エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第87話『すべてが始まる神の島』◇

「T−X、いいえ。遠山桂を救う方法がある、って言ったら。どうするかしら?」
――カノン・M・ガイスト

 

ミドルフェイズ:シーン1/////
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■ミドルフェイズ/シーン1 「絶体絶命圏」
 シーンPC:ディーン。

GM:――気がついた。
GM:どうやら、生きているらしい。……これだけでも十二分に奇跡の範疇だろう。
GM/リトス:「……良かった。気がついたのね、ディーン」
GM:冷静な声が、頭上から降って来る。
GM:どこか少し、涙ぐんでいたように思ったのは自惚れだろうか?
ディーン:「痛―――生きて、いるか」頭を振りながら起き上がって
GM/リトス:「重篤な外傷無し。……戦闘行動に問題ないわ」(冷静に戻った?)
GM:何か、柔らかな枕だった気がする(笑)>ディーン
GM:で、リトスの声は背中から聞こえてくるわけで。
ディーン:「……ふむ」もう一度頭をもと会った場所に戻してみます(何
GM:ごち。硬い。
GM:どうやら、むき出しになったコクピットのフレームのようだ<感触
GM/リトス:「……大丈夫?」>ディーン
ディーン:「――――ぬ。世の中そう甘くはないということだな」頭をさすりつつ、起きる。
GM/リトス:「ええ、そのとおりよ」(はい、と手渡される拳銃)
GM:何となく、空気が剣呑なのが分かる。
ディーン:「いらん。俺にはこれがある」す、と、腰に下げた手斧を出して。
GM/リトス:「いままで何とか誤魔化してきたけど……さすがに感づかれたわ」(ため息)
GM:見れば、灰色天使が十重二十重(具体的には5グループほど)
ディーン:「……頂こう」改めて拳銃を(何
GM:森に落ちたシュネルギアの周囲に、わらわらと集まり始めている。
GM/リトス:「まだ、突破できない数じゃない。……けど、この子もまだ死んでない」
GM:どうしよう、と問いたげな赫眼。
ディーン:「タイフーンは、動かせるか?」
GM/リトス:「飛行も歩行もまだ無理。――機体のダメージは軽微。でもS.Q.U.I.Dのソフトウェアが完全におしゃか」
GM:予備システムをセーフモードから立ち上げているので。腕部機関砲くらいは動かせる、と付け加えて。
ディーン:「――――四面楚歌、か」
GM/リトス:「ただ……迂闊に動かすと、感づかれる」(頷く)
ハインリヒ:GM、登場するにょろー
GM:OK>ハインリヒ
ハインリヒ:灰色天使の一角が吹っ飛ぶ
GM/リトス:「――?!」
ディーン:「どうにかして脱する他あるまいが……!」そちらに顔を向ける
ハインリヒ:「やれやれだな、味方の天使が来たと思ったら、この様か」
ハインリヒ:両手を空にするために、櫛乃は紐で背中にくくりつけて担いでいる
GM/櫛乃:「……っっ!!」(ぎゅっと眼を瞑って、舌を噛まないようにひたすら悲鳴を我慢(笑)。)
GM/リトス:「増援? ……ありえない、こんな状況で」
GM:びっくりしてるリトス(笑)。
ディーン:「いや、先にこの島に来ていると聞いた。増援ではないが……あの背中のはなんだろう、リトス」
ディーン:「俺には巫女さんに見えるのだが」
GM/リトス:「巫女さんを背負った……インメルマン少尉?」
ハインリヒ:目の前に現れた灰色天使の顔に、右ストレートを叩き込み吹き飛ばす
ハインリヒ:なんか判定いるにょろ、GM?<対灰色天使
GM:通常戦闘行動で倒してください(笑)>ハインリヒ
GM:サービスで、5グループ1エンゲージ扱いにしたげますので。
GM/リトス:「――っ、惚けてる場合じゃない。……ディーン、援護して」(銃撃開始)
ディーン:「了解、だ」じゃきりと照準会わせ。
ハインリヒ:では
ハインリヒ:「櫛乃、少し揺れるぞ、舌を噛むなよ」
GM/櫛乃:「――――!」(頷く気配)>ハインリヒ

ハインリヒ:リミッター解除
ハインリヒ:制圧射撃使用
GM:どうぞー。
ハインリヒ:ロゴスはそうだな……10使っとくか
ハインリヒ:ロゴス599に
ハインリヒ:HP31→27
ハインリヒ:#20c4
●ダイス:Heinrich:20c4=14(2,4,1,3,4,3,6,6,3,5,5,3,2,6,2,4,4,4,5,4)= 14
ハインリヒ:#6c4
●ダイス:Heinrich:6c4=3(5,3,4,1,6,6)= 3
GM:#6c3
●ダイス:SOUMA_GM:6c3=5(2,1,5,1,2,2)= 5
ハインリヒ:17成功、高速で飛び回り小銃で薙ぎ払う
GM:おお、出目がいい。5成功なので差分値12ですな。
GM:……って、差分値で殲滅されてるよ!!(笑)
ハインリヒ:MP40でダメージ+6の18ダメージ
GM:カッコよく演出してくれたまい。ハインリヒ
GM/櫛乃:「――――??! ――! ――!!」
ハインリヒ:風切り音だけが周囲に木霊する
ハインリヒ:音が止んだ時、各座しているタイフーンのコクピットの上に立っている
GM:しかし、あれだけ振り回されても酔わない叫ばない気絶しない櫛乃は……パイロットの素質がありそうなのは気のせいだろうか(笑)。
ハインリヒ:こんこん、と装甲をノック
ハインリヒ:「終わったぞ、坊主、お嬢ちゃん」
GM/リトス:「――ありがとう、インメルマン少尉」(ぺこ、と礼)
ディーン:「忝い、少尉殿」
GM:(演出で)リトスとディーンもそれぞれ数体は倒している。
ハインリヒ:「櫛乃、もう目を開けてもいいぞ」
GM/櫛乃:「……はうふううううううっ」(大きく息を吐き)
GM/櫛乃:「せ、せめて降ろしていただければ……」(眼が@みたいになっている(笑))
ハインリヒ:では紐を解いて、地面にそっと立たせて上げよう
GM:くるくる、ぱたん。三半規管が既に気絶しているようです(笑)。
GM/櫛乃:「Q〜〜〜〜」
ハインリヒ:「ところで他に味方はいないのか、坊主?」
ディーン:「呼ぶ前に叩き落されましたから……。そちらは違うので?」
ハインリヒ:「俺は、この子の護衛で元からの島にいたのさ」
ディーン:「やはりそうですか……」嘆息
GM/リトス:「護衛……。この子が、神守神社の巫女の後継者?」>ハインリヒ
ハインリヒ:リトスに頷く
エルリッヒ:んじゃあ、ここでハインリヒの通信機に連絡が入るー
