エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第85話『Wing of Destiny』◇

「あー、俺は今日は黒のビキニだぞ 」
――“ブラックライラ”

 

今回予告/ハンドアウト/自己紹介/シーン1///
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


今回予告
 今、合衆国海兵隊第81独立機動群、通称“ANGEL PAIN”
 そして「漆黒の夜天使(ブラックライラ)」
 その夜天使が定めたる最後の矢が放たれる。
 突き立つ矢に導かれ、開かれる門。
 その門から現れるものは何なのか。
 そして、彼らの真の目的がここに顕現する。

 エンゼルギア・天使大戦TRPG 第85話
 『ANGEL PAIN W -Wing of Destiny-』

「い、今の私は………そう! が、合衆国の女っ! ……なのです……よ?」


シナリオハンドアウト
▼PC1 橘 響  ギアドライバー/フェンサー
 ナビゲーター:草薙 伊音
 ダーザイン:【ピーター・ハイネル・ガイストからの挑戦】
 かつてこのヤシマを訪れ、その腕と力を持って大打撃を与えた合衆国のパイロット。
 彼が再びこのヤシマ目掛け、その全てをもって挑んできている。
 その挑戦を避けるわけには行かない。

▼PC2 六道 要  ギアドライバー/コンダクター
 ナビゲーター:司鏡 紀央
 ダーザイン:【ルカ・セレーネ・ガイストからの期待】
 「漆黒の夜天使」に率いられ、そして無人操作のフーファイターを率いて、戦場に姿を見せる合衆国のパイロット。
 それは以前、この瑞穂の街に現れた不思議な少年。
 今まで数度、シュネルギアと相対しながら決して本気を見せたことの無かった彼。
 その真意はどこに。

▼PC3 葛原 遊  機械化兵
 ダーザイン:【漆黒の夜天使からの有為】
 これまで、幾度となく少数の部下を引き連れ瑞穂に現れていた漆黒の夜天使。
 ついに彼が本気になった。
 ご丁寧に次が最期だと言ってくれたが、
 その言葉から伝わってくる意思はまさしく軍人としての覚悟。
 次の戦い。それが、決着のときになるだろう。

▼PC4 クレア・エスレーヴィス  管制官
 ダーザイン:【彼方からの興味】
 天界の門より現れる天使兵、そしてヤシマ近郊に出没する高位天使。
 それらとは一線を画す存在がいる。
 地の底よりこの地上を見つめ、今や地表のほとんどを蹂躙し跋扈する天使兵と天使という存在を、はるか過去から見つめていた存在。
 その存在が、天使兵に対抗するヤシマに目をつける。
 その眼差しの奥に秘める思惑は何なのか。


自己紹介
響:「オレは橘響。響(ヒビキ)でいいぜ」
響:「いちおう中尉なんだっけか。シュネルギア3番機“マサムネ”のドライバーだ」
響:「気がつきゃ、オレもけっこう古株になっちまってるんだよなぁ……」
響:「っと、忘れるところだった。ナビゲーターは草薙家の伊音ちゃんな。今回は攫われた妹の詩音のためにも、絶対勝たねーと」
響:「それにしても“ブラックライラ”ねえ。……どこかで見たよーな面子が結構多いってのは、オレの気のせいか?」
響:「ま、よろしくな。とりあえず、お互い頑張ろうぜ」
響:初期ダーザインは【草薙伊音からの幸福感/2】【自己からの執着/2】
響:シナリオダーザインは【ピーター・H・ガイストからの挑戦/2】
響:PC間ダーザインは【六道要からの畏怖/2】
響:以上(オーバー)!


