エンゼルギア研究所
†Testify Your Own / Angel Gear†

■サイト内検索

- Powered By Google -


■はじめに

■メインコンテンツ
研究所掲示板
エンゼルギア考察
▼天使大戦用語集
▼巫女ナビ推進委員会
TRPG用データ集

■オンラインセッション

■その他

Written by Japanese ONLY
(C)2003-2012 Souma-Seien.
All Rights Reserved.
back to Main

(C)2003 Inoue Jun'ichi
/ FarEast Amusement Research Co., ltd
(C)2003 ENTERBRAIN,INC.
(C)RUNE

Last Update/2012.02.05


◇ 第2話『舞い散る羽根のゆめ』◇

「……私は、凍。……溶けない氷。だから、凍」
――八坂凍

 

シーン1/エンディング1/エンディング2/エンディング3
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■クライマックスフェイズ/シーン1
 第1ラウンド。

GM/凍:「……起動完了。S.Q.U.I.Dリング接合、ケルン展開」
GM/凍:「……状態、問題なし(グリューン)。発進フェーゼに移行」
GM/凍:「……シュネルギア2番機、離床(アップファールト)」
GM:
GM:ボシュっ、とXXBから離床し、月夜の空に解き放たれるシュネルギア2番機。
GM:行く手に待つのは……ドミニオン。
GM:
GM:というわけで、配置ですが。距離は面倒なのであまり考えない。
GM:奥にドミニオン。その近くにシュネルギア2番機。XXB、一番手前に、ホイシュレッケ/シュトルム×13と、BvP504(エンゲージ済)
GM:なお、XXBはHPを全損していますが、他の機能は通常時と同じです。
ハインリヒ:「ようやくお出ましだな。蘇我良樹、聞こえるか?」
良樹:「コチラ2番機、感度良好」恐ろしく平静な声
良樹:「ガイスト1、敵ノ戦力情報ヲ伝エラレタシ」
ハインリヒ:「敵は、ドミニオンクラス1体、あとはホイシュレッケだ」
ハインリヒ:「雑魚は任せろ。ドミニオンを狙え」
良樹:「了解」>ドミニオンだけを
GM/凍:「……そう。冷静に」
GM/凍:「……ただ、敵を倒すことだけ、考える」>良樹
まどか:「こっちでもバックアップするから、無茶はしないでね?」通信機越しに、心配そうな表情を見せる>良樹
ハインリヒ:「蘇我良樹………なにがあったか、俺はわからん」
ハインリヒ:「だが、生き残らなきゃ、悲しむことも出来ないぞ」
良樹:「・・・・・」>ハインリヒ
GM:では、各自感覚値を申請。
ハインリヒ:13だよー
良樹:修正込みで16
まどか:ヴィーグルで11。
GM:ホイシュトが7、ドミニオンは20もある(笑)。
GM:さーぁ、ではドミニオンだ。
ハインリヒ:ちょい待ってGM
ハインリヒ:セットアップフェイズがあるぜ
ハインリヒ:感応だ、まどかっちσ゜Д゜)σ
GM:おっとそうでした。何かありますか?<セットアップ
GM:(しばし待って)何も無ければ、さくっとドミニオンが天罰。
GM:#18d6 <聖光5>
●ダイス:SOUMA_GM(><)o⌒◇□..18d6 = (3,6,5,1,6,1,1,4,2,6,3,1,1,3,4,3,4,1) = 55
GM:うむ、16聖光(笑)>蘇我っち
良樹:《接合》を使用します
GM:うい、ロゴスを消費してね。
良樹:#13d6 回避4 ロゴス21から18
●ダイス:Soga(><)o⌒◇□..13d6 = (1,2,1,1,6,5,3,4,2,1,6,4,6) = 42
良樹:8成功
GM:差分8に、追加ダメージが+12なので、20撃。「軽傷」ゲージを優先して埋めてください。
GM/凍:「……ケルンに重大な損傷。……機体稼働率7%低下」
