エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第6話『そは揺るぎなき神の使徒』◇

「ダメです! 依然、強力な天使反応(エンジェルハイロウ)! 通信が通りません」 ――河凪美海

 

今回予告/ハンドアウト/自己紹介/シーン1/シーン2/シーン3/
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


今回予告
 迫り来る天使兵の脅威に立ち向かう最後の砦、瑞穂基地。
 かの地に於いて、切り札としてのシュネルギア及びドライバーの配備は急務であり、新型シュネルギアの開発もまた、各方面で進められていた。
 ヤシマ海に面する地方都市、大社市にも、そんな基地の1つが存在する。
 呪法船団が運び込んでくる様々な物資、情報、技術者。そしてギアドライバー候補者が最初に踏む土地でもあるこの地は、結界に護られた都市として重要な役割を担っていた。
 シュネルギア4番機の起動実験を兼ね、出雲基地を訪れたアクシア大尉らが出会う2人のパイロット候補。
 うち1人は、驚異的なエーテル反応を叩き出す。

 そう、まるで天使の如き――――――。

 エンゼルギア 天使大戦TRPG 第6話
 『そは揺るぎなき神の使徒』

「そう。僕はキミに興味があるのかも、知れないね?」


シナリオハンドアウト
▼PC1 河凪 純  ギアドライバー/ファランクス
 ナビゲーター:トゥアレタ・クレーリオン
 ダーザイン:【ヴィント・シュトラントからの仲間意識】
 まったく不本意なことに、本来どこにでも居る中学生だったはずの君は、最新鋭兵器シュネルギアのパイロットとしての適正を見出され、戦争に駆り出されることになった。
 そして、同じ境遇の少年ヴィントとの出会いが、君の中の何かを変えてゆく――。

▼PC2 瀬名 まどか  管制官
 ダーザイン:【ヴィント・シュトラントからの興味】
 アクシア隊長と共に出向した出雲基地、シュネルギア4番機の起動実験。新たな2人のパイロット候補者は、驚異的なエーテル反応を示してこれを動かす。
 また、誰かがこうして戦場に赴くのか――。ふと、一抹の不安を覚えた君に、かけられる声は。

▼PC3 時祭 沙羅  ギアドライバー/シューター
 ナビゲーター:八坂凍
 ダーザイン:【天使兵からの警戒】
 今回の任務はシュネルギア4番機の起動実験と、その機体を瑞穂基地に無事送り届けることだ。
 しかし、事態はいつも素直には進まない。結界に護られているはずの、この出雲基地にあってさえ君は感じる。天使兵の気配を、その存在を。
 ならば――戦うだけだ。

▼PC4 アルビレオ・マイヤー  情報将校
 ダーザイン:【アクシアからの疑惑】
 G3付き情報将校である君の役目は、シュネルギア4番機の起動実験に立会い、そのデータを本部に持ち帰ることだ。だが、この任務には裏がある。
 リヒトヴィッツ大尉の動向に着目し、不穏な気配あらば即時に報告せよ。君にこの命令を下したのは、他ならぬヴィヴリオ大佐であった――。


自己紹介
純:「初めまして、河凪純と申します、呼び方は好きな様に呼んでください」
純:「ついこの間姉が居るって知って、驚かせようと思って来ちゃいました(苦笑」
純:「分からない事、知らない事だらけで迷惑かけるかも知れませんが、よろしくお願いします」
純:新人のギアドライバーで、何所にでも居そうな感じのする、普通の少年
純:ダーザインは トゥアレタからの信頼/2 家族からの期待/2
純:ヴィントからの仲間意識/2 アルビレオからの有為/2
純:以上

まどか:「あたしは瀬名まどかG3准尉。シュネルギア部隊の管制官よ」
まどか:「あ、准尉っていってもこれでも古株なんだからね。そこんとこよろしく」
まどか:「何か困った事があったらおねーさんに相談してみなさいな」
まどか:「アクシア大尉の生写真一枚で相談にのって……じょ、冗談よ。冗談」
まどか:ツインテールがトレードマークの管制官。
まどか:#ダーザインは【小隊からの信頼/2】、【アクシアからの慈愛 /2】。
まどか:【河凪 純からの親近感/2】、【ヴィントからの興味/2】。
まどか:以上(オーバー)!

