エンゼルギア研究所
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(C)2003 ENTERBRAIN,INC.
(C)RUNE

Last Update/2012.02.05


◇ 第11話『右手に剣を、左手に君を』◇

「『ありがとう、ごめんなさい。…また会おうね』、だそうだ」
――草薙伊音

 

シーン1/シーン2/シーン3/シーン4/エンディング://
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■クライマックスフェイズ/シーン1 「死線」

GM:巨大輸送機ホルテン。そのCICに、シュネルギアの、フライングユニットのコクピットに。各々が、あるべき場所に。
GM:そして、識の居るCICには、彩音の姿が。鏡夜は基地の医務室で、機械化兵の護衛付きで療養中…とのことだ。
GM/紅葉:「天使兵出現は17分前。帝都湾南部に突如出現した後、移動せず沈黙を守っています」
響:「は〜。移動しないか。不気味だね……っと」
識:「動かない、か。……何かを待っている?」
響:「伊音、各部チェック。S.Q.U.I.Dの調整はいつもどおりで」
GM:伊音「了解。…あまり気負いするな。あの娘が見ているからといって張り切ると、ロクな目に合わんぞ」(笑)>響
響:「あのなぁ、オレが気負ってるように……見えてるのか」(はは、と笑う)
響:「伊音こそ気負い過ぎだって。平常心が大切、なんだろ?」
響:#しかし、伊音の気負いの原因には思い至らない鈍ちんな響である(笑)。
GM:伊音「お前に言われずとも分かっている! ただ…ああもう、お前という奴は!」やや手荒に、発進準備。
響:「わわッ? おい伊音! 左腕のモーメント設定荒すぎねえ? ……って聞いてねえし」
響:(ま、こっちで直しとくか。……っと)
GM/紅葉:「フライングユニット“空我”、準備は宜しいですか?」>魅亞
魅亞:「フラグメント・レヒテ、機体各部異常なし、武装異常なし、出撃準備よし、指示を待つ」
響:「おう。掩護よろしく頼むぜ、魅亞っち!」
魅亞:「おっまかせ。ボクらは壁になるのがお仕事だからね♪」
GM/紅葉:「了解しました。では、遠岐野少佐。命令を………?」
GM:マニュアル通りの発進フェイズ。…が。管制官の言葉が途絶える。
GM:まるで、有り得ない物を見た…とでもいう風に。
響:「? どーしたCIC、何が……」
GM/紅葉:「ええと…瑞穂基地より、高速で飛来する物体あり。この識別は…!?」
響:「……おいおい、まさかケンプファーとか言わねーだろうな?」
識:「……どうやら、その様だ」
GM:識の正面、大型モニター。そこに映し出される識別信号は、そのまさか…。
魅亞:「レヒテより管制、緊急発艦を申請」
響:「マジかよッ! 掩護に来たってのか?」
識:「発進を許可する」言葉を切って……その後の台詞を強調するように
GM:7番機のナビゲーターは“此処に”居る。他のナビゲーターも、各々の理由でケンプファーには搭乗できぬはず。…となると。
魅亞:「レヒテ了解、全フェイズ省略、緊急発艦!」(若干の衝撃)
識:「……ケンプファーは敵味方識別不明(アンノウン)だ。警戒せよ!」
魅亞:「宜候、警戒配置に着く」(固定ワイヤーとか一部ぶっちぎって発進していたのが見えた)
響:「…………ッ! 伊音、発進ファーゼ!」
GM:伊音「ああ! …S.Q.U.I.D.リング接合、ケルン展開…! その他諸々、完了!」
響:(悪ィ予感が当たっちまったってのか……。これだから神サマってヤツは!)
響:「状況、グリューネン。……シュネルギア3番機、出るぜ!」
GM/紅葉:「シュ…シュネルギア7番機ケンプファー、来ます! 減速の気配、ありませんっ!」
GM:発進した3番機を、掠めるように。騎士を思わせるケンプファーの機体が、飛び去っていった…。
GM:シーンエンド。


■クライマックスフェイズ/シーン2 「音速の闘志」
 マスターシーン

GM:ホルテンが発進した後。マサムネが去り、いくらかがらんとした格納庫。
GM:整備兵たちが談笑する中、虚ろな瞳で歩く少年が、一人。
GM/茜:「お。確か…瀬村だったっけ。何してんだよ、一人で」
GM:駆け寄る茜。なんとはなしに差し出した手。それが…無造作に祓われる。
GM/鏡夜:「………」
GM/茜:「…何だよ。折角人が話しかけてるってのに!」
GM:ぐい、と詰め寄る。鏡夜は、その茜を容赦なく、張り飛ばした。
GM:騒然となる格納庫。普通ではない気配を察してか、誰一人として鏡夜に近付こうとしない。
GM:悠然と7番機へ乗り込み、機体を起動させる。ナビゲーターもなく、一人で。
GM/鏡夜:「…アップファールト」

