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Last Update/2012.02.05


◇ 第9話『黒い実験機』◇

「……本当は、私が俊文くんの知ってる笹原桐子じゃないって言ったら……どうする?」 ――桐子・ランドルト

 

シーン1/シーン2/シーン3/シーン4/シーン5/シーン6/シーン7
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■ミドルフェイズ/シーン1 「不安」
 シーンPC:沙羅。
俊文、登場済。

GM:格納庫近辺の一角に仮設された、ギアドライバーたちのロッカールーム。
GM:男女の別は無いため、真ん中を突っ張り棒とカーテンだけで簡単に仕切ってある。
GM:評価試験の模擬戦を終え、沙羅たちはようやく瑞穂基地に帰投したところだった。
沙羅:「……疲れた」
GM/凍:「…………」
GM:沈んだ様子の凍を元気付けようと? 絡むセラピア。
GM/セラピア:「あ〜。凍ちゃんてば、意外とムネがおっきいんだよ〜」
GM/凍:「…………邪魔なだけ」
GM/セラピア:「うわうわうわ。ボクもそんなこと、一度でいいから言ってみたいんだよ〜」
俊文:「………」着替えが一瞬止まる。
俊文:首を振って着替え再開
沙羅:「セラピアはこれからでしょ」
GM/セラピア:「そ、そうかな〜。あ、でも沙羅ちゃんもムネあるんだよ〜」
GM/セラピア:「とても14歳とは思えない、ないすばでぃ、なんだよ〜?」>沙羅
GM/凍:「…………」
GM:暢気なセラピアとは対照的に、カーテン越しの俊文にも、凍が気落ちしている雰囲気が伝わってきた。
GM:模擬戦で無人機にやられたことを、気にしているようだ。
GM/凍:「…………あの、新型機」(ぽつり)
沙羅:「凍、気にしちゃだめ。負けたのは私の責任だよ」
GM/凍:「…………でも」
GM/セラピア:「そうなんだよ〜。俊文ちゃんとボクも、いい様にヤられちゃったんだよ」(しょぼーん)
沙羅:「ギアドライバーの責任はギアドライバーがとる。それが基本でしょ」
GM/凍:「…………でも、私。沙羅……」
俊文:「責任の擦り合いなんかするな」カーテン越し
GM/セラピア:「わわ、俊文ちゃんが珍しくイイ事言う。これはきっと、明日は雷なんだよ〜」
俊文:「セラピア、珍しくはよけいだぞ」言い返してるが、あまり元気無い>セラピア
沙羅:「さ、早く着替えないとフラウさんに怒られるよ」
フラウ:「4人とも、お疲れ様でしたね」 男女共用とかそういうのを無視して、入ってきます。怒りはしません。
GM/セラピア:「ということで、元気出すんだよ凍ちゃん〜」(まとわりまとわり)
フラウ:「パルコマン少尉。ロッカー室はおしゃべりの場ではないわ」
GM/凍:「…………そんな風にされてたら、着替えられない」
GM:セラピアを軽く払いのける凍。
GM/セラピア:「ふぁ? え? あっ……?」
GM:バランスを崩したセラピアが、思わずカーテンにネコのよーにしがみつき……。
GM:どがらがしゃどしゃしゃーーーーーん!!!
俊文:「・・・・・ん?」視線をおもむろにそちらに向ける。
フラウ:「・・・・・・」頭痛を抑えるかのようにこめかみを押さえます。
GM/セラピア:「Q〜」(天使さまくるくる。スポーツブラにパンティ)
俊文:「・・・・・・・・・・いや…」着替えストップ状態
GM/凍:「…………」(不意に頬を赤くして、服を胸元に寄せる)
沙羅:「セラピア、あなたねぇ…」(赤くなってます)
俊文:「す、すまない」とりあえず後ろ向く
俊文:(って、何で俺が謝ってるんだ…)
沙羅:「俊文君、ごめん」
フラウ:「3人とも、早く着替えなさい」
GM/凍:「…………りょ、了解」(もそもそ)
沙羅:「は、はい」(とっとと着る)
俊文:「…了解」(いそいそもぞもぞ)
フラウ:とりあえず、自分は倒れているセラピアの着付けはします。
GM/セラピア:「Q〜。フラウちゃん、お願いがあるんだよ〜」
フラウ:「ちゃんは止めなさいと言っているでしょう。それで、何かしら?」>セラピア
GM:では、おもむろにそこに下がっている「ひも」を示すセラピア(笑)>フラウ
俊文:着替え終わって出て行く準備。
俊文:「じゃあ、俺は行くから、な…」皆着替えたと思うので振り向く
フラウ:「・・・・?」そのひもを引く。>セラピア
GM:俊文が振り向くと。
GM:すとーん、とナゾの幕が落ちてくる(どこからか、とかは聞くな!)
GM:んで、シーンエンド、と書いてあるのですね(笑)。


