■オープニングフェイズ/シーン2 「敵意」
シーンPC:桜花8−5。刀真、登場済。GM:山嶺に舞い降りるVTOLとシュネルギア。
GM:両手を上げて振りながら2機を迎えたのは、短くくすんだ赤毛の男だった。容貌や風体から察するに、欧州系のカメラマンか何か、だろうか。
GM/アンセルモ:「いやいや、助かったよ。ダメもとでもやってみるもんだなぁ」
GM/アンセルモ:「風景写真を撮りに来たら、車が故障しちゃって……困ってたんだな」
GM:申し訳なさそうに謝る彼の胸には、マスコミ関係者を示すIDカードがぶら下がっている。
GM/メイリィ:「……やっぱり、何か見たコトあるネ、あの2人……」(←腕組みして考えてる)
桜花:「この区域は瑞穂基地の戦闘用演習地です。……そちらの氏名、官姓名の申告を要求するであります」
GM/アンセルモ:「っと、そうだったそうだった」
GM:と、胸のIDカードを見せる。
GM:――これが偽造でないなら、カードから読み取れる情報。
GM:アンセルモ・ロッソ。旧法王領出身、34歳。フリーのフォトジャーナリスト。
GM/アンセルモ:「紹介が遅れたな。ボクはアンセルモ・ロッソ。見てのとおりフリーのフォトジャーナリストだ」
GM:(あ、ちなみに全員、機体からは降りてると思ってください)
刀真:「写真家…? 凄いなあ、カメラマンなんだ」
刀真:プロ=凄い、の短絡思考。
桜花:「本区域は軍事用の演習地にあたるであります。シュネルギアの撮影写真があれば没収を許可願えますか?」>刀真
GM/アンセルモ:「で、こっちが“妹”の……」
GM:気さくな口調で隣を見たアンセルモの表情が凍る。
GM:“妹”と呼ばれたのは、10代半ばくらいの、ふわっとした赤茶色の髪の少女。
GM:だが、彼女が発しているのは、その容姿に不似合いなほどの殺意――。
GM:と、言うわけで桜花たん。
桜花:はい?
GM:<白兵>または<回避>で振ってもらおうか(にやり)。
桜花:#7c3 <回避>
●ダイス:Ouka8-5:7c3=2(5,2,6,1,5,6,4)= 2
桜花:2成功。ダメかなこれはー(笑)
GM:#13c3 <白兵3>《高速戦闘モード》
●ダイス:SOUMA_GM:13c3=6(5,4,6,6,2,1,5,2,4,1,2,4,1)= 6
GM:#6c3
●ダイス:SOUMA_GM:6c3=2(1,2,6,6,4,6)= 2
GM:8成功。勝利ー☆(笑)
桜花:何デスカソレハー!?(笑)
GM:桜花の白い喉を、少女が閃かせたナイフが斬り割く――幻視。
GM/メイリィ:「――――?!」
GM/アンセルモ:「待て、ガブリエラ!」
GM:特に何も、変わったことは起こっていない。
GM:誰も武器など抜いてないし、誰も傷ついていない。
GM:ただ、アンセルモが少女の肩を押さえているだけだ。――懐からナイフを取り出そうとしているようにも見える、少女の肩を。
GM/メイリィ:「刀真、今の……」
桜花:「――攻撃を確認。当該固体を敵性人物と見なし、排除します。解答の入力を」>刀真
桜花:センサーの誤動作が見せた幻視が、そう呟かせる。
GM/ガブリエラ:「…………」(じっ、と桜花を睨む)
刀真:「…待って、桜花さん。今のは…うん、気を当てただけ。僕もメイリィも、まだそんなことは出来ないけど…」
GM/アンセルモ:「…………ふぅ」(息を吐き、ガブリエラの肩から手を離す)
GM/アンセルモ:「――いやいや、驚かせてすまなかった。このとおり、ボクに免じて許してくれないかな?」>ALL
GM:いなせな所作で腕を振り、頭を下げるアンセルモ。
GM:ついでにぐいぐいと、ガブリエラの後頭部を抑えて頭を下げさせる。
刀真:「えっと…ああ言ってくれてるんだし、とりあえずは話を聞いてみようよ、桜花さん。メイリィも、それで…いいかな?」
桜花:「損傷は認められません。問題無いであります、榊少尉」
GM/ガブリエラ:「アンセルモ。わたしは悪くな……」
GM/アンセルモ:「いや、悪かった悪かった。……その、写真ってやっぱり撮っちゃマズいね?」
桜花:「基本的にシュネルギアは軍事機密ですが……。少尉?」
刀真:「あ、はい。ごめんなさい、アンセルモさん。そういうことになってるんで…桜花さん、チェック頼んでいいかな」
GM:あー、やっぱりねえ、と頭をかくアンセルモ。
GM/アンセルモ:「悪い兄貴の影響でね。この子も写真好きなんだよ」
GM:な? とウィンクするアンセルモ。
GM:ゆっくりとガブリエラが懐から取り出したのは……小さな手によく似合う、小さなデジカメだった。
GM/ガブリエラ:「…………はい」(すっごく不本意そうに、デジカメを渡す)>桜花
GM:(チェックしてみますか?)
