エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第85話『Wing of Destiny』◇

「いつまで、航空隊や完全機械化兵たちに犠牲を強いるんですか!」
――クレア・エスレーヴィス

 

ミドルフェイズ:シーン1////
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■ミドルフェイズ/シーン1 「待機中」
 シーンPC:響。
要登場済。

GM:待機室にておとなしく(?)している二組のドライバーたち。部屋には沈黙が流れている。
響:「…………」
GM/伊音:「………………」
要:「………………」
GM/紀央:「……………………」
響:「…………だああああッ?!!」<耐えられなくなったらしい(笑)
GM/紀央:「……………!!(びくぅ」
要:(びびくぅっ)
響:「何時まで待てばいいんだー! そもそも何のために待機してんだよ、オレら?」
響:何回めかの、同じセリフを叫ぶ(笑)。
要:「あ……えっと……お茶でも煎れてきましょうか、橘先輩?」おっかなびっくり
GM/伊音:「今更、お前がそんなことを言うか。それよりも、まだそんなに元気が残っていたのだな」
響:「そう、それだ要っち!」<お茶
GM/紀央:「私が淹れてきます、要さん」
要:「あ、はい。それじゃあ紀央先輩、お手伝いします」
響:「こういう時は、お茶でも飲んでまったりするに限る……」(うんうん)
要:「確か……昨日の草餅がまだ……」なにやら待機室の棚をごそごそと
GM/伊音:「…………それで、少しは理解できたのか?」何をとは聞かない>響
響:「うんにゃ、さっぱり」(いい笑顔で(笑))>伊音
要:あとついでに、時間軸とか状況を知りたく(笑)<GM
GM:時間軸的にはOPの次の日の昼です。
響:なるほど<時間軸
要:了解です<時間軸
クレア:「すみません、遅くなりましたっ」唐突にドアを開け、駆け込んでくる
響:「よっす、お疲れクレアさん」(片手挙げて挨拶)>クレア
要:「こんにちは、エスレーヴィス准尉」
クレア:「いえ、お仕事ですから……あの、ヴィヴリオ大佐は? こちらって聞いたんですけど……」>響
GM/伊音:「大佐はこちらには来ていないが……」
響:「で、例のモノ持ってきてくれた?」(#例のもの=御神原諸島封滅戦の戦闘記録)>クレア
クレア:「はい、遅くなってすみません……一応、これだけ」でん、と紙束を机に
響:紙束……orz(笑)
響:「…………」(数枚、めくって見て突っ伏す。ばさぁ、と舞い散る紙、紙、紙!(笑))
要:(わたわたと、その背景で舞い散る紙の回収を:笑)
響:「映像記録! 映像記録は?!」(うにゅー)>クレア
要:「あ。そうだ。今、准尉の分もお淹れしますね」(紙束を机に置き)
要:椅子とお茶をクレアさんに
クレア:「すみません、ありがとうございます」といっておもむろに頭を下げ>要
クレア:どん、と紙束にあたまを突っ込む。
要:「あああ、准尉!?」
クレア:「……ッ」ぶつけたまま、沈黙
GM/伊音:「散らかすなー」ごん、と響の頭をドツく
響:「ぎゃふんっ?!」(ドツかれて。ぼふぅ、とさらに紙束を酷いことに(笑))
要:「紀央先輩、そっちの紙。お茶に浸かる前に回収をっ!」と、無謀な人に無謀な援助を申請(笑)
GM/紀央:「みなさーん、お茶が入りましたよー……え?」お盆もって歩いてくる。
要:「あぶないっ、せんぱ――」
響:ああ……誰かトメロ(笑)
要:僕がお茶なんか提案したばかりに( ´Д⊂ヽ
クレア:禁断の技を使うか……(笑)



クレア:……そんな騒動がありまして。

響:うわぁ、禁断の業だ!!(笑)
要:刻を制されています(笑)

クレア:お茶をたらふく飲んだレポート用紙は全て退場。
GM:では、例の弱い波形の紙とその他いくつかのものは無事だったと言うことで。
響:「…………」(壁の安っぽいスクリーンに投影されている映像を見ている)
響:ちなみに頭は何かお茶で濡れてたり、背中にレポート用紙がへばりついてたりするが、気にシナイ!(笑)
GM/伊音:「この波形の出た時刻………」
GM/伊音:「見ろ。響!」
クレア:「……せっかく用意したのに」落ち込んだ様子で、壁の映像入力端子にコードを繋いでいる
響:「んおっ?」<映像に集中してて、ちょっとびっくりしつつ(笑)
響:伊音の方を向く。

響:ヨフィエル:『しかし…私を倒せると…思わないことです』<映像
響:響:「どうかな? ――この技、もしかしたら見たことあるんじゃねえの、シャウベルガー博士っ?!」<映像「どうかな? ――この技、もしかしたら見たことあるんじゃねえの、シャウベルガー博士っ?!」<映像