GM:その瞬間。空間が、爆ぜた。


■クライマックスフェイズ/シーン3 「死合の瞳」

GM:時間にすれば、ほんの一瞬。飛び去ったケンプファーがまだ視界に残る、そんな僅かな間。
識:「さて……そろそろ教えて貰えないかな? アレが何なのか」>彩音
GM/彩音:「…少佐。私の話を、皆に…響くんや魅亞ちゃん、伊音ちゃんに聞かせられますか?」>識
GM:階級ではなく、名前で。
識:「ああ。その為の場所だからね、このCDCって奴は」
識:紅葉に合図して、回線を開けさせる
響:「……?」<回線オープンを確認して
魅亞:「レヒテより管制、追跡許可を!」(ちょうど吼えてるとこだった)
識:「傾聴(アッハトゥンク)!」>回線越しの皆
識:「さ。伝えたまえ、君自身の言葉で」マイクセットを手渡す>彩音
GM/彩音:「…はい。有難う、ございます」
GM/彩音:「…私の声、聞こえるかな?」
魅亞:「え…あー、ちゃん?…了解、傾聴します」
響:「……ああ、聞こえてるぜ、彩音サン」
GM:識の言葉に、響たちはおろか。CICに居る者たちも、居住まいを正す。
GM/彩音:「色々と話さなきゃいけないことはあるけど…まず、皆に謝らなきゃいけないの」
GM/彩音:「ゴメンね。私、初めて会った時から、ずっとあなたを…皆を、騙してた」
GM:通信回線のモニターに映る彩音の姿。すっ…と自らの左手首を掴み、無造作に捻る。
響:「…………」
GM:音も立てず外れる手首。そこから覗くのは生身の肉でもなく、骨でもなく。形状記憶プラスチックの人工筋と、セラミックの骨格。
響:「……やっぱりか」<あんまり驚かない
魅亞:「……」(無表情というわけでもないが感情が読みにくい)
GM/彩音:「ひょっとしたら…って思ってたけど。知っちゃった人も、居るんだ」微笑みを、浮かべる。
響:「…………」
識:「あぁ……スマン」頭掻き掻き
GM/彩音:「いずれは明るみに出ることだし…うん。…今は私のことより、ケンプファーと…鏡夜のこと、かな」
響:「聞かせてくれよ」
魅亞:「はやく、聞かせて」
GM/彩音:「あの機体はね。“ノイエ・ギア”のマイナーチェンジ版。クローンによる遠隔操作じゃなくて、人為的な近親者による代行操作を想定した、機体」
魅亞:「…きょうちゃんがあーちゃん無しじゃ何もできないって言うのは、そういう意味だったんだ…」
GM/彩音:「鏡夜はそこに“存在する”だけ。実際にケンプファーを動かしてたのは、鏡夜の身体を借りた私…って言えばいいの、かな」
響:「まさに、操り人形だってか。……でも待てよ」
響:「じゃあ、今。あの機体は“誰が操っている”んだ?」>彩音
魅亞:「ひーちゃん、機体が向かっていった方向を見れば、見当、つくんじゃないかな…?」
GM/彩音:「“ノイエ・ギア”の暴走原因は、遠隔操作への天使による干渉…そうでした、よね?」>響、識
響:「…………ッ、よくもまぁそンな欠陥品を次々と!」(怒)
識:「文字通り代行しているのだろう。御遣いが、ね」
GM/彩音:「…私の、最後のお願い。身勝手かもしれないけど…」
GM/彩音:「…あの子のこと、お願いします」
魅亞:「ひーちゃん…友達を止めるのは、友達なボクの仕事…」
響:「仕事だなんて言うな! 誰も死なせねえ……そのために、俺らは戦ってるんだろ!」>魅亞
魅亞:「でもボクじゃ、止められないから、この機体じゃ、止められないから…お願い…きょうちゃんを、ううん、あの機体を止めて!」(涙こそ流さないが泣くような表情)
響:「……ああ、分かってる」>ALL
響:「行くぜ伊音。あの……トチ狂った実験機、何としてでも叩き落す!」
響:「それから、助け出すんだ。あいつを、鏡夜を!」
GM:伊音「ええい、無茶を言ってくれる。…だが、それでこそお前だな。真っ直ぐで、不器用で、搦め手を知らない、お前だ」>響
響:「お前だってそーだろ、伊音?」(フ、と軽く息を抜くように笑う)
GM:伊音「…似た者同士、ということか」
響:「シュネルギア3番機、これより7番機の停止及びドライバーの救援を開始します。以上(オーバー!)」
魅亞:「アイ、アイ、サー!レヒテ配置につきます!あーちゃん、行ってくるね!」(出力上昇開始)
識:「三番機は七番機を、レヒテはその援護を! 救い出せ、“戦友”を!」
識:「小隊はこれより救出作戦を敢行する。全兵装使用自由! 天使共を蹴散らすのはついでで構わないぞ」
GM/彩音:「…ゴメン、なさい」
GM:それは、誰に向けての謝罪か。
GM:シーンエンド。


