エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第48話『もう、戻れない場所』◇

「悪い兄貴の影響でね。この子も写真好きなんだよ」
――アンセルモ・ロッソ

 

今回予告/ハンドアウト/自己紹介/シーン1///
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


今回予告
 天津島沖海戦で、機動兵力の4割を失ったヤシマ=統一帝国。
 合衆国十字軍第3艦隊の撃破が予想以上の出血を伴った苦境を糊塗するように、瑞穂基地の主だった将兵には昇進が通知された。

 ヤシマ政府、大本営統合幕僚本部次官、江藤純香。
 近々控える記念式典の打ち合わせも兼ね、瑞穂基地を訪問した高官の身を狙い、ひたひたと忍び寄る兄妹の手が――哀しき銃口を、彼女に向ける。

 エンゼルギア 天使大戦TRPG 第48話
 『もう、戻れない場所』

「そうとも。これは総て茶番さ。――大事なヤツの命が懸かった、な」


シナリオハンドアウト
▼PC1 榊 刀真  ギアドライバー/グラップラー
 ナビゲーター:タン・メイリィ
 ダーザイン:【アンセルモからの懐かしさ】
 訓練飛行中、たまたま見つけた故障車に乗っていたのは陽気な外国人。
 妹と共にヤシマへ亡命してきたと言う彼――アンセルモは、瑞穂市の一角に居を構え、いつの間にか街にも馴染んでいた。
 それが如何に不自然なことか、気付くには君は、幼すぎた――。

▼PC2 桜花8−5  完全機械化兵
 ダーザイン:【ガブリエラからの敵意】
 刀真との訓練飛行中、君はその少女に出会った。
 陽気な旧法王領人の“妹”と名乗る寡黙な存在。
 彼女はあまりにも似すぎていた。――自分に、否、自分たちに。

▼PC3 玲那・H・ヘッセリンク  管制官
 ダーザイン:【エステインからの信頼】
 亡命者ばかりで構成された七支隊の隊長、エステイン。戦況が厳しくなるにつれ、彼女への風当たりも強くなっているが、それがただの八つ当たりに過ぎないことを、君は知っている。
 それを知ってか、個人的にと前置きした上で、彼女は君にある“頼みごと”をしたいと告げた。

▼PC4 レオンハルト・トゥルナイサー  ギアドライバー/ファランクス
 ナビゲーター:トゥアレタ・クレーリオン
 ダーザイン:【江藤純香からの評価】
 ヤシマ臨時政府、大本営統合幕僚本部次官、江藤純香。
 近々控える観兵式典の打ち合わせも兼ね、瑞穂基地を訪問した高官の彼女は、君が言うのも何だが驚くほど若かった。しかも、どういうわけか基地に滞在する間、彼女は護衛に君とパートナーの2人を指名したと言う。
 ――その期待に、君たちは応えねばならない。


自己紹介
刀真:あいさ。参ります。
刀真:「榊刀真。階級以外で呼んでもらえると嬉しいな」
刀真:「あ、この目?やっぱり変わってるかな」
刀真:「でも、もう隠すつもりはないんだ。この目を綺麗だって言ってくれた人がいるから」
刀真:「何処までも真っ直ぐに。それが、僕の為すべきことなんだ」
刀真:ギアドライバー/グラップラー、瑞穂基地所属のG3少尉、14歳。
刀真:黒髪とやけに白い肌、群青と鮮緑のオッドアイという特徴的な容姿の持ち主。
刀真:シナリオダーザインは【アンセルモからの懐かしさ】。
刀真:PC間ダーザインは【レオンハルトからの有為】。
刀真:以上、よろしくお願いします。

桜花:「ドライクロイツ隊所属、桜花 八―伍であります」
桜花:「任務は、整備部開発新兵器の運用試験アシスト。有事には戦闘も行います」
桜花:「粉骨砕身の覚悟で任務に望みますので、皆様よろしくお願いします」
桜花:ヤシマ人風の外見をもつ、第八世代機械化兵。
桜花:ダーザインは【小隊からの畏怖/2】【自己からの執着/2】【ガブリエラからの敵意/2】【刀真からの仲間意識/2。
桜花:以上であります。

