エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ セッションログリスト 第5クール ◇

「この作品にはたいへんな労力がかかる」
――『エンゼルギア』あとがきより

 

第1クール/第2クール/第3クール/第4クール/第5クール/第6クール
第7クール/第8クール/アーリーデイズ/アウトストリーム/ログリスト


■はじめに
 これは、「この」瑞穂基地におけるセッションの記録である。
 それぞれのセッションは独立した話だが、擬似的に連続した物語としての流れも持っている。各話ごとに同じポジションを別の人物が占めているが(例:シュネルギア1番機のギアドライバー)、連作として見る場合は、無視するなり名前や立場を読み換えて補完するなりされたい。
 なお、各話の元になっているシナリオは初出を記載している。特にルールブックなどで公開されたシナリオについてはネタバレ要素を含むので、閲覧の際には注意すること。

■第5クール
第53話『もういちど、はじめから』
第54話『戦場の女神』
第55話『ブライダル・サマー』
第56話『羽村総司の憂鬱』
第57話『刻の狭間で』
第58話『女神、再臨』
第59話『赤の聖女の微笑み』

第60話『歓喜の歌』
第61話『君とフライハイ・アゲイン』
第62話『闇の名はアムネジア』
第63話『突き立つもの』
第64話『Night of Storm』
第65話『火の七日間』

第53話もういちど、はじめから(2005.09.24)
 オリジナル。GM/相馬斉遠

 ――そうして三度、彼女は立ち上がる。
 これは、始まりのお話。一度挫け、二度折れ、それでもなお、残った守りたいもののために戦うことを決意した女の子と。彼女に出会ってしまった男の子とが。
 もういちど、はじめから。
 手を取り合って、歩き始める物語。

第54話戦場の女神(2005.10.01)
 オリジナル。GM/Bak.ヤン

 開戦よりこの方、瑞穂基地に所属するシュネルギア部隊は目ざましい活躍を続けている。だが、彼らの消費する物資の量は半端でない。その補給には莫大な労力と資金を要し、シュネルギアが天使兵を1体破壊するたびに、金塊が1つ破壊されると云われるほど。
 もちろん、最高級の軍事機密であるシュネルギアと、そのパイロットたちが衆目にさらされることはありえない。――だが、誰かがふと思ってしまったのだ。
「若くて可愛い娘ばかりなんだから、歌の1つでも歌わせないのは売り上げ的にどうなのさ?」
 と。

第55話ブライダル・サマー(2005.10.14)
 オリジナル。GM/相馬斉遠

 ――誰が為に鐘は鳴る。
 それは戦場に咲いた一輪のロマンス。実を結ぶはずだったささやかな幸せ。国を越え立場を越え、共に戦った2人の男女が辿り着くその先へと、少年と少女もまた走る。
 戦争の中に見えた、辿り着くその場所へ。
 いつか自分たちも辿り着けるのか。まだ分からずとも、自分たちなりの祝福を。それならきっとできるはずだから。
 それなのに。いつもいつも思い知らされる。
 この国が、どこまでも“戦争”をしているという。
 ただそれだけの、現実を――。

第56話羽村総司の憂鬱(2005.11.02)
 オリジナル。GM/相馬斉遠

 東海龍地方、松平市。
 開戦初期の合衆国十字軍の攻勢で、一夜にして滅んだ地方都市の一角に、天使化しつつある“黒い天使核”の持ち主が眠っているのだと羽村総司はのたまった。
 彼が選んだのは、この地で辛酸を啜った果てに瑞穂基地に流れ着いてきた1人の少年と“狂戦士”の名を冠するシュネルギア。
 果たして往く手に待ち受けるのは、何者かの手引きによって介入してきた“天使派”、そして――。
 ただ見知っていただけの少女が、天使の羽根に包まれる時。
 ほんの僅かだけ、とある天才の目的が垣間見える。

第57話刻の狭間で(2005.11.12)
 オリジナル。GM/阿桜聖

 瑞穂基地に持ち込まれた、画期的な新システム。シュネルギアの戦闘力を圧倒的に引き出す「総合エーテル化神経速度加速装置」と名づけられた歯車の影に潜む危険とは。
 暗躍するツノつき少女。
 彼女がどたばたと持ち込んだ危急の報せが瑞穂基地に舞い込むとき、草薙の風が吹く!