クレア:「このときです!」ぴたり、と映像が止まる
響:シュネルギア:マサムネが映像上でも分身したような挙動で、智天使ヨフィエルに“草薙の剣”を叩き込んでいる場面。
GM/伊音:「うむ、この部分と重なっているようだ」
クレア:で、なんか判定したほうがよろしいんでしょうか?
GM:いや、今は特になし>判定
響:「…………」(思い出し中)
要:「橘先輩が……ヨフィエルに攻撃をした瞬間、ですね」

響:ヨフィエル:『いい…一撃です…ですがその力…いただきます』<思い出し中
響:ヨフィエル:『この剣の力で…私の天使核を黒に染める!』<思い出し中

響:「…………!!?」(ぴこーん! と頭上に赤い!マークが発生)
クレア:「このときの霊導板の波形をあわせると……」
響:「思い出した!! あの時……“この剣の力で”天使核を黒に染めるとかナントカ!!」
GM/紀央:「ここから波が高くなっていって、えーと…………他のものになって安定が始まると急速に落ちてますね」
クレア:右下に小窓が現われ、エーテル波形を3次元映像で表現する
響:慌てて、もう一度エーテル波形のレポートに目を通す。目がマジ。
響:というわけでGM、《超推理》を使用します(笑)。
GM:うい。どうぞ
響:“草薙の剣”の力について、伊音から解説してくれると嬉しい(笑)。
響:ロゴス1消費、と。
響:「ただのハッタリだと思ってたけど……。何かある、のか伊音?」
GM/伊音:「草薙の剣は、正しくは天叢雲剣という」
響:「あめのむらくも……」(脳裏に敢雲の名を持つ少女の姿を連想しつつ、マジックできゅっきゅと消去(笑))
クレア:「……」無意味に、草薙の剣を映像に出してみる
響:見た目はアレだ。るるぶの表紙とかで伊音が持ってるヤツ(笑)<草薙の剣
GM/伊音:「元々、巨大な蛇から出た……蛇に由来する剣とも謂われているが……」
響:「ヤマタノオロチ、だっけか?」
要:「神代の時代のお話……ですよね?」
GM/伊音:「ああ、その通りだ」
クレア:「……」その辺は伝説だと思ってる(見た目)西洋人
要:視線を、響の持つ草薙の剣へ。
GM/伊音:「人ならざる者に創られた剣」
響:「その手の伝説はヨーロッパにもあるんだっけか? いいんちょが詳しかったよなぁ」
響:「魔竜のしっぽから出てきた炎の剣。レーヴァテインとか聞かされたっけか……」(ぼんやり)
GM/伊音:「だが、その強大な力は、制御が難しくほとんど封印されている。己で扱えない力など無意味だからな」
要:ぐさっときて、ちょこっとへこみます<己で扱えない力など無意味
響:「…………」(むぅ、という顔)<強大な封印されし力
クレア:「ええ、ですが大抵はエルフェンやドゥエルグのような“天使”が鍛えたものらしいですよ」>響
クレア:「古代の彼らの力は、今では想像もできないものだったようですから……でも、彼らも“人間”です」
響:「有名どころだとエクスカリバーとか、グラムとか。あと英雄ローランの剣、デュランダルあたりか?」>クレア
GM/伊音:「西洋では地の底の魔王を蛇と読んで忌み嫌っていたようだが、こちらでは神に使える者として崇めていたからな」
響:「……でもさ、伊音」
響:「それと、アイツ……ピーターの言ってることと何か関係があるのかよ?」(あるんだよなぁ? という確認の疑問符)
GM/伊音:「ああ、神の子を貫いた槍……と言っていたな」
響:「あ……。そういやあアイツの得物も槍だったような?」
要:「……僕のところには、ルカって人がきました」
GM/伊音:「それが、伝承の聖槍を指していたとしよう。そしてその神の子は死後、巨大な黒の……」
響:「黒い巨石(シュヴァルツ・メガグレイス)か! アクシアたいちょーに習ったよな?」
クレア:「黒い巨石!?」
GM/伊音:「あやつの言う槍がホンモノだとするならば、本当に黒い巨石を作るのが目的かもしれない」
クレア:「突き刺される……いえ、斬られると言った方が良いのかもしれませんけど、それで救世主となろうって言うんですか!?」
GM/紀央:「いいえ……たぶん、呼ぶんだと思います」
