エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第81話『スターダスト・レイン』◇

「パートナー決まるまではサ、分かんないコトとか、あたしに聞いてよ」
――中島茜

 

今回予告/ハンドアウト/自己紹介/シーン1//
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


今回予告
 天使大戦は、いま1つの転回点を迎えようとしている――。
 そう思わせるような古都上空での天使核弾道弾攻防戦は、ドライクロイツの活躍により、辛うじてヤシマ=統一帝国の勝利に終わった。

 大きく消耗した瑞穂基地だが、休む間も無く次の作戦に備えるため、バケツをひっくり返したような喧騒に包まれている。

「起動コードを認識……V機関出力安定……」

 ――そんな中で目覚める、1体の人形はとびっきりの機械仕掛け。

「ケルン展開準備よし。ジステムオールグリューネン……」

 クベルタ10−9。
 未だ見ぬはずの、第10世代完全機械化兵の完成体。
 それは果たして福音か。それとも新たなる試練を告げる鐘の音か――。

「ヤー、マイスター。戦闘モードゥス、オッフェン!」

 エンゼルギア・天使大戦TRPG 第81話
 『スターダスト・レイン』

「……はれれ?」


シナリオハンドアウト
▼PC1 新宮 雅仁  ギアドライバー/コンダクター
 ナビゲーター:クベルタ10-9(予定)
 ダーザイン:【クベルタからのご主人様】
 ふとしたことで、君は瑞穂基地の封印区画から1体の完全機械化兵を発掘した。中島茜が目を丸くして驚く第10世代完全機械化兵の完成体は、驚くべきことに――? どうしようもなく、ぽんこつメイドロボだった。

▼PC2 フィリエ9−A  完全機械化兵
 ダーザイン:【クベルタからの脅威】
 新宮雅仁が“発掘”したのは、自分たちをも大きく上回る高性能機体――第10世代の完全機械化兵、その完成形であった。
 ……君は、見極めねばならないと感じる。そのぽんこつメイドロボぶりの裏に秘められているはずの、彼女の真の性能を――!

▼PC3 灰原 ほのか  管制官
 ダーザイン:【ヴィヴリオからの信頼】
 新宮雅仁によって、瑞穂基地の封印区画から“発掘”された第10世代完全機械化兵、クベルタ10-9。
 だが、彼女は現在ではありえないはずの“完全な”第10世代であるという。……ぽんこつメイドロボぶりで、さっそく基地に馴染んでいる彼女だが――無論、監視を緩める我らが司令ではないのだ。

▼PC4 アレクセイ・レヴォントゥリ  指揮官
 ダーザイン:【アクシアからの依頼】
 新宮雅仁によって、瑞穂基地の封印区画から“発掘”された第10世代完全機械化兵、クベルタ10-9。
 だが、彼女は現在ではありえないはずの“完全な”第10世代であるという。……ぽんこつメイドロボぶりで、さっそく基地に馴染んでいる彼女だが――。その真価を見極めてレポートする任務を、君は尊敬する先輩から託された。


自己紹介
雅仁:「新宮 雅仁(しんぐう・まさひと)14歳、瑞穂中の二年生です」
雅仁:「この間の空襲で色々あって入院してたら黒服の人の迎えが来て」
雅仁:「特務クラスとかG3に所属して軍人にとかよくわからない話になっててすごく困ったんですが」
雅仁:「でも茜がいるなら大丈夫かなあ、ってOKしちゃったら後で本人にはすごく怒られたんですけど」
雅仁:「あ、関係ないですね」
雅仁:「えーと、今はナビゲーターさんもいないんでシミュレーターや訓練の合間に整備班の手伝いしてます」
雅仁:「まだ、ええ、戦闘のお役には立てそうもありませんがよろしくお願いしますね」
雅仁:という感じで。初期ダーザインは【中島茜からの友情】と【クベルタからの信頼】。
雅仁:シナリオダーザインは【クベルタからのご主人様】、PC間ダーザインは【アレクセイからの憐憫】。

