エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 機械化兵 ◇

「機械化による身体強化を施された兵士を表わすクラスだ」
――『エンゼルギア』第参章より

 

ハインリヒ・インメルマン/レイモンド・サダルメリク/ハウエル・シュニーハイム/近衛勇二/八田鏡平/アンドレイ・ローゼンベルク/アーヴェル・アドラクス/ネィ・ジルベルドラクロア/深風黎司/卯月紫音/天水修吾/仁科真希/南雲優希/初瀬佑人/ユーリア・V・ヴァールハイト/鳴神紅夜/クロセル・ショルメス/三船小五郎/葛原遊


ハインリヒ・インメルマン 男性、75歳、統一帝国空軍少尉。
▼レポート
 天使の血を濃く引いた大戦以来の勇士であり、ヴィヴリオ大佐やリヒトヴィッツ大尉とも旧知。外見は若いがベテランの匂いを隠せない燻し銀の男。エステイン・アイギスとは良きライバルであるらしい。
 もちろん操縦技能だけでなく、近接格闘能力でも一線級。
 瑞穂基地、クラブのエース。コールサインは「ガイスト(怪物)」
▼登場話
 第2話〜

レイモンド・サダルメリク 男性、23歳、統一帝国空軍中尉→大尉→中佐。
▼レポート
 瑞穂基地の第7飛行小隊隊長。どんな苦境からでもしぶとく生還する腕の持ち主であり、シュネルギア隊に付き合うことも多い。
 かつての恋人の面影と、多額の借金とに思い悩みつつ、ひとときのアバンチュールに勤しむナイスガイ。最近、ちょっと天使化が進行している……と思われていたが、第36話に於いて三条恭花を救うべく、第10世代の完全機械化兵“ゼーレンホルン”が暴走し展開したエーテル空間に特攻。天使化し――激戦の末、己の愛機とシュネルギア:ベルゼルクによって殲滅された。
(表向きは、試作中の第10世代完全機械化兵“ゼーレンホルン”ともども、訓練中の事故による死亡扱い)
 瑞穂基地、ダイヤのエース。この称号は、天使化したかつての親友から引き継いだものであるが、現在はまだ継ぐ者が居ない。
 コールサインは「ファントム(亡霊)」
▼登場話
 第3話〜第36話

ハウエル・シュニーハイム 男性、27歳、統一帝国空軍少尉。
▼レポート
 神威方面の教導団に居たが、戦力の消耗が激しい瑞穂基地に転属となった男。確かな腕を持った優秀なパイロットで、アペルギアでの戦闘経験もあり。編制上はズィーガー中尉麾下。
▼登場話
 第8話

近衛勇二(このえ・ゆうじ) 男性、31歳、ヤシマ陸軍中尉。
▼レポート
 瑞穂基地配備のヤシマ陸軍第5飛行隊所属。
 本土へのミサイル攻撃により、帝都近郊に住んでいた妻と幼い娘を喪っている。ギアドライバーたち少年少女を毛嫌いしているのは、その実、娘の死の再現を恐れているから。
 体内のV機関と発生したケルンを自在に操り、対天使砲を搭載した戦闘機という無茶な機体を駆りつつ砲撃の威力を格段に引き上げるという、独自の戦法を会得している。
 瑞穂基地でのコールサインは「レーヴェ(獅子)」
▼登場話
 第15話

八田鏡平(やた・きょうへい) 男性、23歳、ヤシマ陸軍中尉。
▼レポート
 瑞穂基地配備のヤシマ陸軍第6飛行隊所属。
 開戦時はギガプラント防衛艦隊所属の空母“赤城”の航空隊の一員であり、唯一の生き残りでもある。この時、婚約者かつ最も信頼できる同僚だった烏丸天音を喪っている。が、彼の明るく飄々とした振る舞いから、その過去を推し量るのは難しい。
 それなりにヘビースモーカー。普段から大雑把で、細かいことは気にしない性格だが、こと戦闘技術に関しては研ぎ澄まされた動きを見せる。
 第31話、フーファイター鹵獲作戦の直後、カノン・M・ガイストとともに瑞穂基地から姿を消す。
 瑞穂基地でのコールサインは「オイレ(梟)」であった。
▼登場話
 第23話〜第31話