■ミドルフェイズ/シーン2 「コンテナ」
 シーンPC:シューベルト9−1。

GM:その日の、夜。
GM/茜:「シュー。……そっち、誰も居ないね?」
GM:闇の中、囁くように茜が言った。
GM:ここは格納庫内部。茜はシューベルトを無理やり連れ出すようにして、二人でX−01のコンテナを覗きに来たのだ。
シューベルト:「確認・・・監視者は発見できず」
GM/茜:「おっけ。やっぱこういう時って、頼りになるよねー」
シューベルト:「・・・わたしは役に立つために作られている」
GM/茜:「こういう役立ち方でも嬉しいっしょ?」(#主に自分が、とは言わず(笑))>シュー
シューベルト:「嬉しい、とはどういう状況か?」
GM/茜:「うーん。それはさー、こう、胸んとこがあったかくなるっていうか、ほっとするっていうか?」(小首傾げ)<嬉しい>シュー
シューベルト:「・・・胸が熱くなる・・・ショートか?」
GM:てってって、とX−01のコンテナに近づく茜。
GM/茜:「昼間にセキュリティはクラックしておいたから。このカードでっ、と……」
GM:コンテナの入り口が開き、2人は素早く中に潜りこむ。
シューベルト:「内部機構の走査開始・・・」
GM/茜:「どう? 監視装置とかは全部殺したと思うんだけど」
GM:#実際、死んでます。ナイス茜(笑)>シュー
シューベルト:「監視機構の機能、0%。完全停止を確認」
GM/茜:「おっけ。じゃ、明かりをつけて、と」(懐中電灯、かちっとな)
シューベルト:茜と会話(?)しつつも奥のほうへ・・・
GM:2人の前には、仰向けに寝かされている黒い実験機の巨体が。
沙羅:登場します。もう1本明かりが「茜さん。水臭いよ」
GM/茜:「うわひゃあああああああああああああッ?? で、でででっでででで?」
GM/茜:「って、なんだー、沙羅っちじゃん! 脅かしっこナシだよー」(ほっと一息)
シューベルト:「・・・発見された、時祭少尉と判断。迎撃するか?>茜」
沙羅:「シューベルト、やめなさい。敵対するつもりは無いよ」
シューベルト:「・・・」どうする? というふうに茜をみる(笑
GM/茜:「OK。迎撃を許可するー、って言いたいトコだけど、それはナシね」(笑)>シュー
GM/茜:「にしても、この機体……」(見上げて)
GM/茜:「やっぱ、1番機や2番機……有人型よりは一回り小さいみたいだねー」
俊文:「考えることは、皆おなじか」のっそり茜達の背後から
沙羅:「俊文さん」
俊文:「よ、沙羅」軽く手挙げ
沙羅:「どうしても気になるからね」
GM/茜:「あ、やっぱ俊も気になるんだ? 昼間は盛大に負けてたもんねー」(からから)
沙羅:「しっ」>茜
俊文:否定できないので、さり気無く心でしょんぼり。
GM/茜:「それじゃあ、皆でこいつの秘密をゲットだぜ!」(意気込んでX−01の首筋のあたりへ)
シューベルト:「・・・周囲の音圧が上昇、これ以上大きくなると、敵に発見されるおそれあり」
沙羅:「茜さん、慎重に」
GM/茜:「……皆、こっそり移動だー」(こそこそ)
GM/茜:「この首筋のあたり……たぶん、この辺にCPUがあるんじゃないかな」
シューベルト:「・・・解析する」とスキャン
GM:パスコード式になってるようです>シュー
シューベルト:「外壁にて、電磁波、光波の遮断を確認」
俊文:軽く外を見張ってたり。
沙羅:「クラックする時間はある?」
GM/茜:「ま、だいじょぶだいじょぶ」
GM:ピピピッ、と手際よくパスコードを解除する茜。
GM:しかし、シリンダーを引き出すための取っ手が固く、回せずに苦労している(笑)。
GM/茜:「えーっと……」(沙羅、俊文、シューの順番で視線を巡らせ(笑))
シューベルト:「・・・」す、と手をだしてシリンダー引き出し
