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Last Update/2012.02.05


◇ 第7話『双剣、相翳り』◇

「今回の“マサムネ”にご満足いただけないのでしたら……。それこそ、もっといいものをご用意いたしますわ?」 ――桐子・ランドルト

 

シーン1/シーン2/シーン3/シーン4/シーン5
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■ミドルフェイズ/シーン1 「ロバート・ライアン少佐」
 シーンPC:ナナエ7−7。
刀真登場不可。

※今回、特殊ルールとしてミドルフェイズ中、翔一&リーゼロッテ組と刀真&ナナエ組の間では登場不可とした。

GM:意識を回復する。
GM:全身の破損状況をチェック。致命的な損傷ではないが、右足に違和感を感じる。
GM/ロバート:「よぉ。気が付いたかい?」
ナナエ:自分の身体状態を手早く確認。その後……
ナナエ:「……アナタ、誰?」
GM:声をかけてきたのは、見知らぬ男だった。
GM:短い金髪、精悍だが無精ひげだらけの顔。年齢は外見どおりとして30過ぎだろうか。
GM:見慣れない飛行服を着ている。いや、襟ぐりの階級章、二の腕の部隊章、これは――!
GM/ロバート:「合衆国十字軍第7艦隊所属、ロバート・ライアン少佐だ。……おっと、ここでやりあうのは、ナシにして貰いたいね」
GM:にっ、と笑う男。
GM:上半身を起こす。どうもここは、古びた空母の甲板上のようだ。
ナナエ:「十字軍……」状況を理解
GM/ロバート:「右足、痛むか? ……あり合わせっつーか、ぶっ壊れてた君の機体からパーツ取りしただけだから」
GM/ロバート:「キツいかも知れんが、我慢してくれ」
GM:そう言われて初めて、右足の違和感の正体を理解した。
GM:膝から下が、安物の剣豪小説に出てくるような義足……というより、義杖か? に、置き換わっている。
GM:ルール的には、生身での高速戦闘モードをすると、命の保証が無い(笑)
ナナエ:「……問題ない。私は、捕虜?」
GM/ロバート:「どうかなぁ……。ちょっと、違うかな」(肩を竦める)
GM/ロバート:「だが、君を壊さなかったのには、理由がある」
GM:と言って、背後を指差すロバート。
GM:そこには、攪座したシュネルギア5番機の姿があった。
ナナエ:「理由? アレは……伍番機? 生きているの?」
GM/ロバート:「さてな? それを、確かめたいんだよ」
GM/ロバート:「あの機体のコクピットは背中でいいのか? パイロットを助けてやりたいんだが、開け方が分からん」
GM/ロバート:「んで、どういうワケだか君の機体も……」(と、空母の艦橋の方を示す。ぐちゃぐちゃになってる空我と艦橋が(笑))
ナナエ:「……こんな時、捕虜は協力しないものだと教えられているわ」無表情に見返して
GM/ロバート:「あぁだったからな。まず君を……って」
GM/ロバート:「捕虜じゃない、って言っただろ」(苦笑しつつ、頭をぽんぽん)>ナナエ
ナナエ:「……痛いわ」表情変えずに(笑)
GM/ロバート:「っと、すまんすまん」(撫で撫で(笑))
ナナエ:「……うぅ」ナデナデに意識せず紅くなる顔
GM/ロバート:「この空母は、合衆国軍所属のものじゃない。かと言ってヤシマ軍も居ない」
GM/ロバート:「何というか、その……。無人島のようなもんだ。無人島」
GM/ロバート:「分かるか、無人島? 遭難したんだ、俺たちはな?」
GM/ロバート:「遭難した以上、俺らはまぁ、仲良くやらにゃならん」(ナデナデを堪能して、解除(笑))
GM/ロバート:「そういうワケだから、アレの開け方、教えてくれ。な?」(じ、とナナエの瞳を見つめ)
ナナエ:「そう……緊急避難」紅くなったのを恥じてか、口調が堅くなる。
GM/ロバート:「んしょっと、こっちでいいのか……ほれ」(よじのぼりながら、手を差し出す)>ナナエ
GM:君は、その手を……
ナナエ:手を……取った。
ナナエ:「……登れないから、仕方ない」口の中で誰かへ言い訳
GM:では、シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン2 「耐久実験」
 シーンPC:翔一。

GM/響:「どうした、翔一ッ! もっと本気で撃って来いよ!」
GM/セラピア:「どうするの、翔一ちゃん……。あの子(6番機)、悲鳴を挙げてるよ。これ以上本気で撃ったら……」
GM:瑞穂基地に程近い、天使兵の侵攻で破壊された市街地(#市内ではない)。
GM:幸か不幸か絶好の模擬戦場となった、この廃棄都市で、翔一とセラピアは6番機の耐久性実験の相手役を務めさせられていた。
リーゼ:『一番機、ボサッとしないで訓練メニューの消化!』通信機でなく、スピーカーで直接指導
GM/セラピア:「翔一ちゃん……」(ちょっと泣きそう)