ハインリヒ:と、通信機を耳に当てる
ハインリヒ:「はい、こちらは“ガイスト”」
GM/リトス:「……?」<通信機
ディーン:「今度こそ、本命だといいがな……」
エルリッヒ:『ザッ、ザ―――ザ、ザザッ……こちら、ウルフパック103ティンダロス……ザザッ……《狼が海を行き》《アシカが上陸し》《鷲は舞い降りる》』
エルリッヒ:『ザッ、ザ―――くりかえす……ザ、ザザッ……ザザッ……《狼が海を行き》《アシカが上陸し》《鷲は舞い降りる》』
ハインリヒ:「どうやら、どん亀が一匹、近くに来ているようだな」
GM/リトス:「G3海軍の暗号……」(首肯)
GM/櫛乃:「どんがめ……?」
ディーン:「やれやれ、九死に一生を得た、と言う所か。依然危険な事には変わりないがな」
ハインリヒ:「“船幽霊が迎えに行く”“台風はこちらで停滞中だ”」>通信機に
GM/櫛乃:「あ、あのう……。どういう意味なんですか……?」(ふらふら)
ハインリヒ:「海の中をのろのろと動くやつらの事を、俺たちルフトヴァッフェは尊敬と嫌味をこめて、そう言うのさ」くつくつと笑う>櫛乃<どん亀
GM/櫛乃:「海亀さんの方がかわいらしいのに……」<的外れな感想
ハインリヒ:「リトス、ディーン。タイフーンを少しでも動かせるようにしておけ」
GM/リトス:「あと少しで、歩けるくらいにはなる、はず。――でも、飛ばすためには1からS.Q.U.I.Dの再設定が必要」>ハインリヒ
ハインリヒ:「時間はどれくらいかかりそうだ?」>リトス
ディーン:「細かい設定はリトスに任せきりだからな……ううむ」
エルリッヒ:『ザッ……了解した。――ザザッ……《剣闘士》と《魔女》が迎えに行く……ザッ……健闘を祈る』
ハインリヒ:「魔女……? “魔女とは本好きの魔女か?” どーぞ」>通信機に
エルリッヒ:『ザッ…… ”アンパン”を用意されたし……だ。ザ――ッ』最後にククッと笑い声が入って、通信が切れるw
GM/リトス:「《剣闘士》……。7番機、ケンプファーが?」>ハインリヒ
ハインリヒ:多分な、と>リトス
GM/リトス:「それなら、ここでT−Xを待った方が早い」<シュネルギア再起動
GM/リトス:「第10世代完全機械化兵は、S.Q.U.I.Dのバックアッププログラムを標準で装備している、はず」
ハインリヒ:「なるほど。T−Xと一緒にやればなんとかなるか……。奴らが来るまで、守り抜けば体制はなんとかなる、な」
ハインリヒ:「坊主、その間はお前がお嬢ちゃんを守ってやれ」>ディーン
ハインリヒ:通信機をしまう
GM/櫛乃:「……え?」
GM/リトス:「了解。――現在位置を悟られないために、囮は効果的」
ディーン:「了解。それが、戦士たる俺の役目ですから」
GM:ナビ席にもぐりこみ、かちゃかちゃとコンソールを叩き始めるリトス。
ハインリヒ:「櫛乃、お前も俺から離れるなよ」
ハインリヒ:くしゃくしゃっと
GM/櫛乃:「は、はい……っ!」>ハインリヒ
ハインリヒ:戦場の風でくちゃくちゃになった髪をさらにくちゃくちゃにする
ディーン:「……リトス、俺は一つ決意を固めたぞ」
GM/リトス:「?」>ディーン
ディーン:「基地に戻ったらマニュアルを1から読み直す。お前に任せきりでは俺の面目が立たん」>リトス
GM/リトス:「……期待してるわ、ディーン」(くす)
ハインリヒ:「それにしても……若いやつらはいいねぇ」
ハインリヒ:コクピットの二人を見上げながら煙草を取り出し、咥えてからジッポが無いことに気付く
ディーン:「……っ」照れてそっぽ向こう(何
GM/リトス:「腕部機関砲のコントロールをS.Q.U.I.Dから切り離し。HDP側で操作できるように……設定変更」(かちゃかちゃかちゃ)
GM/リトス:「これで、向こうには」(空を見上げ)「残存兵力程度にしか思われない、はず」
GM/リトス:「……インメルマン少尉」
ハインリヒ:「おう」煙草をぽいっと投げ捨てながら
GM/リトス:「その娘は、こちらよりも少尉の傍が安全?」(素朴な疑問)
GM/櫛乃:「? ??」<意味が分かってない(笑)
ハインリヒ:「あぁ。俺の仕事だからな」
ディーン:「ぬぅ?」こちらも分かってません(何
ハインリヒ:「こっちは頼むわ。俺はBvPを確保せにゃならん」
GM/リトス:「天使兵のど真ん中に引き返すつもりの機械化兵の傍がいちばん安全なのは、非常識」
GM:でも、それだけ言って、頷いてナビ席に引っ込むリトス。
ハインリヒ:「櫛乃をまたひょいっと抱え上げる
GM/櫛乃:「まっ、また戻るんですかぁ〜〜〜〜?!」(悲鳴(笑))
ディーン:「……御武運を」
ハインリヒ:「坊主、お前もな!」
ハインリヒ:だかだかと走り去る
ハインリヒ:退場
ディーン:「……さて、斧の手入れでもしているか」手持ち無沙汰げに、どかっと座り。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン2 「霧中夜話」
 シーンPC:静真。

GM:――ヤシマ全土より、八門結界が消失してより20時間後。
GM: 
GM/ヴィヴリオ:「さて、T−X。――キミの任務は、了解済みだな?」
GM/T−X:「ヤー・ヘルコマンダン。可及的速やかに、11番機の復旧に向かいます!」
GM:敵天使兵――そして、報告にあった新型人間戦車も、海中は警戒していなかったのか。
GM:無事に、神守島の“プチフロート”から見て反対側の海岸――荒れた岩場で、民家もほとんどない――から上陸するなり。
GM:ヴィヴリオ大佐の一言で、最大戦力であるはずのT−Xは、あっさりと先行して駆けて行ってしまった。
静真:「昔は、徒競走ならタメを張れたのだが、うん……今は無理」
エルリッヒ:「……やれやれ、上陸作戦は何時だって肝が冷えるというのに」笑いつつ、コートの襟を立てて甲板に立ってる。
GM/ヴィヴリオ:「――天使はヒトの居ない場所には存在し得ない。……分かっているじゃないか、ハインシュタイン大尉」
GM:愛用のモーゼルをホルスターから抜くこともせず、シュボ、とパイプをくゆらす。
エルリッヒ:「なぁに、かくれんぼは得意ですからね」同じく久々にパイプを吸いながら。
エルリッヒ:あ、部下たちにも新鮮な空気を吸わせることは許可してます(笑)
GM/ヴィヴリオ:「さて、どうする? 私はインメルマン少尉を捕まえなければならないので、そちらに向かうつもりだが」
静真:「しかし、外は良いや……やっぱり空だ、空」うーんー!
