■オープニングフェイズ/シーン2 「クルセイダー」
シーンPC:ディーン。GM:――神守島より、八門結界が消失してより2時間後。
GM:S.Q.U.I.Dに表示される、現在の時刻は午後18時過ぎ。
GM:太陽が西の水平線に沈んでいくのを背に受けながら、ディーン・ホワイトクラウドとリトス・エングリオが操縦するシュネルギア11番機“タイフーン”は、進路を東に取っていた。
GM:パワードアーマーの調整のため、政宗基地に出向いていた2人に結界消失の報がもたらされ、大至急現地に飛ぶよう指令が出されたのである。
GM/リトス:「まだ大丈夫、ディーン?」 ディーン:「今のところは、だ。だが油断は出来んぞ」
GM:依然、敵の影も異常も見当たらない。――穏やかで平和で、不気味な海。
GM/リトス:「政宗基地を出て1時間と少し。……セミオート飛行でも、そろそろ稼動限界が近いわ」
GM:後席で様々なパラメーターをチェックしている、銀髪赫眼の少女。
GM:もともとシュネルギアは決戦兵器であり、このように長時間、長距離の稼動を考えて造られたものではないが――。
GM/リトス:「……うん、戦闘行動にはまだ問題なし。でも気をつけて、ディーン」
ディーン:「どうした?」
GM/リトス:「油断しないで……。ということ」(ちょっと顔を紅くして、そっぽを向く(笑))
GM:ともあれ。
GM:彼女の的確なナビゲートがあればこそ、神守島を光学映像でも捉えられる位置まで来れた、と言えるだろう。
ディーン:「目視で捉えられる距離までは着たが……。さて、どうしたものかな」何か見えますかな?
GM/リトス:「――――?! !」
GM/リトス:「S.Q.U.I.Dのエーテル濃度がおかしい……? 天使兵レベルの敵が居る可能性が高……きゃあああああッ?!!」
GM:ガガガガゴゴゴンンッ! とシュネルギアの装甲を穿つ鈍い音。 GM:着弾音から判断して機関砲。
GM:ケルンを纏う第三世代人間戦車に、傷をつけられる通常兵器など存在しない。――で、あるならば。
ディーン:「くぁ――――!? リトス、状況を!」体勢を立て直し、気を張り巡らせる
GM/リトス:「人間戦車を確認! IFF(敵味方識別信号)反応無し。データベースに該当機種無し。……光学映像を出すわ、ディーン」
GM:微かに、彼女の声が震える。 GM:味方でなく、見たことも無い人間戦車。つまりそれは――。
GM/リトス:「敵の、新型――ッ!!」
GM:※外見:http://www.fear.co.jp/information/kami_info.htmのPC4 なイメージと思ってください(をい)
ディーン:「全く、次から次へと―――」じゃき、と陽霊子砲を向け、距離をとる
GM:うむ。だが敵の方が機動力が高いのか、彼我の距離は変わらない。
GM:白を基調に、クリスタルブルーをポイントにした塗装。
GM:女性的なフォルムながら、より重厚にまとめられた装甲の配置は、女騎士、あるいは北欧の伝承に姿を見せる戦乙女を思わせる。
GM:そして、何より――。
GM/リトス:「嫌な感じがする……。わたしは、この敵を知っている……?!」
ディーン:「逃げ切れんか……。リトス、活動限界まで何分ある?」
GM/リトス:「一戦闘こなすには、充分――持た、せる!」
GM:かの機体は、背に白銀の光の翼を纏い、悠然とシュネルギア:タイフーンの行く手を阻んでいた。
GM/??:「随分と慌てて出てきたのね。――でも、まだ駄目だわ。こちらの準備が終わってないもの」
GM:国際救難チャンネルを通して、敵のパイロットらしい――少女の声。
GM:それに重なるように、悲鳴のようなノイズが走る。 GM/通信兵:「――ちら、……守島駐留……隊」
GM/通信兵:「……けてくれッ! 天使が……山ほど……もう持たな……」 GM/リトス:「――ッ!!」
ディーン:「―――リトス、気を乱すな。乱せば、こちらが獲られるぞ」視線は外さず
GM:見れば、神守島の駐留部隊が居るはずの海岸線――“プチフロート”付近で、散発的に砲火が閃いている。
GM:S.Q.U.I.Dが映し出す天使反応で、島は真っ白になるかと思うほど。
GM/??:「――余裕ね。前の連れ合いよりはマシになったのかしら」
GM/リトス:「――貴女を、私は知っているわ」 ディーン:「……知り合いか?」
GM:きっ、と敵の機体を見据えるリトス。――その赫眼には、憎悪にも似た感情が揺れている。
GM/リトス:「ちょっとだけ……。ッ、来る!!」
GM/??:「ええ、わたしもよ。――墜ちなさい、リトス・エングリオ!」
GM:■35mm大型機関砲(射程:2.5km)
GM:#31c5+3 <射撃戦闘5>《マルチプルウェポン》《貫通弾》ダメージ+20(軽)
●ダイス:SOUMA_GM:31c5+3=25(2,3,4,3,6,5,2,6,1,4,1,4,6,2,6,6,1,4,2,5,2,5,6,3,1,5,3,4,1,3,4)+3=
28 GM:というわけで、まず28で攻撃(笑)>ディーン ディーン:「くぅ……っ!?」
ディーン:#9c3 鬼やw ●ダイス:din:9c3=6(5,2,3,2,1,4,2,1,4)=
6 ディーン:差分値22ッ!w
GM:では42ダメージを。……えーと、種別(軽)ですが、GM権限によってどこからでもお好きなように振ってOKとします(笑)。
ディーン:「くっ、反応速度が違いすぎる!?」
GM:ぶっちゃけると、シュネルギアのHPにぜんぶ振って撃墜されてくれると嬉しい(笑)。
GM/リトス:「――そんな! “タイフーン”でも、追いつけない?!」
GM:ゴンゴンガンガンガガガガガ!! と装甲がみるみる削られていく。
ディーン:死亡ゲージに割り振らない限り一瞬でレッドゾーンですん、はいw
GM:まぁ、そういう敵ですし(笑)。 ディーン:ではまあ、HP全振りで素直に落ちておきますw
GM:了解ー。ここで「じゃあとどめ差します」とかいうとシナリオ終わるなぁ、どうしようかなぁ(嘘(笑))
GM/リトス:「くッ、駄目……機体が制御できない――」
GM/リトス:「海中に墜ちたら……ッ、何とか持たせるから。ディーン……っ!」
GM:機体制御を失い、錐揉み状に神守島へ墜ちていく“タイフーン”。
GM:ディーンの眼前に、島を覆う深い森が迫り――!
ディーン:「持たんか……くそ、俺としたことが……!」がんっとコンソール叩いて、直後に意識がブラックアウト。
GM:シーンエンド。 |