エンゼルギア研究所
†Testify Your Own / Angel Gear†

■サイト内検索

- Powered By Google -


■はじめに

■メインコンテンツ
研究所掲示板
エンゼルギア考察
▼天使大戦用語集
▼巫女ナビ推進委員会
TRPG用データ集

■オンラインセッション

■その他

Written by Japanese ONLY
(C)2003-2012 Souma-Seien.
All Rights Reserved.
back to Main

(C)2003 Inoue Jun'ichi
/ FarEast Amusement Research Co., ltd
(C)2003 ENTERBRAIN,INC.
(C)RUNE

Last Update/2012.02.05


◇ オリジナルNPC/ヤシマ海軍 ◇

「高速船護衛部隊は隠語で“メーヴェ”と呼ばれた」
――『エンゼルギア』第参章より

 

志摩/河凪/如月/烏丸/津崎天馬綾華/大西


志摩光輝(しま・みつてる) 男性、60代、ヤシマ海軍中将→元帥。
▼レポート
 大和級戦艦“紀伊”を旗艦とするヤシマ海軍第五艦隊を指揮する提督。第五艦隊は、旗艦に冠するとおり紀伊半島を根拠地に広く南方に展開、攻勢的防衛を担当する艦隊としてヤシマ海軍の中核を占める存在である。(同様の役割を持ち、帝都方面を根拠としていた第三、第四艦隊は開戦初期の段階で壊滅的な打撃を受け、三笠港の艦隊に統合再編されている)。
 40年戦役から連綿と軍人を貫いてきた、良くも悪くも古典的な人物。伊達に古参の軍人はやっておらず、戦場が劇的に変化しつつあることを認められる柔軟性と度量は持っている。
 第4話、U−666回収作戦“ギヌンガ・カップ”失敗の責任を取るかたちで航空戦艦に改装され余命を保ってきた“紀伊”は寧艦とされたが、志摩提督自身は人材不足の折もあってか、引き続き艦隊司令を務めている。
 代替の旗艦となった神狩級イージス艦“弓羅”には戸惑いを隠せない様子だったが――第45話、天津島沖海戦の緒戦にて敵フーファイターの攻撃を受け、轟沈した旗艦と運命を共にした。
▼登場話
 第4話〜第45話

河凪美海(かわなぎ・みうみ) 女性、18歳?、ヤシマ海軍軍曹→少尉。
▼レポート
 河凪純の姉。第16呪法船団7番船のブリッジオペレーター。
 幼い頃に生き別れた弟と呪法船団で感動の再会を果たすが、帰路、ヴィント・シュトラントの呼び寄せた天使兵に船団が襲撃される。彼女も任務を果たそうと務めるが、ホイシュレッケに艦橋ごと焼かれ戦死した。
▼登場話
 第6話

如月昴(きさらぎ・すばる) 男性、22歳、ヤシマ海軍大尉。
▼レポート
 ヤシマ海軍第六艦隊所属、美田島海軍基地教導艦隊イージス艦“穂久斗”の艦長を務める若きエリート。第六艦隊は瀬戸内海に駐留し、明日のヤシマ艦隊を担う人材を育てるとともに、急あらばどの戦線にでも投入されうるエリート部隊として知られている。
 トゥアレタと同じく“生命の泉教会”孤児院出身であり、幼い彼女にとっては大事な「兄」であったらしい。若くして教導艦隊付きの艦長を務めるだけあって非常に優秀で、条件さえ整えば通常戦力でシュネルギアや天使兵とも渡り合う戦術手腕を持つ。
 しかし、同時に通常兵器ではまともに戦っても天使には敵わないことも熟知しており、――ゆえにシュネルギアに追いつける何かを求めているようだ。
 第38話ではシュネルギア用の新装備を引っさげて再登場。ヤシマ海軍の対天使戦闘練度についても頼もしい結果を見せてくれた。その戦訓により天津島沖海戦や御神原諸島封滅戦にも参戦し、生き延びている。
 また、これらの戦いで減耗したヤシマ海軍第五、第六艦隊は再編統合されたが、志摩中将の戦死により、その代理指揮官に任命されているらしい。
 第76話では、瀬戸内で撃破されたシュネルギア:リッターをシルトに改装するため、いろいろと手を回していたようだ。
 見た目は人柄の優しいお坊ちゃんタイプ。童顔で、見ようによっては高校生でも通用するが、甘く見ると当然痛い目に見舞われる予断の許されない人物。現にヤシマの帝族周りの事情にも通じているようだが、そのあたりはまったく尻尾を掴ませない周到さである。
▼登場話
 第18話〜

