エンゼルギア研究所
†Testify Your Own / Angel Gear†

■サイト内検索

- Powered By Google -


■はじめに

■メインコンテンツ
研究所掲示板
エンゼルギア考察
▼天使大戦用語集
▼巫女ナビ推進委員会
TRPG用データ集

■オンラインセッション

■その他

Written by Japanese ONLY
(C)2003-2012 Souma-Seien.
All Rights Reserved.
back to Main

(C)2003 Inoue Jun'ichi
/ FarEast Amusement Research Co., ltd
(C)2003 ENTERBRAIN,INC.
(C)RUNE

Last Update/2012.02.05


◇ 第18話『心に翼を、翼に力を』◇

「私たちは、何かに準えて彼らの敵役にされているのではないか、と……」
――ローズマリー・イリッチ

 

今回予告/ハンドアウト/自己紹介/シーン1///
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


今回予告
 時に、1999年7月。
 ようやく体勢が整ってきた瑞穂基地シュネルギア隊に、新たな力がもたらされる。広域制圧用シュネルギア“イェーガー”の強化パーツが開発され、実用化にこぎつけたというのだ。
 本来開発中であった出雲基地が壊滅したため、運用試験は瀬戸内海の美田島海軍基地にて行なわれることとなる。
 そこには、思いも拠らぬ再会が待っていた――。

「トゥアレタ? トゥアレタなのかい?」
「そんな――昴、兄さん?」

 生命の泉(レーベンスボルン)教会出身の若き士官、如月昴(きさらぎすばる)。
 夏の陽射しのもと、少女の胸に去来するのは懐かしさだけなのか。
 青空に弧を描くミサイルの軌跡が、たどり着く果てにあるものは何なのか。
「そんなの、分かるわけ無いじゃない。でも――」

 エンゼルギア 天使大戦TRPG 第18話
 『心に翼を、翼に力を』

「――エンジン、臨界です。もう持ちません!」
「まだだ、何としても持たせろ! アイツが――来るまでは!」


シナリオハンドアウト
▼PC1 シオン・ミドウ  ギアドライバー/ストライカー
 ナビゲーター:トゥアレタ・クレーリオン
 ダーザイン:【如月昴からの親近感】
 君の相棒、トゥアレタの出身について、確かに君は知らないわけではなかった。
 だが、新型兵器のテストに赴いた先で、自分よりも彼女を良く知る青年将校が出て来るなんて予想外だ。――彼が妹のようにトゥアレタに接する度に、彼女が君の知らない表情を浮かべる度に、君の心はざわついてしまう。
 どうすればいい? その答えは、まだ見えない。

▼PC2 ハインリヒ・インメルマン  機械化兵
 ダーザイン:【ローズマリーからの仲間意識】
 シュネルギア“イェーガー”の強化パーツ、パワードアーマー。その評価試験の相手として選ばれたのは、美田島海軍基地所属の教導艦隊と、自分と、七支隊所属の彼女だ。無論、名誉なことには違いないが、何か釈然としないものを感じる。
 ――彼らが悪いわけじゃない、気にするな。と彼女は言うのだが。

▼PC3 霧島 亮  ギアドライバー/シューター
 ナビゲーター:八坂凍
 ダーザイン:【如月昴からの闘争心】
 シュネルギア“イェーガー”の強化パーツの運用試験ということで、君と君の相棒も、美田島海軍基地に派遣されることになった。
 ただ、自分たちは少し浮れ気分だったかも知れない。
 評価試験の相手となる青年将校は、本気でシュネルギアに勝つつもりでいるようだと――君は、思い知らされることになる。

▼PC4 瀬名 まどか  管制官
 ダーザイン:【ヴィヴリオからの信頼】
 出雲基地で開発され、美田島基地で運用試験が行なわれることとなった、シュネルギア“イェーガー”の強化パーツ、パワードアーマー。だが、その開発経緯には不透明なところも多いと、君の上官は告げた。
 新装備が既定の性能を満たし、実戦に耐えうるならよし。そうでなければ、悪しき芽は芽のうちに摘み取らなくてはならない――。