翔一:「至近距離に着弾させる。これぐらいで壊れるなら、それまでだ」>セラピア
GM:向こうは、反撃してこない。
GM:ただひたすら、撃ち込まれる弾丸を回避し、弾き、あるいはケルンで撥ね退ける。
翔一:「セラピア。あいつらが、五番機みたいに戦場で墜ちてもいいのか?」
翔一:泣きそうな彼女に、声をかける。
GM/セラピア:「ううう、で、でも翔一ちゃぁん……」
リーゼ:『くらぁ、パルマコン少尉!! 泣き言言うヒマがあったらナビゲートしろ!』
翔一:がちゃん、と88mmの次弾を装填する。
GM:もう何発の実弾を叩き込んだか。50を過ぎたあたりから数えるのは止めてしまっていた。
GM/響:「おい、翔一。軸線が3mズれてるぜ。直しとけ」
GM/伊音:「そうだ……。直撃させるつもりで来い。でなければなんのための……」(声が掠れてる)
翔一:「俺は、ごめんだ。戦場では死は避けられないとしても――!」
GM/響:「やれよ翔一。でなけりゃ、次に戦場で死ぬのは、香夜かもしれないんだぜ?」
GM/セラピア:「軸線修正。……当てる、よ」(えぐえぐ)
翔一:「ああ。……後でお茶でも飲みに行こうな」>セラピア
リーゼ:『88m弾による射撃開始。回数は……もういいや。撃てェ――――!!』
翔一:刀真たちを思い浮かべ、六番機をロックオン。発砲。
GM/セラピア:「……あっ!」
GM:いきなり動きの止まった6番機に、吸い込まれていく88mm。
GM/伊音:「うあああああああっっっ!!」
リーゼ:「なッ!?」
翔一:「橘! 草薙!!」
GM:ぎりぎり、ケルンがそれを止める。
GM:ぶしゅーっ、と間接から煙を噴き出しながら、6番機が攪座した。
GM/中島:「整備班、各部データチェック! 今度はどのパーツがやられた?」
GM/整備兵A:「胸部排気バイパスと、V機関の動力伝達チューブが、やっぱりやられてます」
GM/整備兵B:「間接部なんかも、滑りが良すぎるところに急制動をかけるもんだから、あっという間に磨耗しちまってて」
翔一:「……冗談じゃない。何が新型機だっ」
翔一:機体のコンソールをばん、と叩く。
GM:一時休憩となり、仮設本部となったテントで、ぼりぼりと頭を掻くおやっさん。
GM/中島:「また八幡んとこの部品か! こうもあちこち壊れるんじゃあ、何が原因なのか分かりゃしねえ」
リーゼ:「………八幡重工か。陸軍からのOEMってのも怪しいもんね」
GM/茜:「でも、バラした3番機と比べる限り、規格はあってるよ大尉」>リーゼ
リーゼ:「規格の問題じゃないの。なんつーか、こう……ここまで故障の多いものを、実戦に出して使わせる気か? ってのがね」
リーゼ:「おやっさん、もう一回破損箇所のチェックをよろしく。怪しいトコは、赤錆一つまで徹底的に洗って」
GM/中島:「分かってらァ! 誰にモノ言ってやがる! おうお前ェら、もう一度各部チェック、最初からだ!」
GM/整備兵ズ:「うええええ〜、ま、マジっすかぁ?!」(心底イヤそう)
リーゼ:「……あんたら、マグナムとスラッグ弾、どっちがいい?」>整備兵ズ
GM/整備兵ズ:「ど、どっちもイヤであります、姉御!」>リーゼ
GM/茜:「あっはっは。まーったく皆して現金なんだからなぁ。さすがだね大尉!」>リーゼ
リーゼ:「こいつにゃあ五番機パイロットの生死もかかってんのよ。ぐだぐだ言わんとやりなさい!!」
GM/セラピア:「翔一ちゃん、翔一ちゃん……」
GM:くいくい、と翔一の襟を引っ張るセラピア。
翔一:「……セラピア?」<くいくい
GM:促された方を見てみると、身体中が火照り悲鳴をあげ、荒く息をつくままタンカで運ばれていく草薙伊音の姿があった。
GM/セラピア:「伊音ちゃん、ボロボロなんだよ……。もう、ヤなんだよ……」
GM:しゅんとするセラピア。
翔一:「お前も、だろ? 知ってるぞ、大分無理してるの」頭をぽん>セラピア
翔一:「お前も少し休め。データと報告書の提出は俺がやっておくから」>セラピア
GM/セラピア:「うん、でも……」(と、テントの方を)
GM:一方の響は、テントに戻って項垂れたまま、スポーツドリンクを啜っている。
翔一:「あっちとは、俺が“男同士の話し合い”をしておくよ」疲れた顔で笑う。<響>セラピア
GM/セラピア:「うん。じゃあ、ちょっと休んで来るんだよ〜」
GM:機体を降りて、ふらふら〜と歩いていくセラピア。
翔一:「いつもはへーぜんと寝てる癖に、こういう時だけ頑固なんだからな」<セラピア
リーゼ:「まったく……そうそう、橘少尉」>響
GM/響:「なんスか、大尉?」>リーゼ
リーゼ:「同型機を使ってるあんたの口から訊いときたいんだけど……“どう”だった?あの機体」
GM/響:「あー……。何ていうか。悪くは、ねえ。って言うか……」(悩)>リーゼ
翔一:「大尉、橘の様子は?」>リーゼ
翔一:テントに入って来る。