GM/凍:「……大丈夫。まだ、問題無い」
良樹:「・・・ワカッタ」
GM:では16で蘇我っち。
良樹:《接合》と《ガンフー》行きます。ロゴス18から12。目標はドミニオン
良樹:#22d6 射撃4 
●ダイス:Soga(><)o⌒◇□..22d6 = (1,1,4,5,6,6,6,1,2,3,3,3,1,6,4,3,1,6,3,1,1,4) = 71
良樹:16個成功の……右端から5つ削って、12。
GM:ぐわー(笑)。
良樹:「目標ヲ捕捉…」
GM:30個振れても技能1レベルじゃなー(笑)。
GM:30d6 <回避1>
GM:#30d6
●ダイス:SOUMA_GM(><)o⌒◇□..30d6 = (1,3,5,4,2,2,5,4,1,3,3,1,2,5,5,6,1,1,6,6,4,5,3,2,2,1,4,5,4,6) = 102
ハインリヒ:6個だね(´ー`)y−~~
GM:6個成功。なんか確率どおり(笑)。
GM/凍:「……そう。敵のケルンを見て、弱い場所を撃つの」
GM:さ、ダメージおくれ(笑)。
良樹:ええっと・・・?
ハインリヒ:6+7+22だぜー
GM:うーむ、恐るべしアサルトライフル。えーと、35ダメージ?
ハインリヒ:ガンフーが+7されてるんだぜ、ベイベー>GM
GM:うーん、大打撃だ。明らかにドミニオンのケルンが歪むのが見て取れる。
ハインリヒ:「いいぞ、蘇我良樹! 八坂少尉、そのまま新人をエスコートしてろよ!」
GM/凍:「……了解。……ガイスト1にも、早急の支援を請う」
ハインリヒ:次は俺かな
GM:13で、ハインリヒですな。
ハインリヒ:ホイシュレッケ13機とは1エンゲージだね?>GM
GM:1エンゲージです。
ハインリヒ:制圧射撃+ガンフー+リミッター解除
GM:ぐわー、やっぱ1撃で落とされるかー(笑)。
ハインリヒ:ロゴスは3消費。HP代償4
ハインリヒ:サイコロ10個上乗せ。
ハインリヒ:ロゴス追加で10消費ね
ハインリヒ:#21d6 LV4
●ダイス:Heinrich(><)o⌒◇□..21d6 = (6,3,6,6,5,2,6,5,2,1,3,1,4,1,3,2,1,3,3,2,3) = 68
ハインリヒ:15個成功
ハインリヒ:6個失敗分を振りなおし
ハインリヒ:#6d6
●ダイス:Heinrich(><)o⌒◇□..6d6 = (1,5,6,4,5,3) = 24
GM:18成功かい(笑)。
ハインリヒ:18個成功、って、命中修正忘れてた
GM:えーと、武器は何かな?
ハインリヒ:20mm機関砲
ハインリヒ:1個けずって、17個成功にしといて。(笑)
GM:OK。
ハインリヒ:リミッター解除中だから、対天使効果が○になります
GM:ということは、0受けで30ダメージかい(笑)。
ハインリヒ:「貴様らの動き、見えるぞ!」
良樹:「・・・・・・」
GM:あのー。回避がぜんぶ入っても7成功なんですけどー(笑)。
GM:うん、振らなくていいや。一瞬にして全滅するホイシュレッケ。
GM:月夜と富士山。そして夜空に舞い散る天使の羽根。
GM:11でまどか。
ハインリヒ:「ホイシュレッケ殲滅確認。残りはドミニオンのみだ」
まどか:「ガイスト1、ホイシュレッケを撃破!」
GM/アクシア:「……さすがね、少尉」(けほけほっ、と血ィ吐きつつ)
GM/アクシア:「まどかちゃん……。この機も大概にぼろぼろだけど、まだ飛べるわ。まだやれる。だから……」
まどか:「あたし、諦めません!」アクシアの言葉を遮る様に
GM/アクシア:(小声)「……いっぱしに、云うようになったじゃない」(微笑)
まどか:メジャーアクションの前に、アクシア隊長のダーザインを昇華しますー。
GM:ええよー(笑)。
まどか:「隊長の期待に、みんなの期待に応えなきゃ。あたしだって……戦ってるんだ!!」
GM:昇華されちゃったアクシアは、さみしそーに目を瞑る(笑)。
GM:あくしあ「じゃ、後はまかせたからねー」(ぐー)
まどか:寝るなー!(笑)
