エンゼルギア研究所
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◇ ゲーマーズフィールド系NPC ◇

「“ダーザイン”は、そのキャラクターに対して別のキャラクターが持っている感情を現している」――『瑞穂レポート』第1回より

 
メイリィ//紀央/桐子/エステイン/ベティ/マリ/クリスティン/アマンダ/ローズマリー/クラウス/佐世保/荒崎/T−X/ミシェル/恭花/加賀/優太/至高亭のオヤジ/早苗/アイン

タン・メイリィ 女性、14歳、G3少尉。
 ナビゲーター/グラップラー
▼レポート
 コンロンで“黒い天使核”を見出され、呪法船団によって出雲基地を経て瑞穂基地にやってきたナビゲーター。崑崙八仙という拳法の達人であり、素手ならば機械化兵相手にもひけを取らないという。
 その実力は確かであり、ほとんど初陣となる隠密空母“信濃”事件(第7話)にて、合衆国空軍の超エース“蒼き死天使”を撃墜する大戦果を挙げた。
 天使兵に親しい人物を尽く殺された過去(この経緯は、第62話で白日のもとに晒される)から、合衆国軍に対してもオーバーなほどの怒りを見せていた彼女だが、これ以降、その怒り、力のぶつけ方についていろいろと思い悩んでいる節もある。
 得意技の1つに中華料理があるが、同じく中華料理を生業とする至高亭のオヤジの腕にいたく感動し、そのままバイトを始めている(その姿は第48話でお披露目となった)。曰く「おっきな看板娘」。
▼登場話
 第7話〜

綾村翠(あやむら・みどり) 女性、14歳、民間人。
▼レポート
 ごくごく普通の民間人の少女。両親が軍関係の企業に勤めており、開戦後もしばらく瑞穂市に在住していた。瑞穂中学校では弓道部に所属しており、遠山桂の後輩でもあった。
 先輩の影響か彼女も橘響に好意を抱いており、想いを告げるため疎開を1週間延期して瑞穂市に留まる。この折、対ハシュマル戦に巻き込まれるが、草薙伊音に救われ無事であった。
 橘響に瑞穂基地からの脱走を教唆したとも言われるが、結局それは追及されることもなく、政宗市へ疎開していった。
 疎開先は、母親の実家である老舗の温泉宿“翠雲楼”。――そこで成り行き上、見習い仲居として修行を開始するが、これが思いの他、性に合っていたらしい。いまではめきめきと実力(と、健康的な色気)を身に着け、将来有望とまで言われているとかいないとか。その姿を第53話で見せ、翔一たちを驚かせていた。
▼登場話
 第5話〜

司鏡紀央(しかがみ・きお) 女性、17歳、ヤシマ陸軍特務中尉。
 ナビゲーター/コンダクター
▼レポート
 呪法弾道ミサイル着弾時に全滅したはずの、ヤシマ軍陰陽部結界維持班の生き残り(正確には死亡した後、黒い天使核を得て蘇生した)。その結果、霊素機関の扱いに長けていることから最新鋭の実験装備“トラバントジステム”専門のナビゲーターとして瑞穂基地に配属となった。
 ――だが、今の彼女は蘇生の代償として以前の記憶をすべて失い、クローニング技術を応用した擬似人格を焼き付けられた存在であり、その弊害として、突発的な感情の停止や記憶の喪失などに悩まされている。
 平時の任務は、主に格納庫付近のおそうじ。どういうわけかいつも巫女服姿(他の服はパイロットスーツしか着方を覚えていないという説が根強い)なため、完全機械化兵たちと並んでいると不思議時空が発生する。
 九鬼市で起きた“天使派”テロ事件(第10話)において、試作機ながらもトラバントジステム搭載型のシュネルギアと、これに適応できるパートナーを得る。それは紀央が待ち望んでいたことであり、以降、主に霊素機関や特殊な結界を持つ天使兵相手の切り札として、重要な役割を担って行くことになる。
 御神原諸島封滅戦(第49話)において、陰陽術のノウハウを組み込んだ新型機“スオウ”を駆使。智天使ヨフィエルが開いた天界への門を攪拌、再封印するという離れ業を見せた。
 雨がすき。雨がきらい。
▼登場話
 第9話〜

