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†Testify Your Own / Angel Gear†
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Last Update/2012.02.05
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◇ 第83話『望郷の戦士』◇
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「責任、取ってくださいレヴォントゥリ中尉!!」
――観隼アリス |
■ミドルフェイズ/シーン1 「合流」
シーンPC:マサト。GM:――2時間後、壱岐島。
GM:現地の中学校のグラウンドに着陸したホルテンXXBから、2機のシュネルギアが降ろされている。
GM:ここが臨時の司令部とされたのか、周辺にはヤシマ陸軍第四軍所属の将兵たちが忙しなく行き交っていた。
GM/ツバサ:「あー、着いた、着いたっと」
GM/クベルタ:「ここが司令部ですか。あんまりご主人様の学校と変わり映えしないんですね……?」
GM:てくてくすたすたと、先行する少女2人。
アレクセイ:「まあ、学校というのはどこも変わり映えしないものさ……」
マサト:「まあ、もともと学校だったって話ですからねえ。ほら、校章が……はて、どこかで見たような?」
マサト:二人の横で、いつもどおりに妙に軽薄な様子で話し続けつつ。
GM/チコ:「やー、あんさんたち、来てくれはったんやなー!!」
GM/実哉:「よ、久しぶり……でも無いか。清正城以来、かな?」
GM:いちはやく瑞穂基地所属部隊の到着を嗅ぎ付けたのか、見知った顔が姿を見せる。
GM:ヤシマ陸軍第四軍所属、第375中隊――。戦災孤児を中心に臨時編成され、早期に壊滅が予想されながらも、生き延びている精鋭たち。
アレクセイ:「第375中隊の……鳴海くんに、実哉くんか」
GM/実哉:「ご無沙汰してます、中尉」(敬礼)
アレクセイ:生きていてくれた事に安堵しつつ、敬礼を返そう。
静真:「よっと……お、いるいる……」
静真:ちょっと遠目にその光景を見ている。
マサト:「あ、どーもどーも、お久しぶりです。お元気そうで何より。アペルギアの調子はどうですか?」ぺこぺこ。
GM/チコ:「おかげさまでバッチリや。新しい面子もだいたい固まったしな」>マサト
GM/チコ:「マサトはん、ツバサはんもごぶさたやなー。……ほんで、そっちのドジっ娘メイドは何なん? もしかして浮気? フタマタ?」
GM/クベルタ:「ドジっ娘……。そんな、どうして初対面の方に……! 不本意ですご主人様! 訂正させてください!」
GM/実哉:「ご、ご主人様……? マサト、まさか君にこんな趣味があったなんて、気付かなかった……。ごめんな」
GM:何か、変な空気になっております(笑)。
アレクセイ:「……クベルタについては、詳しい話はしない方がいいよ。彼女の事だから、“分解したい”と言い出しそうだ」(ごにょごにょ)>マサト
マサト:「深いような深くないような事情がありまして。いやあ、モテる男は辛いってところです」はっはっは。と。空笑い。>チコ、実哉
GM/チコ:「そうかー。モテるオトコはつらいそうですよ、天野さん?」>ツバサ
GM/実哉:「そうか。大変なんだなマサトも」(うんうん)
GM/ツバサ:「…………そーだなー。イロイロと辛いんだぜ?」(クックック)
マサト:「いや、まったくで」こう、がくっと肩落として、ひょろーんと溜息。(笑)<イロイロと
アレクセイ:「ま、まあ旧交を温めるのは後にしよう。観隼中尉はどこに?」
GM/実哉:「ああ、観隼なら体育館です。そっちが臨時の司令本部になってますから」>アレク
アレクセイ:「…………それじゃ、僕はそっちの方に顔を出しておくから。後で君たちも来るように、ね?」>ALL
アレクセイ:体育館の方を指差して、苦笑。
アレクセイ:という訳でGM。ここは一旦退場しようかと(笑)
静真:「了解です、アレクたいちょー」
マサト:「は、了解しました。アリスさんに宜しく。あと、倉稲さんに『たきつけないでくれ』って伝えといてくれますか?」(笑)>アレク
アレクセイ:「了解。……お互い、苦労するもんだね」
静真:「……無理だとは判ってても……もう、二度と……」
GM/T−X:「…………? どうかしましたか、静真?」
静真:「んー、なんでもなーいーよー」
GM/T−X:「そういう風には見えませんが……。私では、ご相談には乗れないでしょうか?」>静真
GM/チコ:「…………?」(ちらりん、とT−X&静真を発見)
静真:「……以前、ほんのちょっと前さ……友達を助けられなかった、からな」
GM/T−X:「そう、ですか……ってきゃあっ?!」
静真:「うん、どした?」 |
GM/チコ:「T−Xやー! えろうお久しぶりー!! 元気にしとったか? 静真にエロいコトされてへんか?」(T−Xにべたべたしつつ)>静真
静真:「は、お?」
GM/実哉:「……まぁた整備班長の病気がでやがったか」(とっほほ)
GM/チコ:「うわー感動やわー柔らかー?!! この前の温泉よりおっきくなったんちゃうんかーけしからん完機ちゃんやー!」(むにむに)
GM/T−X:「あっ、ちょっと、どこ揉んで……やめ、ひゃんっ?!」
静真:「あぁっ、俺でもそんなに堂々とやったこと無いのにッ!?」
マサト:「……ま、気を落とさないで。偽装が完璧だってことですから」ぽん。>クベルタ
GM/クベルタ:「素材はどちらも同じはずなのですが……。理不尽です」
GM/チコ:「分解したい分解したい分解したい分解したい分解したい……」(むにむに)
GM/T−X:「でっ、できません! 分解とか柔らかとか何のコトですかあっ」
静真:「分解……できるかあああっ!?」
GM/ツバサ:「やれやれだぜ。ほーれほれ離れろメカふぇち」(ぐいっ)
静真:「まぁ、元気そうなのはいいんだけどなー?」ツバサっちと一緒に引き剥がし(笑)
GM/チコ:「にゃああっ?!」
GM/T−X:「……助かりました」(はふ)
GM/実哉:「今回は急ぎの作戦だから、V機関とか見れないよなぁ……残念だ」
GM:やれやれ、と肩を竦める常識人?(笑)。
GM/チコ:「あっははは。なあなぁ静真。そろそろウチにT−Xを嫁がす気持ちになったりせえへん?」
静真:「誰が嫁か! 俺の嫁じゃー!」
GM:ちぃ、と舌打ちする眼鏡でおさげな整備はんちょー。
マサト:「そーいやチコさん、こっちで受領する予定になってたアペルギア、もう入ってます?」引き剥がされたのを上から覗き込みつつ。
GM/チコ:「あー。体育館裏にあるさかい、案内するわ」(にこー)
GM/チコ:「シュネルギア隊が来てくれたんは千人力や。アリスちんも待っとるさかい、後で打ち合わせしとこなー」
静真:「じゃ、アリスちんのとこへ行こうかね」
GM:シーンエンド。 |
■ミドルフェイズ/シーン2 「迎撃準備」
シーンPC:アレクセイ。GM:――臨時の現地司令部とされている中学校。
GM:その、広い体育館の片隅に運び込まれたデスクの周りに、第375中隊の首脳陣が集まっていた。
GM:入り口から伝令らしい少女兵が走り、シュネルギア隊の到着が告げられる。
GM/アリス:「……ごぶさたしてます、レヴォントゥリ中尉!」(敬礼)
静真:「子犬っぽいな……」(ぼそ
GM/アリス:「どういう意味ですか、鴇宮くん?」(じろ)
静真:「……可愛い、って意味で一つ」
GM/アリス:「――ッ、な、ななな」(赤くなる(笑))
GM/倉稲:「ほらほら、静真もあんまりアリスからかわないの。この娘ってば知ってるでしょ? 堅物さんなんだからー」(笑)
静真:「(あれ、意外に直球には弱い?)」
GM/T−X:「…………」(ジト目)>静真
静真:「いやぁ、ここまでとは……あーえーあーーーーあー」
静真:「ウチの嫁です、一つよろしく」T−Xを何故か紹介する、俺(笑)
GM/アリス:「いつからその娘が鴇宮くんの嫁になったのよ!!」(がぁーっ!)
