耳年間でもあるらしく、第42話では乙女らしからぬ罵詈雑言も披露したと言われる。
▼登場話
 第3話〜

草薙伊音 女性、14歳、ヤシマ陸軍中尉。
 ナビゲーター/フェンサー
▼レポート
 帝族にあってヤシマ最強の戦闘集団“草薙家”の姫であり、ギアドライバー、ナビゲーター陣の中では最先任だが、当人にはあまりそういう意識は無いらしい。
 常日頃から真っ向勝負が身上だが、純血のヤシマ人特有の高い感応力も併せて、他人をそれとなく気遣うこともできる、よく出来たヒト。その分、自分のことは全然見えていなかったが、最近になってちゃんと自分とも向き合えるようになった。ただし、素直で無いのは相変わらず。
 誇り高き武道少女。香夜曰く「ヤシマのことなら何でも知っている」とのこと。それは文化や教養に留まらず、ヤシマ軍の配置や新兵器の開発情報にまで及んでいるらしい。――おそらくお庭番でもいるのだろう。
 料理裁縫も得意らしく、特にお手製のおにぎりは絶品。レーションの食べ方にもこだわる程の美食家が高じ、“トクニ”に封されたチョコのレシピを虎視眈々と狙っている……かどうかは定かでない。
 瑞穂基地に所属する“黒い天使核”の持ち主の中では、その定格出力がもっとも高い部類に入っており、高出力を要求される特殊な機体でも難なく使いこなすことができる。
 修行中の“事故”で敬愛する兄を失ったことも響いているのか、妹には厳しく接しようとしても甘々になることしばしば。
▼登場話
 第1話〜

セラピア・パルマコン 女性、14歳、G3少尉。
 ナビゲーター/スナイパー
▼レポート
 謎多きぷっぷく娘。実は“緑の聖母”の娘という切り札を所持。
 第1話で遠山桂を射殺したことや京崎高雄を死なせたことにかなりショックを受けていたらしく、序盤は切なさ系の色が強くなっていたが、どうやら調子は戻った様子。第17話では山狩りにスクール水着と浮き輪+海水浴装備で出かけようとするトンデモ振りを見せ付けている。
 さすがにT−Xを前にいつもの調子は出せないようだが、それでもみだりに取り乱したりしないくらいには、彼女も強くなっているのだろう。
 自称“秘密多き女”。怪しげな技を多数持ち、そのツインテールは独立可動するだの(ギターも弾けるよ!)、調理場に立たなくとも山盛りのピロシキとボルシチを編制できるだの、真剣白羽取りするだの、怪しさ満載の諸説が情報部からの報告にあ

 ねむねむ選手権は第38話にて地方予選が佳境に突入したらしい。
▼登場話
 第1話〜


ヴィヴリオ 女性、74歳、G3大佐。
▼レポート
 瑞穂基地に駐留するG3部隊の司令官にして、対天使戦闘の総責任者。厳しく冷淡なように見えるが、それは誰よりも被害を最小限に食い止めようと思う心の裏返しであること多し。
 普段は酒を嗜まないが、少し飲ませると芳醇な艶っぽさが出てくることが発覚している。なお、煙草はハルトマン大佐に止められ、少年少女の前では吸わなくなった。
 ノルトラントでの“マスケンヴァル事件”以降、東雲光子と共に合衆国に亡命するまでの一時期、かつての統一帝国最高の軍略家を謳われた将軍のもとに滞在していたことがあるらしい。このことから、非公式ながら姓は「グデーリアン」とされることもある。
▼登場話
 第1話〜

リュンマ・サカモト 女性、13歳、G3少尉。
 ギアドライバー/??
 ナビゲーター:香夜・リヒトヴィッツ
▼レポート
 開戦初期はトゥアレタとペアを組んでいたが、第5話以降、正規のナビゲーターとして香夜を得る。ただ、瑞穂基地の戦力の充実に伴い、予備戦力として兵器開発局とも行き来している模様。これに伴い香夜がアクシアのナビゲーターを務める機会も増えたため、現在は主に8番機(リッター)のナビゲーターを務めている。
 年齢から実戦にはほとんど出されていないが、素質は充分との評価。万が一、実戦部隊が全滅したときの保険ではないかとの噂もあるが、ナビゲーターもそつなくこなしたり、第13話以降、アクシアがシュネルギアに乗るようになって再び控えに回ることが多くなっていたり、第39話では単身シュネルギアで囮役を務めるなど、真実味も……?
 第76話では、奪取された新型シュネルギアを向こうに回して健闘するも完敗。しかし生き残り、そこから立ち直る芯の強さを見せてくれた。
 とにかく元気印が印象的に見えるが、意外にしたたかな面もある。
 でもだまされやすい。
▼登場話
 第3話〜