桐子・ランドルト(きりこ・) 女性、21歳、八幡重工新世代人間戦車開発部技術主任。
▼レポート
 近年、軍需産業に進出した八幡重工、その新世代人間戦車の開発を一手に担う天才的な技術者。
 ヤシマ軍からのOEMを受け、従来の7割のコストで“マサムネ”を生産するという快挙を成し遂げた人物だが、その仕様は人間の搭乗を前提としないものであった。何故なら、その“マサムネ”は無人機“X−01月光”のテストベッドだったからである。
 満を持して瑞穂基地に持ち込んだ“X−01月光”は、歴戦のシュネルギア1番機、2番機を圧倒する性能を見せたが、その遠隔操縦システムには天使兵からの介入を受けやすいという致命的な欠陥があった。このため、桐子・ランドルトと“X−01月光”はそれぞれ天使化を引き起こし、激戦の末にドライクロイツの手によって“処理”された。
 一説によれば、彼女のV機関に対するセンスはその開発者に匹敵するとされ、また、彼女とうり2つの人物が目撃されているとの情報もあるが、真相は明らかになっていない。
▼登場話
 第7話〜第9話

エステイン・アイギス 女性、?歳、ヤシマ陸軍→G3中尉。
▼レポート
 合衆国を始めとする天使同盟からの亡命者で構成された、G3の支援部隊“七支隊”こと第七支援飛行隊を率いる凄腕のエースパイロット。
 もともと七支隊はヤシマ陸軍所属として、コンロン方面で激戦を戦い抜いてきた部隊だったが、ドライクロイツ発足に伴いヴィヴリオ大佐によってG3に引き抜かれた。
 隊長のエステインは旧法王領の出身。40年戦役時には伝説の傭兵部隊“赤狼隊”に所属していた凄腕の機械化兵。空戦ばかりか個人戦闘力も凄まじく、ガバメントの2丁拳銃で完全機械化兵と互角以上に渡り合うほどの冷厳なる猛者である。
 なお、七支隊のコールサインは「セブンス(七)」。ワザと新王国語が使われている。
▼登場話
 第10話〜

ベティ・スターズ 女性、?歳、ヤシマ陸軍→G3少尉→大尉。
▼レポート
 合衆国出身。ノンフレームの眼鏡が怜悧な印象を深くするインテリタイプ。
 七支隊における参謀的な役割を持つが、空戦技術でも高い完成度を見せる。個人戦闘では狙撃ライフルが好みか。
 第45話、天津島沖海戦にて合衆国十字軍第3艦隊所属のフーファイターと交戦。乗機を撃墜され、戦死。
▼登場話
 第12話〜第45話

マリ・テレーズ・シノア 女性、?歳、ヤシマ陸軍→G3少尉。
▼レポート
 共和国出身。燃えるような赤毛と情熱的な爆乳の持ち主。
 部隊における破壊力では右に出るものの居ない切り込み役。個人戦闘では携帯バズーカやRPGなどが好みと思われる。
 なお、対人関係では七支隊中でいちばんの撃墜数を誇るとの噂もあり。
▼登場話
 第12話〜

クリスティン・ウィンスレット 女性、?歳、ヤシマ陸軍→G3少尉。
▼レポート
 新王国出身。金髪で背の高い美人だが、口が悪いことでも有名。
 親友のアマンダとのコンビネーションによる攻撃力は部隊の要。また、個人戦闘では盾と長剣を好んで使用する。
▼登場話
 第10話〜