静真:と伸びをする
静真:「あぁ、大佐の護衛は俺がやりたーい」
GM/ヴィヴリオ:「要らん。邪魔だ」(ばっさり(笑))
エルリッヒ:「というか、戦車乗りは戦車の運転が仕事だろうに」
静真:「いやいや、そんなこと言わずに」
GM/ヴィヴリオ:「……それならば、ここに残っている方が安全だろうがね」
静真:「おやつでも食いながら」
エルリッヒ:「ハァ……良いか? 我々は戦争をしている。良いか、我々は戦争をしているんだよ、静真少尉」
GM/ヴィヴリオ:「いいのかい? キミは彼女を追いかけたいのじゃないのかな、鴇宮静真少尉?」
GM:ふぅ、と煙を吐くヴィヴリオ。
静真:「……」
静真:「追いつけませんよ、俺じゃ」
エルリッヒ:「ギアドライバーはナビがいなければ役に立たない。そして役に立たない兵士を養う余裕はないぞ?」
ハインリヒ:登場するっさ
GM:おっと。OKですよ>ハインリヒ
ハインリヒ:「よぉ、さっき凄い勢いでT−Xが走っていったが、いいのか?」
ハインリヒ:森からあちこちボロボロの機械化兵が出てくる
GM/ヴィヴリオ:「……」(ちょっと、眼を丸くする)
GM/櫛乃:「Q〜〜〜〜」
ハインリヒ:背では、櫛乃は寝てなさい(笑)
エルリッヒ:「……幽霊にしては、足があるようじゃないか……」薄く笑って。
ハインリヒ:「残念ながら、生きてますよ」
ハインリヒ:弾の切れたワルサーとMP40は鈍器代わりに使ったのか、ぐちゃぐちゃの鉄の塊になってる
GM/ヴィヴリオ:「驚いたな。……ボクはてっきり、キミのことだから“プチフロート”に向かったと思っていたんだけどね」(肩を竦め)>ハインリヒ
ハインリヒ:「俺一人であそこに行くには、ちと骨なんでね。援軍を求めにきましたよ。俺のBvPを取りに行くのに手を貸してもらえませんか、“大佐”?」
GM:ふむ、と考えて。近くにいた水兵の護身用拳銃(P99だろう)を無断で徴用し、ハインリヒに放るヴィヴリオ(笑)。
GM/ヴィヴリオ:「任務ご苦労、インメルマン少尉。――それは特別報酬だ」
ハインリヒ:苦笑しつつ
ハインリヒ:受け取る
GM/乗組員:「……! 〜〜〜〜!」<抗議したそうだが何故か幸せそうだ(笑)
ハインリヒ:「なかなかいい銃だ」かちかち、と。嬉しそうにホルスターにしまう。
GM/ヴィヴリオ:「異論無い。おそらく、最終局面ではあの機体も必要だ……が」(ちら、と静真&エルリッヒを見て)
静真:「役に立たない兵士なら、お役ごめんでしょ。なら、俺はその方が良いね」
エルリッヒ:「なら、君をこの島において行くことにしようか?」無論シュネルギアは持って帰るが、と意地悪な笑い。>静真
静真:「む……」
静真:「あんたは何が言いたいんですか、艦長?」
エルリッヒ:「戦う力の無い奴が戦わないのは罪だ。戦う力のある奴が戦わないのならば、地獄に落ちろと俺は言っている」肩を竦めて。
静真:「……いやな人だな、あんたはッ!」
ハインリヒ:「なんですか、ドライバーが一人で? ナビを先に行かせて、そいつは玉付いてるのか?」
GM/ヴィヴリオ:「そう苛めるなインメルマン少尉。T−Xを先行させたのは、私の命令だ」(苦笑)
ハインリヒ:「ほーほー。俺の知ってる他のドライバーなら、命令は無視してでもナビとは離れたがらないもんだがね」
GM/ヴィヴリオ:「だが、そうだな。……鴇宮少尉に“教導的指導”をするには、私より貴官らの方が適任だろう」
GM/ヴィヴリオ:「作戦全体の修正については、追って伝える」
GM:ふう、と息を吐いて、艦内に引っ込むヴィヴリオ(笑)。
静真:「(すみませんね、命令なんで)」
ハインリヒ:「お前さんは、そこまで入れ込んじゃいないってことか?」静真をにぃっと見る
エルリッヒ:「俺も瑞穂の少年少女はそういうものだと聞いていたが、ね」肩を竦めて。
GM/櫛乃:「……そういうもの、なのですか?」
GM:じー、と静真を見る、巫女服の少女。
ハインリヒ:「櫛乃、好きな女の子なら、好きな男の子と離れたかぁないだろ?」にやっと笑う
GM/櫛乃:「はい。……そう思います。わたしも」(頷く)>ハインリヒ
エルリッヒ:「ところで、タイフーンの方は玉があるのか、無いのか?」静真を揶揄するように。
静真:「……むーかーつーくーわー!」
ハインリヒ:おっと、静真の剣幕に驚く
静真:「えぇい、寄って集って人の邪魔ばっかしやがって!」
静真:「俺にだってな、考えってのがあるッちゅーのに!せっかく大佐に色々聞きたい事も言いたいことも在ったと言うのにー!」
エルリッヒ:(……やれやれ。間違っても潜水艦乗りには向かないな)苦笑い
静真:「これだから、大人は好かん!」
エルリッヒ:「好かれなくて結構。先ほども言ったが、我々は戦争をしているのでね。なあ、少尉殿?」>ハインリヒ
ハインリヒ:「ま、戦争をしてるんだからよ。だから、好きな女とは一緒にいたいもんさ。そうだろ、エルリッヒ?」
エルリッヒ:「ああ。もっとも生憎、俺の場合は女はみんな陸でね。俺は守ることにしているんだ、ハインリヒ少尉」
GM/櫛乃:「ええと……。鴇宮くん?」
静真:「何だよっ!」がうっ!
GM/櫛乃:「それって。コドモの理屈」(ばっさり(笑))
静真:「だからなんだ!」
静真:「子供で悪いか!」
GM:きっ、とした視線でニラむ櫛乃。
GM/櫛乃:「――そういうのって、カッコ悪いと思うわ」
GM/櫛乃:「戦争、してるんでしょう? ……私たちだって」
静真:「戦争なんか、知ったことか!」
静真:「戦争は大人がやってりゃ良いんだよ!」
GM/ヴィヴリオ:「あー。鳴姫櫛乃くん。ちょっと打ち合わせしたいことがある。狭いがこちらに来てくれ」(ひょこ、と顔を出し)
GM/櫛乃:「あ、はい……」(とことこ、と海岸から艦内に)
エルリッヒ:「なるほど。――ではT−Xとシュネルギアを置いて逃げ出すわけか」くっくっくw
ハインリヒ:くっくっくと、凄い剣幕の静真を見て笑っている
エルリッヒ:「ま、こちらは良いですよ。 ――あー、少尉“殿”。そちらの戦力は?」
ハインリヒ:「森の中にタイフーンが一機、T−Xがいれば小一時間もかからず稼動するはずだ」
ハインリヒ:「あと、俺のBvPが湾岸のプチフロートにある。無事なら、それだな」
ハインリヒ:櫛野が消えたのを見てから
ハインリヒ:「エルリッヒ、煙草あるか?」
エルリッヒ:「あー、パイプで構わんか?」予備のパイプを取り出して。
ハインリヒ:「高尚だなぁ……。潜水艦載りらしいがな」
エルリッヒ:「紙巻は咥えてると湿気るんでね」口が寂しいときはパイプを咥えてごまかしてるらしい。
ハインリヒ:受け取り、火を点ける
静真:「……くそくらえだ、もう……!」
静真:逃げるように走る。
ハインリヒ:「おいおい、少し待てよ。これを吸い終わるまでは待ってもいいんじゃないか?」
ハインリヒ:静真に
静真:「あんたらとは話したくもない!」
エルリッヒ:「……やれやれ。せっかちだと女に嫌われるぞ?」
ハインリヒ:「まぁ、悪い大人の話しだって役に立つ時があるぜ」