玲那:「私は…玲那・H・ヘッセリンク軍曹です」
玲那:「管制官をやらせていただいてます、どうぞよろしく」
玲那:「…私、頑張りますね」
玲那:初期取得ダーザイン【小隊からの信頼/2】【家族からの期待/2】
玲那:シナリオダーザイン【エステインからの信頼/2】
玲那:PC間ダーザイン【桜花ちゃんからの信頼/2】
玲那:以上です。

レオンハルト:「レオンハルト・トゥルナイサーです」
レオンハルト:「階級は中尉、シュネルギアに乗っています」へらへら
レオンハルト:基本的に天才肌なやつです。
レオンハルト:シュネルギアの操縦に天才的な素養を見せ、別の部署から引き上げられた、と言う経緯があります。
レオンハルト:そんなこともあって家族の期待を一身に受けつつ。てきとうにへいこらと猫の世話や、犬の世話や、兎の世話をしています。
レオンハルト:トゥアレタとは婚約者だったようですが、彼女の両親が死んでからは形骸化中
レオンハルト:シナリオダーザインは【江藤純香からの評価】。PCダーザインは【玲那からの信頼】。
レオンハルト:以上。


■オープニングフェイズ/シーン1 「白布」
 シーンPC:刀真。
桜花8−5、登場済。

GM:蒼天を駆け抜け、互いを牽制しあう2つの機影。
GM:1機は、ヤシマの誇る最新鋭迎撃戦闘機“飛影”。
GM:もう1機は、女性を模した人間戦車“シュネルギア”と呼ばれる兵器であった。
GM/メイリィ:「廻り込まれた? やるアルね桜花!」
GM:後席から聞こえる、溌剌とした相棒の声。
刀真:「うあ、っとと! さっすが桜花さん、速…っ」
桜花:「流石です、榊軍曹。……こちらも、相応に本気を出させていただくであります」
GM/メイリィ:「回避シーケンス入るヨ刀真! 低空飛行で地形を背に……?」
GM:ふと、それが疑問めいたものに変わる。
刀真:「おっけ、練習通りに………メイリィ?」一瞬、操作を止める。
GM:視線の先――シュネルギアの視界に広がる山並みの稜線。
GM:その一角で、真っ白な布がばたばたとはためいていた。
GM/メイリィ:「? あれ、SOSか何かアル……か?」
GM:ちょっと、メイリィもぽかんとしてる。
刀真:「わ、ちょ……桜花さん、ストップ! ストーップ! 本気出すのちょい待ちーっ!」わたわた。
桜花:「……どうしましたか、榊軍曹?」
GM/メイリィ:「えーっと、確かこのパネルを、こうだったアルね」(ぴっぴっぴ)
GM:映像を拡大。
GM:尾根づたいの山道に、SUVが1台停まっている。
GM:その傍で、30代半ばくらいだろうか。どうも外国人らしい冴えない男と、その連れらしき少女の2人連れが、シーツの端と端を持ってばたばたと振っていた。
GM/メイリィ:「民間人……? 訓練区域に入り込んでるなんて、怪しいアルけど……」
刀真:「キャンプで遭難…じゃないよね、これ。そもそもこの辺り、立ち入り禁止なわけだし…」
GM/メイリィ:「刀真、どうするアルか? 瑞穂基地に連絡して、誰か迎えに来させるイイと思うケド?」
GM:とか言いつつ、マサムネ2は減速を始めていたりする(笑)。
桜花:「シロハタ―――投降の意志表示。敵勢力と思われますが、解答の入力を」
刀真:「あー…いや、うん。確かにそうなんだけど…。…ってゆーかメイリィ、なんで僕らはしっかり減速してるんだろう」
桜花:こちらも映像を拡大。白旗を凝視しつつ、しごく真面目に
GM/メイリィ:「刀真……」
GM:ぱたぱた、ぱたばたと翻る白布。
刀真:「………メイリィ、着陸準備を。桜花さんもついてきて」
GM/メイリィ:「なーんかあの2人、見覚えある気がするアル……」
桜花:「軍曹、解答の入力を」
GM/メイリィ:「あと、そこのぽんこつ」>桜花
GM/メイリィ:「刀真の【階級】は4で、少尉アルよ?」
GM/メイリィ:「――こんど間違えたら、叩き落して再教育アルね♪」
GM:てきぱきと着陸準備をしつつ、メイリィに#マークが浮いてたり(笑)。
桜花:「……前回出撃時より、データ更新が遅滞していた模様です。更新しました」
桜花:言いながら、“飛影”にマサムネ2の後を追わせる
刀真:「いや、その、あんまりその辺り気にしないでもらえると嬉しいんだけど…というか、なんでメイリィが怒るのさ」きょとん。
GM/メイリィ:「そ、それは怒るのが当たり前アル! と、刀真をバカにされるの、ワタシ許せないから……」(後半はぼそぼそ(笑))
GM:ともあれ、白いシーツを振る奇妙な2人組も、こちらの様子に気付いたようだ。
GM:ばたばたと振りっぷりがいっそう激しくなっていて、何だか面白い(笑)。
刀真:「ぅ…それはその、ごめん。今度から気をつける…。…っと、向こうも気付いてくれたのかな」気ィとりなおしてっ。(笑)
GM/メイリィ:「…………ぷっ、クスクス」←シーツの振りっぷりが見てて楽しいらしい
刀真:「(…でも、メイリィが見覚えあるって…。…うん、それなら話を聞いてみてもいい、かな)」パートナーに興味深々な14歳でありました、まる。
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン2 「敵意」
 シーンPC:桜花8−5。
刀真、登場済。

