エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第25話『永久の絆』◇

「……では、シュネルギア“リッター”の開発は終了という事で」
――維馬篭代胤

 

今回予告/ハンドアウト/自己紹介/シーン1//
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


今回予告
 瑞穂基地での訓練の日々の最中、突如舞い降りる報せ。
 シュネルギア・リッターのテストが終わりを迎えるというもの。
 その結果が採用か廃棄か、それはただ昏いレンズの中に眠っていた。
 白き堕天使は何も語らず、ただその身体を鋼の檻に横たわらせる。

 エンゼルギア 天使大戦TRPG 第25話
 『永久の絆』

「さよならなんて…そんなのないですよぉ」


シナリオハンドアウト
▼PC1 綾瀬 穂  ギアドライバー/フェンサー
 ナビゲーター:リュンマ・サカモト
 ダーザイン:【シュネルギアからの信頼】
 シュネルギア“リッター”。君が長くテストを続けていた機体。
 出会ったのはいつのことだったろう……今となっては昔。
 だが、はじまりがあれば終わりがあるように……リッターのテストは終わりを告げる。

▼PC2 “アンバー”  情報将校
 ダーザイン:【維馬篭代胤からの嘲笑】
 彼は笑っていた。
 眼鏡の奥に微笑を浮かべ、瞳が君を嘲笑っていた。
 彼は言う、シュネルギア部隊などただの時間稼ぎのゲームに過ぎないのだと。

▼PC3 霧島 亮  ギアドライバー/シューター
 ナビゲーター:八坂凍
 ダーザイン:【中島茜からの信頼】
 瑞穂基地が誇るメカオタクにして事情通。
 彼女は偶然あることを知り、それを君に話す。なんとかしてほしい、と。


自己紹介
穂:「よろしく、あたしは綾瀬穂……ミノル、でいいわ」
穂:赤い瞳が印象的な、ヤシマ軍兵器開発局所属の准尉。腰までありそうな黒髪をツインテールにしている。
穂:開発局での主な役割は実験機・実験武器のテストパイロット。パートナーはリュンマで、2人して宇宙語(専門用語)で会話していることが多い。
穂:【リュンマ・サカモトからの信頼】【中島三郎からの感心】
穂:【シュネルギアからの信頼】シナリオ用、【アンバーからの有為】PC間
穂:以上、よろしくお願いします。

アンバー:「情報部の工作員です。本名はいえませんので、コードネームで“アンバー”とだけ名乗っておきましょう。呼びにくかったら『アンバーさん』でいいですよー」
アンバー:「今回は、ちょーっとした用事で、最新鋭人間戦車のテストなんかにやってきました。楽しんで帰ろうと思います♪(韜晦)」
アンバー:生まれは「妖精の血」、境遇は「組織」。ダーザインは【統一帝国からの信頼】【組織からの期待】【維馬篭代胤からの嘲笑】【霧島亮からの焦燥感】。
アンバー:以上。

亮:「僕は霧島亮。シュネルギア2番機”シュトルム”のドライバーだよ」
亮:「今まではテストパイロットとして、新型機の開発とかをやっていたけどね」
亮:「戦争が始まってこのかた、ギアドライバー不足が著しくてね。僕もこちらに回されてきたんだ」
亮:「僕自身は戦闘向きの体質じゃないと思うけど、他に誰もいないんじゃしょうがないよね」
亮:「早く戦争が終わって、のんびりできるといいね」
亮:「パートナーは八坂凍。……ああ気にしないで、無口なのはいつものことだから(微笑)」
亮:#ダーザインは【八坂凍からの信頼/2】【家族からの期待/2】【中島茜からの信頼/2】【綾瀬穂からの仲間意識/2】
亮:以上。


