エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第19話『新しき翼』◇

「了解しました。いつものように色々首突っ込んで引っ掻き回します」
――レイモンド・サダルメリク

 

今回予告/ハンドアウト/自己紹介/シーン1//
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


今回予告
 御神原諸島に八門結界陣が敷かれてから、合衆国十字軍第7艦隊の動きは止まった。その間に艦隊の撃滅を期すべく、瑞穂基地に開発局より運び込まれてくる新兵器。

 シュネルギア“リッター”。

 マサムネを上回る重装甲、白兵武器。
 シュトルム、ケンプファーに匹敵する火力。
 イェーガーに並ぶ支援能力。
 あらゆる状況に対応すべく開発されたシュネルギア。だが、その開発は途上で停滞している……。
 そう、パイロットに求める資質の多さ故に。

 エンゼルギア 天使大戦TRPG 第19話
 『新しき翼』

「それができなければ、リッターも君たちも用済みです」


シナリオハンドアウト
▼PC1 橘 響  ギアドライバー/フェンサー
 ナビゲーター:草薙伊音
 ダーザイン:【維馬篭代胤からの好奇心】
 その男はシュネルギアを伴い、瑞穂基地にやってきた。
 すべてを知っているのか、すべてを見透かしているのか。
 彼は君に興味を示している……。

▼PC2 綾瀬 穂  ギアドライバー/フェンサー
 ナビゲーター:リュンマ・サカモト
 ダーザイン:【維馬篭代胤からの有為】
 シュネルギア“リッター”のテストドライバーとして選ばれた君。
 しかし、いまだその性能を満足に引き出しているとは言えなかった。
 君は音を上げかける度に、あの男の瞳を思い出す。

▼PC3 レイモンド・サダルメリク  機械化兵
 ダーザイン:【ヴィヴリオからの信頼】
 維馬篭代胤が基地に来てから、彼女の様子がおかしい。
 G3の鉄の乙女、ヴィヴリオ大佐が、だ。
 彼女は何も言わないが、きっと何かを聞いて欲しいのだろうか?


自己紹介
響:「オレは橘響。響(ヒビキ)でいいぜ」
響:「いちおう少尉だっけか。シュネルギア3番機“マサムネ”のドライバーだ」
響:「気がつきゃ、オレもけっこう古株になっちまってるんだよなぁ……」
響:「っと、忘れるところだった。ナビゲーターは草薙家の伊音ちゃんな。冗談は通じない方だから、気をつけろよ……っとと、悪ィ悪ィ(苦笑)」<睨まれた(笑)
響:「ま、よろしくな。とりあえず、お互い頑張ろうぜ」
響:#ダーザインは【草薙伊音からの幸福感/2】【自己からの執着/2】【維馬篭代胤からの好奇心/2】【レイモンドからの仲間意識/2】。
響:以上(オーバー)!

穂:「よろしく、あたしは綾瀬穂……ミノル、でいいわ」
穂:赤い瞳が印象的な、ヤシマ軍兵器開発局所属の准尉。腰までありそうな黒髪をツインテールにしている。
穂:開発局での主な役割は実験機・実験武器のテストパイロット。パートナーはリュンマで、2人して宇宙語(専門用語)で会話していることが多い。
穂:【リュンマ・サカモトからの信頼】【中島三郎からの感心】
穂:【維馬篭代胤からの有為】シナリオ用、【橘響からの友情】PC間
穂:以上、よろしくお願いします。

レイモンド:「第七飛行小隊長、レイモンド・サダルメリクだ(敬礼)」
レイモンド:「出撃しちゃあ俺以外の部下が全滅するんで、死神呼ばわりされるところもあるがね……」
レイモンド:「ま、宜しく頼まぁ」
レイモンド:#ダーザインは【ハルトマンからの信頼/2】【ヴィヴリオからの執着/2】【ひまわりからの純愛/2】に、
レイモンド:#アクト分【ヴィヴリオからの信頼】とPC分【穂からの好奇心】。
レイモンド:以上(オーバー)!


