エンゼルギア研究所
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◇ 第81話『スターダスト・レイン』◇

「起動コードを認識し、貴方をご主人様(マイ・マイスター)として登録する準備が完了しました」 ――クベルタ10-9

 

ミドルフェイズ:シーン1//////
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■ミドルフェイズ/シーン1 「緊急報告」
 マスターシーン。

GM:――瑞穂基地、司令室。
GM:デスクに座り、夜の帳の中で書類に目を通していたヴィヴリオ大佐の手元に、警報を報せるシグナルが瞬く。

GM/ヴィヴリオ:「私だ。――プシナプシナか。この回線を使っているということは……」
GM/プシナプシナ:「はいです! 封印区画に侵入者ですよ? 警報を出すですか、司令」
GM:ふむ、と呟いたヴィヴリオは、しばし考え込む仕草。
GM/ヴィヴリオ:「いや、構うな。私の見立てだがね。きっと楽しいことになるよ。プシナプシナは引き続き通常任務に戻ってくれ」
GM/プシナプシナ:「は、はい。司令がそうおっしゃるなら……」
GM:心配そうな声と共に、回線が切れる。
GM:大きく息を吐き出し、ヴィヴリオは椅子に深く背を預けた。
GM/ヴィヴリオ:「“あれ”が主を呼ぶとはね。――キミもたまには間違うことがあるんだな?」
GM:くつくつと微笑う。呼びかける相手は、ここには居ないのだろう。
GM:そして彼女は、少し優しくも哀しげな表情を消して、再び書類の閲覧に戻った。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン2 「未知なる戦乙女、覚醒」
 シーンPC:雅仁。

GM:階段を下り、幾つかの開かない扉を横目に通路を進む。
GM:省エネ設計なのか、移動するたびに少しずつ、道案内をするようにライトがリレー式に灯っていくのが、何だか少し楽しい。
GM/茜:「うう、ここって立ち入り禁止区域か何かだよなー。でも、気にしない、気にしないっ……」
GM:とか云いつつ、ずしずし前進する中島茜。
雅仁:「(おかしい。ここだけ他の通路と構造が違う……気のせいかな、ガイドも今の基地とは……)」頭が覚めてきたのか手を引かれながら周囲を確認
GM:やがて――ここだ、と思った場所で。雅仁の足が止まった。
GM/茜:「わきゃっ? ちょっとまーくん! どうしたのさ急に立ち止ま……」
雅仁:「ああ。うん……見つかったら迷子になりましたって言うよ」茜の手を握ったまま
GM/茜:「って、ただの通路の途中じゃない。……なぁまーくん。こんなところに何があるんだよ?」
雅仁:「それよりこっち。声がしたのはここ。……開けて、いい? 茜」
GM:確かにここは通路の真ん中だが……よく見ると、壁に何かを埋めて封印した跡が見受けられた。
GM:あまりしっかりした処置ではなかったのか、少し衝撃を与えれば壊れそうだ。
雅仁:こんこんとその通路の壁を叩いて反響音を確かめて
GM:例えば――今日、貰ったばかりの拳銃とか。
雅仁:「……うーん。なんていうか……その“黒猫”」
雅仁:そんな小説のあらすじを思い出しながら銃を取ろう。
GM/茜:「くろねこ?」
GM/茜:「って、もしかしてあの壁の中に奥さんの死体が埋まってるって……」(がくがくぶるぶる)
GM:不安なのか、雅仁の制服の裾を茜の指が掴んでいる。
GM:では、撃ちますか?>まーくん
雅仁:「あ、いや……声がするからには大丈夫……だと思うよ。気のせいってこともあるし」茜の手をほどいて狙いをつける
GM/茜:「う、うん。……気をつけろよ」
GM:ちょっと後退する茜。
雅仁:「いくよ。危ないから僕の後ろに」万一跳弾したらえらいことだけど。
GM:まぁ、そこら辺は整備班ズにもまれていたおかげで勘が働く<跳弾の方向
雅仁:と思いつつ銃口を壁に向け、トリガーに指をかけて、引きます
GM:ガンガンガンガン!! と、廊下に銃声が反響する。
GM:ガラガラガララ……と、崩れる壁。
GM/茜:「うわ……」
GM:ぷしゅー、とエアの抜ける音と共に……ゆっくりと、埋め込まれていた円筒形の――棺にも似た、カプセルの蓋が開いた。
GM/??:「起動コードを認識……V機関出力安定……」
GM:雅仁に呼びかけていた――少女の肉声が、はっきりと聞こえる。
雅仁:「うう……」硝煙と銃声で頭がくらくらになりながら
GM/??:「ケルン展開準備よし。ジステムオールグリューネン……」
GM:ゆっくりと、琥珀色の瞳が開かれ――雅仁を映した。
GM:藤色の髪。やや古式ばったメイド服。豊かな胸元にはもちろん銀十字。