静真:「む、それはT−Xに対するライバル宣言か? こまったねー」
GM/アリス:「……って、あぅ、ごめん。そーゆーの、私が言うコトじゃ無いよね」>静真
静真:「……そだな、取り敢えず……どうだい、最近は?」
マサト:「いやあ。二股はよくないですよ、静真くん?」デスクを囲ったついたての隙間から。
静真:「マサトんには言われたくないなぁ…… 」
アレクセイ:「相変わらず、忙しいみたいだね」
アレクセイ:敬礼して、周囲を見渡す。
GM/倉稲:「そりゃまあ。……何しろ、中隊っていうより今回は」(頬を掻き)
GM:見渡してみると分かるが、明らかにこの司令本部は中隊規模を超えている。
GM:見覚えの無い顔が大半、というか若手が多いが、第375中隊ほど極端な編制になっていない。
GM:むしろ、彼女たちが浮いている。
アレクセイ:「倉稲少尉も元気そうだね。実哉くんが“あまり焚きつけてくれるな”って言っといてくれって言ってたけど……?」
GM/倉稲:「どういう意味でしょう、中尉?」(苦笑)
アレクセイ:「い、いやっ! 僕の方こそ聞きたいよ。……そんな事より、その。ここじゃ375部隊は浮いてるみたいだね」
アレクセイ:秋桜の言い様に戸惑いつつも、見ているところはちゃんと見ている青年将校。
GM/倉稲:「ええ。……というより、今回はやたらと第四軍から増援が多くて。それも各大隊から、新規編制された中隊がごろごろと」>アレク
アレクセイ:「なるほど。そんな中に派遣されたって事は……第四軍の老人たちもこちらに相当期待してる、と見ていいのかもね」
GM/倉稲:「どっちかっていうと……あー、めんどくさい。ほらアリス、出番、出番」(背中押し)
GM/アリス:「それが、ですね」(とりあえず席とコーヒー勧めつつ)>アレク&静真
静真:席について、コーヒーを頂きつつ、聞く。「アロマが美味い」
GM/アリス:「知ってのとおり、今回の敵は、天使核兵器(エンゼルギア)級の戦闘体、です」
GM/アリス:「それで、対天使戦闘の経験豊富って理由で、私たちの中隊が壱岐に配備されたんですが」
アレクセイ:「なるほど。……続けて」>アリス
GM/アリス:「……その、各部隊の新規編成の中隊ばかりが増援に送られてきて」(わなわな、とコップ持った手が震え)
GM/アリス:「ぶっちゃけ、あの狸ジジイ、この状況と私たちを利用して、第四軍の対天使戦闘の経験値上げようとしてるのがみえみえなんです!」
GM/アリス:「指揮系統の再編やら、使えない連中の訓練してる時間も無いのにですよ?!!」
GM:わあああん、と泣きの入る観隼アリス。
GM:相当、参っているようだ(笑)。
マサト:「瑞穂でも見ないような、真新しいパッキンの見本市でしたもんね。……あ、どうも、失礼します」へこへこと、隅のほうに着席。
アレクセイ:「事情は了解したよ。……僕でよければ力になるから。ほら、外でアイスでも食べて、頭を冷やして」
GM/アリス:「……はい、そうします」(くすんくすん、と退場)
アレクセイ:アイス、というところで……ちょっと表情に翳りが。
静真:アリスが退場したのを見計らい「……もう、犠牲を出すのはごめんだしな……」
GM/倉稲:「実際、対天使戦闘において“いちど天使兵を見ている”のは重要だからね」
静真:「見ているどころか、交戦までしたな」
GM/倉稲:「――新兵なんか、まずそれで殺されちゃうから。あたしらの部隊が案外戦えてるのは、そこら辺に理由があるのかも。……って、ここはアリスの受け売りだけど」
静真:「そうだな……まぁ、俺もさ」
静真:「友達を見捨てる訳にもいかないし……」
GM/倉稲:「……ありがたいね」(くす)>静真
アレクセイ:「経験値を積む、という点に関しては……瑞穂基地はその地理上、“否応もナシに”だったからね。他の地方の部隊は、そうでもないから」
アレクセイ:「維馬篭中将が台頭しているのが気に食わない、なんて派閥の連中が色気を出したんだろうなぁ。観隼中尉もかわいそうに……」
GM/アリス:「あーもう! さっきから言ってるじゃない! 扶桑は囮! ランドマーク! 人なんか配備したら真っ先に死ぬから死にたいやつだけ……興味本位で大砲撃ちたいなら私が今すぐ銃殺にするって伝えなさい!!」(がぁーっ!!)<入り口の方から、声が(笑)
GM/倉稲:「まぁ、そんなワケだから。今回のあたしらは刺身のツマみたいなもんさ」
GM/倉稲:「正直なところ、どうなの? T−Xと……そっちのメイドちゃんも完全機械化兵ってことは」(クベルタを見つつ)
GM/倉稲:「敵の“戦闘体”ってのも、ソレな訳?」>ALL
静真:「今回、俺たちがこっちに来たのは……例の敵が完機っぽい、から、だと俺は思ってるよ」
マサト:「まあ、お察しですよ。ツバサさんと僕、今回別配置ですから。……で、ペアが、完全機械化兵のクベルタさん、と」>秋桜さん
GM/クベルタ:「クベルタ10-9と申します。お見知りおきを」(自己紹介中)
GM/倉稲:「…………なるほどねえ。あ、扶桑ってのは退役した戦艦ね。浮き砲台代わりに使うつもりみたい」
マサト:「それにしても、この状況でツバサさんが不機嫌になってるって、メーヴェにいるころ想像できました?」少しだけ楽しそうに。>秋桜
GM/倉稲:「いやー、あたしもそれは無いなぁ」(うんうん、と同意)>マサト
アレクセイ:「…………ホント、負担は減らしてあげないとね。練度の低い味方のせいで自爆なんて洒落にならないよ」(苦笑)
静真:「……戦術、戦略のレベルだと、俺は役に立たないからな……」
静真:「アレクたいちょー」
アレクセイ:「何だい、鵜宮少尉」
静真:「アリスの補佐、任せますよー?」大丈夫ぅ? の視線で
静真:どことなく頼り無いのがいっつも不安らしい(笑)
アレクセイ:「彼女に関しては、個人的に気になる事もあるからね。……いや、変な意味じゃなくて」
GM/アリス:「変な意味って、どういう意味ですか……?」(はあはぁ)<戻ってきた(笑)
静真:「……ロリコンはまずいとおもいます、はい……イメージ的にはシスコンですか?」
GM/アリス:「…………シスコン?」(ジト目)>アレク
マサト:「ああ、そういえば、姉とか妹ととかっぽい人に弱い印象はありますねえ。アレクさん」
アレクセイ:「茶本少尉……僕ぁ、普段どういう目で君たちに見られてるんだ?」
GM/アリス:「レヴォントゥリ中尉がシスコンだろーとマザコンだろーと。きちんと使える味方だったらどうでもいいです」(つーん)
静真:「時代はツンデレだな、うん」