GM:山嶺に舞い降りるVTOLとシュネルギア。
GM:両手を上げて振りながら2機を迎えたのは、短くくすんだ赤毛の男だった。容貌や風体から察するに、欧州系のカメラマンか何か、だろうか。
GM/アンセルモ:「いやいや、助かったよ。ダメもとでもやってみるもんだなぁ」
GM/アンセルモ:「風景写真を撮りに来たら、車が故障しちゃって……困ってたんだな」
GM:申し訳なさそうに謝る彼の胸には、マスコミ関係者を示すIDカードがぶら下がっている。
GM/メイリィ:「……やっぱり、何か見たコトあるネ、あの2人……」(←腕組みして考えてる)
桜花:「この区域は瑞穂基地の戦闘用演習地です。……そちらの氏名、官姓名の申告を要求するであります」
GM/アンセルモ:「っと、そうだったそうだった」
GM:と、胸のIDカードを見せる。
GM:――これが偽造でないなら、カードから読み取れる情報。
GM:アンセルモ・ロッソ。旧法王領出身、34歳。フリーのフォトジャーナリスト。
GM/アンセルモ:「紹介が遅れたな。ボクはアンセルモ・ロッソ。見てのとおりフリーのフォトジャーナリストだ」
GM:(あ、ちなみに全員、機体からは降りてると思ってください)
刀真:「写真家…? 凄いなあ、カメラマンなんだ」
刀真:プロ=凄い、の短絡思考。
桜花:「本区域は軍事用の演習地にあたるであります。シュネルギアの撮影写真があれば没収を許可願えますか?」>刀真
GM/アンセルモ:「で、こっちが“妹”の……」
GM:気さくな口調で隣を見たアンセルモの表情が凍る。
GM:“妹”と呼ばれたのは、10代半ばくらいの、ふわっとした赤茶色の髪の少女。
GM:だが、彼女が発しているのは、その容姿に不似合いなほどの殺意――。
GM:と、言うわけで桜花たん。
桜花:はい?
GM:<白兵>または<回避>で振ってもらおうか(にやり)。
桜花:#7c3 <回避>
●ダイス:Ouka8-5:7c3=2(5,2,6,1,5,6,4)= 2
桜花:2成功。ダメかなこれはー(笑)
GM:#13c3 <白兵3>《高速戦闘モード》
●ダイス:SOUMA_GM:13c3=6(5,4,6,6,2,1,5,2,4,1,2,4,1)= 6
GM:#6c3
●ダイス:SOUMA_GM:6c3=2(1,2,6,6,4,6)= 2
GM:8成功。勝利ー☆(笑)
桜花:何デスカソレハー!?(笑)
GM:桜花の白い喉を、少女が閃かせたナイフが斬り割く――幻視。
GM/メイリィ:「――――?!」
GM/アンセルモ:「待て、ガブリエラ!」
GM:特に何も、変わったことは起こっていない。
GM:誰も武器など抜いてないし、誰も傷ついていない。
GM:ただ、アンセルモが少女の肩を押さえているだけだ。――懐からナイフを取り出そうとしているようにも見える、少女の肩を。
GM/メイリィ:「刀真、今の……」
桜花:「――攻撃を確認。当該固体を敵性人物と見なし、排除します。解答の入力を」>刀真
桜花:センサーの誤動作が見せた幻視が、そう呟かせる。
GM/ガブリエラ:「…………」(じっ、と桜花を睨む)
刀真:「…待って、桜花さん。今のは…うん、気を当てただけ。僕もメイリィも、まだそんなことは出来ないけど…」
GM/アンセルモ:「…………ふぅ」(息を吐き、ガブリエラの肩から手を離す)
GM/アンセルモ:「――いやいや、驚かせてすまなかった。このとおり、ボクに免じて許してくれないかな?」>ALL
GM:いなせな所作で腕を振り、頭を下げるアンセルモ。
GM:ついでにぐいぐいと、ガブリエラの後頭部を抑えて頭を下げさせる。
刀真:「えっと…ああ言ってくれてるんだし、とりあえずは話を聞いてみようよ、桜花さん。メイリィも、それで…いいかな?」
