CDレコードハンティング:9月

  • 2000/10/01

     旭岳〜当麻乗越〜沼ノ平〜愛山渓と縦走すること7時間。清々しい疲労感を抱えつつ、勇駒別温泉に浸り天国へ昇るような温泉ライフを満喫した昨日。朝起きると、マリオネット化している自分に気づく。つまり、下半身筋肉激痛で足運びがうまく行かないのである。きっと温泉に入って癒してなかったら寝たきりだったことだろう。

     美瑛の美しい丘をドライブで満喫し、2泊3日の悲願の大雪山縦走の旅は終わる・・・すっかり山の虜になってしまった女がここに1人。ああ〜、来週はイチャンコッペ。


  • 2000/09/30

     朝5時半起床で、6時半のロープウェーに乗る。おにぎりで腹ごしらえをし、出発したのが7時。山の空気は清々しい!気温は結構低く、霜が山道を覆っている。それにしても、上に登れば登るほど、雄大な山々が美しく色づき、とにかく北海道ってステキだ〜!旭岳さん、キミはカッコいいぞ!と嬉々として足を運ぶが太陽が上に昇れば昇るほど道はぬかるみ、前を歩く睦乃さんや祐子さんの、長靴が抜けなくなったり滑ってどろんこになるのを器用に免れるのを見ながら、私の方は登山靴を汚すまいと、道子姉さんに見守られながら岩の上をぴょんぴょん小猿の如く跳び進む。

     雄大な北海道の自然を満喫しながら、この後襲ってくるマリオネットの呪いも知らずに・・・。


  • 2000/09/29

     朝、9時半に作業服専門店で手袋、それもゴム手を物色する。なんでそんなとこにいたのかって?
     そ れ は〜、 悲願の大雪登山の準備のためさ。

     昨年の大雪登山は雨で延期になった日が友人の結婚式とぶつかってしまったために、藻岩山(ハイキング程度)しか登れなかった。札幌から仲間と3人で出発、富良野、美瑛を抜け、愛山渓でもう1名と合流、縦走するため車一台は愛山渓に置いて、旭岳温泉にたどりつく〜。


  • 2000/09/28

     さらにさらに映画を見る。藤山直美主演の「顔」。日本映画面白いぞ!とエールを送りたい程の面白さ。登場する役者も憎いし、いい味出ている。汚れ役の勘九郎もトヨエツもよかった。それにしても藤山直美ってすごいな〜。NHKの朝ドラも存在感ありまくり。


  • 2000/09/27

     さらに映画を見る。札幌にある「蠍座」という劇場に初めて足を運んでみた。とてもステキな映画館、ビルの地下におりると、焦げ茶の木彫が貴重となったティールーム(注文するしないは自由、コーヒーは1杯200円)とフロント。68席のシアターは足をゆったり伸ばせるほどのゆとり。オマケにオフロードショーだから低料金というのも魅力的。一気にお気に入りの映画館と化す。

     見たのは「奇人たちの晩餐会」というフレンチ・コメディと「スリーピー・ホロウ」というゴシック・ホラー・ミステリー。「奇人たち〜」は笑えた。笑い声が館内に響いた。間の悪い人ってこういうのを言うんだな、というのを噛みしめた。それにしても、バカの品評会をする晩餐会なんていかにもフランス的(スノッブっていうんですか?)でちょっとブラックだけどやっぱり笑える、オススメ。
     「スリーピー・ホロウ」はジョニー・デップはいいけど、バッファロー'66の女の子が中世の格好をして綺麗なことに驚いた。むむ。

     外はどしゃぶりだったけど、根性でチャリに傘をさしつつ帰る。


  • 2000/09/25

     映画づいたので、ついでにもう2本見る。スペインの心温まりプッと吹き出すファンタジーコメディ「ミラクル・ペティント」。ディズニー映画で、子役の男の子がヒットのブルース・ウィリス主演「キッド」。どちらもすっごく面白いというほどではなく、まあまあうん面白かったというもの。時間の無駄だとは全然思わなかったので良し。

     それにしても、この週末はまさに読書の秋。遅ればせながら、話題のファンタジー本「ハリー・ポッター 賢者の石」「ハリー・ポッター 秘密の部屋」を読破する。あまりに面白かったので2巻連続で読み切ってしまった。もともと児童書というものが好きで、「モモ」「はてしない物語(never ending story)」「おおどろぼうホッツェンプロッツ」「メリー・ポピンズ」等々・・大ファンなのだけれど、この英国人ローリングの「ハリーポッター」には恐れ入りました。2巻目が出たばっかりということで、大ガッカリ。はやく3巻が読みたくてたまらないけど2001年の夏発行予定らしく。原書は巻を追う毎に分厚くなっているということで、教科書とは違って非常に嬉しい悲鳴!分厚くなるならどんどん分厚くなって欲しい!それくらい沢山読みたいと思える本に出会えてしまった。とてもうれしい!!! 