アマンダ・オリベイラ 女性、?歳、ヤシマ陸軍→G3准尉。
▼レポート
 南米ラプラタ出身。藍色のショートカット。
 小柄で活動的な彼女は、親友のクリスティンと共に部隊の攻撃力の要。個人戦闘では短めのSMGを好んで使用する。
▼登場話
 第10話〜

ローズマリー・イリッチ 女性、?歳、ヤシマ陸軍→G3少尉。
▼レポート
 アフリカ大陸アウルム出身。濃い褐色の肌と短い髪が、強い太陽の陽射しを思わせる母性的な女性。
 婚約者が居るせい……ではないはずだが、部隊では比較的目立たない印象。個人戦闘ではコマンドサンボ等の関節技やナイフコンバットを得意としている模様。
 第55話で、ついに婚約者であったクラウスと結婚式を挙げ……ようとしたところを天使兵に襲撃されるも、辛くも生存。一時期は考えていた除隊を取り止め、継続して任務に就いている。
▼登場話
 第18話〜

クラウス・フォン・レーンライヒ 男性、?歳、統一帝国空軍中尉。
▼レポート
 統一帝国空軍第4飛行隊第11中隊長。逼迫する戦況の中でも、彼の中隊はひときわ高い戦果と生還率とで知られている。
 とある任務で七支隊と共同作戦を取った際、ローズマリー・イリッチ少尉に一目惚れ。以来、由緒正しい統一帝国人とアウルム人という見えない壁を踏み倒し、いつ死ぬか分からないという躊躇いをも薙ぎ倒してローズマリーと婚約。ついに第55話で挙式にこぎつけた。
 運と才能、努力と楽観のバランスが取れた好青年だが、とかく妻のこととなるとだだ甘らしい。七支隊への風当たりが当初よりもきつくなくなったのは、彼の各方面への働きかけの成果もあったと思われる。
▼登場話
 第55話

佐世保統介(させぼ・とうすけ) 男性、14歳、民間人。
▼レポート
 九鬼市立第3中学校の生徒。眼鏡とそばかすとデジカメがトレードマークの軍事オタクながら、明るく思いやりのある少年。
 メインカメラとサブカメラを常時携帯しているカメラマニア。“天使派”テロ事件の後、マニア心の赴くままに疎開と称して瑞穂市に移り住み、ちゃっかり瑞穂中学校の一般クラスに転入している豪の者である。
 なお、彼は大仰な自分の名前を少し恥ずかしく思っており、親友にも自分を名前ではなく「佐世保くん」と呼ばせていた……としておく。
 第45話でちゃっかり再登場。シュネルギアとフーファイターの交戦状況をカメラに収めて大はしゃぎしていた。
▼登場話
 第10話〜

荒崎憲吾(あらさき・けんご) 男性、30歳、ヤシマ空軍大尉→“天使派”実働部隊隊長。
▼レポート
 天使大戦の開戦1年前まで、呪法船団護衛部隊(メーヴェ)に所属していたエリートパイロット。だが彼は、圧倒的な物量を誇る天使十字軍との戦いの未来に絶望しヤシマ軍を脱走。合衆国への即時無条件降伏を主張する過激派テロ組織“天使派”に身を投じ、国外に逃亡する。
 1年後。彼は“天使派”テロ事件の首謀者としてヤシマに戻ってくる。シュネルギアを輸送中であったホルテンXXBを奪い、九鬼市立第3中学校に立て篭もるやり方は一見稚拙なようだが、実はそうではない。あのまま時間が経っていれば、“天使派”の呼び寄せた天使兵は九鬼市を蹂躙し、シュネルギアを奪い去っていたはずなのだ。
 それを防いだのは、表向きは九鬼海軍基地の陸戦隊や、ホルテンを護衛していた七支隊の活躍であった。だが、余命幾ばくも無かった彼に最期の希望を取り戻させたのは、ある指揮官とギアドライバーであったとも言われている。
▼登場話
 第10話