響:「智天使ヨフィエル……シャウベルガー博士は、自分の天使核を“黒い天使核”に変えてルシファーを起動した」
響:「じゃあ、ヤツらが呼ぼうとしてるってのは……」
GM/紀央:「要さん!昨日の殺してって言葉の意味!!」
要:「救世主は――全ての罪を背負って死んだ……んですよね?」>紀央
要:「つまり……贄」(はっとして
響:「てコトは何か? そのルカってのを倒すと、もっとヤバいもんが出てくる?」
GM/伊音:「無理やり黒くするのではなく、元からあるものを據り確実に核化する……」
要:「わかりません、けど。あの人は言ってました」
要:「『ヤシマが好きだから』するって」
響:「うーん、そこが良く分かんねえ」(悩)
要:「真意は……まったくわかりませんでした、けど」
要:「嘘は……言ってなかったと思います」
要:自信はまったくない、しかしそう感じる。<ルカの“好き”発言
響:「まぁ、あのシオンとか“ブラックライラ”の兄貴……。カノンは分からねーことも無いけど」(腕組み)
響:「ピーターとルカ、だっけか。あいつらは合衆国の人間なんだろ……?」
響:何か知らねえ? とクレアに水を向けてみる(笑)。
クレア:「……いえ、合衆国の人間、というほど、十字軍に拘束された動きはしていないんです」<ピーターとルカ>響
響:「そうなのか?」>クレア
要:「あ、でも……」と、何かに気がついて
響:「?」
要:「“剣の意味を知らなけれ”ば“姉さまたちも”貫かれる。そう仰ってたんですよね、詩音さんは?」
響:とりあえず、要の言葉には首肯しつつ。
要:「なら……“剣の意味を知った” 橘先輩と草薙先輩に、何をさせるつもりなんでしょう、あの人たちは?」
響:「知るかそんなの。ヤシマを護れ、とか今さら云われても困るぜ?」(笑)>要
響:なぁ? と伊音に同意を求めてみたり(笑)<今更
GM/伊音:「手を抜いている、というより調べているだけだったのだろうな。こちらを」
クレア:「ええ。十字軍との連携しているようでも、交戦記録を見る限り彼らはどこか手を抜いているようにも見えるんです」
響:「うそだー。少なくともオレん時はマジだったー! 何だあの《聖遺物》だの《聖骸布》だのインチキ装備わー!」(ぶーぶー(笑))>クレア
GM/伊音:「女々しい言い訳をするな」
響:「うぐぅ」<言い訳
クレア:「あんなものを持っていながら中尉たちを落とせてないのが、どうしてもそう考えざるを得ないんですけど……」尻すぼみ気味に>響
響:「うるせえ。あんなモンあっても無くっても、オレらは勝ってやるっての!」(むー(笑))>クレア
クレア:「あ、あぅ……」
クレア:「あ、あのっ、じゃあ彼らの調べていたことは、何かの結論を得たってことでしょうか?」話題逸らし>伊音
GM/伊音:「己のしたことに責任を持ち、背負って生きる覚悟、ということだ」
要:「なんのために……なにをするのか」
要:「紀央先輩……わかりますか?」と、となりの巫女さんに問う。
GM/紀央:「それは………人が決めるものじゃないです。要さんのすべき事は例えどれだけ困難でも自分で見つけないといけません」
要:「僕が……自分で見つける」己に問うように、つぶやいて。
響:「……なぁ、要」
要:声をかけられて、響の方に向き直り。
響:「お前は人を殺す覚悟を問われたって言ったよな? ……でも、言っとくけどそれって逆だかんな」(もういちど再生を始めた映像を見ている)
要:「逆……ですか?」
響:「オレらは、殺したいから殺してるんじゃねーだろ? ……ただ、何かを護ろうってした時に、そうしなきゃいけない時がある」
響:「問われてるのは、そうまでして護りたい何かがあるか? ってコトなの。……なら、答えは決まってるんじゃねえ?」(映像を見ている)
要:『守りたい何か』と響が言った瞬間、その背後に亡き母親のシルエットが重なって――。
要:「……ありがとうございます、橘先輩、草薙先輩」ぺこり、とおじぎを。
響:「…………」(映像を見てる。ちょうどルシファーと激戦繰り広げてるあたり)
要:「全部わかった訳じゃないですけど……少し、わかったような気がします」にっこりと、少しだけふっきれた笑顔をその背中に向けて。
GM:シーンエンド。

