■ミドルフェイズ/シーン2 「電脳世界の決闘」
シーンPC:要。響登場済。GM:シミュレーターが起動し、電脳世界に二体の巨人が降り立つ。
GM:映像こそプログラムされたものだが、被弾によって加わる衝撃は実戦さながらのリアルさを持っているものなのだ。 GM:という訳で、このシーンのルール説明を。
響:うい。
GM:このシーンでは響・伊音ペアと要・綾乃ペアで戦闘を行なって頂く訳ですが。
GM:ダメージを割り振れるのはシュネルギアの装甲のみ。装甲がゼロになった時点で敗北。
響:よしよし、ちょっとだけマサムネ有利なレギュ(笑)。
GM:綾乃のナビゲーター修正は、上から順に+3、+2、+2、+4です(笑)
要:む、なるほど。
響:ってえ、何じゃその伊音にトゥアレタと紀央とクベルタ足したような修正わ!(笑)。
GM:スペシャルですからっ(笑)
要:+4は聖霊修正ですよね?
GM:聖霊ですよー。
服部:これが、ヤシマの皇族の実力か!?
要:了解です……すごいなスペシャル(笑)
響:ひどいや(涙っしゅ(笑))
響:くそう、伊音の修正も2倍にしてくれよー(笑)。
響:まぁいっか。こっちは【感覚】11ね。
要:こちらの【感覚】は8です。
要:特技などの使用は限定ありますか?<GM
GM:特技の使用制限はなし。ただ、ロゴスはあまり使わない事をお薦めします。 GM/綾乃:「ベーシックとはやや違うが、問題ないな。ところで橘中尉」
響:「――なんだよ?」>綾乃
GM/綾乃:「只の勝負では面白くない。一つ賭けをしないか?」
響:「……勝ったら何でも言うコト聞くとか、そーゆーの?」
GM/綾乃:「私が負ければ、な。六道少尉が勝ったら、本日付で草薙伊音中尉を除隊とさせて頂く……というのはどうだ?」
GM/伊音:「な、なにをっ!?」
要:「ふ、不謹慎ですよ、二人とも……って!?」<除隊
響:「アホか、あんた?」>綾乃
GM/綾乃:「なっ、あ……アホ!?」
響:「それ、オレにメリットなんにもねーじゃん?」(笑)
響:「勝ったら勝ったで後で伊音にどやされるし、負ければ論外。……もうちょっと気の利いた取引持ち掛けないと、男にモテねーぜ?」
GM/綾乃:「私が、お前のいう事を何でも聞くと言ってるんだ。不服なのか!?」(がー!!)
響:「大いに不服! よって悪ィけど、一撃で決めさせてもらうッ!!」
GM:怒る綾乃はさて置いて――戦いの火蓋が切って落とされた!!
響:えーと、距離はマイナーでエンゲージできる範囲でOK?>GM
GM:OK。判定をどうぞ。
響:……悪いが、ここは勝たせてもらう。でないと強引に負けさせてくれないから(笑)。
GM:「六道少尉!! あ、あ、あ、あんな男なんて鎧袖一触にやってしまえっ!!」
GM:背後のナビゲーター席で、涙声になっている綾乃がいます(笑)
響:てことで、《接合》から《移動攻撃》に繋げて《集中》して殴る(笑)。消費ロゴス8に、武器修正分のみロゴス消費で、合計13。
要:「え、え、えぇぇぇぇっ!?」先ほどのやりとりでまだパニック状態にあります。
響:#24c4+3 でやっ!
●ダイス:Hibiki:24c4+3=21(3,1,1,1,2,1,4,4,4,2,2,3,3,1,4,3,2,6,2,2,5,5,1,
1)+3= 24
響:うお、すげえ。愛だ! 24成功でひとつ(笑)>要きゅん
要:うむ、まあそんな訳で。ちと発言タイミングが悪かったとゆーことで(笑)<綾乃さん
要:パニくってるので《接合》なし。伍式で受けを試みます。
要:#30C4
●ダイス:kaname00:30c4=23(4,5,6,1,3,3,3,4,4,2,3,6,6,3,1,1,1,3,1,1,2,3,3,5,
1,3,6,4,6,4)= 23
GM/綾乃:「こ、この程度。座標はAの5-7……いや、4−6?いや、違……」(あたふた)
響:よっし、1差で当たった!!(笑)
要:おしい(笑) 差分値1で
GM:紙一重。そう、紙一重の差だった。
要:障壁を展開するも――間に合わない!
GM:普段の綾乃であれば、冷静にナビゲートしていたところだが……!!
響:命中すればこっちのものよー。1差でも「草薙の剣」は武器修正+23じゃ! スオウのHPでは耐えられまい!!
響:(さらに移動攻撃で+8されとるがな!)
GM:お、おのれー(笑)
要:ういす、おつりがめっさきます。
響:勝負には勝った! ので卑怯な手段で勝ちを持って行くがいい(笑)。
GM:ちゅどどどどどどん!! 実戦さながらの衝撃が、シミュレーターを揺らす。
響:「トラバント五式か! 伊音、機動予測分析!」
GM/伊音:「待て、響。全力を出すな!!そのままでは―――!!」
響:「でやああああああああああああッっっっ!!」
要:「くっ、衝撃が殺しきれない!」
響:防御に入ったトラバントを叩き斬り――。
GM:轟音と共に、要たちの乗った筐体を衝撃が襲う。
服部:『ふむ、勝負あり。ですね。模擬戦闘を終了します』
響:「…………あのな、伊音」
GM/伊音:「何だっ!!」>響
響:「全力出さずに、オレはいっぺん負けてるんだぜ? 二度目は、無え」
響:「でないと……。本物の“負け犬”になっちまうからな」
GM/伊音:「そうではない。あの娘は、綾乃は……シュネルギアに乗れない体なんだっ!!」
響:「――待て」
響:「何でそーゆーコトを先に言わねえんだよっ?!!」
GM/伊音:「綾乃が勝てば、万事丸く収まったのだ。それを……何故こんな時に限って、逆転勝利などっ!!」
要:「……敢雲さん? 敢雲さんっ!?」なんて悲痛な声がこちらのシミュレーターから
GM:うむ。ナビ席の綾乃は胸を抑えて蹲っている。
服部:『……敢雲さんのバイタルは?』横のオペレーターに。
GM/まどか:『意識レベル0、心拍数低下……危険域です!!』
要:「しっかりして下さい! 敢雲さん!」綾乃に駆け寄って
要:「服部少佐、羽村先生を!」
響:「いやだから、そういうコトを何で先に言わねーのさ……」(どんより)
GM/綾乃:「は、はは……負けてしまったな。君の佳人に詫びないと。済まなかった、かなめく……」
GM:とさっ。
服部:『………もしもし、羽村さん? はい、急患です……至急こちらへ』電話で通信。
GM/羽村:『はい、了解。……ああ、それと処置が終わったら執務室の方に。例の件、続報が入ったんでね』>涼蔵
服部:『……承知しました』
GM:大人たちのやり取りが、要にはやけに遠くから聴こえてくる気がする。
GM:腕の中では、意識を失った綾乃が苦しそうにうめいていた……。
要:「敢雲さんっ、敢雲さんっ!」意識を繋げようと、必死に呼びかけを続ける。
GM:結局、その日の“視察”は行なわれる事は無かった……。
GM:シーンエンド。 |