アレクセイ:「後輩としてだね、大切だなぁと言ってたんだよ」>アリス
GM/アリス:「そうですか……。ところで、今回の仮想敵が完全機械化兵だとすると」(こほん)。
アレクセイ:「……観隼中尉の見解は?」
静真:「うん」アリスに向き直り
GM/アリス:「強奪された船に搭載されていた試作型フライングユニットが使用される可能性があるんですけど。何か情報はお持ちですか?」>アレク
GM:情報が欲しければ<軍略>で。難易度は5(笑)。
アレクセイ:ん、お任せあれ(笑)
アレクセイ:#12c4〈軍略〉4 ロゴスでダイスブースト、+3で判定。
●ダイス:Arec:12c4=8(2,4,6,1,5,1,3,1,3,5,6,4)= 8
静真:さっすがw
アレクセイ:楽々成功。「ああ、それなら確か……」とPDAを取り出して、情報を。
GM:うい、では。
GM:第34呪法船団所属艦に積まれていた試作フライトユニットは「コンヴァラリア」
GM:パワードアーマーの構想を元に建造された重武装タイプで、シュネルギアと同等の火力と格闘性能を実現したものの、例によって出力不足と不安定性で量産は見送られていた。
GM:第34呪法船団には、これを何とか稼動できる完全機械化兵が所属していたが、彼女も倒されていることを考えると。
GM:この戦闘体が万が一、これを使用した場合、シュネルギアもしくは天使兵並みの性能を発揮することが予想される。
GM:諸元については、メイン武装はシャーフボーゲン、追尾式拡散陽霊子砲、クリーガー、連装式対天使ミサイル、接近戦用クロー、エンゲルシュヴァルトと豊富。
GM:なお、メインのフライトユニットのコードネームは「マヤリス」となっている。
GM:ゲーム的なデータは、現地で《アナライズ》されたし。以上(笑)。
アレクセイ:「……取り合えず、こんなトコだね。何とかに刃物って奴だよ、まったく」
GM/倉稲:「シャーフボーゲン〜? ヤバいよこれ。射程圏外から滅多撃ちじゃん」
GM/アリス:「心配しないで。そのための“扶桑”よ」(えへん、とナイムネを張る)
静真:「……しつもん!」
GM/アリス:「何、鴇宮くん?」
静真:「しゃーふぼーげんって何?」
GM/T−X:「もともと、シュネルギア用に開発された超長距離狙撃銃です。射程は10km」>静真
静真:「……10km!?」
GM/T−X:「はい。10kmです」
静真:「T−Xさん……わしには無理じゃよー、近付く前に、死ぬー」
GM/T−X:「もしくは、近づこうとすると死にますね」(首肯)>静真
静真:「なので、シャーフボーゲンが生きてる間は俺は無能ッ」
マサト:「狙撃銃だけなら手間はないんですけどねえ……誘導陽霊子砲なんざ、完全機械化兵の反射速度でバラまかれた日には」
GM/クベルタ:「そこは、ほら。ちょちょいのちょいと当たらなければどうということはない! です。ご主人様」
アレクセイ:「これに対抗出来るのは……」
アレクセイ:マサトの方に鋭い視線を。
GM/ツバサ:「ま、あんなの素で回避できるのは、この面子なら俺様ちゃんと秋桜くらいだろーな」(にしし)
静真:「回避なんてものはな、3つのKがあれば大丈夫だ」
静真:指を立ててきらーん
GM/クベルタ:「3つのケー? 三振ですか?」
マサト:「キツイ、キタナイ、カッコワルイ……のほうが一般的ですよ」注釈。(笑
静真:「気合! 気合!! 気合!!! これでおーるらいとっ!」
マサト:「うう、僕ぁピン芸人じゃやってけんのですかぁ、……お頼み申し上げますよ、クベルタさん」情けない声で。
GM/クベルタ:「ご主人様をおまもりするのが、メイドたるわたくしの存在意義です。お任せくださいね?」(ぎゅ、と後ろ頭を胸に抱き)>マサト
GM/ツバサ:「…………」(ビキビキビキッ、とカップに皹が)
マサト:「うわ、ダメですってクベルタさん、そういうのは人目がですねえっ」やに下がったようなツラ……なんだけど、ツバサの表情見て嬉しそう。
GM/ツバサ:「あとでまとめてイかせてやるから、覚悟しとけマサにゃん……?」(ヤバい目つきでシガレットチョコがピコピコ)
GM/アリス:「正面からぶつかる必要はありません、レヴォントゥリ中尉」
GM/アリス:「エネルギー兵器で無い以上、弾薬は有限です。……こっちにだって、届く砲台はありますから。届くだけですけど」(くす)
GM:というわけで、アリスは戦艦“扶桑”に無駄弾を打ち込ませた上での、シュネルギアの投入を提案する。
アレクセイ:「“扶桑”で戦闘体の目を引きつけて、シュネルギア隊で攻撃か。……教本通りながら、悪い手じゃない。むしろ最善手ではある」
GM/アリス:「――今回は時間もありませんし。これで宜しいでしょうか?」<作戦>アレク
アレクセイ:「“カフジエル”戦の時の様に、天使そのものが何らかの特殊能力を持っている可能性はあるけど、そこはこちらで対処してみるよ」
アレクセイ:「今のところはこれが精一杯……だね」>アリス
アレクセイ:「…………まあ、なんとかなるんじゃないかな。君たちも含めて、ここにはライト・スタッフがいるんだし」
GM/クベルタ:「ひっさつの3Kも習いましたし、むてきです!」(えへん)
アレクセイ:「少々、性格に難はあるけども…………」
アレクセイ:アリスにそう言って苦笑する。
静真:「…………あのさーびすはきょうりょくです、T−Xさん……」
GM/T−X:「しっ、静真にもしましょうか……?」
静真:「今は良いや、夜、夜」
GM/T−X:「は、はい。……ええと、もう夜ですが。深夜ということで」
静真:「あーいうのは、見えないところでしっかりイロイロやるもんです」
GM/アリス:「…………」(ジト目)>静真
GM:シーンエンド。 |
■ミドルフェイズ/シーン3 「ひたひたと迫り来る」
シーンPC:静真。 GM:――そんなこんなで、打ち合わせというか、ひと騒動も終わり。
静真:「夜も更けて参りました、と」
GM:戦闘体の到着予想時刻まで、各パイロットは仮眠を命じられていた。
GM:静真には、ホルテンXXBの一室が宛がわれているのだが――。
GM:こんこん、とドアがノックされる。
静真:「たまには、ふかふかのベッドで寝たいもんだ……っと、はーい、あいてるよ」
静真:むっくりと、体を起こす
GM:がちゃ、と無言でドアが開き、後ろ手にぱたん。と締められる。
GM/アリス:「…………」
GM/アリス:「…………こ、こんばんは、鴇宮くん」
静真:「……」
静真:目をぱちくり
GM/アリス:「あ、あのね。……話したいことがあるの。個人的に、重要なことで」