雅仁:以上です。

フィリエ:「瑞穂基地所属、ギュンター・ハルトマン准将付き第9世代完全機械化兵、フィリエ9−Aと申します」
フィリエ:「ああ。准将付き、といいましても、実質基地の備品であることには変わりはないのでお気遣いなく」
フィリエ:「このつぎはぎだらけの身体が朽ちるまでの間だけでも、お付き合い願えれば幸いです」
フィリエ:「……さて、珈琲でもお入れしましょうか?」
フィリエ:エルフェンの耳を持つ完全機械化兵。無感情無表情無感動を装ってはいるが、その実(ブラック)ユーモアたっぷりな子。
フィリエ:意図的に珈琲に塩など、その悪行は数知れず。
フィリエ:ダーザインは、【ハルトマンからの支配/2】【小隊からの畏怖/2】【クベルタからの脅威/2】【アレクセイからの恐怖/2】
フィリエ:以上。今日はよろしくお願いします。

ほのか:「どもどもー、灰原ほのかでーっす」
ほのか:「年齢は16歳。大尉になったはいいけど、なんだか変わっちゃったね、みんなの態度……」
ほのか:「管制官やってまーす。3番機マサムネ、発進、どうぞ! なーんてね」
ほのか:「色々よろしくお願いねー。でわでわー」
ほのか:ヤシマ基地に来て日が浅いオペレーター。東にツッコミ西にツッコミと、戦闘中以外でも割と忙しい。
ほのか:ダーザインは【小隊からの信頼】Lv2、【軍上層部からの期待】Lv2
ほのか:【ヴィヴリオからの信頼】Lv2、【雅仁からの信頼】Lv2
ほのか:以上です。

アレクセイ:「“ドライクロイツ”所属、アレクセイ・レヴォントゥリG3中尉です」
アレクセイ:「普段はアクシア大尉の補佐が主な任務ですが、部隊の指揮もこなします……あ、そう見えませんか、やっぱり」(しょんぼり)
アレクセイ:「正直いえば、まだまだ戸惑う事ばかりですが。僕に出来る事をやっていこうかと――ってなんですかアクシア先輩?」
アレクセイ:「用事があるから付き合え? また何か無茶をやらせるつもりじゃ……って、そんなあぁぁぁ」
アレクセイ:(アクシアの手でずるずると舞台袖に引きずられ、退場)
アレクセイ:メーヴェ出身で、アクシアとは士官学校時代からの腐れ縁。瑞穂基地では彼女の副官を務める。
アレクセイ:シナリオダーザインは【アクシアからの依頼/2】、PC間ダーザインは【雅仁からの有為/2】。
アレクセイ:以上(オーバー)!


■オープニングフェイズ/シーン1 「次の戦いのために」
 シーンPC:ほのか。
アレクセイ登場済。

GM:古都上空の結界外、天使核弾道ミサイル攻防戦より1時間後。
GM:瑞穂基地へと帰投するホルテンXXB内にて。
GM:作戦オペレーターを務めた灰原ほのか、及びシュネルギア分隊の指揮を執ったアレクセイ・レヴォントゥリの両名は、難しい顔をしているアクシア・リヒトヴィッツ大尉と戦況推移の解析を行なっていた。