■ミドルフェイズ/シーン2 「通達」
 シーンPC:遊。
クレア登場済。

GM:会議室には、司令部の面々と管制官。そして機械化兵の隊長などが集められている。
遊:「ふぁ…ねむ」めーこしこし
遊:「(最近の娘は激しいねぇ〜)」むにゃむにゃ
GM/ヴィヴリオ:「……先ほど配布された資料に有るとおり、今後合衆国海兵隊第81独立機動群との会戦にシュネルギア隊は出動させない事となった」
遊:「……なぬっ!?」
遊:今さら資料に目を通す、な・ぜ・だ!(笑)
GM/ヴィヴリオ:「戦力の低下は仕方が無いが、数と経験を効率良く運営すれば不可能ではない」
クレア:「さっきからその話してましたのに……」咎めるような声色で>葛原
遊:「あんな眠くなるもん聞いてられっかー。その辺のフォローはしてくれるじゃん、准尉殿は〜」
GM:資料には、大規模エーテル災害の可能性が高いため。とある。
クレア:「それはもちろんですけど……でも、ちゃんと聞いていてください」
遊:「(エーテル災害…? はっきり書きゃいいじゃねぇか)」
GM/ヴィヴリオ:「何か、質問か?」>葛原を向いて
遊:「ぃーぇ、なーんも」
遊:「個人的には色々と聞きたい事も無いわけじゃーないですが〜」
クレア:「あ、あのっ、その間ギアドライバーたちは基地で待機してもらうんでしょうか? それとも召集もなし、ですか?」>挙手
GM/ヴィヴリオ:「他の勢力に対しては通常通りの出動となる。おそらく基地待機となるだろう」
遊:「ま。それならそれで気張りましょーぅ」
クレア:「基地待機……わかりました」
遊:「どーった、准尉。不安げな瞳〜」
クレア:「(もしもの場合には出動もありうるってことですね……) え、いえ、なんでもないです、なんでも……」
遊:「ん〜、実に何でも在りまーすと主張しておられますですよー?」
GM/ヴィヴリオ:「それから、報告にあった『ヤシマ不要論』だが……」
遊:「だが?」
GM/アクシア:「はい、諜報部を締め上げ……調べてみたところ、ハッタリじゃ無く本当にそういった考えが出てきているようです」
クレア:「えっと……橘中尉とか、喧嘩しないで待っててくれるかな、とか」苦し紛れになんとか言ってみる(笑)>葛原
遊:「橘が気になるとはなー、相手はアレだから、気苦労が多いぞー」
遊:にんまり
クレア:「そんなんじゃないです!」と、思わず大声出したり(笑)
クレア:で、あ。と口元を押さえる
GM:ざわ………ざわ……いっせいに視線が。
クレア:「す、すみませ……ッ」ごん。
遊:「ん〜…横恋慕はいかんよ、横恋慕はぁ〜」
遊:「橘、橘かぁ…アレはコマシだよぉ〜ぅ」
クレア:「……もうその話はいいんです……」しくりしくり>葛原
遊:「諦めるというのは最後のしゅだぁん」
遊:「あ。で、ヤシマ不要論ですかー?」(強引
GM/アクシア:「ええ。しかも、かなり支持されつつあるようです。これが、通っちゃったらある意味終わりですね」
GM/アクシア:「目的が占領から、殲滅に変わるわけですから」
遊:「そーなると、向こうは楽だねぇ」
遊:「あぁ、嫌だ嫌だ……と〜はーい〜え〜」
GM/アクシア:「そもそも……ん? どうしたの?」
遊:「リヒトヴィッツ大尉〜、その不要論に俺たちが何できるって言うのでしょーかー」
遊:「向こうの思想に介入出来るような手段ってあるのでしょーかー?」
クレア:突っ伏したままコクコク頷く<何ができる?
GM/ヴィヴリオ:「単純だ。目の前の敵を倒せ」
遊:「はぃい?」
遊:「取り合えず、はてなマークを乱舞させとうございます、大佐」
GM/ヴィヴリオ:「いくら向こうの上が何を言おうと、兵力が無ければ何も出来ん」
遊:「………」(゜Д゜)
遊:「いやぁ、判ってたこととは言え、殲滅戦、消耗戦だぁ〜うひ〜」
GM/アクシア:「なんか、都合のいいヒーローでも現れて敵兵力をごっそり減らしてくれれば嬉しいんですけどねー」
クレア:「葛原中尉、そういう方針になったんですから……」くいくいと袖を引っ張り
遊:「そうだねぇ、俺はさっくり空に散るとしようか」
遊:引っ張られて、グデーっと椅子に座る
クレア:「中尉〜〜」そういうことは口に出さないで、と
GM/ヴィヴリオ:「…………」何かを思ったらしく考え込んでいる。
遊:「んん〜、気にするなぁ〜。准尉は管制室で座って待ってりゃいいの」
クレア:「……待ってれば、帰って来てくれます?」
遊:「さぁ、どーだろうな」
クレア:「中尉〜〜」
遊:「ん〜? ハッキリしない約束したら負けじゃんよー」
遊:「俺は勝ち組みでいたいんだ〜って奴さ」
クレア:「何の勝ち組でどんな負けなんですか」
遊:ちらりとヴィヴリオを見つつ。
遊:「ん〜、じゃぁ、愛の勝ち負けで」
クレア:「……葛原中尉も、サダルメリク中佐みたいにたくさん愛したほうが勝ちだって思ってるんですか?」
遊:「俺は逆のタイプだよ、基本は」
遊:「というわけで、今晩どない?」
GM/アクシア:「何が?」どーん。真後ろに立ってる。
遊:「……は、あれ? 今日は大尉とデートだったっけ?」
クレア:「うぅ、さっきの話聞いてました? 今日から私たち(管制官)は2交代になるんです……はぅ!」
遊:ギギギギギ
遊:だらだらだらだらだら
GM/アクシア:「いいえ? 私はなーんにも聞いてませんけど?」にこにこにこにこ
遊:「……で、ではそういうことで」脱兎のごとk
GM:ちなみに会議は既にお開きになってちらほらと退室(避難)が始まっている。
クレア:「は、はい、私たち何も話してませんから! 何も聞いていません……(がたがた)」
GM:フェードアウト。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン3 「焦燥」
 シーンPC:要。

