1963年に通勤車両の主力として登場して以来、20年間に渡り増備が続けられた為に同一形式としては他の民鉄には類を見ない712両(注:下記参照)が在籍しており、2両・3両(800・850系)4両・6両・8両(東上線のみ)の固定編成があます。後年にエアコンの設置・パンタグラフの形状変更・前面スタイルの変更(ブラックフェイス化)・行き先方向幕の側面設置及びLED化・転落防止帆取り付け等が行われているために登場時の面影は未修繕車に僅かに残るだけとなっています。 8195F〔8995と8996の2両が8000系初廃車(2004年11月下旬)〕、81101F、8187F、8193F、81103Fが3両固定車(800系・850系)に改造されたために不要となった中間車2両(サハ8900)が廃車となり712両から702両になりました。 |
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登場時の姿が忠実に残っている訳ではありませんが、正面がブラックフェイス化や側面に行き先方向幕が無い8000系を未修繕車と呼びます。なお、行き先方向幕が「幕」である未修繕車は2001年(平成13年)3月27日に最後の幕車であった81109FがLED化されたことにより姿を消しました。現在、次々と修繕車となり数を減らしつつあります。 左の画像をクリックすると他の画像が見られます |
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未修繕(更新)車 2003年5月10日 杉戸高野台〜幸手 間にて |
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1986年6月から始まった8000系の大規模修繕工事の初期の修繕車は、運転席にあった通風口の撤去と側面に行き先方向幕が取り付けられた以外は未修繕車と変わりなく行き先方向幕も「幕」のままです。 右の画像をクリックすると他の画像が見られます |
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初期修繕(更新)車 2002年6月 江戸川橋梁(南桜井〜川間)にて |
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1987年(昭和62年)からは写真のような前面をブラックフェイス化する修繕工事が始まりました。長年に渡って修繕工事が行われているために同じブラックファイスの修繕車でも行き先方向幕が「幕」「LED」のもの転落防止帆付など編成によって形状に違いがあります。なお、2003年(平成15年)からはスタンションポール、車内表示機、自動放送装置などを設置した編成が登場しました。 |
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修繕(更新)車 〔ブラックフェイス車〕 2003年10月 東武動物公園〜和戸 間にて (他の画像は準備中) |
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8000系のいろいろな姿を展示しています。 ←2001年10月16日 和戸〜久喜 間にて |
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