GM/響:「何であんなにレスポンス良いのに、あぁもあっさり壊れるのか? っていうか……」
GM/茜:「でも、個々の部品の耐久性は問題ないよ」
リーゼ:「ああ、矢神も聞きな。いつも同型機と演習やってて感じた、違和感みたいなのは無かったか?」
リーゼ:「コイツばっかりは、ドライバーじゃないあたしじゃあわかんないしねえ……。現場の意見ってのを訊きたいワケよ」
GM:そうだねえ、<砲術戦闘>で判定して。セラピア居ないので、素で(笑)>翔一
GM:難易度は4
翔一:「……相手した感じ、どうにも安定性に欠ける気がします。汎用をコンセプトにした次期主力機にしては……」
翔一:#8c4 <砲術戦闘>
●ダイス:Syouiti:8c4=7(4,3,2,2,4,4,4,5)= 7
翔一:7成功〜。
GM:すごいなぁ(笑)。
翔一:砲術関係だけはヤケに(笑)
GM:それなら、3番機と6番機の挙動の違いが、何となくだが分かる。
GM:実のところ、6番機の方が反応は「速い」。
GM:だが、どうも機体を制御しきれてなくて、各部に無理がかかっているような……そんな印象がある。
GM:(ちなみに、ちょっと上で響も似たようなことを言ってる)
GM:確かに、安定性に欠ける、というのは正しい評価だ。
リーゼ:「頭で考えた事に体が追いついて来ない、って事か……」
リーゼ:自分も実戦で戦ってきたエージェントなんで、何となく思い当たる部分があるらしい。
GM/響:「いや、少し違うっていうか……反応しすぎてついてこねーっていうか……っ、ええい!」
翔一:「……正直、反対にドライバーが、機体に“使われている”、そんな印象があります……」
GM:あ、それは正解(笑)>矢神
リーゼ:「添え物とはね。そいつは卑下し過ぎってもんだが……。なるほど、いい着眼点だ」
リーゼ:「ご褒美に、あたしの秘蔵の拳銃コレクションから一丁やろう」>矢神
翔一:「それですよ。使い手の筋力より反動の大きすぎる銃。そんなものを大尉は戦場に携帯したいですか?」>リーゼ
リーゼ:「あたしなら、そんなのは御免被るねえ」>矢神
翔一:「そういう事です。だから、榊も……。……いえ、愚痴でした」<御免被る>リーズ
GM/響:「なるほどね。……翔一! もうちょい、付き合ってもらうぜ。もう少しで、オレなりに何か分かりそうなんだ」
翔一:「無理するな。……草薙の見舞いに早く行きたいんだろ?」少し冗談めかして>響
GM/響:「ここで投げ出したら、それこそ伊音に笑われるさ。……ま、避けるだけなら、代役は居るしな」(汗だくの顔で、力ない笑み)
GM/響:「あと何回かやれば、分かってくるだろ……。俺が香夜で、お前がリュンマでいいか?」>翔一
GM/リュンマ:「は、ははい?!」<居た(笑)
GM/香夜:「…………」(なにやら決心の表情)
翔一:「……分かった。ただし、無理はするなよ」>響
GM/響:「ま、オレは頑丈なのが取り柄だかんな……」
GM/響:「ってことで大尉、実験の継続を申請したいんスけど」
リーゼ:「無茶は禁物、と言いたいが……。却下する理由はないしねえ」
リーゼ:「訓練は継続する。とは言え、無理はするなよ? あんたらの怖〜い先生に、何か言われんのはあたしなんだからな」
リーゼ:咥えタバコのまま、悪戯っけのある笑みを浮かべて言う。
GM/響:「へいへい。分かってますって」(よっしゃ、と立ち上がり)
翔一:「リュンマじゃ6番機を制御しきれないからな……。すまない。頼む」頭下げ>香夜
GM/香夜:「はい」(笑顔)
リーゼ:「十五分後、機体の再調整が終了し次第訓練を再開!各員、準備にかかれ」>ALL
GM:では、シーンエンドです。


■ミドルフェイズ/シーン3 「葛藤」
 シーンPC:刀真。

GM:何とか、ロバート少佐とナナエによって、コクピットから救出されるメイリィと刀真。
GM:V機関の僅かな残り火で維持されていた生命維持装置が解け、意識を回復する。
GM/ロバート:「おーおーおー、お互い庇いあっちゃって。可愛いねえ」
GM:そんな体勢だったらしい(笑)。
刀真:「…生きてる、のか…。…メイリィ!?」じゃ、抱えてたメイリィをゆさゆさ。(笑) で、目線を上に上げて。
GM/メイリィ:「う……あ」(手足が刀真に絡まってる(笑))
GM/メイリィ:「ンン……、わ、ワタシ、生きてる、アルか……?」(目をゆっくりと開ける)
刀真:「…怪我は…無い、よね。…良かった」>メイリィ
GM/メイリィ:「うん。よく分からないアルけど、刀真も無事で良かったアル」(にこ)>刀真
ナナエ:「負傷は……」絡んでる二人の間を無造作に裂く(笑)
GM:裂かれました(笑)。
GM:ちなみに、目立った外傷はありません>ナナエ
GM:やはりシュネルギアのコクピットは、パイロット保護を最優先で設計してあるだけあって、頑丈だったようだ。
刀真:「……天国の天使と門番…じゃない、よね」>ナナエ、ロバート
ナナエ:「……天使は、アナタたち」無表情に事実を(笑)