第58話女神、再臨(2005.12.02)
 オリジナル。GM/シンヤ

 第四世代人間戦車。
 天使兵に対抗しうるでなく、圧倒しうる戦力として期待され、なお開発が進められる善意と狂気と執念のカタマリ。――その成功例にもっとも近しいと言われていた「ANGELギア」が、瑞穂基地に凱旋する。
 だが、人々は忘れていた、否、目を瞑っていたのだ。
 ただ天使に近づいたものは、やはり天使でしかないことに――。

第59話赤の聖女の微笑み(2005.12.10)
 オリジナル。GM/相馬斉遠

 合衆国十字軍の太平洋方面戦力である第3、第7艦隊を辛くも退けたヤシマ=統一帝国。
 その武勲を大体的に喧伝し、士気向上を図るため――あるいは、疲弊しきった戦力の現状を糊塗するため。古都は弐条城に於いてシュネルギア隊を含めた観兵式典が、いよいよ実施の運びと成った。
 いちばんの目玉は、新たなヤシマの旗機となる新型シュネルギア。
 だがそれは、敗勢を立て直した合衆国十字軍司令官“赤の聖女”にとっても、格好の舞台であったのだ――。

第60話歓喜の歌(2005.12.17)
 Web公開シナリオ(作:小太刀右京氏)、アレンジ版。GM/礼智仁

 かつて統一帝国によって併合された草原の国“共和王国”。
 その末裔である姫君が、遠くヤシマに流れ着いて戦車兵をやっている。
 そんな他愛も無い噂話が、彼女の故国に設置された大陸間弾道砲の攻撃によって俄かに現実味を帯びたとき――。姫と選ばれし騎士たちは、未曾有の長征による状況の打破に全てを賭けた。
 彼女の歓喜の歌が戦場に響くとき――かつての“共和王国”で奇跡が起こる!

第61話君とフライハイ・アゲイン(2006.01.14)
 オリジナル。GM/高菜葉

 入院している昔なじみとの、他愛も無い会話。
 だが、それがシュネルギアドライバーによって成されていれば、それもまたすべからく監視されねばならない。
 大いなる疑惑と、ほんのちょっぴりの妬きもちから始まった他愛の無い任務。だが、事態はほんのちょっとの切っ掛けで、明後日の方角へとすっ飛び始める。

第62話闇の名はアムネジア(2006.02.11)
 オリジナル。GM/Satmra

 時として、忘却は福音と同義であると云われる。
 ならば、天使兵が忘却の風(アムネジア)を行なうことも、また道理。
 己を支え、焦がす憎悪に葛藤する少女に刻み込まれた憎しみが奪われた刻――。無垢なる雛は、果たして戦士ではありえない。
 そうして大人たちは指し示す。楽に死なせるよりは、苦しくても生きることを。果たしてどちらが幸せなのか。――答えを出すのは、2人の拳(きずな)。

第63話突き立つもの(2006.02.11)
 オリジナル。GM/阿桜聖

 瑞穂基地を圧壊せんと、超高々度から飛来でなく落下する天使兵。
 だが、その姿は防空に当たったシュネルギアの眼前で、忽然と消えうせた。謎の男が投げかけたパズルのピース。組み上げられたのは、より大いなる完全な破壊の鉄鎚。
 いま、瑞穂基地の総力を挙げた一大迎撃作戦が発動される。

第64話Night of Storm(2006.02.18)
 オリジナル。GM/Cyphiss

 突然の奇襲に、タン・メイリィだけでなく天野ツバサまでもが敗北を喫した瑞穂基地。新たなる敵――ノイエ・ギア4番機に搭載された、トラバントジステム、そのデッドコピー。
 ヤシマ=統一帝国の技術の結晶を使う敵。
 それが意味することは何かなど、考える暇は無い。
 まずは生き残ること。――それが交わした約束だから。

第65話火の七日間(2006.03.04)
 オリジナル。GM/Bak.ヤン

 ある日、それは唐突に始まった……。
 綱紀粛正の名のもとに吹き荒れる、一切の低俗なる趣味の払拭運動。
 いったい何が原因なのか! メカフェチをそんなに増やしたいのかおやっさん!(んなわけねえ) 数々の憶測と暴虐と反撃は、期せずして瑞穂基地をテロの応酬まかり通る煉獄と化す!
 そうして、ある男はまた呟くのだ。まるで在りし日を懐かしむように。

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