エンゼルギア研究所
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◇ 第0話『大切なもの、護りたいもの』◇

「三十六計逃げるが勝ちなんだよ〜」
――セラピア・パルマコン

 

今回予告/ハンドアウト/自己紹介/シーン1////
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


今回予告
 時に、1999年7月。
 その日、足立基地近郊の軍研究所で開発されたシュネルギアを狙うように現れた天使兵。
 彼らに対抗できるのは、天使核を搭載した最新兵器シュネルギアだけ。だが、度重なる戦いは、人間戦車を駆る少女のこころと身体を、確実に蝕んでいた――。

「でも、誰かがやらなくちゃいけないんだ。ううん。――わたしがやらなくちゃダメ、なんだろうね」

 否応無しに戦うことを強いられ、戦火の中に身を投じた少女は知っていた。
 命を駒とする、戦争の非情さを。
 自分を待つ、逃れられない運命を。
 それでも戦うことでしか守れない、大切なものの存在を。

 エンゼルギア 天使大戦TRPG 第0話
 『大切なもの、護りたいもの』

「……だからお願い。あいつにだけは、黙ってて?」


シナリオハンドアウト
▼PC1 セラピア・パルマコン  ナビゲーター/スナイパー
 ギアドライバー:遠山桂
 ダーザイン:【シュネルギアからの愛情】
 天使兵に対抗できる第3世代人型戦車、シュネルギア。
 キミは、これがどういうものであるかを、よく知っている。ほんとうに、よく知っている。
 だから――キミと共に戦ってきた彼女が、もう助からないことも。キミはよく知っている。

▼PC2 アクシア・リヒトヴィッツ  管制官
 ダーザイン:【市民からの信頼】
 新型シュネルギアを狙って出現した天使兵によって、研究施設のある小さな港町は灰燼に帰した。
 現有戦力は手元のシュネルギア2機のみ。これだけで、焼け出された大勢の民間人を助け、町を脱出することができるのか――。
 護らなければならない。軍人として、力の無い人々を。そのためにキミは、決断を下さなくてはならないのだ。

▼PC3 川崎 神鷹  機械化兵
 ダーザイン:【戦争からの覚悟】
 状況は悪い。新型シュネルギア・シュトルムを狙って出現した天使兵とホイシュレッケを相手に、ヤシマ軍は圧倒されるばかりだ。かくいう自分も遠距離戦は戦い切れない。サポートをしてくれてきた遠山桂も、もう限界だろう。
 それでも、この状況を打破して市民たちを助けるには、どうすればいいか。
 キミはその答えを知っている。いや、知っているつもりだった


自己紹介
※セラピア、アクシアはNPCをPC扱いで使用しているため、自己紹介は省略。両名とも初期ダーザインを自分で取得したので、ルールブックのものとは異なるものを所持している。

セラピア:【遠山桂からの仲間意識】【謎の声からの愛情】なんだよ〜。
アクシア:【小隊からの信頼】【軍上層部からの期待】です。

※PC間ダーザインについては、神鷹のPLの到着が遅れたため、暫定的にお互い同士で取得させた。

セラピア:ボクは【アクシアちゃんからのまごころ】を取得するんだよ〜。
セラピア:という訳で、まごころを込めて接して欲しいんだよ(笑)
アクシア:うぐ、こっちもまごころにしようと思ってるんだけど、お互いまごころで……?(笑)
GM:まごころを、キミに(笑)。
セラピア:相思相愛なんだよ。らぶらぶなんだよ〜(へにょ踊り)
アクシア:じゃあ、そういうことで決まりね(笑)


※神鷹の到着は、実際にはオープニングフェイズのシーン5だったが、自己紹介はここに記述しておく。

神鷹:「川崎神鷹だ。呼びにくければ好きに呼んでいい」
神鷹:「まあ見たままの戦闘機乗りだ。空母に乗ってたんだが何の因果かここに来た」
神鷹:「ところでさっきから何か言いたそうだな? 歳が聞きたいのか? 聞いて驚け、三十路一歩手前、29だ」
神鷹:「まあこんななりしてるが仕事はしっかりこなす。空に上がっても陸の上でも護衛は任せておけ」
神鷹:「さて、じゃあ訓練だ。基地の周りランニング。お前も付き合え」
神鷹:所持ダーザイン【上官からの信頼/2】【自己からの執着/2】
神鷹:シナリオダーザイン【戦争からの覚悟/2】、PC間ダーザイン【アクシアからの友情/2】。以上。