自己紹介
シオン:僕はシオン、シオン・ミドウ。
シオン:一応G3の少尉ってことになっている。
シオン:見てのとおり、純粋なヤシマ人じゃない。
シオン:母親はヤシマ人なんだけどね。
シオン:こんな外見だから合衆国のスパイ扱いされるのは日常茶飯事さ。
シオン:裏切ったと思ったらいつでも後ろから撃って構わない。
シオン:一度死んだはずの命だしな。
シオン:クラスはギアドライバー/ストライカー。瑞穂中学三年。
シオン:所持ダーザインは【トゥアレタからの苛立ち/2】【合衆国からの憎悪/2】
シオン:【昴からの親近感/2】【まどかからの好奇心/2】。以上(オーバー)!

ハインリヒ:「俺はハインリヒ・インメルマン」
ハインリヒ:「G3帝国空軍少尉だ」
ハインリヒ:「俺の戦いは、まだまだ終わりそうに無いな………」
ハインリヒ:「この空に天使が居る限り」
ハインリヒ:外見22歳(実年齢75歳)の機械化兵。
ハインリヒ:世界大戦当時から戦いつづけています。
ハインリヒ:ダーザインは【ギュンター・ハルトマンからの信頼】【軍上層部からの期待】【ローズマリーからの仲間意識】【シオンからの恐怖】
ハインリヒ:以上

亮:「僕は霧島亮。シュネルギア2番機”シュトルム”のドライバーだよ」
亮:「今まではテストパイロットとして、新型機の開発とかをやっていたけどね」
亮:「戦争が始まってこのかた、ギアドライバー不足が著しくてね。僕もこちらに回されてきたんだ」
亮:「僕自身は戦闘向きの体質じゃないと思うけど、他に誰もいないんじゃしょうがないよね」
亮:「早く戦争が終わって、のんびりできるといいね」
亮:「パートナーは八坂凍。……ああ気にしないで、無口なのはいつものことだから(微笑)」
亮:#ダーザインは【八坂凍からの信頼/2】【家族からの期待/2】
亮:加えて【如月昴からの闘争心/2】【ハインリヒからの父性愛/2】
亮:以上。

まどか:「あたしは瀬名まどかG3准尉。シュネルギア部隊の管制官よ」
まどか:「何か困った事があったらおねーさんに相談してみなさいな」
まどか:「相談料はアクシア隊長の生写真って事で……あー、冗談よ冗談!」
まどか:ツインテールがトレードマーク……だったが、色々あってポニーテールに髪型を変えた管制官。
まどか:詳しくは第6話参照して察して下さい(笑)
GM:そうだったのか(笑)<髪型変更
まどか:【小隊からの信頼】、【アクシアからの慈愛】、【ヴィントからのまごころ】。
まどか:PCダーザインは【霧島亮からの仲間意識】、シナリオダーザインは【ヴィヴリオからの信頼】。
まどか:以上(オーバー)!


