エンゼルギア研究所
†Testify Your Own / Angel Gear†

■サイト内検索

- Powered By Google -


■はじめに

■メインコンテンツ
研究所掲示板
エンゼルギア考察
▼天使大戦用語集
▼巫女ナビ推進委員会
TRPG用データ集

■オンラインセッション

■その他

Written by Japanese ONLY
(C)2003-2012 Souma-Seien.
All Rights Reserved.
back to Main

(C)2003 Inoue Jun'ichi
/ FarEast Amusement Research Co., ltd
(C)2003 ENTERBRAIN,INC.
(C)RUNE

Last Update/2012.02.05


◇ 第5話『戦士の、資格』◇

「遠山なら。もし遠山なら……倒せていたんだろうな」
――矢神翔一

 

今回予告/ハンドアウト/自己紹介/シーン1///
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


今回予告
 瑞穂市を襲う巨大な天使兵。かろうじて撃退したものの、それは決して勝利と呼べるものでは無かった。再び敵が訪れた時、果たして、部隊は生き残れるのだろうか………。
 そんな不安の中、ギアドラバーの一人と心を通わせる少女がいた。
 緋村翠、一般クラスの女生徒。
「キミみたいな人が戦うことないよ」
「一緒に―――逃げよう」
 恋する少女は手を差し伸べる。

「天使反応多数!天使兵です!」
 つかの間の平穏は破られ、瑞穂基地はふたたび戦場となる。少年たちは、そして大人たちは、そこでどんな答えを出せるのだろう。
「今夜8時、瑞穂駅で―――待ってるから」

 エンゼルギア 天使大戦TRPG 第5話
 『戦士の、資格』

 そして、少年は戦士になる……。


シナリオハンドアウト
▼PC1 橘 響  ギアドライバー/フェンサー
 ナビゲーター:草薙伊音
 ダーザイン:【綾村翠からの純愛】
 キミは、天使と戦うための決戦兵器、シュネルギアのドライバーだ。何度も何度も戦い抜いて、たくさんの仲間を失ってきた。それでもなお天使兵は強大で、自分がいつ死ぬかも分からない。
 一般クラスの生徒、綾村翠はそんなキミを心配し、そして言った。
「いっしょに、逃げよう――」

▼PC2 矢神 翔一  ギアドライバー/スナイパー
 ナビゲーター:セラピア・パルマコン
 ダーザイン:【自己からの不信】
 キミは天使と戦える唯一の兵器、シュネルギアのドライバーだ。しかし、キミは負けた。その天使は易々とシュネルギアを圧倒し、そして嘲笑うように消えていった。
 ――この借りは返さねばならない。キミが、戦士であるためには。

▼PC3 ブルーノ・カーレル・シュタイナー  情報将校
 ダーザイン:【綾村翠からの敵意】
 強大な合衆国の天使兵に対抗するため、キミは年端もいかない少年少女を指揮し、戦場に駆り立てる。そんなキミに、民間人の少女、綾村翠は怒りをぶつけた。
 子どもを戦場に送り込むな。自分の好きな人を死地に送らないで、と。

▼PC4 レイモンド・サダルメリク  機械化兵
 ダーザイン:【ヴィヴリオからの信頼】
 歴戦の戦闘機乗りであるキミは、現在第13実験部隊の司令官ヴィヴリオ大佐の指揮下にある。力は強大だが兵士としては未熟なギアドライバーたちの兄貴役といったところだろうか。
 今回、キミがヴィヴリオから受けた任務は、ギアドライバーである橘響の監視であった。


自己紹介
響:「いちおう少尉だっけか。シュネルギア3番機“マサムネ”のドライバーだ」
響:「気がつきゃ、オレもけっこう古株になっちまってるんだよなぁ……」
響:「っと、忘れるところだった。ナビゲーターは草薙家の伊音ちゃんな。冗談は通じない方だから、気をつけろよ……っとと、悪ィ悪ィ(苦笑)」<睨まれた(笑)
響:「ま、よろしくな。とりあえず、お互い頑張ろうぜ」
響:#ダーザインは【草薙伊音からの幸福感/2】【自己からの執着/2】【綾村翠からの純愛/2】【レイモンドからの期待/2】。
響:以上(オーバー)!