まどか:で、《感応》を使って良樹の再行動を図ってみよう。
GM:判定どぞー。
まどか:#4d6 <エーテル4>+《感応》【聖霊】6 難易度3 ダーザイン昇華により成功度+10 対象は良樹
●ダイス:Madoka(><)o⌒◇□..4d6 = (1,1,3,2) = 7
GM:楽勝だなー(笑)。
まどか:成功度12!らっくしょー(笑)
まどか:『良樹クン、攻撃を仕掛けるなら今よ!』2番機の通信画面にまどかの顔が
良樹:「了解、2番機ドミニオンヲ撃墜スル」
GM/凍:「……適確な指示。助かる」>まどか
良樹:《接合》と《ガンフー》を使用。さらにロゴス6つとチット6つを使用してダイス増加、ロゴスを12から0に
良樹:「・・・・翔子」
良樹:翔子からの純愛を昇華。達成値+10。
良樹:#29d6 射撃4 
●ダイス:Soga(><)o⌒◇□..29d6 = (5,3,1,5,4,2,3,2,2,2,5,5,5,4,5,2,4,6,4,2,2,4,1,2,4,3,6,3,5) = 101
良樹:20個成功の、端を4+2削ってから+10で25。
GM:#30d6 回避1
●ダイス:SOUMA_GM(><)o⌒◇□..30d6 = (3,1,2,4,2,2,5,2,6,3,4,5,2,5,3,6,1,5,1,2,6,6,5,5,5,1,5,2,5,2) = 106
GM:4ツかよー(笑)。
良樹:21+7+22=50ダメージ
GM:50ダメージ〜?
GM:あー、まだ浮いてるけど、ダメだなこれは。もう1撃くらうと持たなくなる。
GM/主天使:「…………」
GM:すーッ、と、ドミニオンの姿が薄らいでいく。
GM/凍:「……敵天使、消失(ロスト)?」
ハインリヒ:「なんだって!?」
GM/アクシア:「勝てないと判断して引いたのか……それとも」
GM/アクシア:「……考えても、仕方ないわ。シュネルギア2番機は帰投してください」
GM/アクシア:「っていうか、ぶっちゃけこっち、浮いてるだけで精一杯かも……」(汗)
良樹:「了解、2番機帰投スル」
GM/凍:「……戦闘モード解除。巡航モードに移行」
ハインリヒ:「アクシア大尉、無理はせず医務室に行け。瀬名准尉、君が連れて行け」
まどか:「敵集団、先頭空域より撤退を確認。エーテル濃度、徐々に現象……ところで隊長?」>アクシア
GM/アクシア:「……何?」>まどか
まどか:「しっかりと養生してもらいますからね。瑞穂基地に帰ったら羽村センセの精密検査受けてもらいます!」
まどか:がしっとアクシアを羽交い絞めにして医務室まで連行します(笑)
GM/アクシア:「嫌ァよ、誰があんなヤツの!」
GM:ずるずるずるー(笑)<連行されアクシア
ハインリヒ:「蘇我良樹…よくやった。それが、君の力だ」
良樹:「・・・・・」無言で車庫入れする
良樹:その顔と体は・・・翔子の血で赤く染まったままだった
GM:おっと、ではハインリヒ。
GM:今ごろレーダーに感あり。どうやら味方機の模様。
GM/伊音:「こちらシュネルギア3番機。……ガイスト1、状況を確認したい」
ハインリヒ:「こちらガイスト1。王子様は無事だ。悪い魔女は追い払った」
良樹:「・・・・」顔をつるんと撫でて、指についた血を舐める
GM/響:「……って、ことはもう終わってんのか?!」
ハインリヒ:「ただ、かぼちゃの馬車が12時寸前だ。エスコートを頼む」
ハインリヒ:ふっと笑い
GM/響:「……こんな深夜に叩き起こされたオレの立場って」
まどか:無いわね(笑)。
ハインリヒ:「ああ、王子様が追い払っちまった」
良樹:自分の体についた血を静かに舐めつづける・・・誰の目にも止まらずに
GM/伊音:「了解した。……響、XXBは推力が落ちているようだから」
GM/響:「……分かったよ。3番機、XXBの支援に回ります。オーバー」
GM:そうして、傷ついた鳳と、誇り高き鷲は、2体の巨人に支えられて帰って行く。
GM:彼らが戻るべき場所、瑞穂基地へ。
GM:フェイズエンドです