静真:「ど、どどどどどないした?!」
GM/アリス:「えっと。だから……その、お話」
静真:「う、ういうい」
静真:「あー、そこ座って、そこにでも」
GM/アリス:「あ、うん。……ありがとね、鴇宮くん」
GM:しかし、ホルテンの個室は狭い。
GM:そして観隼アリスは、床にへたり込むくらいならきちんとした場所に座る方を選ぶ娘さんであった――。
静真:ベッドから立ち上がり、場所を開ける
GM/アリス:「お、お邪魔します」(ぎしっ、とベッドの端に座り)
静真:「そっか……で、どうしたのさ?」
静真:「安物だけど、コーヒーくらいは淹れるよ」
静真:「……この時間にカフェインはまずいかな?」がさがさ
GM/アリス:「いいわ。どうせ朝まで眠れそうにないし」
GM:(作戦前で、という意味ですよ?(笑)<朝まで)
静真:わーっとるわー!?(笑)
静真:「む、夜明けのコーヒーを飲みたいと!?」(でもこいつはこうボケる(笑)
GM/アリス:「ちっ、違うわよ!! そんなコトになったらT−Xに悪いでしょ!!」(がぁーぅ!)
静真:「T−Xが良いなら、OKてことで?」こぽこぽ
GM/アリス:「――えーっと。……何て、聞いたらいいのかな」(あう、と困った顔)
GM/アリス:「…………貴方の、パートナーのことなんだけど」
静真:「あぁ、うん……奇麗だろー?」
GM/アリス:「そうじゃなくて! 私が聞きたいのは……」(うー、と悩み)
GM/アリス:「……鴇宮くん、弓道部?」
静真:「幽霊」
GM/アリス:「…………T−Xのこと、好き?」
静真:「あぁ、好きだよ」
静真:「俺みたいな歳で言うのもなんだけど、愛してるって奴だろう、うん」
GM/アリス:「…………遠山桂って、知ってる?」
GM:何か、すんごい質問下手(笑)。
静真:「死んだよ、もう」
GM:でも、何となく言いたいことは、分かった。
GM/アリス:「…………じゃあ、あれは。誰?」
静真:「……だから、彼女は別人だ……」
GM/アリス:「…………遠山桂のことは、好きじゃなかった?」
静真:「もう、T−Xは遠山桂じゃない」
静真:「好きだった、過去形」
GM/アリス:「やっぱり、そうなのね…………」(俯き)
GM/アリス:「あの娘が死んだって聞いたとき、私も秋桜もすごくびっくりした。……戦って死んだんじゃなくて、味方に殺されたって噂まであって」
静真:「…………世の中、似ている人間は3人いるって言うが」
静真:「そういう、モノじゃあない」
GM/アリス:「…………?」
GM:ちょっと静真の言葉を待つように、コーヒーを啜る。
静真:「…………」
静真:「彼女は、一度天使化したんだ」
静真:「正確には、しかけた、か……」
GM/アリス:「天使化……!」(息を呑む)
GM/アリス:「じゃあ、それで……?」
静真:「そう、なる前に……処理、された」
GM/アリス:「…………」
静真:「つまり、味方に殺されたって言うのは、間違っちゃいない」
静真:「そこから先は、俺も詳しい話は知らない……」
GM/アリス:「……私と秋桜はね。帝都の東雲女子師範学校っていう、軍学校の同期なの」
静真:「あぁ、聞いたことあるよ」
GM/アリス:「そこの後輩に、遠山桂って子がいたわ。凄く有能で、リーダーシップがあって。私や秋桜もよく目をかけてたつもり」
GM/アリス:「あの子はきっと、凄いパイロットになるって。……でも、何だか1人でぜんぶ背負い込もうとしてるところもあって」
静真:「あぁ……」こぽこぽとコーヒーを淹れる。殆ど出し殻だ
GM:過去を懐かしむような、そんな視線が宙を彷徨う。
GM/アリス:「そう言ったらあの子、『先輩のほうがよっぽどですよー?』なんて、笑い飛ばしてた」
静真:「あー、それは同意見かも知れないな」砂糖(?)をさらさらー
静真:苦笑いしながら、言う。
GM/アリス:「ひどいよ、鴇宮くんまで」(苦笑)
GM/アリス:「……ただ、あの子は中学を卒業しないうちに、瑞穂に転校していったわ」
静真:「……でも、背負い込み方は遠山の方が酷かったのかもな……」
GM/アリス:「ヘルプストハイム検査に反応ありってね。……まさか、シュネルギアに乗ってたなんて、私も最初は知らなかった」
GM/アリス:「…………なんで」(ぼそ)
GM/アリス:「なんで、あの子は。……そうやって何もかも背負って死んでいって、それなのに、まだ戦わされてるのかな?」
静真:「……判らない……」
GM/アリス:「鴇宮くんが、どうこう、じゃなくてね」
GM/アリス:「――完全機械化兵って、何なんだろうね」
静真:「……俺は、考えたくない……」
GM:ことり、とコーヒーカップをサイドテーブルに置く。
GM/アリス:「でも、考えてよ」
静真:「……俺は、助けたかったんだ……」
GM/アリス:「あの子のこと、好きなんでしょ? ……また、見殺しにするの?」
静真:「遠山を……」
静真:「でも、俺に力がなかったから、遠山は助けられなかった……何も出来なかった」
GM/アリス:「私や秋桜には、もうできないけど。……いまの貴方なら、何かできるんじゃないの?」
静真:「だから、俺は、T−Xだけは、助けたい……」
GM/アリス:「…………」(ふと、柔らかく微笑む)
GM/アリス:「ごめんね鴇宮くん。こんな時間にお邪魔しちゃって」(すっく、と立ち上がり)
GM/アリス:「この前、T−Xの顔を見た時はホント、心臓止まるかと思っちゃったから……でも、確かめられなかったし」
静真:「……もし良ければ、手伝って欲しいなーとは思う」
GM/アリス:「うぅーん。それは私たちもやまやまだけど。こういう立場だし」(困った顔)
静真:「そっか……まぁ、今日は休むといいと思う」
GM/アリス:「うん。そうさせてもらうわ。……じゃ、お邪魔しました」(軽く敬礼)
GM/アリス:「でも、こっちが生きてる限り、相談くらいは乗れると思うから。……あ、これ、私の携帯の番号ね?」(メモメモ)
静真:「お〜、これはまた脈ありと見てよろしいのでしょうかね?」
GM/アリス:「バカ! そういうんじゃないったら! T−Xが可哀想よ?」(くす)
静真:「ゆっくり休めるように、祈っとく」ドアを開ける
静真:あ、あとあれだ。アリスのコーヒーに遅効性の睡眠薬でも、軽い(笑)
GM:即効性、とか言われたらどうしようかと思いましたが(笑)。
静真:即効性を使う場合は裏です(笑)
GM:やれやれ(笑)。で、静真。
静真:はいな。
GM:T−Xのダーザインロールをしておくれ。難易度は5で。
静真:ロゴスでダイスブーストとかはおっけ?