GM:待機任務が続く日々。
GM:あれから、なぜかシュネルギアの出動が無い。
GM:上に聞いても今回は待機任務ですの一点張りだ。
要:ほっとしたような、おちつかないような。そんな不安定な気持ちでスオウでも磨いてましょう。
遊:じゃぁ、ハンガーにゆっくりと機体で侵入してこよう
要:「あれは……葛原中尉の」<機体確認
GM/紀央:「今日も、お掃除だけで終わりそうですね」要に。
要:「……ええ、けど。いつでも出れるようにしておかないと」きゅっきゅっとセンサーを磨きながら、紀央に
響:「…………」(←することが無いのでコクピットでマサムネの調整をしているorz)
響:「あ、お疲れです葛原さん」(つぴ、と通信)>遊
要:「お疲れさまです。葛原中尉……その」戦況を尋ねたくも、やや憚られて
遊:「…ぉー、コマシ一号〜 元気かー」ぜー、はー・・・ぜー
響:「コマシ違う! ……って、何か酷い目にあってません?」
響:うーん、と難しい顔。やっぱりシュネルギアを使わないのに納得いかねー、らしい。
遊:「んー、いっぺん乗るかー?」
要:「コマシ一号?」きょとん、と。どうやらオープンチャンネル
GM/伊音:「コマシとはどういう意味だ? 響」
響:「2秒で墜落するので遠慮しときます……って、伊音?」
響:「どういう意味だろう。オレが聞きたい」(真顔(笑))>伊音
遊:「草薙の〜、知りたかったら、いろいろ教えてやるぞ〜」
GM/伊音:「遠慮しておきましょう」>葛原
響:「だいたい、コマシってゆーならセラピアと香夜に擦り寄られてる翔一のが一号じゃんか……」(ぶつぶつ)
遊:「別に対象はひとりでもコマシはコマシだぞ。まぁ、ドライバー連中はそうやって絆を深めるもんだが」
響:「…………」(何か顔が赤くなってます(笑))<そうやって〜
遊:がこっ、とヘルメットを取るが、降りない。降りれない。そろそろガタが来た。
遊:「橘ぁ〜」
響:「へいへいっと」
響:ひょいひょい、とマサムネの拘束台から降りて、葛原機の傍へ。
遊:「お前、そんなに赤くなってると、初心だなーとか言われるぞー」
要:「……葛原中尉?」<降りない人に不審を抱いて
要:梯子をつかって危なげに降りて、同じく葛原機の方に。
GM/紀央:「えーと、絆ですか?」真面目に聞く
遊:「そうそう、絆。二人の間に産まれるふかぁ〜い、情だ」>紀央
響:「…………助けてやんねー」(ぼそ)>遊
響:とか言いつつ(笑)。そこら辺に置いてあった刀を取って。
遊:「はっはっはー、先任中尉は俺だぞー、おにーさんをもうちょっと敬ってほしいかな〜かなー!」
響:「――――ふッ!」(瞑目。後、一閃!)
遊:「アーッ!」
響:ばきん、と綺麗にキャノピーが割れてごろんと落ちる。
要:「た、橘先輩! あぶなっ、危ないですよっ!」荒っぽいやり方におろおろと。
響:「……しとめ損ねた。なーんて、大丈夫っすか、中尉?」>遊
響:「キャノピーごと交換した方がいいかも」
要:「中嶋班長にお願いしておきましょう」
要:「紀央先輩、そこのちりとりとおほうき取ってください。かたしちゃいましょう」
GM/紀央:「……………うーん」ぐるぐると色々考えている。
要:「……紀央先輩?」<ぐるぐるに気づいて
要:とったかたと、その側に。
要:「どう……したんですか?」<紀央
GM/紀央:「やっぱり、絆を深めるには必要なことなんでしょうか?」
要:「さっき中尉がおっしゃってた、“コマシ”がですか?」<紀央
遊:「つーかだな、一応軍の備品。しかも試作機をぶっ壊すな」
響:#7c3 実戦を想定して<調達>しておきます。ロゴス2消費(笑)。
●ダイス:Hibiki:7c3=3(4,6,2,5,2,4,1)= 3
響:よし、3成功なのでカタナげっと。
響:「カタいこと言いっこ無し無し。……戦闘記録のコピー、もらえねー?」>遊
GM/伊音:「まったく、後先考えずに何でも斬るな。馬鹿め」おまえがいうな>響
遊:「悪いな、機密だ」
響:コクピットの脇からHDCを覗き込み。
遊:「ていっ」
遊:目潰し
響:「えー。だってアイツらと交戦してきたんでしょ? オレらもデータくれくれですよ?」<遊
遊:「アイツラッテナンデスカー」
遊:「ほれ、お前はとっととマサムネを掃除してきやがれー」
響:「だーかーらー、合衆国所属、第81独立機動遊撃軍! 通称“ブラックライラ”!」ぢたばた
遊:がしっと響の襟首をひっ捕まえる
遊:「……お前は黙ってろ。今は大人の時間だ」
要:「……なら、いつですか?」<葛原と響の方に目をやって。
遊:「……待機任務が終わったら、だ」
要:「“今は”大人の時間なんですよね。けど、“いつか”は待ってるだけじゃ来ない。そうじゃないんですか?」>葛原