GM/クベルタ:「おはようございます。――わたくしはクベルタ10-9(ツェン・ノイン)。起動コードを認識し、貴方をご主人様(マイ・マイスター)として登録する準備が完了しました」
雅仁:「……ケルン? まって、このカプセル……ファルコンネン……?」困惑しながらカプセルが開くのを呆然と見ていましょう
GM:かち、かちかちかち……と。歯車のようなハードディスクのような駆動音が聞こえる。
GM/茜:「ううう、まーくん大丈夫……って、うわ?!」
雅仁:その整った顔に見惚れながらも頭の中は困惑したままで
GM/クベルタ:「登録コードの入力を、ご主人様。――お名前をお聞かせください」>雅仁
雅仁:「クベルタ……? マイスター……え、ああ」
GM/茜:「なッ、なな、何だよこれ……? か、完全機械化兵?!」
GM:めずらしく茜がうろたえている。
雅仁:「ひ―」
雅仁:「人違いです」
雅仁:ちょっと後退しながらw
GM/クベルタ:「ヒー・ヒトチガイ……。ほんとうにこの名前でよろしいですか?」>雅仁
雅仁:「す、すいません」
GM/クベルタ:「ス・スイマセン……。ほんとうにこの名前でよろしいですか?」>雅仁
雅仁:「し、新宮 雅仁(しんぐう・まさひと)……です」とりあえず茜の前に立ちながら
GM/クベルタ:「…………」
GM/クベルタ:「――シングウ・マサヒト。登録コードの入力を確認。暗号鍵セットの後、機密領域に格納……完了」
GM:かくん、とクベルタの頭が下がり、ぽっとんと落ちる帽子。
GM/茜:「あ、帽子……」
雅仁:どうしよう。すごく怒られそうだなあ。とか思いながらはっしと帽子を拾おう。
GM:続いて、ずるずるとカプセルから解放された身体が、拾おうと身を屈めた雅仁にのしかかってくる。
GM:ずしっ、ぽよん、ふわふわ〜〜〜〜。
雅仁:入っちゃいけない場所で見てはいけないものを見てしてはいけないことをしている危険さに
GM:クベルタに押し倒されたました(笑)>まーくん
雅仁:「……え?ええと、クベルタ……さん?」ゆさゆさと揺すって誰何しましょう
GM/茜:「うわわわっ、って、何してんだよ。離れろって! まーくんが潰れるー!!」
GM/クベルタ:「…………はれれ? わたくしどうしてこのような所に。って、ご主人様ぁっ?!」
雅仁:「あ、あああああ? 女の子なのにこんな……」
雅仁:重いと言いかけてぎゅーっと伸ばされていよう。
GM:じたじたと茜に絡まれつつ、ばたばたと身を離すクベルタ。
雅仁:ぺたん
GM/クベルタ:「だ、大丈夫でしたかご主人様? ああ、わたくしまたやってしまったのでしょうか……?」
GM:茜を絡ませたまま、おろおろするクベルタ。
GM:確かに、完全機械化兵でなければこうは行かない。
GM/茜:「うわーやめろーめが、めがまわ、まわー……」(ぶんぶん振り回され(笑))
雅仁:「げほげほ……。ど、どうすればいいんだろう……これ」たいへんすごく困ったツラで。
雅仁:でもなんだか、すごく、不思議なことが起こりそうなそんな予感も覚えながら
GM/茜:「う、うう……とりあえず、連れて帰るしか無いんじゃない?」
GM:クベルタは、じーっと雅仁を見ている。置いていこうとしてもきっと絶対、壁を壊してでも着いてくる。そんな確信がある。
雅仁:「うん。……そうだね。ええと、じゃあクベルタ」そちらを向いて
GM:てゆうか、何か物騒な刃のついたラグナレク拳銃をかちゃかちゃとカプセルから取り出しています。
GM/クベルタ:「はい、何でしょうかご主人様っ!?」
GM:ぶん、と振り向いた際に、刃が茜の前髪をちょびっと切った、かもしんない(笑)。
雅仁:「みんなに紹介するよ。一緒に行こう」思い切りびびりながらそっとクベルタに手を差し出して
GM/クベルタ:「はい。ありがとうございます、ご主人様♪」(優雅に礼を取り、雅仁の手を取る)
雅仁:「僕もまだ新米だからたいしたことはできないけど……悪いようにはならない、ようにしたいかな……」気弱に呟きつつその手を取って
雅仁:地上に向かいます
GM/茜:「…………」(←何だか物凄く難しく困った顔で、2人を追う)
GM:シーンエンド。

■ミドルフェイズ/シーン3 「●がいたい」
 シーンPC:アレクセイ。
ほのか登場済。

GM:――翌日。
GM:アレクセイ・レヴォントゥリと灰原ほのかは、ヴィヴリオ大佐に呼び出されて司令室に出頭していた。
GM:珍しく、ハルトマン大佐も同席している。

GM/ヴィヴリオ:「あ〜〜〜〜。諸君らも聞いていることと思うが、昨日、うちに来たばかりの新人が無断で立ち入り禁止区画に侵入」
GM/ヴィヴリオ:「こともあろうに、第10世代の完全機械化兵を発掘した」
GM:むうう、と唸るハルトマン大佐。きっと胃が痛いのだろう。
ほのか:(通夜のような沈痛な面持ち)
GM/ヴィヴリオ:「何であんなものがそんなところに埋められていたのかは知らん。……が、コトと次第によっては当基地に対する何者かの陰謀である可能性もないわけではない」
フィリエ:「あらまぁ」
GM:うう、と胸の下あたりをハルトマン大佐が抑えている。
アレクセイ:「第10世代の完全機械化兵を……“発掘”ですか?」
アレクセイ:そんなアホな、という呆気にとられた顔。
GM/ヴィヴリオ:「そうだ。報告によれば――壁の中に塗り込められていたらしいな」
ほのか:「……言葉が見つかりません」
GM/ヴィヴリオ:「自分で“クベルタ”と名乗らなければ、シュヴァルツカッツェ、とでも名づけたところだが」
アレクセイ:「大佐。第10世代の完全機械化兵……まだ、技術が確立されたものではないハズです」
アレクセイ:それが見つかるという事は……と、ヴィヴリオに視線を向ける。
フィリエ:背景でハルトマンさんのおなかをさすっていよう
GM/ヴィヴリオ:「だからだよ、レヴォントゥリ中尉。陰謀の可能性もあるというのはね――」
アレクセイ:「ええ。第10世代は“破棄”されたテストベットの八島雪奈、ゾーネンブリューメを除けば……現時点ではT−Xのみのハズ、ですからね」
GM/ヴィヴリオ:「よって、灰原大尉及びレヴォントゥリ中尉の両名は、あのクベルタとかいうぽんこつメイドロボを……」
GM:ちゅどーん、と司令室の窓の向こうから煙が立ち昇った。
GM:たぶん、あれはドライバーやナビゲーターの宿舎の方角。
ほのか:「……はえ?」
アレクセイ:「って、なんだ――――ッ!?」
GM/ハルトマン:「爆発しましたかな、厨房が……」
GM/ヴィヴリオ:「ああ」
GM:ううう、とこめかみを押さえて唸るハルトマンに、そっけなく応じるヴィヴリオ。
フィリエ:「そのようです」さすりさすり
ほのか:「行ってきますか?」
ほのか:右手にハリセン、左手にハリセン
GM/ハルトマン:「……こほん。まぁ、そういうわけだ。それに当基地は現在、ヤシマ=統一帝国防衛のため重要な作戦を中枢機関として遂行中だ。つまり……うう、その、だな」
アレクセイ:「……大佐は僕らに“後始末”をしろ、とお命じの様だしね。行くしかないでしょ?」>ほのか
GM:どごーん、と。さらに輪をかけて、二次爆発が起こったようだ。
GM/ハルトマン:「ただでさえ予算だの何だの切羽詰っているのに、こ、これ以上……」
GM/ヴィヴリオ:「これ以上、揉め事の種を撒かせるな。兵器開発局や八坂機関の横槍もあしらうのが面倒だ、アレではね」
アレクセイ:「……しっちゃかめっちゃかやってる理由はありませんね。同感です」
ほのか:「善処します」
GM:ふぅ、と肩を竦めるヴィヴリオ。
GM:ハルトマンは、傍に用意されていた水に薬を――たぶん胃薬だろう……溶かして飲んでいる。
フィリエ:「―――」ちら、とハルトマンに「自分も行った方が?」といいたげな視線を
GM/ハルトマン:「た、頼むよフィリエくん……」(しおしお)
GM/ハルトマン:「私の知る限り、完全機械化兵に対抗できるのは、完全機械化兵だけだ……うぅ」(がくり)
フィリエ:「畏まりました」一礼し、ばっと窓から飛び出してダッシュ。
アレクセイ:「准将。小官にも一包、分けて下さいますか? ……この先、必要になると思いますので」
アレクセイ:胃の辺りをそっと抑え、片手で敬礼しつつハルトマンに進言(笑)
GM:持って行きたまえ、とケースごとくれる(笑)>アレク
アレクセイ:「ありがとうございます。それじゃ行こうか?」>ほのか
GM/ヴィヴリオ:「貴官らの奮励努力を期待しているよ。では、フリーデン・イン・デア・ハント!」(敬礼)
ほのか:「了解。フリーデン・イン・デア・ハント!」
アレクセイ:「フリーデン・イン・デア・ハント!」敬礼を返そう。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン4 「戦場は、僕たちの足元に」
 シーンPC:フィリエ。