刀真:「君は…確か、フライングユニットの」>ナナエ
ナナエ:「ナナエ7-7。認識番号も必要?」無表情に小首傾げて>刀真
GM/ロバート:「合衆国第7艦隊所属、ロバート・ライアン少佐だ。君たちは?」>刀真&メイリィ
刀真:「…瑞穂基地所属ギアドライバー、榊刀真少尉です。こちらはナビゲーター…パートナーの、タン・メイリィ」>ロバート
GM/ロバート:「ほーぅ、ヤシマの最新鋭機が複座型だったとはねえ」
GM/ロバート:「しかも、そっちのナナエちゃんはともかく、君らは、その、見た目どおりの年齢だろう?」>刀真&メイリィ
ナナエ:「……情報が欲しい? 私たちは捕虜では無かった筈」ちょっと神経尖らせて >ロバート
GM/ロバート:「素直な感想ってヤツだよ。そう睨みなさんなって」(笑)>ナナエ
刀真:「つい最近14になったばかり、です。…基地の皆も僕らと、大して変わりません」>ロバート
ナナエ:「少尉……それは機密漏洩」淡々と指摘(笑)>刀真
刀真:「…そう、だよね。…ゴメン、もう僕らは軍人…なんだから」>ナナエ
GM/ロバート:「君らみたいな子供を駆り出すなんざ、ヤシマもいっぱいいっぱいだねェ……」
刀真:「ともかく…ここ、は? …っ!?」立ち上がりコクピットの縁に手をかけよう…として。腕に力が入らず、座席から転げ落ちる。
GM/メイリィ:「刀真!」(手を伸ばして、何とか掴もうと)
GM/ロバート:「おっと」(ぽす、と落ちかけた2人を抱きとめ)
刀真:「…うあ…ぁ…。…ありが、とう」再びメイリィと絡まりつつ。(笑)
GM/ロバート:「ま、子供は子供同士、仲良くってコトだな」(笑)
GM/ロバート:「俺の娘なんか、この前10歳になったんだぜ? ……ヤな話だ」(と、言いつつ機体から降り、2人を放す)
ナナエ:下で話している三人をそのままに、ちょっと迷って……ギアの操縦席を覗き込む。
ナナエ:「……搭乗者生存。任務遂行、ご苦労様」呟いて、そっとコンソールを撫でる。
GM:ちかちか、と小さく明滅した気がする>ナナエ
ナナエ:口元に、有るか無いかの微笑み。
刀真:「…その、ロバートさん。聞いても、いいですか?」
GM/ロバート:「何だ?」
刀真:「ロバートさんは合衆国のエースで、僕らはヤシマの軍人…敵同士、のはずです。…何故、助けてくれたんですか?」
GM/ロバート:「何故って、そりゃあ……」(ぽりぽりと頬を掻き)
GM/ロバート:「まぁあれだ。人として当然のこ」
GM/メイリィ:「アナタは……何者アルか」(怒気)
GM:ロバートの台詞を、メイリィが遮る。
GM/メイリィ:「あの機体に乗ってたのは、キサマかッ!!」
刀真:「…メイリィ。僕らは…」
GM:ロバート少佐を見据えたまま、指を横差すメイリィ。
GM:その先には、空母の端に停まっている蒼いラプターの姿があった。
GM/ロバート:「……ま、そうだけど?」
ナナエ:メイリィの声に、操縦席から出て来る
GM/メイリィ:「あの機体で、ナナエやF2のパイロットや……ヤシマの人たちを殺したッ」
GM/ロバート:「……ああ。それで?」(表情は変わらないが、目が酷く冷たくなる)
刀真:「…メイリィ。…突然、何を…?」目を白黒。
GM/メイリィ:「許さない……許さない!」
GM/メイリィ:「ワタシは、お前たちを許さないッ!!」(ロバートに殴りかかろうと)
刀真:「メイリィッ!」間に割って入って殴られたい。(笑)
GM/ロバート:「ヒュゥ!」(口笛)
GM:甘い(笑)>刀真
GM:崑崙八仙拳の真髄を、刀真は見た。
GM:間に割って入ろうとした刀真の身体を陰にして、信じられないような体捌きで身体を切り返すメイリィ。
GM:2者択一。いや、刀真を飛び越える選択肢も入れれば3つか。
刀真:はいほ。…こう、判定でどうになかりませぬかなあ。(笑)
GM:君がメイリィに味方すれば別だが、ここはイベントってことでな(笑)。
刀真:ういさ。(笑)
GM:だが。
GM/メイリィ:「あ……」
GM:ロバートに拳を叩き込もうとした姿勢のまま、眉間に拳銃を突きつけられているメイリィ。
GM/ロバート:「全く、近頃のお子様ってのは怖いねえ」
刀真:「……ロバートさん。あんたは……」
GM/ロバート:「何かな? この場合、俺が引き金を引くのは正当防衛。だろ?」>刀真
刀真:「…ええ。でも…でも」
GM/メイリィ:「う、撃てッ。わ、ワタシももう一人前の兵士アル! 戦場で敗れれば死ぬ覚悟は、とっくに済ましてる。だから、撃つアル!!」
GM/ロバート:「なーんて言ってるけど、どうするかい、彼氏クンとしては?」>刀真
GM:まるで拳銃を持った右腕だけが別の生き物のように、メイリィの眉間から動かない。
ナナエ:「肯定。でも、無意味」機体から片足で跳躍。二人の横に
ナナエ:「戦場では皆、人殺し。でも、ここは今、戦場?」二人を等分に
GM/メイリィ:「……う」<ここは戦場?
