30000系



営団地下鉄(現:東京メトロ)半蔵門線の乗り入れに対応する為に1996年に登場した車両です。IGBT式VVVFインバーター制御,T形ワンハンドル(東武鉄道初),シングルアームパンタとなっており、最高時速は120km、加速度は3.3km/h/sです。 なお、250系の制御装置は30000系がベースとなっています。

2003年3月のダイヤ改正時に半蔵門線乗り入れ限定の運用になり地上運用が無くなりましたが、2005年10月に新しい半蔵門線乗り入れ車である50050系が登場したことにより2005年12月より一部編成が再び地上運用に戻り、更に2011年1月からは東上線への転属が開始されました。
地下鉄乗り入れ運用の編成(2013年12月現在)

31606F+31406F
31609F+31409F

地上運用に戻った編成(2013年12月現在)

1)31413F、31613F 2005年8月頃半蔵門線運用から外れる→ATC/S装置は51052Fへ移設。
2)31412F、31612F 2006年4月上旬半蔵門線運用から外れる→ATC/S装置は51056Fへ移設。
3)31411F、31611F 2006年5月上旬半蔵門線運用から外れる→ATC/S装置は51053Fへ移設→東上線へ。
4)31414F、31614F 2006年5月下旬半蔵門線運用から外れる→ATC/S装置は51054Fへ移設。

5)31401F、31601F 2006年6月下旬(21日頃)半蔵門線運用から外れる→ATC/S装置は51055Fへ移設→東上線へ。
6)31408F、31608F 2006年10月にATC/S装置を51057Fへ移設→東上線へ。
7)31402F、31602F 2006年11月にATC/S装置を51058Fへ移設。
8)31407F、31607F 2007年2月に→ATC/S装置を51059Fへ移設。

7)31403F、31603F 2007年2月にATC/S装置を51060Fへ移設→東上線へ。

31604F、31404F→東上線へ
31605F、31405F→東上線へ
31610F、31410F→東上線へ
31615F、31615F→東上線へ


30000系(31615F+31415F)
30000系は2003年4月現在、30編成150両が在籍しています。

 南栗橋車両管理区所属
 (4両編成車)
31402F、31404F、31406F〜31409F
31412F〜31415F

 (6両編成車)

31602F、31604F、31606F〜31609F
31612F〜31615F

 森林公園検修区所属
 (4両編成車)
31401F、31403F、31405F、31410F
31411F

 (6両編成車)
31601F、31606F、31604F、31610F
31611F
30000系
2004年2月 東武動物公園にて 列車番号1266T


フラワーエクスプレス号



甲種輸送

試運転

10000系系列と・・・

2006年4月に地上運用に戻った31412Fが10000系と組んで太田〜館林間の普通列車の運用に就いているところです。

(2006年5月5日 多々良〜県 間にて 31412F+11255F 列車番号410)

桜

4年ぶりに30000系が満開となった国谷の桜の脇を走り抜けます。なお、30000系が再び宇都宮線を走るようになったのは2005年12月3日でその時の30000系は写真の31413Fです。

(2006年4月9日 国谷にて 31413F 列車番号440)


以下は、一部の30000系が再び地上運用に戻った2005年12月以前の写真です。従って説明文は撮影当時の状況で書かれています。
麦秋

麦が黄金色になる麦秋の中を30000系6両編成車が走り抜けて行きます。なお、現在ではこの区間で30000系が走ることは無くなりました。

(2001年6月3日 剛志〜境町 間にて 31608F 列車番号2441)
2003年3月19日〜2005年12月23日までこの区間で30000系が走る姿は見ることが出来ませんでしたが、2005年12月24日から2006年3月17日までこの区間で30000系が走る姿を見ることが出来ました。2006年3月18日からは太田以北はワンマン運転となった為に非ワンマン対応車の30000系など(200系・250系を除く)が走ることは無くなりました。
30000系6両固定車

2002年初撮りの30000系6両編成車です。この頃はまだ半蔵門線乗り入れ日も決まっておらず、撮影中に30000系が走ってきても「あっ、30000だ」程度にしか思っていませんでした。

(2002年1月3日 杉戸高野台〜幸手 間にて 31605F 列車番号2250)

30000系4両編成車

秋の日差しの中を走る30000系4両編成車です。2003年3月のダイヤ改正以前は東武宇都宮線では単独で走行する姿を見る事が出来ました。

(2002年11月2日 おもちゃのまち〜安塚 間にて 31412F 列車番号434)
11267Fと組んで・・・。

2003年3月のダイヤ改正以前に見る事が出来た30000系と10000系列が組んだ編成です。で、ご覧になって分かると思いますが30000系が4両固定車なのにパンタは全てシングルアームとなっています。なぜだか分かりますか?。ヒントは下記に・・・。

(2003年3月8日 久喜〜鷲宮 間にて 31408F+11267F 列車番号2468)
半蔵門線乗り入れ編成

2003年3月の半蔵門線乗り入れによって30000系は6+4の10両編成で運用されるようになり6両や4両の単独で走る地上運用は無くなりました。

(2003年5月3日 杉戸高野台〜幸手 間にて 31601F+31401F 列車番号970T)

2005年12月24日に31613Fが地上運用に復帰しました。これにより単独で走る30000系6両固定車を再び見ることが出来るようになりました。


100系 200・250系 300・350系 800・850系 1800系
1800系
通勤仕様車
5050・5070系 6050系 8000系 9000系列
10000系列 20000系列 30000系 50000系列
日比谷線 半蔵門線 有楽町線 会津鉄道
ED5060・5080 5000系 5050系
霜取りパンタ車
懐かしい車両達