要:「六道要です。先輩方の足を引っぱらないようにがんばりますので、よろしくおねがいします」
要:「銃も剣も得意じゃありませんけど、今はヤシマ神道流を紀央先輩に指南してもらっています」
要:「まだまだ助けられてばかりですから、もっとがんばらないと……」
要:「あ、お茶とかお好きじゃないですか? よろしければお点てしますけど?」
要:亡き母親の言葉を受け、戦う道を選んだ天真爛漫な少年少尉。
要:類い希な天使力の保有者だが、その力を制御する術を未だ知らない。
要:趣味特技はヤシマ芸事全般及び家事全般。おそらくはこちらが本来の姿。
要:初期ダーザインは【紀央からの母性愛】と【亡き母親からの純愛】。
要:シナリオダーザインは【ルカ・S・ガイストからの期待】、PC間ダーザインは【葛原遊からの仲間意識】です。
要:以上です、なにやら橘先輩が怖い今日この頃ですが、皆さんよろしくお願いいたします。

遊:「俺は葛原 遊。ドライクロイツ空軍でテストパイロットを務めている」
遊:「とは言ったものの、基本はパイロットと変わらないんだけどな」
遊:「ただ、俺は俺の護りたい世界を護る為に、ここにいる」
遊:「それだけは、覚えておいてくれよ?」
遊:※クラス:機械化兵
遊:※年齢26歳、身長177cm
遊:初期取得ダーザイン:【アクシア・リヒトヴィッツからの信頼/2】【G3からの信頼/2】
遊:シナリオダーザイン:【漆黒の夜天使からの有為/2】
遊:PC間ダーザイン :【クレア・エスレーヴィスからの仲間意識/2】
遊:初期アガペー   :654
遊:以上です

クレア:『本作戦で管制を務めます、クレア・エスレーヴィス准尉です』
クレア:『あの、精一杯頑張りますので……不束者ですが、よろしくお願いしま(ゴン!)』
クレア:『……いえ、なんでもないです。発艦をお願いします』
クレア:顔の大部分を覆う天使索敵盤をはじめ、各所を外科的に強化された管制官。
クレア:特異的な外見をしているので人前に出るのが苦手。
クレア:外を出歩くときもこそこそとしており、かえって人目を引いているという話も……
クレア:初期ダーザイン:羽村からの好奇心
クレア:初期ダーザイン:小隊からの信頼
クレア:シナリオダーザイン:彼方からの興味
クレア:PC間ダーザイン:響からの信頼。
クレア:以上、うまく表現できるよう頑張りますー。