天野ツバサ 女性、15歳、G3少尉。
 ギアドライバー/オールラウンダー
 ナビゲーター:香夜・リヒトヴィッツorリュンマ・サカモト
▼レポート
 若年ながら天才的なアペルギアドライバーとして有名だった少女。
 アクシア・リヒトヴィッツの再来と謳われ、早くから“黒い天使核”の持ち主であることが判明していたが、エースにして名門天野家の令嬢にして素行不良という複雑な立場から、瑞穂基地への引き抜きが遅れたという曰くつき。噂では完全機械化兵3人とトレードしたとかしないとか。
 シュネルギア部隊では8番機(現0−5番機)の担当となったが、相棒となる予定だった制御AIが廃棄処分となったため、パートナーは未定の状態。総力戦で出撃が必要となった場合は、リュンマや香夜など、手の空いているナビゲーターを使っている。
 第35話ではアクシア不在の折の臨時隊長として、シュネルギア隊の少年少女にスパルタ特訓を課して楽しんでいた。
▼登場話
 第22話〜

アクシア・リヒトヴィッツ 女性、26歳、G3大尉。
▼レポート
 シュネルギア第一小隊の指揮官。かつてのメーヴェのエースで、アペルギアドライバーとしての経験を買われ瑞穂基地にて教官を務めている。彼女の訓練は地獄と形容されるに相応しく、機械化兵が根を上げるとさえ言われている。
 瑞穂中学校に出向いては、「A」組にシュネルギア周りの理論を教えることもあるが、参考書を手づから執筆するなど、先生役も板に着いている。……が、瑞穂基地の水が合ったのか地が出たのか、すっかりノリが軽くなったという話もある。
 愛車は2人乗りのオープンスポーツカー、BMW/Z4。休日はこれをアウトバーンでつッ走らせるのが楽しみの1つ。時速130マイルで巡航して平然とする様は、まさにロードクィーンの風格に相応しい。
 フーファイター暴走事件を機にヴィヴリオ大佐と何やら裏取引、あるいは暗闘をしている模様。シンパの多い出雲基地に2機目の4番機があるのを知っていたり、第18話ではパワードアーマー開発プランの提唱者だとも発覚したり。やぼーを抱く女であるらしい。
 養女にした香夜をパートナーに、シュネルギア:カノーネを駆って数々の戦果を上げることもあれば、単身アペルギアを使うこともある、みんなの頼れるたいちょーである。
 第46話でアクシア袋なる謎の器官の存在がはn(銃声)。
 瑞穂基地、ハートのエース。コールサインは「アドラー(鷹)」
▼登場話
 第2話〜

リメッツェ9−11 女性、製造年不明、G3軍曹。
▼レポート
 特記事項なし。背景で戦っていることが多い。登場話は初台詞が出たときのもの。
▼登場話
 第8話〜

プシナプシナ 女性、10歳、G3准尉。
▼レポート
 管制官。その血統と純真無垢さから、対天使知覚力では基地の誰よりも抜きん出た存在。それゆえ、彼女の声が警報に流れるのは、かなりヤバめの緊急事態かも知れない。
▼登場話
 第1話〜

中島三郎 男性、53歳、G3軍属、瑞穂基地整備班長。
▼レポート
 拳銃からシュネルギア、果ては大気圏離脱装備に陽霊子狙撃ライフルまで、おやっさんの整備に掛かれば作動不良の心配なく使えてしまう偉大なる御方。やはりデカくてゴツいメカには目が無い。
 ちなみに、一人娘にまとわりつく悪い虫にはスパナ制裁が待っている模様。また、第65話では整備班の秘匿聖典の露見を機に大粛清の嵐を吹かせた。コワーいおやっさんである。
▼登場話
 第3話〜

中島茜 女性、14歳、G3軍属、瑞穂基地整備班員。
▼レポート
 整備班長こと中島三郎のひとり娘。新型機とくれば“男のロマン”と言ってはばからない、良くも悪くも超絶メカおたくッ娘だが、自ら整備する機械への愛着は人一倍強い。
 新型シュネルギアや新型兵装が続々とロールアウトしているため、眠れぬ夜続きでもむしろ幸せだとか。
▼登場話
 第3話〜

