エンゼルギア研究所
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◇ 第0話『大切なもの、護りたいもの』◇

「私らの仕事は盾だ。落とされようともやらせやせんっ!」
――川崎神鷹

 

クライマックス:シーン1///エンディング://
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■クライマックスフェイズ/シーン1 「天使復活」
 シーンPC:神鷹。

GM:体長50mはあろうかという巨大な天使兵が、ゆっくりと身じろぎする。
GM:体表面の炭化した皮膚がぎしぎしときしみ、はがれる。
GM/管制官:「バリエル、エーテル反応増大、動きます!」
GM/佐原:「しまった、間に合わないッ?!」
アクシア:「上昇するまえに叩いて!」
GM:こちらが仕掛けるより早く、バリエルが光線を放つ。狙いはホルテン、避難民が詰め込まれた輸送機だ!
GM:さてッ!
GM:ここで、シュネルギア・ヤークトとBvPは、この攻撃を「庇う」ことができます。
GM:その場合、防御行動無しで、直撃が来ますが。
GM:ダメージは、「庇う」した機体で自由に割り振れます(笑)。
神鷹:一人でやったら落ちるな確実に(ぉ
GM:なお、力天使の一撃程度でホルテンは沈みはしませんが、各所に甚大なダメージが出ることは了解ということで
GM:ええ、各所に(笑)。
神鷹:エンジン含むと(^^;)
GM:やぁ、主にカーゴベイとか?
神鷹:ふむ…
神鷹:戦力減るかもしれんが「庇う」!
GM:うぃ。セラピアはどーしますか?
セラピア:一応、庇ってみるんだよ。ダメでもともとなんだよ。
GM:了解ー。あ、絵的には3番機も入ってるのでよろしくね^^;
GM:#35c4《聖光》ダメージ+20
●ダイス:SOUMA_GM:35c4=20(6,6,6,2,6,4,4,3,1,5,5,3,4,3,5,3,2,
6,4,1,4,6,1,6,1,2,5,1,2,1,4,6,5,6,5)= 20
GM:40ダメージです。均等割りなら、20ずつ。
GM:割と耐えられるんじゃない?
神鷹:わりと耐えれるかも。
アクシア:確かに"耐えられ"ますね(^^;)
セラピア:ドライバーの軽傷ゲージに4点、シュネルギアの装甲に10点、軽傷ゲージに6点割り振るんだよ〜。
神鷹:ドライバーの軽症全部の8、機体の装甲に8、軽症に4でー
GM:了解<ダメージ割り振り
アクシア:「っ……、皆、まだいけそう!?」
GM/伊音:「こちら3番機……大丈夫だ、メインフレームはやられていない。まだ、戦える!」>アクシア
神鷹:(水平移動をこなしつつ)「私らの仕事は盾だ。落とされようともやらせやせんっ!」
GM/桂:「ふふ、残念。……あんたたちなんかに、やらせはしないわ!」
GM/桂:「セラピア、機体チェック! 照準ができればそれでいいから!」>セラピア
セラピア:「装甲60%減、出力正常。センサー類に異常なしなんだよ」>桂
GM:炭化した皮膚が剥がれ落ちた下から、4体のホイシュレッケが産み出される。
GM/佐原:「なるほど……ホイシュレッケを纏って、燃料気化爆弾の直撃を耐えたというわけかッ」
GM/佐原:「川崎少尉! ……今ので護衛機のほとんどがやられた。頼む、貴官が頼みの綱だ」>神鷹
GM:何かこう、まだ動けてたアペルギアが軒並みガラクタに(笑)。
神鷹:「諒解っ。ガキどもと街の人たちはやらせんよ!」>佐原中尉
アクシア:「頼むわよ、皆…! あなた、そこ代わってっ」と、管制官の1人から席を奪い、インカム装着(^^;)
GM/管制官:「うひゃいっ?」(ぽーん、と放り出され(笑))
GM:そして……さらに《聖光》を放とうとするバリエル。
GM/伊音:「やらせるものかっ、響!」
GM/響:「ああっ。川崎少尉、支援よろしく! 桂先輩、パル子、止めは頼むぜッ?!」
GM:うおおおおおおおおおッッ! と雄叫びを上げ、バリエルに吶喊する3番機。
GM:その一閃が、確かにバリエルの身体に突き刺さり、引き裂いていく!
GM:シーンエンド。