■オープニングフェイズ/シーン1 「ヘルプストハイム検査」
 シーンPC:アクシア。

GM:瑞穂基地の診療所、羽村総司に呼び出されたアクシア。
GM:いつに無く真剣な彼の声に、いつもの軽薄な調子は無い。
GM/羽村:「……これが、この前の検査の結果。あぁ、ニナ君、悪いけどちょっと席を外しててくれるかい?」
GM/ニナ:「分かりました。……はい」
GM:信用の無い視線を向けたニナの目の色が変わった。
GM:それ以上、何を言うことも無く部屋を出て行く。
アクシア:「……相変わらず信用ないわねえ、あなた」ニナの出て行った方を見つめて>羽村
GM/羽村:「まったく、困ったもんだよね」(へらっ)
GM/羽村:「ま、検査の結果はご覧のとおり」
GM/羽村:「草薙中尉、パルマコン少尉、橘少尉。この3人はまぁ、いつもどおり健康優良。羨ましい限りだよ」
GM/羽村:「ただね。遠山少尉の血中エーテル濃度……ヤバい数字かな、これは」
アクシア:「遠山少尉が?」少し意外そうな顔をする。
GM:では、彼女のカルテに視線を落とすアクシア。
GM:ドライクロイツ創設以来、シュネルギア1番機「ヤークト」のパイロットを務める少女、遠山桂。
GM:羽村が示した彼女のカルテには、「3.31」と記入してあった。
GM:いつ、天使化を起こしてもおかしくない数値である。
GM:ちなみに通常の場合、限界値はおよそ3.33〜3.34。
アクシア:「これはどうしたものかしらね。シャレにならないわ……」口元を手で覆って思案。
GM:アクシアの不安を紛らわすように? 頭をぼりぼり掻く羽村。
GM/羽村:「2番機がやられて、八坂特務少尉の復帰も目処が立ってない状況だからね。彼女に頼らざるを得ないのは分かるけど。俺は医者として、キミにこれだけは言っておくよ」
GM/羽村:「しばらくは彼女を使わないことだ。分かっていると思うけど、キミが代わりに乗るのもナシ」
GM/羽村:「パイロットはまだ代わりが効くけど、教官はそうはいかないからね。……厄介な代物だよねえ、第3世代の人間戦車ってやつはさ」
アクシア:「でも、遠山少尉が出れないとなると。ただでさえ少ない戦力が虫の息ね…このままじゃ部隊として機動しないわ」
GM/羽村:「ほんと、困ったもんだよねえ」
GM:うんうん、と頷く羽村。
GM/羽村:「目下、遠山少尉の代わりが出来る子を、情報部が全力を挙げて捜索中らしいよ。……それまで、ヤツらが来ないことを祈ろうじゃない」
GM:と、羽村総司はペンで天を指した。
アクシア:「……こちらの思惑通りに、アイツらが動いてくれるかしらね」窓の向こう、空を軽く流し見る。
GM:それは、正解だ。
GM:羽村医師の祈りは僅か2秒で裏切られることになる。
GM/オペレーター:「総員、第一級戦闘配置! 繰り返す、総員第一級戦闘配置!」
GM/羽村:「やれやれ、これだから神サマってのは……」
GM:がくー、と項垂れる羽村。
アクシア:「……じゃあ、アタシはこれで」と、立ち上がる。
GM/羽村:「キミも、辛いところだねえ。俺で良ければいつでも慰めてあげるよ?」
アクシア:「慎んで遠慮します、羽村先生?」にこり
GM:にょにょー、と手を伸ばそうとする羽村。が、スカる(笑)。
GM/羽村:「……ちッ」
GM/オペレーター:「総員、第一級戦闘配置! 繰り返す、総員第一級戦闘配置!」
アクシア:「はいはい、わかってるって…!」
GM:では、駆け去るアクシアの背中を、なんとも云えない目で羽村総司は見送った……。
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン2 「1番機、出撃」
 シーンPC:セラピア。