ハインリヒ:楽しそうに、笑って、煙を吐く
ハインリヒ:走り去る静真を見て、嬉しそうに笑って煙を吐いていよう
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン3 「海の狼、空の亡霊」
 シーンPC:エルリッヒ。
ハインリヒ登場済。

GM:――その後、T−Xからの報告を待つため、再度潜航するUボートF103“ティンダロス”。
GM:狭い艦内にどうにか確保されているブリーフィングルームに、エルリッヒ、ハインリヒ、ヴィヴリオそして鳴姫櫛乃という面々が集まっていた。
GM/ヴィヴリオ:「やれやれ……。まさか本当に1人で追いかけていくとはな。戦死でもされると困るのだが」(肩を竦め)<静真
ハインリヒ:さっき借りたパイプに火をつけずに、咥えたまま
ハインリヒ:小さい椅子に腰掛けている
エルリッヒ:「……少々、意地悪が過ぎたかな」呟きながら、既にパイプの火は消している。
GM/ヴィヴリオ:「お前たちの悪いクセが出たな。――将来有望株を青田買いするのは構わんが、早くから朱に染めようとすると痛い目を見るぞ」
ハインリヒ:「次から気をつけますよ」
GM:まぁ、それはいい。とヴィヴリオは神守島の地図を広げる。
GM:(概ね、ミニサイズの屋久島だと思ってください<いめぇじ)
エルリッヒ:「さて、大佐殿。作戦については教えてもらえるのでしょうな?」
GM/ヴィヴリオ:「作戦は単純だ。インメルマン少尉の守ってくれた“鍵”――鳴姫櫛乃に、神守島の結界の再起動をやってもらう」
GM/櫛乃:「……っ、ですが、わたしは」
GM/ヴィヴリオ:「結界の駆動維持には霊力が足りない、だろう? そこを考えての、今回の人選だよ」
GM:ぼふ、とパイプ椅子に背中を預ける大佐。
GM/櫛乃:「じんせん……ですか? 鴇宮くんが?」
GM:きょとん、として――それから、一気に顔を真っ赤にする櫛乃(笑)。
ハインリヒ:「こらこらこら」苦笑する
GM/ヴィヴリオ:「残念だが、今回はそっち方面の手段を取っている時間的余裕が無い。もちろん精神的にもだが」
GM:そこいらに持ち込んでいたアンパンをはむ、と口にする。
エルリッヒ:「ああ、なるほど。 鍵を回すのに力が足りなければ、何かしらの爆薬で一気に回す、と」
ハインリヒ:「T−Xかリトスを爆薬にでもするつもりですか、大佐?」
GM/ヴィヴリオ:「どっちが爆薬なのか――説明が必要か?」>ハインリヒ
エルリッヒ:「いえ。長持ちする筈のものを使い捨てられるほど、資源に余裕はありますまい?」
ハインリヒ:「T−X、でしょうなぁ」
ハインリヒ:あんぱんに手を伸ばそうとして、はたかれる
エルリッヒ:砂糖とか餡子は貴重なんだけどなあ、と思いつつ。
GM/ヴィヴリオ:「もちろん、このことはあの少年には説明していないがね。……さて、どう切り出したものか」(天井を見つめつつ)
エルリッヒ:「まあ、ある程度予想はしてましたがね。だからこそ、静真少尉に発破をかけたつもりだが」
GM/ヴィヴリオ:「ともあれ、手順としてはこうだ」
GM:再度、身を乗り出し地図を示す大佐。
エルリッヒ:「……やれやれ。我々は戦争をしてる、か」苦笑いしつつ地図を見る。
GM/ヴィヴリオ:「結界の再起動に伴い――恐らく、近辺に遊弋する敵の人間戦車が何らかのリアクションを行なってくるだろう」
GM/ヴィヴリオ:「使えないのであれば、持ち込んだ7番機で対応する予定だったが……。目処があるなら、11番機を再起動してこれに応戦」
GM/ヴィヴリオ:「BvPは、“プチフロート”の指揮官の力量に期待するしかないな。まともに判断していれば、何らかのかたちで無事に秘匿しているだろう」
GM:識別信号のロストは、確認していないのだろう? と目を向ける>ハインリヒ
ハインリヒ:「あぁ、識別信号はまだ生きてますよ。だからなんとか取りに帰りたいんですがね」
エルリッヒ:「ふむ。……ならティンダロスでそちらまで送ろうか? 少々リスクはあるが、陸を行くよりは安全だろう」
ハインリヒ:「送ってほしいところだがね、俺にも仕事があるように、お前さんにも仕事があるだろ」>エルリッヒ
ハインリヒ:なんかあるんでしょ、と大佐を見る
GM/ヴィヴリオ:「……“プチフロート”が壊れた以上、シュネルギアを回収できるのはこの艦だけだ」
GM/ヴィヴリオ:「ミサイルサイロを空にするくらい、撃って撃って撃ちまくってもらうつもりだが?」
エルリッヒ:「やれやれ。……了解ですよ、大佐」溜息1つ。戦艦の仕事だよなあ、と苦笑して。
GM/ヴィヴリオ:「潜水艦だからここまで近づけたのだ。――“ティンダロス”が近海に居たのは不幸中の幸い、匣の底の希望といったところだな」
エルリッヒ:「次の呪法船団を迎えに行くところだったんですがね。ま、結界が戻らなければ『呪法』も無意味だが、と」海図を引っ張り出して眺めつつ。
ハインリヒ:「そういえば大佐」
ハインリヒ:「ガブリエラがいますよ。坊主たちに勝てますか?」
GM/ヴィヴリオ:「――必ず勝て、とは言わないがね」
GM/ヴィヴリオ:「いずれ倒さねばならぬ相手だ。……せめて結界が完全に再起動するまで持たせれば、勝機も見えると信じるしかないな」
ハインリヒ:「ま、今回は勝たなくとも、結界を張れれば負けではないってところですか」
GM:頷く。
GM/櫛乃:「具体的には、戦闘が始まって3ラウンドほど持たせていただければ、大丈夫だと思います」
ハインリヒ:「ところで大佐。その間、櫛乃はどうするつもりで?」
ハインリヒ:よもや一人で神社に帰すわけでもないでしょう
ハインリヒ:と、言う
GM/ヴィヴリオ:「結界の起動点は、神守神社の裏手から地下に降りた鍾乳洞の奥にある」
GM/ヴィヴリオ:「鳴姫くんには、T−Xとともにそちらに向かってもらうつもりだ」
GM:何か質問はあるか? と一同を見回すヴィヴリオ。
ハインリヒ:あんぱんをもっさもっさ食べている
GM:ちょっとジト目だが、何も言わない(笑)<ヴィヴリオ
エルリッヒ:――餡子とか砂糖はマジ貴重なんだけどなあ、という表情(笑)
ハインリヒ:うまそうにもっさもっさ
ハインリヒ:「あぁ、ミルクが飲みたいなぁ」
ハインリヒ:満足そうに
エルリッヒ:「生憎、牛乳は無いんですがね。豆乳はあったはずだ。あとで用意させよう」
エルリッヒ:「ああ、1つ質問なんですがね、大佐殿」
GM/ヴィヴリオ:「許可する」
エルリッヒ:「『ゆっくり鍵を閉められる状況』になれば、爆薬は必要ない、と判断しても宜しいのですかな」
GM/ヴィヴリオ:「……ふ」
GM:何だか、デキのいい生徒を褒める教師のような目線>エルリッヒ
GM/ヴィヴリオ:「痛いところを突いてくれる。存外に甘いな、君も――ボクも」
ハインリヒ:「甘いのは、このあんぱんだけじゃないようで」
エルリッヒ:「なに。何事も、手早く片付けるにこしたことはないでしょう?」薄く笑って。
GM/ヴィヴリオ:「これは、彼女の相棒である鴇宮少尉にだけ話すつもりだったんだけどね……」