■クライマックスフェイズ/シーン4
 第1ラウンド。

GM:では、ここから戦闘となります。位置関係は…。
GM:1.0km:ケンプファー(半天使化)×1
GM:0.5km:ホイシュレッケ(5体)×2
GM:この二つのエンゲージ。最大で、ホイシュレッケにエンゲージまで接近可能…としますか<初期配置
響:エンゲージはしない。ホイシュレッケから500mの位置取り。
魅亞:ほぼ同じ位置に。
識:ホルテンはその後方に
GM:了解。では、【感覚】の申告を。ケンプファーは12で。判定には《天使化》が適用されますが。
魅亞:感覚はヴィークル合わせて12
識:【感覚】は3
響:ギアナビ込みで【感覚】11
GM:ホイシュレッケは7…こちらの【肉体】は13、ってことは。ケンプファー>魅亞>響>ホイ>識
GM:といった感じで。そいじゃ、いきますか!(笑)
GM:まず、ケンプファー。まず《距離外射撃》を宣言、スコルピオンで《制圧射撃》、to響&魅亞。
識:の前に、セットアップ
GM:…と、申し訳ない。(死) セットアップ、どうぞ。
響:ホルテンから何か飛ぶでしょ。ねえ?(笑)
識:当然、援護射撃が。まずは魅亞ちゃんへ(w
魅亞:わーい(笑)
識:代償5支払って《援護射撃》。ダイス増加に30突っ込んで、修正-4で38個振り。
識:#38c4 〈軍略〉《援護射撃》(《神の舌》)
●ダイス:Siki:38c4=27(5,1,1,5,5,6,3,2,1,1,5,4,5,2,2,3,4,6,5,4,3,4,2,6,1,
4,3,1,2,6,1,2,2,2,2,6,2,4)= 27
識:成功数+27>魅亞
識:ロゴス:101 アガペー:560へ
魅亞:宜候〜
響:んで、天使化ケンプファーからの射撃か。
GM:ういさ。では、続いてメジャーアクションへ。行動は前述の通り。
響:うら来いやー(笑)
GM:ケンプファー(?)「serra,serra,serra……」
GM:#16c5 <射撃戦闘5>《制圧射撃》
●ダイス:shingoro:16c5=12(6,5,2,5,2,2,4,3,5,6,3,6,1,5,6,4)= 12
GM:…微妙ッ。(笑) 12成功で。
響:「……そんな“意思”の無い射撃で、オレらに当てられるかよッ!」
響:ロゴス6で<回避3→4>+《接合》
響:これに、《反射防御》を加えるので。18+6+2=26個振り。
GM:ういさ、どうぞ。
響:#26c4
●ダイス:Hibiki:26c4=14(6,2,6,5,5,1,2,3,2,5,6,3,3,6,1,1,6,6,2,6,1,4,2,4,5,6)= 14
響:うわー、あぶねえな(笑)。でも回避(笑)。
響:ロゴス118、アガペー513
GM:くうっ。(笑)
響:これがマサムネの力だー(笑)
魅亞:「延々実験部隊にいたんだからね、ウデは前線の妹たちに負けないよ!
魅亞:高速戦闘モード突入。代償3、念のためにダイスブーストを3
魅亞:#15c4
●ダイス:Mia:15c4=14(3,6,2,1,1,2,2,4,4,1,4,1,2,1,1)= 14
魅亞:#14c4
●ダイス:Mia:14c4=12(3,4,2,2,2,1,1,6,3,2,6,2,1,2)= 12
魅亞:すごい成功数だなおい(・・;
GM:…いや、何と言うか。(笑)
魅亞:後が不安だー(笑
GM:ちくせうっ。(笑) では、魅亜。どうぞ。
響:よーし、行け魅亞! イナゴを駆逐して、後顧の憂いを絶つのだ!
魅亞:当然、制圧射撃、でもって高速モード、
GM:っし、来い。(ぐっ)
魅亞:ダイスブーストに89投入、ターザインは4レベルの全部昇華!
魅亞:#101c4
●ダイス:Mia:101c4=59(3,5,2,5,6,1,6,3,6,6,6,4,2,6,2,4,4,1,5,3,2,4,5,2,