GM/アクシア:「投入したシュネルギア5機のうち3機がオシャカにされちゃったか……。相変わらずとんでもない強敵だわ、アレ」
GM:アクシアが“アレ”と呼ぶのは、合衆国十字軍に奪取されたシュネルギア:タイフーンの2号機であった。
GM:漆黒に再塗装され、フーファイターと見紛うばかりの敵機を駆るは、大天使の名を冠する少年少女たち――。
GM/アクシア:「機体の修理も大変だけど、ドライバーやナビゲーターで、しばらく使い物にならない子も出てるのが問題かぁ」
GM:ずず、とコーヒーを啜る。
ほのか:「人間は替えって次元じゃないですからね……」
アレクセイ:「まったく、人材不足は痛いところだね」
GM/アクシア:「まーねー」
GM/アクシア:「……ヴィヴリオ大佐は、たぶん予備組の召集を考えるでしょうね」
GM:うーん、と唸るアクシア。
ほのか:「予備組、ですか……」
GM:“予備組”とは、G3の観察下に置かれながら瑞穂基地に呼ばれていない者(数名居ると云われている)や、ドライクロイツでの実戦に参加しながら、何らかの理由で戦線から外された者たちの符丁である。
GM/アクシア:「たぶん、明日にでも何人か、懐かしい顔やら新顔やら来るわよ。……そっち、任せたからアレク」
アレクセイ:「予備組というと……訓練所戻りになった守崎少尉、とあとは……新宮少尉ですか?」
GM/アクシア:「いえーす。新宮くんの方は、まだ任官してないから事務ヨロね、アレク」
アレクセイ:「うぐッ? し、しかし予備組ですか。実戦で使い物になりますかねえ?」
GM/アクシア:「使いものにするのも仕事のうちよ。頼むわね?」(にまり)
アレクセイ:「……先輩。最近、僕の方に何かと雑用ばかり振ってきてません? それも危険度が高いのばかり」
アレクセイ:ぢとー、っとした視線でアクシアを見やるヒト。
ほのか:「……復帰早々割と酷な仕事が来ましたね」
GM/アクシア:「うるさいっ! アタシは忙しいのよ! ――アレクやほのかも聞いたでしょ、敵の小ッ生意気なガキの捨てゼリフ」>2人
GM:――これは実験に過ぎない。いずれヤシマには、槍でなく雨が降るだろう。
GM:そう告げて、“敵の”シュネルギアは離脱していったのだ。
GM/アクシア:「タダのハッタリでもなさそうだし。空軍やら海軍やら大本営やら、まぁた根回しなのよーいっそ代わって! いやマジで!!」
GM:くわっ、と血走った目で迫るアクシアたいちょー。
アレクセイ:「“彼ら”もいよいよ本気って訳ですか……。ま、そういう事ならお引き受けしますよ」
アレクセイ:他ならぬ先輩の頼みですしね、と苦笑し、制帽を被りなおす。
GM/アクシア:「うぅーんそれでこそ頼れる後輩。アレクあいしてるー」(棒読み(笑))
GM/アクシア:「ま、そんなワケだから。しばらく瑞穂はあんたたちに任せるわ。……これでも信頼してるんだからね?」>2人
ほのか:「了解です。酷なのは状況も一緒ですしね」
アレクセイ:「了解しました。留守中は大船に乗ったつもりでいて下さい」
アレクセイ:びしっ、と敬礼。
GM:軽くウィンク。ひどく疲れた顔でも、やはりアクシア・リヒトヴィッツはチャーミングな女士官であった。
アレクセイ:「……さて、早速始めるとしますか。これから忙しくなるな」
GM:では、シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン2 「再会のドンパチ」
 シーンPC:フィリエ。
雅仁登場済。

GM:――昼下がりの瑞穂基地。
GM:駐屯する統一帝国空軍の司令を務めるギュンター・ハルトマン大佐は、本日付で配属となった少年少女たちを前に、少々長めの訓示を終えるところであった。
GM/ハルトマン:「……で、あるからして。既に分かっている者も多いと思うが、我々の置かれた状況は非常に厳しい」
GM/ハルトマン:「だからこそ、諸君にはより一層の奮励努力を期待している。以上」
GM:うむうむ、と頷く大佐。
GM:新宮雅仁を含む4人の少年少女(と、言っても少年は雅仁だけだが)は、多少しんなりした状態になっているようにも見える。
フィリエ:ハルトマンの横でちょこんとおすまししてよう
GM/ハルトマン:「では、フィリエさん。彼らに基地を案内してくれたまえ。勝手知ったる――とも行かないだろうからね」
GM:と、ハルトマンはフィリエ9−Aを簡単に紹介する。
雅仁:「(難しい話だったなあ)」ちょっと疲労しつつ身体に合わない制服を着ている眼鏡の少年
フィリエ:「了解しました、じゅんしょ……もとい、大佐。皆さん、こちらです」明らかに故意に言い間違えたがそ知らぬ顔で少年少女を案内
GM/ハルトマン:「うう、時々いぢわるだねフィリエさんは……」(見送り)
雅仁:「じゅんしょ……?」怪訝な顔をしながらフィリエの後についていきましょう