■オープニングフェイズ/シーン1 「その手の剣の意味を」
 シーンPC:響。

GM:学校の帰りに伊音と並んで歩く。
GM:いつもの帰り道。
響:「やれやれ、今日も1日、賑やかだったなぁー」(んいー、と伸び)
GM/伊音:「ずいぶんと弛んでいるようだな」
響:「いやいや。……伊音は晩メシどうすんだ? 至高亭にでも寄ってくか?」
響:それとも、PXで仕入れて何か作る? と提案。
GM/伊音:「特に考えてはいなかったが……」少し考え込み
GM:ピクリと何かに気付く。
響:「何だったら、オレがカレーでも……?」
響:その様子に、何かヤバい事態を直感して警戒モードに。
響:(何か、前にも似たコトあったっけか……ありゃ、確か)
GM/伊音:「…………」無言で2ブロックほど先の細い路地を睨む。
響:「確か今日はトマトが特売やってただろ? 夏野菜カレーってもの結構……」
響:話のモードを戻しつつ、視線を投げる。
GM:自分の得物に手を添えつつずんずんと近寄る伊音。
響:「だあッ、せっかくゴマかそうとしてるのに意味ねえしっ?!」
響:ちょっと慌てて伊音をフォローする位置取りで追いかける。
GM:そして、路地の奥を向く伊音。
響:(ッ、無警戒過ぎだっての……! まぁ、伊音なら感覚でどうにかするんだけどな!)
響:同じく路地の奥を確認ー。
GM:後を追って、路地を覗いた響はその路地の反対側に佇む二つの影を見る。
響:「…………」
響:誰だろう。
GM:一人は金髪碧眼。長身で長い得物を携えた少年。
響:げげげ、あいつか!
GM:もう一人は金髪?の髪と不自然に大きなサングラス、そして額に角を生やした少女。
響:「お前……ペトラ! じゃない。ピョートル……いや、ペテロでもペーターでもピエールでもなくって」(うーんうーん)>長い得物の少年
GM/伊音:「………良くこの場に顔を出せたものだな」剣を抜く。
響:ちなみにGM。サングラスの少女はちまっこいですか?(笑)
GM:ちまっこいですw
響:よっしゃ!(笑)
GM/ピーター:「私は、事を荒立てるつもりは無いのですが」
響:「無いのですが?」
響:じー、とサングラスのちまっこい角っ娘をニラむ。
GM/少女:「………」
GM:もじもじ
響:「スーパーヤシマ人?」>少女
GM/少女:「ふ、降り……」
GM/ピーター:「降り懸かる火の粉は払わせていただきますよ?」
響:「いやッ、ちょっと待った! ――話し合おう?」>金髪2人
響:でも、無理だろうなー、と思いつつ傍らの伊音を眺める(笑)。
GM/伊音:「今更、何を話し合うと言うのだ?」
響:「わぁっ、そう来るか? ……じゃ、オレは男の方を抑えるでいいか?」>伊音
響:まぁ、とか云いつつ降りかかる火の粉だって熱いんだぜー? とばかり奪取開始! だ!(笑)
GM:響は何を持ってる?
響:おお。やばい素手だ(笑)。GM! 学生カバンくらいは認めてください!(笑)
響:(でなけりゃ拳銃で格闘戦ですよママン!(笑))
GM:うむ、では空っぽの学生カバンでw
響:「悪いィが、ここで会ったが100年目だ! そっちのカワイ娘ちゃんは返してもらうぜ!!」>ピーター
GM:では、ピーターを足止めしようと、振ったカバンがぱーんと払われます。
響:「なにッ?!」<ぱーんと払われ
GM:払ったのは、少女が手にした鉄杖。
GM/少女:「……す、すいません。でも、今は戻ることは出来ないんです……」
響:「……やるじゃねえか」(ちょっと意外)>少女
響:「で、何がどーしてこうなったんだ、詩音?」(ジト目)>少女
響:「コトと次第によっちゃあ……」(わきわきと手を開閉し、くすぐるぞ? の構え)
GM/少女:「うぐ……」わきわきにたじろぎつつ
GM/ピーター:「それは、いずれ……いや近いうちに分かるはずです。私たちから話すことは出来ません」
響:「じゃあ今回は、顔見世だけってか?」詩音の方を見つつ、懐から抜いた226式拳銃をピーターに向ける。
響:ちなみに伊音は何してるのさGM?(笑)
GM:色んなオーラを出しながら固まってるというか、静止してます。
響:OK、了解だ(笑)。
響:要するに使い物にならんのだな……やれやれ^^;
GM/シオン:「顔見せというよりも、忠告です」
響:「まだ何か云いたいコトあるなら、早めにな。でないとオレの226式くんが……む」 拝聴しよう<忠告>シオン
GM:真面目な表情になって
GM/ピーター:「次に戦場で合間見えるまでに、あなた方が手にしている剣の意味を知れ……さもなくば……」
GM/シオン:「神の子を貫いた槍に姉さまたちも貫かれることになるでしょう……」
響:「――――くそ。オレがそーゆーの苦手だと分かって云ってるな?!」
GM/伊音:「剣の意味……だと」
響:「御託はそれだけか? じゃあ、サヨナラだよな!!」(ガンガンガンガン!! と226式拳銃をピーターに連射! もちろん全弾弾いて撤退してくれると嬉しい(笑))
GM:では、手にした槍を回転させて全ての玉を弾き、同時に舞い上げた砂埃とともに二人は退場。
響:「…………」 硝煙を上げる拳銃を降ろし。
響:「ちッ、何だったんだ一体……」
GM/伊音:「響……」
響:「剣の意味、か。……? 何だよ、伊音」
GM/伊音:「帰るぞっ!」
響:「って、うおああツ?! ひ、引っ張るな掴むなつねるなぁああああ??!」(ずーるずーる)
GM/伊音:「これからは、寝る間も、昼夜も無いと思えっ!」
響:ぎゃー! と夕焼けに悲鳴が木霊しますよ……(笑)
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン2 「人を殺す覚悟」
 シーンPC:要。

