エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第57話『刻の狭間で』◇

「新装備だの実験機だのがロクでもないのは、いつものコトだろ?」
――橘響

 

今回予告/ハンドアウト/自己紹介/シーン1//
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


今回予告
 瑞穂基地に舞い降りる巨大な機体。
 その機体が運んできたのは一つの装置。
 未だ実験中の新システム。
 そしてもう一つ………
 かの機体が運んできた一つの影。
 目的は何なのか、そして新システムの真価とは。

 エンゼルギア 天使大戦TRPG 第57話
 『刻の狭間で』

「この画期的な新システム……その名も……」


シナリオハンドアウト
▼PC1 橘 響  ギアドライバー/フェンサー
 ナビゲーター:草薙伊音
 ダーザイン:【ナゾの影からの警告】
 輸送機に紛れ込み、そして瑞穂に密かに潜入したナゾの人影。
 その人物の目的は何なのか。
 というか、本当にそんな人物はいるのだろうか?

▼PC2 菅沼 新  ギアドライバー/フェンサー
 ナビゲーター:三条恭花
 ダーザイン:【未来からの指標】
 現在、実験が進んでいる新システム。
 その実験装置が、瑞穂基地に運び込まれた。
 選ばれたテストパイロットは、キミだ。
 はたして、その新システムとはどのようなものなのか。

▼PC3 ネィ・ジルベルドラクロア  機械化兵
 ダーザイン:【鴻森準一郎からの不信感】
 今回、瑞穂基地に運び込まれた新システム。
 その開発責任者が、鴻森準一郎である。
 彼は実験中の装置と共に瑞穂基地に降り立ち、直々に実験を行うという。
 その鴻森が、自分を見る目が冷たいのは気のせいなのか……。


自己紹介
響:「オレは橘響。響(ヒビキ)でいいぜ」
響:「いちおう中尉なんだっけか。シュネルギア3番機“マサムネ”のドライバーだ」
響:「気がつきゃ、オレもけっこう古株になっちまってるんだよなぁ……」
響:「っと、忘れるところだった。ナビゲーターは草薙家の伊音ちゃんな。冗談は通じない方だから、気をつけろよ……っとと、悪ィ悪ィ(苦笑)」<睨まれた(笑)
響:「ま、よろしくな。とりあえず、お互い頑張ろうぜ」
響:「そんでもって……いつか、きっと!」
響:初期ダーザインは【草薙伊音からの幸福感/2】【自己からの執着/2】
響:シナリオダーザインは【ナゾの影からの警告/2】
響:PC間ダーザインは【ネィからの競争心/2】
響:以上(オーバー)!

新:「第十三独立実験小隊所属、菅沼新。階級は少尉、九番機のドライバーを担当しております(不自然なまでにカタチの整った敬礼)」
新:「……しゃちほこばらずともいい、と。はい、ありがとうございます。どうもまだ、礼儀ひとつ染み付いていなくて」
新:「はい。大丈夫です。そういった心配は、無用にて願います。仕事の内容には馴れましたから、適当な戦果は見込んでもらえて――」
新:「――はい。その心配も無用と。大丈夫です。俺も、進んで死のうと思ってはいません(左眼を瞼の上からこつこつと)」
新:所持ダーザインは【三条恭花からの苛立ち】2、【故郷からのあこがれ】2。
新:及び【未来からの指標】2、【橘響からの仲間意識】2。
新:宜しく御指導願います。以上(オーヴァ)。


ネィ:「ネィ・ジルベルドラクロア、特務中尉だ」
ネィ:「フンッ、訓練にもまともについて行けないようなガキに頼らねばならないとはな」
ネィ:「まあいい、オレ達が全部お膳立てしてやるよ。安心して見ていろ」
ネィ:「行くぞ、我ら小隊の力、存分に見せてやれ!」
ネィ:生粋の統一帝国軍人。16歳、男性。
ネィ:最近までメーヴェで活躍していた小隊のリーダー格。常に小隊の取り巻きを引き連れていばっている
ネィ:ダーザインは【上官からの信頼/2】【軍上層部からの期待/2】【ギュンター・ハルトマンからの父性愛/2】【鴻森準一郎からの不信感/2】【菅沼新からの有為/2】
ネィ:以上(オーヴァー)です、よろしくおねがいします。