■オープニングフェイズ/シーン1 「新兵器、最終試験」
 シーンPC:亮。
シオン、登場済。

GM:天使大戦の勃発から、幾許かの時が流れた。
GM:ようやく体勢が整ってきた瑞穂基地シュネルギア隊。
GM:そんな折、霧島亮、八坂凍、シオン・ミドウ、トゥアレタ・クレーリオンの4名は、基地司令室――すなわちヴィヴリオに呼びされた。
GM/ヴィヴリオ:「よく来てくれた。さっそくで悪いが、君たちには本日付けで、ヤシマ海軍に出向してもらう」
亮:「出向、ですか。用向きは何でしょうか」
シオン:「どうでもいいよ、戦う事に変わりないだろ」
GM/ヴィヴリオ:「4番機の新型装備“パワードアーマー”が完成したそうなのでね。その評価試験、というところだよ」
GM/凍:「…………」
亮:「あれ、ようやく完成したのですか」
亮:「ずいぶん開発に難航したという話でしたが…」
GM/ヴィヴリオ:「ああ。行き先は瀬戸内海。――美田島基地だ」
シオン:「僕が行かないと話にならないわけか。僕が乗ってていいんですか?」
GM/トゥアレタ:「ちょっとシオン!」(小声&肘で小突く)
GM/ヴィヴリオ:「他に乗せるパイロットも居ないからな」(あっさり)>シオン
亮:「いずれにせよ、支援火力の充実はありがたい話ですね」
シオン:「使えるならそれでいいよ」
亮:「それを見極めるのが、僕たちの仕事、だよ」
GM/凍:「…………」
GM:こくん、と頷く<見極める
GM/ヴィヴリオ:「そういうことだ。構成は、2番機、4番機、ホルテンと整備班。それから戦闘機も2機出そう」
亮:「戦闘機の方は誰が?」
GM/ヴィヴリオ:「インメルマン少尉、イリッチ少尉の両名に同行して貰う。いずれ劣らぬ腕利きだ。――油断して墜とされないようにな」(クク、と笑う)>亮
シオン:「仕事ならしっかりこなすとしますか」
GM/トゥアレタ:「分かってればいいのよ、分かってれば」(小声で頷く)
シオン:「死人は出したくない。身近な人間だと特にね」(小声で)
GM/ヴィヴリオ:「あぁ、それから。ヤシマ海軍――というより、あそこの教導艦隊か」
GM/ヴィヴリオ:「彼らも対天使兵戦術に本腰を入れて取り組んでいるという話だからな。……まぁ、軽くあしらって来い」
亮:「了解しました、しっかりやらせてもらいます」ちょっと困った風に
GM/ヴィヴリオ:「以上だ。……他に質問はあるか?」>ALL
亮:「いえ、詳細は資料で拝見させていただきます」
GM/凍:「…………了解」(小さく敬礼)
シオン:「舐められないようには頑張ってきますよ」
GM/トゥアレタ:「了解!」(びしっ、と敬礼)
GM:では、シーンエンドです。


■オープニングフェイズ/シーン2 「極秘任務」
 シーンPC:まどか。

GM:亮、シオンが退室してしばらく後、ヴィヴリオに呼ばれるまどか。
まどか:「瀬名准尉、入りまーっす」
GM/ヴィヴリオ:「……ご苦労、瀬名准尉」(何故か、背を向けて窓の外を見たまま)
GM/ヴィヴリオ:「今回の、ヤシマ海軍美田島基地への出向任務。瀬名准尉にも同行してもらうことになるが……」
まどか:「えーっと……4番機用の新装備でしたっけ」
GM:やはり、背中を向けたままヴィヴリオは続ける。
GM/ヴィヴリオ:「確か、貴官は4番機の受領時、例の起動実験にも居合わせていたはずだな?」
まどか:「はい、そうですけど」
GM/ヴィヴリオ:「今回開発されたイェーガーの追加装備、パワードアーマーは、もともと出雲基地で計画されていたものだ」
GM/ヴィヴリオ:「開発データはヤシマ軍に残されていたから、設備のある美田島基地で開発が継続され、完成したのだけどね……。この意味が、分かるか?」
まどか:「……つまり、『出所が怪しいから探って来い』って事ですか?」
GM:では、そこで初めてヴィヴリオはまどかの方に向き直る。
GM:気のせいか。――微かに、笑っていたようにも見えた。
GM:が、その表情は逆光の映りこむ眼鏡に遮られ、読むことはできない。
まどか:(あれ。大佐、今笑って……)
GM/ヴィヴリオ:「何故、出雲基地で2機のシュネルギアが開発されていたか……その回答の1つだよ、これは」
GM/ヴィヴリオ:「そう。4番機と同じく、あの装備にも何らかの干渉の余地がある」
GM:フ。と、今度こそ確信めいた笑いを漏らすヴィヴリオ。
GM/ヴィヴリオ:「新装備が既定の性能を満たし、実戦に耐えうるならよし。そうでなければ、悪しき芽は芽のうちに摘み取らなくてはならない――」
まどか:「見極めて来い、って事か……。あたし、こういうの苦手なんですケドねえ」(苦笑)
GM/ヴィヴリオ:「――いや」
GM:まるで、まどかがそう応じるのが分かっていたように。
GM/ヴィヴリオ:「この任務、貴官がもっとも適任と判断する。パワードアーマーを使えるよう全力を尽くせ。そしてもし、あれがシュネルギアにとって悪しきものであるならば」
まどか:「破壊しろ……」
GM:ヴィヴリオは、否定しない。つまりそれは――。
GM/ヴィヴリオ:「私からは以上だ。……何か質問はあるか?」
まどか:「……大佐。大佐はもしかして、四番機のドライバーになるハズだった子の事……いえ、何でもないです」
まどか:言って、何事も無かったかの様に敬礼。
GM/ヴィヴリオ:「出発の時間は近い。――頼んだぞ」
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン3 「杞憂、もしくは不安」
 シーンPC:ハインリヒ。