翔一:「矢神翔一。矢神でも、翔一でもいい。よろしく」
翔一:「俺は割と諦めてる。真剣に生きられないタイプかな」
翔一:「死はひどく理不尽で唐突で。人生はひどく脆いと、気付いたからかな」
翔一:「でも、こいつ(弓)だけは捨てられない。それに……そうだな」
翔一:「自分にも“何かが出来てしまう”と“分かってしまった”から」
翔一:「そんな些細な理由なんだよ。俺がまだ、戦場に居るのは」
翔一:「さて。行こうか、セラピア」
翔一:クラスはギアドライバー/スナイパー。瑞穂中学三年、弓道部に所属。
翔一:達観気味のクールで大人びた少年。シュネルギア:ヤークトに搭乗。
翔一:所持ダーザインは【セラピアからの興味/2】【自己からの侮蔑/2】
翔一:及び【自己からの不信/2】【橘響からの連帯感/2】
翔一:以上(オーバー)。よろしく。

シュタイナー:「私はブルーノ・カーレル・シュタイナ。祖父の代からの帝国軍人だ」
シュタイナー:階級は中佐、勇敢で誇り高い有能な軍人です。
シュタイナー:G3からドライクロイツへ送り込まれた情報将校ですが、
シュタイナー:瑞穂基地と実験部隊の重要性には気付いていて、
シュタイナー:天使撃退のために協力は惜しみません。
シュタイナー:そのため、ヴィヴリオからの信頼は、それなりに得られているようです。
シュタイナー:「しかし……ここが人類にとって希望の砦なのか、それともパンドラの箱なのか。
シュタイナー:私は、見届けなければならないようだ。最後までね」
シュタイナー:所持ダーザインは【統一帝国からの信頼:2】【自己からの執着:2】 【翠からの敵意:2】【矢神翔一からの不安:2】
シュタイナー:以上です。

レイモンド:「第七飛行小隊長、レイモンド・サダルメリクだ(敬礼)」
レイモンド:「出撃しちゃあ俺以外の部下が全滅するんで、死神呼ばわりされるところもあるがね……」
レイモンド:「ま、宜しく頼まぁ」
レイモンド:#ダーザインは【上司からの信頼/2】【借金取りからの執着/2】【ひまわりからの純愛/2】に、アクト分【ヴィヴリオからの信頼】とPC分【シュタイナからの有為】。
レイモンド:以上(オーバー)!