GM:学校帰りの夕暮れ。
GM:紀央と並んで基地までの道。
要:「今日は晩ご飯、どうしましょうか、紀央先輩?」
GM/紀央:「そうですね〜、春になって暖かくなってきましたし、お鍋なんてどうでしょう?」
要:「そうですね、菜物が美味しくなる季節ですし……水炊きとかにしましょうか? 橘先輩や草薙先輩もお呼びして」
GM:そうして話していると、唐突に後ろから話しかけられる。
GM/少年:「こん……ばんはだね。この時間だと」にっこり
要:っと、とっさに紀央を庇うように回り込みます。男の子。
要:「!」
GM/紀央:「あら。どちら樣でしょう?」
GM/少年:「あー、そうか。こっちは結構人員いるんだっけ。じゃあ、初めまして。ルカ・セレーネ・ガイストです」
要:「ルカ・セレーネ・ガイスト……」
要:「! ……合衆国の!」<資料を思い出して
GM/ルカ:「その通りっ! ボクの所属はどこ? 答えは合衆国。お見事」
要:じりじりと、紀央を庇うようにして後退を。己の実力はイヤなほど知っています。
要:「合衆国の人が……僕たちになんの御用ですか?」
要:おそらくは、バレバレな時間稼ぎ
GM/ルカ:「あーあー、逃げなくてもいいよ。今日はちょっと聞きたいことがあったから来ただけ。ホラホラ丸腰」両手を上に上げてブラブラ。
要:「聞きたい……こと?」緩めてはいけない警戒を、そのしぐさに少しだけ緩めてしまい。
GM/ルカ:「君さ、人を殺す覚悟ってもうしてる?」
要:「………………」問いの重さに、即答はできない。常に考えていることでも。
要:「覚悟ができているかはわかりません。けど――」
要:「いざそのときに、逡巡してはいけない覚悟。それなら、持ち合わせているつもりです」
GM/ルカ:「そっか。ありがとう。これは、予言じゃなく確実なこと。近いうちに僕たちは戦場でまた会うよ」
要:「それは……僕らを殺しに来ると言うことですか、貴方が?」>ルカ
GM/ルカ:「うーん。きっと殺されに来る、かな。その時は、ヨロシクね。ヤシマの為に」屈託無く微笑む。
要:「イヤです」即答
GM/ルカ:「あらら」
GM/紀央:「〜〜〜〜」要の後ろでおろおろ
要:「先輩達から教えてもらいました、互いが自身の想いをかけて、避けえなかった戦いがこれまでいくつもあったって」
GM/ルカ:「う〜〜ん。ホントは順を追って説明すると早いんだけどな。それも出来ないし……」
要:「僕がしなくてはいけない覚悟は、そうした覚悟です。殺されに来る人に向ける力は、僕らは持っていません」
GM/ルカ:「もしも、僕を殺さなかったらヤシマが消滅する……としたら?」
要:「わかりません……」
要:おそらくは、真実に近い問いに答えを返せず。
GM/ルカ:「そうかぁ……じゃあ、次の戦闘までには答えを出しておいてね」
要:「けど……」
要:「こうして話あうことができるのに、そんな答えしか出せないんですか、僕たちは?」問うルカと、答える己が、辛い。
GM/ルカ:「ああ! そうか。大事なことを伝えてなかった」
GM/ルカ:「僕らもね。ホントはヤシマが好きなんだよ」
要:「だったら――」
GM/ルカ:「そう、だからこそ。なんだよ」
要:「……わかりませんっ!」駄々をこねるように、その答えを否定する。<だからこそ
GM/ルカ:「…………じゃあ、今度会うときまでに決めておいてね。直接会うのはこれが最期だろうから」そういうとくるりと振り向いて去っていく。
要:ルカの姿が見えなくなるまで、俯いたまま沈黙を続けて。
要:その目には、ぼろぼろと大粒の涙。
GM/紀央:「要さん………」姿が見えなくなった辺りで紀央が話しかけてくる。
要:「っ……………………」泣き声だけは、辛うじて堪えてる状態。
GM/紀央:「さっき、少しだけあの方の気持ちが流れてきました……」そっと手を回し
要:「くや……しいです、紀央先輩」
要:「覚悟を決めてしまったあの人も、覚悟のできない僕も……どっちも」
GM/紀央:「あの方は……御自分を贄となさる覚悟を決めてしまっているのです……」
要:「そんなの……まちがってます……けど!」
要:ぎゅっと、しがみつくように手を回し
要:「まちがいを否定することのできない自分が……いちばん、くやしいです」
GM/紀央:「要さん…………。……さあ、日が暮れてしまいました。帰りましょう?」ぽんぽんとあやすように。
要:無言のまま、こくりと肯いて。
GM:宵の口の道を基地へと帰る。
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン3 「予告・忠告」
 シーンPC:遊。