沙羅:「時祭沙羅です。……よろしくおねがいします」
沙羅:「実践経験はあります。運がよかったんでしょうね。まだ生きていますから」
沙羅:「……白い炎って、普通より熱いんですよ」
沙羅:クラスはギアドライバー/シューター。瑞穂中学三年。
沙羅:横ポニ、黒髪でちょっとクールな感じがします。
沙羅:所持ダーザインは【凍からの信頼/2】【中島茜からの友情/2】
沙羅:【天使兵からの警戒/2】【まどかからの腐れ縁/2】。
沙羅:以上(オーバー)!

アルビレオ:「アルビレオ・マイヤー。情報将校だ。(ポケットに両手を入れつつ)」
アルビレオ:「……(渋った顔で)他は特にに言う事は無い」
アルビレオ:「そこの御前。…名は?」
アルビレオ:「期待しているぞ……最低限だがな」
アルビレオ:「動くな…撃つぞ」
アルビレオ:冷静沈着、顔は常に表情を無に保っており、近寄りがたい印象を受けさせる。
アルビレオ:【ヴィヴリオからの信頼/2】
アルビレオ:【軍上層部からの期待/2】
アルビレオ:【アクシアからの疑惑/2】
アルビレオ:【沙羅からの憧れ/2】(上2つ常備、残りシナリオ)
アルビレオ:以上(オーバー)。