■オープニングフェイズ/シーン1 「哨戒任務」
 シーンPC:響。

GM:昨今のシュネルギア部隊の第一任務として、御神原諸島近海の哨戒任務がある。
GM:八門結界陣に閉じ込めたとは言え、フーファイターが少数結界を突破してきたりするからである。
響:結界の綻びを……ってやつだな。
GM:響にしてみれば、あまり気の進まない任務かもしれない。
響:まぁね。
響:「…………」(ちょっと押し黙りつつ、マサムネを飛ばしている)
GM:伊音も諸島近海に来ると、普段でも少ない口数がより少なくなる
GM/伊音:「………」
響:うー、それはそれで気まずいなぁ(笑)。
響:仕方ねえ。ちょっと話題を振ってみよう。
響:「なぁ伊音。結界の中に居る奴らって、やっぱり魚でも釣ってんのかなぁ?」
GM/伊音:「………知らん」
GM:ばっさり
GM:一瞬で終わる話題…ひゅーるるー
響:「ヤシマだってギガプラントとか呪法船団とかなかったら……うぉッ?!」<ばっさり
響:「とっほほほ……」(やっぱり話題がマジメ過ぎたかなぁ)
GM:そして…
GM/伊音:「レーダーに感!」
GM:ごぉ!
響:「!」
響:一瞬で戦闘モードに思考スイッチ、周囲を警戒する。
GM:マサムネを掠めるように、白銀のフーファイターが交錯する。
響:「フーファイターか? ッたく、毎度毎度しつこいったらありゃしねえ!」
GM/伊音:「一機だ! 響、やるぞ!」
響:「了解! 瑞穂基地にも連絡頼むぜ!」>伊音
GM/伊音:「やっている!」
GM:相手も身を翻し、こちらに向かってくる。
響:「……一騎打ちってことか。こりゃ気が抜けないってね!」
GM:演出戦闘なので、やってくだちぃ
響:わーい☆<演出戦闘
響:では、呪法剣とカウンターソードを抜刀ー。一気に間合いに踏み込む!
GM:相手もシールドから、ブレードを抜くが…
響:「……遅いッ!!」
GM:響の斬撃が一瞬速い!
響:カウンターソードでシールドを跳ね上げ、草薙の剣を叩き込む!
響:「ッらあああああああっ!!」
GM/??:『!!?』
GM:跳ね上げられた方と逆のシールドで、防ごうとするがそれごと、機体が叩ききられる
響:「悪く思わないでくれよ……ッ!」 カウンターソードの斬り返しで、首を落す!
響:ドカッ! という感じでー。
GM:首を刎ねられたフーファイターが、錐揉みしながら落下していく。
響:MH戦のようだ(笑)。
GM/伊音:「………やった…な」
響:「よぅし! 伊音、周囲の策敵を続けてくれ。伏兵とか居るかもしんねーしな」
GM/伊音:「了解した」
GM/伊音:「ん、通信が入っている?」
GM:コックピットに通信が入ってくる。
響:「…………」(フーファイターの墜落したあたりを見ていた)
響:「ん? あ、ああ。繋いでくれ」
GM:モニターに映し出されたのは、眼鏡をかけ二本の角を生やした男性
GM/維馬篭:『ご苦労様です』
響:「?!!」(一瞬、呆然(笑))
GM:伊音も突然の事に仰天しているようだ
響:「あ、あああああアンタ、じゃねえ(慌)、あ、貴方はッ!」
響:「い、維馬篭中将?」(びっくり)
GM/維馬篭:『撃墜したフーファイター、回収して帰還してください』
GM:にっこりと、モニターの男性は微笑む
GM:どこから君たちを見ているのか? そんな疑問が内心を走る…
響:「へ? そ、そりゃ構わねえ……じゃない、構いませんが。どうしてそんな?」
響:と、無駄な質問をしてみるオレ(笑)。
響:(……何か、不気味なンだよなぁ、このヒト)>維馬篭
GM/維馬篭:『………パイロットを尋問するためですよ』
GM:にこやかに応えてくれる
響:「…………ッ?」
響:何でわざとコクピット外したのが分かる? と表情に出るオレ(笑)。
GM/伊音:「………っ…響…」
GM:きゅっと伊音が唇を噛む音が聞こえる。
GM/維馬篭:『それでは、速やかに回収してください』
GM:通信は切れる
響:「…………くそッ、仕方ねえか」(がッ、と天を仰いで)
響:「あのオッサンのことだ。何か考えがあるんだろうけど……。見当、つくか?」>伊音
GM/伊音:「…あの人の考えは…わからない。ただ…すべてが見透かされている…そんな気になる…」
GM:ぎゅうっと自分を抱きしめる伊音。どことなく、弱音。
響:「…………ッ」<見透かされている、に同意
GM:さてなんかありゃどぞり
響:「……こちらシュネルギア3番機。これより撃墜した敵機を回収、瑞穂基地に帰投する」>通信
響:で、機体を海面に下降させつつ、エンドで(笑)。
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン2 「期待」
 シーンPC:穂。