■オープニングフェイズ/シーン1 「鴻森、登場」
 シーンPC:ネィ。

GM:瑞穂基地に漆黒の航空機が降り立つ。
GM:そしてタラップに姿を現す一人の男。
GM:鴻森準一郎、その人である。
GM/鴻森:「ここがあの、瑞穂基地か……」
GM:ぐるりと見回し、ネィに視線を止める。
ネィ:「どこの輸送機だ、アレ? こんな時期に……」取り巻きと会話
GM/鴻森:「…………ふん」そのまま会話もせずに通り過ぎていく。
ネィ:「挨拶も無しか、フン、よほどおエラいんだろうなぁ」目の前を通過時に厭味たらしく
GM/取り巻き:「知らないんですか隊長。今度ここで、シュネルギアのテストする責任者ですよ……」こそこそ
ネィ:「ああ、あのオモチャの人形のか。今度はなんだ? 新しいドレスでも持ってきたのかぁ」取り巻き大爆笑(笑)
GM/鴻森:「…………ふん、露払いの雑兵共が……」
ネィ:「ほぅ、言ってくれるじゃあないか。まぁ、せいぜい期待させてもらうぜ。どんなシロモノで楽しませてくれるんだか」
GM/鴻森:「フフフ、いいだろう。訓練の標的にはお前を使ってやる。逃げ延びてみろ。雑兵」ニヤリと笑ってそのまま歩いていく
ネィ:「標的、だと? お、おい貴様。待て、待たないか……」
GM/取り巻き:「だ、大丈夫ですかね……?」
ネィ:「フン、使い手があのガキどもでは、オレたちの敵じゃあるまい……」ちと不安げに、舌打ち。
ネィ:「おい、何人か。探りを入れておけ。あいつの正体と、テストとやらについてな」
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン2 「新くん、ご指名です」
 シーンPC:新。

GM:新の前には、一人の研究者風の男が座っている。
GM:そこにパートナーの恭花と共に呼ばれたのだ。
新:不動というにはいささか頼りないが、普段猫背気味の背筋を伸ばして、直立。
GM/鴻森:「君達が菅沼君と三条さんだね」
新:「はい」かち、と敬礼。
GM/恭花:「そうです」同じく敬礼。
GM/鴻森:「今回、私がこちらでシュネルギアに関するテストを行うわけだが、君たちにはテストパイロットをしてもらう」
新:「了解しました。機体は“ベルゼルク”を使用する事になりますか?」ごく普通の調子で。過去の微妙に忌まわしい事件とかは忘却してる、というかたぶん気にしていない。
GM/鴻森:「ああ、そうなるな。まぁ安心してくれ。機体そのものをどうこうするわけではないからな」
新:ちらり、と、三条に目を向ける。<機体そのものに〜
GM/恭花:「え? じゃあ……」なにか言おうとして新のほうを見る。
新:「テストの内容について、今、質問をしてもよろしいですか?」視線を鴻森に戻し。無気力そうな真顔で、目を正面から見ている。
GM/鴻森:「ああ、詳しい話は後で関係者を集めてから行うつもりだが……簡単に説明しておこう」
GM/鴻森:「要するに、ドライバーのサポートシステムだと思ってくれればいい」
新:少し考えて、
新:「では、テスト対象は、主に自分、ということになりますか」一節一節、確認するように区切りつつ。
GM/鴻森:「その性質上、それ程大型な装置にもならないのでね。ほとんどの型のシュネルギアに搭載が可能なはずだ」
GM/鴻森:「もちろん、ナビゲーターの代わりをするというものでもないが、やはり君がメインという事になるだろうな」
新:「はい、ありがとうございます。了解しました。肝に銘じておきます」また姿勢を糾して、かち、と敬礼。
GM/鴻森:「そういう訳で、これから暫く行動に制限がかかるかもしれないがいいだろうか? 搭乗時以外のドライバーの状態もモニターしたいのでね……」
新:「はい。問題ありません」姿勢そのまま。
GM/恭花:「……………」やや曇った顔で新の横顔を見つめる。
新:数拍考えて、
新:「訓練時間の幅などは、そのままだと考えてよろしいですか?」
GM/鴻森:「ああ、そうだな。その辺も追って連絡する事になると思う」
新:「はい。ご回答ありがとうございます」
GM/鴻森:「では、また後ほど……」
新:「はい。……退出してもよろしいですか」三点リードのところで、数拍ロード時間を挟みつつ。
GM/鴻森:「……ああ、急に呼び出してすまなかったな」
新:「はい。失礼します。……三条」再度礼をして、相方を促す。
GM/恭花:「では、失礼します」鴻森に敬礼をして新の後に続く。
新:……部屋を出たところで。
新:「ところで、三条」いつもと変わらぬ真顔を向ける。
GM/恭花:「……何、菅沼くん」
新:数拍考えて、
新:「どうか、したのか」具体的な質問内容が作れなかったので、真顔で問う。<先ほどの何か言いたげな視線
GM/恭花:「別に。あなたが何も感じなかったんなら、何もなかったんじゃないの」
新:数拍考え、
新:「いや、感じたから聞いているんだが。……すまない、三条。至らない」どう聞いても考えても本気で言っている。
GM/恭花:「――ふん、だ。……さ、行くわよ」くると向こうをむいて歩き出す。
新:「ああ」後をついて、歩調をあわせて、やはり歩き出す。
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン3 「謎の男たち+1」
 シーンPC:響。

