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Last Update/2012.02.05


◇ セラピア・パルマコンは何者か? ◇

「彼女自身が語る言葉のどれほどが真実なのか、誰にも分からない」
――『エンゼルギア』第参章より

 

01/02/03/04/考察TOP


■アラフニではなく
 自称“秘密多きオンナ”ことセラピア・パルマコン。設定からして“連邦”出身であることくらいしか明かされていないのだが、今回はそんな彼女の正体について考察してみたい。

 前作「エンゼルコア」のエンディングを全てご覧になった方の間では、彼女は 「エンゼルギア」表1の右端に映っている人物――アラフニ・ナタンゾーンその人ではないかという意見も多いようだが、私は次の2点においてそれに反論する。

 1つ目は、セラピアの持っているダーザインである。【エクリシアからの母性愛】だが、エクリシアは「エンゼルコア」で語られたとおりアラフニの娘であるから、セラピア=アラフニだとこのダーザインはおかしいことになる。
(余談だがセラピア=アラフニ説は、4人のナビゲーターのうちセラピアだけ「エンゼルギア」の表紙に居ないのに、アラフニと思われる人物は居ることや、「エンゼルギア」発売当初、ダーザインの概念〜誰々からの何々〜を逆向きに誤解したところから出てきたと推測する)

 2つ目は、アラフニ本人が「エンゼルギア」という作品に登場するならば、その依代になるべき人物が最初から想定されているべきであり、であればセラピアよりもアラフニの依代にふさわしい人物が、瑞穂基地に存在しているからである。
 「コア2企画書」に、ヴィヴリオ大佐(企画書では中佐)について興味深いメモ書きが記されている。

「この個体が前作の片方なのか(中略)今はまだ謎ということにしておきたい」

 「エンゼルコア」において、ヴィヴリオはアラフニのコピー体として描かれていた。であれば「エンゼルギア」において、アラフニの依代として想定されるのは、ヴィヴリオ大佐の可能性が高いのではないだろうか。
(このことについては、別項を設けたいと思う)


■エクリシアの娘
 では、セラピアはいったい何者なのか。別に謎のオンナのままでも構わないのだが、あえて推察するなら、やはり彼女のダーザインが大きな手がかりとなる。
 セラピアのダーザインは例によって2つ。【エクリシアからの母性愛】と【天使からの畏怖】で、実はこの時点で素直に読めば、セラピアはエクリシアの娘で解答が出てしまっている。実際、この設定は分かりやすいので筆者も手元のキャンペーンでは採用しているのだが、これだけで考察とするにはやや物足りない。

 ……と、ここまでが、このサイトを立ち上げる前に書き始めていた最初の考察である。実はこの直後に「セッティングマテリアル」が発行され、あっさりとこの命題については解明されてしまった。
 ゆえに、正解はここでは書かないことにしておく。

 ただ、それを差し置いても彼女には謎が多い。
 父親は相変わらず不明であるし(個人的にはラルフ・マスケンヴァルではないかと睨んでいるが)、彼女が天使兵に恐れられる理由も、“勘”で彼らを捕捉できる理由も、ついでにどうして階級に+2修正があるかもさっぱり分からない。
 この辺については、思いついたらおいおい加筆していきたいと思うので、とりあえずはここまで。


記:2003.12.24
記事一部追加:2004.01.20
 見出し追加:2007.11.19


※余談だが、彼女の立ち絵だけラフ画っぽく、インナーも黒かったり微妙に制服のデザインが違うのは何故かという謎があった。しかし、これもやはり「セッティングマテリアル」で解明されている。つまりは見た目どおりだったのである。

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