GM:もう、既にそこは戦場だった――。
GM/リメッツェ:「ギアドライバー、ナビゲーターの避難、継続中」
GM/リメッツェ:「何機か応答しない者が居ます。捜索しますか?」
GM:基地のすぐ傍にある、ギアドライバーたちの宿舎。
GM:もうもうと湧き上がる煙。わらわらと集まる消防車。
GM:炎と煙の中から、完機ちゃんたちに抱えられ、あるいは自力で脱出してくるギアドライバーやナビゲーターたち。
GM/伊音:「い、いったい何が起こったのだ! 敵の襲撃か?!」
アレクセイ:「完全機械化兵たちは避難誘導と救出活動、手の空いてる者は消火活動にあたれ!」
GM/セラピア:「何だか台所で危険物がぼーんでどーんでちゅどーん、だったんだよ〜」(ふらふら)
フィリエ:「―――リメッツェ9−11、簡潔に状況を報告してください」ばしゅんと高速戦闘モードで到着。
GM/リメッツェ:「ヤー、フィリエ9−A」(敬礼)
GM/リメッツェ:「あれは、今日の朝食を我々が準備している時でした……」
GM:リメッツェの云うコトには、新人の完全機械化兵――クベルタがやってきて。
GM/クベルタ:「私にもご主人様のために料理をつくらせてください!」
GM:と、頼み込んだらしい。
GM:そんな喧騒を他所に、すたすたと興味なさげにいつもの訓練場へ向かう者も居るが、それはまぁごく例外だ。
GM/リメッツェ:「彼女も我々と同じく、この基地に配備され、ドライバー、ナビゲーターにお仕えしている者です。大丈夫と判断したのですが……」>フィリエ
フィリエ:「…………成程、それで、料理をしていたらまず物理法則を無視した大爆発が発生したと」ちょっと瞑目。
GM:何だか、煮込みスープを任せてみたところ。ガスコンロでなくスープ鍋の方が爆発したらしい。
アレクセイ:「基地での共同生活の為に、一般技能は学習されてはいるからね。別段、料理自体はおかしくないが……その状況は異常じゃないのか?」
ほのか:「……えーと、そのクベルタは何処に?」ひょこっと登場
GM/リメッツェ:「未確認です。ご主人様(マイスター)を助けに行ったのだと推測しますが」>ほのか
GM/トゥアレタ:「うう、お願いだから火が回らないうちに消してよ……私の秘蔵本がっ、ぬいぐるみが……」(うるうる)
ほのか:「とゆーことは、まだ中にいるの?」
GM:おそらくは、と頷くリメッツェ。
フィリエ:「そのようです。V機関の反応と生体反応がやく2つ程1箇所に固まったまま動いておりません」
ほのか:「わかった」とだけ言って現場に飛んでく(何
アレクセイ:「おい、灰原大尉!!」
GM:なぬ、突っ込むのかほのかたん(笑)。
ほのか:「……え、あ、はい?」止まる
フィリエ:「人間がこのまま突っ込んだら先ず死ぬと思いますが、それでも行かれますか?」
GM:では、<感知>または<運動>で……ちぃ(笑)。
アレクセイ:「流石に生身では難しいだろう、あの中に飛び込むのは。――フィリエ9−A、頼めるかい?」
フィリエ:「そのための私です」スカートの端っこつまんで一礼。
ほのか:「あー、うん、すみません、条件反射で……お願い、フィリエ」
フィリエ:「―――なお、損傷したメイド服、及び髪の再セットにかかる費用はお二人の給料から天引きとなりますので、ご了承を」
ほのか:「ぶふぉうっ!?」
GM:ふむ。……ではまーくん。ここで登場するかしないか、ちと宣言しておくれ(笑)。
雅仁:では登場しますね
GM:うい。では――その時!
フィリエ:「それでは」高速戦闘モードでばびゅんと火中に突貫
GM:どごおおおおおおおん!! と、宿舎の天井が派手に吹っ飛ぶ。
ほのか:「ちょ、ちょ、まっ、って、きゃわあああっ!?」
GM:そして、上空からくるくるすたーん! と。
アレクセイ:「な、なあぁぁぁぁぁッ!?」
GM:新宮雅仁をお姫さま抱っこしたクベルタ10-9が、華麗に着地して――転んだ。
GM/クベルタ:「わきゃああああっ?!」
雅仁:げほげほと咳き込む声が「ううっ、どうしてコンロじゃなくて鍋が……あ、ぎゃー……」ぺちゃん
ほのか:「―――――――――ぽかーん」
GM:すぽーん、とクベルタの腕からすっぽぬける“ごしゅじんさま”。
アレクセイ:「く、クベルタ10-9……?」
フィリエ:「……非常識です」すすだらけになって戻って来、すかさず雅仁をキャッチ。
GM:<運動>判定してみて(笑)>フィリエ 難易度は2で。
フィリエ:あいさw
GM/クベルタ:「けほけほっ、さ、最後の最後でバランサーにエラー発生とは、調整不足のようですね……」
フィリエ:ロゴス3使ってレベル4にしときますw
フィリエ:#7c4 運動
●ダイス:firie:7c4=5(6,2,2,4,5,4,3)= 5
フィリエ:よし成功。
GM:うい、では華麗にキャッチできました(笑)。
雅仁:「あ、フィリエさん……あ、ありがとうございます」すいっと抱きかかえられて
GM/クベルタ:「はぅ?! ご、ご主人様はっ? ごぶじですか?!」(おろおろわたわた)