■オープニングフェイズ/シーン1 「嗤う天使」
 シーンPC:翔一。

GM:瑞穂市近郊、山岳部上空。
GM:接近する主天使級天使兵迎撃のため、翔一と響を中心とした部隊が出撃した。 繰り返される、シュネルギアと主天使のドッグ・ファイト。
GM:モニターには、響の駆るシュネルギア・マサムネが大空を舞う主天使の攻撃に身構える姿が見える。
翔一:「支援部隊、距離を。シュネルギア小隊、戦闘空域に入ります」
翔一:「橘、迂闊に踏み込まないよう」キリ、と射線を確保してライフルを構える
GM:全長30mはあろうかという巨大な天使は、驚異的なスピードでロックを振り切る。
翔一:「(アクシア隊長たちは不在、指揮官は臨時、味方は少数……。俺たちへの負担が大きいにもよく分かる……!)」
翔一:「サイト・イン。シュー……振り切られた!?」
GM/セラピア:「進路確認……。さ、三番機が危ないんだよ〜!」
翔一:狙撃用カメラ外して叫ぶ
翔一:「……この!」
翔一:ドウ、ドウ、ドウ! 進路の空域を塞ぐようにライフルを打ち込んでいく
GM:手応えはあった。しかし、主天使は減速することなく響に向かって一直線に突き進む!
翔一:「止まらない――5発で弾切れ!? これだからライフルはっ」弾装の取り替えに一瞬の隙が出切る
翔一:「橘!」
GM:次の瞬間、主天使に組み付かれた響の機体は紅蓮の炎に包まれた。
翔一:「橘――! 管制官、状況を!」
GM/プシナプシナ:「三番機、失速……墜落します!」
翔一:再装填した弾丸を一息にドミニオンへ叩き込み、3番機への追撃を止める
GM:失速しつつも渾身の力で一撃を繰り出すマサムネ。機体は燃え盛る焔に重力に身を任せて堕ちていく―――。
GM/セラピア:「3番機中破、戦線から離脱。……て、敵は炎を使うんだよ。翔一ちゃん、気をつけて!」
GM:心なしか、背後のセラピアの声も震えている。
翔一:「橘――っ。遠山の二の舞は、御免だぞ」呟く。
翔一:「っ(内心;……そうだ。俺が不安になる訳にはいかない)」<背後の震えた声。
GM:マサムネの墜落を確認した主天使は、方向を変えて翔一の方に向かって来る。
翔一:「敵機をギリギリまで引き付ける。そして急速にエンゲージより離脱、一撃で仕留める」
GM:という訳で、戦闘でーす。感覚いくつ?>翔一
翔一:16ですね
翔一:「……やれるな、セラピア」
GM/セラピア:「が、頑張るんだよ」
翔一:「ああ。……信じてる」
翔一:迫り来るドミニオンを前に、静かに構えて待ち受ける。
GM:4差で主天使の先行。接近しつつ《聖光》を撃つ。
GM:#18c5 目標値5 +12軽  《聖光》
●ダイス:Haga_GM:18c5=(6,1,6,1,2,5,3,6,4,4,2,3,6,4,6,2,6,4) = 12
翔一:12個成功ですかね。
GM:ですね。12個成功。回避プリーズ 。
翔一:#7c3 回避3
●ダイス:Yagami_s:7c3 = (4,5,4,1,2,3,5) = 3
翔一:3個成功、差分9ですね
GM:差分3に8を足して、11ダメージと。
GM:ダメージ種別は(軽)です。
レイモンド:? 差分+12じゃ無いっけ
翔一:差分は9ですので、+12で21ダメっすな、おそらく
GM:失敬。えーと、軽傷ゲージ埋まりますね。このダメージだと。
翔一:21ダメージか。機体のHP9、軽傷6、重傷4。で、自分の軽傷にも2点入れときます。
GM:目映く輝く閃光の槍が、翔一の駆るヤークトを貫く。
翔一:機体が爆炎に包み込まれて、コクピットでも翔一の付近で小爆発が。
翔一:「くっ……セラピア、照準!」額から血を流しながらも、視線は敵を捉えたままで。
GM/セラピア:「わ、わかったんだよ!」指示に従い、主天使をロック
翔一:「こちらは狙撃機、引いたら負ける――必殺必中!」
翔一:こちらの手番でイイのかな?
GM:はいな、翔一の攻撃です。
翔一:では、ライフルで攻撃。
翔一:「ここで橘を見殺したりしたら……死んでも遠山に顔向け出来そうにないしね」
翔一:#16c4 砲術4
●ダイス:Yagami_s:16c4 = (4,1,4,2,1,1,3,3,5,5,2,1,6,4,6,5) = 11
翔一:11個成功ですね
GM:#30c1 回避1
●ダイス:Haga_GM:30c1 = (1,6,6,4,5,3,1,2,4,2,4,4,2,1,2,4,3,6,2,5,2,6,4,1,6,3,4,4,2,5) = 4
GM:4個しか成功してないから命中。
翔一:差分7か。では31ダメージ(重)です 。
GM:そ、それはいきなりきっついダメージを……(笑)
翔一:「やった!?」額の血をぬぐおうともせずに
GM:決死の思いで浴びせた最後の一撃に、怯む主天使。
GM:そのまま距離を取ると、彼方へと飛び去ってゆく。
翔一:「やれたのか……?」<飛び去る
GM:翔一は見た。エンゲージから離れる瞬間の天使の顔を。
GM:血塗れの顔に、嘲笑が浮かんでいるかの様な錯覚を覚える……。
翔一:「――っ!」
GM:ごうっ!!
翔一:ダン、とコンソールに拳を打ちつける。
GM:天使兵は自ら生み出した炎に包まれ、姿を消した。
GM/プシナプシナ:「敵、反応消失!撃退しました!」
翔一:「撃退した。……でも、勝てては、いない」
GM/まどか:「戦闘空域のエーテル濃度、急激に減衰―――。 翔一クン、やったじゃない!」
翔一:「……ええ」生返事>まどか
GM:通信機ごしに聞こえる安堵の声と快哉。しかし……。
翔一:「セラピア……見た?」<嘲笑
GM/セラピア:「うん、ボクも見たんだよ……」
GM/セラピア:「翔一ちゃん、あの子は……。あの天使は、まだ死んではないんだよ」
翔一:「遠山なら。もし遠山なら……倒せていたんだろうな」
翔一:力が抜けたように、シートに背を預ける。天使が消えた空間を見詰めながら。
翔一:「……ごめん、セラピア」
翔一:「(だけど、もし次があるのなら)」
翔一:指先で額の血を拭って、頬に塗る。
GM:セラピアは応えない。ただ、唇を噛み締め呻くのみ……。
GM:そんなパートナーの嗚咽が、翔一の胸に重くのしかかっていた。
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン2 「傷」
 シーンPC:シュタイナー。

