エンゼルギア研究所
†Testify Your Own / Angel Gear†

■サイト内検索

- Powered By Google -


■はじめに

■メインコンテンツ
研究所掲示板
エンゼルギア考察
▼天使大戦用語集
▼巫女ナビ推進委員会
TRPG用データ集

■オンラインセッション

■その他

Written by Japanese ONLY
(C)2003-2012 Souma-Seien.
All Rights Reserved.
back to Main

(C)2003 Inoue Jun'ichi
/ FarEast Amusement Research Co., ltd
(C)2003 ENTERBRAIN,INC.
(C)RUNE

Last Update/2012.02.05


◇ 第12話『我が身を礎に、扉を開く鍵とならん』◇

「さぁどうぞ崇史さま。だいじょうぶです、覚悟はできて……じゃなくて、ええっと、こういう場合は?」 ――司鏡紀央
 

シーン1/シーン2/シーン3/シーン4/シーン5/シーン6
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■ミドルフェイズ/シーン1 「求めるもの」
 シーンPC:刀真。

GM:瑞穂基地、格納庫。
GM:撃墜された5番機は、ケージに収容されオーバーホール中。
GM:機体の中枢部がぐだぐだに溶け……よくもまぁこれでV機関とコクピットブロックが無事だったな、と思えるほど状態が酷い。
刀真:「…ゴメンな。また、酷い目に遭わせちゃった」シュネルギアの足元に佇み、見上げる。
崇史:「これは……よく無事だったね、刀真」マサムネ2を見上げつつ呟き
刀真:「うん…。メイリィも僕も無事だったけど。…この子にはまた、大怪我させちゃった」たはは…と、力なく笑う。>崇史
GM/中島:「おゥ榊のボウズ。こりゃあまた、派手にブっ壊してくれたな、ええ?」
GM:整備兵たちをどやす声を止めて、話しかけてくるのは整備班長こと中島のおやっさんだ。
刀真:「あ…すいません。普段から迷惑かけてるのに、また壊しちゃって…」腕部への負担が尋常ではない5番機。(笑)>中島
GM/中島:「だがまぁ、……こいつとタン嬢ちゃんには感謝しとけ。嬢ちゃんの硬気功とケルンがなけりゃ、今頃お前ェ、墓場送りだったかも知れねえぞ」>刀真
刀真:「一発ビシっと決めて、普段負けっぱなしなのをひっくり返す…って思ってたんだけど。…いっつもいつも、助けられてばかり…だな」はあ、と溜息。
崇史:「悔しいな。僕も出る事が出来てれば……」
GM/中島:「ふゥん……トラバントジステムの不調か」
GM/中島:「あればっかりは、俺もよく分からねェからなぁ……」(ぽりぽり、と頬を掻く)>崇史
オスカー:資料を脇に抱えて、格納庫に登場
オスカー:「トウマ、怪我は無いと聞いたが、大丈夫か?」
刀真:「は、はい。この通り、五体満足です。…また、負けちゃいましたけど」うなだれ。>オスカー
GM/中島:「ま、見てのとおりだ。ピンピンしてやがるぜ」>オスカー
オスカー:ぽんと、トウマの頭に手を置き
オスカー:「シュネルギアは修理できる。だけど、お前はそうじゃない。お前が無事でよかったよ」撫で撫で>刀真
刀真:「ちょっ…僕、もう14歳ですよ?」恥ずかしがって振りほどこうと。(笑)>オスカー
オスカー:わしわしと、嫌がるトウマを撫でつづけ(笑)
崇史:「……パイロットの換えは利かないもんね。友達の命も、そうだけど」
崇史:オスカーの台詞に、ふと呟き。
オスカー:「おやっさん、各機の修理の時間はどれくらい?」
GM/中島:「そうだなァ。3番機は装甲さえ取り替えればすぐにでも出せるだろうさ」>オスカー
GM/中島:「1番機、2番機はだいぶひどくやられてるな。予備パーツを組み付けるにしても、2〜3日は見積もってくれ」
オスカー:「5番機は?」
GM/中島:「…………」(肩を竦める)<5番機
刀真:「…元に…元気になりそう、ですか?」<5番機>中島
オスカー:「頼みます、おやっさん」
GM/中島:「V機関とフレーム、コクピットが生きてりゃア5番機は再建できる。……ま、ちょっと時間はかかるがな」>オスカー
GM:“修理”ではなく“再建”という言葉を、中島は使った。
GM:それは事実上、5番機を1から組み立て直す、という意味。
オスカー:「………ふぅむ。タカフミ、トラバントの調子はどうだい?」
オスカー:トウマから手をどかし、タカフミと目線を合わせる。
崇史:「シュネルギアの”鬼子”っていう渾名は伊達じゃないって言うか。……僕にも、訳が解らないです」>オスカー
オスカー:「いいかタカフミ、次に仕掛けるときは………お前が主役だ」
オスカー:「それまでに、トラバントを100%にしてくれ………頼む」
崇史:「……はい」
オスカー:肩をぽんと叩く
崇史:出来ますとは言わないし、無理ですとも言えない。微妙な心境
刀真:「座天使への決定打…見つかったんですか?」>オスカー
オスカー:「………あぁ、難攻不落の要塞なんて無い」
オスカー:何も見つかってはいないが、自信満々にそう言う
オスカー:「次の作戦発表を楽しみにしていろ」
オスカー:あ、最後にトウマの肩を叩いて、目を見る
オスカー:「トウマ、お前は心は折れていないな? もう一度あいつと戦えるか?」
刀真:「…やれます。…ううん。無理を承知でお願いします。…やらせてください。僕と、メイリィと…“マサムネ”に」真っ直ぐな瞳。
オスカー:「よし、ならいい。おやっさん、予定通り5番機の再建はお願いします」
GM/中島:「分かった。…………間に合やぁ、いいがな」(ぼそり)
GM:では、シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン2 「手立て」
 シーンPC:オスカー。