GM:哨戒任務で近海を飛行中に、妙な反応を見つけ急行する。
遊:「面倒だけど、やっぱり空は良いな〜」
GM:レーダーのパターンは戦闘機。
GM:しかし、こちらの速度と相対速度が同じ。つまり……。
GM:単機でこの上空に留まり続けている戦闘機がいる。
遊:「しかし……嫌な動きしてんなぁ」
GM:やがて、視界に目標が……見えて来た。
遊:「……(つーか、完璧に負けてんな……性能的なもんはこっちが負けるとは思えないから、よーするに……だ)……」
遊:「目標を視認、官制、聞こえてるかー?」
遊:ゆるーりゆるーりと飛ぶ
GM/まどか:『え………葛は……きこ……ノ…ズ……』
遊:「……駄目か」
遊:「まどかたん、今日の下着の色は何色だー?」
遊:「おにーさんは個人的に水色とか縞々を希望するー」
遊:「あ、ミントグリーンも悪くない」
GM/??:『あー、俺は今日は黒のビキニだぞ』突然、割り込んでくる近距離通信。
遊:「男に興味は、なぁ〜い」
遊:「堪能だな、ヤシマ語が」
遊:ぎゅぅーんとアクロバティックに飛ぶ
GM/??:『まーね。ヤシマ人だし』
遊:「どうもハジメマシテ、ブラックライラ」
GM/ブラックライラ:『どうもオヒサシブリデス、クズハラユウ』
遊:「……で、何しにきたんです?」
GM/ブラックライラ:『ああ、実は大事な話をね』
GM/ブラックライラ:『ぶっちゃけ時間が無いので。手っ取り早く』
遊:「ありがたいね」
遊:「まぁ、個人的にはのんびりと飛んでいたいんだが」
GM/ブラックライラ:『現在の状態が続くと、ヤシマは地図から消えちゃいます』
遊:「あらぁん、また物騒だ」
GM/ブラックライラ:『なんか、本土の方でね【ヤシマ不要論】てのがちょっと盛り上がってきちゃって』
遊:「ひゃっほぅ、素敵なサ」
GM/ブラックライラ:『降参しないんなら、全部消してしまえーってね。バカだよね』
遊:「で、それをこっちに伝えるのは感傷かい、梟さん?」
GM/ブラックライラ:『言ったろ? 時間が無いって。俺もこれは困るんでね、バクチになるが色々手を回してみた訳よ』
遊:「……烏丸か?」ぎゅん
GM/ブラックライラ:『ああ、あれはこれとはちょっと違うんだが……』
遊:「おっと、そりゃ失敬」
GM/ブラックライラ:『とりあえず、今日のところは用件だけ。御神原諸島海戦のデータをもっかい調べてみな』
遊:「ゑ〜」
遊:「あの辺のデータ、いろいろあってめんどっちいのに」
GM/ブラックライラ:『お前がやるんじゃねーだろが』
遊:「いや、なんかこー、手伝わされそーな気がするのね」
GM/ブラックライラ:『それは君の普段の心がけ次第〜♪』 徐々に遠ざかっていく機影。
遊:「普段、普段ねぇ……」
遊:「まどかっちにセクハラしてるからなー……。いや、可愛いからさ、ウチのオペッ娘」
遊:知ってるだろー、と最後に声をかける
遊:「さってと……そろそろJAMも晴れるかな……」
遊:アレが離れていったという事はそう言う事だろう。
遊:「きーこえーるかーぃ」
遊:「まどかっちー」
遊:「……ん、いや、そろそろクレアたんに交代の時間だっけ?」
GM/まどか:「セクハラ通信禁止〜〜〜!!」大音量で鼓膜に突き刺さる声
遊:「ぬぉおおおおおおおおお!?_!?」
遊:「耳がッ」
遊:「耳がッキーンってするッ!」
遊:「くそう、聞こえてたかッ……」
GM/まどか:「………………チッ」
遊:「舌打ち!?」
遊:「……いや、もしかしてこっちからのは素通りとかやりそうだ、つ〜かやったん!?」
GM/まどか:「知りませーん。任務が終わったらさっさと帰ってきてくださーい」
遊:「ひどー、ひどすぎるー!」
遊:「えぇい、こーなりゃいろいろあること無いこと広めてやるッ」
GM/まどか:「あっそ、じゃあ勝手に胴体着陸でもして降りてくれば〜?」
遊:「ごめんなさい、すみません」
遊:「お願いします、今度パフェでも奢らせていただきます」
GM/まどか:「はい、しっかり聞きましたよ。VTOL機でご苦労様です。早く帰還してくださいね(にっこり」
遊:「愛してるよ、まどかっち〜 これでデート1日げっとー」
GM:こうして帰還する葛原。
遊:「……やーれやれ。……さて、どうなるかねえ」
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン4 「ヴィヴリオの指示」
 シーンPC:クレア。