5,1,1,6,3,3,1,1,4,2,2,6,2,4,3,6,6,1,5,5,5,6,1,3,5,5,6,1,6,3,5,3,6,5,3,
5,2,3,4,1,3,1,4,2,6,2,4,3,5,5,5,3,6,6,5,5,2,1,4,5,3,3,5,6,4,2,6,2,4,2,
5,4,6,2,2,6,3)= 59
魅亞:#59c4+27+32
●ダイス:Mia:59c4+27+32=40(6,6,6,6,3,2,5,4,4,1,4,6,3,1,5,4,2,6,3,2,2,
3,3,4,6,5,5,2,1,3,1,6,2,1,4,1,2,2,2,4,2,2,5,1,1,1,5,2,6,6,2,4,4,4,5,1,
5,6,4)+27+32= 99
魅亞:合計158!
GM:りーんごーん…。
響:1撃目来たッ!(笑)
GM:避けるまでもないですな。20mmの弾丸に貫かれ…貪られ。ホイシュレッケ、消滅。( ´Д⊂ヽ(笑)
GM/紅葉:「ホイシュレッケ消滅…ケンプファーへの道、開きました!」
魅亞:「ひーちゃん、いーちゃん、行って!」
響:オレは待機(笑)。頼むぜ少佐!
響:「CIC! ケンプファーの回避パターン解析データをくれ! 模擬戦の時の、持ってンだろ?」
響:(と、待機演出(笑))
識:「良いか橘少尉! 長引かせる必要は無い。これで決めてくれ」
響:「……ああ」
識:「事情はどうあれ、何と言ってもあそこには居るのは“戦友”だからな」
GM/紅葉:「3番機、データ送信します! 敵主天使級とのデータ補正…完了!」
識:ダイス増加に大量50点注ぎ込んで、
識:【部下からの不安4】【義妹からの純愛4】【ヴィヴリオからの信頼5】【橘響からの信頼5】を纏めて昇華(+36)
識:#57c4+36 〈話術〉《演説》(《神の舌》)
●ダイス:Siki:57c4+36=44(1,3,2,5,2,1,5,3,2,1,2,1,3,2,6,1,4,6,2,2,6,2,1,
4,2,1,6,1,6,1,2,1,5,3,4,1,6,4,6,4,1,3,2,6,4,1,3,2,4,4,1,5,4,3,3,4,5)+36= 80
識:判定値+80をキミに(w>響
響:あ、オレ、ロゴス入れなくても福音鳴らせそうな(笑)
魅亞:普通は鳴る(笑)
識:「行け、マサムネ! 皆の想いを載せて!」
響:「ありがたい! ……さぁて鏡夜。今からシミュレーターと実戦の違い、よーっく教えてやる」
響:「だから……帰って来い!」
GM:伊音「…データ適用、終了。思い切りぶつけてやれ、響」満足げに微笑む、伊音。
響:「行くぜ伊音! V機関出力全開! ……この連撃で、決める!」
響:ロゴス3で《接合》
響:基本26−呪法剣5+《演説》80=101個。これにロゴスをどかーんと50つぎ込んで。
響:ダーザイン昇華は、4レベル3つで+24(笑)
GM:かむかむ。(笑)
響:#151c4+24
●ダイス:Hibiki:151c4+24=101(5,3,4,3,4,3,2,6,1,4,4,4,6,1,5,5,4,4,2,1,2,
3,1,5,2,2,4,5,5,5,4,4,2,5,1,1,6,3,6,2,4,5,3,1,4,3,6,3,2,3,3,4,6,2,5,2,4,
3,6,6,5,2,2,3,3,5,3,4,6,5,5,6,4,5,6,5,6,3,4,1,5,3,4,2,3,1,6,5,3,2,5,6,6,
2,6,2,1,2,3,1,5,4,2,2,3,2,5,1,6,2,4,4,4,4,2,2,5,6,5,1,5,4,2,1,2,4,5,5,6,
1,5,6,3,4,1,1,1,3,4,6,2,4,1,1,2,4,1,6,2,6,4)+24= 125
響:よし、鳴った(笑)
