1969年に伊勢崎線の急行”りょうもう”(現在は特急)用の車両として登場し、200系・250系が全運用を引き継いだ1998年まで定期営業運用に就いていました。登場当時は4両編成でしたが、乗客の増加より新たにサハ1840とモハ1850の2両を加え6両編成(1819Fは登場時より6両編成)となりました。なお、営業運用終了後は以下の表のような経路をたどり現在に至っています。
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車両
番号 |
登場年月
製造会社 |
6両化年月
中間車製造会社 |
休車年月 |
2002年現在の状況 |
1811F |
1969年8月
日本車輌 |
1979年3月 アルナ工機 |
1998年3月 |
2001年に通勤仕様車へ改造
(1841・1851廃車) |
1812F |
1969年9月
日本車輌 |
1979年3月 アルナ工機 |
1998年1月 |
2001年に通勤仕様車へ改造
(1842・1852廃車) |
1813F |
1969年9月
日本車輌 |
1979年3月 アルナ工機 |
調べ中 |
1991年に352F・353Fへ改造・改番 |
1814F |
1969年8月
ナニワ工機 |
1979年3月 アルナ工機 |
1994年6月 |
2000年に廃車解体 |
1815F |
1969年9月
ナニワ工機 |
1979年3月 アルナ工機 |
1998年2月 |
2001年に通勤仕様車へ改造
(1845・1855廃車/1813Fに改番) |
1816F |
1969年9月
ナニワ工機 |
1979年3月 アルナ工機 |
調べ中 |
1991年に351F・352Fへ改造・改番 |
1817F |
1973年7月
アルナ工機 |
1979年3月 アルナ工機 |
調べ中 |
1992年に302Fへ改造・改番 |
1818F |
1973年7月
アルナ工機 |
1979年3月 アルナ工機 |
調べ中 |
1991年に301Fへ改造・改番 |
1819F |
1987年11月
アルナ工機 |
登場時より |
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臨時列車や団体専用列車
として活躍中 |
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車両
番号 |
前面ガラスの変更 |
座席交換 |
応荷重装置 |
改番年月 |
情報が少ないので間違えや記載漏れがあるかと思います。そのような箇所がありましたら教えて頂けると助かります。
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1811F |
1989.2 |
− |
− |
1989.2 |
1812F |
1989 |
調べ中 |
有 |
1987.9 |
1813F |
1989 |
1989.3 |
有 |
1987.11 |
1814F |
− |
− |
− |
1988.4 |
1815F |
2001 |
− |
− |
1988.2 |
1816F |
1988.12 |
1988.11 |
有 |
1988.12 |
1817F |
1989 |
調べ中 |
有 |
1987.12 |
1818F |
1988.10 |
1988.10 |
有 |
1988.10 |
1819F |
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− |
− |
− |
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以下は、最後の1800系である1819Fの簡単な説明と写真を展示してあります。
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1987年に製造された1800系の最終増備車であり、現在唯一残っている1800系です。なお、正面は2枚ガラス、ライトは角形等と他の編成とは異なる部分があります。1998年の定期運用終了後は、団体旅行やイベント等の臨時列車で活躍するようになり2007年からは日光線へも乗り入れるようになりました。
南栗橋車両管理区
春日部支所 所属
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1819F
(2007年10月 板荷にて 1819F 臨時快速) |
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館林出張所(元:館林検修区)の施設は4両編成対応である為に検査・整備等を行う時には4両と2両に切り離す必要があります。このため4号車に簡易運転台が備えられています。なお、簡易運転台はこの形式以外に200系・250系にも備え付けられています。
(館林検修区にて:NAZさん提供)
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簡易運転台 |
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朝の日差しを浴びて青空のもと見慣れた白やシルバーの車体とは違う赤い列車がやって来る。ちょっと感動ものですね(^o^)。なお、撮影時はまだ妻面のラインの塗装はあります。
(2002年1月 姫宮〜東武動物公園 間にて 1819F 成田山参拝臨時団体列車)
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撮影当時は珍しい日中に前照灯を点灯して走行する1819Fです。
(2002年1月 和戸〜久喜 間にて 1819F 成田山参拝臨時団体列車)
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以下の2枚の写真はNAZさんより提供して頂きました。NAZさん、どうもありがとうございます。
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2003年2月に西新井工場での検査を終え館林検修区(現:館林出張所)に戻ってきた1819Fです。翌月の半蔵門線乗り入れ開始間際に春日部検修区(現:春日部支所)に転属したので今では見る事が出来ない光景です。
(2003年3月
館林検修区にて:NAZさん提供)
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2003年2月に西新井工場で検査を受けた時に妻面のライン塗装が省略されました。この写真は3月に館林検修区(現:館林出張所)で撮影されたものです。翌月、春日部検修区(現:春日部支所)に転属したので館林検修区で撮影されたライン無し1800系の写真は貴重ではないでしょうか。
(2003年3月
館林検修区にて:NAZさん提供)
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雨が上がりの雲の合間から見え隠れする太陽の日を受けて走る1819Fです。アンテナが棒状からL字形のものに変わっています。
(2004年1月13日 東武動物公園〜和戸 間にて 1819F 成田山参拝臨時団体列車)
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「団体専用」のサボを掲げる1819Fです。秋にはこのサボが外され代わりに「臨時」のサボとなりました。
(2007年6月 東武動物公園〜和戸 間にて 1819F)
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以下、撮影出来れば追加します
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