■クライマックスフェイズ/シーン2
 第1ラウンド。

GM:では、戦闘ラウンド開始です。
GM:各自、感応の数値を申請をば。
セラピア:基本値が8、ヴィーグル修正つきで16なんだよ〜。
神鷹:基本7、ヴィークル4のインプラント2の13だ。
アクシア:自身の感覚は5です、はい(笑)
GM:ちなみにエンゲージは、バリエル+3番機〜50m〜ホイシュレッケ×4〜100m〜1番機、BvP〜50m〜ホルテン、という感じです。
GM:では最初のラウンド。
GM:バリエルは、エンゲージしてきた3番機にどがーん! と《聖光》をぶちかまし、それなりにダメージを与えた模様。以上(笑)。
GM:あ、ごめん、セットアップがあればどうぞ。
セラピア:ないんだよ〜。
アクシア:ないです。
GM:じゃあ、セラピアの行動〜。
GM/桂:「…………っ、ホイシュレッケが邪魔で、狙いが定まらない?」
セラピア:まずはロゴス60点消費、ダイスをブーストするんだよ〜。
セラピア:#68C4 <砲術戦闘>+《チャージ》
●ダイス:Therapia:68c4=40(1,2,3,3,5,5,3,6,1,1,3,2,3,3,5,2,5,3,1,5,5,6,6,
5,5,1,5,6,6,6,1,5,4,3,4,2,3,3,2,5,6,3,3,3,3,6,2,2,6,2,6,3,6,6,4,6,6,5,4,
3,2,2,3,1,5,2,6,4)= 40
セラピア:成功数40獲得。、ロゴス2の代償を支払って、次回の命中判定に持ち越すんだよ〜。
GM:では、川崎少尉の番です。
神鷹:出来ることといえばドッグファイトかミサイルなんだが…うーん…
GM:実は重要です、少尉の行動は(笑)。
神鷹:ホイとエンゲージへ。仁王立ちで封鎖かな?、でもって20mmでガンフー使用で攻撃。くらいしか思いつかないからこれで。
GM:OKですよぅ。
GM:この場合、エンゲージを《封鎖》するのが大きいですね。
GM:ちなみに、ここからミサイル撃てますが、やりませんか?(笑)<バリエルに
神鷹:当たるのかね。まあいいやまずは親玉にミサイル行ってみようか(笑)
GM:どうぞー。
神鷹:「ロックオン、てーっ!」
神鷹:#6c2-6
●ダイス:Shinyou:6c2-6=1(4,6,6,1,6,5)-6= -5
神鷹:外れかな?(^^;
GM:さすがに、ソレは(笑)。
GM:#19c4〈回避〉
●ダイス:SOUMA_GM:19c4=10(6,6,3,6,5,6,4,6,2,3,6,3,1,6,5,2,2,3,3)= 10
GM:ひらりっ。
神鷹:通常ミサイルはミサイラーじゃなきゃそう当たらないよ(^^;
GM:ロゴス入れたり、昇華かけたりしないとですねえ。
GM:ではホイシュレッケたち……は。
GM:エンゲージが封鎖されてしまっているので、バリエルの方に戻りたい、と宣言。お伺いを立ててみます(笑)>神鷹
神鷹:却下(笑)
GM:おや(笑)。ではBvPに攻撃開始。頑張って回避すべし。
GM/ホイシュレッケ:「キシャアアアア!!」
神鷹:「はっはっは、怒ってやがる」(けらけら)
GM:#10c4《噛みつき》 ダメージ+10
●ダイス:SOUMA_GM:10c4=7(2,6,2,5,6,3,3,3,3,2)= 7
GM:#10c4《噛みつき》 ダメージ+10
●ダイス:SOUMA_GM:10c4=9(3,3,4,2,3,3,3,2,2,5)= 9
GM:#10c4《噛みつき》 ダメージ+10
●ダイス:SOUMA_GM:10c4=9(3,4,5,4,3,4,1,1,4,3)= 9
GM:鬼のような出目です^^; えーと、4、7、9、9で命中>神鷹
神鷹:回避ー、反射防御使用ー
神鷹:#14c4
●ダイス:Shinyou:14c4=8(6,4,4,2,5,3,5,4,6,6,4,1,5,3)= 8
神鷹:#14c4