GM:ヤシマ陸軍、天使核兵器研究施設。
GM:ここでは、統一帝国と共同開発が行われているシュネルギアの実験が進められていた。
穂:「ふぅ……」気の重い溜息とともにハッチを開ける
GM:シュネルギア:リッター。
GM:マサムネを上回る重装甲、白兵武器。シュトルム、ケンプファーに匹敵する火力。イェーガーに並ぶ支援能力。あらゆる状況に対応すべく開発されたシュネルギア。
GM:だが、その開発は途上で停滞している………。
GM/リュンマ:「お疲れ様です」
GM:ぷほーっと君の後ろからリュンマが顔を出す。
GM:彼女も疲れているだろうに、おくびにも出さない。
穂:「リュンマもお疲れさま。……参るわね、こんな調子じゃ」
GM/リュンマ:「大丈夫です、先輩ならきっと大丈夫ですよ!」
GM:何が理由かわからないが、彼女は断言している。
穂:「だと、良いんだけど」ちょっと笑みを浮かべて<断言>リュンマ
穂:「蘇芳丸も、ごめんね。ちゃんと使ってあげれなくて」
GM:リッターは、その兵装の多さ故にパイロット、ナビゲーターの資質が問われる機体である。
穂:「あたしはこの子ならナビゲートもできるし、リュンマもドライバー、ナビゲーターともに務められる。今度こそいけると思ったのになぁ……」
GM:実際問題、機体のベース性能はマサムネ、ヤークト、シュトルムに大きく離されている。
GM/リュンマ:「…今日駄目でも、明日。明日駄目でも明後日! 絶対なんとかなりますって!」
GM:君のパートナーを務める彼女のこの明るさに、君は何度救われただろうか。
穂:「そうね、疲れた頭じゃ考えたってろくなことにならないし。今日は上がりましょうか」>リュンマ
GM:その時。
GM/維馬篭:『二人ともご苦労様です』
GM:通信機から、君たちの直接の上官から声がかけられる。
穂:「中将閣下? はい、いえ……ご期待に沿えず、申し訳ありません」
GM/維馬篭:『着替えたら、私の執務室まで来てくれませんか?』
GM:声は限りなく優しい。
GM:だが君は知っている。この男の恐さを。
穂:「はいっ、綾瀬准尉、中将閣下の執務室まで出頭いたしますッ」びしぃ、と通信機に敬礼
GM:そんでもって執務室
穂:「失礼します……(きんちょー)」
GM/リュンマ:「しつれいしまーっす!」
GM:執務室に入ると、維馬篭中将がぺらぺらと書類を眺めている。
穂:「両名、出頭いたしました」>中将
GM/維馬篭:「ご苦労様です、楽にしてください」
穂:「……(苦手だなぁ、こういう雰囲気)」敬礼をとき、チラッとリュンマを見る
GM:リュンマもさすがに緊張しているようだ。
GM/維馬篭:「………」
GM:しばらくの間、維馬篭が書類を捲る音だけが響く。
穂:「(やっぱり、リッターの調整のことよね……)」
GM:ぽいと、机の上に書類を投げ、維馬篭が君たちに視線を向ける。
GM/維馬篭:「さて………」
GM/維馬篭:「君達には、明日から瑞穂基地に出向してもらいます」
GM/リュンマ:「えっ!?」
GM:維馬篭は机の上で手を組み合わせ、君たちを眼鏡越しに見る。
穂:「瑞穂基地……最前線ですね。すお……リッターを前線で使うんですか?」驚いた顔で
GM/維馬篭:「実戦でのデータ採取ももちろん目的ですが…」
GM/維馬篭:「シュネルギア同士での模擬戦。それをこなす事が目的です」
穂:「ああ、模擬戦闘を……了解しました」ちょっと安心
GM/維馬篭:「長距離射撃戦でイェーガーに勝ち、射撃戦でシュトルムに勝ち…白兵戦でマサムネに勝つ」
GM/維馬篭:「それができなければ、リッターも君たちも用済みです」
GM:リュンマがΣ(゜Д゜;≡;゜д゜)と言う表情に変わる。
穂:「……はい。これが最後ということですね」
GM:にっこりと、目の前の男は笑う。
GM/維馬篭:「はい。私は役に立つ子達が大好きですから。結果を……結果だけを見せてください」
GM:維馬篭が立ち上がり、君たちに近づいてくる。
穂:「わかりました」その笑顔を直視できない
GM/維馬篭:「君たちは…私の期待に応えてくれますよね?」
GM:手を伸ばし、君とリュンマの頭を撫でる。
GM/リュンマ:「は…はい…」
GM:リュンマの声が震えている。
GM:なんかありゃどぞり
穂:「瑞穂基地での演習、結果をお待ちください」としか言えない。
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン3 「憂慮」
 シーンPC:レイモンド。