魅亞:りーんごーんりーんごーん〜♪
響:「まず、一撃目ッ!」 ダメージ145(重)から減らしてくれ(笑)
GM:…死ぬわぁっ!?(笑) 重傷ゲージが全て埋まりーの、他に割り振りーの…ぐう。死亡ゲージ埋めます。(とほり)
GM:まあ、回避判定する必要も。(笑)<一撃目
響:そして、振りぬいた呪法剣のモーメントを利用して、空中でAMBAC風に一瞬で振り向く!
響:ふはは、こんな空力無視した機動、天使兵でなければシュネルギアしかできまい!
響:そして、その一撃は――ケンプファーよりも、速い!
響:ロゴス8で《接合》と《連撃》
響:基本26−呪法剣5+《演説》80=101個。これにロゴスをどかーんと57つぎ込んで。
響:ダーザイン昇華は、5レベル2つで+20(笑)
識:「……勝った、な」(笑)
響:#158c4+20 うらあああああああああああッ!!
●ダイス:Hibiki:158c4+20=107(6,3,1,3,4,4,4,6,2,6,1,5,5,4,1,5,2,2,2,4,2,
1,4,5,1,2,3,4,1,2,3,3,1,6,5,6,2,6,3,6,5,6,3,6,3,4,4,3,6,1,3,2,4,3,1,5,4,
4,1,1,5,3,3,4,5,2,2,4,2,5,3,2,3,2,6,4,2,6,3,3,4,6,2,4,3,4,1,4,3,3,4,6,3,
3,3,5,2,3,3,1,4,2,5,2,5,1,4,2,4,4,3,5,2,1,5,6,5,2,5,6,2,4,6,2,4,3,5,6,3,
5,2,6,6,1,6,4,3,1,3,5,2,5,6,6,6,6,5,6,4,6,1,2,3,4,6,2,1,6)+20= 127
響:ダブル福音!!(笑)
響:んで、ロゴス使い切った(笑)。
GM:りーんごーん♪(笑)
響:アガペーは631なので、大丈夫さ(笑)。
魅亞:りごろーんりごろーんりごろーんりごろーん(音が重なって鳴っている表現(笑)
響:返す一撃で、主天使の首を切り落とそう。
響:ちょうど、ケンプファーを機体ごと回収できるように……行けッ!
GM:空力を…物理法則までもを無視した、呪法剣の連撃。その刃は確実に、主天使とケンプファーの霊的結合を断ち切った。
響:「おおおおおああああああああああッッ!!」(裂帛の気合)
GM:堕ちる主天使…落ちる、ケンプファー。機体と半融合した天使の肉体も、塵となって崩れてゆく。
GM:伊音「左腕の出力制御が…拙い、響!マサムネでは回収に間に合わない!」
響:「……魅亞ッ!」
魅亞:「任せて!」(赤ブースト一杯で一直線に回収に)
GM:海面すれすれを這うように飛ぶ、空我。波に衝突したカタナが、カウンターソードが、ラックから剥落してゆく。
識:「大丈夫。届くさ……差し伸べられた手は」スクリーンを見遣って
魅亞:「空我お願い!!!」(機体の限界ギリギリの動き。海面すれすれ受け止めると反転上昇)
GM:海面を切り裂くソニックブーム、舞い上がる水しぶき。
GM:その霧の向こうに、朝日を浴びて。二機は悠然と、空を舞う。
響:「……間に合ったか。任務完遂、ご苦労さん」>魅亞
GM/紅葉:「…天使反応の消滅を確認。7番機中破…ドライバーの生存を、確認しました」安堵に満ちた、溜息。
魅亞:「(息切れした動作しつつ)当然、だよ♪ ひーちゃん☆」
響:「よぅし、帰るか。……瑞穂基地に」
魅亞:「フラグメント・レヒテより管制。各接合部異常発生、右エンジン停止。されど回収は成功なり!これより帰還します!」
識:「状況終了。全機帰投せよ……ご苦労だった、諸君」
魅亞:「アイ・サー!」(片肺の機体の中、回線の向こうへ満面の笑顔を向けた)
GM/彩音:「…ありがとう…なんて言えない、かな」
GM:最後の、その呟きは。誰にも聞かれることはなく…。