GM:翌日――瀬戸内海、美田島海軍基地近郊、上空。
GM:ホルテンXXBの格納庫。パイロット控え室。
GM:シュネルギアの新装備「パワードアーマー」。その評価試験の相手役として選ばれたのが、自分と、目の前に座っているアウルム出身の女性パイロット、ローズマリー・イリッチの両名だ。
GM:出撃を前に、さすがに心なしか彼女も緊張しているように見える。
GM/ローズマリー:「第3世代人間戦車の新型装備評価試験……。どう思われます、少尉?」
ハインリヒ:「ん………」
ハインリヒ:煙草をぴこぴことしている
ハインリヒ:「どう思うって?」
ハインリヒ:逆に聞き返す
GM:膝に置いたヘルメットを掴む手に、僅かに力の篭っている彼女。
GM/ローズマリー:「その。まず相手になるのが私たちやイージス艦というのは、少し不思議じゃないかって」
GM/ローズマリー:「こう言っては何ですが、シュネルギアの新装備であれば、まずシュネルギア相手に通用しないと意味が無いと思いませんか?」
ハインリヒ:「軍人は命令に従う」
GM/ローズマリー:「それはそうですけど……」
ハインリヒ:「とは言え、君の疑問も当然だな」
ハインリヒ:「張子の虎…」
ハインリヒ:「かも知れない、と君は言いたいのかな?」
ハインリヒ:彼女の手に、自分の手を添える。
GM/ローズマリー:「……いえ、そのようなことはありません」(ちょっと視線を外して)
GM/ローズマリー:「私はインメルマン少尉の実績は評価しています。……自分も、天使兵相手に劣っていると思っては、いません」
ハインリヒ:「どうした? ずぶの新人じゃあるまいし、なにを緊張してる」
GM/ローズマリー:「だからこそ、なんです」
GM/ローズマリー:「私たちは、何かに準えて彼らの敵役にされているのではないか、と……」(ちょっと身を硬くする)
ハインリヒ:ぽんぽんと、ローズマリーの頭を軽くたたく
ハインリヒ:「大丈夫だ」
GM/ローズマリー:「きゃっ?」(びっくり)
ハインリヒ:「もし、お前が心配するようなことがあっても、俺がついてる」
ハインリヒ:「エステインのやつに、ちゃんと返すって約束したしな」
ハインリヒ:はははと、軽く笑う
GM/ローズマリー:「少尉。……そういう言い方は、隊長にしてあげて下さい」<俺がついている
GM/ローズマリー:「でも、そうですね。……少し安心しました」(微笑)
GM:と、出撃を告げるブザーが鳴る。
ハインリヒ:「さて、と」
ハインリヒ:咥えていただけの煙草を懐にしまう。
GM/ローズマリー:「それに、どんな時であれ全力を尽くす。それが生き残るための唯一無二の手段。……でしたよね?」(立ち上がり、ヘルメットを被る)
ハインリヒ:「そうだ。生き残れば、なんとかなる」
ハインリヒ:「今までだってそうだった。これからも、きっとそうさ」
ハインリヒ:ヘルメットを深く被る
GM/ローズマリー:「では少尉、ご武運を。……あの子たちに、大人の強さを見せてやりましょう!」
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン4 「未完なる」
 シーンPC:シオン。