雅仁:「うん、大丈夫だけど……ど、どうしようねこれ……」クベルタと惨状を交互に眺めながら
GM/クベルタ:「むー――」(ちょっと悔しそうな顔(笑))
GM:ちなみに、彼女の衣服はちょっと煤けているが、まったく破損していない。
GM:リメッツェたちのお仕着せは、多かれ少なかれ多少は破れたり焦げたりしているのに、だ。
フィリエ:「―――ふう。ご無事ですか、雅仁様」ふにょんとクベルタほどではないが柔らかな感触が頭に押し付けられますよ?
雅仁:「あ、は、はい(茜とは違う匂いだ……)」顔を埋めそうになるがそっと身を離して
アレクセイ:「ご苦労様、フィリエ。さて、クベルタ……だったね?」
アレクセイ:フィリエの労を労いつつ、クベルタの方に鋭い視線を向けよう。
ほのか:てこてこてこ。クベルタと思わしきものに近づいていきますよ
GM/クベルタ:「…………はい、アレクセイ・レヴォントゥリ中尉」(しゅーん)
アレクセイ:「今回の“事故”について事情聴取を行なう必要がある。そこの“ご主人様”と一緒に、来てもらうよ?」
雅仁:「あ、す、すいません。料理は僕が頼んだから……」慌てて手遅れだがフォローしながら中尉に謝っていよう
フィリエ:「駄目です、まだ危ないかと」強引に引き戻すw>雅仁
雅仁:「わ。はなしてー、はなしてー」抑えられていよう
GM/クベルタ:「いいえ、待ってください!」(うるうるっ)
ほのか:「……待ってって、何よ?」
GM/クベルタ:「今回の件の責任は、すべてわたくしにありますっ! ご主人様は何もわるくありません!」(懇願)>アレク
GM:すごく真剣。
GM:ちなみに、まぁどうにか宿舎の火事は下火になりつつあるようだ。
GM:見た目は派手な火事だったが、不思議と焼けたのは厨房周辺だけで済んだらしい。……あと、廊下に大穴が開いているが。
ほのか:(え、えーと――――――た、タイミングを見失ったッ!?)
ほのか:何とも言い難い。少しシリアスな雰囲気の中、手からすべり落ちるハリセンが行き場のないやるせなさ。
フィリエ:「中尉、クベルタの証言はリメッツェの証言とも一致します。雅仁様に責任はないかと」
雅仁:「な、ないかもしれないけど……でもやっぱり君だけのせいじゃないよ」クベルタの傍に立って
GM/クベルタ:「ご、ご主人様……。で、ですが」(嬉しそう、ではある)
アレクセイ:「だが。完全機械化兵は自律行動を行なっているが、基本的には兵器だ。兵器の運用に関しての責任は……誰にあると思う? 新宮雅仁少尉?」
フィリエ:ここで雅仁を放そう
雅仁:「それは……わかりません。すいません、不勉強で。ただ……僕は」
雅仁:「クベルタが兵器には見えません」
雅仁:それだけ口にして。
GM/リメッツェ:「否(ナイン)です、新宮少尉。鍋物であれだけの破壊力を出せるというのは既に充分に兵器クラスかと」
GM/セラピア:「はかいてきなりょうりの腕前、の特徴は消しておいた方がいいんだよ〜」(うにうに)
ほのか:(すごい つっこみたい)
雅仁:「だけど処分があるなら受けます。申し訳ありませんでした、中尉」へたな敬礼をして
アレクセイ:「完全機械化兵の扱いに、基地の人間は寛容だよ。でも……外部の人間には、要らぬ事を槍玉に挙げる者もいるんでね」
アレクセイ:そこで制帽を取って、「……新宮少尉。貴官に正式にクベルタ10-9の監督管理を命ずる」
雅仁:「は、はい。ありがとうございます」礼をしながら
アレクセイ:「クベルタの能力はまだまだ未知数だ。傍で見ていて何か変調に気付く事があれば……僕の方に報告して欲しい」>雅仁
ほのか:「…………頼んだわよ」意気消沈した声で
雅仁:ちょっと胃がきりきりしながら(が、頑張ろう)とか思っています<監督
GM/クベルタ:「ご、ご主人様――! あ、ありがとうございます、レヴォントゥリ中尉!」(ふかぶかっ、と礼)
雅仁:「よかったねクベルタ……でも次からは気をつけよう?」
GM/クベルタ:「ヤー・マイ・マイスター。……お任せくださいっ!」(えっへん)
ほのか:っ【ハリセン】>雅仁 「これ、私の分まで」
雅仁:「あ、はい」ハリセンを受け取りながら
フィリエ:「……クベルタ」す、と側に立って
GM/クベルタ:「は、はい」>フィリエ
フィリエ:「私も、暫くは貴女についていようかと思います。少なくとも、その料理の腕前だけは矯正せねばなりませんので」>クベルタ
GM/クベルタ:「りょうかいです……」(しゅーん)>フィリエ
雅仁:「ありがとうございました、、レヴォントゥリ中尉」最後に上官に敬礼ではなく頭を下げて見送って
アレクセイ:「なに、余りおおごとにするってのは僕も好きじゃないからね。それよりクベルタの監督、しっかり頼むよ?」
アレクセイ:苦笑して雅仁を見やる……。
ほのか:隅っこの方でずーんと落ち込んでます。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン5 「陽霊子振動兵器」
 シーンPC:ほのか。