GM/ロバート:「いちおう、止めとけと言っとくぞ。今の君よりは、俺の方がどう考えても速い」>ナナエ
刀真:「…メイリィ、退いてくれ。メイリィもロバートさんもナナエさんも…ここで戦って欲しく、ない」
GM/ロバート:「うん、いい答えだ。でもな」(引き金を引く)
刀真:「…ッ!」指の動きを見て、咄嗟に駆け出そうとする。間に合わないと理解しつつも。
GM:ガチン! と撃鉄が跳ねる音。だけが。
GM:空虚な空母の甲板に、響く。
GM/メイリィ:「あ……?」(涙目)
ナナエ:「弾丸は、入っていない」
GM/ロバート:「目を背けるな。これが“戦争”だ――――。俺たちは、さっきまでそういう場所に居た」>3人
GM/ロバート:「良かったな……。今は、そうじゃない」(苦笑しつつ、銃をしまう)
刀真:「………“戦争”って…。…戦争って、何なんだ…?」
GM/ロバート:「まぁ、“次”をやりたいなら、俺は止めんがね」
GM:そういって、ロバートは向こうの方に行ってしまう。……気を使ってくれたのか。
GM/メイリィ:「刀真……刀真っ」(がちがちと身体が震えてる)
GM/メイリィ:「わ、ワタシ、ワタシはっ、ワタシ……」
ナナエ:「……殺すなら殺される。何故怯えるの?」本気で判ってない。
刀真:「…怖いよ。目の前から誰かが居なくなる死んでいく。…そんなのは、嫌だ!」>ナナエ
刀真:「…メイリィ……」す…と手を伸ばす。目は虚ろ…というか、瞳が揺れている。
GM/メイリィ:「刀真ァ!!」(何かにすがるように、抱きつく、というより殴りかかる?(笑))
GM/メイリィ:「悔しい! 悔しい! 悔しい悔しい悔しい悔しい!!」(ポカポカポカ、と刀真の胸を)
GM/メイリィ:「ワタシは、悔しい! ……ねえ、ワタシは、どうすればいいアルか、刀真……」
GM:ぼたぼたと、刀真の頬に落ちる熱い涙。
ナナエ:「……兵器には、それが日常」感情的なメイリィとは対照的に淡々と>刀真
ナナエ:「今は生還が任務。無駄な戦闘は回避すべき」メイリィいぢめ(笑)
GM/メイリィ:「う、うるさいアル! そ、そもそもワタシは腕試しを挑んだだけで……その」(やっぱり無理な言い訳と思い、赤くなる)
刀真:「………まだ僕らは生きてる、よね」>メイリィ、ナナエ
GM/メイリィ:「…………うん」(頷く)
刀真:「なら、探そう。何をどうすればいいかなんて、僕には分からない。…まだ、歩いていけるなら」
GM/メイリィ:「…………うん、うん、刀真……」(もういちど、頷く)
刀真:「…なあ。お前も…さ」半壊(?)の五番機のメインカメラを見上げ、メイリィを抱き寄せつつ。
刀真:「…なあ。メイリィも、ナナエさんも…さ」
GM/メイリィ:「どっ、どさくさに紛れてドコ触ってるアルかーーーっ!!」(ばちこーん!)>刀真
刀真:「(無理は…しないで、ね…)」意識下で呟きつつ、暗転(笑)。
GM:シーンエンド〜(笑)。


■ミドルフェイズ/シーン4 「八幡重工」
 シーンPC:リーゼロッテ。

GM/桐子:「要請により、お伺いしました。開発主任の桐子・ランドルトです」
GM:と、まだ若い技術者らしい女性は言った。
GM:長い髪をひっつめて、眼鏡を掛けている、研究者然とした人物だ。
GM:リーゼロッテの要請で、八幡重工の開発部から瑞穂基地にやってきた、とのこと。
リーゼ:「G3大尉、リーゼロッテ・アイヒベルガーです」煙草は咥えず、服装もちゃんと正している
GM/桐子:「どうですか、我が社の“マサムネ”の性能は?」(クス)
GM/桐子:「パイロットの資質さえ合えば、従来機の7割のコストで1.2倍の性能は出せる設計になっておりますから……自信作、なのですよ?」
リーゼ:「……どうもこうも。5番機は初陣から撃墜、6番機は5番機の件を鑑みて調査中です」>桐子
GM/桐子:「そうですか……。噂に名高い瑞穂基地と言えども、パイロットの質はあまりよろしくないようですわね」
GM/桐子:「それとも、教官さんが悪いのかしら?」(クスクス)
リーゼ:「……もう一遍言ってみろ、おい?」
リーゼ:”来客用”の仮面をかなぐり捨てて、詰め寄る。
翔一:「大尉!」肩を抑える>リーズ
リーゼ:「ウチの小僧ッ子どものどこが頼りないってんだい? こちとら、命張ってんだよ!!」
GM/桐子:「何度でも。今回納入した“マサムネ”は、高いパイロット適性を要する代わりに、従来の7割のコストで1.2倍の性能が出ます」
GM/桐子:「機体の性能を引き出せないのなら……それはパイロットの問題でしょう?」(平然と睨み返す)>リーゼ