GM:瑞穂基地、シュネルギアの格納庫。
GM:ここに並べられていたシュネルギアのうち、残っているのは0番機と1番機の2体だけ。
GM/桂:「あ、セラピア。またシュネルギア見に来たんだ?」
GM:気が付くと、パートナー……1番機のドライバー、遠山桂が傍に立って、一緒にシュネルギアを見上げていた。
セラピア:「この子も不安になってるみたいなんだよ。だからお話してたんだよ〜」
GM:ふふ、と微笑する、桂。
GM/桂:「そんなに心配しないの。ほら、足立基地で修理中の2番機、今日戻ってくる予定でしょ?」
GM/桂:「凍の方は、もうちょいかかるみたいだけどさ……。きっと大丈夫!」
セラピア:「桂ちゃんが言うなら、きっと大丈夫なんだよ。安心したんだよ〜」
GM/桂:「…………」
GM:どこか遠くを見るような瞳で、シュネルギアを見上げる桂。
GM:格納庫の明かり取りから差し込む光の中に浮かび上がる、彼女のパイロットスーツ姿はどこか、神々しかった。
セラピア:「桂ちゃん、無理はいけないんだよ」
セラピア:相棒の顔を見上げ、唐突に呟く。
GM/桂:「無理? ……あはは、何言ってるのセラピア」
GM/桂:「わたしは大丈夫。……うん、大丈夫だって」(微笑んで、頷く)
セラピア:「だったらいいんだよ。忘れて欲しいんだよ〜」
GM/桂:「ほんと、どうしたのセラピア。今日はやけに心配性じゃな……」
GM:彼女の声に重なるように、瑞穂基地のスピーカーから警報が鳴り響く。
GM/オペレーター:「総員、第一級戦闘配置! 繰り返す、総員第一級戦闘配置!」
GM/桂:「ううっ。ほんっと、コキつかってくれるよねー」(笑)
GM/桂:「この子のセットアップはわたしがしとくから、セラピアはとっとと着替えてくる!」
GM:ぼすん! とセラピアの背中をどつく桂。
セラピア:「了解、なんだよ〜」
セラピア:ツインテールをぴっこん、ぴっこんと揺らして駆け出す。
GM:よろめいて振り向いた時、彼女が小さく、囁くように呟くのが聞こえた。
GM/桂:「きっと足立基地だね。……あいつ、大丈夫かな」
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン3 「激戦、足立基地!」
 シーンPC:アクシア。
指示以降セラピア登場可。

GM:瑞穂基地よりVTOLで緊急発進したアクシアは、上空に群がるホイシュレッケをかいくぐり、どうにか足立基地の防空圏内に滑り込むことに成功していた。
GM:既に基地の守備隊は壊滅状態に陥っており、生き残った僅かな航空機とアペルギア、瑞穂基地からの支援機が、基地近くに喰いこんできたホイシュレッケを追い払っている状態だ。
アクシア:「マジでやばいわね。あの子達は大丈夫かしら……」周囲の状況を確認しながら
GM:それでも市街地の被害が思ったほどで無く、避難してきた市民にさして損害が出ていないのは――ひとえに、天使兵の群れに単騎で突っ込んでいるシュネルギア3番機「マサムネ」の存在が大きい。
GM:どうにかたどり着いた司令室は、混然とした重い雰囲気に包まれていた。
GM/士官:「アクシア・リヒトヴィッツ大尉でありますか?」
GM:だが、自分の登場が、その空気を一気に変えたのが分かる。
GM:声をかけてきたのは、まだ若いヤシマ海軍の中尉だった。
GM/佐原:「足立基地防空部所属、佐原裁であります。大尉のお噂はかねがね窺っております」(敬礼)
アクシア:「どうも。状況はどうなってます?」敬礼を返して、モニターに近付いて行く。
GM/佐原:「戦況は思わしく有りません。当基地司令部の主だった将校も、最初の襲撃以来連絡が取れず……」
GM/佐原:「現在は、そちらのシュネルギアが頑張ってくれています。……こちらを」
GM:司令室のモニターに映し出されているのは、識別名「バリエル」と名づけられた力天使(ヴァーチューズ)級天使兵、その前に群がる大量のホイシュレッケ。
GM:そして、彼らに囲まれて身動きの取れなくなっている「マサムネ」であった。
GM/佐原:「さすがにシュネルギアです、よく持っているのですが……このままでは」
アクシア:「シュネルギアの性能を甘く見ないで……と、言いたいところなんだけど」近くのインカム(あるのか?^^;)を取る。
GM:あります(笑)<インカム
GM:伊音と響は敵の主力であるバリエルを狙ったようだが、既に進路も退路も塞がれていた。
GM:放っておけば、撃破されるのは時間の問題だろう。
アクシア:「こちらアクシア。二人共、聞こえる?」
GM/伊音:「くッ、何をしている響! こんな奴らさっさと……あ、アクシア大尉?」
GM/伊音:「状況は……見ての通りです。かくなる上は」
アクシア:「何を言ってんのよっ。どんな状況でもそんな弱音は許されないわ。……まずは生きて帰ること。お姉さんとの約束よ?」
GM/伊音:「そッ、それは。しかしこのままでは……!」
GM:と、上空で待機しているもう一機のシュネルギアから、通信が入る。
GM/桂:「隊長! いつまで待ってればいいんです? このままじゃ、2人ともやられてしまう!」