GM:朝方の、ギアドライバー宿舎だいばくはつ。
GM:その報告書――もしくは始末書の作成に、灰原ほのかは1日を費やす破目に陥っていた。
ほのか:「……あーうーあーうー、不条理だー、理不尽だー」
GM:まぁ、目の前には山ほどの報告書やら請求書やら積んであるわけですが(笑)。
フィリエ:ここで出よう。
GM:と、しゅいーんと開く電算室の扉。
GM:徹夜明けなのだろう。ちょっとボロい雰囲気の中島茜であった。
GM:(同行しててOK>フィリエ)
フィリエ:OK。
アレクセイ:「階級が高いというのは、それだけで多くの責任を負うということだね」
GM/茜:「あー。ほのかさん? ちょっとお邪魔してもいいかな?」
ほのか:「……はぇ?」ぴこん
フィリエ:「ご苦労様です、大尉」
GM:てこてこ、とデスクに寄って来る茜。
GM:彼女の手には、1枚のデータディスクが握られている。
アレクセイ:覚えがあるのか、ほのかの傍でで首肯しつつ……茜の持ってきたディスクにも視線を。
GM/茜:「ん、あたしもリメッツェたちやまーくんに話を聞いたんだけど……。どうもアヤしいんだよね、あのクベルタって子」
フィリエ:「――やはり、そうですか」
ほのか:「報告からして相当の荒唐無稽だけど」
GM/茜:「うん。でも、これ見てみてよ」
GM:ディスクを端末に投入し、カタカタとプログラムを幾つか立ち上げる。
GM:モニターに映し出された3Dモデルは、斧にもナイフにも見える、特異な形状のバヨネットであった。
ほのか:「なにこれ」
GM/茜:「ヤシマ合同技術開発局試作品、陽霊子カッター。……V機関からエーテル供給を受けて、陽霊子レーザーを刃に流して結界ごと天使を叩き斬る試作品」
GM:カタカタと茜が呼び出す幾つかのデータが、彼女の言葉を裏付けている。
アレクセイ:「ラグナレクタイプの拳銃……いや、違うな」>茜
GM/茜:「ラグナレクのバヨネットとして開発中らしいよ」
ほのか:「……これ、一体どこから?」
GM:あ、えーっと。と、そこは誤魔化す(笑)<どこから>ほのか
ほのか:
GM/茜:「こいつを起動するプログラムは、まだ未完成なはずなんだ。でも――」
フィリエ:「彼女が持っていた、と?」
GM:ううん、とそこは否定<クベルタが持っていた>フィリエ
GM:呼び起こされるのはシミュレーター。例えば大鍋に満たした水に、この陽霊子カッターを起動するエーテルをダイレクトに流してやればどうなるか……。
GM/茜:「第一段階として、瞬時に沸騰、膨張した水蒸気が……。ガス爆発もどきの破壊力で破裂する」
アレクセイ:「爆発が起こったのは調理場。調理場では水を使うから、水蒸気も発生する。……まさか!?」
GM/茜:「どっちかっていうと、大鍋で煮てたスープじゃない?」>アレク
アレクセイ:「水気のある場所、って事が災いしたのは疑い様がないね……」
アレクセイ:腕を組んで、考え込み。
フィリエ:「成程、ありえますね……あ、スープといえば。大尉、差し入れです」ほのかの前にカップに入ったスープを置く
フィリエ:「数え切れない食材を精密なバランスで配合し、なおかつ特殊な味付けで七日七晩じっくり煮込んだフィリエ特製スープです、ご賞味あれ」一礼。
ほのか:「そこ、なにその至○田シェフ」
フィリエ:「残念ながら調理場の損壊によりコレが最後の一杯となっております」
GM:そして、第二段階は――。
GM:<情報処理>か<エーテル>で判定したまい(笑)>ほのか
GM:目標値は4で。
ほのか:とりあえずロゴス3つをダイスブーストして判定を
ほのか:#12c4
●ダイス:Honoka:12c4=8(5,3,6,4,1,3,2,5,1,1,6,3)= 8
GM:うお、余裕!(笑)
GM:そのまんまノーコントロールで空気中に放出されたエーテルは、周囲の水蒸気やら粉塵やら巻き込んで、もういっぺん派手な爆発を起こし……。
GM:ギアドライバーの宿舎など簡単に吹き飛ばすほどの爆発が起こるだろう。と予測できる>ほのか
GM:ついでに、おそらくクベルタはプログラムミスか何かで、間違えてこの機能を鍋に使ったんだろうなー、とも予想がついた(笑)。
ほのか:「クベルタの だいばくはつ こうげき! ほのかは たおれた!」がくーり
GM:……火加減が足りない、とか。そういう理由で。
GM/茜:「さっすがほのかさん。……でも、おかしいと思わない?」
フィリエ:「?」
GM/茜:「爆発は2回あったんでしょ? でも、被害はほとんど1回目の爆発のだけ……だよね?」>ほのか
ほのか:「……だったら、二回目の爆発は何だ、って話になるよね」
GM/茜:「この破壊力を一瞬で抑え込むなんて、それこそケルンでも張れなきゃ不可能だよ……」
GM/茜:「第9世代の出力じゃ難しい。あの子たちはフライングユニットのサポートが無いと、シュネルギア並みのケルン展開能力は無いからさ」
GM:どう思う? と真剣な瞳>ALL
アレクセイ:「―――2回目の爆発は、クベルタの仕業だという事になるね」
アレクセイ:「ここからは推論になるけど……いいかい?」
フィリエ:「どうぞ」
GM:小さく頷く茜。
ほのか:「あ、お願いします」
アレクセイ:「“ラグナレクベイル”の暴発によって暴走したエーテルをシールドする為に、クベルタがケルンを展開……」
アレクセイ:指を1本立てて、一拍置く。
GM/茜:「暴発したのはベイルじゃないけどねー」(ぼそ(笑))
フィリエ:「無粋な突っ込みは厳禁です」横っ腹に肘。
GM/茜:「あうっ、ひどいやフィリエさん」(しおしお)
アレクセイ:「展開したケルンと外部の霊素が反応しあって、爆発が起こった……とみるべきだろうね」
フィリエ:「それに、ケルンを展開していたというなら……彼女の服に被害がなかったことにも説明はつきますね」
GM/茜:「惜っしい。……爆発は、普通に起こったんだよ、中尉」
GM/茜:「あのクベルタって子は――2回目の爆発そのものを、ケルンで封じ込んだんだ」
GM/茜:「そんなコト、T−Xだってできないだろうにね」
ほのか:「…………二回目、そのものを?」
GM:頷く茜。だから、爆発音はしたが、実際には破壊力は封じられていた。
アレクセイ:「確かに、“封じ込める”のは予想外だったね。T−Xの実働データから試算すればこのくらいは、と思ったんだが……」
GM:どちらかといえば、これは紀央などが得意とする陰陽術の分野かも知れない――。
ほのか:「―――化け物、ね」
GM/茜:「……直接いじれれば、もう少し詳しく分かると思うんだけど」
GM/茜:「あいつ……OKしてくれるかな。クベルタの“ご主人様”だもんなぁ……」
GM:茜が、ずーんと落ち込む。
GM:どうやら、ここんところを相談しに来たらしい(笑)。
ほのか:「……いろんな意味でやばい状況ね」
フィリエ:「恐らく難色を示すでしょう。彼は、私達完全機械化兵を兵器と、備品としては見ていない」
GM/茜:「それは、あたしだって同じだよ! ……でも」(しゅーん)>フィリエ
アレクセイ:「現状、クベルタは新宮少尉に従属しているね。彼がOKすれば、“彼女”は何の疑いもなく従うだろうけど……」
ほのか:「かけあってみなきゃ始まらないよ」
GM/茜:「…………い、いっしょに聞いてみてくれる?」(おずおず)>ほのか
ほのか:「もちろん!」
GM/茜:「あ、ありがとほのかさん。……ごめん、何か変なコト頼んじゃって」
ほのか:チラ目で机の上の大量の書類を見て「……も、もちろん」少しトーンが下がる
フィリエ:「……茜、あなたは大事なことを忘れています」
GM/茜:「はい?」>フィリエ
フィリエ:「ここまで、話を聞かせたのですから私達も巻き込んでおしまいなさい」アレクセイの腕を引っ張ってw
GM/茜:「い、いいのかなぁ。迷惑じゃない?」>2人
フィリエ:「そのための私です。汚れ役でしたら、喜んでお引き受けいたしましょう」一礼して
GM/茜:「うん! ありがとう、2人とも……えへへ」(鼻先をちょっと擦って)
アレクセイ:「僕はもう少し、クベルタについて洗ってみるよ。だから、そっちは君たちに任せて構わないかな?」
アレクセイ:「お願いしますよ、灰原“大尉”?」苦笑しつつ拝み
ほのか:「……そ、そこを強調されるとなんかなー」
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン6 「未来のぽんこつメイドロボ」
 シーンPC:雅仁。