GM/桐子:「パイロットが充分な性能を持たないなら、それは教官の資質の問題。……違いまして?」
リーゼ:「後方で、のうのうと研究ばかりしてる技術者風情が……! あんたらの使ってる研究データ、それが何人の命が散って得られたか、解るか!!」
GM/桐子:「さぁ……。数えたことは、ありませんわね」
GM/桐子:「そんなことは重要ではないのでは? より強く、戦争に勝てる機体をと要請されるのは、貴方たちではありませんか」(余裕気に、眼鏡を直す)
翔一:「……確かに俺たちは素質があるだけの子供だ。死ぬ覚悟だって出来てるとは言えません」>桐子
翔一:「でもね……。あなた達の“おままごと”に付き合わされて命を捨てられるほど、安く見られたくはないっ!」>桐子
リーゼ:「……こんな小僧ッ子どもに、あたしら大人が『死ね』と命令する。寒い時代だとは思わないもんかね」
GM/桐子:「そういう時代になった、ということですわね。……確かに、氷河期に恐竜は適応できませんでしたけど、貴女ものろくさい恐竜のクチですの?」(嘲笑)>リーゼ
リーゼ:「まあね。インテリの類人猿サマよりはマシさ」
GM/桐子:「進化の勝者ですものね。光栄ですわ」(余裕〜)>リーゼ
リーゼ:「……そんな事より。本当に機体に何の欠陥も無い、と八幡は主張するんだね?」
GM/桐子:「ええ、もちろん」>リーゼ
リーゼ:「なあ矢神。あんたが訓練の時言ったの、もう一回訊かせてくれるか?」>矢神
翔一:「何度でも言いますよ。俺たちが求めているのは、共に信頼しあえる“相棒”です。“機械に使われる”為じゃない」
翔一:「あなたがたがやってるのは、軽自動車にF1のエンジンを載せて、これは商品ですと言い張っているのと同じだ!」
GM/桐子:「…………」(微笑)
リーゼ:「……否定はしない、か」煙草を取り出し、火をつける
GM/桐子:「……でも、それを求めたのが軍部である、ということは踏まえておいて欲しいものですわね」
GM/桐子:「そういう文句は、ここの大佐さんにでも言ったらよくってよ、坊や?」(クスクス)>翔一
GM:#ここで、<情報処理>を要請。難易度は8。《忠誠》使いどころ(笑)>リーゼ
GM:いちおう、翔一も振っていいよ(笑)<情報処理
翔一:リーズにまかします(笑)
翔一:理知は5しかないしね
リーゼ:GM、《超推理》でまかんない?(笑)
GM:じゃあ、併用すれば難易度は4にしてあげよう(笑)。
リーゼ:#2c4 <情報処理>+《忠誠+超推理》 難易度4 成功数+4(矢神のダーザイン使用)
●ダイス:Liese:2c4=2(1,4)= 2
リーゼ:成功数は……《忠誠》の効果足して、6?
リーゼ:ロゴス1点使ったんで、12に。
GM:よろしいー。
GM:では、ここまでの調査も含めて、こんなことが分かります。
GM:今回納入されたマサムネに使用されている個々の部品は、確かにいずれも過酷な耐久実験に合格したものだ。
GM:実際、桐子・ランドルトの説明する実験であれば、個々の部品が耐え抜くだろうことは、中島整備班長からの報告でも確認できる。
GM:しかし、これまでの耐久実験。そして桐子・ランドルトの証言から、新鋭のマサムネ、5番機、6番機に使用されている八幡重工製の部品は、耐久性はあるが応力剛性に欠けることも分かる。
GM:つまりパイロットに負荷が掛からないような、部品レベルでの反動抑止や摩擦係数の設定などがまるで考慮されておらず、ゆえにコストが安い。
GM:(ぶっちゃけて言えば、無人機に乗っけるような部品を、無理やり有人機に組み込んでる。ので、機体制御プログラムと齟齬を起こして、あちこちあっさり故障する(笑))
リーゼ:ああ、PLにはピンときた(笑)
GM:(但し。パイロットが無理やり無人機並みの反動を受け入れられるくらいタフなら、確かに規定どおりの性能は出ます)
GM:(これは、実はこれまでの耐久実験で響が証明&証言してる)
リーゼ:「こいつを扱うには、“人間以上の何か”でなきゃ無理だね」
翔一:「大佐は、少なくとも俺たちに“戦士”であれ、と言いました」
翔一:「だが、あなた達はパイロットを部品としか見れていないだろう!」>桐子
GM/桐子:「価値観の相違、というものですわね」
翔一:「俺は人間です。……人間で沢山だ」
GM/桐子:「では大尉。そろそろお暇してもよろしいでしょうか? 次の新型機の開発プランが圧していますので」
GM/桐子:「今回の“マサムネ”にご満足いただけないのでしたら……。それこそ、もっといいものをご用意いたしますわ?」