GM:テーブルに肘を着いて、口元を隠す姿勢に。
ハインリヒ:じゃあ、ヴィヴリオを制そう
GM/ヴィヴリオ:「?」
ハインリヒ:「じゃ、それは静真にだけ話してやってくれませんか」
ハインリヒ:「あいつが、T−Xを助けたいと思うなら、坊主に頼るなり、リトスに頼るなりするでしょ」
GM/ヴィヴリオ:「そうか」(微笑)
ハインリヒ:「判断はあいつらに委ねるとしましょうや」
GM/ヴィヴリオ:「ならば、これだけは言っておこう。――これはボクの勘、そして“ベリアル”の分析結果からの推論だがね」
GM/ヴィヴリオ:「正直、ボクたちがこうしてのうのうと上陸できるのも、結界の再起動に挑戦するのも、全てあの女の読み通りなんだろうさ」
ハインリヒ:「魔女の一人、か。奴とも腐れ縁だな、いい加減」
GM:だが、と鋭い視線。
GM/ヴィヴリオ:「T−X。――遠山桂の存在こそが、こちらの最後の切り札だ」
エルリッヒ:「あー……大佐殿。1つ、宜しいですかな?」
GM/ヴィヴリオ:「ああ」
エルリッヒ:「『切り札』ってのは。切らずにおいて『持っていること』を相手に知らせている状態が、一番効果があるんですよ」薄く笑って、制帽を被りなおす。
GM:ふん、と鼻を鳴らして、再上陸のため立ち上がるヴィヴリオ。
GM:まぁ、「それができれば苦労はしない――」とでも言いたげな顔、ではあった。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン4 「決断のとき」
 シーンPC:ディーン。

GM:――ヤシマ全土より、八門結界が消失してより25時間後。
GM:神守島中腹部の森に墜落し、擱座していたシュネルギア:タイフーンのS.Q.U.I.Dに、再度灯がともる。
GM/リトス:「――――!!」
ディーン:「やったか!?」
GM/T−X:「これで、大丈夫なはずです。……それにしても、ずいぶん手ひどくやられていましたね」
GM:ふう、と額の汗を拭って、タイフーンを見上げるT−X。
GM/T−X:「それほどに、強敵だったのですか?」>2人
ディーン:「ああ……初見ではわからなんだが、ようやく思い出した」
GM/T−X:「?」
GM/リトス:「……あれは」(ぎり、と拳を固める)
ディーン:「カノン・M・ガイスト。確か、そんな名前だったはずだ。一度は、俺のようにこちらに亡命してきたはずの、な」
GM/T−X:「……カノン……ミューズ・ガイスト」(は、とした顔)
GM/ヴィヴリオ:「その通りだ。……そして、君たちにはもう一度、彼女と矛を交えてもらう必要がある」
ディーン:「……大佐」敬礼。
GM:ざりざりざり、と下生えを踏み分けて登場するヴィヴリオ大佐。
GM:傍らには、例の2つお下げの巫女を連れている。
GM/リトス:「……」(同じく敬礼)
ハインリヒ:大佐の護衛で隣にいる
GM:できるか? と視線で問うて来るヴィヴリオ大佐>ディーン&リトス
ディーン:「無論。二度は負けません」
ハインリヒ:「よーしよし、その意気だぜ、坊主」
GM/リトス:「……今度こそ、負けない」(頷く)
GM/T−X:「大佐……? あの、静真、じゃない。鴇宮少尉は?」
静真:「ここに居るよ」岩場の影から声を出す。
GM/T−X:「静真……」(あからさまに、ほっとした様子。そう、今はメット付)
ディーン:「……出てこなければ俺の斧の錆になってもらうつもりだったぞ、静真」
静真:「物騒な奴だなぁ……」
ハインリヒ:「お。いたのか。それじゃ大佐、ここは任せますよ」
静真:「すみませんねぇ、少尉〜」
GM/ヴィヴリオ:「ああ。タイミング合わせは、所定の方式どおりだ。忘れるな」>ハインリヒ
ハインリヒ:「櫛乃もしっかりな」
ハインリヒ:櫛乃の頭をぽんと叩いたあと、大佐と皆に手を振って、湾岸に向かおうとする。
GM/櫛乃:「はい! ――あの、インメルマン少尉」
ハインリヒ:「おう?」
ハインリヒ:足を止める
GM/櫛乃:「守っていただいて……ありがとうございました!」(深々とお辞儀)
GM:おばあちゃんのぶんも、頑張ります……と微笑む。
ハインリヒ:「なに、子供を守ってやるのが、大人の役目だからな。大きくなって俺に恩を返してくれや」
ハインリヒ:「静真もな」
ハインリヒ:そう言って、森の中に消えていく
ハインリヒ:退場
GM/櫛乃:「……」(名残惜しそうに森を見ている)
ディーン:「案ずるな。生きていればいずれ会える」櫛乃に。
GM/櫛乃:「はい……」(頷き)>ディーン
静真:「はーぁ……んで、また俺を扱き下ろしに来たって?」岩場の上にすわり
静真:櫛乃に声をかける
GM/櫛乃:「違うわ。……少しは大人のヒトの話も聞く耳持つべきよ、鴇宮くんは」(ぷいっ)
静真:「ファザコンに言われたかないね」
GM/ヴィヴリオ:「さて……。ふむ、メンバーとしてはちょうど良いか」
GM:ぐるっと一同を見回し、いきなりモーゼルを抜き打ちで発砲するヴィヴリオ。
ディーン:「やれやれ、何があったかは知らんが、そう熱くなるな。まとまる話もまとまら――――――!?」吃驚。
GM:ギエエエエエ……と悲鳴を上げて、忍び寄っていた黒色天使が消滅していった。
ディーン:「――迂闊。俺もまだまだ修練が足りんか」
GM/ヴィヴリオ:「余計なちょっかいも増えて来ている。手短に済ませるぞ」
GM/ヴィヴリオ:「これより、鳴姫櫛乃及びT−Xの両名には、神守神社の地下、八門結界陣の基点に趣き、結界の再起動を行なってもらう」
静真:「……T−Xを爆弾にするって事でしょう?」
静真:「再起動のための尊い人柱」
GM/ヴィヴリオ:「これに伴い、遊弋している敵の新型人間戦車が……」
GM:ふむ、と言葉を切り。
GM/ヴィヴリオ:「分かっているなら話は早い」>静真
GM/ヴィヴリオ:「どの道、次の戦闘を経れば天使化は免れない状態だ。……お前も、自分の相棒を撃ちたくはなかろう」
GM/リトス:「……」(唇を、噛む)
GM/T−X:「静真……」
静真:「当たり前です」
静真:「ちょうど良いから逃げてやろうかとも思ってますよ」
ディーン:「―――質問があります、大佐」
GM/ヴィヴリオ:「私がお前に問いたいのは1つだよ。……最期の時をともに過ごすか。あるいは彼女の犠牲を無駄にしないために命を賭けてそこで死ぬか、それともただの子供に戻って狭い艦内の隅でぶるぶるがたがた……何だ?」
GM:ディーンを見る大佐。
ディーン:「T−Xなしで結界を起動する事は可能なのですか? それと、その際に要する時間も、可能であれば教えていただきたい」
GM/ヴィヴリオ:「T−X無しで結界の再起動を行なうことは、現状では不可能だ」
GM/ヴィヴリオ:「鳴姫櫛乃ひとりでは、ヤシマの八門結界陣の構築維持には残念ながら資質が足りない。それを補う時間も、また存在しない」
GM/ヴィヴリオ:「むろん、起爆剤に使用する“黒い天使核”は必ず彼女である必要は無いがね……。ゆえに彼女が選ばれたことは理解できるな?」>ディーン
ディーン:「ふむ……」顎に手を当て、思考。