T−X(てぃー・えっくす) 女性、0歳、G3実験兵器。
 ナビゲーター/シューター
▼レポート
 V機関に黒い天使核を搭載した、第10世代完全機械化兵の試作機。シュネルギアを始めとする天使核兵器に搭乗することで、従来機の数十〜数百倍の力を発揮できるといわれるが、実のところ非常に不安定な存在。
 実戦レベルの第10世代は彼女が最初とは言え、相変わらず黒い天使核を搭載したV機関の扱いには慎重さが必要なことに加えて、T−Xの天使核と脳には、天使化を起こしパルマコン少尉に“処理”された遠山桂大尉のものが使用されていることから、遠からず暴走なり崩壊なりを起こすことは“決定事項”とされている。
 にも関わらず、彼女は初の実戦を無事に耐え抜いた。失われたはずの生前の記憶の影響らしき現象も見受けられるため、引き続き細心の注意を要する存在となっている。
 第58話、古都で行なわれた観兵式典の時点で、既に生体化が3割ほど進行。さらに過去の記憶のフラッシュバック現象も発生している。しかし、まだ本人には自覚があまりない模様。
▼登場話
 第21話〜

ミシェル 女性体。14歳?。大天使級天使兵?
▼レポート
 四大天使が一柱、ミカエルの名を冠する少女。
 ノーマン・ベイカー中将が合衆国から亡命する際、ヤシマにもたらした“手土産”。ベイカー中将を「お父様」と呼ぶあたり、彼の性癖が何ら変わっていないことの生き証人だが、本人はあっさり真面目で丁寧な性格。
 自称“天使を統率する天使”。すなわち純血の天使の複製……というが真偽の程は定かでない。そんな彼女の願いは、ただ「お空が見たい」だった。その願いの後は死んでも構わないと考え、実際にベイカーに蜂の巣にされる。――その結果引き起こされるマスケンヴァル現象こそ、合衆国の狙いであったと見る向きも多い。
 が、ミシェルはレオンハルトの説得とトゥアレタの手回し、イェーガーのV機関によってエーテルの暴走を沈められ、生存。その後、八坂機関に移送されることになる。いつになるか分からない再会の“約束”とともに。
 第52話において、トゥアレタが射殺されたことで“ザインキステ”に取り込まれたレオンハルトの前に姿を現す。彼が“救世主”となることを拒否し、かつトゥアレタの生存を望んだため、ミシェルは己の力を解放してトゥアレタを守護。彼女を救う引き換えに、同じく純血の天使である? 劉略に位置を掴まれ、滞在していた古都の天使核兵器研究施設から合衆国十字軍に奪還されてしまった。
 その後は人間戦車のパイロットとなったようで、第76話では敵としてシュネルギア1番機の前に登場。しかし、ヤシマ=統一帝国と積極的に戦いたくは無いらしく、主に時間稼ぎや足止めしかやろうとはせず、また“赤の聖女”もそういう任務しか与えていないようである。
 なお、ミシェルとはミカエルの共和国語読み。
▼登場話
 第23話〜

三条恭花(さんじょう・きょうか) 女性、14歳、民間人→G3准尉。
▼レポート
 瑞穂中学校一般クラスの生徒。陸上部所属。
 開戦初期の頃、天使兵の襲撃を受けて友人たちと右足を失い、平和な生活と将来の夢とを共に砕かれる。それでも彼女は失った足を民生用の義足に換え、瑞穂市に残ることを選んだ――。
 その真意は定かでないが、瑞穂基地周辺で「私を軍人にして」「戦い方を教えて」と乞う姿も目撃されていた。
 彼女の努力が実ったのか、“戦災孤児の慰撫及び戦意称揚に関する事業”の一環として、新州松城市の天使核兵器実験場に招かれる(第30話)。そこで恭花は初めて銃の撃ち方を習い、殺し合いを目撃し――シュネルギアに乗った。
 その起動に際し何らの障害にならなかったという興味深い報告が提出されていたが、それもそのはず。彼女のエーテル波形はアクシア・リヒトヴィッツのそれに酷似しており――すなわち“黒い天使核”を受け継ぐ素養の持ち主であったのだ。
 そのまま訓練を積めば良きアペルギアドライバーになったと思われるが、現実はさらに過酷。恭花に施された機械化兵手術(第36話)は、そのV機関に純血のヤシマ人から採取された“黒い天使核”が使用されており――その負担は、文字通り彼女の命を削っている。
▼登場話
 第24話〜