GM/茜:「うー。やっぱシュー連れて来て大正解! ……どういうロック機構なんだろ?」(わくわく)
シューベルト:「・・・これでいいか?」
GM:シューベルトが引き出した直径50cmほどのシリンダー。
GM:そのカバーを外すと、薄緑色の液体の中に浮かんでいる――人間のものと思われる、脳髄。
シューベルト:「・・・生体部品と判断」
沙羅:「な、なによこれ…」
沙羅:口元押さえます。
俊文:「……生体部品だと?」
GM/茜:「う……、や、やっぱりね。こーいう仕掛けってことか」
GM:少し青ざめた顔で、だが納得したように茜が呟いた。
GM/茜:「でも、違うよ。こいつは……シューやリメッツェとは、違う」
GM:いつも朗らかな彼女の表情に、辛そうな翳が差しているように、思った。
シューベルト:「・・・情報照合・・・人間のものとの整合性、97.45%」
シューベルト:「人間の脳髄と認識します」
GM:さて、ここで皆さん、ちょっと<探知>振ってみて(笑)。難易度は1でOK。
沙羅:#7c1
●ダイス:sara_TL:7c1=1(5,1,4,5,6,4,2)= 1
俊文:#7c1
●ダイス:Toshi:7c1=2(2,2,1,1,5,5,5)= 2
シューベルト:#4c1
●ダイス:Schwert:4c1=2(2,5,1,1)= 2
沙羅:難易度1ならクリア
GM:2にするべきだったか(笑)。
GM:えーっと、他の誰かの足音が近づいて来ます(笑)。
俊文:「…し、誰か来るっ」
沙羅:茜の首根っこつかんで物陰に隠れる
俊文:近くの物陰に素早く移動。
シューベルト:ではそれにならい隠れます
GM/紀央:「あらあらあら? このコンテナは確か……」(外で見上げている模様)
GM:いちおう、コンテナの中は物陰がたくさんあります(笑)。
俊文:三人とは別の場所でこっそり見てる。
シューベルト:「声紋確認、司鏡中尉と判断」(ひそひそ
GM/紀央:「ん〜。扉が開きっぱなしというのは、何とも無用心です」(思案顔)
GM/紀央:「ええっと、確かここをこうして、あぁして……」(ぴっぴっぴ)
シューベルト:「・・・このままではここに閉塞される可能性、82.5%」
GM/紀央:「こうでしたっけ……?」(ぴー)
GM:がしゃーん!! と、閉じるコンテナ(笑)。
GM/紀央:「これで、泥棒さんが来ても安心ですね。……それでは、おやすみなさいませ」(ぺこり)
GM:紀央は立ち去ったようだ。
シューベルト:「外壁閉鎖を確認」
GM/茜:「あンの天然巫女〜〜っ!!」(地団駄)
シューベルト:「敵、脅威の退行を確認」
シューベルト:「迎撃したほうがよかったか?」>茜
GM/茜:「次からは思いっきり、許可!」>シューベルト
シューベルト:「承知した。今後敵勢力の強制排除を行動パターンに設定する」
俊文:「おいおい、まずいぞ」
俊文:「このままじゃ間違いなくお咎めくらうぞ」
沙羅:「内側から開放できるの?
シューベルト:「・・・脱出経路・・・判断不可、行動指針の提示を要求します」
沙羅:「さーて、どしよっか。茜さん。内部からコントロールできる?」
GM/茜:「ま、多分何とかなる、と思うけど……」(じー、と俊文を見る)
俊文:「……なんだ?」>茜
GM/茜:「徹夜仕事になりそうなんだ。……襲ってきたら、シューに迎撃させるかんね!」(照れ)>俊文
俊文:「だ、誰が襲うかっ!」あたふた
シューベルト:「・・・敵機登録確認、危険行動パターン設定・・・」
沙羅:「くすっ、時間かかりそうなら仮眠とりますね。茜さんよろしく」
GM/茜:「とっほっほ。徹夜明けで整備かぁ〜。オヤジにどやされるよー」(泣)
GM:とまぁ、そんなこんなで、シーンエンドです(笑)。