羽村総司 男性、29歳、瑞穂基地軍医(中尉待遇)。
▼レポート
 彼の正体は、まだヴィヴリオくらいしか把握していない模様。
 それを良いことに、本来ヤシマ陸軍が使っていた回線を個人用に改造し、基地内の特定の人物に開放して遊びつつ、あちこちの事件に顔を出しては情報を流したり収集したりしているが、アクシアが絡むと途端に星回りが不幸になるらしい。
 なお、軍医としての腕は本物で、その方面では頼れる先生。ギアドライバーたちが瀕死の重傷を負うたびに駆り出され、「俺はスーパードクターじゃない」とぼやきながらも的確な処置で命の別条を消す姿はもはや風物詩と化しつつある。
 エーテルを使用した治療に関しての知識は、密かに世界でも屈指ではないかと思われる。第46話では、S.Q.U.I.Dと医療用ナノマシンを接続し、擬似的にシュネルギアをシミュレートすることでアクシア大尉の救命に尽力した。(もっとも、これは“黒い天使核”保有者にしか行なえない奥の手、とは本人談)。
 第56話では、シュネルギアとパイロットを半ば私用で持ち出し、“黒い天使核”の暴走データのサンプリングと、出現した天使兵の後始末というえげつないことをやらせている。「瑞穂基地にもギアドライバーにも価値を見ていない」との言葉を吐くが、その真意はまだ誰にも分からない。
▼登場話
 第3話〜

ニナ・ホルツマン 女性、19歳、G3軍属、瑞穂基地看護婦。
▼レポート
 特記事項なし。羽村医師――というより医務室に欠かせないオプション。登場話は初台詞が出たときのもの。
▼登場話
 第21話〜

フリューゲル・ズィーガー 男性、28歳、統一帝国空軍中尉。
▼レポート
 瑞穂基地の航空戦力の中核を成す第9飛行隊、第21飛行中隊隊長。
 実質、基地航空隊の責任者だが、シュネルギアの直掩には別の部隊が関わることが多いため、顔を出す時は重要な作戦か大規模な作戦がほとんどである。
 彼にまつわるエピソードは多いが、それを持ち出してどうこうすることはしない鉄の男。
 瑞穂基地、スペードのエース。コールサインは「ヴォルフ(狼)」
▼登場話
 第3話〜

ギュンター・ハルトマン 男性、45歳、統一帝国空軍大佐。
▼レポート
 特記事項なし。実はとんでもないエースだが、少年少女たちはそのことをあまり詳しくは知らない。
▼登場話
 第15話〜

ノーマン・ベイカー 男性、101歳、合衆国十字軍中将→ヤシマ帝国客員提督。
▼レポート
 かつて統一帝国で准将の位にありながら、戦局の趨勢を知るや出身国である合衆国に“亡命”、第7艦隊提督にまで上り詰めた保身の天才。
 齢101歳にしてなお、余命を延ばさんとした機械化手術により生身で20mm機関砲を振り回したりするくらい健在だが、もともと彼にも“天使”としての素質があったことを指摘する者は多い。
 相変わらずねちっこい性格で「〜だよ、君ィ!」などと連発するあたり、何らの進歩もしていないとも言える。
 開戦直後、何らかの理由により第7艦隊提督の座を解任されたことをきっかけとして、ヤシマ帝国に旧知の維馬篭中将を頼り、受け入れられる。彼が持ってきた“手土産”ミシェルは八坂機関に無事引き渡され、また彼自身も合衆国の貴重な情報源として保護されている模様。
 なお、ベイカーがもたらしたもう1つの手土産であるフーファイターとそのパイロットを巡る事件は複雑な様相を見せており、情報筋には彼の亡命自体が遠大な諜報活動とする見方も根強い。
▼登場話
 第23話〜

維馬篭代胤 男性、88歳、ヤシマ陸軍中将、維馬篭財閥理事長、八坂機関総帥。
▼レポート
 陸軍中将、政財界の要人、八坂機関の立案者にして八坂凍の“マスター”。その真意は計り知れず、その野心は底知れない。八坂凍のパートナーには彼女に相応しいスペックを求めているが、それ以外の何かしらを企んでいるようでもあり……。
 合衆国十字軍第7艦隊主力の封印作戦、通称“要石作戦”の発案者とされる(第15話)。また、第19話では意図的に天使兵を誘引する作戦を裏で画策していた気配もあり……?
 旧知であるノーマン・ベイカー中将の合衆国からの亡命を手助けし、瑞穂基地に滞在させたが(第23話)。この2人の会談は、狐と狸の化かしあい、但し対峙するのは豚と白龍。などと評された。また、第36話では第10世代完全機械化兵の開発に深く関与するとともに、“黒い天使核”を有する機械化兵を生み出すという計画も披露。被験者となった三条恭花は、予定通りのスペックを見せているようだが――?
 第58話では、文官筆頭のヤシマ臨時政府大本営統合幕僚本部次官、江藤澄香とともに観兵式典に主賓として出席。その影響力を存分に誇示していた。
 ヤシマ独自の“黒い天使核”保有者の確保行動、あるいは“天使”の根絶。――彼の抱える闇もまた、深い。
▼登場話
 第2話〜