GM:ばきっ、と。
GM:またもや不吉な音を立てて――3本目のホウキが折れた。

GM:朝方の、ギアドライバー宿舎だいばくはつ。
GM:そのあおりでしっちゃかめっちゃかになった雅仁の部屋に、意気込んで「おかたづけします!」と乗り込んできたクベルタ10-9だったが……。
GM/クベルタ:「はれれ?」
GM:途方にくれてしょんぼり。
GM:何とか家具や私物は無事に片付け、煤払いの後に床掃除に取り掛かったところだが――。
GM:既にばくはつで出たゴミよりも、クベルタの壊した掃除道具の方が多くなっている始末である……。
雅仁:「ああ。また……いいよ、最初のが直ったから……」折れた箒を直して差し出して。
GM/クベルタ:「うう、ごめんなさいご主人様。わたくしはダメなメイドです……」
雅仁:後片付けの後片付けでさっぱり片付いていない罠
GM:でも、直してもらったホウキを受け取って嬉しそう。
GM/クベルタ:「わったしはメイド〜。お掃除洗濯お買い物〜何でもできる万能メイド〜……だといいです〜♪」(さかさかさか)
GM:何だか、見てて危なっかしいんだか大丈夫なんだか良く分からない(笑)。
雅仁:「(なにかしたいのは判るんだけど……、ちょっと加減が下手なだけ、なのかなあ)」壊れた箒を直しながらそれを見ていよう
GM/クベルタ:「――履き掃除はこれくらいでしょうか」(ふぅっ、と爽やかに汗を拭い)
GM/クベルタ:「あとは床磨きですねっ。この特殊合金製くいっくるわいぱーが!」(ひゅかん、とどこからとも無く取り出し)
雅仁:「(それにご主人様って……やっぱり僕のことじゃないよね、どう考えても偶然だし……声が聞こえたのはそうでもない、のかな?)」身体を巡る霊素について受けた説明を思い返しながら
GM:ちなみに、悪い予感がする(笑)>雅仁
GM:このまま、クベルタにアレを使わせると、たぶん床をぶち抜きそうだ。
雅仁:「え、ああ。待ってクベルタ。それはあとでね?」にっこり笑って肩に手をかけて。
GM/クベルタ:「あ、はい。了解ですご主人様!」
GM/クベルタ:「それじゃあ……少しおちついたことですし、お茶にしましょうか? それともシャワーがいいですか? それともそれとも……」
GM:何か顔が赤いですよ?(笑)
雅仁:「お疲れ様、そうだなあ。ちょっと一休みしよう。本でも読んでてくれる? ……え?」とりあえず部屋もある程度は片付いて来たので
GM/クベルタ:「はい、本ですね。ではその前にお茶を淹れますね♪」
GM:るんたった、と台所に向かうクベルタ。
雅仁:「待って!」再度肩を掴んで
GM/クベルタ:「は、はい?! いけませんご主人様! こんな日の高いうちから……」(ぽ)
雅仁:「一緒にね、一緒に。淹れる所が見たいんだ」にっこり笑いかけながら台所に向かおう
GM/クベルタ:「いっしょにいれる……」(ぽ〜〜〜〜)<何か間違った言語フィルターが機能しているっぽいですよ?
雅仁:「(とりあえず火気の扱いはまだだめだ。何が起こるかわからないよ)」割と必死なので気づきません
GM/クベルタ:「なにが起こるかわからない……」(しゅんしゅん)
GM:何か、へたっと床にすわりこんでしまった。
ほのか:「えーと、ちょっと話いい? ―――お邪魔?」いいかげん登場、した瞬間に誤解(笑
雅仁:「え、いやあ、火の気は危ないから……僕がやっても危ないのは危ないよ……あ、はい?」遅まきながら取り繕って
雅仁:救いの手に飛びつこう
フィリエ:「……お邪魔していま――――失礼、取り込み中でしたか?」ほのかとともに帰ろうと(何
GM/クベルタ:「はう? あ。……えーっと、灰原大尉。はい、お邪魔おーけーです、よくないことなんかちっとも!」(わたわた)
雅仁:「いいえ、助かりました。すごく。あのもしかして、手伝いに……」ちょっときらきらした目で二人を見つめていよう
GM/クベルタ:「ですがっ、ですがご主人様とお茶を淹れる権利は、わたくし渡しません!」(くべるたは、こんらんしている!)
ほのか:「えーと、とりあえず……落ち着けっ」ぺぺっ。クベルタにとりあえずハリセン(二刀流
GM:べしべしっ、とハリセンられた(笑)。
GM/クベルタ:「Q〜〜〜〜。ひ、ひどいです灰原大尉……」
ほのか:「……はぁ〜♪」 今の脳内思考:やっとツッコミできた×100%
雅仁:「いや、そういう話じゃないから。と、とにかくどうぞ……散らかってますがこれでも片付いたので」ささっと人が座れるスペースを作りながら
GM:うん。ぽんこつメイドといっしょに片付けたにしては、だいぶマシになっている<雅仁の部屋
雅仁:「ほらクベルタ、お茶だよお茶。二人で淹れようね」ではメイドの背中を押して台所で全員分のお茶の支度を……
フィリエ:「むしろ、私が用意した方が良いのではないかという気がしますが」(何
GM:………………。
GM:…………。
GM:……。
GM:無事に、人数分のお茶とお菓子が用意されました(笑)。
フィリエ:ふうw
ほのか:「……し、心臓に悪いッ!!」