桜花:「確認させていただくであります」
桜花:受け取って、撮影内容をちぇーっく。
GM:何枚か、普通に華や鳥や森や山や――眩しいほどに蒼い空などが映っている。
GM:最後の数枚は、さきほどの訓練風景を撮ったもののようだが。
GM:それも、子供が興味を持って撮ったレベルの写真でしかない。
桜花:「最後の数枚以外は、その――とても、綺麗であります」
GM/ガブリエラ:「返して。…………はやく」(むぅ、と膨れている?)
GM/アンセルモ:「そーだろそーだろ? こいつ才能あるだろー?」>桜花
GM/アンセルモ:「いやいやどうして、瑞穂基地の完機ちゃんも分かってくれるねー」(うんうん、と頷きつつ)
桜花:(訓練風景のみを削除して返却)「確かに、良い腕をしておられますね。とても良い偵察兵になれるであります」
刀真:「桜花さん…」がっくりとくずおれ。(笑)<偵察兵に
刀真:orz ←まんまこの状態。
桜花:桜花的には本気ですよ?(笑)
GM/ガブリエラ:「ふん…………っだ」(つーん)>桜花
GM/メイリィ:「――――あ、あああああっ! お、思い出したアル!!!」(突然)
刀真:「の、おおう!?」びくっ。
GM/メイリィ:「この外人記者サン、“至高亭”の常連さんあるヨ刀真!!」(力説)
GM/アンセルモ:「――えあ? あー。そっか、なーんかどいつも見た顔だと思ったら!」
GM/ガブリエラ:「…………」(つーん)
刀真:「……………おお!」ぽむ。そう言われればそうなのかなあ、程度の思い出しっぷり。(笑)
GM/アンセルモ:「よしよしよし。ここで会ったのも何かの縁だ。せっかくだから記念写真、撮らないかい?」>ALL
桜花:「少尉。どうしましょうか?……私としては、その……」もじもじ
GM/ガブリエラ:「…………」(うずうず)<写真を撮りたいらしい(笑)
GM/メイリィ:「ワタシは、どっちでもいいアルよ♪」
桜花:デジカメと刀真たちを見やって、うずうずした様子
刀真:「う………」可愛い、と内心思ってちょっとだけそれが顔に出る若造。(笑)<桜花
GM:#マークがメイリィの頭に浮かぶ(笑)。
刀真:「あ…う、うん! そーですね、いいですね写真!」ぶんぶんこくこく。スゲェ勢いで首を縦に。(笑)
GM:では……まぁ、戦闘機やシュネルギアをバックにするわけにもいかないので。
GM:故障したアンセルモのSUVあたりに何となく集まる。
GM:ちょこんと立って、カメラを構えるガブリエラ。
GM/ガブリエラ:「ちーず…………」
GM:カシャ! とデジカメが小気味良いシャッター音を立てた。
GM:シーンエンド。
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