■ミドルフェイズ/シーン3 「再会」
 シーンPC:俊文。

GM:翌日。
GM:昨日のデータ解析等もあるため、今日は1日、オフ扱いとなっている。
GM:朝食を済ませて、自室へ戻る途中――廊下を歩く俊文に、声がかけられた。
GM/桐子:「俊文くん」
GM:振り返ると、そこに立っていたのは、長い髪をひっつめて眼鏡を掛けている、研究者然とした人物だった。確か新型機を持ってきた、八幡重工の開発主任――。
俊文:一瞬面影が過ぎって行く。
GM/桐子:「……う、分からない? じゃあ、これでどうかな」
GM:微笑み、彼女は眼鏡を外し、髪を解く。ふわりと広がる茶色のうねりと、甘い香り。
GM:そこには、間違いなく懐かしい顔があった。
俊文:「…ね、」
俊文:「…………姉さん?」
GM:3年前、引っ越していった“おとなりのお姉さん”笹原桐子の姿が、そこにあった。
GM/桐子:「久しぶり、俊文くん。まさか……こんなところで会えるなんて」
俊文:「いや、そんな馬鹿な。何で、ここに…」
GM/桐子:「それはこっちの台詞よ」(くすくす)
GM/桐子:「覚えてる? ちっちゃかった頃、一緒に遊んだよね」
俊文:「ああ、覚えてるよ…ずっと、ずっと…この日を待ってたようなもんだからね」微かに笑う
GM/桐子:「懐かしいな、ほんと。あれから私もいろいろ、あったんだよ?」
GM/桐子:「ふふ。どうして……引っ越しちゃったんだろうね、私」
GM:少し、桐子の表情に翳りが差す。だが、その言葉は……。
俊文:「話したい事が沢山あるんだっ。ここに来た時の事とか、あと、えーと…」
GM/桐子:「ふふふ……」(微笑)
俊文:「そう、俺と一緒にコンビ組んでるおかしなナビゲーターの事とか!」(酷
フラウ:(かつかつかつ)そこに、軍服姿で現れて、声をかける。「ランドルト殿」
GM/桐子:「知ってるわ。セラピアちゃんでしょ? ……いつの間に俊文くん、あんな可愛い彼女ができたの〜?」
フラウ:「ランドルト殿?」首をかしげる
GM/桐子:「……!」(ちょっと固まる)
俊文:「な、ちが…?」フラウ見て動き止まる
GM:あたふたと眼鏡を戻し、髪を結いなおす桐子(笑)。
GM/桐子:「なんでしょうか、シュートヴィッヒ中佐?」(きりり)
フラウ:「いや、打ち合わせの件で、だが・・・悪いことをしたかな?」
フラウ:「2人とも、知り合いだったのですかね?」
GM/桐子:「ええ。昔馴染みですわ……」(柔らかい視線で、俊文を見る)
俊文:「……ええ、はい」少し俯く。
フラウ:(見せた、意外な表情にすこし驚く)「これはまた、偶然というのは恐ろしいものだ」
フラウ:「しかし…まぁ、貴方の持ってきたものが本当に役に立つのであれば・・・彼も、危険な戦場に行かずにすむ、ということか」
GM/桐子:「そ、それより! 打ち合わせの件ですわね? X−01の仕様については、確かにまだお教えできないことも多いのですが……できるだけのことは、致しますわ」
俊文:「え・・?」微妙にフラウの声が聞こえなかった。
GM/桐子:「こ、こんなところで立ち話もなんですし、中佐。場所を変えませんこと?」(ちょっと慌てて)
フラウ:「了解しました。では、会議室に場所を移しましょうか」>桐子
フラウ:「すまないな、再会したてだろうが、借りていくぞ」(くすっと笑う)>俊
俊文:「今、なんて…打ち合わせ?」離れて行く二人みて小さく呟く
GM:では、移動しかかったところで、フラウの携帯が鳴る。ヴィヴリオ大佐からのコールだ。
GM/桐子:「あら?」<コール
フラウ:「失礼」 電話を取ります「はい、こちら、フラウ・シュートヴィッヒ」
GM/ヴィヴリオ:「私だ。……今は君1人か。シュートヴィッヒ中佐」
フラウ:「自分と、桐子・ランドルト殿、俊文が側にいます」
GM/ヴィヴリオ:「そうか。では君一人で、司令室まで来てくれ。至急だ」
GM:ぴっ、と電話が切れる。
フラウ:「すまない、急用が出来たようだ」>ALL
GM/桐子:「そうですか。……残念ですわ」(棒読み)
俊文:「は、はあ…」<急用
フラウ:そして、俊文の耳に顔を近づけ、ささやいてあげよう「事情は大体わかった。がんばれ」 ここで、集団統率
フラウ:俊文君に、パトス×10プレゼント。
GM:おっと、OKです。代償の支払いはよろしくねー。
フラウ:そして、すぐにきびすを返して廊下を歩いて行きます。
GM:もう一度、俊文を見る桐子。
GM/桐子:「俊文くん。その、私が出向してる間だけ、だけど。また一緒にいられるね」
俊文:「……うん、姉さん」久々に自然な笑み
GM/桐子:「少し時間ができたかな……。じゃあ、俊文くんのことから聞かせて貰わなくちゃね」
GM/桐子:「セラピアちゃんとの関係とか。うふふ」(微笑)
GM:嬉しそうに言う桐子の笑顔に、昔の、あの懐かしい気持ちが蘇ってくる――。
俊文:「時間はあるんだ。じっくり話すよ……セラピアとは、何も無いけど」心地良い気分。
GM:では、シーンエンドです。