要:二人の方につかつかと
響:「ぐっ……。でも、まどかサンから聞きましたよ?!」
遊:「あのおしゃべりツインテールめ……」
響:「連中との交戦での、航空機部隊や完機ちゃんたちの損耗率!」
響:「損害率5割超! 無傷で戻って来る機体はごく一部だけ!」
響:「――あの連中は、シュネルギアでないと倒せないんだ! 違いますか?!」>遊
遊:「奢るなよ、ガキンチョども!」
要:「奢ってません!」
響:「――要っちの言うとおりだ。……ヤツらの狙いはオレたちなんだろ?」
要:「僕は――僕たちは、そんなに頼りないんですか?」
遊:「頼り無いにも程があるわっ」
響:そこは否定できないよなー……と顔には出るが言わない(笑)<頼りない
要:「機体だけじゃない。中尉や完機さんたちの身体も……ボロボロじゃないですか!」
遊:「お前らみたいなガキンチョが空を飛んでること事態がおこがましいわっ!」
要:「わかってます。けど、そうしないと、護れないからこそ、僕たちは飛んでるんです!」
遊:「ちびすけ、おまえの背中で守れるもんなんてありんこ一匹だ!」
要:「ありんこ一匹でも、護れるなら、僕は飛びます!」
響:そこも否定できねえよなー……と顔には出るが言わない(笑)<おこがましい
遊:「確かにお前らは虎の子のシュネルギア部隊だ、そのお前らを使わない理由をちったぁ考えろ!」
要:「確かに勘違いかもしれません。僕たちはまだまだ知らないことがいっぱいあって……」
響:「ヤだね!」(ひょいっ、と葛原機から降り)
遊:「シュネルギア部隊なんてーのはなぁ!」
遊:「俺たち大人に取ってはオモチャ部隊なんだよ!」
遊:「お前らがかけてると思ってる命なんて〜のは軽すぎて反吐が出る!」
響:「前にもあったな、こんな状態。……でもって」
響:「このまま黙ってるのは、やっぱダメだ。うん」
響:なぁ? と伊音ににやりんぐ。
GM/伊音:「それは同意だ」頷き>響
響:「知るかそんなの。よっし、行くぜ伊音!」<反吐が出る、への反論ね。いちおう。
GM/伊音:「すみませんっ、葛原中尉!」一礼して響を追っていく。
響:「これよりシュネルギア3番機は慣熟飛行訓練に出ます! 止めるヤツはぶっ飛ばす!!」(通信to管制塔)
遊:「橘! お前が勝手をやって来た影で、何人おまえの為に死んだか知ってるか!」
響:で、マサムネ飛ばして出て行こう(笑)。
遊:「あ、この…! 待て!」
遊:機体から乗り出して、自分を支えきれずに地面に落っこちる
GM/紀央:「ど、どうしましょう!?」おろおろ
遊:「っ、く…」
要:「知ってます……僕だって」>葛原
遊:「…お前らの言葉は軽いって言うとるんだ、ばーたれ」
要:「ある日帰ってきたら、整備の人や機械化兵の人たちでいなくなっている人がいる……」
要:「今日、今だって、そうです」<いなくなる人=死ぬ人がいる。
遊:「……」ずりずりと、機種着陸脚に背を預け
要:「でも……だから……それがいやだから、なんとかしたいのに……」
要:願いに力が届かない。それが悔しくて反論するも、それができないから、言葉を続けられない。
GM/紀央:「えと……今、要さんがしたい事は何ですか?」
遊:「ちびすけ」
遊:「整備の人や、機械化兵がいなくなる。そのあとどーなるか知ってるか」
要:「いっぱい泣く人がいます……いっぱい悲しむ人がいます。だから……そんなことを無くしたいんです」<葛原&紀央
遊:「そーだ。そのとーりだ」
遊:「だがな、ちびすけ」
遊:「お前は意識しちゃいないだろうが、お前や他のドライバーが空に上がる度に、同じ事が、お前たちが護ったと思ったもの以上に消費される」
遊:「失われるなんてもんじゃない、使い潰されて行くんだ」
遊:「今、あのバカが飛び出した。それだけで、お前たちが護ろうとした奴らのなにかが使い潰された」
遊:「今の戦いは、単純な戦闘力比べじゃ無いんだよ……」
要:「………………」押し黙る、その意見は、真実の間違いない一端だから。
遊:「……」
遊:しっし、と手で追い払う
GM/紀央:「…………」要を見る。
要:「くっ……!」逃げるように駆けだして退場したく(笑)
GM:うい
遊:「巫女娘〜」
GM/紀央:「は、はいぃぃ」
遊:「ちょうどいい機会だから、ちびすけとの絆を深めて来い〜」
GM:紀央が二人を交互に見たあと、パタパタと要を追っていく。
遊:「おにーさんのお勧めは粘膜接触だ〜」
遊:「……あいてて……めでぃーっく、めでぃーっく…」
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン4 「ニガヨモギも生えない」
 シーンPC:クレア。