桜花:「損傷は認められません。問題無いであります、榊少尉」
GM/ガブリエラ:「アンセルモ。わたしは悪くな……」
GM/アンセルモ:「いや、悪かった悪かった。……その、写真ってやっぱり撮っちゃマズいね?」
桜花:「基本的にシュネルギアは軍事機密ですが……。少尉?」
刀真:「あ、はい。ごめんなさい、アンセルモさん。そういうことになってるんで…桜花さん、チェック頼んでいいかな」
GM:あー、やっぱりねえ、と頭をかくアンセルモ。
GM/アンセルモ:「悪い兄貴の影響でね。この子も写真好きなんだよ」
GM:な? とウィンクするアンセルモ。
GM:ゆっくりとガブリエラが懐から取り出したのは……小さな手によく似合う、小さなデジカメだった。
GM/ガブリエラ:「…………はい」(すっごく不本意そうに、デジカメを渡す)>桜花
GM:(チェックしてみますか?)
桜花:「確認させていただくであります」
桜花:受け取って、撮影内容をちぇーっく。
GM:何枚か、普通に華や鳥や森や山や――眩しいほどに蒼い空などが映っている。
GM:最後の数枚は、さきほどの訓練風景を撮ったもののようだが。
GM:それも、子供が興味を持って撮ったレベルの写真でしかない。
桜花:「最後の数枚以外は、その――とても、綺麗であります」
GM/ガブリエラ:「返して。…………はやく」(むぅ、と膨れている?)
GM/アンセルモ:「そーだろそーだろ? こいつ才能あるだろー?」>桜花
GM/アンセルモ:「いやいやどうして、瑞穂基地の完機ちゃんも分かってくれるねー」(うんうん、と頷きつつ)
桜花:(訓練風景のみを削除して返却)「確かに、良い腕をしておられますね。とても良い偵察兵になれるであります」
刀真:「桜花さん…」がっくりとくずおれ。(笑)<偵察兵に
刀真:orz ←まんまこの状態。
桜花:桜花的には本気ですよ?(笑)
GM/ガブリエラ:「ふん…………っだ」(つーん)>桜花
GM/メイリィ:「――――あ、あああああっ! お、思い出したアル!!!」(突然)
刀真:「の、おおう!?」びくっ。
GM/メイリィ:「この外人記者サン、“至高亭”の常連さんあるヨ刀真!!」(力説)
GM/アンセルモ:「――えあ? あー。そっか、なーんかどいつも見た顔だと思ったら!」
GM/ガブリエラ:「…………」(つーん)
刀真:「……………おお!」ぽむ。そう言われればそうなのかなあ、程度の思い出しっぷり。(笑)
GM/アンセルモ:「よしよしよし。ここで会ったのも何かの縁だ。せっかくだから記念写真、撮らないかい?」>ALL
桜花:「少尉。どうしましょうか?……私としては、その……」もじもじ
GM/ガブリエラ:「…………」(うずうず)<写真を撮りたいらしい(笑)
GM/メイリィ:「ワタシは、どっちでもいいアルよ♪」
桜花:デジカメと刀真たちを見やって、うずうずした様子
刀真:「う………」可愛い、と内心思ってちょっとだけそれが顔に出る若造。(笑)<桜花
GM:#マークがメイリィの頭に浮かぶ(笑)。
刀真:「あ…う、うん! そーですね、いいですね写真!」ぶんぶんこくこく。スゲェ勢いで首を縦に。(笑)
GM:では……まぁ、戦闘機やシュネルギアをバックにするわけにもいかないので。
GM:故障したアンセルモのSUVあたりに何となく集まる。
GM:ちょこんと立って、カメラを構えるガブリエラ。
GM/ガブリエラ:「ちーず…………」
GM:カシャ! とデジカメが小気味良いシャッター音を立てた。
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン3 「大本営統合幕僚本部次官」
 シーンPC:レオンハルト。
全員登場可。