■ミドルフェイズ/シーン4 「ドッペルゲンガー」
 シーンPC:フラウ。

GM:瑞穂基地、ドライクロイツの司令室。
GM:ヴィヴリオが呼び出したフラウに見せたのは、写真が挟まれたレポートの束だった。
GM/ヴィヴリオ:「さるルートから入手したものだ。見てみると良い」
フラウ:「了解しました?」レポートを手に取ります。
GM:それはヤシマの食糧事情を一手に担う、海上ギガプラントの写真だった。署名はリーゼロッテ・アイヒベルガー。内部で働く技術者たちが写っている。
GM/ヴィヴリオ:「2日前の写真だ」
GM:ヴィヴリオがそう言う。
GM:何が問題なのだろうか? そう思っていたフラウは、写真の中に、そこに居るはずの無い人物の姿を見つける。
GM:作業用のオレンジのツナギを着て、職員に指示を出しているらしい――それは、桐子・ランドルトだった。
フラウ:「ギガプラントのほうに、照会は行いましたか?」 頭を切り替え、真相に迫ろうとします。レポートをめくりながら
GM/ヴィヴリオ:「もちろん。そして5日前にこちらに出向してきて以来、桐子・ランドルトはこの瑞穂基地を一歩も出ていない」
GM/ヴィヴリオ:「では、その写真に写っている人物は、一体誰なのだろうね?」
GM/ヴィヴリオ:「無論、合成や改竄の形跡無し、だ。答えが無いわけではないが……そうと決めてかかるのも早計かな」
GM/ヴィヴリオ:「どう思うかね、中佐?」
フラウ:「可能性は幾つか考えられます。が、そのどれかという結論を出すための情報はまだ手元にありません」
フラウ:ヴィヴリオを必要以上に見ながら。
フラウ:「ギガプラントの名簿上に、彼女は存在するのでしょうか?」
GM/ヴィヴリオ:「派遣扱いだからな。……偽名を使われていては、八幡重工を直接ツツくしかあるまい」
GM/ヴィヴリオ:「そちらの線も、抑えておくよ。貴官は現場レベルで、警戒を強めていてくれ」
フラウ:「一命に代えても」敬礼します。
GM/ヴィヴリオ:「ああ、それから。ちょうど霊素機関の専門家が手持ち無沙汰だな。……しばらく貴官に預けよう。上手く使うといい」
GM:そう言ってもう1枚の資料をフラウに渡すヴィヴリオ。
フラウ:「こちらは?」 受け取り、目を通します。斜め読みですが
GM:そこには、最近瑞穂基地に配属となった結界維持班の生き残り――司鏡紀央の名前があった。
GM:ヤシマ陸軍陰陽部出身の彼女の専門は、霊素機関。その知識と能力は、開発中のトラバントジステム搭載機に活かされるとは聞いているが――。
フラウ:「…彼女、ですか…」
GM/ヴィヴリオ:「気持ちは分かるがね。……格納庫前の掃除ばかりさせておくわけにも行かないだろう」
GM/ヴィヴリオ:「機密機密とは言っているが、案外、似たようなものかも知れん。……期待しているよ、中佐」
フラウ:「大佐のご期待に沿えるよう、努力します」微笑を浮かべます。
フラウ:「平和を我が手に!」直立、敬礼して。足音もたからかに、退場します。
GM/ヴィヴリオ:「フリーデン・イン・デア・ハント」(答礼)>フラウ
GM:というわけで、シーンエンドです。


■ミドルフェイズ/シーン5 「シューティング・レンジ」
 シーンPC:沙羅。

GM:射撃訓練場に、足を運んだ沙羅。
GM:規則的な射撃音が、断続的に続いている。――凍だろうか。
GM:彼女が「…………射撃訓練、する」と言っていたのは、もう3〜4時間も前のはずだが。
沙羅:凍のもとへ小走りで
GM:訓練場に入った沙羅の目に飛び込んできたのは、一心不乱に射撃を続ける凍の姿だった。
GM:彼女の足元に散らばる、無数の薬莢。その両手からは鮮血が滴っている。
GM:華奢な身体で無理をして連射し続けた反動で皮がむけ、肉がえぐれ始めているのだ。
沙羅:横からセフティかけて銃を取り上げ。
沙羅:そのままなにも言わずにハンカチ手に巻きます。
GM/凍:「…………!」止められるけど、銃を手放そうとしない。
GM/凍:「…………やめて、沙羅。練習、するから……」
沙羅:「凍!」
GM/凍:「…………だって」
GM/凍:「…………このままだと…………廃棄、される」
GM:アサルトライフルを掴んでいる、凍の手の力が少しだけ、緩む。
GM/凍:「…………いらない、って言われたら」(自覚せず、涙が滲む)
GM/凍:「…………どこにも、行けないから」
沙羅:「言わせない。そんな事は誰にだって」
沙羅:ここで銃を取り上げ&傷の手当てしますけどいい?
GM:それはOK。
GM:しかし、手当てを続ける沙羅を……凍の瞳は写しているが、見ていない。
GM:不意に、凍が笑った。
GM:どこか壊れた、物悲しい人形のような笑顔だった。
GM/凍:「次も、負けたら。あれが、採用される、から、捨てられる、から、そしたら、行く、場所も、なくて」
GM:壊れた笑顔で、普段に無い言葉をつむぎ続ける凍。
GM/凍:「どうしたら、いいのか、どうしたら、沙羅、私、分からない、から、分からない、から……」
沙羅:「凍、私は負けない。前からそう言っているよね。そして、これからもそれは変わらない。死なない限り絶対負けない」
GM/凍:「…………でも、沙羅。あれ、は……」
GM:ふッ、と糸が切れたように、バランスを失って沙羅の腕の中に倒れてくる、凍。
沙羅:「それに、私はあなた以外と組む気は無いよ」
GM/凍:「…………」(ほんの小さく、頷く)
GM:沙羅の姿を見て、緊張の糸が切れたのか。それとも安心したのか。凍は痛々しい吐息をついて、眠りに落ちていった……。
沙羅:「だから、傷の手当てきちんとしようね。万全じゃない凍と一緒じゃ負けちゃうから…って聞いてないか」
GM/凍:「…………」(すーすー、と寝息)
フラウ:姿を現して、声をかけます「お疲れ様」>沙羅
沙羅:「フラウさん、見てたんですか…」(テレ)
フラウ:フラウ「ええ。ベッドの用意はしているわ。はやく、休ませてあげなさい」ぽんと、肩を叩く。
フラウ:ここで集団統率。パトス10点を、沙羅へ
沙羅:「すみません。……その、ありがとうございます」(ぺこり)
フラウ:「いいえ。私には、彼女を止められなかったのですから」
GM:ずっと見てたのかフラウ(笑)
GM:では、シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン6 「ブリーフィング」
 シーンPC:フラウ。