ゾフィー・ヴァルター・シャウベルガー 女性、79歳、合衆国天使核兵器研究機関名誉総帥。
▼レポート
 かつての世界大戦前夜、1939年の段階において天使核を利用した万能エンジン、ヴァルター機関を開発し、世界の戦争を変えた稀代の天才。
 彼女の産み出した機械化兵はその後の統一帝国の快進撃の原動力となり、また親友の天使核を使用して造られた(とされる)人間戦車“ハウニヴーI”は、60年の歳月と改良を経て世代を重ね、最強の対天使戦力となりおおせた。
 彼女自身は、ノルトラントでの“第一の喇叭”後、合衆国に亡命。早くから合衆国でV機関の改良を進め、その後の40年戦役における合衆国軍の天使核兵器装備に大いに寄与した。
 また、ノルトラントで縁深くなった東雲光子やヴィヴリオらの合衆国への亡命にも、彼女の関与があるとされている。
 その後、40年戦役の終了とヤシマ鎖国の時期における彼女の動向ははっきりしていない。分かっているのは、合衆国製の第三世代人間戦車である“フーファイター”を開発したこと。そして桐子・ランドルトを始めとする自分のクローンを世界各地に用意したことだけである。
 彼女の行動にも、やはりラルフ・マスケンヴァル中尉の影響が色濃いとされているが、詳細は不明。智天使ヨフィエルのアーキタイプであり、人間離れしたその頭脳ゆえ“ゾフィエル”という天使名を持つという説もある。なお、“ゾフィエル”とは座天使ザフキエル及び智天使ヨフィエルの共通の別名であり、このことから、智天使ヨフィエルが倒されるまで、ヤシマに対する天使十字軍の攻撃は彼女が指揮を執っていたのではないか、と見る向きもある。
▼登場話
(本人は未登場。クローン、智天使については桐子・ランドルトキリエ・エレイソンV博士ヨフィエルの項目を参照)

遠山桂 女性、15歳、G3少尉→大尉。
 ギアドライバー/オールラウンダー
 ナビゲーター:セラピア・パルマコン
▼レポート
 シュネルギア部隊創設期からのリーダー格で、1番機のパイロット。
 姉御肌で誰からも慕われていたが、度重なる戦闘の末に天使化。第1話にてパートナーのセラピアに射殺される。
 生前は瑞穂中学校に於いて弓道部の副主将も務めており、一般クラスの生徒にも人気があった。本人が好意を持っていたのは同僚の少年と推測されるが、もう全てを知るには遅すぎる――。
▼登場話
 第1話

香夜・ハイネル・ガイスト 女性、14歳、合衆国十字軍少尉。
 フーファイターライダー/スナイパー
▼レポート
 フーファイター暴走事件の原因。公式書類では戦死とされている。
▼登場話
 第3話

■香夜・リヒトヴィッツ 女性、14歳、G3少尉。
 ナビゲーター/スナイパー
▼レポート
 香夜・H・ガイストを瑞穂基地に迎え入れるため、アクシア大尉が取った奇策の結晶。戸籍をつくるのにわざわざ養女にしたアクシアの真意は定かでないが、本人はけっこう嬉しいらしい。
 第3話において、“奇跡”的にフーファイター暴走事件から救われた後、対ハシュマル戦の時期にリュンマと組んで部隊に参加。純血のヤシマ人(の、コピー?)としての高い感応力は、誰とでもペアが組める柔軟性として現れているが、本人は命の恩人である矢神翔一の心を射止めんと日々研鑽の毎日。
 相性が良いのか、第13話以降はアクシアのパートナーとしても出撃するようになった。フーファイターを一人で動かしていただけあって、その才能は確か。
 最近はヤシマ文化に興味深々の様子。――そのせいもあってか伊音と並ぶとほとんど姉妹状態。第21話での精霊棚作成も、彼女からヤシマの風習を聞いた香夜の発案であった。また、瑞穂中学校の弓道場に出入りし、セラピアと丁々発止する姿もよく見かける。
▼登場話
 第5話〜

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