GM:それはおっけー。
静真:んじゃぁ、ロゴス10でダイスブースト
静真:#18c4
●ダイス:Shizuma_C:18c4=14(3,1,3,3,3,5,4,2,2,1,5,3,6,6,4,3,3,4)= 14
静真:ぶふっw
GM:うぅーん、愛だなぁ(笑)。
静真:成功〜(笑)
GM:何かね、足音が遠ざかっていくよ。
GM:しかも、よーっく知ってる音が。
静真:「……うーん、利尿作用が〜」
GM:何か、そこの壁がちょっと濡れてる気もするな?
静真:「ちょっと、トイレにでも行ってこよう」
GM/アリス:「……そんなんだと、シュネルギアに乗ってる時たいへんじゃない?」(くすくす)
静真:「……それはそれで、萌えるプレイかもしれない」
GM/アリス:「行ってらっしゃい鴇宮くん。……お休み」(ふああ)
静真:「おやすみ、じゃ」
静真:ダッシュ!
GM:てくてく、といつものきびきびした動作が完全にスローになって、アリスは去る。
静真:ちょっと、多かったかな〜と思いつつも走る。 GM:うーん……ホントはここでシーンを切る予定だったんですが、達成値が凄かったのでちょっとだけ続けよう(笑)。 GM:T−Xの部屋。
静真:ずざー!
GM:と、言っても彼女は備品なので、機材倉庫の一角を流用しているのだが。
GM:がっちりと鍵が掛けられていて、開かない。
静真:「相変らず、殺風景だよな……」
静真:「ティ、いるか」
GM:へんじがない。ただのしかばねのようだ。
静真:気配はあるかな?
GM:気配はある。っつーか虚ろな泣き声も聞こえるな?
静真:「……思い、出したのか」
静真:「いや、思い出させたのか……」
静真:ごん、と扉に額を押し付けるようにして声をかける
GM/T−X:「分からないよ……でも、何かが、知ってる」
GM/T−X:「あたしは、あのひとを知ってる。……静真に会うより前に、知ってる」
静真:「いつも、言ってたろ…… それは、ただの想い出だ……って」
静真:「あぁ、彼女も、君を知っている……」
GM/T−X:「どうして……こんなノイズ、邪魔なだけ、なのに」
静真:「……それはノイズじゃない!」
GM/T−X:「できない……できない、できない」
静真:「邪魔なんて物なんかじゃ無いッ!」
GM/T−X:「これを消したら、私は静真を知っていない、ことに……なっ」
静真:「それは、想い出だッ」
静真:「人が、生きていく上で……一番大切な記憶だッ!」
静真:がん、と扉を叩く。
GM/T−X:「…………静真、ごめん」
GM/T−X:「今夜は、一人にさせて。……でないとあたしは明日、静真を殺してしまう」
GM/T−X:「戦えないあたしは、静真を死なせちゃう……だから、戦えるように、なる、から」
GM/T−X:「だから、ごめん……傍に、居ないで」
静真:「……俺は死なない」
静真:「俺は死なない、そして死なせない」
静真:「今度こそ、俺は、君を守る」
静真:「もう、君を失いたくない、二度も失ってたまるかっ!」
GM/T−X:「嫌ッ!! ――いま、思い出したら……あたしは、私じゃなくなって……お願い、静真。お願いだから……」
GM:がんっ、と内側から叩き付ける様な音がする。
静真:「……俺の気持ちは、今伝えた……」
静真:「……だから、俺は……」
静真:「……俺は、ここにいる、傍にいる……君の心の傍にいる」
静真:ドアに口付けて、一歩、二歩と下がる
GM/T−X:「…………」
GM:へんじがない。ただのしかばねのようだ。
静真:「俺は、君の鎖になってやる……さ」
静真:不安を隠し切れないまま……ケンプファーのところに向かう。
GM:シーンエンド。 |
■ミドルフェイズ/シーン4 「災い成すちから」
マスターシーン。GM:――もう夢は見なくなった。
GM:仲間たちは、みな破壊された。
GM:自分も、ここで朽ちていくのだろう。
GM:……それでいい。自分たちの任務は完璧に、完璧に果たされたのだから。
『ほんとうに、それでいいのかしら?』
GM:――声がする。
GM:誰だろう、赤い髪。G3の軍服を着ている女の人……?