●ダイス:Shinyou:14c4=12(1,1,4,4,2,4,5,1,4,4,3,6,1,3)= 12
神鷹:#14c4
●ダイス:Shinyou:14c4=10(1,4,6,5,3,1,1,5,4,5,4,3,4,3)= 10
神鷹:#14c4
●ダイス:Shinyou:14c4=10(3,3,6,1,1,4,5,6,3,3,5,4,2,4)= 10
GM:鬼のような出目だ(笑)。全部避けられちゃったか。
神鷹:「はっ、飛鷹義姉ぇに比べればこの程度なんでもないっ!!!」
GM:では、アクシアの番です。
GM:あ、ちなみに、このラウンドに《感応》かけるなら、ここが最後のタイミングです。
GM:(誰かのイニシアティヴチェックに割り込むので)
アクシア:「桂、セラピア。ここで一発決めなさいよ…!」
アクシア:てなわけで、《感応》使用、対象はセラピアで。
GM:判定おねがいしまーす。
アクシア:7だから…ロゴスブーストで半定数に+5して、ロールをば。
アクシア:#10c4
●ダイス:Axia:10c4=9(1,1,1,1,4,5,2,4,2,4)= 9
アクシア:余裕〜
GM:楽勝ですなー(笑)。
GM:では、1番機、ヤークトに再起動がかかりました。
セラピア:まずは桂ちゃん、アクシアちゃん、謎の声、シュネルギアのダーザインを全部昇華。
GM:ほいほい。
セラピア:《チャージ》の蓄積分(40)を足して、成功数+74で攻撃だよ〜。
GM:うわー、それは、あれだ。鳴るかな?
セラピア:#8C4 <砲術戦闘> 判定値12 《チャージ》及びダーザイン昇華で成功数+74
●ダイス:Therapia:8c4=4(1,3,6,5,2,5,6,2)= 4
GM:あー。ロゴス尽きてたか(笑)。
セラピア:成功数は78なんだよ〜。ロゴス尽きてたからこれが精一杯なんだよ〜(苦笑)
GM:#19c4〈回避〉
●ダイス:SOUMA_GM:19c4=15(5,2,3,2,1,3,3,5,3,4,4,4,3,3,1,5,5,2,2)= 15
GM:ふむ。15減らした。差分値が63で、陽霊子砲のダメージが+29あるからー。
GM:えーと、82ダメージか。
セラピア:「……捕らえたんだよ、桂ちゃん!!」
GM/桂:「…………っ、う」
セラピア:「桂ちゃん? どうしたんだよ?」
GM:ヤークトの放った陽霊子砲は、確実にバリエルの巨体の何割かを吹き飛ばしたッ!!
GM:だが、まだ仕留めるには至っていない!!
アクシア:「く、あの攻撃でまだ足りないの…?!」
神鷹:「くそっ、掛け値なしの化け物って事かっ!」
GM:具体的には、致命傷から軽傷まで全部吹き飛び、HPがそれなりに残存です<バリエル
GM/桂:「まだ、まだダメ……まだ、ッ」(荒い息と、ひどい脂汗)
セラピア:「エーテルエネルギー充填率が予想値よりも若干低いんだよ〜」
GM/佐原:「……やはり調整無しで投入したのが祟ったということか」
GM/佐原:「川崎少尉、頼むッ!!」
神鷹:「デザート(ミサイル)サービスしてやりますよっ!」
GM/桂:「…………っ、うまく、V機関と、痛ぅ……ッ?!」
GM:で、アクシアの番ですよー。
アクシア:「神鷹、データを送るから修正して一気にバリエルを撃ち落して!」
アクシア:てことで、《盾の乙女》の使用宣言。
GM:判定どーぞ>アクシア
アクシア:#44c4 ロゴスブースト40、【聖霊】7で修正して合計44でロール。
●ダイス:Axia:44c4=33(1,6,4,3,5,4,2,3,1,3,5,5,1,1,1,5,2,3,4,2,1,2,3,
2,4,3,5,1,5,4,5,5,4,6,1,5,4,3,3,3,1,3,4,4)= 33
GM:では、神鷹の次の判定にダイス+33ですね。
GM/響:「もうちょっとでケルンが全部剥がれる……そうすりゃあッ!」
GM:と、3番機も殴っているということで。
GM:ラウンドエンド。