GM:瑞穂基地のブリーフィングルーム。
GM:プロジェクターを前に、桐子が明日の試験内容を説明している。
GM:出席しているのは、1番機、2番機のメンバーに加えて、シューベルトや司鏡といったバックアップ要員となっていた。
GM/桐子:「……明日の最終試験の目的は、高ストレス状態でのX−01の柔軟性確認です。X−01は非武装で、シュネルギア部隊の追撃を躱すことになります」
GM/桐子:「なお、この試験には実弾を用います。模擬弾頭では――X−01が本気を出すことができませんから」
GM/桐子:「皆さんも、X−01を撃墜するつもりで攻撃してください」
俊文:何かにやにやしてます。
フラウ:「了解した。各自、質問は?」
沙羅:「(今回は負けない…)」
GM/凍:「…………」(頷く)>沙羅
シューベルト:「・・・非搭乗機に本気、という概念は存在するのか?」
GM/桐子:「ええ。無人機とは言っても、あれは自動制御ではありません」>シューベルト
GM/桐子:「特殊機構を使用した、遠隔操作機です。もちろん、ある程度の自律判断能力も持ちますが」
シューベルト:「承知した」
GM/桐子:「――他には、何かありますか?」
フラウ:「…質問ですが。その遠隔操作は誰が行ってるのですか?」
GM/桐子:「それは、お答えできません」>フラウ(だが、ここで何故か俊文を見る、桐子)
俊文:笑顔のまんま桐子見てるだけ…と
俊文:はたと気付き、桐子と目線が合う。
GM:ほんのちょっとだけ、優しく微笑む桐子to俊文
俊文:笑い返し>桐子
シューベルト:「・・・この試験でX−01へ損害が出た場合、その保障はどのようになっているのか?」(あんまし11−1っぽい質問ではないけど
GM/桐子:「は。……え、ええっと、保障ですか?」>シューベルト
GM/桐子:「無論、X−01に関しては全て八幡重工がお持ちいたします」
GM/桐子:「もっとも、シュネルギアにあれが破壊できれば……ですけれど」(くす)>今度は沙羅&凍に(笑)
沙羅:「逃げ切れればですけどね」<視線に応じて
GM/桐子:「逃げ切って見せますわ」(自信ありげ)>沙羅
GM/セラピア:「ぷっぷくぷー!!」(不機嫌絶好調(笑))
俊文:セラピアはアウトオブ眼中。何かふ抜けてる。
シューベルト:「・・・?(俊文をみる)」
俊文:にやにやしてますよw>シューベルト
GM/セラピア:「うにゅー。俊文ちゃんがオトナのオンナのメガネのイロカに惑わされてるんだよ〜」(ぶつぶつ、ととろけている)
シューベルト:「・・・」ではにやついた俊文から視線がフラウにむく。アイコンタクト(笑
フラウ:「パルマコン少尉、静かに。 …今回は、模擬戦ではなく、完全に実戦と同じ攻撃手段を取るというわけだな」
フラウ:「あ〜〜。ここで、喧嘩はしないように。結果を出せば、良いだけですから」>沙羅
沙羅:「わかりました」
シューベルト:「・・・」敬礼
GM/桐子:「他には、ございませんか? ……では、明日はよろしくお願いしますね」
GM:と、いうわけでブリーフィングは解散となるのだが……。
沙羅:部屋から出て行くときに桐子に向かって指鉄砲で「bang!」します。
GM:ひょい、とそれを躱す桐子(笑)>沙羅
俊文:俊文はセラピアに叩かれつつ退場(笑)