『貴女にはまだ、果たしてない約束があるのでしょう。お嬢さん?』
GM:――そうだった。
GM:私はまだ、死ねない。
GM:みんなでヤシマに帰って、あのひとにアイスクリームを奢ってもらうのだ。
GM:よく頑張ったねと……頭を、撫でてもらうのだ。
「ッ、……痛ぅ、う」
GM:右腕の痛みに、目が覚めた。
GM:これは、あの女の人に貰ったものだ。
GM:左腕は、6−241。
GM:そう、私は1人じゃない。
GM:右足は、7−136。
GM:みんなで、ヤシマに帰るのだ。
GM:シーンエンド。 |
■ミドルフェイズ/シーン5 「――夜明け前、壱岐島西岸迎撃地点」
シーンPC:マサト。GM:夜明け前。
GM:戦闘体の到達予測時刻を1時間後に控え、迎え撃つヤシマ陸軍第四軍の各部隊も慌しさを増している。
GM:迎撃の陣容は、玄武岩の海蝕崖に置かれた旧式戦艦“扶桑”と、その後背地に設置されたK97E列車砲(アペルギアで運んだらしい)を始めとする戦車及び火砲群。
GM:そして、第375中隊所属のアペルギア5機(うち1機は天野ツバサ少尉に貸与)、瑞穂基地ドライクロイツ所属のシュネルギア2機という布陣である。
マサト:「……在庫一掃セールって趣きですなあ、こりゃ」
GM/実哉:「在庫一掃っていうか、寄せ集めの吹き溜まりというか……」(苦笑)
GM:7番機ケンプファー、11番機スヴァンとも、海岸からやや離れた臨時の野戦陣地に構築された整備台で、出撃前の最終調整を行なっているところだった。
GM/実哉:「――よし、追加プログラムの組み付け終了、と。マサト、最終調整はクベルタさんにやってもらった方がいいか?」
GM:カチャカチャやっていたキーボードを小脇にしまいつつ。
マサト:「そうですねえ。一応サンプリングデータは貰ってきてあるんですが、エーテル兵装の調整なんざ専門外ですからなあ。餅は餅屋で。……繋いでみた感じ、アクセスは悪くないと思うんですけど」
GM/クベルタ:「お任せくださいご主人様。どーゆうわけだか、トラバントジステムの扱いだけは得意ですよ、わたくし?」
GM/チコ:「あんまり時間、あらへんで。例の船、八門結界を通過したって連絡入っとうよ?」
アレクセイ:「調子はどうだい?」ハンガーの様子を確認に登場
GM:ちなみに、追加武装とか欲しければここで<陳情>なり<調達>なりしておいてください(笑)。
マサト:では、……そうですねえ。(笑) トラバントIIIの調達を試みてみましょうか。パトスが心許ないんですけどね。実は。
アレクセイ:ああ、じゃあ《集団統率》あるから渡しましょうか?>マサト
マサト:#20c4 <整備>3+《タイムリー》 消費ロゴス:13(特技/<整備>+1/ダイス+10)
●ダイス:Masato:20c4=14(6,2,5,2,4,1,4,6,3,4,3,3,3,6,4,2,4,6,2,6)= 14
GM/チコ:「よーっし、そっちのHDPに接続やで、気ィ張りや! これも訓練やでー」
GM:がしゃこん、とトラバントジステムIIIをスヴァンにくっつけるアペルギア(笑)。
GM/実哉:「凄い完機ちゃんも居たもんだなぁ。――アレって、この前の巫女さんくらいかと思ってたよ、使えるの」(感心)
マサト:「凄いでしょう。瑞穂の秘蔵っ子らしいですよ。秘蔵しすぎて、基地指令も存在を知らなかったってぇくらいなもんで」後頭部ぽん。>実哉
GM/実哉:「何だそりゃ? あやしいなー」(笑)
GM:チコ(きゅぴーん!!)<基地司令も知らない秘蔵っ子
GM/チコ:「分解したい分解したい分解したい分解したい分解したい……」
マサト:「っと、来ましたな。じゃ、クベルタさん、よろしく。起動の誘導お願いします」ヘッドセットかちゃかちゃくっつけつつ。
GM/クベルタ:「了解です、ご主人様」
GM:うぃいいいいん……とスヴァンのOSに、トラバントジステムのコントロールモジュールが追加されていく。
GM/クベルタ:「ううーん、いい機体ですね、この子。……ふんふん成る程? 最初はヘンテコな不純物付けられて困ってた? 大変でしたねえ」(こくこく)
マサト:「へえ。それっていうのは、聞こえるんですか?」興味深そうに。>クベルタさん
GM/クベルタ:「はい。楽しいですよ?」(ふふふ)>マサト
マサト:「おっかないなあ。僕の中味まで丸裸にされちまいそうです……っと、ええと、空力がこう、かな?」コンソール操作だけは手馴れている。
アレクセイ:っと、もう振ってしまったか。GM、ついでといっちゃなんだけどこちらも調達したいものが。
アレクセイ:アペルギアと、88o対天使ライフルを〈陳情〉したいのですよ。
GM:どうぞどうぞ>アレク
アレクセイ:#14c4〈陳情〉4ロゴス8点消費、技能レベル+1ダイスブースト+5 アペルギア陳情
●ダイス:Arec:14c4=11(1,1,1,3,5,1,6,6,1,4,1,2,2,4)= 11
アレクセイ:#9c5〈陳情〉ライフル調達
●ダイス:Arec:9c5=8(4,1,1,4,6,3,3,2,2)= 8
アレクセイ:アペルギアは調達完了と。88oは成功数が1点足りんのですが、ロゴス3点で成功数1点買って成功、できます?(笑)<陳情
GM:いいですよー(笑)>アレク
アレクセイ:では、成功数を1点買って。ロゴスは86に。
静真:「んッ……ん〜ぁ〜……」
静真:もっそりと、ケンプファーのコックピットで身体を起こす
静真:「ふ、あ……ぁ……」
静真:「お、おはよー」
GM/実哉:「おう、おはようさんだ静真」
GM/実哉:「さてと。それじゃあ俺も持ち場に戻りますか」
マサト:「チコさん、ちゃんと引っ張ってってくださいね」(笑)
静真:「……実哉っちー」
静真:「ちょっと、俺、出掛ける。相方探してくるわー」
GM/実哉:「分かってるってマサト。……って、おい、静真」
静真:「んー?」
静真:「はよいきたいねんけどなぁ〜」
GM/実哉:「いや、俺もアペルギアんとこ行くから、そこまで付き合うよ」
静真:「ぉぅ」
GM/チコ:「初陣やねー。死んだらあかんよ? あんたに死なれたら増えた仕事でウチも死ぬさかい」
GM/実哉:「だいじょうぶだって班長。アペルギア:カノーネの出番なんかないさ。……だろ?」>静真
静真:「あぁ、アペルギアは洗車しててくれ」