GM/桐子:「それこそ、パイロットを道具扱いしなくていいような、ね?」(微笑)>翔一
リーゼ:「そういう問題じゃ、ネェんだよ」やおら拳銃抜いて、桐子の額に突き付け
GM/桐子:「あらあら?」
リーゼ:「………この機体を発注したのが軍部の誰か、それはきっちり吐いて貰うよ」
GM/桐子:「守秘義務がございますので」(にこり)
GM/桐子:「どうしてもお知りになりたければ、ヴィヴリオ大佐にお聞きすることですわね」
GM/桐子:「いいですわよ、撃っても。その代わり、貴女はその時点で、誇り高き軍人とやらでなくなることは、お忘れなく?」
翔一:「それじゃあ、俺たちの負けになります、大尉」>リーズ
リーゼ:「……わーってる。冗談だ、冗談」
リーゼ:矢神に言いつつ銃を降ろし、ホルスターに戻す。
翔一:「新型機など必要ない。そう、俺たちが証明してみせますよ。……それで構いませんよね?」不敵に笑う。>桐子、リーズ
GM/桐子:「……ふふ、頑張りなさい坊や。期待せずに、待っていてあげるわ?」(退室する)
GM/桐子:「それでは大尉、それから矢神くん? ごきげんよう」
GM/桐子:「またお会いできる日を、楽しみにしていますわ」
翔一:「俺は戦士じゃないかもしれない。でも、“身内”をこれ以上無意味に死なせるのだけは、御免だ……」
翔一:誰かの顔を思い返しつつ(笑)。
GM:てなとこで、シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン5 「呉越同舟」
 シーンPC:ナナエ7−7。
刀真、登場済。

GM:夜、ロバート少佐の提供した非常食料を分け合って食べている4人。
GM:艦内を少し捜索してみたものの、やはり食料らしきものは発見できなかったからである。
GM:簡易コンロで、くつくつと缶詰のコーンビーフが煮えている。
GM:まぁ、完全機械化兵が食事するかどーかはともかく、機能くらいはついているだろう(笑)<偽装のため
ナナエ:機能はあっても、使った経験が絶無だったり(笑)
刀真:「…なんだか懐かしいな。こういうの」右手を握ったり開いたりしながら。
GM/ロバート:「ほれ」(取り分け取り分け)>刀真、メイリィ、ナナエの順に量が多い(笑)
GM:ちなみに、ロバートさん、自分の分はそれなりに控えめ(笑)。
GM/ロバート:「すまんなぁナナエちゃん。何となくだが、少なくても大丈夫な気がするんでね」(苦笑)>ナナエ
刀真:「…あ、どうも…。…」それぞれの量を見て、ナナエとメイリィにちょっと分け分け。(笑)
ナナエ:「……イイ」分け分け謝絶>刀真 肉、嫌いだから(違)
刀真:「(嫌われちゃった…かな。)」<拒絶するナナエ
ナナエ:「食べるのも、任務」と建前を言う偏食ガール >刀真
GM/ロバート:「おいおい、喰い盛りが遠慮しちゃいかんなー」(笑)>刀真
GM/ロバート:「それともアレか、それは彼女ちゃんのムネの成長を祈ってか?」(わはは)>刀真
刀真:「いえ、ちょっと食欲が…って、何言ってんですかあなたはッ!!」顔真っ赤にして、うがー。(笑)
GM/メイリィ:「な、ななななあぁ、む、ムネあるか、そうアルか刀真?」(がしがし)
刀真:「いや、無いは無いはそれなりに…って。そーじゃないだろ、そーじゃッ!?」(笑)
GM/メイリィ:「そっか。刀真はナイ方が好みアルか……?」(ぶつぶつ)
GM:ちょっと<探知>してみて>ALL 難易度は2
刀真:…ぬう。ちょいと素で振ってみますわ。
刀真:#3c1 探知Lv1
●ダイス:Toma_S:3c1=0(4,5,2)= 0
刀真:だめぽ。( ´Д⊂ヽ
刀真:顔真っ赤にしてて気付かない、と。
ナナエ:#8c1 〈探知〉
●ダイス:Nanae7-7:8c1=1(3,4,3,4,3,2,6,1)= 1
ナナエ:ああ、低い。しかしここは使っちゃう。ロゴス3使用で+1成功度。
GM:ではナナエは気づいた。遠くから偵察機の爆音が近づいてくる。
GM:それも、どうやら合衆国のもののようだ。
GM/ロバート:「っと、すまん。ちょっと小便な?」(立ち上がり)
ナナエ:「……」無言でロバートを見遣る
刀真:「あ、はい…。…ナナエさん?」<見遣る
GM/ロバート:「ふんふふんふーん」(妙な鼻歌で遠ざかる(笑))
GM:どうするね?(笑)>ナナエ
ナナエ:「……私も」と言って、立ち上がる 注:非常識だなんて思ってもいません(笑)
刀真:「…いや、ナナエさんが行ってどーするの」(笑)
ナナエ:「?」良く分からないって表情(笑)>刀真