■オープニングフェイズ/シーン1 「彼方からの呼び声」
 シーンPC:まどか。
沙羅、登場済。

GM:夏の青空をヤシマ海に面した地方都市、大社市へ向かうホルテンXXB。
GM:翼を広げたその威容は、ヤシマの伝説に曰く八咫烏のようでもある。
GM:
GM:ブリッジには、例によってまどかの他に、アクシア、沙羅、凍、トゥアレタらの姿があった。
GM/トゥアレタ:「このたび、出雲基地で開発、実践投入の目処がついた4番機“イェーガー”について、もう一度諸元を確認します」
GM/トゥアレタ:「この機体は、エーテル誘導対天使ミサイルを始めとした、各種誘導兵器の運用に特化して建造された支援型のシュネルギアで……」
GM:どこかしら、うきうきとした調子で説明しているトゥアレタ(笑)。
沙羅:「支援型って言うのは正直助かります。前衛の負担が減るのはありがたいから…」
GM/凍:「…………みさいる」(ぼそ)
GM/トゥアレタ:「また、今回はギアドライバー適性者も、合わせて用意されています」
GM/トゥアレタ:「これにより、本日付で私とリュンマさんのペアは解散」
GM/トゥアレタ:「私が務めていた0番機のナビゲーターは、アクシア大尉の娘さん……でしたっけ?」
GM/アクシア:「あははー。ま、細かいコトは気にしない、気にしない!」
GM:眼鏡を直しながら、アクシアの方を睨むように見るトゥアレタ。
GM/トゥアレタ:「ともかく、私は4番機と共に配属になる子と組むことになります」
まどか:「機体よりも、パイロットの方が気になるトコなんだけどねー」うきうきしつつ資料を見ようかな(笑)
GM:うむ、資料にはどこにでも居そうな、ちょっと可愛い系の男の子(純)と。
GM:銀髪の欧州人で、ちょっと美形な少年とが(笑)>まどか
まどか:「……捨て難いわね、二人とも」(笑)<資料
GM/トゥアレタ:「あ、瀬名さん。資料の方、モニターに回して頂けます?」>まどか
まどか:「はいはい……っと」
GM:トゥアレタの要請に応じて、まどかがコンソールを操作すると出てくるのは、河凪純のプロフィールである(笑)。
GM/アクシア:「ま、どこにでも居そうな子ではあるわね」
GM:当たり障りの無いオトナな感想を述べるアクシア。
まどか:「いやー、でも顔はいい感じですよ?」
沙羅:「背中から撃たれなければ問題ありません。その上で役目をきちんと果たしてくれるならいいです」
GM/凍:「…………」
GM/凍:「…………」(くいくい、と沙羅の袖を引く。……感想を聞きたい、のか?(笑))
沙羅:「凍?」
GM/凍:「…………みさいる」
沙羅:「撃ってみたい?」(微笑)>凍
GM/凍:「…………」(こくこく)>沙羅
GM:さて、まどかたん。ちょっと<エーテル>の判定をば。難易度3
まどか:#10C3 <エーテル>3レベル 難易度3
●ダイス:Madoka:10c3=6(6,5,4,1,3,1,1,3,3,4)= 6
まどか:6成功ー。
GM:ち、低すぎたか(笑)。
まどか:【聖霊】10を舐めてもらっちゃー困ります(笑)
GM:不意に、ホルテンXXBのモニターに映っていた河凪純の顔が、砂嵐と共に消える。
GM:しばらくの雑音の後、モニターには不鮮明だが、シルバーブロンドの少年の顔、のようなものが映る。
GM/トゥアレタ:「な、何? ……ゆ、ゆゆ幽霊?!」
まどか:「エーテル濃度の濃い空域じゃ、幽霊を見たって話はよく訊くけど……。何なの、これ?」
GM/ヴィント:「…ちら……船団……7番…」
GM:途切れ途切れに、聞こえてくる声
GM:何故か……何故だろう。
GM:彼には、まだ会ったことがないはずなのに。まどかは、この声にどこか聞き覚えがある。
GM/ヴィント:「天使…襲……撃…ザザッ…………援…」
沙羅:「発信源は?」
GM/ヴィント:「……応…………救……ザザザザッ」
まどか:「通信? 幽霊じゃないみたいだけど……。こちら、第13実験部隊“ドライクロイツ”。応答してください!」
まどか:(何でだろ。あの男のコの声……。親しみがあるっていうか、聞き覚えが……)
GM:モニターを凝視していた、アクシアの表情が変わる。
GM/アクシア:「呪法船団、だわ……!!」<発信源
GM/アクシア:「まどかちゃん! ここから最も近くに航路を取っている定期便の反応を探査して!」
GM:(判定無しでOK(笑)<探査)
まどか:「は、ハイ!……ポイントδ(デルタ)、座標、レッドの300!」<探査
GM:再度、まどかがコンソールを弾く。一瞬、強烈な天使反応(エンジェルハイロウ)!!
GM:そして、消える。
GM/アクシア:「総員、第1種戦闘配置! シュネルギア2番機、3番機、発進準備急いで!」
沙羅:「凍!」ギアへ走り出します
GM/凍:「…………」(頷いて、沙羅を追いかける)
GM:ここで、シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン2 「女の勘」
 シーンPC:アルビレオ。