■エンディングフェイズ/シーン1 「報告」
 シーンPC:識。

GM/ヴィヴリオ:「遠距離からの制御が不安定ならば近距離から…ということか。簡潔極まりないが、まずまず合理的ではあるな」
GM:一連の出来事の報告を受けても。この大佐は、表情を崩すことなく答えた。
識:「ま、諦めないってのは悪い事じゃないですな。いずれはまともに使える物が出来上がって来るかも知れませんし」
識:「……今回の分のペナルティは、無論、課せられるべきであるとは思いますが」
識:言葉を切ってヴィヴリオ大佐を見返す
識:「で、彼と彼女に関しては、どの様に?」
GM/ヴィヴリオ:「無論。あまり表沙汰には出来んが…それなりの制裁は飛ぶさ」シニカルに、笑う。
GM/ヴィヴリオ:「八幡重工に突き返す…という手段もあるだろうがな。それでは子供の喧嘩と同じだ。それに…」
GM/ヴィヴリオ:「そんなことをしては、子供たちが納得せんだろうさ。鬼札(ジョーカー)として手元に置いておくのも、悪くはない」
識:その答えに、微笑みを浮かべて敬礼。普段とは打って変わってピシッとした「色気のある」礼を。
識:「では、遠岐野少佐、通常業務に戻ります」
GM/ヴィヴリオ:「…ああ。ご苦労だった、少佐。遠岐野准尉にも礼を言っておいてくれ」
識:「はっ。……フリーデン・イン・デァ・ハント」決め台詞にて〆


■エンディングフェイズ/シーン2 「お帰りなさい」
 シーンPC:魅亞。

GM:夕方。瑞穂基地の医務室…そのベッドに横たわる、小柄な少年。
GM:羽村の見立てによると、身体の損傷は軽微らしい。後遺症が残る心配も無い、とのこと。ただ…。
GM/羽村:『若干の記憶障害が見られるね。幸いにして、日常生活に支障は無いけど…人間関係が問題かな?』
魅亞:「……きょうちゃん……」(ベッドの傍ら、お仕着せ姿で座り顔を眺めている。そこにいつもの笑顔はない。)
魅亞:「記憶障害…ボクのこと、忘れちゃったのかな、それとも、他の誰か…?」
GM:何度か目覚めてはいたらしいが。事後処理やらメンテナンスやらで、今の今まで面会時間が取れなかった…というのが実状。
GM:そして、今度は……。
GM/鏡夜:「…姉、さん…?」ゆっくりと、瞼を開く。
魅亞:「あ、え?ボクあーちゃんじゃないよ?」(慌てていつもの笑顔を浮かべ)
魅亞:「それより、ボクのこと、分かるかな?」
GM/鏡夜:「あ…ええと…。………魅、亞…?」
GM/鏡夜:「…違ってたらゴメン。頭の中に残ってる名前…これくらい、なんだ」
魅亞:「…うん♪ ボクは魅亞、キミの、お友達だよ♪」思わず抱きつき。
GM/鏡夜:「あ、ちょっ…あうう…」ぷしー…っ、と。顔が真っ赤に。(笑)
魅亞:「あはは、変わってない、やっぱり、きょうちゃんだよ♪…あ、れ?」抱きついたまま笑っていたがつと瞳から本来おこりえないはずの涙が流れ。
魅亞:「あ、あはは、目の表面の保護剤のプログラムがちょっとおかしくなっちゃったかな、あはは」体はなしてぐしぐしとそれを拭き
GM/鏡夜:「あ、あの…魅亞? その…僕って何か悪いこと…」涙を見て、おたおたと慌てる。
魅亞:「そんなこと、ないよ。嬉しくてシステムにエラーが出ちゃっただけ。こういうのがあるから人形に感情は不要って言われるんだろうね」笑顔ではなく静かな表情で鏡夜を見て小首かしげた。
GM/鏡夜:「人形じゃないよ。魅亞は、僕の友達。…友達、だよ」にっこりと。心の底からの、笑顔。
魅亞:「ありがとう…。えっと、さ、変に聞えるかもしれないけど…おかえり、きょうちゃん」あの最後のとき回線を通して皆に見せたものと同じ、作り物ではない、素直な、人形ではない『魅亞』としての笑顔を、向けた。
GM:何処からか。「医務室はホームドラマの撮影現場じゃないんだけどねえ…」などといったボヤキが聞こえてきたり、こなかったり。
GM:ともあれ…今は“お帰りなさい”の一言を。


