■オープニングフェイズ/シーン2 「夜きたる」
シーンPC:沙羅。GM:宵の初め、瑞穂基地近郊の山中。
GM:うっそうと茂る木々に、沙羅はシュネルギア2番機に搭乗して身を潜めている。
GM:夜間行動の訓練。山中に仕掛けられたデコイを発見し、射撃する――。
GM:
GM:これまでの撃破率は、100パーセント。
GM:背後のナビゲーター席で、相棒の凍が冷静に状況を報告する。
GM/凍:「……7時方向に反応」
GM/凍:「……デコイ確認。ロックオン」
沙羅:「発射」
GM/凍:「……命中」
GM/凍:「……12時方向に反応」
沙羅:「発射、後何個?」
GM:20mmアサルトライフルが、続けざまに目標を破壊していく。
GM/凍:「……予定のプログラムでは、あと12個」
GM/凍:「……? ……消えた」
GM:この訓練には、もう1機、橘響と草薙伊音の駆るシュネルギア3番機が参加している。
GM:向こうは、山中における潜伏と奇襲の訓練……つまりは、こちらを狙ってくるわけだが。
沙羅:「索敵強化!、IR作動開始!」
GM/凍:「……違う。3番機じゃ、ない」
GM:そして、入ってくる通信。
GM/伊音:「こちら3番機、草薙だ。時祭、八坂、聞こえるか?」
沙羅:「こちら時祭、どうしました」
GM/凍:「…………」(黙って頷く)
GM/伊音:「残りのデコイの反応が消えた。……私たち以外の“何か”が居るぞ。気をつけろ!」
沙羅:「了解。凍」
GM/凍:「了解。……! 再反応。位置は……」
GM:凍(見上げて)「……直上ッ!」
沙羅:「緊急回避!」
GM:沙羅とシュネルギア2番機が、同時に顔を跳ね上げる。
GM:月を背景に浮かび立つ、黒い、黒い――人型の、機械。そう、まるで。
GM:――シュネルギア。
GM:では、その黒い機体が砲撃を加えてくるので、回避してみてください(笑)>沙羅
沙羅:「凍、IFF確認、リロード、キャプティブからAP」
沙羅:#10c4
●ダイス:sara_TL:10c4=7(1,3,3,5,5,1,6,2,3,2)= 7
GM/凍:「IFF該当なし。弾丸をAP弾にリセット。……来る!」
GM:#13c4
●ダイス:SOUMA_GM:13c4=8(2,3,1,3,6,6,6,2,1,5,6,2,2)= 8
GM:8成功、命中〜(笑)。
GM/凍:「……ダメ、直撃するッ!!」
沙羅:「対ショック!」
GM:ダメージは、+19して20の(重)です。
GM:重傷ゲージを優先して埋めてください。
沙羅:重症4つ埋め、軽症6つ埋め、装甲10点マイナス
沙羅:「凍、ダメージリポート」
GM/凍:「……ケルン歪曲! 機体中枢に深刻な損傷」
GM/凍:「……これは、対天使兵器?」
GM/凍:「……エーテル濃度確認。……4000?」
GM/凍:「……シュネルギアじゃ、ない」
GM/凍:「……それなら、天使化してる、はず」
GM:#18c3 ちょっと3番機の回避判定(笑)
●ダイス:SOUMA_GM:18c3=11(2,2,1,5,3,2,5,4,3,5,5,2,5,3,4,1,3,1)= 11
GM:では、土煙が立ち込める中、上空の黒い機体に斬りかかって行く機影が見える>沙羅
GM/響:「……ッ、やってくれるじゃねえの!」
GM/響:「2番機、生きてるなッ? オレが斬り込むから、回り込んでヤツをぶちのめせ!」
GM:しかし、所詮NPCなので、響の攻撃はスカる(笑)。
GM/凍:「……敵の態勢が崩れた。……今!」
GM/凍:「……照準コントロール、機体制御システム回復。……いつでも、行ける!」
沙羅:「2番機、了解。Fire!」
GM:再び銃火を放つ、シュネルギア2番機。
GM:(あ、1回射撃判定しちゃってください>沙羅)
沙羅:#16c4
●ダイス:sara_TL:16c4=9(3,5,5,2,1,1,2,6,3,3,5,5,1,6,5,3)= 9
GM:#14c4 回避
●ダイス:SOUMA_GM:14c4=9(1,4,2,5,1,4,2,2,6,5,6,3,4,6)= 9
GM:む、同値なのでギリギリで回避ですな(笑)。
GM:翼を掠めるように、月夜を斬り裂くAP弾! だが、敵のケルンに逸らされて命中しない!
GM/凍:「……回避、された」
GM/響:「おいおい! 頼むから何とかしてくれーーッ!!」(喚いている(笑))
沙羅:「避けられましたね。凍、相手の類似データはありますか?」
GM/凍:「……類似データ無し。あえて言えば、1番機に近い、かも?」
GM/凍:「……敵の主兵装は、120mmキャノンで、合ってる、と、思う」
GM/響:「ちッ、もう一度だ。沙羅っち、掩護頼むぜ!」
沙羅:「…わかりました。距離を詰めます。3番機、もう少しだけ粘ってくれますか。ミドルまで距離を詰めます」
GM:と、その時。
GM:2番機と3番機が連携し始めた直後、黒いシュネルギアは突然、動作を乱して背後に跳躍。
GM:その恐るべき機動性のまま、闇に溶けるかのように姿を消した――。
GM/凍:「……逃げ、た?」
沙羅:「……ロスト、しましたね」
沙羅:「3番機、生きてます?」
GM/伊音:「大丈夫だ。……基地に戻ろう」
GM/響:「何なんだ、アレ。……気にいらねえ」
沙羅:「了解。凍、基地に戻ります」
GM/凍:「…………」(頷く)
GM:シーンエンド。 |