GM:瑞穂基地、G3司令室
GM/ヴィヴリオ:「よく来てくれた。アルビレオ・マイヤー大尉」
GM:少女の姿ながら、老獪さと威厳を備えた声で、マイヤーを出迎えるヴィヴリオ大佐。
GM:彼女の表情は、窓から差し込む光の加減か、眼鏡に遮られてよく伺うことはできない。
GM/ヴィヴリオ:「資料は読んでいるな? さっそくだが、命令を伝える」
アルビレオ:「(無言で敬礼)…はっ」
GM:マイヤーの手元には、シュネルギアのパイロット候補生らに関する資料がある。
GM:1人は、河凪純。どこにでも居そうな中学生。
GM:1人は、ヴィント・シュトラント。統一帝国系の欧州人。G3によって発見され、大陸から出雲基地まで運ばれて来る予定、となっている。
GM:いま1人、紅い瞳のコンロン人の少女、タン・メイリィの資料もあった。
GM/ヴィヴリオ:「今回、呪法船団から、その3名及び出雲基地で建造中のシュネルギア4番機を受領するため、リヒトヴィッツ大尉を出向させる」
GM/ヴィヴリオ:「マイヤー大尉。君の任務は、リヒトヴィッツ大尉の監視だ」
GM/ヴィヴリオ:「彼女の意図を探り、任務以外の不穏な行動があれば即時に報告せよ」
アルビレオ:「お任せ下さい。ヴィヴリオ大佐(起立)」
GM/ヴィヴリオ:「うむ。出雲基地まではルートを用意してある。後は、いつも通りに」
アルビレオ:「了解しました」
GM/ヴィヴリオ:「理由を……聞きたそうな顔だな、マイヤー大尉?」
GM:軽く息を吐くヴィヴリオ。呆れているようにも、楽しんでいるようにも見える。
GM/ヴィヴリオ:「聞きたいか? きっと後悔するぞ?」
アルビレオ:「及ばずながら、聞かせていただければ在り難く存じます(45度に礼)」<後悔云々
GM:フ、と何故か笑みを浮かべるヴィヴリオ(笑)。
GM/ヴィヴリオ:「私の勘、というところだよ、大尉」
GM:後悔したか? とでも言いたげ、に見える。どうしても(笑)
アルビレオ:「いえ。大佐の事は信頼しております。あなたの勘ならば、私は…」と、口紡ぐ。
GM:ふと、表情を消すヴィヴリオ。……あえて、背を向けて。
GM/ヴィヴリオ:「出雲基地は、メーヴェ時代の大尉の古巣だ。知り合いも多ければ、シンパも多い」
GM/ヴィヴリオ:「そんな中に彼女が戻ってみろ。何が起こるか分からんぞ」
GM/ヴィヴリオ:「今、彼女を安易なことで失うわけにはいかん。期待している、マイヤー大尉」
GM:どこまで本気なのか、ヴィヴリオ大佐の表情を窺い知ることはできない……。
アルビレオ:「……はっ、必ずや」(強調して再び敬礼)
GM/ヴィヴリオ:「……頼んだぞ」
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン3 「風薫る」
 シーンPC:純。
GMの指示後、沙羅登場可。

GM:極秘裏にヤシマ海を行き、大陸からあらゆるものを運び込む呪法船団。
GM:河凪純は、親戚の家に預けられたという姉を追って、往路は船団に密航していた。
GM:船団のオペレーターとなっていた姉との再会。
GM:コンロンの港町を、合衆国に見つからないよう2人で歩いて、ヤシマには無い、いろいろなものを見た。
GM:そして復路。正規の乗客としての、ヤシマへの道のり。
GM:陰陽術によって巧妙に擬装された隠密船を発見するのは……至難だが、不可能ではない。
GM:舷側を走る純。
GM:横目に映るのは、対空砲火を乱射していた護衛の高速艦が、数匹のホイシュレッケに群がられ、爆発、炎上する姿だった。
純:「船が……これが戦争なの?」呆然としながら、その様子を見ている

GM:▼艦橋に、カメラ移る
GM/オペレーター:「護衛艦ちはや、撃沈! これで……無事なのは本艦のみ、です!」
GM:艦長「ぬゥ、このままでは……。出雲基地との連絡は! 援軍はどうなっている!」
GM/オペレーター:「ダメです! 依然、強力な天使反応(エンジェルハイロウ)! 通信が通りません」
GM:艦長「ええい、対空砲火何をしている! 左舷、弾幕薄いぞ!」

GM:▼舷側に、カメラ戻る
GM:上空に群がるホイシュレッケに、虚しく撃ち込まれる対空砲火。
GM:この船の装備では、彼らに対して有効打を与えることはできないのだ……。
GM/水兵:「おい、そこのお前、民間人か?! 今は戦闘中だ。急いで所定の区画に戻れ!」>純
純:「え? あ、はい、すみません!」大慌てで指定された区画に向かって走り出す
GM:おっと、そう来たか(笑)。
GM:では、何か思い出したように、その水兵は純の傍を守るように併走し始める。
GM/水兵:「君は……河凪准尉の弟さんか!」
純:「はい、そうですけど…それがどうかしたんですか?」
GM/水兵:「いや……。大丈夫だ。君の姉さんも、我々も戦っている。そう簡単にやられはしな」
GM:目の前を、駆け抜ける爆風。吹き飛ばされる純。
GM:頭を上げた時、目に入ってくるのは、さっきまで水兵が被っていた、まっかな、軍帽。
純:「うわっ……あ………」爆風に吹き飛ばされ、座り込み、その軍帽から目が離せなくなる。