■クライマックスフェイズ/シーン3
 第2ラウンド。

GM:さぁ、2ラウンド目です!
GM:セットアップ無ければ、バリエル動きますが。
GM/バリエル:「serra,serra,serra……」
GM:ふふふ、バリエルはですねー。ホイシュレッケを[封鎖]してて挙動の怪しい神鷹機を狙っちゃおうかな〜、とか思いますが、よろしいですか?
神鷹:何とかしましょう。落ちたら天使を恨んでください(ぉぉ)
GM:ホントにいいの? じゃあダイス振りますよ?
GM:ちなみに、これだと<回避>にさっきの《盾の乙女》のボーナス入りますから。
GM:それが嫌なら、直撃を受けるべし(笑)。
GM:#38c4《聖光》 ダメージ+20
●ダイス:SOUMA_GM:38c4=26(6,5,4,3,4,2,5,5,3,6,3,2,4,1,3,1,2,2,4,6,3,5,4,4,6,4,5,5,6,1,5,1,2,2,2,2,4,4)= 26
GM:うい、26成功で命中>神鷹
GM/響:「んなッ、川崎少尉ッ?!」
神鷹:つまり56か(’’;
GM:ダメージはね。
GM:普通は、撃墜ですねえ。どうします?(笑)>神鷹
神鷹:回避する以外どうしろと(^^;
GM:死亡ゲージで受ける。そうすれば、判定しなくて済みますよ?(邪笑)。
神鷹:ふむ……ココは絵的には死亡ゲージだが…(悩みまくりー)
神鷹:死亡ゲージ受けを宣言。
GM:では、バリエルの《聖光》がBvPを直撃する!
GM/伊音:「川崎少尉っ?!」
GM/桂:「…………っ、う」
GM:だが、まだだ! まだ終わらない!!
神鷹:「くっ…。まだまだぁっ!」
GM/佐原:「……まさか、そんな」(へたっ、と膝を付く)
GM/佐原:「なんで、まだ飛べるんですか、少尉……っ」
アクシア:「神鷹、脱出しなさい!」
神鷹:「却下。それにだな、重量の無駄になるからこないだ脱出機構外したからな」(笑い混じりの声)>アクシア
アクシア:「はあ!? 何してんのよ、このばかっ!」
GM:で、セラピアの番です。
セラピア:「うう、弾が無くっちゃ援護も出来ないんだよ〜」
セラピア:という事で、ここは泣く泣くパスなんだよ〜(涙)
GM:ではBvP。2階級特進が確定の(涙)。
神鷹:はっはっは。
GM:川崎大尉、どうぞ!(T_T)。
GM:何なら、エンゲージ離脱して特攻かましても良いですよ。特別に、許可(笑)>神鷹
GM:《ガンフー》使いながら体当たりとか……うふふ。
神鷹:折角だからそれ採用(笑)<体当たり
神鷹:「付き合ってもらうよ。美女一人冥土へのお供だ、ありがたく思いな!」(ミサイル発射のトリガーを引き)
GM/バリエル:「serra,serra,serra……」(迎撃ビーム乱射!)
GM/伊音:「くっ、このままでは……えっ?」>川崎機の機動計算をしたらしい(T_T)。
GM:では、心置きなく《射撃戦闘》どうぞ(笑)。
神鷹:リミッター解除、ターザイン全てとロゴスでダイスブースト、加えて死亡の修正で判定値+3
神鷹:でもってガンフーも使用
神鷹:それから盾の乙女分も追加。
GM:ダイス+59、成功数+28、ダメージ+20、と。
神鷹:#59c4+28
●ダイス:Shinyou:59c4+28=39(5,5,4,3,5,5,1,6,3,2,2,5,3,2,6,1,3,1,3,1,5,6,
4,2,5,6,1,5,2,2,6,2,3,5,1,6,5,2,2,6,2,3,1,2,4,3,2,3,4,3,2,6,2,3,2,3,4,5,
6)+28= 67
GM:20個振りなおせるね。
神鷹:#20c4
●ダイス:Shinyou:20c4=14(2,2,3,3,1,3,1,1,6,2,3,6,6,4,2,5,3,6,5,4)= 14
神鷹:合計81だ。
GM:#19c4〈回避〉
●ダイス:SOUMA_GM:19c4=10(3,5,6,4,2,2,2,6,4,6,2,2,5,2,2,5,5,6,5)= 10
GM:えーと、10成功したので、差分値71と。
神鷹:ダメージは91かな。
GM:ですねえ。……ここで「死亡ゲージで受けます」とか吐くと大変なことになるわけですが(笑)。
GM:ご安心下さい。
GM:今回のバリエルは、既に死亡ゲージ埋まっとります、はい。
GM:で、残りHPが45なので……撃墜ッ!!
GM:さぁ、派手に逝くが良いのですぞ>神鷹
GM/響:「うあああああああッ、や、やめろッ、止まれよおおッ?!」(←無駄と分かりつつ、川崎機にマサムネの手を伸ばす)
GM/伊音:「……ッ」(顔を伏せる)
セラピア:「神鷹ちゃん―――!!」
アクシア:「神鷹ぉ!?」
神鷹:「アクシア、子供達のこと、頼むよ。子供達、年上の人間より先に死ぬような馬鹿すんじゃないよ。…私にいえた言葉じゃないか。それぞれの先に安息があらんことを。さらば」
GM/バリエル:「serra,serra,serra……」
セラピア:「神鷹ちゃん、諦めたらダメなんだよ。死んじゃったらおしまいなんだよ!」
GM:陽霊子砲に深く抉られたバリエルの傷口に、BvPが機首から突っ込む……。
神鷹:(20mmを乱射しつつバリエルへ特攻するBvP。そして、弾薬、燃料、すべてが持てるその力を解放した。)
GM:それはある意味、聖なる光であったのか。
神鷹:「バイバイ。楽しかったよ」(それを最後に通信は激しいノイズ発し、後には沈黙だけが続いた。)
GM:誰の叫びともつかぬ叫び声と共に、力天使級天使兵・バリエルは爆炎に包まれた。
GM:そして。
GM:さしもの力天使も今度こそ沈黙する。
GM/管制官:「エンゼルハイロゥ、消滅を確認! 敵天使兵、完全に沈黙――しました!」
GM:……戦いは、終わった。
GM/桂:「…………ッ、まだ、だめっ」
GM:呟き、コンソールに突っ伏す遠山桂。
GM:彼女の髪は脂汗で肌に張り付き――コクピットには、幾つもの天使の羽根が、ただひらひらと舞っていた。
GM:戦闘終了。
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン1 「報告」
 シーンPC:神鷹。
アクシア登場済。

