■パワードアーマー
シュネルギアの増加武装装甲服。陽霊子砲、多弾頭ミサイル、エーテル誘導対天使ミサイル、九八式対天使砲改を搭載するタイプがもっとも多く(4機)建造されているが、その他のタイプも存在する。・PA-1番機
天使化しかけたトゥアレタ・クレーリオンを救出するため、6番機による八門結界展開用に大改造された結果、武装が全て撤去され有人仕様になるなど、本来の機能がおしゃかになった。この事実はアクシア・リヒトヴィッツにより揉み消され、現在も瑞穂基地の片隅に眠っているとされる。
合衆国十字軍第7艦隊との決戦となった御神原諸島封滅戦でも、空母“瑞膺”にこっそり持ち込まれ、対ヨフィエル戦でしっかり役に立ったらしい。 ・PA-2番機
美田島基地で製造され、トゥアレタ・クレーリオンの手で最も早く実戦に使用された。4番機S装備型に使用中だが、カスタマイズがたたり他の機体には転用できない模様。
とある天使兵の残留思念が強烈で、抗体の無い他のシュネルギアに装備させると天使化を招きかねないから、という噂もある。 ・PA-3番機
10番機の装備として瑞穂基地に納入されたが、実際には4番機、9番機を除いた機体に使えるらしい。なお、“タイフーン”はパワードアーマー装着時でも全てのHDPが使えるため、左右の腕に九八式対天使砲、九八式対天使砲改を装備したシンメトリックさを示す。 ・PA-4番機
元11番機(タイフーン)の装備として納入予定であったが、機体ごと合衆国十字軍に強奪。現在は元11番機ともども、ギガプラント2号棟跡地の第7艦隊残存部隊に合流しているとされる。 ・楯無−壱号
8番機の装備としてヤシマ陸軍が試作したパワードアーマー。シュネルギアの白兵戦闘力を大幅に向上させるが、エーテル係数の上昇率も高まるため、運用面での不安定さが残るとして試作型1機の製造に留まっている。
2番機に装着するため、弐号の制作も行なわれていたが結局完成していない。いわゆるヤシマの鎧武者を彷彿とさせる外見であり、シュネルギアとはアンマッチであるせいか、使用したドライバーにも好評ではなかった模様。 ・卵(エンブリオ)
パワードアーマーの技術を応用し、ANGELギアの開発者である羽夜間博士が作成した強化パーツ。シュネルギアの総合性能を第四世代人間戦車の実験機であるANGELギアに匹敵するまで高めることができる。
この状態のシュネルギアをEX(エクスツェレント)シュネルギアとも呼ぶ。但し、元がANGELギアの強化パーツであるため負荷が大きく、やはり正式採用には至っていない。 |