GM:瑞穂基地に降り立つ、Me323j“ギガントJ”の巨体。
GM:ばっくりと開いた貨物ケージから運び出される諸々の物資を尻目に、人員用のタラップ付近には瑞穂基地の高官たちが集まっていた。
GM:すなわち、瑞穂基地司令ギュンター・ハルトマン大佐。
GM:道中の護衛役として着いている、レオンハルト、トゥアレタの両名。
GM/トゥアレタ:「ま、基地まで来れば護衛に“イェーガー”は大げさだから良いとして……」(じッ、とレオンを睨む)
GM/トゥアレタ:「いい、レオン? 相手はヤシマ政府のエラい人なんだから! 真面目にやるのよ、真面目に?」
レオンハルト:ぼーーーーーーー
レオンハルト:「めんどくさい…」
GM:そして、第13実験部隊作戦指揮官アクシア・リヒトヴィッツ大尉である。
GM:もう一人の大佐ヴィヴリオに何らかの配慮あってか、代理として立つ彼女の表情は、どこかしら険しいものだった。
レオンハルト:「指揮下じゃないから偉ぶられる必要ないもんね」口笛、ぴゅーぴゅー
GM/トゥアレタ:「あのね、レオン?」
レオンハルト:ん? とトゥアレタを見る
GM/トゥアレタ:「相手はヤシマ臨時政府の高官よ、高官!」
レオンハルト:「ヤシマの高官だからって、ぼくらの首は切れやしないさ」
GM/トゥアレタ:「この基地が無事に運用されてるのも、物資が優先的に回されてくるのも、けっこうあの人の手腕って話なんだから!」
レオンハルト:「自分たちの命を長らえさせるためだもの、そりゃ物資もまわしてくれるんじゃない?」
レオンハルト:へらへら
GM:さて、そうやってわぁわぁやってれば口を挟んでくるはずの人だが……。
GM/アクシア:「うー。キンチョーするわね。……ど、どうしよう」
GM:時折ムネを揺らしつつ、視線を彷徨わせていた彼女の瞳が、ふとタラップを降りてくる足音に吸い寄せられる。
レオンハルト:わいわい言ってくるトゥアレタから目を逸らし、アクシアの揺れる胸をじーーーっと見ている
GM/ハルトマン:「ようこそ、瑞穂基地へ。私が基地司令を務めております……」
GM/アクシア:「――お久しぶりです、スミカ先輩っ!」
GM:あ。と固まるアクシア。
GM:歓迎の口上を遮られ、ぽかんと目を丸くするハルトマン。
GM:そして、タラップを降りてきた政府高官――アクシアより1つか2つ年上だろう女性が、口元に指の背を当ててクスクスと微笑った。
GM/純香:「ヤシマ政府、大本営統合幕僚本部次官。江藤純香(えとう・すみか)です」
GM/純香:「わざわざのお出迎え、感謝しますわ。――ハルトマン准将、それにリヒトヴィッツ少佐?」
レオンハルト:おぉっと目を凝らす
レオンハルト:「………」じーーっと目でサイズを測っている
GM:む、と#マークがトゥアレタのおでこに浮かぶ(笑)。
レオンハルト:それに気付いているのかいないのか
GM:アクシアと同レベル、あるいはそれ以上だ<サイズ
レオンハルト:じーーーーーっ
GM/アクシア:「――え?」
GM/トゥアレタ:「ふぅん。そーゆーこと」
レオンハルト:「なに、トゥアレタ?」
レオンハルト:振り向き
GM:かちん、と固まるアクシア。
GM:つい、と眼鏡のブリッジを押さえるトゥアレタ。彼女の前まで、やんわりと歩いてくる江藤次官。3人が3人ともに共通する特徴を挙げるとすれば、それは――。
GM/トゥアレタ:「別に。要するに昇進の辞令を持ってきてくれたってことかなって」>レオン
レオンハルト:「ははぁ、なるほど。戦果の対価か」
GM:何かこう、それ以外の要素でバチバチと火花を散らしてるトゥアレタだが。
レオンハルト:近づいてくる江藤次官に、にっこりと微笑み
GM/純香:「貴女がトゥアレタ・クレーリオンね。そっちのキミが、レオンハルト・トゥルナイサー?」
レオンハルト:「はい、自分がレオンハルト・トゥルナイサー中尉です」
GM/純香:「噂はかねがね、アクシアから聞いてるわ。引き続き、護衛任務よろしくお願いね?」
レオンハルト:それなりに敬礼
GM:ウェーブのかかった柔らかい髪の美人は、どこかアクシアに似た――それでいてより包容力のある微笑を2人に向けた。
GM:(エンドです。何かあればどうぞー)
レオンハルト:隊長からきいてる噂ね…と小声で呟き
レオンハルト:「了解しました、純香さん」
GM/純香:「……あら、ホントに噂どおりなのね、キミ」(くすくす)
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン4 「頼みごと」
 シーンPC:玲那。