■エンディングフェイズ/シーン3 「駆けて行け、あの場所へ」
 シーンPC:響。

響:「くそー、戦闘から無事に帰って来たと思ったら! 翌日からまた稽古かぁ……」(とほほ)
GM:あれから、数日。7番機の処理やらあの“姉弟”の処遇についてやら、色々と動きはあったのだが…それは子供たちの知れることでは、なく。
響:「しかも何なんだ、この重たい荷物は……」(ぶつぶつと石段を登っている)
GM:伊音「ぼやくな、響。ただでさえ、ここ数日だらけ気味だったと言うのに」えっちらおっちら。
響:「俺はだらけてねーって」(だるー(笑))
GM:結局、響と伊音が知ることができたのは。鏡夜は療養を名目として除名。7番機と彩音は登録を抹消…別の基地で“再調整”を受ける、ということ。
GM:伊音「そうか?…心此処に在らず、といった感じだったが。(ぢとー)」
響:「…………」(石段を登り切り、瑞穂市の――基地の方を見ている)
GM:伊音「…やはり気になる、か?」何が、とは聞かない。
響:「いや? ……まぁ、そのな。なんてゆうかさ」
響:「オレは……あいつらを守ってやれたのかな、とかさ」
GM:伊音「それは…私には分からない。だが、強いて言えば…だ」
響:「ん?」(じっ、と伊音を見る)
GM:伊音「お前が、誰かを“守るために”剣を取った。その事が重要なのではないかと…って。…あまり見るな。その、なんだ…少し、困る」ふい、と目線を逸らす。
響:「…………ありがとな、伊音」(ぽつり)
響:「さーってと。ほんじゃあちゃっちゃと始めようか」
GM:伊音「うむ……。…ああ、それと…だ。お前に一つ、言っておくことがある」
響:てい、とその辺に荷物を放り出し、背負っていた木刀を……と。
GM:てきぱきと稽古の準備をしながら。少し早口で、言う。…しばしの、無言。
響:「うん? ……何を?」<言っておくこと>伊音
響:#ちなみに、斜面状の芝生の上なので、地形とか変則的なので道場とは違う環境としてけっこういい感じの場所なのだ(笑)<今居るトコ
GM:伊音「実を言うと、だな。あの後…とは、作戦の終了後だが。瀬村中尉と会って、少し話をした」
響:「彩音サンと?」
GM:伊音「ああ。…お前に一つ、伝言を頼まれている」
GM:再び、無言。言いたい、けど言いたくない。そんな雰囲気の、瞳。
響:「……分かった。じゃあ、今から勝負」
響:「オレが勝ったら、聞かせてくれよ。それでいいだろ?」(笑顔)
響:ぽい、と木刀を一本投げる。
GM:伊音「お前というヤツは…。どうしてこう、妙なところで気が回るのだ」はあ、と。呆れたような安堵したような溜息。
響:「言っとくが、手加減無しだぜ?」
GM:伊音「安心しろ、響。私は…お前には隠し事も、嘘も吐かない。…それでお前が傷付いても、その程度で折れるお前ではない」
響:「う゛、よく分かってくれてる」
GM:伊音「だから、無論。…手加減など、しない」ふっ、と。不敵に、笑う。
響:すぅ、と息を吸い込んで木刀を青眼に構える。……ごくごく自然体、隙だらけにしか見えないが。
響:「さぁてと。……行くぜ、伊音!」
響:…………
響:……
響:んで、お約束どおり伊音の剣を弾いてもいいかな、GM?(笑)
GM:おぅけぃ。(笑) じゃ、木刀を弾いたトコから。(笑)