GM/ヴィヴリオ:「遅かったな」
GM:あの会議から数時間後、急に大佐に呼び出されたクレア
クレア:「すみませんっ、それで、何の御用でしょう?」
GM/ヴィヴリオ:「何のためか……だ」
クレア:「え?」間抜けな声を出して聞きなおす
GM/ヴィヴリオ:「前に言っていただろう。何故、この時期にあの会戦のデータを解析させたのかと」
クレア:「あ、はい……そういえば、まだ聞いていませんでしたね」
GM/ヴィヴリオ:「そして、報告にもあったバクチと言う言葉。なるほど、確かにこれは大バクチだ」
クレア:「……」聞いている
GM/ヴィヴリオ:「昔話で天使と争ったのは誰だ?」
クレア:「堕天使……悪魔たちです」
GM/ヴィヴリオ:「そう。そして、その記憶は彼らにも残っているだろう」
GM/ヴィヴリオ:「もしも、ヤシマへの進軍中にその仇敵が現れたら……?」
クレア:「それは……え? まさか、天使と悪魔の戦いの再現……」
GM/ヴィヴリオ:「それは対消滅に近い。侵攻どころではなくなるだろうな」
GM/ヴィヴリオ:「まったくとんでもないバクチだ」
クレア:「で、でもそんなことになったら私たちもただじゃすまないんじゃないでしょうか」
クレア:「ニガヨモギも生えない、でしたっけ? えっと、ぺんぺん草、でしたっけ?」
クレア:「なんかとんでもないことになるって、そんな話だったと思うんですけど」
GM/ヴィヴリオ:「近づけば、な」
クレア:「……なにか、遠くでそれを起こせるような手段でもあるんですか?」
響:「ういーっす、遅れました」(通信で顔を出す)
響:「…………?」 妙なふいんき(何故か変換できない)に、ちょっとたじろぎつつ。
GM/ヴィヴリオ:「もしも、やるならば例の門を遠い地で開くぐらいしかないだろうな」
クレア:「それじゃ、いまシュネルギアを休ませているのって……」
クレア:響には気が回らない方向で(笑)
GM/ヴィヴリオ:「奴等がこれを狙っている以上、こちらも同系のものを出して、連鎖で巨大な門を開かせるわけにもいかんだろう」
クレア:「それじゃ、いつまで……いつまで、航空隊や完全機械化兵たちに犠牲を強いるんですか!」
GM/ヴィヴリオ:「………今は戦争中だぞ?」
クレア:「シュネルギアでなければ上位天使兵に対抗できないのは、大佐も……大佐が、一番ご存知じゃないですか!」
クレア:「戦って、死んでいって。死んでいって。死んでいって。 その後はどうするんですか!」
GM/ヴィヴリオ:「…………」ギシといすに深く座りなおし、
響:「うげげ、もしかしてそれで……」
響:呼び出されたのかー?! とコクピットでがっくりと項垂れる(笑)。<でかい門
響:「だからって、今さら戻らねえぞ? ヤツらを叩けるのがオレたちだけなら……それでやらないで、どうやって戦争に勝つんだよ?!」
響:「それを考えるのが、偉い人の仕事だろ?!」(ヤケ(笑))
クレア:「橘中尉!?」
クレア:いきなり聞こえた声に、吃驚
GM/ヴィヴリオ:「……………わかった」
GM/ヴィヴリオ:「どうなるか、保障どころか予測も何も無いぞ?」
響:「そんなのいつものコトでしょ」(ふん、だ(笑))
響:「やってみなくちゃ分かんねえ。……鬼が出るか蛇が出るか、そんなの出てから、考える!」(をひ)
GM/ヴィヴリオ:「確かにな。もう一人は何をしている?」
クレア:「六道少尉は……(しばし間)その。待機中のようです」
響:「てことで大佐。連中の所在座標くれ」(おい)
響:後ろできっと、伊音がすっごい複雑そうな顔をしているに違いない(笑)。
響:命令違反だが、自分がヤシマや仲間を護るために出ないでどうする、みたいな(笑)。
クレア:「橘中尉、ここになります」ぴ、とデータ転送
響:「感謝!」>クレア
GM/ヴィヴリオ:「ここからはかなり離れた海上だ。航続時間に注意しろ」
響:「了解。三笠港でミステル拾って行きます」
響:俄然、やる気が出てきた模様(笑)。
クレア:「橘中尉、六道少尉を見つけて必ず追いつきます! ですから……」それまではお願いします、と
響:「任せといて! ――何だったらオレが一人で……ぜんぶは無理だろーなー。頼む!」>クレア
GM/ヴィヴリオ:「他に今すぐ動ける機体はあるか?」
クレア:「これまでの戦闘疲労がたまっています。戦隊レベルでの稼働率はかなり低いですよ?」>ヴィヴリオ
GM/ヴィヴリオ:「機体レベルでかまわん」
クレア:「わかりました。可能な機体から出します」>ヴィヴリオ
響:「聞いたな伊音? オレたちの望んだ――オレたちの戦いだ!」
響:「ヤシマのために……みんなのために。勝つぜ、絶対!」
GM/伊音:「ああ、この……剣に懸けて、な」
響:轟ッ、と威勢よくシュネルギア:マサムネが蒼穹を駆け抜けていく――!
響:(オレは以上で退場しとこう(笑))
クレア:もう1つ通信ウィンドウを開いて
クレア:「玲那さん、大佐から進発命令が出ました。準備のできた機体から、この空域へ――」
クレア:と、管制をお願いー
遊:玲那「了解しました、気を付けてね?」
クレア:「はい。バックアップ、お願いします」>玲那
GM/ヴィヴリオ:「お前も向かうか?」>クレア
クレア:「はい。スオウを連れて行く役、誰かがしなくちゃいけませんから」>ヴィヴリオ
クレア:ということで、特技をとるー>GM
GM:うい
クレア:《伝家の宝刀》でミステルを取得
GM:うい、OKです。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン5 「問われていることは」
 シーンPC:要。