GM:瑞穂基地内・診療所。
GM:瑞穂基地、診療所キミが伊音と共に廊下で待っていると、矢神の診療を終えた羽村が病室から出てくる。
GM:室内には、先の戦闘で撃墜された響が眠っていた。
GM:現在のシュタイナーの立場は、別任務で不在のアクシアに代わり実験小隊の暫定的な指揮官って事になってますのでヨロシク(笑)。
シュタイナー:「軍医、どうだ? 彼の様子は」
GM/羽村:「命に別状はないよ。まあ2、3日で訓練にも復帰可能じゃないかな」 シケモクを白衣のポケットから取り出し、一服
シュタイナー:「そうか。私の判断が遅れたばかりに、こんな無様な結果になってしまったが、それだけでもよしとしよう」(肩をすくめつつ)<別状ない
GM/羽村:「しかし、天使の血ってのは大したもんだねぇ。第2度の火傷が、見ているうちに回復していくんだから。見ていてちょっと、恐くなるね」
GM:煙草を咥えたまま、肩を竦める羽村。
シュタイナー:「ああ、私にも煙草、いいかね? リヒトヴィッツ大尉から彼等を預かっておいて、このザマだ。帰ってきた彼女の顔が目に浮かぶよ」
GM/羽村:「大尉もなかなかキツイからねぇ。……中佐、お互い彼女の事では苦労しそうですね」(笑)
GM/羽村:「ま、雑菌が入るといけないから今日は面会謝絶って事で。彼、気持ちよさそうに寝てるしね」
響:「ぐー、すやすやすや……」
GM:羽村はそう気楽に告げて、診療カバン片手に歩み去った。
シュタイナー:「わかった、メディカルチェックは頼む。隊に復帰できると判断したら、連絡をくれたまえ」
シュタイナー: 羽村の姿を見送り、
シュタイナー:「……もっとも、敵さんがそれまで待っていてくれるか、だが……」
GM:ひらひらと手を振ってそれに応じる羽村。その彼を見つめていた伊音が口を開く。
シュタイナー: 両手を体の後ろで組んで、窓の外を見つめます。
GM/伊音:「……響が無事で良かった。あいつに何かあったら、私は……」
シュタイナー:「……どうした、草薙中尉?」
シュタイナー:「ああ、しかし、彼は頑丈だ。これまで生き残ってきたのだからな。あまり心配しないほうがいい」
GM/伊音:「(真顔になって)……羽村どのは、他の負傷兵のところに行ったのだな」
シュタイナー:「そうだろう。ああ見えて、意外と忙しいようだ。真面目に仕事をしているんだな、あれで」
GM/伊音:「我らギアドライバーは、圧倒的に不足しているからな。だから羽村どのはまずここに来たんだろう。……その所為で、間に合わなかった人も居るかもしれない」
シュタイナー:「草薙中尉」
GM/伊音:「響は、起きたら……もう、戦いたくないというかも知れないな」
GM:病室のドアを見て、伊音は呟く。
シュタイナー:「……どうだろうな。彼とは2、3度か話したことがないが、腹は据わっていると思うぞ。あの年の子供にしては、な」
GM/伊音:「そうだと良い。私もそう信じたいが……仮にあいつがそう言ったら、シュタイナー中佐。貴方はどうする?」
シュタイナー:「それも全て、彼が目を覚ましてからの話だ。いまここで心配しても仕方がない」
GM: ――キミのそんな答えを聞き、伊音はどこか悲しげに微笑った。
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン3 「監視」
 シーンPC:レイモンド。