GM/セラピア:「むー。沙羅ちゃん、ボクも援護射撃するんだよ〜」(うにょにょ、とツインテールを構える)
GM:皆がめいめい持ち場に戻る中、桐子はフラウに話しかけてくる。
GM/桐子:「シュートヴィッヒ中佐。……明日の最終試験も、よろしくお願いします」
GM/桐子:「まぁ、結果は明白だと思いますけれど。上層部の方々の、賢明な判断を期待させていただきますわ」
フラウ:「…了解しました」じっと、思わず相手を見ます>桐子
GM/桐子:「それでは、失礼しますわ」
GM:一礼して、桐子はフラウの前から立ち去った。
GM:そこに、巫女服の少女、司鏡紀央が近づいてくる。
GM/紀央:「あの。よろしいですか、中佐」
フラウ:「何か? 司鏡中尉」
GM/紀央:「頼まれていた、ええっと、あのロボットさんの調査の件です」
GM/紀央:「遠隔操作システムを見せて頂けないので、記録を見た感想になりますけれど……。やっぱり、こちらで開発中のトラバントジステムと同様の機構みたいです」
フラウ:「ご苦労」・・・・「エーテルによる思考制御か。しかし、あれほどの出力が可能なのか? 専門家としての意見を聞きたい」
GM/紀央:「……それなんですけれど」(ちょっと困り顔)>フラウ
GM/紀央:「実験中のエーテル数値の記録を追ってみたんですけれども……。あれだけの出力ならシュネルギアと同等かそれ以上の反応があるはずなのに、それがありませんでした」
GM/紀央:「内部で留保していればすぐに天使化しちゃいますから、どこか抜け道があるんだと思います」
GM:神妙な顔で、そんな報告をする。
フラウ:「どこか? 外と、内で、無い場所ということか?」
GM/紀央:「どちらかというと……エーテルで空間を歪ませて、別の場所に逃がしているのかも知れません」
GM/紀央:「それなら、セラピアさんたちの報告にあった、高ステルス性も説明がつきます」
フラウ:「便利なものだな。シュネルギアに応用可能であれば、被害となるものも少なくなるだろう・・・」
フラウ:「・・・いや、ギアそのものが頓挫する可能性もあるわけか」
GM/紀央:「トラバントジステムの三式にも、似たような構想はあるみたいです」(頷く)<応用
シューベルト:「中佐、提言よろしいでしょうか」
フラウ:「かまいません。何か?」>シュー
シューベルト:「X−01には人体を利用した生体部品が使用されています」
シューベルト:「取替え可能なユニット形式でしたので、これを利用している可能性もあるかと示唆します」
GM/紀央:「…………!!」(息を呑む)
フラウ:「…なるほど。しかし…それだけで、その機体を責めるわけにも、いくまい…」
GM/紀央:「そうですね……」(ちょっと、意味ありげな表情)
GM/紀央:「それでは、わたしはこれで失礼します。……引き続き、調査は行いますから、中佐」(にこ)
フラウ:「ご苦労」>司鏡
GM:ぽくぽくと、巫女服の少女も退室して行った。
シューベルト:「それでは、わたしも調整に入ります」敬礼して退室
フラウ:「平和を、我が手に」>シュー
フラウ:「天使核兵器、完全機械化兵、そして今回の無人機・・・・結局は、同じ穴の狢ということか」
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン7 「いえない言葉…」
 シーンPC:俊文。

