GM:やがて、焼き尽くされ消し飛ばされた街の中心に、小山のような黒い塊が見えてきた。
GM:敵の主力であった、力天使級天使兵バリエル。
GM:10階建てのビルほどもある、巨大な黒こげの塊は、びくりとも動こうとしない。
セラピア:「改めて見ると、凄く大きいんだよ」<力天使だったモノ
GM/歩兵:「……まぁ、そいつも死んでますよ」
アクシア:「改めて思うけど、こんなのが天使だなんてね。昔の人ってかなりの美化思考だったのかしら…」
神鷹:「あいつらの基本原理は迷惑だな。馬鹿でかい後残しやがって」<天使だったモノ
セラピア:「畏怖すべきモノ。人智を超えたモノ。昔から、ヒトはそういうのを神格化したんだよ」
セラピア:普段のセラピアからは想像できない、落ち着いた声音で呟く。
神鷹:「畏怖を抱くのに美的感覚も何もないってことだな」
GM:っと、ここで各自<探知>ロールをば。目標値は2で。
アクシア:#5c1
●ダイス:Axia:5c1=0(4,4,5,2,6)= 0
セラピア:#8c1 <探知>
●ダイス:Therapia:8c1=2(1,2,6,5,3,4,1,5)= 2
神鷹:#7c1
●ダイス:Shinyou:7c1=2(6,1,2,2,4,2,1)= 2
セラピア:成功数2なんだよ〜。
GM:やるな、2人とも(笑)。
アクシア:……うぐぅ(^^;)
GM:では、神鷹はその実戦経験が。セラピアは……その“勘”が告げる。
GM:こいつは……バリエルは、まだ死んではいない。
GM:炭化した表皮、その隙間から再生しつつある組織が覗いている……のが、はっきりと見えた。
GM:再び動き出すのも、時間の問題だろう。
アクシア:「ん、どうかした。二人共?」
GM/歩兵:「そろそろ、出しますよ、車?」>ALL
神鷹:「……んや、さっきの撤回。ありゃあ、「跡」なんかじゃない。まだ活動してやがる」(煙草を車外へほうり捨て天使を睨み)
セラピア:「もう一苦労しなきゃいけないんだよ〜。考えただけでねむねむなんだよ」
アクシア:「…! 生きてるって…あの状態で!?」
GM/歩兵:「ええッ? でも少尉、どう見たってありゃあ……」
神鷹:「ん、出してくれ」
神鷹:「伊達や酔狂でこの嬢ちゃんの歳から軍人はやっとらん」(セラピア指差しながら)>歩兵、アクシア
GM/歩兵:「わ、分かりましたッ。……基地に戻りますよ、いいですね?」>アクシア
アクシア:「…いいわ。出して頂戴、なるべくとばしてね」>歩兵
GM:ブロオオオオオオン! と唸りを上げるジープのエンジン。
GM:その音に応えるように……誰かの視線が、こちらを見たような気がした。
GM:シーンエンド。 |