アンドレイ・ローゼンベルク 男性、26歳、G3中尉。
▼レポート
 共和国系統一帝国人。ドライクロイツの支援飛行隊に所属。
 花と貴婦人をこよなく愛し、古き「騎士道」あるいは「銃士」の信念を持つ優男。言動が時に時代錯誤、あるいは奇矯に見られるものの、彼の覚悟、そして腕前は確かなものである。
 仕えるべき貴婦人としてヴィヴリオ大佐に忠誠を誓い、終生のライバルたるフリューゲル・ズィーガー中尉に手袋を叩き付け、基地内の女性陣には欠かさず花束を届けて回るその姿は、「彼のマシーネンは歯車と発条で動いている」と暖かい声を受けてやまない。
 もちろんコールサインは「ローゼン(薔薇)」
▼登場話
 第30話

アーヴェル・アドラクス 男性、26歳、統一帝国空軍少佐。
▼レポート
 統一帝国空軍のテストパイロット。トラバントジステム開発において、実戦データ収集用の試作実験機「エーヴィフィネル」を運用、数々の戦果を上げたエースでもある。
 特に開戦直後、ギガプラント2号棟を喰い尽くした天使兵団とヤシマ海軍第三、第四連合艦隊が激突した御神原沖海戦で、能天使級天使兵5体を撃破する活躍により中尉から二階級特進した英雄譚は有名。
 その後、シュネルギアにトラバントジステムを搭載する実験が始まったため、瑞穂基地に転属。それまでトラバントジステムを実戦レベルで扱えるほぼ唯一のパイロットだったとも言われている。
 エースではなくジョーカーだと本人は冗談交じりに言うが、欧州からの大陸間弾道砲撃を阻止するため、弾道軌道からのピンポイント降下攻撃を成功させるなど、それを体現する実績も持っている。
 階級は少佐だが、経緯が経緯であるため瑞穂基地では一介のパイロット扱い。陽気で気さくな性格をしており、兵士たちからの人気も高い。
 コールサインは機体名と同じ「エーヴィフィネル」
▼登場話
 第32話〜

ネィ・ジルベルドラクロア 男性、16歳、統一帝国空軍中尉。
▼レポート
 メーヴェでもエース揃いとして知られる、統一帝国空軍特務空挺小隊のリーダー格。最近、小隊ごと瑞穂基地に転属となった。常に小隊の手下達を連れ歩き、尊大な態度を隠そうともしないが、その実力は確かであるため周囲も彼の多少の若気の至りは容認している様子。
 選ばれた人間しか受け付けず、訓練の不充分なドライバーでも使わざるを得ないシュネルギアを嫌悪し、エリートパイロットである自分たちの有用性を強く主張している。
 が、妙にリュンマに弱くペースを崩されることしばしば。
 無論、彼の実力は確かだが、志願兵とは言え性急に彼ら若年層へV機関の埋め込みを行ない、実戦に投入するヤシマ=統一帝国上層部の姿勢に疑問を向けるベテランパイロットは多い。だが、ネィと小隊を構成する若輩の機械化兵たちは、すべからくある目的――“黒い天使核”を持つ機械化兵を作り出すテストベッド(もしくは副産物)という噂も囁かれているという。
 傍若無人で遠慮の無い言動はしばしばトラブルの種になりがちだが、裏を返せば誰に対してもいつでも本気でものが言えるという美点を備えており、部下からの人望に厚い。それが理解されてからは、シュネルギア隊ともケンケンツンツンしながら巧く連携している模様。
 コールサインは「クレーエ(鴉)」
▼登場話
 第34話〜

深風黎司(みかぜ・れいじ) 男性、22歳、統一帝国空軍特務少尉。
▼レポート
 統一帝国空軍第五飛行戦隊に所属するパイロット。
 エクスペルテンと言えるだけの腕を持っているが、彼の撃墜数はそう呼ばれる域に達していない。それは彼が駆る戦闘機“凰呀”が超高性能戦術偵察機である事に起因している。
 彼の任務は唯一つ。「味方を犠牲にしてでも、帰還せよ」
 総ては、天使のデータを持ち帰るために。
 信じるモノは愛機だけという、冷淡だが非常に分かりやすい価値観を持つが、それでも瑞穂基地の少年少女たちのドタバタには思うところもある様子。
 なお、彼の機体は“飛影”タイプがベースとなっている。
 コールサインは「シャッテン(影)」
▼登場話
 第37話〜