GM:まぁ、雅仁くんが尋常でなくハァハァ言って疲れてる気もするけど、気にしないー(笑)
GM:クベルタは、ご主人様といっしょにべったりできたせいか、つやつやしている(笑)。
フィリエ:「こちらも片付けも完了致しました」破壊された掃除用具等を片付け完了。
雅仁:「お、お待たせしました……どうぞ」ちょっと脂汗をかきながらみんなにお茶を出しましょう
GM/クベルタ:「…………っ!!」<きっちり片付けらた部屋を見て、脅威と認識したらしい(笑)>フィリエ
ほのか:「……お疲れ様。とりあえず、そこの掃除用具の請求書はきっちり出しておくから」(ぇー
雅仁:「はい……あ、ところでお話というのは?」エプロンを外しながら眼鏡を拭いて。
GM/クベルタ:「あう。……わたくし、またご主人様にご迷惑を」(しょんぼり)<請求書
フィリエ:「大丈夫ですよクベルタ、払うのは大尉ですので」さりげなく。
GM/クベルタ:「それなら安心ですね」(ほっ)>フィリエ
ほのか:「そうね、どこから話したらいいかな……」頭軽く抑えながら
フィリエ:『私が言いますか?』という目配せを>ほのか
ほのか:『ああ、お願い。あといきなり酷いことゆーなーもー』
ほのか:(アイコンタクト)
フィリエ:「……こほん。では、端的に言いましょう」
GM/クベルタ:「…………?」(小首傾げ)
雅仁:「(なんだろう、やっぱりクベルタのことかな……)」二人の様子を見ながら
フィリエ:「クベルタ、貴女の身体を少々調べさせてはもらえないでしょうか? 今朝の爆発などを解析した結果、あなたがただの第10世代の完全機械化兵ではないらしい、という推論がなされましたので」
GM/クベルタ:「えぅ? あ、……えーっと」(ちらちら、と雅仁を見て)
GM/クベルタ:「ご、ご主人様の許可が無ければ、お見せすることはできませんっ!」(懸命に主張(笑))
フィリエ:「私個人としても、不確定要素を放置することによる状況の悪化は望む所ではありませんし、そちらもそうでしょう?」ちら、と雅仁の方を見る。
GM/クベルタ:「わたくしはご主人様にお仕えするメイドです! ご主人様のために、この身を捧げる覚悟はしております。ですから……」
雅仁:「か、身体? ううん……」クベルタの視線とフィリエからの言葉に戸惑って
フィリエ:「最早、あなた方2人の問題ではなくなっているのです。それに、クベルタ」
GM/クベルタ:「は、はい?」(びくびく(笑))>フィリエ
フィリエ:「貴女は、自分がどれだけ『ありえない』存在であるかということをもっと自覚すべきかと。そうしなければ、いつか貴女の思考の範囲外で、貴女は雅仁様に危害を加えることとなるでしょう」
GM/クベルタ:「ありえない……? わたくしが、ですか?」(きょとん)
フィリエ:私達は『兵器』なのですよ、と付け加えておく。
雅仁:「……」沈黙し、思案して
GM/クベルタ:「でも、わたくしは……。兵器である前に、ご主人様のメイドで居たい。……それは、許されないのでしょうか?」>フィリエ&雅仁
ほのか:「え、えーと。もしかしたらこの前の大爆発みたいな事態も防げるかもしれないから、お願い」
GM/クベルタ:「そ、そっちは善処いたします!」(ぐぐっ)>ほのか
フィリエ:「そのためにも、あなたは自分のことをもっと知るべきです」>兵器である前に
ほのか:「一回見てもらって、それが何とかなれば、『もっとご主人様の役に立てるかもしれない』し」
雅仁:「――わかりました」
ほのか:「いいの、雅仁君?」
GM/クベルタ:「ご主人様――」
雅仁:「ええ。そのあたりのことは判りませんけど、彼女の身体も……人間と同じでメンテナンスが必要なんですよね?」
フィリエ:「無論です」
フィリエ:こくり、と頷く。
GM/クベルタ:「第10世代完全機械化兵は、メンテナンスフリーを目指して構築されてはいますが、もちろん不要になったわけではありません」(素直に回答)
雅仁:「だったらお願いします。クベルタ。君も自分のことは知っておいたほうがいいよね?」彼女の言う“ご主人様”についても気に掛かるし、と内心呟いて
GM/クベルタ:「……はい。ご主人様のおおせでしたら、わたくしに異論はございません」(頷き)>雅仁
GM/クベルタ:「許可無く軍機に触れる者あらば抹殺せねばいけないところなのですが……。これでお二人を排除せずにすみます」(えがお)
雅仁:「うん。ありがとうクベルタ。……そ、それはよかったね」最後の言葉にちょっと困った笑顔で
雅仁:そっとクベルタの頭を撫でておこう
GM:すごく嬉しそうに撫で撫でされているクベルタ。
フィリエ:「それは助かります」小首をかしげ、動作だけの笑みを。
ほのか:「よかった。こっちとしても三刀流とかやらないで済みそうね」
GM:そんな光景は――だが、長くは続かないのだと。
GM:彼女以外の皆が、それを知っていた。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン7 「そしてヤシマに、雨が降る」
 シーンPC:アレクセイ。