■エンディングフェイズ/シーン1 「懐旧」
 シーンPC:ハインリヒ。

GM:瑞穂基地に戻って直ぐ、司令室に呼び出されるハインリヒ。
GM:ヴィヴリオは、やはり左に傾いた姿勢で立っていた。
GM/ヴィヴリオ:「ご苦労だった、少尉。大体の顛末は情報部から聞いたよ」
ハインリヒ:「桐島翔子は中途で天使化。八坂少尉が処理しました」
GM/ヴィヴリオ:「あの場合、それが最善手だったろうな」
ハインリヒ:「蘇我良樹は、今のところは………使える、と思ってください」
GM/ヴィヴリオ:「さて……それなら良いのだが」
GM/ヴィヴリオ:「どちらにせよ、パイロット不足であることに変わりなし、か」
GM/ヴィヴリオ:「“我々”としても、何か手を打たねばならない時期かも知れないな……」
ハインリヒ:「結局、凍にまた辛いことをさせてしまったよ」
ハインリヒ:「一度は、止めることが出来たんだがなぁ」
ハインリヒ:執務室の窓から、外のホルテンを見る
GM/ヴィヴリオ:「……奇跡、としか言いようが無いな、その点については」
GM/ヴィヴリオ:「いちどはエンジェライズを停め、いちどはエンジェライズを自らの意思で操った」
GM/ヴィヴリオ:「そして、最期に自らの意思でマスケンヴァル現象の阻止を願った」
ハインリヒ:「人は、天使が思うより強い。だから滅ぼそうとするんだろう」
GM/ヴィヴリオ:「桐島翔子……惜しい、な」
ハインリヒ:「………守ってやれなかった…」
ハインリヒ:唇を噛み、外を見る
GM/ヴィヴリオ:「そして蘇我良樹か。奴は、おそらく桐島翔子の“強さ”を取り込んだのだろうさ」
GM/ヴィヴリオ:「だが、それを使いこなせるかどうかは、また別だ」
GM/ヴィヴリオ:「幸い、彼は“時間”を得ることができた。充分に“強さ”を使いこなすための、時間を、だ」
ハインリヒ:「大丈夫でしょう。ここの教官は優秀だ」
ハインリヒ:「それに、今度は俺がいる」
GM/ヴィヴリオ:「ああ……。これからも、よろしく頼む、ハインリヒ」
ハインリヒ:ヴィヴリオに近寄り、撫でてやる
GM:では、僅かにヴィヴリオは唇に微笑を浮かべて。
GM/ヴィヴリオ:「お前も、とっとと休め。まだまだ優秀なパイロットの見本になってもらわないと困るからな」
GM:いじわるそ〜に、云う。
ハインリヒ:「ヤー! いてててて、医務室に行ってくるよ」
ハインリヒ:痛む背中を抑えて、退室する
GM/ヴィヴリオ:「ふん。……無茶なのは変わらんな。お前も……私も」
GM:ふと、霞みかけた東の空を見やるヴィヴリオ。


■エンディングフェイズ/シーン2 「慰霊」
 シーンPC:まどか。

GM:では、まどかです。
まどか:戦没者の共同墓地とかあったら、そういうところにお参りに……ってのは? 同伴者が居てくれると嬉しい(笑)
GM:同伴者ですか……。アクシアで良ければ。
まどか:バッチリです。
GM/アクシア:「……」(黙って、墓前で胸のロザリオを握り、祈りを捧げている)
GM/アクシア:「……ほんとうは、古都に返してあげられれば良かったんだけど、翔子ちゃんも」
GM:ちなみに、F2のパイロット2人なんかもここに入っちまいました(T_T)。
まどか:「隊長は……強いですねえ」戦没者慰霊碑の前、黙祷をやめてふと呟く
GM/アクシア:「強い? ……アタシが?」
GM/アクシア:「やだなぁまどかちゃん。お世辞にしてもそりゃ褒め過ぎってものよ?」
まどか:「何度も何度も、部下が亡くなっても前線に立ち続けるっていうの、凄いと思いますよ」
GM/アクシア:「それを言うなら、アタシなんかまだまだ司令(ヴィヴリオ、ハルトマン双方)にも敵わないし」
GM/アクシア:「……アタシがもっと強ければ、この子たちを死なせることもなかった、と思うわ」
まどか:「あたし、正直言って自信が無いんですよね。ヘンに記憶力がいいせいで、人の死ぬ瞬間、って言うのが忘れられなくて」
GM/アクシア:「……まどかちゃん」(がし、と肩を掴んで、目線を合わせる)
まどか:「思い出すんですよ。死んで逝った皆の最期を……」アクシアに抱きつき、胸に顔を埋めて嗚咽を漏らす
GM/アクシア:「なら、覚えてなさい。ぜんぶ、ずっと。彼らが、彼女たちが、死んでいくさまを、貴女が死ぬその時まで」
GM/アクシア:「貴女に覚えていて貰えれば……少なくとも、貴女の目の前で死んでいく人たちも、ほんの少しだけ幸せになれると思うわ」(きゅ)
まどか:「隊長、あたし覚えてます。翔子ちゃんの事も、今までに逝った皆の事も……」
まどか:「だから、もう少しだけ……こうしてても、いいですか?」
GM/アクシア:「ええ。……だから、貴女は生き残りなさい。瀬名まどか」
GM/アクシア:「これは、命令だからね」(耳元で小さく)
まどか:「はい。生き残って……いつか、隊長みたいになりますね」弱々しくも、笑みを浮かべる
GM:では、その言葉を聞いたアクシアが、ほんの少し表情に翳りを見せたことに、まどかは気付かない。
GM:ただ、だまってアクシアは。まどかが気が済むまで抱きしめてあげていた。それだけが、この時のまどかの記憶。