烏丸天音(からすま・あまね) 女性、20代、ヤシマ海軍少尉→大尉。
▼レポート
 ヤシマ海軍ギガプラント防衛艦隊、空母“赤城”所属の航空隊パイロット。
 開戦初期のギガプラント攻防戦、ノーマン・ベイカー提督率いる合衆国十字軍第7艦隊を相手に敢闘。敵旗艦への道を切り開きながら、あと数歩及ばず撃墜され、戦死した。
 なお、彼女が敵旗艦に送り届けた最後の1機も目的は果たせず撃墜されたが、そのパイロット、八田鏡平は奇跡的に生還している。また、実弟である烏丸大地は“黒い天使核”の持ち主だったが、彼のヘルプストハイム検査の記録を改竄し、疎開させていたのも彼女。
▼登場話
 第23話

津崎天馬(つざき・てんま) 男性、60代?。民間人→ヤシマ海軍軍属
▼レポート
 かつて、機械化兵に搭載するV機関の権威として知られていた博士。メーヴェに所属する機械化兵たちの調整に尽力していたが、数年前、とある事件を契機として引退、赤石山脈地域の田舎に引っ込んでしまう。
 一説によれば、それは自ら調整したV機関の不調により、娘の婚約者を死なせたからとも言われている。――が、天使大戦の開戦による人的資源の不足は、彼のような人材を放っておくはずもない。天使兵の侵入による赤石山麓の戦闘を契機として、博士もまた現役に復帰。里見海軍基地にて辣腕を振るっている。
 頑固で辛らつだが、心根では機械化兵たちを案じている好爺であり、信頼のおける人物。
▼登場話
 第33話

津崎綾華(つざき・あやか) 女性、20代後半?。民間人→ヤシマ海軍軍属
▼レポート
 メーヴェのとあるエースパイロットを婚約者に持っていた女性。彼を失ってからは、父である天馬博士と共に、赤石山脈地域の田舎で静かに暮らしていた。
 天使兵の侵入による赤石山麓の戦闘で撃墜された“英雄”アーヴェル・アドラクスを救助し看病したことから、彼女の時計もまた、針を進め始める。何があったかは静かに微笑んだまま話さぬ彼女だが――。天馬博士の里見海軍基地赴任に同行したのだ。今でも彼女は、かの地で傷つき倒れた機械化兵たちを優しく看護し、あるいは静かに弔っている。
 父親の影響を受けたのか、彼女もV機関を搭載した機械化兵の治療技術に関して専門知識を持っており、綾華が来て以降の里見海軍基地では、冗談抜きでパイロットたちの生存率が向上したと言われている。
▼登場話
 第33話

大西藤花(おおにし・とうか) 女性、13歳。ヤシマ陸軍→ヤシマ海軍
▼レポート
 第三世代人間戦車の試作型であるシュネルギア:アルファのテストパイロットだった少女。
 若干13歳にしてメーヴェに所属し、試作型にも関わらず天使兵撃墜11機を誇る天性のエースであった。だが、彼女は2年前に呪法船団を護るため荒天下で出撃し、そのまま行方不明となる。彼女の細胞と戦闘データは、第9世代型完全機械化兵の建造に流用されたが、これが逆に大西藤花の戦死を証明づけることとなった。
 なお、後の調査で彼女の乗機と“黒い天使核”が回収されている。記録上、黒い天使核はシュネルギアの新規建造に回されたとのこと。
▼登場話
 第72話

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