GM/ヴィヴリオ:「…………」
GM:ここは、瑞穂基地の統合司令室。
GM:一連の戦闘の結果、確かに足立市の市民の多くは助けることができた。
GM:だが、その代償に支払ったものもまた、大きい――。
GM/ヴィヴリオ:「報告は以上かい、アクシア・リヒトヴィッツ大尉?」
GM:どこかしら、彼女の口調がいつもと違う……気がする。
アクシア:「はい。報告すべきことは全てしました」あくまで事務的に。
GM/ヴィヴリオ:「そうか。……ご苦労様。下がっていいよ」
アクシア:「………失礼、しま、す…」踵を返して、出口にゆっくりと歩いて行く。
GM:ヴィヴリオは、アクシアを黙って見送る。
GM:扉が開いたのを確認すると、彼女は重厚な窓辺に寄り、足立基地の方角を見やった――。
GM/ヴィヴリオ:「聞こえているかい、川崎大尉」
GM/ヴィヴリオ:「これから言うことは、ボクの独り言だ。だから、本当は聞こえてても、聞こえてなくても構わないんだけどね」
GM/ヴィヴリオ:「…………あの子たちを護ってくれて、ありがとう」
GM/ヴィヴリオ:「キミの、キミたちの命は決して無駄にはしないよ」
GM/ヴィヴリオ:「この。ボクの命に代えても、ね。……だから」
GM/ヴィヴリオ:「いまは、ゆっくりと休むがいいさ……」
神鷹:(ありきたりな文句ですね。でも、わかってますよ。あとを、頼みます…。)(そんな声が、したように思われ)
GM:す、と帽子の鍔を下ろすヴィヴリオ。
GM:彼女の表情は、眼鏡の反射光に遮られ、窺うことはできない――。