卯月紫音(うづき・しのん) 女性、15歳、統一帝国空軍少尉。
▼レポート
 統一帝国空軍特務空挺小隊、通称クレーエ(鴉)小隊に所属する補充パイロット。愛機を“ストラディバリウス”と命名している。
 戦火に巻き込まれ? 重傷であったところを軍に拾われたが、命を取り留める代償として若年兵の機械化の実験台にされた――らしい。名前以外、過去を示す記録も記憶も無いのだが、それが真実かどうかも判然としない。
 が、当の本人はそんな過酷な状況にもめげることなく、今日を生き抜くために頑張っている。隊長のネィには色々と想うところある様子。
 コールサインは「クレーエ(鴉)2」
▼登場話
 第40話〜

天水修吾(あまうず・しゅうご) 男性、22歳、ヤシマ陸軍少尉。
▼レポート
 第4飛行隊遊撃小隊所属。
 仕事柄、単独飛行や先行偵察、別働飛行といった任務が多い。開戦直後、行方不明になっていたリトス・エングリオを回収した功績により、瑞穂基地配備になった模様。
 穏やかな印象とは裏腹に、秘めた熱さを感じさせるパイロット。計算された綿密な計画よりも、状況に応じた臨機応変な作戦を好むという。
 近衛や八田らの先達に鍛えられた空戦技の持ち主だったが、決戦兵器である人間戦車にはやはり及ばず、天津島沖海戦では親交のあった七支隊のベティ・スターズを目の前で喪っている。
 瑞穂基地でのコールサインは「フクス(狐)」。
▼登場話
 第45話

仁科真希(にしな・まき) 女性、18歳、G3軍曹。
▼レポート
 瑞穂市出身。天使大戦開戦直後の天使兵襲来時に瀕死の重傷を負うも、天使核兵器研究者である父の手で機械化手術を施され、一命を取り留めたという異例の経緯を持つ。無許可手術により一度は軍部に拘束されたが、リヒトヴィッツ大尉の「使えるものなら猫の手でも使う」方針により、なし崩し的に瑞穂基地所属のパイロットとして登録された。
 なお、彼女の父親はヤシマ陸軍やG3兵器開発部などで実績を残す人物であるらしく、現在も現役。
 幸いにして飛行機乗りの適性はあったらしく、初出撃以降も何とか生き残っている。似たような境遇のギアドライバーたちには親近感を覚えているらしい。また、ご多分に漏れずズィーガー中尉のファン。
▼登場話
 第47話

南雲優希(なぐも・ゆうき) 女性、22歳、ヤシマ陸軍少尉。
▼レポート
 ヤシマにおける天使のクローニング実験の被検体の一人。発育環境における能力変化等を検証するため、代々続く軍人の家庭に預けられた1人だが、本人たちはそのことを知らない。
 普段はおっとりした大和撫子風の佇まいを見せるが、戦闘機に乗ったときには別人のような凛々しさを見せる。また、彼女は生存能力に秀でた才能を発揮しており、激戦で乗機を数度に渡って撃墜されながら、なお経戦能力を保ちえたという記録が残されている。
 普段は伊達眼鏡を着用。本人曰く「けじめをつけるため」だが、養育先の親戚筋にあたる天使物理学の権威、帝大の南雲教授の影響という説もあり。
▼登場話
 第52話〜

初瀬佑人(はつせ・ゆうと) 男性、28歳、ヤシマ陸軍中尉。
▼レポート
 黒い髪に黒い瞳の生粋のヤシマ人。
 鎖国以前は父親について海外とヤシマを頻繁に行き来していた。
 父親は“赤狼隊”隊長であるアンナ・Oとも親交があり、佑人自身も随分可愛がってもらった記憶がある。
 その父親は結界発動に際し、1人でも多くの同胞をヤシマに迎えるためギリギリまで海外に留まり――そして帰ってこなかった。
 佑人が軍人を志したのも、父親の志を幾ばくかでも継いでいきたい、と思ってのことなのかもしれない。
 瑞穂基地でのコールサインは「ホルニッセ(蜂)」
▼登場話
 第59話〜