GM:カーン…!
響:伊音の木刀を弾いて、ひゅん、と喉元に切っ先を突きつける。
響:「…………」
響:「はい、オレの勝ちっと」(木刀を引いて、ぽいっとその辺に)
GM:伊音「…ぐ。お前に後れを取るとは…不覚」
響:「当たり前だって。お前がいつも言ってるじゃんか」
響:「あまり迷うな。迷いは隙を生むぞ。……ってな」(に、と笑う)
響:「今の伊音は、迷い過ぎだっての」(苦笑)
GM:伊音「…まさか、お前に諭される日が来るとはな。悔しいような、喜ばしいような…複雑な心境だ」
GM:やれやれ、と苦笑を浮かべて。…目は嬉しさを如実に表してはいるが。
響:「まぁ、そんな気にするなって。……聞かせてくれるんだろ、彩音サンの言伝」
響:あー、疲れた、という感じに芝生に座る。
GM:伊音「ああ、約束だからな。…とはいえ、極々短い伝言なのだが」
GM:息を整え。響の隣に腰を下ろす。
響:伊音の方に何となく視線を向けづらくて、空を見てる(笑)。
GM:伊音「『ありがとう、ごめんなさい。…また会おうね』、だそうだ」
響:「……は、ははは。何だそりゃ?」(少し笑って、大の字に寝転ぶ)
GM:それだけを言うと。じっと、懐中時計の文字盤に目を落とす伊音。
響:「ンなの当たり前だっての。だってオレが……オレたちが助けたんだぜ、鏡夜をさ?」
響:「あーあ、期待して損しちまった!」(軽口を叩いているが、満足げな顔)
GM:伊音「…本日13:00時。瑞穂基地、第二格納庫の輸送ヘリ」ぼそり、と。小さいが、よく通る声。
響:「…………」(聞こえなかったフリ)
GM:伊音「期待外れかどうか、どんな意味か。…知りたければ、本人にでも聞いてこい」
GM:青空が眩しいのか。目を細め、遠くを見るような瞳で。
GM:ちなみに。現状、12:00くらい(笑)
響:基地まで、徒歩で一時間?(笑)
GM:正解(笑)
GM:伊音「…さて。ここで一つの選択だ、響」傍らの包みを膝の上に置いて、不敵に…いっとう不敵に微笑む。(笑)
響:「…………ん?」(なーんか背筋が寒いぜ(笑))
GM:伊音「刻限まであと一時間。基地までは急ぎ足で歩いて一時間。そして、今は丁度昼。腹が減っていないか?」
GM:滅多に見せない最上の微笑み。…目はちっとも笑っていないが。(笑)
響:「そういやぁ、腹が減ったなぁとは思うけど……はッ」(はた、と気付く)
響:「うぁ伊音、それってもしかして……」(だらだら)>膝の上の包み
GM:伊音「いわゆる弁当というものだな。腕によりをかけて作ってみた。美味いぞ?」
GM:ずずい。10cmほど迫る。
響:「うあぁあぁあああ……」(だらだらと冷や汗が)
響:んが、ここでふと肩の力を抜いて。
響:「なぁ伊音。……握り飯入ってるよな、それ?」
GM:伊音「うむ。ヤシマ人の弁当といえば、握り飯に決まっていよう」
GM:心なしか、声が弾む。
響:「じゃあ、今はそれだけくれねえか。……他のは、後で全部食う。腹壊しても何があっても、絶対に、絶対にだ。だから……だからさ、その」
響:「……すまん!」(がばちょ、と頭下げる)
響:#ちなみに、夏場だからだぞ?<腹壊しても
GM:伊音「…私とて、進んでお前を困らせようとは思わん。…ほら、持って行け」
GM:ぽい、と。握り飯を何個か入れた『別の包み』を放ってよこす。
響:「さんきゅ伊音。……後で何か、奢っちゃる! 悪ィ!」(包みを受け取りつつ、そこまでの伊音の配慮には気付いてない(笑))
響:んで、基地までダッシュ開始。……ううう、切ねえ(笑)
GM:伊音「…莫迦者! 阿呆! この…鈍感っ!」数瞬の沈黙の後、そんな叫び声が聞こえてきて…。
GM:そろそろエンドで。締め、どうぞ。(笑)
響:んじゃあ、街角を走る転校生の如くおむすびをくわえて走る走る。
響:ちょっとしょっぱいかなー、とか。でもきっと、伊音は許して……くれねーだろうなぁ、とか思いつつ。
響:でも、間違ったことはしてない。と妙に確信して、青い空の下を走って行くのだ。最後の別れのために。
GM:夏。青い青い空、高い高い雲。迷い続ける、人間たち。
GM:別れと出会いを繰り返しても。少年たちの夏は―終わらない。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending
 

■アフタープレイ

【経験点計算】
 橘響@相馬斉遠:5点
 魅亞:93式8-8甲@風騎士:4点
 遠岐野識@Ray:5点
 GM@しんごろ:14/3+1=5点

【雑感】
 7番機としてケンプファー乗りの姉弟が登場、しかし……というシナリオ。これまでのシナリオを伏線としつつ、哀しき運命を背負わされた姉弟と瑞穂基地のメンバーとの触れあいが描かれた、と書くと聞こえはいいが、実際には響がヘタれてたり、魅亞がほえほえだったり、識がのほほんだったりとてんやわんや。まぁ、これもエンゼルギアの楽しさの一端かしら、と思ったり。
 しかし、ここで重要なのが回収された伏線となるセッションと、このセッションのGMとが違う点。こういう連携が決まるのがTRPGのほんとうにいいところー。彩音さんと鏡夜くんのペアも、いずれ何らかの形で再登場する、かも。
 個人的には、伊音分の大量摂取が行なえたシナリオでもありました。特にエンディングの伊音の可愛いこと可愛いこと……(はっ、と我に返る)。いやほんとありがとうございますm(__)m


エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