GM:司令室を出発し、管制塔や滑走路、トレーニングルームにブリーフィングルーム、医務室や宿直室などを巡り、最後に辿り着くは格納庫。
GM:昨日の戦闘で破損した機体を修理しているのだろう。
GM:シュネルギア格納庫は、戦場もかくやとばかりの大喧騒が入り口からヤバい感じで漏れ出していた。
フィリエ:「……というわけで、左手に見えますのが格納庫ですが、今入ると正直命の保障は出来そうにありません」
GM/ローゼンシル:「……知ってるわ」
フィリエ:「……入りますか?」
GM/シルヴィア:「ずいぶんまた、大騒ぎになってますね」
雅仁:「なんだかおっかない人がいるんですね……」大丈夫かなあと思いつつフィリエの陰に隠れてよう
フィリエ:「また派手に壊されてきたらしいです。今回は何日徹夜するのか楽しみですね……」一瞬、物凄く黒い笑みを浮かべ、直後無表情に戻る
フィリエ:「……失礼、少々地が」
雅仁:「え? あ、はい。頼りにしています。フィリエさん」その背後に隠れたまま(わかってない)
フィリエ:「光栄です。……さて、次は何処へ行きましょうか」
GM:そんな時、フィリエたちの傍を駆け抜ける一陣のカート!
GM/茜:「どいてどいて! そんなとこ立ってるとジャマ!」
GM:がらがらがらららーっ、と部品を山積みしたケースを山積みしたカートが。
雅仁:「わあああっ!?」衝突して跳ね飛ばされつつ
雅仁:そのカートをひっくり返しておこう
GM:ギュキキキィィィィィッッーーーー! と、黒板を引っかいたような派手かつイヤな音を立てて急停止する。
雅仁:がしゃーん
GM:ああ、停止はしたがいろいろ格納庫の床にぶちまけられました(笑)。
GM:(何故か)水を打ったように静まり返るシュネルギアハンガー。
GM:(どうしてか)吹きすさぶ一陣の風。
GM:(ありえないことに)流れてくるのは、“荒野の七人”のテーマ曲。
フィリエ:「あらまあ」動作だけ、笑っているように口に手を当て、こっそり後ろに隠すテープレコーダー
GM/茜:「BANNG!!」
GM:(見えない)銃弾が空気を切り裂き、倒れている雅仁の耳元を掠める。
GM/茜:「BANNG! BANNG!! BANNG!! BANNG!!」
GM:(指鉄砲を)両手に構え、二丁拳銃のガンマンが堂々たる歩みで雅仁に迫ってくる――!!
雅仁:「え? なに? あ、散らかってる……どうも駄目だなあ……え!?」気がついて起き上がるもその大声に混乱して
フィリエ:ではそこで軽く茜に足払いを。
GM/茜:「ここで会ったが100年目、つーか命(タマ)ぁとったらぁー?!!」
GM:……あー。まーくん、まーくん。
雅仁:はい
GM:茜のダーザインで判定してもらっていい? 目標値は3で(笑)。
GM:【聖霊】2レベル判定になります
雅仁:あ、はい
GM:ぴしぃ! と指鉄砲を雅仁の鼻先に突きつけようとした茜だが……。
雅仁:#10C2
●ダイス:Masahito:10c2=5(5,5,2,1,5,3,4,2,2,1)= 5
GM:おお、愛だ(笑)。