加賀修平(かが・しゅうへい) 男性、16歳、瑞穂基地整備班員。
▼レポート
 最近になって瑞穂基地に配属された駆け出し整備兵。三度の飯よりバイクと飛行機が好きな好青年である。
 ――だが、その実家がとある財閥系の企業につなぎ融資を受けたことをきっかけに、瑞穂基地から人間戦車の技術を盗み出すスパイとしてもぐりこまされたことが判明。さらに間の悪いことに、基地に侵入していた天使兵の破片に取り込まれ、瑞穂基地を危地に陥れてしまう。
 だが、加賀修平はレイモンドとジークベルトの奇跡的な一撃により、無事に天使兵から切り離されて生還。事後処置も、表向きは重傷により退役扱いだが実際には情状酌量の余地ありとして、瑞穂基地からの一時転出と穏便な処分で済んだ。
 その後、第60話あたりで再び瑞穂基地に戻り、研鑽を積んでいる模様。
▼登場話
 第23話〜

幸崎優太(こうざき・ゆうた) 男性、8歳、民間人。
▼レポート
 瑞穂市の中華料理屋「至高亭」の息子。野球帽がトレードマークの元気な小学2年生、だった。開戦初期における天使兵の襲撃時、幼馴染の三芝早苗を庇って死亡。
▼登場話
 第17話

幸崎勇三(こうざき・ゆうぞう) 男性、36歳?、民間人。
▼レポート
 瑞穂市の中華料理屋「至高亭」の主人。
 普段は無口で強面の、プロレスラーもかくやといわんばかりのガタイのいい親父だが、息子のことになると饒舌家であったようだ。中華料理屋と称しつつ、品書きは和洋折衷、材料さえあれば品書きに無い料理も出すという凄いオヤジ。
 天使兵の襲撃により、息子の優太を失う。――が、息子が自分の教えを守って助けた少女を養子に取り、少しずつだが立ち直りつつあるようだ。
 ちなみに、彼に正しい合言葉を言うと“裏メニュー”が出てくるという話がある。恐らく息子の生前は“優太”が合言葉だったと推測されており、現在の合言葉が1つ増えているのは言わずもがな。
▼登場話
 第17話〜

三芝早苗(みしば・さなえ) 女性、8歳、民間人。
▼レポート
 幸崎優太の幼馴染。小学2年生。引っ込み思案。将来の夢は「優太のお嫁さん」。両親は瑞穂市から帝都に通勤しており、呪法弾道ミサイルの着弾で行方不明と不幸てんこもりの少女。
 幸崎優太、そしてアインと心の支えを相次いで失うが、彼らが命がけで護った街に、再び安住の地を見つけることができた。現在は「至高亭」のちっちゃな看板娘として、徐々に明るさを取り戻している。
▼登場話
 第17話〜

アイン オス、3歳、G3兵器開発局実験動物。
▼レポート
 ヴリル・ソサエティから資金援助を受けたとされる「ヴェーアヴォルフ計画」の産物の1つ。動物に天使核を埋め込み、兵器とする実験の結果、優れた予知能力を獲得。瑞穂市への天使兵の襲来を察知して研究所を脱走。最期は自ら天使化――マスケンヴァル現象を発生させ、彼らを撃退する活路を作った。
 ヒトという存在をどこまでも愛した、哲学的な犬であった。
▼登場話
 第17話

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