■オープニングフェイズ/シーン2 「羽ばたく閃光」
シーンPC:沙羅。GM:舞台は沼矛島海域上空
GM:久々にオーバーホールされた機体に乗り、沙羅と凍は機体チェックという名目でシュネルギアを駆り海上を飛んでいた。
GM/凍:「…………もうすぐで、沼矛島が見えると思う」
GM:言ったが先か、下には青に目映える緑が彩られていた。その形はハートのそれに似ていなくもない。
GM:少なからず民家もある。その美しさはかなりのものであったが、海の中に薄く見える本土からの巨大なパイプラインが少々気分を損ねさせた。
沙羅:「綺麗なところだよね…、凍、コンディションは大丈夫?」
GM/凍:「…………問題ない」>沙羅
GM/凍:「…………ほんとに、綺麗」沼矛島を見つつ
沙羅:「戦争やってる最中なんて嘘みたいだよね…」
GM/凍:「…………沙羅も、自然……好き?」<嘘みたい〜には無反応>沙羅
沙羅:「好きだよ。花も、草も、みんな好き…」
GM/凍:「…………私は―――」
GM:そんな、会話の最中だった。
GM:突如沼矛島に現れる天使反応!
GM:強烈な光が、空もろとも一帯を包む!
沙羅:「緊急回避、データを瑞穂に!」
GM:刹那、放たれる閃光!
GM:…その光は筒状の形を取りながらはるか海の向こうへと放たれていった。
GM:…そして。沼矛島上空に佇む、一体の天使。
GM:――“聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな”――
GM:凍は機体を閃光の余波から回避させつつ、緊急コードを発信している。
GM/凍:「…………沙羅、どうする?」戦うか? という問い>沙羅
沙羅:「凍、閃光の射線上に対象物はある?」
GM/凍:「…………射線上に、響と伊音のマサムネが、居る」反応が、一つのみレーダーに映し出されている。>沙羅
沙羅:「大きいね……。情報収集に専念します。勝ち目は無いだろうから」
沙羅:「マサムネのミッションは輸送機の護衛だったはずだよね。輸送機の反応は、ないの?」
GM/凍:「…………何処にも……見当たらない」>沙羅
沙羅:「確認できない高度なのか、それとも落ちたのか…FCS、パワーカット。機体制御に回して。取れるだけデータ取るよ」
GM/凍:「…………敵。主天使級が一体……いや、まだ…来る!」
GM:空間が、歪む。
GM:ゆっくりと、そいつは徐々に姿を表していく……。
GM:まず目に入るのは、たくさんの、手と足と羽。それらが、巨大な風船のような本体からびっしりと生えている。
沙羅:「……凍、データある?」
GM/凍:「…………データ照合……アンノウンと断定」
GM/凍:「…………天界位階基準(セレスティアル・ヒエラルキー)は……」と、凍が発言を中断する。
沙羅:「凍、言って。おねがい」
GM/凍:「…………“多分”、座天使……“だと、思う”」
GM:直後、淡い光が沼矛島を覆っていく……。
沙羅:「後退します」
GM/凍:「…………待って、沙羅。――直上!」
沙羅:「緊急回避!」
GM:直後、上空より黒い霧のような“何か”が降り掛かってくる!
GM:間一髪で、2番機は回避する!
沙羅:「一体、何が降ってきたの?」確認しようとします。
GM/凍:「…………天使反応…100…500……1000…2000……数えきれない」
GM:良く見ると、手の平サイズの球状の集まり…天使兵です。>沙羅
GM/凍:「…………能天使……ホイシュレッケ?」
沙羅:「これが全部天使兵!? まずい、緊急退避。いっぺんに来たら耐えられない!」
GM:てことで、判定いきます。
GM:#30c2
●ダイス:GM_AYU:30c2=8(6,4,6,1,6,3,6,6,1,5,2,2,3,3,3,4,4,3,4,4,2,3,6,3,2,2,1,5,3,3)= 8
GM:回避どうぞ。
沙羅:#10c4
●ダイス:sara_TL:10c4=5(5,3,5,6,3,6,6,3,2,2)= 5
沙羅:3差で負けた
GM:黒い渦がうねりを挙げて2番機を襲う!
GM:てことで、13ダメージどうぞ。
GM/凍:「…………沙羅。撤退しないと……分が悪い」
沙羅:全部装甲に入れます。残り7
沙羅:「そうだね。なぶり殺しは趣味じゃないし、撤退します。凍、戦闘記録を瑞穂に送ってくれる?」
GM:一気に退却するシュネルギア。不思議と、天使兵はその後を追わなかった…。
沙羅:「追ってこない…。なぜ…?」
GM:シーンエンド。 |