静真:「俺の望みは唯一つだけ。変えるつもりは無い。その為になら神でも悪魔でも、天使にだって魂を売ってやる」
GM/T−X:「静真……」
GM/ヴィヴリオ:「そうして、貴様は“遠山桂”の生きた意味を土足で踏み躙るのか。鴇宮静真?」
GM:冷たい視線が、静真を射抜く。
静真:「あんたらは、遠山桂を二度も殺すのか」
静真:「大人の事情で!」
GM/ヴィヴリオ:「それが本人の望みである以上、我々にはそれを叶えるため、力を貸さない理由が存在しない」
GM/ヴィヴリオ:「ヤシマを、みんなを守るために命を掛けて戦う。――例え、己の身を犠牲にしようとも悔いは無い」
GM/ヴィヴリオ:「私の知る“遠山桂”と。……お前の知っている彼女とは別人だったのか?」
GM:静かに、冷たい声。
静真:「……」
GM/T−X:「……」(静真に視線が向いているが、表情はバイザーで分からない)
静真:「何も」
静真:「結局、俺は何もしてやれないのか……? なぁ?」
GM/ヴィヴリオ:「できることはある。……その選択を強制するつもりは無い」
GM/ヴィヴリオ:「だが……あまり猶予はやれんぞ? 10分後に出発する」
GM/ヴィヴリオ:「エングリオ少尉。作戦行動の確認と、敵新型機の交戦記録を」
GM:と、シュネルギアのコクピットに潜り込むヴィヴリオ大佐。
静真:「出来ること? 遠山を見殺しにしろって事ですか? それとも、使い潰せ、とでも?」
GM/櫛乃:「どうして、見送ってあげる。とか、最期まで傍に居る、とか言えないかなぁ……」(肩を竦め)>静真
静真:「邪魔な女だな、お前」
静真:「しゃしゃり出て来るなよ」
GM/櫛乃:「ふん、だ。――女心の分からない子供が喚いてるんじゃないわよ、っていうの!」(ぷいっ、とそっぽを向いてシュネルギアの反対側に移動)
ディーン:「よせ、静真。熱くなったとて現状は変わらん。せめて最後まで話を聞いてからにしろ」
GM/T−X:「……」(苦笑、しているっぽい)
静真:「判る訳ねぇだろ、そんなもん」
ディーン:「櫛乃殿もあまり炊きつけるな」そっちをじろりと見て。
GM/櫛乃:「知らないわよ。……大佐さんから聞いたけど、貴方たちはいつでも、最後まで諦めないで戦ってきて、たくさんのひとたちを助けてきたんでしょう?」>ディーン
GM/櫛乃:「でも、この鴇宮くんじゃ駄目。始めから諦めてるヒトには、誰も救えないし奇跡だって起こせやしないわ……。じゃ、邪魔者は引っ込んでるから、頑張ってね?」(つーん)
ディーン:「――やれやれ、一度冷えるまで放っておくしかないか」肩をすくめ、1歩下がる
静真:「……はぁ……」
静真:「もう、何がなんだかわかんねぇや……」
静真:へちょんと、岩に座り込んで溜息をつく
GM/T−X:「静真」
GM:不意に、頭上から懸かる声。
静真:「なんだね、嫁」
GM:ぽとん、と足元に落ちるヘルメット。
静真:「っと」反射的に拾う
GM:ふわり、と顔全体を包む髪の匂いに――唇に触れる柔らかな感触。
GM/T−X:「……静真は、信じてくれないのかな? わたしのことは」
静真:「信じてるよ」
GM:顔が離れる。少し上気した頬。
静真:「でも、幾ら信じてたって……」
静真:「“俺は”何も出来ない」
GM/T−X:「……諦めないで。わたしはきっと、帰ってくるから」
GM:微笑む。
静真:「うー……」首だけ上を向く
GM/T−X:「だから、静真は……。ただ待っててくれてもいい」
静真:「遠山は何でもかんでも自分でやっちゃうな……」
GM/T−X:「セラピアにも、よく言われたね」
静真:「俺が女心を判らないなら、お前も男心が判らんのですかねー?」
静真:すー、はー……
GM/リトス:「……」(ひょい、とコクピットから顔を出して、じー、とディーンを見ている、見ている、見ている(笑))
ディーン:「……無骨者にあまり期待するな。努力はするがな」リトスは見ずにぼそりと。
GM/リトス:「……」(こくん、と頷いて、また引っ込む)
GM/T−X:「分からないわね。静真は最後のところはなかなか見せてくれないから」
静真:「最後のところ、か」
静真:「端的に言えば」
静真:「とおやまかつらはおれのもんじゃー、らぶらぶしたーいえろえろしたーい、ぜったいはなしたくなーいー」
静真:「となりますが」
ディーン:無言で突っ伏します、すげえ音立てて。
GM:なんか、シュネルギアの向こう側から、放物線を描いて投石が(笑)>静真
静真:「あー、あー“俺は桂と添い遂げる!”とかでもいい。しーぶい、檜やmおごっ!?」
GM/T−X:「それなら、わたしがいま、静真にどうして欲しいかくらい分かって欲しいなぁ……」(ジト目)
静真:「……だーかーらー……その辺は大前提として、俺にもなんかやらせてくれっていってんの」
GM/櫛乃:「(あれだけおじさんたちに発破かけられて、なーんでわっかんないかなぁ〜?)」
静真:「判るか、何も出来ずに見てるだけの無力感!」
GM/T−X:「それでいいよ」
GM/T−X:「最期まで、見てて欲しい」
GM:うん、と頷く。
静真:「……つぁー……」
静真:「やっぱり、なんも判ってない気がするぞ、お前……」
静真:たはは、と……笑う。
静真:「最後まで、見てるよ。きちんとな」
静真:くるりんと、桂の髪をなで
ディーン:「それでこそ、だ。静真」むくりと起き上がって、以上。
GM/T−X:「うん……ありがとね、静真」(ぎゅ、と両手で手を握って)
静真:「……おう」
静真:強張っていた肩から、ストンと力が抜けた。
GM/ヴィヴリオ:「――話はまとまったようだな」(すと、と“タイフーン”から降りてくる)
GM/ヴィヴリオ:「では、私は“ティンダロス”に戻る。――作戦開始のタイミングについては、所定の方法で確認しろ」>ALL
静真:「あいあいまむ」OK
ディーン:「了解!」敬礼し、タイフーンのコクピットへと上る。
GM/ヴィヴリオ:「それから。――鴇宮静真少尉」
静真:「……はい?」
GM/ヴィヴリオ:「何もできない者でも、大河に石を投げ込む程度のことはできるだろう?」
静真:「そうですね」
GM/ヴィヴリオ:「それが、時としてほんの少し水面を揺らがせる。……それが無意味と思うか?」
静真:「……判りません」
GM:それが、お前の道を決めるだろうさ。と微笑って。
GM:ヴィヴリオも、去っていった。
静真:「でも、意味が出来るまで投げ込んでやるのもアリかな……?」ぼそり
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン5 「戦士の誇り」
 シーンPC:ハインリヒ。
静真、ディーン登場不可。

GM: ――ヤシマ全土より、八門結界が消失してより25時間後。
GM:午後23時。
GM:深夜、星降る夜に天使兵たちの呻き声しか聞こえなくなった神守島の人口集中域――“プチフロート”に、再度砲火の閃きが交差する。