GM:転んだ茜をしっかり抱きとめて良し!(笑)>まーくん
GM/茜:「きゃ、うわわわわわっ?!」(転んで)
雅仁:「会ったが? ……あ」じゃあ起き上がりつつ茜を抱えて
GM:ぼふん、と抱きとめられた(笑)。
雅仁:すんと髪の匂いをかいで日焼けした肌を認めて
GM/茜:「あ、ああー、うー」(何か顔が赤くなってる(笑))
GM/茜:「あっ、あっははは、久しぶりまーくん! 無事に退院できたんだなー。良かったぁ……元気そうで!」
フィリエ:「お若いってよろしいですねぇ」かしゃかしゃと写真を(何
雅仁:「……あ、茜だ。ええと……ただいま、がいいのかな」はにかみながら笑い返して
GM:慌てて取り繕うように、がばりと身を離す茜ちん(笑)。
GM/茜:「お、おうそーだな! またこきつかってやるから覚悟しろー?!」
GM:うん、何か調子が戻ったようだ。
雅仁:「うん。もう大丈夫だって。それよりほら、これ……」穏やかに応じながら部品を拾うのを手伝いましょう
GM/茜:「……って、お前らも生温かい目で見んなぁーーッ?!!」(整備班ズに八つ当たり(笑))
GM:わーっ、と蜘蛛の子を散らすように駆け去る整備班ズ。
GM/茜:「ああ、うん。悪ィな。……って、でもまーくん。その制服」
フィリエ:「茜様、余り興奮してはいけませんよ? 折角の再会だというのに」
GM:まさか……、と部品拾いしつつ、フィリエを見る茜。
GM/茜:「興奮なんかしてない! って云うかフィリエさん。こいつも……?」
フィリエ:「……」カメラ見せ、びしっとサムズアップ
雅仁:「うん。ギアドライバーって言うんだよね。そういうことみたい」それを手伝いながら
フィリエ:「……ええ。補充人員のギアドライバーとして、今日こちらへ」>茜
フィリエ:何事もなかったかのよーに。
GM/茜:「…………っ」(何かつらそうな顔。カメラにか、それともフィリエの言葉にか)
GM/茜:「そっかぁ。じゃ、じゃあ。誰と組むかとか、もう決まってんの?」>雅仁
GM:どうだろう? と言うように部品拾いしつつ顔を見合わせる予備組ガールズ。
雅仁:「ううん。機体やナビゲーターはまだ決まってないって」
GM/茜:「ふーん、まだなんだ。じゃ、じゃあパートナー決まるまではサ、分かんないコトとか、あたしに聞いてよ」
雅仁:「うん、頼りにしてる」信頼しきった顔で
GM/茜:「扱い方からフィリエさんのスリーサイズまで、ばっちし答えるよ!」(笑)
GM:ああ、何だか――。
GM:墓穴を掘ったことに気付いてませんよこの小娘は?(笑)
雅仁:「え、それはちょっと……」フィリエのほうを伺いながら
フィリエ:「ご興味があるならばお教えいたしますが?」かくり、と小首をかしげ
雅仁:「え、い、いいです……」うつむきつつちょっと想像してしまおう。
フィリエ:「あらあら」動作だけの笑い。
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン3 「見つけてと呼ぶ声が」
 シーンPC:雅仁。