GM/実哉:「いやぁ、さすがにそーゆーワケには」(笑)
静真:「真面目だなぁ」
アレクセイ:「……余りの機体はあるね。実哉くん、これ、使わせてもらって構わないか?」
アレクセイ:ハンガーの隅にあるアペルギアを指差して。
GM/実哉:「んー。そーゆーのは中隊長に聞いてください。ってか、何で俺までアペルギアに乗らなきゃいけないんだか……適性値だって最低ランクだってのに」(ぶちぶち)
アレクセイ:「それを言えば僕だって同じものさ。適性値の酷さは、今でもね」(苦笑)>実哉
GM/チコ:「無いよりマシやん。――まぁ、あったらあったで厄介やけどなぁ?」>何故か静真やマサトに
静真:「厄介?」
マサト:「掻き回されたらどうなるやら、って話ですよ。静真くん」
GM/チコ:「そう思ったことあらへんの? 最前線でドンパチやねんで?」>静真
静真:「あぁ、そういう意味か」
静真:「てっきり、チコが分解しまくるから厄介だ、と」
マサト:「ま、ご安心をとは言いませんけどね。帳尻つけるのなら、なかなかどうして、瑞穂産だってそれなりのモンなんですよ。特に僕とかツバサさんとか」朗らかっぽい笑い。>チコ
GM/チコ:「あー、天野はんは有名やさかいなー」(同意の笑い)
GM/クベルタ:「…………ふぅ、だいたい、こんなところでしょうか。ご主人様、ちょっとS.Q.U.I.D起動してみますね?」
マサト:「はい、よろしく。……実機動かすの、これで二度目ですか。いやあ、緊張しますねこりゃ」微妙に四角張る。
GM:うぃいいいん……とリングが降りて来る。
GM/クベルタ:「シミュレートモード起動、トラバントジステムコンソール、ぽっぷあっぷ」
GM:ぴぴぴぴぴっ、とトラバントの操作モードが立ち上がる。
GM/クベルタ:「とりあえず、本体とは切り離したモードですから、操作の感触だけ確認しておいてください、ご主人様」>マサト
マサト:「……ええと、こんなモン……ですかね。やっぱり、妙な感覚だなあ。いつも以上に夢見てるみたいな」手が一本増えたような――
GM/クベルタ:「ヤシマでは心眼、とも言われている心意気ですね」(頷き)>マサト
マサト:「心眼か。ウチの爺さまの得意技だったらしいですが……遺伝してることを祈りましょうかね」周囲をトラバント端末越しに走査しつつ。
GM/クベルタ:「わたくしのご主人様なんですから、素質はじゅうぶんですよ?」(きゃっ、とまた後ろ頭をムネに抱き)>マサト
マサト:「おっとと、ですからこういうのは人目ってもんがですねえ……」へらへらと笑いつつ――
アレクセイ:「あまり無理をしない様にするんだぞ、クベルタ10-9?」
マサト:「僕のほうがつきあえませんよ、アレクさん。情けないですが、ピンじゃやってけない身なんで」ははは。
GM/クベルタ:「無理をしてるのは、どっちかというとわたくしではなくて、T−Xさんかと」>アレク
静真:ギロッとクベルタを睨む
GM/クベルタ:「…………? えーっと、静真さん」(きょとん)
GM:何で睨まれたのか理解してないようだ。
静真:「……俺さ、正直、戦闘中ってあまり物事見れてないんだよ……実哉っち」
GM/実哉:「そんなもんなのか? ……俺はまだ、そーゆーのよく分からないなぁ」>静真
静真:「なんだかんだで、考える余裕なんて無い……」
静真:「ほぉら、うちの相方、激しいからさーッ!」
アレクセイ:「T−Xか……。鵜宮少尉、彼女は大丈夫なのか?」
アレクセイ:T−Xの辿る道が、どうなるのかという事を知っているだけに心配なアレクです。
静真:「アレクたいちょーぅ……夫婦間の事に口出し無用っすよーぅ」
GM/実哉:「だからいつT−Xさんが静真の嫁になったんだよ」(笑)
マサト:「や、ほら、落ち着いて落ち着いて。余裕持たないと、また前しか見えなくなりますよ?」へらへら。>静真
静真:「ッるっさい、黙ってろ、お前らッ」
アレクセイ:「―――冗談は抜きにしてもらうよ。第10世代完全機械化兵を使ったシュネルギアの運用は、未知数なんだからね」>静真
アレクセイ:鋭い、鷹の様な視線を向ける。
静真:「どいつもこいつも……あんたもかッ」
静真:鷹を見据えるは、まるで獣の如き瞳
GM/T−X:「…………? おはようございます、静真。少し遅れてしまいました」(ぱたぱた)
GM:ホルテンの方から、長い髪と胸を揺らして駆けて来るもう1体。
アレクセイ:「……昔ね。僕は取り返しのつかない失敗を、後悔をした事があるのさ」>静真
アレクセイ:「完全機械化兵は只の兵器、人を模した只の人形だと。そう割り切って、T−Xの姉たちを……捨て駒にした」
静真:「…………あんたは……クソ……ッ……」
GM/T−X:「…………あの、静真? ……レヴォントゥリ中尉とお話中でしたら、先にケンプファーのセットアップ、しておきますね?」(ぱたぱたぱた)
静真:「……頼むよ、ティ」
GM/クベルタ:「…………」(じー)>T−X
マサト:「気になります?」>クベルタさん
GM/クベルタ:「そうですね……。気にならない、といえば嘘でしょうか?」
GM/クベルタ:「でも、わたくしではどうにもできないことですから。……どういう風に死ぬか決めるのは、彼女自身。そうでしょうご主人様?」(すごく哀しげな、柔らかい笑顔)
マサト:「――ま、僕もまったく同意見です。序でに言うなら、人生、どんな内容だろうが、楽しくしなきゃ楽しくならないモンだと思いませんか?」
GM/クベルタ:「そうですねー。きっとツバサさんもそういうお考えなんでしょうし、妬けちゃいますよぅ?」(うりうりむにむに)
マサト:「ええ。ツバサさんも、そういう考えをしてもらいたいと思ってるんですけどね、僕は。ま、僕も若いですから。爺さまの受け売りですし――ああ、いや、そんな、ダメですよクベルタさんっ、ああそんなっ」
マサト:割と聞こえよがしに。
GM/クベルタ:「ほーらほーら、きもちいいですかぁご主人様ぁー?」(むにむにうりうり)
アレクセイ:「気付いていたんだよ。その中の一人が、やたら僕を、その……気に掛けていたのに。その彼女さえ……見捨てた」
アレクセイ:「だから鵜宮少尉。君にはせめて、パートナーを大切にして欲しいと、そう願っている」
静真:「あんたって人は―――ッ!」
静真:思わず、右手が飛ぶ。
GM/クベルタ:「おおっ、いいパンチですご主人様!」(きゃー!)