■エンディングフェイズ/シーン3 「私を溶かそうとしないで」
 シーンPC:良樹。

GM:……お待たせ、良樹です。
良樹:はい
GM:どういうシチュがいいかなー?
良樹:・・・凍と戦闘訓練でもしてようかな、山奥で二人っきりで
GM:シュネルギアで慣熟飛行中、という感じかな。
GM:淡々とシュネルギアに関する情報を収集し、吐き出し続ける凍。
GM:そこに居るのは「八坂凍」という人間ではなく、コンピュータか何かのように思える刻もある。
良樹:ああいや
GM/凍:「……次、目標種別B、距離600」
良樹:生身のほうです(^^;;>訓練
GM:ん?
GM:生身で山奥で2人きり? ありえんなー(笑)。
GM:まぁ、シュネルギア持ち出してればそういうシチュエーション自体は作れるけど。自主訓練にでも出てればいいでしょう。
GM:というわけで、森の中の空き地に2番機を停めているってことで(笑)。
GM/凍:「……」(黙々と、銃の整備とか射的の的の設置とかしている)
良樹:「・・・・」同じく銃とナイフの手入れをしている
GM/凍:「……野外戦は、訓練場とは、違う」
GM/凍:「……周囲の空気、地形、音、そういったものを感じ取って、考えるより先に判断する」
GM/凍:「……シュネルギアで、空を飛んでいても同じ」
GM:無言で、9mmのペイント弾の弾倉を手渡す凍。
良樹:「…」ガチャリと、装填
GM/凍:「……良樹は、戦闘センスはいい。でも、身体の使い方がぜんぜんダメ」
GM/凍:「……だから。肝心な時に、考えるより先に身体が動かない」
良樹:「…そうか」
GM/凍:「……今までの知識は、忘れる」
GM/凍:「……もういちど、組み立て直すの」
GM/凍:「……森の中の標的に全弾当てつつ、3分で。辿り着ければ、合格」
GM/凍:「……スタートは、5分後。いい?」
良樹:「なるほど、わかった」
GM:無言で頷いてから、凍は森の中にアサルトライフルを抱えて消える。
GM:良樹の背後には、無言で見守るように、シュネルギア2番機が着座している。
良樹:えーと、訓練すっ飛ばして凍の所までたどり着かせてください(笑)
良樹:特定の状況でのみ可能な言いたいせりふがあるので(ぉ
GM:ふむ。では、何とか時間内に所定の場所まで辿り着く。
GM:凍の姿は無い。いや、見えない(笑)。
GM:ちと<探知>振ってみなさい。目標値は5成功(笑)。
良樹:マテや(笑)
GM:凍のアンブッシュは温く無いですよ?(笑)
良樹:#7d6
●ダイス:Soga(><)o⌒◇□..7d6 = (6,5,6,6,3,4,3) = 33
ハインリヒ:。・゜・(/Д\)・゜・。 
GM:全滅だな(笑)。
良樹:ぐはぁっ(笑)
GM:では、数瞬の後……良樹の視界は天地が3度ほどひっくり返る。
GM:背中に強い衝撃。胸の上に圧迫感。そして眼前に銃口。
GM/凍:「……2回射殺。1回失血死」
GM:あ、防弾チョッキの縫い目にナイフが刺さってますんで(笑)。
良樹:「あいかわらず、見事なもんだよな・・・」
GM:で、良樹に凍は膝のりになって押し倒し、アサルトライフルを突きつけている。
GM/凍:「……前は、5回は殺せた、と思う」
GM:す、と立ち上がる凍。
良樹:#くそう、窮鼠の一撃をかましたいのに〜(笑)
良樹:あ、立ち上がるの?
GM:1個も入らないでは、駄目駄目だな(笑)。
GM:うん。
良樹:では・・・いきなり後ろから抱き付こう
GM:ぐわ(笑)。
良樹:ちなみに、凍からの純愛5Lvですから(ぉ
GM:あー、そんなコトされると思ってなかった凍は対処できない(笑)。
GM:固まったまま、自分はアサルトライフル抱きしめてる(笑)。
良樹:「前から思っていたんだけど」
GM/凍:「……ッ」
良樹:「凍は自分の『役割』以外では脆い所があるな」
GM/凍:「そんな、コト、な……」
良樹:「だから、こういうこともできる」銃口が彼女の頚動脈に押し付けられる
良樹:ちなみに、さりげなく足からませてるから(ぉぉ
GM/凍:「……殺すの? 私を」
GM/凍:「……そうね。貴方には、その権利が、ある」
GM:深く、思い出したように息を吐く凍。
良樹:「もちろん、銃弾は撃ち尽くしているから弾は出ないよ。でもね」
良樹:「正直に言うと…君が憎い」低い声で
GM/凍:「……いいわ。私を殺しなさい、蘇我良樹」
GM/凍:「……それで、貴方の気が晴れるなら」
GM/凍:「……貴方が、天使と戦えるなら。私は、構わない」(目を瞑る)