■エンディングフェイズ/シーン2 「スクランブル」
 シーンPC:アクシア。

GM:足立基地での戦闘は、第13実験部隊の活躍で勝利に終わった。
GM:2番機「シュトルム」も無事に瑞穂基地に運び込まれ、先日、八坂特務少尉も復帰。
GM:アクシアや佐原中尉らが命令違反を問われることも無かった。ギアドライバーたちの補充も、何とか目処が付きそうだとの報告も入っている。
GM:全てが、上手く動き始めている。そんな感覚のまま何日かが過ぎた、瑞穂基地――。
GM:統合司令室で、ヴィヴリオが拳を机に叩き付ける。
GM/ヴィヴリオ:「何だと――? 奴らめ、ギアドライバーに気付いたか」
GM/ヴィヴリオ:「シュネルギア緊急発進! ギアドライバーの保護が最優先だ。どんな犠牲を払っても構わん!」
GM/ヴィヴリオ:(呟くように)「いま、彼を失うわけには、いかんのだ……」
GM:と、彼女がアクシアの視線に気付く。
GM/ヴィヴリオ:「どうした、リヒトヴィッツ大尉、不服そうだな?」
アクシア:「…いえ、そのようなことは…」と言いつつも、目線を逸らしたり。
GM/ヴィヴリオ:「この作戦、とうぜん1番機と3番機を出す。……キミが、指揮を執れ」
アクシア:「…私が、ですか?」
GM/ヴィヴリオ:「――そうだとも。だから言ったぞ。“どんな犠牲を払っても構わん”と」
GM:そうして、数枚の書類の束をアクシアに放るヴィヴリオ。
アクシア:「・・・・・・」書類の束を数秒眺める。
GM:それは、いつか見た遠山桂のカルテだ。血中エーテル濃度の欄には、「4.23」と記されている。
GM/ヴィヴリオ:「足立基地での戦闘以来、何をどうやっても下がることは無かったそうだ」
GM/ヴィヴリオ:「間違いなく――この戦闘で、彼女は天使化するだろうな」
アクシア:「……命令、了解。これより作戦の指示に入ります」立ち上がる
GM:ふと、ここからは見えないはずの空を見上げるヴィヴリオ。
GM/ヴィヴリオ:「我々に何が出来る? 研究施設に押し込めて、天使化するまで彼女をモルモットにすることか? 違うだろう、リヒトヴィッツ大尉」
GM:そして再び、視線をアクシアに戻し――。
GM/ヴィヴリオ:「――この結果を招いたのは、キミだ。責任は、取ってもらうよ」
GM:囁く。
アクシア:「覚悟は、とうに出来ています。では」後ろ向いたまま呟いて、出て行き、廊下をきびきびと歩いて行く。
アクシア:「そう。もう決めたのよ。どんな事をしても、あの子達をアタシが精一杯助けて、必ず…」
GM:そして、作戦司令室の扉が開く。
GM:運命の扉――それは、明日へ続いているはず。そう信じるしか、無い。