■オープニングフェイズ/シーン1 「Impulse」
 シーンPC:穂。

GM:瑞穂基地に赴任してから幾日。リッターの実地テストは順調に進んでいた。
穂:「ふふ、良い調子ね。さぁ、今日も頑張るわよ」
GM:今日は、模擬戦。相手は模擬戦闘用太刀を構えたマサムネ。
GM/リュンマ:「先輩、がつーんとやっちゃいましょう!」
穂:「そうね……マサムネ相手にどこまでできるのか。行くわよ、近接戦闘用意!」>リュンマ
GM/リュンマ:「はい! ツヴァイハンダー、いけます!」
GM/アクシア:「それじゃあ、はじめっ!」
GM/響:『でっりゃあああ!!』
GM:マサムネが太刀を振り上げ、一直線に突っ込んでくる
穂:「組み合いはしないわ! 一合してすぐに離脱、繰り返す!」>リュンマ
GM:穂からの指示を受け、リュンマとリッターは的確に動く
穂:がしぃん、と巨大な質量がぶつかり合う音が響く
GM:太刀とツヴァイハンダーが打ち合う金属音が訓練場に響き渡る。
GM/伊音:『馬鹿者っ、突っ込みすぎだ!』
GM:瞬間、後方に飛び退いたリッターに、マサムネは体勢を崩す。
穂:「リュンマ! 適当にミサイルを撃って。当たらなくても良い、撹乱するっ」
GM/リュンマ:「了解、煙幕煙幕ぅ!」
GM:どしゅしゅしゅ
GM:爆風による粉塵が、訓練場を包み込む
穂:「そこっ!」ミサイルの後を追う様に、再度土煙の中に突っ込む
GM/響:『やらせるかよっ!!』
GM:粉塵を切り裂くように振るわれた太刀と、ツヴァイハンダーが再び打ち合わされる
穂:「くッ……さすが実戦歴No.1のペアね。今のが受けられるなんて」
GM:何合かの後…
GM/アクシア:「はーい、そこまでー」
穂:「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
穂:「りゅん、ま、おつ、かれ、さま……」
GM/リュンマ:「おつかれ、さまでしたー」
GM:へろへろ〜
GM/アクシア:「今日の訓練は、これで上がりよ。綾瀬准尉とリュンマは、中将に報告してね」
穂:「はい、わかりました!」<レポート
GM:で、汗を流した後。維馬篭中将の執務室の前。
GM:中から話し声が聞こえる。どうも、先客が入るようだ。
穂:「あれ? お客様、かな?」>リュンマ
GM/リュンマ:「むー。出直しますか、先輩?」
穂:「でも、演習後のレポートは直ぐにって言われてるし。一応、声だけかけていこう?」
GM/維馬篭:「……では、シュネルギア“リッター”の開発は終了という事で」
GM/維馬篭:「現在の試作機は解体後、データ取りを」
GM:そんな内容が漏れ聞こえてきた。
穂:「閣下、失礼しま……す?」<終了
穂:ドアをノックしようとしたところで硬直
GM:リュンマが唖然としている
GM:なんかあればどぞり
穂:そのままだだだーと走り去る(笑)
GM/リュンマ:「あ、先輩、待ってくださいよ、せんぱーい!」
穂:「ウソ……? 解体? 蘇芳丸、を?」
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン2 「Providence」
 シーンPC:アンバー。

GM:君は、瑞穂基地に一時滞在している維馬篭の副官として同行している。
アンバー:維馬篭の横でファイルケース抱えて突っ立ってましょうかね。
GM:維馬篭中将は、椅子に腰掛け君から受け取ったリッターの資料を見ている。
GM/維馬篭:「やはりここに来たのは正解でしたね。テスト経過も良好のようです」
アンバー:「模擬戦での戦歴も十分な数値が出ているかと思われます」
GM/維馬篭:「今日は、マサムネとの模擬戦闘だったかな」
GM:瑞穂基地に来て数週間
GM:射撃戦闘訓練、支援戦闘訓練
GM:そして、白兵戦闘訓練
アンバー:「前回、実戦でのデータが取れなかったのは痛恨ですが……それでも今のデータだけでも真価が判るという物です」
GM:維馬篭は顎に手を当ててしばし考え込む
GM/維馬篭:「……では、シュネルギア“リッター”の開発は終了という事で」
GM:ぱたりと、ファイルを閉じる。
GM/維馬篭:「現在の試作機は解体後、データ取りを」
GM:君にファイルを手渡す
アンバー:「はい、中将閣下。仰せの通りに」
アンバー:と、不意に左耳のインカムに手をやり。
GM/維馬篭:「どうしました?」
アンバー:「……マサムネとの最終模擬戦闘試験も終了の報告が。そろそろパイロットがこちらに戻ってくるのではないかと」
GM:ドアの外から、足音がする
GM:遠ざかっていくが
GM/維馬篭:「あの子達には、伝える必要はありません」
アンバー:「……了解しました、中将。仰せのままに」
GM/維馬篭:「所詮…黒い天使核など、イレギュラーの存在なのですよ」
GM:彼は立ち上がると、窓の外を見る
GM/維馬篭:「シュネルギア部隊などただの時間稼ぎのゲーム…そうは思いませんか、中尉?」
アンバー:「では、中将閣下はどのような手段でこの美しいヤシマを守ろうと?」 思わず、といった声音で問いかけてみせる(茶番)
GM:眼鏡の奥に微笑を浮かべ、瞳が君を嘲笑っていた。
GM/維馬篭:「君にそれを話す必要はありません。そうでしょう、中尉?」
GM:にっこりと
アンバー:「……誠に失礼しました」敬礼しつつ退出の許可を目で問うてみる。
GM/維馬篭:「くれぐれも、あの子達にはリッターの解体の事は、話さないように、ね」
GM:なぜか、念を押すように彼は言う。
GM:そして、行きなさい、と手を振る
アンバー:「はい」首肯して、退出する。
GM:なんかありゃどぞり
アンバー:とことこと部屋から離れて……
アンバー:「……あれだけ念を押すってことは、逆に話しておきなさいってことですよね〜……さーて、穂ちゃんはどこに行ったかなー……♪」モバイルギアで、発信器の光点を検索しつつ、エンドOK(笑)
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン3 「Abyss」
 シーンPC:亮。