GM:夕食後、俊文の携帯にメールが入る。桐子からだ。それには、今から喫茶室で会えないか、と記されている。
GM:どうしますか?(笑)
俊文:え、選択権があるんですか?(笑)
GM:いちおう、聞いておかないと失礼じゃないですか(笑)。
俊文:はいなw まあ、行きますよー(笑)
GM:喫茶室に赴いた俊文を待っていたのは――白衣姿でなく、髪を下ろして眼鏡も外し、年頃のカジュアルな服装に身を包んだ桐子だった。あの頃の、“となりのお姉さん”のままの、優しそうな表情の彼女。
GM/桐子:「――俊文くん!」(手を振る)
俊文:「姉さん」手を上げて近付いてくー。
GM/桐子:「一週間――長いようで、短かったね」
GM:では、桐子は俊文に席を勧めつつ。用意しておいたティーカップに、魔法瓶から紅茶を淹れ始める。
GM/桐子:「……はい、どうぞ?」(くす)>俊文
俊文:「……ああ、そうか」その言葉で思い出したように呟く。で、紅茶受け取る。
GM/桐子:「俊文くんは変わってなくて、嬉しかったな。私は……名前だって、引き取られたせいで変わっちゃったし」
GM:ちょっと懐かしそうな、切なそうな瞳で、桐子は俊文を見つめる。
俊文:「…そう、なのか? でも、どうして名前まで…」<名前まで>桐子
GM/桐子:「って、何よその顔? け、結婚したんじゃないわよ?!」
俊文:「な、なんだ(←図星)。違うのか」
GM/桐子:「違うわよ! もー、ひどいなぁ俊文くんは」(紅茶を啜りつつ)
GM:朗らかに笑う彼女は、あの頃のままだ。
GM:ふと、その表情に翳りと――深刻な何かが、加わる。
俊文:「……どうかした?」
GM/桐子:「あのね、俊文くん」
GM/桐子:「……本当は、私が俊文くんの知ってる笹原桐子じゃないって言ったら……どうする?」
俊文:「え…? 言ってる、意味が…」
GM:だが、それもまた一瞬だった。
GM:すぐにいつもの、昔のままの笑顔を取り戻す桐子。
GM/桐子:「うぅん。なんでもない。冗談だよ!」
GM/桐子:「あ、お茶のお代わりあるよ……、淹れてあげるね?」(席を立ち、俊文の傍らに)
俊文:「・・・・・・姉さん」
GM/桐子:「……何?」
俊文:「…どんなに変わっても、姉さんは、姉さんだから」桐子を見つつ>桐子
GM/桐子:「ふふ。俊文くんは、昔から優しかったものね。……だから、本当は、戦争の手伝いなんて向いてないと思う」
GM:すぅと手を伸ばし、俊文を抱きしめる、桐子。
GM:背中から。ちょうど首筋に、柔らかい感触が。
俊文:「な……?!」どぎまぎ
GM/桐子:「私たちが戦うから。……俊文くんは、もう、シュネルギアになんか乗らなくていいんだよ」
GM/桐子:「あの機体は、私に取っては……姉妹のようなものだから。だから、私が戦えるから」
俊文:どぎまぎが一瞬で止まる。
GM/桐子:「だからもう、俊文くんは、戦わなくていいんだよ……」
GM:耳元で囁く、あまい、こえ。
俊文:「……でも、俺は…」
シューベルト:「・・・誰かいるの?」と見回りに
沙羅:「俊文? セラピアが探してる……あ、ごめん」
GM:では、喫茶室の椅子であまーい風景を醸し出している俊文と桐子の姿が(笑)>登場したヒトたち
シューベルト:「21:30で喫茶室の清掃時間に入ります。23:00より再解放されますので、それまで移動をお願いします」
俊文:「……うお?!」ばっと離れようとする。
GM/桐子:「あッ、えーっと……酷いなぁ俊文く〜ん?」(ぎゅー)
俊文:「な、姉さんっ。冗談は2人だけの時に……」じたじた
GM/桐子:「なーんてね?」(ぱっ、と俊文を解放(笑))
沙羅:「…ふたまた?」
俊文:「違うわっ!」<ふたまた
俊文:胸押さえて深呼吸。
シューベルト:「ふたまた・・・とは?」>沙羅
沙羅:「自分に好意を持っている異性を複数作る事…かな(笑)」
GM:シューベルトの脳裏に浮かぶのは、何故か茜だ(笑)。
GM:彼女は、それはもう工場の兄弟子たちから可愛がられている(笑)。
シューベルト:「・・・承知した」<ふたまた
俊文:「するなよ」口だけ突っ込み>シューベルト
GM/桐子:「俊文くんは、セラピアちゃん一筋だもんね。……私とのことは、遊びだったのよね」(よよよ、とざーとらしく崩れ折れる(笑))
俊文:「よ、よけいな事を教えるなって、姉さん!」大混乱
俊文:「…掃除だっけか? じゃあ、セラピアん所でも…」と、出て行こうとする。
沙羅:「桐子さんって結構お茶目だったんですね…(笑)」
GM/桐子:「ま、ね。……貴女だってクールに見せてるけど、けっこうアツいでしょ?」(くす)>沙羅
沙羅:「アイスドール、一見氷だけど、その白い氷が実は炎だった。って事ですよ」
GM/桐子:「ちょうどいいから、言っておくわ。明日の最終実験、私は、負けるつもりはない。……あの子と私が、貴女たちに勝つ。勝って、もう俊文くんや貴女のような子を戦わせなくていいように、してみせる」>沙羅
GM/桐子:「だから、本気で来てね。でないと意味、ないから」>2人
俊文:背を向けて止まる。<本気で〜
俊文:「姉さん。俺…」言葉に詰まり、そのまま退室。
GM/桐子:「……おやすみ、俊文くん。また、明日ね」
シューベルト:「・・・現在の戦闘データから推測。X−01への着弾率、0.0005%未満」
シューベルト:「不確定要素、『本気』。確率計算、不能」
GM/桐子:「へえ、いい演算能力してるじゃない……。うん、貴女みたいな子、私も好きだな」>シューベルト
GM/桐子:「明日は、俊文くんたちのこと、お願いね? レスキュー役、大変だろうけど」>シューベルト
シューベルト:「・・・承知」
GM/桐子:「じゃあ、そっちの2人も早く寝るのよ? ふふ、おやすみなさい」>沙羅&シュー
GM:そう言って、桐子は喫茶室から歩み去った。
GM:シーンエンドです。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