ユーリア・V・ヴァールハイト 女性、17歳、統一帝国空軍特務少尉。
▼レポート
 メーヴェでもエース揃いとして知られる、統一帝国空軍特務空挺小隊の一員。小隊創立時よりのメンバー。長身かつ容姿端麗。豊かな白金の髪を持つ美少女だが、何故か男装を好む。
 戦闘機乗りとしての腕は非凡であり、小隊指揮官としての才能も高いとされる彼女が、隊長であるジルベルドラクロア中尉の補佐役に甘んじているのは、彼に対する個人的な忠誠ゆえであるらしい。
 コールサインは「クレーエ(鴉)4」。
▼登場話
 第61話〜

鳴神紅夜(なるかみ・こうや) 女性、43歳、ヤシマ陸軍少佐。
▼レポート
 40年戦役後期をアペルギアと共に駆け抜け、女だてらにほぼ腕っ節だけで少佐まで駆け上がった女傑。
 幾多の修羅場をくぐった歴戦の勇士ではあるのだが、子供っぽいところがあったり一般常識に欠ける所があったりと少々問題児。これでも既婚者だが、夫は40年戦役で戦死している。子供が出来なかったからか、かなりの子供好き。
 オニの血が濃く出ており、実年齢よりも見た目は若い。短めの角を1本持っている。
 瑞穂基地へは草薙伊音、八坂凍と同じくヤシマ陸軍からの出向扱いで派遣されており、階級は指揮系統に影響していない。むしろ人間戦車の操縦暦を買われ、シュネルギア隊の実機訓練の仮想敵として駆り出されている姿がよく見かけられる。
 第71話にて、かつての南カフカス地方に派遣され、現地ゲリラと協力していたことが明らかになった。
▼登場話
 第61話〜

クロセル・ショルメス 女性、19歳、統一帝国空軍少尉。
▼レポート
 共和国系合衆国移民の亡命者の子女。
 幼い頃は大陸に在住していたが、住んでいた街が戦闘に巻き込まれ、瓦礫の中に埋もれていた。死を待つばかりのところをエステイン・アイギスに助け出され、ヤシマに脱出する。
 しかし結界に護られたヤシマにあってもかつて目に焼きついた光景は消えなかったのか、あるいは家族の復讐のためか。成長したクロセルは軍人となり、再び戦火の中に身を置いている。
 かねてからエステイン率いる七支隊への配属を願っていたが、第62話での活躍を認められ、正式に補充要員として編入された。
 コールサインは「セブンス7」。
▼登場話
 第62話

三船小五郎(みふね・こごろう) 男性、42歳、ヤシマ海軍軍曹。
▼レポート
 ヤシマ海軍の教練課先任軍曹。
 格闘戦の達人で、口から反吐と息しか出なくなるほど厳しい訓練は、新兵からは「鬼の御船」と畏れられている。
 実戦では用いられない運動を含めたハードな訓練を疑問視する声もあるが、極度の疲労等の悪条件下にある自身の性能を知らずに戦闘が出来るか、との持論から譲る事は無い。
 本人の戦術は、フライングユニット“空我”を駆り、突撃で敵を制圧するという無謀極まりないもの。しかし、戦傷によって視力が落ちてしまい、射撃精度に難のある彼に出来る唯一の手段ともいえる。
▼登場話
 第74話

葛原遊(くずはら・ゆう) 男性、26歳、G3中尉。
▼レポート
 ドライクロイツ空軍に籍を置いているテストパイロット。
 房総沖海戦時の戦災孤児。“生命の泉教会”の孤児院に引き取られたが、軍にアペルギアドライバーとしての適正を見出され、人間戦車に乗る事になった。
 しかし、1989年。構想段階のとある機体の起動実験に於いてV機関が暴走。左腕を失う重傷を負う。
 同時に天使化しかけたが、暴走しかけた天使核を手術によって摘出すると言う、無茶な方法で一命を取り留めたという経緯を持つ。
 そんな過去を感じさせない軽い言動が目立つが、それは今を戦う若きギアドライバーたちへの、彼なりの思いやりなのだろう。
▼登場話
 第85話

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