GM:シュネルギア“イェーガー”の新装備、パワードアーマー。
GM:ヤシマ海軍美田島基地にて、この新装備は4番機に組みつけられたのだが……。
GM/トゥアレタ:「S.Q.U.I.Dリング接合、ケルン展開準備完了……」
GM:む、と不審気な表情を浮かべるトゥアレタ。
シオン:「トゥアレタ?」
GM/トゥアレタ:「状況……注意(ゲルブ)。参ったわ」
GM:深刻そうに、はぁあ、とため息を吐くトゥアレタ。
GM/トゥアレタ:「シオン、パワードアーマー装備、アテにしないで」
シオン:「試作品に期待はしていないさ」
GM/トゥアレタ:「装備自体は問題ないわ。……でも、何このOS! まるで駄目駄目じゃないのよッ!!」
GM:きー、と唸るトゥアレタ。
GM:しかして、評価試験開始の刻限は、もう目前だ。
シオン:「一から再構築しないと話にならないってことか…」
GM/トゥアレタ:「そういうこと。で、そんなコトしてる暇は、どこにもないの」(がっくり)
GM/トゥアレタ:「こんなんじゃ、こっちはタダの動く的だわ! ……いい、シオンくん。余計なことは考えずに、回避に専念して。いいわね?」
GM:そして、容赦なく宙に放り出されるシュネルギア4番機「イェーガー」。
GM/アクシア:「……ま、トラブルも試験のうちだしね。この際だから、弾切れしたと思ってやってちょうだい」>2人
GM:そして、容赦なく襲い掛かってくるBvP!!
シオン:「了解っと、でもアーマーがデッドウェイトになっているからあまり持たない。サポートよろしく」
GM/トゥアレタ:「くッ、こんなんじゃいつまでも持たないわよ!!」
GM:さらに、緻密な計算に基づいてイージス艦から発射されたミサイルが、徐々に4番機を追い込んでいく。
シオン:「そんなの分かっている」
シオン:「アーマーの強制排除はやっていいのか?」
GM/トゥアレタ:「できればやってるわよ!!」(きー!)<強制排除
GM:青年将校(イージス艦の艦橋で)「確かに、これなら機動性のある的でしかないけれど――遠慮するな。止めを刺せ」
GM:で。海面スレスレにミサイルを回避していた目の前に、教導艦隊の駆逐艦が。
GM:20mm機関砲の十字砲火が、容赦なく4番機を殴りつける!!
GM/トゥアレタ:「きゃあああああああッッ!!」
GM:激しく揺さぶられるコクピット!(と、トゥアレタの胸)
シオン:「ハードシールド! 海中でさばく!」
GM:青年将校「――予測済みさ」
GM:で、潜ったところに潜水艦の対天使魚雷だ(笑)。
GM:ピーーーー、とコクピットに響く、被撃墜を告げる電子音。
シオン:「トゥアレタ。だいじょうぶか?」
GM/トゥアレタ:「――――」(うつむいたまま、応えない)
シオン:「俺達は見事に海の藻屑ってわけか…」
GM/トゥアレタ:「……何で。こんな」(うううッ)
GM:悔し泣きしているのを見られたくないのか、トゥアレタは俯きっぱなしだ。
シオン:「今のうちに泣いておけ。少し収まったら外を見ろ。意外に綺麗だ」
GM/アクシア:「…………ふぅ」(ため息)
GM/アクシア:「2人とも、上がってきて良いわよ。……ちょっと、状況と相手がマズ過ぎたかもね。悪かったわ」(音声だけ)
GM/トゥアレタ:「そんなコト言ったって……」(うぅうっ、えぐえぐ)
シオン:「おまえの責任じゃない」
GM/トゥアレタ:「…………」
シオン:少しこのままもぐります。
GM/アクシア:「ちょっと、シオン、トゥアレタ。聞いてるの?!」
シオン:「ちょっと状態が悪いようです」(いけしゃーしゃーと)
GM:どぞ(笑)<潜行 でも瀬戸内海だから、浅いぞ(笑)。
シオン:「こんな状況じゃなきゃできない海中散歩って訳か…。いつまでも俯いてると降りたとき殴るぜ」
GM/トゥアレタ:「……あのねシオンくん」(俯いたまま)
シオン:「ん?」
GM/トゥアレタ:「こんな状況で、こんな発想する貴方の方こそ、降りたらわたしがひっぱたくから!」
GM:――どうやら、ちょっと調子が戻ったらしい。
シオン:「やっと戻ったか」
GM:夏の海は、殺伐としたさっきまでの時間がとても信じられないほど。
GM:キレイだった――。
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