良樹:「君だけじゃない、自分も憎い」
良樹:「あのシュネルギアも、自分の中に流れる血も」
良樹:「あの天使たちも…とにかく世界のすべてが憎いっ・・・」
良樹:「だけど、な」
良樹:「憎めないんだよ・・・凍も、自分自身も」
良樹:「憎もうとしても…あいつの声が囁いてくるんだ『良樹』ってな・・・・」
GM/凍:「……そう」
GM/凍:「なら、彼女はちゃんと、貴方の傍に居るのね」(目を開ける)
良樹:「我々は何処から来たのか」
良樹:「我々は何処へ行くのか」
良樹:「我々は何者なのか」
良樹:「俺は結局・・・これの答えが知りたい。父と別れ、もはや知り合いもいない自分の・・・たった一つの望みさ」
良樹:「だから・・・君にも責任を取ってもらおう」
GM/凍:「……責、任?」
良樹:カチリ、と空の撃鉄が落ちる
GM/凍:「…………」(ふ、と身体の力を抜く)
良樹:「今、これまでの君を殺した…」
良樹:「自分がいったい何者なのか、本当は何をしたいのか・・・考えてみろ」
良樹:「多分、今まではそんなこと考えもしなかっただろう?」
GM/凍:「……私は凍。八坂凍」
GM/凍:「……シュネルギア2番機のナビゲーター。天使と戦うもの」
GM/凍:「……私は凍。何も……変わらない。たとえここで、貴方に殺されても」
良樹:「それは、社会で生きる上でのかりそめの名前と、『役割』に過ぎないよ」
良樹:「多分…君は誰かによって作られた、そんな気がする」
GM:その台詞は致命傷だ(笑)。
GM:ふッ、と凍の姿が良樹の腕の中から消える。代わりに残るのは、彼女が抱えていたアサルトライフルだ。
GM:そして、首筋に鋭く打ちこまれた手刀の、鈍い痛み。
GM:悪いが気絶してくれ(笑)>蘇我っち
良樹:じゃぁ、崩れ落ちながら訴えよう。
良樹:「だから、それ以外の事をしてみてくれ・・・翔・・子の・・ように・・・」
GM/凍:「……私は、凍」(冷たく見下ろしながら)
GM/凍:「……溶けない氷。だから、凍」
GM/凍:「私を溶かそうとしないで、蘇我良樹」
GM/凍:「でないと、私は、貴方も殺さないといけないから……」(宙に視線を彷徨わせる)
GM:では、良樹。
良樹:はい
GM:君の意識が途絶える寸前、誰かが凍と話しているのが見える? 知覚できている?
GM/??:「では、何も問題はないのですね、八坂凍」
GM/凍:「はい、マスター。……彼は優秀です。私は、より多くの天使を葬ることができる」
GM/凍:「それだけです。それ以上でも、それ以下でもありません」
GM/??:「そうですか、凍。……ふふ、ますます楽しみですよ」
GM:そうして、マントの中に凍を包むと、その男は何処かへと去ってしまう。
GM:・・・・・・
GM:・・・
GM:そして、目覚めたのはいつもの医務室だ。
GM/響:「よ、やっとお目覚めかー、蘇我っち?」
良樹:「・・・ああ」
GM/伊音:「まったく……。これで何度目だ、訓練中に気絶するなどど。ヤシマ男児の風上にもおけぬぞ」
GM:と言いつつも、濡れたタオルを何回か変えてもらった形跡があるなー(笑)。
良樹:「それは、拘束しているのにするりと背後に回る凍に言ってくれ・・・」
GM/響:「おいおい、ンなコトあの雪ン娘にできるわけねーだろ? 頭打って幻覚でも見てんじゃねえ?」(くっく、と笑う)
良樹:「・・・かも、な」目を瞑る
GM/伊音:「白昼夢、か。……そのようなことも、あるかも知れんな」(くすくす)
GM/伊音:「蘇我。おぬしをここまで運んできたのは、誰だと思う?」
良樹:「・・・誰なんだ?」半ば答えを予想
GM/伊音:「八坂殿だ。私も、我が目を疑ったぞ」(微笑)
良樹:「そうか」
良樹:静かに微笑む
GM/響:「早く治して、訓練に戻って来いってさ」(笑)
良樹:「凍らしいな(悪いけど、諦めるつもりはないよ。)」
GM/響:「蘇我っち、あれで結構、認められてるぜ?」
良樹:「ああ(私を殺すだって、かまわないさ)」
GM:笑いながら、立ち上がる3番機のパイロット。
良樹:「これからも、よろしく(この戦争が終わったら俺は…翔子の場所に行くつもりなんだから)」
GM/響:「おう。……ま、お互い頑張ろうや」
GM:終わらない夏の空は、まだ高く、遠く、あつくて。
GM:見るはずの無いゆめを、現実と思わせる力が、あるのかも知れない。
GM:そうして、また日常が始まる。
GM:「戦争」という名の、日常が。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