GM:UボードF103“ティンダロス”乗組員から選抜された陸戦部隊に、ハインリヒ・インメルマンを加えた僅かな戦力は、敵中突破による味方VTOL機の回収まで、あと一歩のところまで迫りつつあった。
ハインリヒ:「くそ、敵だらけだな」
GM/乗組員:「く、この――!」
ハインリヒ:「何人付いてきてる!」
GM:ガンガンガンガン!! と響く銃声。
GM:元は島民であったろう灰色天使が、次々と撃ち倒されていく。
GM/乗組員:「現在、陸戦隊20名、いちおう全員無事ですぜ少尉!」
GM/乗組員:「ッ、でも……分かってても、あまり気持ちのいいもんじゃないっすねえ」
ハインリヒ:軽機関銃を抱えて、振り向く
ハインリヒ:「ここまでだ。お前たちはエルリッヒのところに戻れ」
GM:ばたばたとアサルトライフルに灰色天使が薙ぎ倒されている。
ハインリヒ:「ここからは俺一人で行く」
GM/乗組員:「いや、しかしここで天使どもの侵攻を食い止めねえと――」
ハインリヒ:目の前、もう少しのところにある愛機を眺めて
GM:いや、まだ視界には入ってない(笑)<BvP
ハインリヒ:なにー(笑)
GM:というより、“プチフロート”の甲板に置いてあった機影が見当たらなかったので。
GM:中央の封鎖区画に向かってる途中、と思いねえ>ハインリヒ
ハインリヒ:いえっさ
GM:びゅるん! と暗闇から伸びる黒色天使の鉤爪が――。
ハインリヒ:素手で爪を吹き飛ばす
ハインリヒ:「俺はBvPまでたどり着けばいい。だがお前等は、敵のど真ん中に置いてけぼりだぞ」
GM/乗組員:「うわっとと、助かります少尉! ……まぁ、てことは。少尉がBvPを動かすまで粘ればいいってことでして」
GM:と、ハインリヒの置いた軽機関銃を手際よくバリケードの主砲に据えていく海兵ども。
ハインリヒ:「たく。どいつもこいつも、戦争が好きで仕方がないって面をしてるな。エルリッヒの部下らしい」
ハインリヒ:苦笑している
GM/ヴィヴリオ:「そういうコトだな。――まぁ、ここは私が引き受けてやろう。とっととお前の恋人を助け出して来い」
GM:ぱんぱん、と無表情にモーゼルさんで黒色天使を薙ぎ倒している化物さんが。
ハインリヒ:「了解だ、ヴィヴリオ。俺たちが結界を張るまで持ちこたえててくれよ」
GM/ヴィヴリオ:「いや、お前がBvPを動かしたら、とっとと逃げ出すさ」(フ、と笑い)
ハインリヒ:特製合金のカトラスを両手に持って、バリケードを乗り越え走る。
ハインリヒ:リミッターを解除し、灰色天使の脇をすり抜けていく
GM/ヴィヴリオ:「――ふむ、だが妙な感じだな。……悪い予感は往々にして当たるものだが」
GM/乗組員:「ふ、不吉なコト言わないでください! どにかく橋頭堡は確保しましたぜ、行って下さい少尉!」
GM:と、いう声に見送られ。
GM:短時間であれば、統率の取れない黒色天使や灰色天使相手に“プチフロート”の制圧権を奪回するのは、そう難しくは無い。
ハインリヒ:「妙だな。薄すぎるか……?」
ハインリヒ:敵の抵抗に
GM:――そう、その証拠に。
GM:中央の封鎖区画に向かうハインリヒの行く手には、追い詰められ身体を食い散らかされながらなお抵抗したであろう、神守島駐留部隊の兵士たちの亡骸が転々と転がっていた。
ハインリヒ:「くそっ……」
GM:同様に散らばっているのは、自爆同然の攻撃で撃破された、ホイシュレッケの手足や尻尾などだろうか。
GM:最期まで。そう、最期まで彼らは果敢に戦ったのだ。
GM:だから――。
GM:いまなお、ボロボロになった一匹のホイシュレッケがギチギチと爪を立てている。
GM:封鎖区画の重厚な扉は、破られずに残っていたのだ――。
GM:(てことで、演出で倒してOKです)
ハインリヒ:「ぬううううりゃああ!」
ハインリヒ:飛び上がって、ホイシュレッケの脳天にカトラスを突き立てる
GM/ホイシュレッケ:「giiiyaaaaaaaa……!!」
GM:キュドン! と砕け散る量産型能天使。
GM:さすがに、脆くはなっていたのか。
ハインリヒ:そのままねじり、もう一本のカトラスも突き立て、二枚に下ろす。
GM:ドオオオン……とホイシュレッケごと砕かれる扉。
GM:その奥には――。
ハインリヒ:「ここにあってくれよ……」
GM/少年:「う、うわああああ!?」
GM/少女:「きゃあああああッ?!」
GM:広いスペースの隅で身を寄せ合い、ぶるぶるガタガタ震えるばかりの少年少女10数人と。
GM:彼らを守るべき主を待つ、物言わぬBvP504戦闘機の雄姿があった。
ハインリヒ:「よう、騎兵隊だ。よく守ってくれたな」
ハインリヒ:返り血まみれで、笑う
GM/少年:「わ、わわわ……て、てきっ、じゃないくて。味方……?」
ハインリヒ:しかし困ったな、と首を傾げる
GM/少女:「助けに、来てくれたの……? 軍人のおじさんの、言ってたとおりだ……」(へたへた)
ハインリヒ:扉はいまので吹き飛んじまった、俺がいなくなったらこいつら食い殺されるぞ……
ハインリヒ:と考え込みながら、BvPの様子を見る
GM:いや、バリからここまでは敵はさっきのホイシュレッケしか居なかったので。
ハインリヒ:お、そうなのか。
GM:うむ。その代わり死体が半個中隊分ほどな(黙祷)。
ハインリヒ:「おぉ。こいつを運んでくれた奴はどこにいる?」
ハインリヒ:こんこんと、BvPの外装を叩く
GM/少年:「……」
GM:BvPの風防を指差す少年。
ハインリヒ:「そうか」
ハインリヒ:んと、見る
GM:多少、震えている文字で、メモが貼ってある。
GM/メモ:「我々では、これは扱いきれないので。――後を、頼みます」
GM:と、遺されていた。
ハインリヒ:「くそ……。おいお前等、よく頑張った」
GM/少女:「……うん」(頷く)
ハインリヒ:「後は俺たちに任せろ……と言いたいところだが……」
ハインリヒ:「銃が使えるやつはいるか?」
GM:恐らく、BvPを固定砲台にでもすれば、もう少しは粘れたのだろうが……。
ハインリヒ:BvPにタラップも使わず乗り込みつつ
GM/ヴィヴリオ:「どうしたハインリヒ? 何かあったのか」(通信)
ハインリヒ:「生き残りの子供が10人ちょいほど、こっちにいますよ」
GM:ちなみに、ぶるぶると首を左右に全力で全員振っている(笑)<銃
ハインリヒ:「どうやらそこでもう少し持ちこたえてもらわにゃならんようだ」
GM/ヴィヴリオ:「成る程。……守備隊も余計な足手まといを置いてくれたものだ。いいハンデじゃないか」
ハインリヒ:エンジンを始動させつつ
GM/ヴィヴリオ:「吹き飛ばさないように発進しろ。後はこちらで何とかする」
ハインリヒ:「よし、おまえらはもう少し隠れてろ」
GM:こくこく、と全力で頷く子供たち。
ハインリヒ:「今、怖い奴らは、俺たちがみんなやっつけてきてやるからな」
ハインリヒ:にっと笑う
GM:こくこくこくこく、と全力で頷く子供たち。
ハインリヒ:「離れてろよ!」
ハインリヒ:ごうっ!とBvPを垂直に飛び上がらせ
GM:“プチフロート”の甲板を突き破り、雄々しく飛び立つBvP504!