GM:瑞穂基地、統合司令室。
GM:ヴィヴリオに呼び出しを受けたレイモンドが扉を開けると、中には彼女と、女性士官がひとりいた。
レイモンド:「へーい、レイモンド・サダルメリク中尉、出頭いたしましたあ」おざなりな敬礼。
GM:キミの声を聴くと、杖にもたれかかって暗い部屋の中を見つめていたヴィヴリオが、振り向きもせず紙の束をキミに差し出す。
レイモンド:「……で、今度は何にコキ使おうってんで? 飛行小隊も、規模を再編して中隊にするとか言う話もあるんで……あんですか、こりゃ」
レイモンド:資料を受け取って、目を通す。
GM/ヴィヴリオ:「先日の戦闘報告書だ」
GM/ヴィヴリオ:「たかが主天使級一機相手にこのザマだ」
レイモンド:「俺が出ませんでしたからねぇ。まぁしょうがないっちゃしょうがないんじゃ……あら、響少年は重傷ですか」
GM/ヴィヴリオ:「一命は取り留めたそうだがな……。しかし、このままでは如何ともし難い」
GM/ヴィヴリオ:「我々には、戦士が必要だ。本物の戦士が……生きる為には蹂躙し、制圧し、突撃し、殺戮し、その為に非情にも兇悪にもなれる、本物の戦士が、な」
レイモンド:「はぁ、なるほど。生粋の軍人さんのご意見ですなァ……で、俺の任務は?」
GM/ヴィヴリオ:「暫くの間、橘響から目を離すな。情報部の人間をつけてやる。扱いは一任する」
GM:その発言と同時に、一歩前に進み出る女性士官
GM/あやか:「ヤシマ軍情報部、瀬名あやか少尉であります!」びしっと敬礼
GM/あやか:「情報部より、橘少尉の監視任務のため派遣されました」
レイモンド:「レイモンド・サダルメリク中尉です。宜しく」答礼しつつ、頭の天辺から足のつま先まで値踏み(笑)
レイモンド:「……(じー)」
GM:えーと、キミが知ってるツインテールの、やたら姦しいオペレーターに瓜二つだ(笑)>あやか
レイモンド:「……大佐。持ち帰りOKですか」(核爆)>ヴィヴリオ
GM/ヴィヴリオ:「そういう交渉は本人とやれ。部下の恋愛沙汰に私は一切関知しない」咳払いしつつ(笑)
GM/ヴィヴリオ:「情報部との橋渡しは瀬名少尉がつけてくれるから、覚えておいてくれ」
レイモンド:「HAHAHAHA! Oh,It's a joke! 外人特有ノ冗談デース!」(核)
レイモンド:「……とまぁ、怪しい一面を見せつけたところで。監視任務ですか……ま、いいすよ。正規任務外ですから、手当ても出るんですよね?」
GM/ヴィヴリオ:「……まあ、そのくらいは上申しておこう」軍の制帽を被ったまま、こめかみを抑える大佐(笑)
GM/ヴィヴリオ:「橘響に戦士の資格があるか否か……しかと見極めてもらうぞ、中尉」
レイモンド:「……ん、借金返済の道も開けますな。了解です。着任します」ぴっと敬礼。
GM:何か台詞があればどうぞ>レイモンド
レイモンド:「……じゃ、行こうか。あやかクン……だったね?」腰を抱きつつ退場を促し(笑)
GM:「中尉、軍務中に不謹慎ですッ!!」軍靴で思い切り爪先を踏むと、あやかはスタスタと立ち去ってゆく。
レイモンド:「痛ぇっ! おい、ちょっとしたコミュニケーションだろ……」言いつつ追っかけ。
GM:といったところでシーンエンド(笑)。