■アフタープレイ

【経験点計算】
 蘇我良樹@ヴェルフェン:5点
 瀬名まどか@葉隠:4点
 ハインリヒ・インメルマン@Bak・ヤン:5点
 GM@相馬斉遠:14/3≒4+1=5点

【雑感】
 エンゼルギア初GMセッション。第1話の印象がかなり強かったので、それを引き継いだ内容のお話に。桂先輩がいきなり天使化しちゃったので、そうではなくじわじわと天使化していく女の子を演出したかった模様。
 なお、例によってまどかあたりの計算はあやしいのだが、そのままにしてある。特にこの頃はルールに誰も慣れていないので細かいミスもたくさん(笑)。FAQが出るまでは主天使が<回避>したりもしているが、ご容赦願いたい。
 ちなみに、アクシアが凍と先行したのはシュネルギアを取ってくるためだったのだが、PCの活躍で天使化戦車が撃破されたので出番無しに(笑)。他にもさっさと逃げる主天使とか居るが、これは後々に伏線に使おうと思っての行動である。
 そして今回の特筆は、凍(と維馬篭)が大活躍している点か。特に凍が翔子を敵視(!)し、最後はアサルトライフルで射殺するところ、そしてエンディングでの良樹とのやり取りは、このキャラクターの持つ魅力と可能性を存分に見せてくれた気がする。
『私を溶かそうとしないで』
 彼女の言葉は、“この”瑞穂基地における凍のイメージの根幹になっているのかも知れない。もちろん、その通りには済まないのが物語というものだ。
 余談だが、維馬篭やアクシアのキャラ(もしくは芸風)は、この頃からほぼ変わっていない。またアクシアにカーチェイスさせたいかも。


エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