GM:ここから、セラピアも通信で登場して良い。
GM:ちなみに、ホルテンは輸送用に既にこちらに回しているので……1番機も瑞穂基地からダイレクトにここに来ている。

セラピア:「アクシアちゃん、ボクたちの出撃はまだなんだよ〜?」
GM/桂:「ヤークトの火力とセラピアのサポートがあれば、3番機を救えます。……アクシア隊長!」
アクシア:「丁度いいわ。橘、草薙機が苦戦してるの、援護して!」
GM/桂:「……了解っ。行くよ、セラピア!」
セラピア:「桂ちゃん、じゃんじゃんバリバリいくんだよ〜」
GM:ヤークトを急降下させる桂!
GM:シーンエンド(笑)。


■オープニングフェイズ/シーン4 「戦乙女の槍」
 シーンPC:セラピア。
アクシア登場済。

GM:ズズゥン、と地響きを上げてホイシュレッケの群れの眼前に降り立つシュネルギア「ヤークト」。
GM:白と緑に塗り分けられた全高15mの巨人が、ゆっくりと身を起こす。
GM:両腕に構えた88mm対天使ライフルの砲口が2門、群がるイナゴたちに向けられた。
GM/桂:「直接火砲支援(ディレクトカノーネバイシュタント)開始っ! セラピア、照準よこして!」
GM:と、いうわけでセラピアや。
セラピア:はいはいなんだよ〜?
GM:<砲術戦闘>に、ほれ、《予測射撃》組んで判定してみて。ロゴスは桂が払うから免除したげる(笑)。
セラピア:#13C4 <砲術戦闘>+《予測射撃》 判定値13
●ダイス:Therapia:13c4=8(1,3,3,5,5,5,1,4,3,6,3,5,4)= 8
セラピア:成功数は6なんだよ〜。
GM:88mmの修正は……入れて6か(笑)。
GM:#7c3 ホイシュレッケ回避。
●ダイス:SOUMA_GM:7c3=4(4,2,6,1,3,2,5)= 4
GM:さすがに命中だなぁ。あ、ダメージは不要です。
GM:ドガドガドガドガッッッ!!! と連続して火を噴く88mmに、ホイシュレッケが紙のように薙ぎ倒され、貫かれ、吹き飛ばされていく。
GM/伊音:「……すまない。こら響! 離脱するぞ。ぼやっとするな!」
GM/響:「あ、ああ。悪ィ。……マサムネ、離脱するッ!」
GM:僅かに開いた退路からホイシュレッケを蹴散らしつつ、抜け出てくる3番機。
GM:それを見て、僅かに口元を綻ばせる桂。
セラピア:「う〜ん、我ながらいい仕事したんだよ〜」
アクシア:「ようし、1番機、3番機。体勢を立て直して一気に押し返すのよ!」
セラピア:「了解なんだよ〜」
GM/桂:「よっし、これで遠慮は要らないね。セラピア、弾倉交換! 2周目行くよ!」
セラピア:「オッケーなんだよ。容赦なく厳しく行くんだよ〜」