GM:▼艦橋に、カメラ移る
GM/オペレーター:「ホイシュレッケ、急速接近! 正面、来ます!」
GM:艦長「主砲斉射! 何としても仕留めろ!」
GM:ドドドゥ! と火を噴く機関砲。蜂の巣になり、海へ落下、水柱を上げるホイシュレッケ。
GM/オペレーター:「ホイシュレッケ撃破! ……ああッ?!」
GM:歓声の上がりかけた艦橋に、がしッ、と取り付く別のホイシュレッケ。
GM:その口がカパッと開き、光が充満する。

GM:▼舷側に、カメラ戻る
GM:再び、爆発音。
GM:吹き飛ばされ、艤装の影に放り込まれた純の視界が、ふっと翳る。
GM/ヴィント:「大丈夫かい?」
GM:不意にかけられる声、差し伸べられる手。
GM:短い銀髪の、同い年くらいの少年が、そこに居た。
純:「僕は大丈夫……だけど……」視線には先ほどの軍帽
GM/ヴィント:「どうやら、生き残っているのはこの7番船だけ、みたいだね」
GM:どこか他人事のように、微笑さえ浮かべて告げるヴィント。
GM/ヴィント:「僕はヴィント。ヴィント・シュトラント。……君は?」
純:「僕は……河凪純」差し出された手を掴む。
GM:うん。しっかりしていて、暖かい<手
GM/ヴィント:「そうか、君が……」
GM/ヴィント:「大丈夫、救援を呼んでおいたんだ。そろそろ来てくれると思うんだけど」
GM:言いながら、振り返る。
GM:視線の先で、ホイシュレッケに取り付かれた艦橋が、爆発した。
GM/ヴィント:「少し、遅いかな」
純:「救援…って、来てもこのままだと危ないんじゃないかな?」
GM/ヴィント:「さぁ……どうだろうね」(肩を竦める)
GM:蒼穹と、それを汚す紙魚のようなホイシュレッケの群を見上げるヴィント。
GM:彼の胸元には、G3所属を示す銀十字が揺れている。
純:「…(この人も…軍人なのかな?)」銀十字を見ながら
GM/ヴィント:「ようやく……来たね」
GM:ここで、沙羅&2番機登場。演出によるホイシュレッケの駆逐を許可(笑)。
沙羅:手近なホイシュレッケを制圧射撃でつぶします。
GM:うむ、べしべしばし、と駆逐されていくホイシュレッケ。
GM/響:「沙羅! ホイシュレッケの掃討は任せるぜ。……オレは、あのデカいのをやる!」
GM:遠方から飛来したシュネルギアが2機。1機は7番艦の上空に留まり、もう1機は群がるホイシュレッケを蹴散らしながら、後方に控える巨大な能天使へ突貫して行く。
GM/ヴィント:「へえ……。流石だね」
GM:感心しているのか、肩を竦める少年。
GM:7番艦の周囲に展開していたホイシュレッケは、シュネルギアの正確無比な射撃によって次々と撃ち抜かれ、海面に没していく。
沙羅:通信「こちら、ドライクロイツ・瑞穂基地所属、シュネルギア2番機、時祭少尉です。これより貴船団を援護します」
沙羅:「凍、返信ある?」
GM/凍:「…………もう、駄目。艦の識別反応無し。7番艦の艦橋は、完全に潰されてる」>沙羅
純:「あ…(銀十字を見て何か思い出したように)姉さんっ!」艦橋に向かって走り始める
GM/ヴィント:「もう、遅いよ……。と、言っても、止まれないだろうね、君は」>純
GM/凍:「……他に、浮かんでいる船も、無いわ」(<7番艦、というのは目視したらしい)
沙羅:「参りましたね、とりあえずホイシュレッケの駆逐が終わったら船の制御をどうするか考えないと…。その件は大尉に連絡してくれる?」
GM/凍:「…………了解」
GM:やがて砲火と轟音は止み。
GM:ただ、炎と夏の夕日とが、艦橋を失った呪法船の身体を朱く染め上げていた。
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