GM:どうやら、基地に来客が来たらしいが。
GM:特に何にも言われていない響は、伊音と歩いているのだった。
GM/伊音:「……で、どこへいくつもりなのだ?」
響:「ん? そりゃあアレだ……」
響:「せっかくお客さんが来たんだし、様子を見に行くのが定石だろ?」>伊音
響:てくてく、と呑気に基地の廊下を歩きつつ。
GM/伊音:「しかし、私たちは何も聞いていない。関係者ではないのだろう? 勝手に見るなど……」
響:「カタいこと言わない言わない♪」
響:「それに……」(声を潜めて)「新装備だの実験機だのがロクでもないのは、いつものコトだろ?」
GM:そうして歩いていると、格納庫の方が何やらざわついているのに気がつきます。
響:な? と伊音の横顔を見る。
響:「お、さっそくトラブルってんのか?」(つたたっ、と駆け出し)
GM/伊音:「あ、こら待て響っ!」慌てて追いかける。

GM:格納庫に着いてみると、数人の男達が見慣れない黒い飛行機の前で話をしていた。
響:「おお、黒い天使……ってわけじゃなさそーだな」(立ち止まり)
響:声をかけてもいいものかなー、と何気なく聞き耳モード。
GM/男A:「おい……大丈夫か?」一人の男を起こしている
GM/男B:「………く、一体いつから………」
響:ふむ、とちと腕組みして考えるフリをしてから。
GM/伊音:「何かあったらしいな……」
響:「ああ」>伊音
響:「すみませーん。何かあったんすか?」>男たちに
響:いかにも興味深々に。実際そうなんだけど(笑)。
GM/男A:「な、なんだ!? ……脅かすなよ」
響:「いや、別にそンなつもりじゃ……。って、何ですコレ? 見たことの無い戦闘機……」
響:「新型ですかっ?」(わくわく)
GM/男A:「まぁ、ここの関係者ならいいか。これはそんな戦闘能力なんてないぞ。データ収集用のものだしな」
響:ところで、倒れていた男Cと思しき人物は居るのかな?>GM
GM:うい、います。>男C
響:「データ収集用……」(黒い機体を見上げ)
響:「じゃあ、その人(男C)がテストパイロット?」>男A、B
GM/男C:「何言ってんだ? 痛つつ……テストパイロットは、ギアドライバーに決まってるだろう」
響:「戦闘機に?」(びっくり)
GM/男A:「だから、これはデータ収集用で、システム自体はシュネルギア用のもの……って何も聞いてないのか?」
響:ああ、と頷き。
響:「あ、申し遅れました。オレは3番機“マサムネ”のドライバーで、橘響。で、こっちが相棒の草薙伊音です」
響:と、ここで思い出したかのように自己紹介。
GM/男A:「なるほど、君たちがあの……」
GM/男B:「それよりも、ここに来る途中に不審者を見なかったか?」>響
響:「不審者……いや、オレは何も」(見たか? と伊音を見る)
GM/伊音:「いや、私も見ていないな」
GM/男A:「そうか……早いところ見つけなければ……」
響:「まさか、こいつを狙ってスパイが?」>男たち
響:そしてもう一度、一見なんの変哲もなさそうな黒い機体を見る。
GM/男A:「おそらくな。どうやら向こうを立つ時に、もう紛れ込んでいたらしい……クソッ!」
響:「なるほど……。それで、その人(男C)が狙われた、と」
響:また頷いて。
GM/男C:「捕まえようとしたんだがな。小柄なのに恐ろしく強い奴でな、覆面をしてやがった」ちっと舌打ち
響:「了解です。……伊音、どーやら出番みたいだぜ、オレらの」(よっし、と嬉しそうな笑顔で)>伊音
GM/伊音:「まぁ、確かにこれくらいなら問題はなかろう。気を抜くなよ」こちらもどことなく嬉しそう。
響:「そのスパイを見つけるの、オレたちも協力しますよ」(割と真面目な声で)>男たち
GM/男B:「そうか。草薙家の姫が手を貸してくれるとは、助かる。頼む」
響:「基地内の巡回なら堂々と訓練をサボれ……じゃない」
響:「まぁ、オレたちでも見回りくらいなら何とか、ってことで」(こほん)
GM/男C:「気をつけろよ。とりあえず見つけてくれればそれでいい」
響:「了解しました。……ところで」
響:「そっち、何者さんで?」(←今頃確認(笑))>男たち
GM/男A:「なに? そんなことも知らずに話してたのか……」
GM/伊音:「バカですまぬ」
響:「ばっ、バカとわ何だ! いちおーヤシマ軍の関係者だってくらい分かる!」
響:がーっ、と吼え(笑)。
響:「オレが言いたいのはっ、どこの部隊の人ですかとか、何のために瑞穂基地に来たのかとか、そうゆーことでっ!」
GM/男A:「ああ…オレ達は、今こちらに来ている鴻森大尉の下のものだ。新システムのテストのためこちらの滞在している。これでいいかな」
響:「了解です」(ぴっ、と敬礼)
GM/伊音:「では、行くぞ。響」
響:「おう。とりあえず、その鴻森大尉に話を聞きに行ってみるか」>伊音
響:それじゃ、と部下さんたちと分かれて格納庫を後にする。
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