GM:そして、ヤークトが手持ちの88mmを撃ち尽くした時、戦場に立っているのは2機のシュネルギアと、力天使級天使兵、バリエルだけとなっていた。
GM:バリエルにしても、直接火砲のダメージを受けたのか、動きが止まっている。
GM:だが、88mmに撃ち抜かれたホイシュレッケの何割かは、まだ完全に撃破されたわけではなく、蠢きながらじわじわと再生しつつあった。
GM:ここで、予備弾倉含め、手持ちの弾薬が切れました(爆)>セラピア
GM/桂:「……ふぅッ、さすがに、いまはこれが限界だね」
GM/伊音:「こちらも、機体が限界に近い。何にしても、いちど奴らを足止めせねばなるまい」
GM:そして伊音は、アクシアに通信回線を開く。
GM/伊音:「こちらシュネルギア3番機。なんとか離脱に成功。1番機の投入、感謝します」>アクシア
セラピア:「でも弾切れでジリ貧なんだよ。ちょっと大変なんだよ〜」
アクシア:「こちらアクシア。機体の方は大丈夫なの? 危ないなら後退しなさい」>伊音
GM/伊音:「機体は……応急処置だけでも施さないと、厳しいかも知れません」>アクシア
GM/伊音:「……敵天使兵バリエルはいまだ健在。ホイシュレッケも殲滅できたわけではありません」>アクシア
GM/伊音:「確か、この足立基地には燃料気化爆弾があったはず。敵天使兵殲滅のため、投下を要請します」>アクシア
セラピア:「伊音ちゃん、街の人たちはどうするだよ〜?」<気化爆弾投下
アクシア:「・・・・・・」思案
GM/桂:「そこら辺は問題なさそうね。……逃げられる人たちは、避難できたみたい」>セラピア
アクシア:「よし、わかったわ。燃料気化爆弾の投下要請を受諾、許可します」
GM/佐原:「了解しました。そちらが持ってきてくれたホルテンなら、行けると思います」>アクシア
GM/佐原:「はぁ……。さすが草薙家のお姫さま。軍の機密事項のはずなんですけどね、これ」
GM:ちょっとぼやきながら、敬礼する佐原中尉。
アクシア:「細かいことは気にしないの。軍で長くやってく秘訣よ?」クス、と笑う>佐原
GM/佐原:「……覚えておきます」(ちょっと戸惑う?(笑))
セラピア:「桂ちゃん、この空域から撤収するんだよ。三十六計逃げるが勝ちなんだよ〜」
GM/伊音:「では、こちらは後退する。……申し訳ない」
GM/桂:「…………」
セラピア:「桂ちゃん?」
GM/桂:「あっ? あ、うん。そうだねセラピア」
GM/桂:「1番機、後退します」
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン5 「再出撃」
 シーンPC:神鷹。

GM:既に限界に達したシュネルギア2機は後方に下がった。
GM:臨時の護衛部隊は、生き残った航空機、アペルギア、瑞穂基地からの支援機によって組まれている。
GM:燃料気化爆弾を搭載したホルテンXXBを、天使兵バリエルの頭上まで届けるのは、自分たちの役目なのだ。
GM/パイロットA:「やれやれ、結局俺たちはガキどもの尻拭いか……」
神鷹:「しかたなかろう。私らに出来ることはそれでけなのだからな。なんなら一機で突っ込んでもいいぞ? お前なら損失1で事は済む」
GM/パイロットA:「はー、厳しいお言葉……。さすがにメーヴェのエクスベルテンは違いますねえ」
GM/パイロットB:「無駄口叩いてる場合か。ほれ、来なすったぜ!」
GM:早くも再生したホイシュレッケの一団が、ホルテンを狙って急上昇してくる。
GM:航空機隊、そしてアペルギアとの熾烈な戦闘が始まった。
GM:適当に演出で戦って下さい(笑)。
GM/パイロットA:「こいつっ、落ちろ、落ちろおっ!」
GM/パイロットB:「くっ、しまった、ケツに張り付かれ……(爆発音)」
GM/パイロットC:「うわあああ、来るな、来るな来るなぁああ(爆発音)」
神鷹:「全機、間違っても単機になるんじゃないよ! っと、落ちなっ!」(と、ミサイル発射!)
GM:神鷹機の放ったミサイルが、ホイシュレッケを叩き落す!
GM/パイロットA:「す、すまん助かった!」
神鷹:「ほらほらっ」
GM/ホルテンパイロット:「……もう少し持たせてくれッ、もうちょっとで投下地点だ!」
GM:砲火をくぐり抜け、犠牲を出しつつもホルテンは投下地点に到達した。
GM:ペイロードが開き、4発の燃料気化爆弾が投下される。
GM:その大爆発は、足立市の市街をも巻き込んで広がり、ホイシュレッケを塵と変えた。
GM:だが……。
GM:力天使級天使兵バリエルだけは、黒い消し炭になりながらも崩れ去ってはいない。
GM:戦場で鍛え上げた勘が告げる。これはただの時間稼ぎでしかないのだ……。
神鷹:「ったく。馬鹿馬鹿しいやつだ。生きてる全機、帰還だよ!」
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