GM:先日、葛原中尉からもたらされた情報を元に、解析を行ったところ。確かに妙なところがあり。
GM/ヴィヴリオ:「……これか」
GM:この人に見せました。
クレア:「御神原諸島海戦に参加した全戦闘艇、支援機のデータから抽出してます。これで、間違いはないんですけど……」自身なさげに
GM/ヴィヴリオ:「いや、天界の門が開く前後にエーテル係数にノイズがある。この部分の抽出をたのむ」
クレア:「この部分ですね。第1飛行支隊のものです」
クレア:かたたっ、とコンソールに指を走らせる
GM:ピーっとその部分のデータが抽出される。ごく弱い波形。
クレア:モニターにアスタリスクが並んで行き、数行を費やして結果を吐き出す
GM:見たことがあるようで無い波形パターン。
GM:例えるなら、位相が逆の天界の門。
GM/ヴィヴリオ:「通常と波形が逆、か」
クレア:「黒い天使核の波形に似ている……? この方向に人間戦車は出ていないはずです!」
GM/ヴィヴリオ:「ああ、まるで黒い天使核。いや、この場合、黒い天界の門とでも呼ぼうか……」
クレア:「(……たしか、大佐は第一の喇叭をしってるはず。あそこに“黒い巨石”があったって噂だけど……)」
クレア:ちら、とヴィヴリオのほうを伺う
クレア:「黒い天界の門、ですか? ……あの、それってどういうことでしょう……?」
GM/ヴィヴリオ:「天界の逆なんだ。どこに通じているのかは言うまでも無いだろう」
クレア:「え? まさか、地獄って……わけじゃありませんよね?」
GM:コツコツと床を突く。
GM/ヴィヴリオ:「あの時には不完全ながらも、ルシファーの名を冠する天使兵が出現している。ホンモノが興味を持ってもおかしくはあるまい……」
クレア:「(それって大事だと思うけど……大佐が落ち着いていらっしゃるってことは、それほど切羽詰ってもないのかしら)」
GM/ヴィヴリオ:「………」
クレア:「……あの、大佐?」急に口を噤んだヴィヴリオに
GM/ヴィヴリオ:「何故、今更このことを確認する必要がある? いったい何を企んでいるんだ……」
クレア:「他、37機の戦闘記録からも同様の反応がありました。……えーと、大佐? 何かおっしゃいましたか?」
クレア:最初のデータを表示しながら、裏で他の戦闘記録を解析していく
GM/ヴィヴリオ:「いや、何でもない。このデータ、詳細に解析して、他の発現条件が無いか探り出してくれ」
クレア:「はい、了解です」
GM/ヴィヴリオ:「出来るだけ、早急に頼む」
GM:そうして踵を返す。
クレア:計算領域をあちこちに確保して、検索式を組んで……。
クレア:「わかりました、でき次第ご報告します」と、閉まるドアごしに>ヴィヴリオ
クレア:「でもこの量だと……結構かかりそう」と、溜息
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