GM:そんなこんなで、基地めぐりやら先任ドライバーたちの紹介を兼ねた夕食会やらも終わり。
GM:新宮雅仁は、つらつらと宛がわれた宿舎に戻ろうとしていた。
GM:ふと窓の外を見れば、シュネルギアハンガーは不夜城の如く――実際、ここ数日は泊り込みも徹夜も上等な状況らしい――煌々と灯りが点いたままになっている。

 ○選択肢
 ・格納庫に寄る
 ・このまま部屋に戻る

GM:(ぴっ、とコマンド待ち効果音(笑))
雅仁:え。
雅仁:まあ寄ります。流石に大変そうだし缶コーヒーでも買って。
GM:うむうむ(笑)。
GM:格納庫では、相変わらず整備班の面々が、忙しなく行き交っている。
GM:ちょうど休憩していたのか、毛布に包まっていた茜が、むっくりと起き上がってきた。
GM/茜:「ありゃー、まーくんじゃん。部屋に行ったんじゃなかったん? 暇なん?」
GM:うにゅうにゅ、と寝ぼけ眼をこする茜。
GM:タンクトップ1枚の胸元が揺れていて――目の毒だ。
雅仁:「あ、う、うん」見慣れていたつもりですがまじかで見るとそんな茜が別人に見えて
雅仁:ちょっと視線を泳がせています
GM/茜:「あ、コーヒーだー。ちょうど喉渇いてたんだー。さぁっすがあたしの舎弟ー」(にこにこしつつ、手を出す(笑))
雅仁:「あ、それよりこれ……大変だね、夜中まで。身体には気をつけてね」なぜか目を逸らしながらコーヒーを差し出そう
GM:受け取って、腰に手を当てておっとこらしく缶コーヒーを飲み干す茜(笑)。
GM/茜:「ぶはーッ、生き返ったーーーッ!! くぅーッ!!」
雅仁:「うちの父さんみたいだなあ……」苦笑しながらそれでもそんな茜の姿に安息を覚えて
GM/茜:「ねー、まーくん。暇ならさ、荷物持ちしてくれない? 足りないパーツがあるから、探しに行こうぜ?」
GM:気合が入ったのか何なのか、スパナぐるぐる回しながら云う(笑)。
雅仁:「え、いいの? 僕は……まあ後は寝るだけだから少しなら構わないけど」周囲を伺いながら
雅仁:基本的に逆らうという発想は無いのです
GM:伺うのか周囲(笑)。
雅仁:あ、勝手に抜け出していいのかなとかそう言う意味合いで。
GM:えーと、なんともいえない生温かい視線が整備班ズから(笑)。
GM/茜:「よっし決まり! 行こ行こ!」 休憩中なので問題ないらしい(笑)。
GM:………………。
GM:…………。
GM:……。
GM:瑞穂基地、地下区画。
GM:物資集積場となっている貯蔵庫をひとしきり漁った2人は、なかなか手に入らない貴重品から何に使うのか分からないブツまで、ざらざらとそれなりの戦利品を手にしていた。
GM/茜:「うんうん、これだけあれば何とかなるかなー。ありがとな、まーくん?」
雅仁:「いいのかなあ。でも基地の備品だし……死なせておくよりいいよね」ちょっとうれしそうに戦利品を眺めながら
GM:にっこりと茜が破顔する――その時。
GM/??:『――――――けて』
GM:不意に耳朶を打つ、遠い声。
GM:新宮雅仁がこれまで聞いてきた、天使のものとは異質な、呼びかける声。
雅仁:「うん。――え?」その声に反応して聞こえた方向を向こう
GM/??:『――けて、ください……。わたくしを…………』
GM/茜:「どしたのさ、まーくん? 目の焦点が合ってないよー。もしもーし?」
雅仁:心臓というより、体内のエーテルがざわめくようなそんな波長を感じながら声の方向へ歩き出します
GM/茜:「って、何? どーしたさっ、て、待ってよ?!」(ぱたぱたと着いて行く)
雅仁:「え、ああ……うん、こっち?」ぼんやりした目で声のほうへふらふら
GM:声がする方向は、どうやらここから格納庫に戻る途中らしい。
GM:来た道を歩き――通路の影に、より地下へと降りる階段を見つける。
GM:――こんな階段、来る時にあっただろうか?
GM/茜:「あ、あれ……? こんな階段、あったっけ?」
GM/茜:「っ、止めとこうよまーくん。何だかいい感じしないよ、この階段……」
雅仁:おかしいな、とも思わずに声に惹かれるように歩いていこう
GM:今度は、はっきりと聞こえた。
GM/??:『見つけて、ください――。わたくしを…………マイ・マイスター……』
雅仁:「マイスター……? っと」はっと覚醒して。
雅仁:「うん、じゃあ、茜は待ってて……ちょっと見てくるから」
GM/茜:「って、できるわけないだろっ? あたしも着いてく!」
雅仁:「うん。頼りにしてる」と震えながら茜の手を取って
GM/茜:「あ、う、うん。任せろって!」(何か顔が赤い(笑))
雅仁:地下に降りていきます
GM:手を繋いで、何故か茜が前に立って階段を下りていく――。
GM:小さい頃、近所の神社の裏山を探検した時も、こんなだっただろうか……。
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