GM:ソファーにどっかと座っているレイモンド。
GM:目の前には、ヴィヴリオ大佐
レイモンド:とりあえずリラックス(´ー`)y-~~
GM:現在、瑞穂基地にはヤシマ陸軍の特務部隊が駐留している。指揮官は維馬篭中将。
GM:それからというもの、どことなく司令官殿の様子がおかしい。
GM:様子見も兼ねて、ぶらりとやってきたわけだ。
レイモンド:「……やー、やっぱ司令室はいい葉巻置いてありますねー。もう一本くすねても問題ないスか」気付かない振りですぱー。
GM/ヴィヴリオ:「好きにしろ…」
GM:不機嫌そうに、彼女は窓の外を見ている。
GM:窓の外には一機のシュネルギアが見える。その傍には、白銀のフーファイター
GM/ヴィヴリオ:「………」
GM:彼女は何も喋らずそれを見ている。
レイモンド:「……あー」
レイモンド:「パイロットは確保できたんでしたっけ?」
GM/ヴィヴリオ:「ヤシマ陸軍が尋問中だ」
GM:どこか吐き捨てるように呟く。
レイモンド:「尋問、ふむ。へー…………あー、よろしいですか司令」
GM/ヴィヴリオ:「………」無言で首肯
レイモンド:「なんか俺に出来るこたぁないですか」
GM:その言葉に、君のほうを振り向く。その瞳は、外見どおりの少女のよう。
GM/ヴィヴリオ:「いつも通りに、振舞っていろ」
GM/ヴィヴリオ:「お前は、いつも通りで…いい」
レイモンド:「了解しました。いつものように色々首突っ込んで引っ掻き回します」敬礼。
GM/ヴィヴリオ:「少尉」
GM:立ち去ろうとする君を呼び止める。
レイモンド:「はいな」
GM:ヴィヴリオが黒いケースを投げて寄越す。
レイモンド:義手じゃない方で受け止める。
レイモンド:「これは?」
GM/ヴィヴリオ:「先払いだ」
GM:ケースの中には、葉巻がもっさり
レイモンド:「……有り難く頂戴します。司令」もいっちょ敬礼。
GM/ヴィヴリオ:「………ハルトマン大佐に…注意されてな…」
GM/ハルトマン:『申し上げにくいが、その姿格好で葉巻を吸われるのは、ドライバー達の教育上よろしくない』
GM/ヴィヴリオ:「…だから、当分、吸わんことにした」
GM:くれてやるから好きにしろ、と手を振る。
レイモンド:「……とりあえず預かっときます。どうしても吸いたくなったら呼び出してください」苦笑しながら、退出。
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