GM/ロバート:「おー、いいね。完全機械化兵ちゃんと連れションした合衆国パイロットなんざ、きっと歴史で俺が初めてだろーなー?」(わはは)>ナナエ
GM:と、いうわけで刀真とメイリィは退場でしゅ(笑)。
刀真:はいさー。(笑)
GM:んでは、甲板の端でちょろろろ〜と(笑)<ロバート
ナナエ:「……聞こえた」“何が”すら言わず唐突に(笑)
GM/ロバート:「……気づいてたか。流石だなァ」(夜空を見上げながら。しかしモザイクかかってるのでサマにならず(笑))>ナナエ
GM/ロバート:「悪いが、賭けは俺の勝ちだな。……よっと」(しまいしまい、ジャケットから筒のようなもの取り出し)
ナナエ:「……兵器には、賭ける物は無いわ」
ナナエ:「消耗も、折り込み済み」
GM/ロバート:「勝利のために、賭けるモノってのはナイのかね、っと……」(信号弾着火)
GM:ひゅううっっ、と夜空に向けて放たれる信号弾。しかし……。
GM:それは上空20mも行かない内に、ぐにゃり、と見えない壁に波紋を拡げて跳ね返った。
GM:そのまま、真っ暗な海面に落ちていく……。
GM/ロバート:「…………」
GM/ロバート:「なるほどね。……つまり、これが隠密空母“信濃”の正体ってわけか」
GM:肩を竦める、合衆国パイロット。
GM/ロバート:「あぁもう仕方ねえぞこれはァ?!」(自分の頭わしわし)
ナナエ:「“信濃”……?」
GM/ロバート:「何だ、気づいてなかったのか? この古びた空母は、ヤシマが40年戦役で建造した隠密空母“信濃”だぜ?」
ナナエ:「信濃は沈んだ……と聞いたわ。でも、道理で……」周囲を見回す
GM/ロバート:「まー、古い資料と、あと壊れたブリッジに落ちてたプレートが無けりゃ、俺も分からなかっただろうがな」
GM:よっこいせ、と刀真たちの方へ歩き始める。
GM/ロバート:「特殊V機関の偏重出力による空間ジャミング。空間ステルスか……」
GM/ロバート:「それが完璧過ぎて、元に戻れなかった、てとこかねえ。フィラデルフィアの実験を思い出すぜ、クソ!」
ナナエ:「ハードバリアの一種ね……。そう、合衆国でも同じような事をしてたの」<フィラデルフィア実験
GM/ロバート:「……なぁお嬢ちゃん?」>ナナエ
ナナエ:「……お嬢ちゃん?」目をぱちくりと。その表情は丸っきりの子供。
GM/ロバート:「お嬢ちゃん」(おもむろに頷く)
GM/ロバート:「お前は……お前は、もう二度と軍に戻れないってなったら、何をしたい?」
GM/ロバート:「何かやりたいコトあるだろ? 買い物したいとか、思いっきり遊びたいとか、ほれ」(歩きながら、妙に真剣な目)>ナナエ
ナナエ:「……判らない。兵器は、先の事は考えないもの」困惑して
GM/ロバート:「あー。……そうだったな。忘れてたわ」(苦笑)
ナナエ:「買い物……必要な物は支給される。遊ぶ……シミュレイター?」
GM/ロバート:「いいんだ。無理に考えるな」(頭撫で撫で)>ナナエ
ナナエ:「アナタの言ってること、判らないわ……でも……」ナデナデは大人しく受けている様子
GM/ロバート:「もし、このまま俺が何もしなけりゃ、たぶんお嬢ちゃんがいちばん長生きするわけだが……」
GM/ロバート:「まぁ、何も知らないってのも、こういう場所なら、シアワセなのかもねえ」(空を見上げて)
ナナエ:「いえ。そんなに長くは保たないわ。多分、この身体は、調整がなければ」言葉が不自然に途切れる
GM/ロバート:「そうか? ……ふ、ふふふ、ふはは」(笑う)
GM/ロバート:「そりゃイイコト聞いたなあ。軍事機密だろ、それ?」(わはは)
ナナエ:「……私は、現行機とは違うもの」ちょっとむくれ気味に。自分が何を喋ったかに気付いて。
GM/ロバート:「いやいやいや。俄然生きて還ろうって気になってくるぞ、軍人としちゃな?」(笑)
ナナエ:「アナタ、尋問官としても優秀ね」負け惜しみ(笑)
GM/ロバート:「……そっか、そんなに持たんか」(急にしんみり)
GM/ロバート:「娘がな。……まぁ、ちょっとお前さんに似てるかも知れんな、とかな」
GM/ロバート:「もちろんツノは無いわけだが……。ま、そういうことだな」(もう一度撫で撫で)
ナナエ:「娘……親子……?」
GM/ロバート:「さてと。健全な少年少女を、いつまでも2人切りにしておくわけにはいかんなぁ、保護者としては」(刀真たちの方に行く)
ナナエ:先に行かせます。何故だか、その背中を見ていたい気が(w
GM:では、シーンエンド〜。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