■エンディングフェイズ/シーン3 「盾の乙女」
 シーンPC:セラピア。

GM:少年の背後に、横転して炎上する車。
GM:彼の目の前には、不気味な怪物――ホイシュレッケ。
GM:だが、少年と天使兵の間に立ち塞がる、巨大な人間戦車のシルエット――シュネルギア。
GM:ホイシュレッケからの攻撃を跳ね返し、その頭部に88mm対天使ライフルの砲口を押し付け、吹き飛ばす!!
GM/少年:「…………ぅわ?!」
GM:そして、そこで操り人形の糸が切れたかのように……。
GM:シュネルギア:ヤークトは土煙を上げながら横倒しに倒れた。
GM:ばくん、と開くハッチ。ふぁさ、と広がる白い――天使の羽。
GM:エーテルを震わせて鳴り響く、天使の歌。
GM/桂:「――ごめん、セラピア。わたし、ここまで、みたいだね……」
GM/桂:「…………うたが、聞こえる」
GM/桂:「…………わた、ぁし、こんな、あいつに……見せ、たく、な」
セラピア:「約束、果たす時が来たんだよ」
GM/桂:「…………」
GM/桂:「……」
GM:つぅ、と彼女の頬を伝う涙。
GM:もう、言葉を伝えることもできなくなっている。鳴り響くのは、ただひたすらに神名を唱える呼び声だけが――。
セラピア:ずだーん!!
GM:そして、銃声が鳴り響いた時。
GM:セラピアは2つの視線を感じた。
GM:一つは目の前の少年から。そしてもう一つ、背中の方から、誰かがこちらを見上げている――。
GM:でも。
GM:目の前の少年が、桂を射殺してまで確保しなければならない、対象。
GM:だから、キミは――。
セラピア:「うん、キミは無事みたいだね〜……あ、中は見ない方がいいんだよ?」>目の前の少年
セラピア:「桂ちゃんも、がんばった甲斐があったってものなんだよ」
GM/少年:「な……っ」
セラピア:言いながら、ワルサーの弾丸をチャンバーに送る。
セラピア:「桂ちゃんは、優しすぎたんだよ」
セラピア:「今度生まれてくる時は、平和で、こんな風に戦わなくてすむような……そんな世界に生まれてくるといいんだよ」
セラピア:ゆっくりと、その銃口を桂の胸にむけ……
セラピア:「だからそれまで――さよならだよ」
セラピア:だーん!!
GM:……銃声が立て続けに響いた。
GM/少年:「な……お、お前、何をしたかわかってるのか?」>セラピア
セラピア:硝煙の立ち昇る拳銃を片手に、にこりと微笑む。
GM/もう1人の少年:「な……セラピア? 銃を……。死んだ、のか? 遠山が、殺した……?」
GM/少年:「何を……何をしたかわかってるのか?!」(叫ぶ)
セラピア:「今死んだのは桂ちゃん、キミの前任者だよ。今度はキミがこれに乗って戦うんだよ」>目の前の少年
セラピア:その瞳には、気づかないうちに涙が……。
GM/少年:「……どういうことなんだ? 説明しろよ、おいっ?」(セラピアに近づく)
セラピア:「キミはこの第三世代人間戦車……シュネルギアに乗って、ボクと一緒に戦うんだよ」>目の前の少年
セラピア:「ボクはセラピアっていうんだよ……あれ、あれれ」
GM/少年:「お前、泣いて……?」
セラピア:「……ボク、泣いてたね。気づかなかったよ」顔をごしごし
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

■アフタープレイ

【経験点計算】
 セラピア・パルマコン@葉隠:5点
 アクシア・リヒトヴィッツ@AYU:5点
 川崎神鷹@風騎士:5点
 GM@相馬斉遠:15/3≒5+1=6点

【雑感】
 諸般の事情で、このシナリオが普通に遊べなくなったので、普段はNPCの面々をPCに仕立てつつ、第1話であえなく果てた遠山桂萌えセッションをやるという無謀な思いつきを実行。PC3はいちおうフリー枠だが、いま思えばズィーガー中尉でも良かったかも知れない。
 1クール以上セッションを経てから行なったので、さすがにセラピアもアクシアもそれっぽい。個人的にいちばんウケたのはアクシアの頭突き(笑)。あと、エンディングでのネタ振りに乗ってくれたセラピアに感謝。もちろん、ここは第1話を強く意識しているし、つながっている。
 ただ、まずかったのは、アクシアが管制官で作られたこと。プレイヤー募集時には指揮官で指定したはずなのに……。おかげで1番機は「予備弾倉」を入手できず弾切れを起こしたまま。慌てて伊音に陽霊子砲を持ち出させるもバリエル墜とせないし。せめて神鷹がミサイルを当てていればと思うも、後の祭り。
 それにしても……。このセッションのすぐ後、GF誌で「T−X」が紹介されるとは夢にも思っていなかった。神様はほんとうにいじわるである。


エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