GM:瑞穂基地、情報処理ルーム。
GM:広々とした企業のオフィスを思わせる部屋は、非番の管制官たちまで駆り出され、さながら企業そのものの様相を呈していた。
GM/まどか:「あーもう! ただでさえ軍の再編制で事務量山ほどなのに、何で観兵式典までやるのーっ!?」
GM:うにゃーっ! と喚きながら往年のタイピストよろしくキーボードを叩く瀬名まどか。
GM:ちなみに、玲那の担当は観兵式典に伴う軍人、一般人の参加者の仕分けや誘導経路の立案である。
玲那:「え〜と、このルートを通して、こうすれば…」さらさらさら
GM/三穂:「でも、仕方ないですよね。……あれだけの戦いだったんですから」
GM/あやか:「生き残ったからには、戦う義務がありますよーっと。ね、お姉ちゃん」
玲那:「まどかちゃん、ふぁいとー」声だけの応援
GM/まどか:「それはそうだけどさ……。あっ、玲那さーん。ここんとこ、ちょっとデータが変な気がするんですけど、見てもらえます?」
GM:来てください〜、とへにゃい手招きをする後輩ちゃん(笑)。
玲那:「はいはい、任せてね… (3秒) …ここが間違ってるから、変になっちゃうのね、はい訂正と」
GM/まどか:「はうあっ?!」(←玲那の訂正してくれたところのミスに気付いてなかった(笑))
GM/まどか:「あ、えーっと……そのう。こっちの方が……」(画面を指差し)
GM:まどかの示すディスプレイには、今回の式典に伴う瑞穂基地関係者の昇進内示が示されていた。
玲那:「…え?」
玲那:「うわ、なにこれ…」
GM:主だったものを挙げると――。