■オープニングフェイズ/シーン4 「彼女の気持ち」
 シーンPC:響。

GM:響は夢を見ていた。
響:「…………」
GM:何故、夢だと解ったのか……。それは、今見ている光景がつい先だっての戦闘だったからだ。
GM:全長30mはあろうかという主天使が、大空を舞う。ヤークトとマサムネ、二機のシュネルギアを翻弄する様に。
響:「……くそッ、パワーが上がらねえ! ホイシュレッケどもに手こずり過ぎたか」(←反芻(笑))
GM:ヴィー!ヴィー!ヴィー!
GM:敵機の接近を告げる警報音が、コクピット内に響き渡る。
GM/伊音:「気をつけろ、響。奴がこちらへ向かっている!」
響:「ああ。だが、1番機に接近されたら終わりだ! ……やるしか、ねえ!」
響:呪法剣とカウンターソードを構え、主天使を待ち受ける……。
GM:だが、次の瞬間。
GM:主天使は信じられないスピードでマサムネにエンゲージ!
響:「そうだ、こっちに来い! ……ッ、は、速ええッ?!」
GM/伊音:「敵機、白兵戦距離まで急速接近!回避が間に合わない!」
GM:瞬間、紅蓮の炎の抱擁が機体を襲い、炎が全身を焼き尽くす感覚が広がってゆく。
響:「ぐッ、あああああああああああッッ!!」(意地でカウンターソードでも突き立てて見るか(笑))
GM:灼熱の炎が生み出す陽炎が徐々に視界を朱色に覆ってゆく……。
響:あと、その瞬間に伊音への外部感覚を遮断して、全部こっちに回しておく(自爆)。
響:「がはッ!!」 天を向いて吐血、した瞬間に血の泡がじゅうじゅうと蒸発。
GM:響の繰り出した決死の一撃。その手応えを掴んだところで……響の感覚は、深淵から引き戻されていった。
GM:……
GM:…………
GM:………………
GM:全身を灼き尽くさんばかりの激痛に、響は目を醒ます。
GM:視線を巡らせたそこは、放課後の教室の、自分の席。
GM:赤々とした夕日の光が、教室を真っ赤に染め上げていた。
響:「……ッ、あああああッ!!」(獣のような咆哮)
響:「……う、あ」(視線を宙に彷徨わせる)
GM:女生徒「ひゃっ!!」響の咆哮に、がたーん、と前のめりに倒れる少女が一人。
響:「?! ?」
GM:ふと顔を上げると、目の前にはよく見知った顔の少女がいた。
響:「……綾村」
GM:綾村翠―――響の後輩。そして翔一や今は亡き遠山桂とも知己である。
GM:その彼女が、机に突っ伏すキミの前でへたり込んでいる。
響:「あ、あー……っと、その、スまん」
GM/翠:「……び、びっくりした〜」胸に手を当てる翠
響:「大丈夫かー? 何か、驚かせちまったな」(手を貸して起き上がらせる)>綾村
GM/翠:「あ、あたしも悪いの。じっと響くんの、その……寝顔、覗いてたりしたからっ」手を貸してもらいつつ
響:「趣味悪ィの……」(苦笑)<分かってない(笑)
GM:暫しの、沈黙。セミの鳴き声が響き渡る。
響:「……で、その。オレ、何かヤバいこととか、言ってたか?」<軍機というものがあるので、一応(笑)>綾村
GM/翠:「……怖い夢、見たの?」
響:「…………怖い? ああ。そう、かもな」(ふと、窓の外の夕暮れに視線を)
GM/翠:「それってこの間の、戦闘の夢?」
GM/翠:「他の人が話してるの、訊いたの。響くんが死にそうになったって」
響:「ん? まァな。……いや、あン時は、マジ死んだと思ったね〜」(へらへらッ、と笑おうとして、失敗してるのに気づいてない(笑))
GM:響が力ない笑みを見せると―――ぽふ、という柔らかい感触が胸に飛び込んでくる。
響:「そりゃまぁ、何度も死にそうな目には会ったけどよ……。あいつは、いや、あの時、オレわッ?!」<ぱふっ
GM/翠:「よかった……。響くんが生きていてくれて」
響:「って、あ、綾村?! お、お前……」(あたふた(笑))
GM:翠は照れた様に微笑み、その瞳から涙がこぼれる。
GM:夕焼けの織り成す紅い陽光に照らされ、少女は静かに泣いている。
響:「綾村……。その、泣くなよ」
響:「オレなんかのために、お前が泣くことは、無いんだ……」(優しく涙を指でぬぐってあげやう(笑))
GM:自分の事を、我が事のように想ってくれる少女。そんな彼女が、響にはとても綺麗に見えた…………。
GM:ってところでシーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