  • 2000/09/19

     久々に映画というものを見る。「フォーエバー・フィーバー」という1998年のシンガポール映画。これが実に良かった!何が良いのかというと、まずストーリー。入ってて欲しい要素(ヤケにドラマチックな展開)が網羅されて、とてもわかりやすい。バカ受け。そして音楽。時は1977年、サタデーナイトフィーバー全盛期。もうお分かりでしょう、音楽もファッションも「コレ」です。それでもってシンガポールの役者達のキュートなこと。特に主人公のホックは「南原清高と稲垣吾郎」を足して2で割ったキャラ!(共感する人が絶対いるはずだ)インド映画もそうだけど、まさにストライクゾーンでの1本で、めちゃめちゃ面白かった!!!シンガポールというお国柄も楽しめるし、サントラも買いである。(70年代のヒット曲は全てカヴァー曲)

     ブルース・リーとディスコティーク、コメディー、アジア好きは必見です。


  • 2000/09/16〜17

     ちょっとした小旅行である。バスで移動すること2時間半、日本海の漁師の町、留萌へ。景色は既に秋、なのだが台風の影響もあって東京と変わらないくらいの蒸し暑さ。「遊びに行くから!」と旅仲間の晴子さんとの去年からの約束をやっと果たすことが出来たのである。
     留萌の海で早速ビーチパーティー。夜には留萌の繁華街の町並みと食を満喫。翌日はJRで海岸線を見ながら増毛に移動。指定文化財の本間家と酒本「国稀」を見学。増毛も少し歩き、帰りのバスは、行きとは違う「日本海オロロンライン(海沿い)」ルートを通って帰る。

     最後はあいにくの雨だったが、持っていったパット・メセニー「WE LIVE HIRE」がバッチリはまって「旅のセルフプロデュースは完璧だな・・・」と自分に酔う。やはり音楽はシチュエーションが大事である(持論)。留萌の燃えるような夕日を写真に撮ったが、フィルムが古かったらしく、色がセピア系になってしまって残念だったけれど、絶対また行って撮ってやるぞ、まってろ留萌!


  • 2000/09/14

     朝5:30起床。今日はカットモデル(大会)の日である。6:40に美容師のしもちゃんと待ち合わせをし、朝のウチに髪の毛をストレートに仕込みそのまま札幌駅へ。時間はアッと言う間に過ぎて行く。空港から飛行機で東京に移動し、札幌との気温差にうんざりする。気温約30度。札幌は15度。代々木でメイクを仕込み、いざ新宿の大会会場へ。

     首の付け根まであったボブをゾーンカットという技法でショートにカットされるが、この間20分。周りで一斉に25人がカットし始める光景はかなり見応えのあるものなのだが、モデル故にキョロキョロもできない。結局両斜め45度の範囲で様子を観察。カット終了後の審査時間15分間ずっと固まっていた。それにしても見たことのない美容界は興味深いものだった。大会の他にもショーもあって、私的には大満足だったのだが、何せ外に一歩も出られなかったために、空腹と披露で、終わることは結構疲れていた。
     ホテルにチェックインしてそのまましもちゃんと横浜の友達の店「CAFE SIESTA」へ。久々に仲間が集まった楽しい夕べ、良い音楽と酒。至福の時である。


  • 2000/09/13

     3ヶ月ぶりの更新・・・読んでくれている皆さん、ゴメンナサイでした。季節は夏を通り越して既に初秋。秋晴れの日が続いたと思ったら雨降りが続く昨今。もうTシャツ一枚だけでは外に出られないな〜。

     明日から東京へ。今回はなんとカットモデルです。真っ黒な髪の毛を明るく染め、後ろにメッシュを8カ所入れ、サイドはストレートパーマ。仕込まれています。しかし、明日にはバッサバサ、カットの大会で切られます。はっきり言って、見たことのない世界なので楽しみ楽しみ。

     最近買ったCD(しばらくレコ屋にいけなかった反動で、ややバカ買い気味)でヒットだったのは、皆さんもうチェックしたかもしんないサバービアの橋本徹選曲の「カフェ・アプレミディ」シリーズ4枚。かなりセンスいい選曲。「午後のコーヒー的なシアワセ」なんてステキなコンセプトである。オススメのCDです。
     それからケニー・ランキン2枚。1970年の「ファミリー」そして1999年の「クリスマス・アルバム」。クリスマスのほうは「ジングル・ベル」のアレンジがピカイチ素晴らしく、ケニー色ジャジー。「ウィンター・ワンダー・ランド」もイカす。やっぱりケニー。上の「カフェ〜」シリーズのどれかに入ってるランキンの「ヘヴンズ・ウィー・メット」も超ハッピーなごみサウンドはもう絶対聴いて欲しい1曲。「ピースフル」「ソフトギター」に続くお気に入り曲で1月ほどヘヴィ・ローテーションだった。

     あとは最近世界初CD化のサントラ「イパネマの娘」やイタリア映画音楽のピエロ・ウミリアーニ、全編ムーグ・シンセで構成された「ムジカ・エレットロニカ」をゲット。
     他にも中古でWHAM!の「ファンタスティック」、ピチカートの岸田今日子をフューチャーした「PORNO 3003 ep」をゲット。他には・・・もう思い出せない、収穫の秋。


  • 2000/09/10

     岡本太郎展をみにゆく。芸術の森美術館に。1970年の万博の模型を夢中で観察してたら、近づきすぎて透明のケースに頭付きしてしまいました。静かに見ていた皆さん、ごめんなさい。しかし、模型を見れば見るほど、身長5mmに縮んで中に入りたいと思う世界だった。もう存在しないんだもんなあ・・・。出口にあったサンヨー(?)かどっかの、全身洗濯機は70年代の近未来感が楽しい一品でした。色使いもレトロフューチャーで。

     1970年に想像していた2000年は、現実の2000年よりもすごいのだろうか、それともそうでもないのだろうか・・・。少なくとも携帯電話を小学生が普通に持ってるところはすごいんだろうなあ。


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