GM:あれから、基地のどこをどう走ったのか、
GM:気づくと見たこともない部屋にいた。
要:膝を抱えて、うずくまってます。
GM:自分はどうしたらいいのか。
GM:もしかしたら、もう誰も後を追いかけてこないかもしれない。
要:孤独が絶望に代わり、押しつぶされそうなその時――
クレア:「六道少尉!」
GM/紀央:「こ、こんな所にいました……」
クレア:息荒く、胸を押さえて。
要:「紀央……先輩? それに、エスレーヴィス准尉」目を腫らした顔を上げて
要:「どうか……したんですか?」ごしごしと目をこすって、力無く立ち上がる。
GM/紀央:「えっと……急に走り出したんで、追いかけなきゃって」
クレア:「六道、少尉……出撃、命令、です」
クレア:呼吸を鎮める余裕もなく、告げる
要:「出撃……けど」投げかけられた言葉が脳裏に蘇る。
クレア:「太平洋上の、敵集団に……だから」
クレア:「だから、戻ってください。人間戦車に」
GM/紀央:「しゅ、出撃。行きましょう! 要さん」
要:『自分が出撃することで助かる人より、自分が出撃することで死ぬ人の方が多い』
要:つきつけられた、現実。
要:知っていたはずの、教えてもらったはずの答えが、なぜか思い出せない。
クレア:「早く、急いで……ッ」と、手を取る
要:あのとき、橘響はなんと言っていたのか?
要:「あ……」手を取られるままに、ふらっと。
クレア:ぐい、と引っ張る
GM/紀央:「そのまま、行かれるのですか?」
要:「その……まま?」<紀央
GM/紀央:「答えは出ましたか? 覚悟は決まりましたか? そこに自分の道はありますか?」
クレア:「もう、時間がないのっ! ここで無駄にした分、先行した橘中尉がっ!」
要:「覚悟……道……橘先輩!」つながる欠片
クレア:「司鏡中尉も、早くスオウに戻ってください! こんなところで時間潰す余裕、ないんですっ」
要:『問われてるのは、そうまでして護りたい何かがあるか? ってコトなの。……なら、答えは決まってるんじゃねえ?』
要:『己のしたことに責任を持ち、背負って生きる覚悟、ということだ』
要:おもむろに壁に両手をつき――
GM/紀央:「はい。きっと、もう大丈夫です。急ぎましょう」クレアに微笑む。
要:「うぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
要:がつん、と頭を激しくぶつける!
要:額から流れる血を拭おうともせず、振り返り――
クレア:「り、六道少尉……?」
要:「すみません、お待たせしました。准尉」<クレア
要:「紀央先輩――お願いします、また、一緒に」
GM/紀央:「はい。急ぎましょう。要さん」駆け寄りそうになるのを、ぐっと抑える。
要:迷いつづけることを覚悟した、迷いのない目で自分のパートナーを見る。
クレア:「え、ええ……2番格納庫脇に、スオウを積んだミステルがあります。こっちです!」>要、紀央
要:肯いて、駆け出す。
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