ハインリヒ:バリケード向こうの天使共を少しでも薙ぎ払ってから、飛び立つ
GM/ヴィヴリオ:「なるほど、いい腕だ。悪いが皆、もう少し地獄に付き合って――」
GM:ふと、神守島の中腹、神社の方を見るヴィヴリオ。
GM/ヴィヴリオ:「しまった! 妙に抵抗が弱いと思えば、そういうコトか――!!」
GM/ヴィヴリオ:「ディーン、リトス! 聞こえるか? 直ぐに神守神社へ飛べ! いま直ぐに、だ!!」(通信)
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン6 「シンデレラ・テンプテーション」
 シーンPC:静真。
ディーンのみ登場可。(ハインリヒ、エルリッヒは通信であれば可)

GM: ――ヤシマ全土より、八門結界が消失してより26時間後。
GM:午前0時より、少し前。
GM: 
GM:いまだ焼けた木々と社屋の燻る、神守神社。
GM:その境内へと入った鴇宮静真、T−X、そして鳴姫櫛乃の前に――。
GM:ヤシマ風の制服を来た女学生と、血の華をあしらった紅いワンピース姿の少女とが、立っていた。
GM/カノン:「やっとお出ましね。……待ちくたびれたわよ?」
GM/ガブリエラ:「……カノン、目標を排」
GM:ふふ、と微笑し。ワンピースの少女を手で制す。
GM/T−X:「……ッ、静真」
GM:じり、と互いの動きを牽制しあうように、ギリギリとした緊張感が満ちる。
静真:「昔、見たことがあるな、あんたの顔」
GM/カノン:「そうかしら?」
静真:「あんまり、しゃべったコトは無かったけど」
GM/カノン:「まだ駄目よガブリエラ。……じゃあ、少しお話しましょうか。鴇宮静真くん?」
静真:「やれやれ、今回はどいつもこいつも……む」
GM:腕を組み、黒こげの石灯籠に背を預け……。夜風に黒髪をなびかせる。
GM/カノン:「単刀直入に聞くわ。……T−X、いいえ。遠山桂を救う方法がある、って言ったら。どうするかしら?」
GM:血よりも濃いルビーめいた瞳が、静真を射抜くように見つめた。
GM/カノン:「……」(じー)
静真:「……どうする、か。……聞く」
静真:「むしろ教えれ」
GM/T−X:「静真!?」
GM/カノン:「合衆国の技術と神秘を使えば可能だわ。証拠もここにある。――このガブリエラはね、天使化した完全機械化兵なのよ?」
GM/ガブリエラ:「……」(きょとん、と傍らのカノンを見)
GM:そっちの記録にもあるでしょ? と、とぼけた顔をして、優しく赤茶の髪を撫でるカノン。
GM:参考。そっちの記録
静真:「あー、あー、なんか読んだな」
GM/カノン:「合衆国に降りなさい、鴇宮静真くん。……そうすればもう、辛い想いを抱える必要も無くなるわ」
GM:どう? とまるでデートに誘う女友達のような顔で。
GM:天使の/悪魔のささやきを吹き込む。
静真:「浮気のお誘い来た〜 と言う事ですが、T−Xさん」
GM/T−X:「……」(すんごい冷たいジト目でニラむ(笑))
静真:「……怖い……って」冷や汗
ディーン:その直後、ゴガァン! という轟音と共にカノンと静真を分かつように斧が降って来ます。
GM/カノン:「きゃああああッ? な、何?!」
GM/ガブリエラ:「――敵戦力の発生を確認。シュネルギア1、VTOL戦闘機1。……このままでは、遊べないよカノン?」
GM/T−X:「だ、大丈夫ですか静真、櫛乃さん!」(庇ってた)
GM/櫛乃:「な、何とか〜〜〜〜」(あうあう)
静真:「あーぁ、残念。デートのお誘いは邪魔されちゃったん」むにむにもみ
静真:「む。手応えが違う……あれ?」
GM/櫛乃:「……どこ、触ってるんですか?」
静真:「なかなか、いいものだったらしい」
GM/櫛乃:「できればとっととどいてください鴇宮くん。でないと、殺されますよ?」
GM/T−X:「……」(2人を庇うように、立っている)
ディーン:「そうはさせんぞ、ガノン・M・ガイスト! 俺の戦友(トモ)を、みすみすくれてやるものか!」大音量で叫ぶ。
GM/カノン:「あら、カレは結構乗り気だったみたいだけど?」(くす)>ディーン
ディーン:「ふん、だとしてもくれてなどやるものか。これ以上、リトスの前で仲間を失わせはせん!」
ディーン:直後はっとなって「ご、誤解するなよ!?」とかリトスに言いますが(何
静真:「大丈夫だ」
静真:「そのあたり、うちの嫁に任す。俺は俺で、色々な」
静真:「任せたぜ……遠山。俺には完全機械化兵は荷が重い」
静真:「あぁ、それとな、ディーン……個人的には杞憂だったと思うぜ、うん」<邪魔立て
ディーン:「ふん、見せ場の一つぐらい寄越せ」
GM/カノン:「大言壮語ね。じゃあやってみなさい……って?!!」
GM:ゴガアアアン!! と容赦なく発射される小型陽霊子砲(笑)。
GM/リトス:「……ええ、そうよディーン。その意気」
GM:どん、どおん!! と陽霊子砲が神社の土台をがんがん抉っていく。
GM/カノン:「……ッの、非常識娘! 私だって1発で留めておいたのに!!」
GM/ガブリエラ:「――“クルセイダー”を呼んで、カノン。あれが無いと」
GM:と、リトスの攻撃を、カノンを抱えて回避している元・完全機械化兵。
静真:「……さーて、あんまり長居もしてられ無いみたいだな、カノン・Mっ娘・ガイストさん」
GM/カノン:「……ッ、覚えていなさい!」
GM/カノン:「分かってるけど、揺らさないでね。舌噛むから」
GM/ガブリエラ:「努力する」
静真:一歩、二歩、三歩
静真:「わすれたー」
GM:ひゅんッ! と忍者の如く消えうせる2人。
GM/T−X:「……」(ちょっと、呆然)
ディーン:「ああ、あの時の機体で来い、カノン・M・ガイスト! そうでなければ、俺の溜飲が下がらんのでな!」
静真:「……」
静真:はぁと、溜息
GM/櫛乃:「ええっと。……ありがとう、ディーンくん!」
GM:シュネルギアを見上げ、ぺこりと2つお下げをお辞儀する櫛乃。
ディーン:「礼はいらん。俺の個人的恨みもあったのでな、あの黒髪女には」
静真:「……まぁ、アレだ」
静真:「これ以上、遠山の決意ってやつを疑ったら……」
GM/T−X:「……静真」
静真:「……T−X以外にも銃弾を叩き込まれた上に、最後は踵落としで締め、とかされそうで堪ったもんじゃない」
エルリッヒ:『……ザ、ザザ……ッ――此方ティンダロス、此方ティンダロス』と通信が入る。
静真:「……ん……?」
ディーン:「こちら『タイフーン』。ティンダロス、どうぞ」
GM/リトス:「ディーン。……V機関の出力を索敵範囲の拡大に、あ。待って、通信」
GM:ぴぴぴ、とリトスがコンソールをいじり、静真やT−Xにも中継。
エルリッヒ:『ザ――……覚悟はできたか?……ザッ……ザザッ』
ディーン:「……だそうだが?」>静真
静真:「今更だ」
エルリッヒ:『……ザザッ――本艦はこれより、反攻作戦を開始……ザッ――覚悟ができてるのなら、付いて来い――』非常に楽しそうな声。
静真:「ここまで来てる時点で、覚悟は決めたさ―――」
GM/リトス:「そうね、今更。――覚悟ができてなかったら、ここでまとめて始末」(素っ気無い声)
ディーン:「全くだ」ふん、と鼻息荒く。
GM/櫛乃:「良かったね、鴇宮くん。……いい友達、居るじゃない?」
GM:つんつん、と肘で突ついてくる巫女さん。
静真:「なんだ」
静真:「お前も今更のことを言うんだな、案外」
GM/櫛乃:「? まぁ、そうかもね。……じゃあ、行こうか2人とも」
GM:てくてく、と神社の裏手に歩き出す鳴姫櫛乃。
エルリッヒ:『……ザザッ――宜しい、諸君。ならば戦争だ……ザッ』クック、と心底楽しそうな笑い声。
静真:「……でも、俺はあんな戦争屋にはなりたかないなぁ……」
GM/櫛乃:「定番だけど、入り口は裏手の滝……っきゃああ?!」(<破壊の穴につまづいた)
GM/リトス:「……あ」
GM/T−X:「櫛乃!」(ひゅん)
GM:と、転びかけた少女を抱える完機ちゃん(笑)。
ディーン:「……こけたな」
静真:「……こけたぞ」
エルリッヒ:『――ザザッ。戦争屋とは失礼だな。――ザッ――何処かの誰かを守るための戦争ほど、軍人が楽しめるものはあるまい?』
静真:「うげっ、聞こえてた」
GM/リトス:「無事。……問題ない」
ディーン:「まあ、不可抗力だ。仕方あるまい」当然のように。
ディーン:「さて、俺たちは俺たちの戦いをしに行くとしようか」 で、以上。
GM/リトス:「了解。……次は、負けない」(首肯)
静真:「……よし、分の悪い賭けに突撃するとしようか」
GM/櫛乃:「――――」(じー、と静真を見ていたが、ふいっと歩き出す)
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