 ギュンター・ハルトマン大佐 → 准将
 アクシア・リヒトヴィッツG3大尉 → G3少佐
 フリューゲル・ズィーガー中尉 → 少佐(二階級特進)
 草薙伊音中尉 → 大尉
 トゥアレタ・クレーリオンG3少尉 → G3中尉
 セラピア・パルマコンG3少尉 → G3中尉
 八坂凍特務少尉 → 特務中尉

GM:(PCは昇進ないので、自力で頑張れ(笑))
レオンハルト:GM、経験値10点消費して階級を5→6にします(挙手)
GM:今回はダメだ(笑)>レオン
レオンハルト:orz
GM:君は昇進の代わりに、勲章を貰ったわけだな。

GM/まどか:「あんまり前線に出てないリュンマちゃんやツバサさん(少尉のまま)たちが昇進しないのはまだ分かるんですけど……」
玲那:「……」
GM/まどか:「その、ヴィヴリオ大佐に昇進が無いって、データ間違いじゃないですよね?」
玲那:じっと、ディスプレイを見詰める
玲那:玲那の綺麗な瞳にディスプレイの文字がきらきらと光る
GM:ちなみに、データ間違いではない。
玲那:「…均衡が、崩れるわね…」
GM/まどか:「何でなのかなぁ……ヘンなの。って、あ、エステイン隊長!」
GM:と、そこにちょっとしたざわめき。
玲那:「うにゃん?」首だけくるり
GM:背の高い――金髪サングラス、そして抜群のプロポーションでありながら、素立ちでも映える男前さ。
GM:エステイン・アイギス中尉――第七支援飛行隊の隊長を務めるエースは、管制官の少女たちの密かな憧れのひとりである。
GM/エステイン:「忙しいところお邪魔する。少しいいかな、ヘッセリンク軍曹?」
玲那:「はい、大丈夫です。中尉」敬礼、ヒールをカッ
玲那:「私の仕事は終わりましたから、もう」
GM/エステイン:「そうか。貴官は優秀だな」(頷き)
GM:無駄も隙も無い身のこなしで傍らに立ち――片腕をついてモニターに視線を落とす。
GM:何かこう、注目を集めてる気もしなくもない(笑)>玲那
玲那:「優秀かどうかは知りませんが…」
玲那:でも、少し嬉しい。
GM/エステイン:「軍曹、貴官はアンセルモ・ロッソという名に記憶はあるか?」
玲那:「アンセルモ…」
GM:もちろんある。瑞穂基地から取材許可の出ている記者の1人だ。
GM:アンセルモ・ロッソ。旧法王領出身、34歳。フリーのフォトジャーナリスト。
GM:瑞穂市在住。家族構成は――ガブリエラという14歳の妹がひとり。
GM:そんなデータが、玲那の脳裏にぱっぱっぱ、と展開される。
玲那:「はい」
玲那:「以前、タン少尉と外食に出た際に、顔も拝見しました」
GM/エステイン:「データは出せるか?」>玲那
玲那:「12秒下さい」
GM:頷くエステイン。
玲那:9秒でデータを出す玲那たん(笑)
GM:画面に映し出されたID付きの顔写真を眺め、彼女は秀麗な眉を僅かにひそめた。
GM/エステイン:「やはりか……気になるな」
GM/エステイン:「ヘッセリンク軍曹。すまないが、一つ頼みごとをしたい」
玲那:「なんでしょう、中尉?」
GM/エステイン:「このアンセルモという男について、もう少し詳しく洗ってくれ」
GM/エステイン:「……私の記憶が正しければ、この男の家族、妹ではなく弟のはずだ」
GM:ふと、何かを懐かしむような苦味が、彼女の唇に浮かぶ。
玲那:「お知り合い…ですか?」
GM/エステイン:「立場上、私では動きづらくてな」(苦笑)>玲那
玲那:「……まぁ、そうですね…」くすり
GM/エステイン:「この埋め合わせは、いずれしよう。何か考えておくといい」
玲那:「そうですね…考えさせてください」>埋め合わせ
GM/エステイン:「すまない。よろしく頼む」(軽く頭を下げ)
GM:す、手を挙げて、男装の麗人は颯爽と立ち去った。
玲那:「お任せ下さい」軽く頭を下げ、そして挙げる(たゆん)
GM/まどか:「はにゃー。やっぱエステイン隊長カッコいいよぅ……」(ほえー)
GM/あやか:「…………」(ちと、アレな目でエステインと玲那のムネを見ていた(笑))
玲那:「……デート券でも貰おうか?」>まどか
玲那:クスクス笑って、他のみんなの仕事の始末に取り掛かる
GM/まどか:「え、ええっ? ダメですよ玲那先輩! あ、あたしにはアクシア隊長とゆう……」(指と指を合わせてぐるぐる)
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