GM:――夕刻。瑞穂基地、滑走路。
GM:出撃準備を完了させた、最後のホルテンXXBがエンジンに火を入れ、発進準備に入っていた。
GM:タラップの前には、新宮雅仁を除いた“予備組”ガールズの3名に加え、臨時で彼女たちと組まされた守崎秀吾の姿もあった。
GM/シルヴィア:「短い間でしたが、お世話になりました。中尉」(敬礼)
GM/ローゼンシル:「大丈夫。フーファイターだって……たぶん、使える」
アレクセイ:「ああ。……こちらも、本当に助かったよ」>シルヴィア
GM/秀吾:「くうう、何でワイが香夜ちゃんと引き離されなあかんねん……っ」
GM/香夜:「し、仕方ないですよぅ秀吾さん。お母さ……アクシア隊長も、今回はカノーネ使うんですから。その、ごめんなさい」(あせあせ)
アレクセイ:「……あまり困らせる事を言ってると、隊長に言いつけるよ? さ、行った行った」>秀吾
GM:上層部によると、合衆国十字軍は12発の呪法弾道ミサイルを、ヤシマ各地に叩き込む作戦を計画中であるらしい。
GM:その迎撃役として、各地に12機のシュネルギアを配備する――。
GM:機体の整備と修理は突貫工事。復帰の間に合わなかったパイロットは“予備組”から補充という、ギリギリの布陣――。
GM/秀吾:「へいへいっと。ほな行くで皆の衆」
GM/キリエ:「貴方に皆の衆呼ばわりされる理由はありません」(びしゃり)
アレクセイ:(彼女も……アリスもきっと、最前線で戦う羽目になるんだろうな)
アレクセイ:去っていく予備組の姿を見ながら、隼雄に残してきた後輩に思いを馳せたり。
GM/キリエ:「……先日の、古都上空攻防戦は予告+消耗を強いる行動だった、というわけですね」
GM/キリエ:「あの敵が出てきた時、単機で対抗できるか……不安でない、といえば嘘になりますけど」
GM/ローゼンシル:「……やるしかない」
GM:そうして、必ずどこかに。“敵の”シュネルギアが現れるだろうことも、予測されていた。
GM:ヤシマ陸軍陰陽部と情報部の、必死の情報収集による成果である。
アレクセイ:「君たち子供にこんな事を強いるのは、僕たちが不甲斐ない証拠だよ。……いや、面目ないね」>キリエ
GM/キリエ:「いえ。……これも任務ですから」(敬礼)
GM/香夜:「でも、だいじょうぶですか、アレクさん?」
GM/香夜:「わたし、難しいコトはよく分かりませんけど。……もう瑞穂基地には、シュネルギアが無いんじゃ」
アレクセイ:「あるんだよ。実は……とっておきがね」
GM:正確には、1機だけ残っている。
GM:だが、それ(シュネルギア:トラバント)を使いこなせるナビゲーターは、居ない。
GM:また、それ以上に痛いのが――支援戦力として、瑞穂基地の航空隊、完全機械化兵たちもほとんどが出払っていることだろう。
GM/香夜:「とっておき、ですか?」(ほにゃら)
アレクセイ:「ああ、だから安心して行っておいで。“おかあさん”の事は僕たちに任せて」>香夜
アレクセイ:そう言って、軽愛する先輩の養女の頭を、ぽふぽふ撫でる。
GM/香夜:「はいっ、じゃあ、行ってきます!」(にこ)
GM:そうして――作戦は始まった。
GM:………………。
GM:…………。
GM:……。
GM:かくて、ヤシマ各地で“ゾンネンシルム”作戦が始まった。
GM:瑞穂基地、中央司令室には、各地での作戦状況が刻一刻と送られてくる。
GM/クレア:「シュネルギア1番機、狙撃開始しました」
GM:玲那「シュネルギア7番機、出力調整に手間取っています……。対空車両大隊に協力要請を願います」
GM/メイ:「シュネルギア5番機、突撃! ……っ、どうしましょう。ミサイル、追い抜いてます!」
GM/風歌:「……シュネルギア4番機、ミサイル周囲の敵天使兵を掃討。本体の撃破は面倒なのでやらない、だそうです」
GM:そんな報告がわぁわぁと飛び交っている。
アレクセイ:「無理せず、いざって時は機体を乗り捨ててでも帰還しろと伝えて。人間の交換は、利かないんだからね!」
GM/エノア:「あー、やっぱりここに来ちゃいますか。お約束ですねえ。……3番機、敵シュネルギアと交戦状態に入ってます。ミサイルはきっと根性で何とかするから心配無いです、はい」
GM/まどか:「アクシアたいちょ……じゃなかった、0番機、ミサイル撃破を確認! きゃーっ、カノーネもこんな時には使いでありますっ! さすがたいちょー!」
GM:そんな声も聞こえている、ようだ。
GM/ヴィヴリオ:「やれやれ……今回も消耗戦か」(肩を竦め)
アレクセイ:「一騎当千の強者揃いとはいえ、長期戦は厳しいですよ」
ほのか:「今回は補助要員の人達も集めてきましたからね、こと長期戦となると……」
GM/ハルトマン:「しかし、どうにかなりそうですな。一時は戦力不足が懸念されたところですが」(ほっ)
フィリエ:「皆さん、頑張ってらっしゃるようですね」アレクセイの隣に、すっと珈琲の乗ったトレイを持って立つ。
アレクセイ:「ご苦労様。そろそろ君たちの出番も近いかも知れない……。スタンバイの方、よろしく頼む」>フィリエ
フィリエ:「了解しました。……珈琲、如何ですか?」差し出し。
GM/ヴィヴリオ:「どう見る、レヴォントゥリ中尉? 敵は何の為に、こんな大掛かりな作戦を打ってきたのだろうね? ――これは、誰の差し金かな?」>アレク
アレクセイ:「さて。”赤の聖女”か、或いはその連れの天使たちか……。心当たりが多すぎますよ」
アレクセイ:ヴィヴリオに答えつつ、コーヒーをぐびり。
GM/ヴィヴリオ:「だろうな。何をしてくるかな、アンナ・Lは――」>アレク
フィリエ:「ちなみに今日は特別製です。なんと、塩が」一礼。>アレクセイ
アレクセイ:「まったく……ってうわ、これはちょっと……味が、その」>フィリエ
フィリエ:「塩分の摂取は必要なことかと思いまして」一礼(何>アレク
GM/エノア:「あー、3番機、格闘戦の最中にミサイルを撃破しました。――思いっきり敵ごと爆発に呑まれたみたいです。バカですねー」
アレクセイ:「……3番機に帰還命令。それと、整備班にも帰還の通達をよろしく」
アレクセイ:“やっぱりな”って表情で報告を聞いておこう。
フィリエ:「3番機が落ちましたか……いつものことですね」
フィリエ:そ知らぬ顔で。
ほのか:「4番機、5番機、抜けた孔のフォローお願いします」がくり
GM/まどか:「いつものことです。あ、シグナル確認。どうやら元気みたいです。草薙中尉の怒鳴り声が煩いでーす」
ほのか:「痴話喧嘩が」ぼそり
アレクセイ:「橘・草薙両名には、グラウンド五十周のペナルティだな。……生き残れれば、だけど」
GM:僅かに肩を竦めるヴィヴリオと、大きく息を吐くハルトマン。
GM:そんな司令部に落ちてくる、プシナプシナの悲鳴―ー。
GM/プシナプシナ:「基地直上に天使反応(エンジェルハイロウ)! ホイシュレッケ多数、主天使級2! ――それに、それに、ミサイルですっ!」
GM/プシナプシナ:「基地着弾コースに呪法弾道ミサイル“イスカリオテ”を確認! 阻止限界点到達予測時間、5分!!」
GM/ハルトマン:「な、なんてこったぁ!?」
GM/ヴィヴリオ:「13発目のミサイルか、してやられたな」(しれっ)
フィリエ:「――――来ましたか」
GM:ざわっ、と拡がる漣。
アレクセイ:「くっ―――総員、退避っ!!」
GM/ヴィヴリオ:「レヴォントゥリ中尉、出せるだけの戦力を出せ。この時間では、避難ももう間に合わん」
フィリエ:「お二方、問題ありません」2人の大佐に
GM/ハルトマン:「あー。……フィリエさん。すまないがキミも出撃(で)てもらえるかね?」(おろおろ)
フィリエ:「そのための、私です」スカートの端をつまんで、優雅に一礼。
GM/ハルトマン:「然り。――そのために、キミに残ってもらったのだ」(真面目な顔に戻り)>フィリエ
GM/ヴィヴリオ:「シュネルギアも1機あっただろう――? ドライバーだけだろうと、動かないよりはマシだ」
アレクセイ:ミサイル迎撃地点にいる兵士に通信を送り、そしてヴィヴリオに向き直る。
ほのか:「……出しますか」
GM/ヴィヴリオ:「出さざるを得まい?」(にやり)>ほのか
アレクセイ:「……新宮雅仁少尉に、搭乗させます。灰原大尉、少尉への連絡をお願いしますよ」>ほのか
ほのか:「了解。えー、新宮少尉、聞こえる?」
ほのか:ということで、繋いでみよう。〆
フィリエ:「それでは、行ってまいります。3時のおやつはいつもの戸棚に入っておりますので、戻って来れなければご自分で用意なさってくださいね」一礼し、退出。
GM/ハルトマン:「うむ。楽しみに待っていよう――」>フィリエ
アレクセイ:「一世一代の大博打だね。上手くいったらご喝采だ。……今回の仕事、お礼は高くつきますよ。先輩」
アレクセイ:モニターの向こうで大空を舞うカノーネに視線をやり……二人の上官に敬礼して、退室。
GM/ヴィヴリオ:「そう。切り札はこちらにもあるのさ、アンナ・L――」(ぽそり、と誰にも聞こえないほど、小さな声で)
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