GM:郊外での射撃訓練を終え、君たちは基地に帰ってきた。
GM:模擬戦場では、マサムネとリッターの戦闘が行われていたようだ。
GM:土煙が酷い。
亮:「相変わらず派手だね」(苦笑)
GM/凍:「………こほっ」
GM:格納庫では、マサムネとリッターの整備が行われている。
亮:リッターを見上げて
GM:勇壮な西洋の騎士を思わせるリッターの姿
GM:足元で、整備員の中島茜が、ごちゃごちゃ弄っている
亮:「テストは順調か……そろそろ結論が出るのかな……」
GM/茜:「お、おっかえりー」
亮:「や、調子はどう?」>茜
GM/茜:「ぼちぼちかなー。そっちこそ、凍っちと二人きりでのデートはどうだったわけよ、んー、んー?」
GM:エロ中年ぽく、君を肘で突付いて来る
亮:「お決まりのコースだよ、僕と凍とのね」軽口で返す(笑)
GM/凍:「………デートじゃない…」
GM:と、すんなり否定した凍は、銃や銃弾などを格納庫の隅のロッカーに仕舞っている。
亮:(微笑)
亮:凍の様子を柔らかな瞳で見ている
GM:凍が離れたのを見計らってか……茜が君に耳打ちしてくる
亮:「?」
GM/茜:「亮ち、ちょっと頼み事があるんだけど」
GM:ぽよん、と凍よりおっきいやーらかいものが、君の腕に当たる。
亮:「今度は何? 必殺仕事人のDVDの予約?」
GM/茜:「あのさ、実はさ…又聞きなんだけど、この子…」
GM:と、リッターを見上げる
GM/茜:「解体されちゃうって言うのよ…」
亮:「解体!? テストは終了ってこと?」
亮:驚きつつも小声で
GM:そう、みたい…と茜は頷く
GM:父親と、アクシアが話しているのを聞いたのだという。
亮:「で……解体って、量産のための解体? それとも……」
GM:それはわかんにゃいなー、と言う。<量産? それとも?
GM/茜:「この子さ、穂っちが凄く大事にしてるじゃん。だから、なんとかならない?」
亮:「うーん。何とかしてやりたいのは山々だけどなー」難しい顔をして
GM/茜:「頼れるのは、亮ちだけなんだよぉー」と、擦り寄ってくる
GM:ぽよんぽよん
GM:うぅ…と、そばかす顔が、君を見る。
亮:「一介のギアドライバーに何が……って、ちょっと!?」顔を赤らめる(笑)
亮:(うう……その目で見つめないでくれ……)
GM/凍:「………」
GM:そんな赤面した君を見つめる冷たい瞳
GM/凍:「………先、行くから」
GM:てっくてっくてっく
GM:なんかありゃどぞり
亮:「ま、まぁ。とにかく僕にできることなら何とかするから……って待ってくれ、凍!?」
GM:ちろっと凍は振り返る
GM:だが、茜が君の腕をがっしりと掴んでいるのを見ると、今度は振り向きもせず行ってしまう
亮:(ぐあ)「と、とにかく、たいしたことはできないかもしれないけどね、できることはやってみるよ」>茜
GM/茜:「あんがとうー」
亮:で、凍を慌てて追いかける(笑)。いじょうー。
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