アレクセイ:「―――ッ!? ……そうだね。少尉が怒るのはもっともだ。それでいい」
静真:「あんたに! あんたに言われなくたって、判ってるッ!」
静真:胸倉つかんで、ぐいっ
アレクセイ:「その怒りはどこから来るものか……しっかり、覚えておくといい」
GM/T−X:「…………」(ケンプファーの足元の騒動など、見ていない素振りでセットアップ中)
アレクセイ:胸倉を掴まれたままで、どこか寂しげな視線を静真に向けて、静かに言う。
静真:「―――はッ……」押すようにして、アレクをどける
アレクセイ:「例え彼女の行く道に何があろうとも……君だけは、最後の最後まで信じてあげるんだ。いいね?」>静真
静真:「……俺は、あんたにはならない……それだけだ……」
静真:「……っと、反逆罪は銃殺ですかね……?」
静真:握りこんだ右拳を、左手でこじ開けつつ
アレクセイ:「……戻ったら反省文、原稿用紙30枚で提出だよ。 だから、生き残ってくれ」>静真
アレクセイ:そう言って踵を返し……退場。
静真:「……了解」OK
GM/クベルタ:「…………いろいろ、難しいんですね?」(よっと、と身体を離しつつ)<下の2人>マサト
マサト:「ええ、難しいんですよ。……ああ」ちょっと残念そうに呻いてみて。(笑)
GM:シーンエンド。 |
■ミドルフェイズ/シーン6 「疑問」
シーンPC:アレクセイ。GM/アリス:「――で、何でまたアペルギアを追加なんですか。レヴォントゥリ中尉?」
アレクセイ:「今度の戦闘……いつも通りあの子たちに任せておくだけじゃいけない気がしたんだ。それだけだよ」
GM:壱岐島の西岸、海に突き出た岬の上に設けられた物見台で、観隼アリスは双眼鏡にて沖合いを見張っていた。
GM/アリス:「でも、失礼ですけど。中尉はアペルギア戦闘の経験がおありなんですか?」
GM:玄武岩の海食崖には、無人の“扶桑”が浮かべられている。……いちおう、無人にはなっているはずだ。
アレクセイ:「正直、少ないといえば少ないかな。メーヴェ時代も哨戒任務が主だったから」
GM:東の空が白み始めるのに合わせて――西の空も紺色が淡くなっていく。
アレクセイ:アクシアの横にくっついて、ヘタレっぷりを怒鳴られていた頃を思い出し苦笑。
GM/アリス:「――条件が1つ。私の質問に答えていただけるのでしたら」
GM:双眼鏡を下ろし、こっちをまっすぐ見つめてくる。
アレクセイ:「い、言ってごらん?」
アレクセイ:何を言い出すかなこの娘は、と。ちょっとビクビク。
GM:海風が、彼女の髪を小刻みに揺らし――。
GM/アリス:「あの、戦闘体のことです」
GM/アリス:「現在のヤシマへ侵攻、あるいは侵入するのでしたら、あんな回りくどい方法を使わなくても、八門結界が破れた地点から幾らでも上陸が可能です」
GM/アリス:「高速呪法船を奪って、航法プログラムに沿って帰還する――なんてことをするから、天使同盟軍を蹴散らす必要が出たり、こうして私たちが迎撃態勢を取ったりできるわけですから……」
GM:分からないんです、と少女は首をひねる。
アレクセイ:「多分ね。そういう風に命令しちゃった莫迦がいたからだと思うんだよ。僕は」
GM/アリス:「…………」(じー)>アレク
GM/アリス:「天使兵の行動とも思えません。……あの戦闘体が完全機械化兵である、という噂が事実として、その目的が見えないんです」
GM/アリス:「どう思われますか、レヴォントゥリ中尉?」
GM/アリス:「いいえ。……貴方が何かを知っているから、アクシア・リヒトヴィッツ大尉でもヴィヴリオ大佐でもなく、中尉がドライクロイツの指揮を任された。……違いますか?」
アレクセイ:「昔ね。大陸から脱出する呪法高速船を援護する為に、完全機械化兵の部隊が現地に残って戦ったって話……聞いたことは無いかな?」
GM/アリス:「…………秋桜から少しだけ。メーヴェでもあまりタチのいい部類の話では無かったようなので、詳しくは知りません」
GM:ばたばたと風に煽られて、襟がはためいている。
アレクセイ:「その呪法高速船“あかがね”の艦長……正式にはその代理がね、僕だったんだよ」
GM/アリス:「……生きてヤシマで会おう。なんて命令なさった?」
アレクセイ:アリスの方に視線を転じ、寂しげな笑みを浮かべ……頷く。
アレクセイ:「軽蔑してくれていいよ。さっき、鵜宮少尉にもしこたま痛い一発をもらった」
GM/アリス:「それなら、仕方ないですね。――部下に出した命令の責任を取るのが、指揮官の役割です。アペルギアにでも何でも乗って、女の子の意地を思い知らされてくればいいでしょう」(つーん)
GM:ふいっとそっぽを向くように、双眼鏡を構えて沖合いを見るアリス。
GM/アリス:「目標を肉眼で確認。――来ましたね」
GM:くるっ、と振り返り。
アレクセイ:「――ちょ、待っ!? あのね、僕は中尉だから告白してるんだよ!? それを……っと?」
GM/アリス:「何をぼさっとしてるんですか! 総員、第一種戦闘配備です!」(たったかたー、と岬から駆け下りながら)
アレクセイ:「ギアドライバー、及び第四軍のアペルギアドライバー各員に通達。第一種戦闘配備! 第一種戦闘配備だ」
GM:がしっ、とインカムを取り出し。
GM/アリス:「総員、第一種戦闘配備! 戦艦“扶桑”及びK97E列車砲、砲撃開始! 列車砲の砲撃タイミングは扶桑に合わせ、設置位置を悟られないで!」
GM:ドオン、ドドドドドン……!! と。
GM:旧式戦艦、そして列車砲が火を吹き、空気を斬り裂く音を奏でながら遠方に何柱もの水柱を立てる。
GM/観測士:「至近弾3! 目標、なおも接近中」
GM/アリス:「砲撃修正は密に。続けて集中砲火! 足を止められれば御の字のつもりで撃ちまくりなさい!!」
GM:派手な砲撃音に混じって、応射の矢が放たれる。
GM:初弾で“扶桑”の艦橋構築物が吹き飛び、続く2弾で1番、2番主砲が根元から火を吹き、派手に宙を舞った。
GM/アリス:「観測射撃ナシでこれかぁ。やっぱり敵は……」
GM:ごろごろごろっ、と野戦本部に転がり込む観隼アリス。
GM/通信兵:「目標に直撃弾2! ……待ってください、これは……天使反応!!」
GM/アリス:「――何ですって?!」
アレクセイ:「……規模は!?」>通信兵
GM/通信兵:「目標より、高密度エーテル体及びホイシュレッケ・ヤークト多数の発進を確認しました! 天使です、天使兵が――!」
GM/アリス:「…………」(じろり、とアレクを睨む)
GM/アリス:「責任、取ってくださいレヴォントゥリ中尉!!」(半泣き(笑))
GM/通信兵:「…………ざわ」
GM/観測士:「…………ざわ、ざわ」
アレクセイ:「……ちょ、中尉、何を言って……って、そういう意味かあぁぁぁぁ!?」
アレクセイ:ムンクの“叫び”なポーズをとって、背景にはガーン!という書き文字が(笑)
GM/アリス:「それ以外に、どんな意味があるっていうんですか!!」(があーっ!)
アレクセイ:「いや、“そういう意味”じゃなくて……!! わかった、一発二発殴られてくればいいんだろう! 責任取って!!」
アレクセイ:制帽を被ったままの頭を苛立たしげに掻き毟って、そのままハンガーへダッシュ。
アレクセイ:「こちらレヴォントゥリ中尉。アペルギアのスタンバイ、頼むぞ!」
GM/通信兵:「…………ざわ」
GM/観測士:「…………ざわ、ざわ」
GM/アリス:「――ああもう、何やってるの! アペルギア隊を前面に! あのデカいのはシュネルギア隊に任せるの!!」(がーっ)
GM:シーンエンド。 |
エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠
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