GM:ドライクロイツの戦闘記録からすれば、あの天使兵ザフキエルには、およそ砲弾も剣もミサイルも通用しないことになる。
GM:光線兵器を使っているのだから、研究中の陽霊子砲ならあるいは通用するかも知れないが、運用のできるシュネルギア1番機“ヤークト”は中破している上、陽霊子砲そのものがいま瑞穂基地には無い。
オスカー:薄暗い電算室でモニターと睨めっこしている
GM:と、言うわけで情報収集のシーンです(笑)。
GM:手がかりになりそうなNPCを1名指名し、<情報処理>ロールを。難易度は5で>オスカー
オスカー:手がかり…
レイモンド:「調子はどーよー?」ジンジャーエールの缶を持参して差し入れ。
オスカー:「ぼちぼちだよ」
オスカー:缶を受け取って
GM:レイモンドは手がかりにはならないが。一緒に聴きに行くのはOKだ(笑)
レイモンド:「まぁ、こういう訳の判らない状況の時は、長生きしてる人にでも昔話を聞きにいくもんだ(こくこく)」
オスカー:「それ、司令官には言わない方がいいぞ。結構気にしてるんだ、あの人」<長生き
レイモンド:「はて。俺は司令の事も七支隊の隊長の事も言ってねぇぞ?(笑)」
オスカー:出撃したNPCに聞きたいところだが
GM:ふむ。ナビだとセラピア、凍、伊音、メイリィかな。アクシアは出たけど除外(笑)<出撃
オスカー:伊音に聞きに行こう。
オスカー:なぜならば、相馬さんだから!(爆)
GM:ナンだってー!!(笑)
GM:(こほん)では判定をどうぞ。
オスカー:SA≪忠誠≫を使うぜ
GM:使い時だろう(笑)
オスカー:ロゴス3消費
オスカー:#4c3
●ダイス:Oscar:4c3=1(1,4,6,5)= 1
オスカー:≪忠誠≫で4上乗せ、5成功
GM:素晴らしいなぁ。では、舞台は武道場に移る。
オスカー:「イオン、少しいいかい?」
GM/伊音:「……は、リンケ曹長」(頷く)>オスカー
GM:伊音は正座して瞑想していた状態を解き、ふぅ、と息を吐いた。
レイモンド:「おう、これ差し入れ。いつもの減肥茶(核)」>伊音
GM/伊音:「ありがとうございます」(頷く)>レイモンド
GM/伊音:「…………」<ちょっと戸惑いつつ、減肥茶をこくこくと飲む。
GM:ちなみに、その辺に稽古でコテンパンにされた響が転がってるが、まぁ所詮背景だ。気にするな(笑)。
オスカー:濡れタオルをほいっと、響の顔の上に投げておこう
オスカー:とりあえず、レイモンドはスルーしておく(笑)
オスカー:「これは他言無用に頼む。君だから、聞きに来たんだ」
GM/伊音:「……はい」(頷く)
オスカー:「なにか、奴と戦って気付いたことは無いかい?」
オスカー:暗に、奴への対策は見つかっていない、と示している
GM/伊音:「戦って気付いたこと……」
GM/伊音:「そうですね。あれは、何と言ったら良いのか……」(考え込む)
GM/伊音:「リンケ曹長、戦闘記録はご覧になりましたか?」
オスカー:「ああ、穴が開くほどね」
GM/伊音:「あの時……剣を打ち付けた時に、違和感があったと。響のヤツが言っていました」
オスカー:「ふむ………」
GM/伊音:「私たちも、何度か“絶対結界”を持つ天使兵と戦い、倒しております。ゆえに手ごたえの有無から何となくですが、結界と呪法剣のぶつかりあう感覚も分かる」
GM/伊音:「ただ、確かに……手ごたえがおかしかった」
レイモンド:「無敵モードがONになってたんじゃねぇのかね」<手ごたえ
GM/伊音:「これは私の仮説ですが……」(よろしいでしょうか、の視線)
オスカー:「構わない、言ってくれ」
オスカー:響を蹴る、げしっ
オスカー:「起きろ、ヒビキ」
GM/響:「ぐはッ……うあああああ」(げほげほ)
GM/伊音:「!!」(思わず身じろぎ(笑))
オスカー:「起こさない方が、いいかい?」微笑み>イオン
GM/伊音:「…………」(小さく頷く)>オスカー
オスカー:「ヒビキ、もう一度寝ていろ」
オスカー:ごすっ!! と、腹部に踵蹴
GM/響:「ぎゃふん!」
GM/伊音:「リンケ曹長!!」
オスカー:「悪い、起こらないでくれイオン。彼氏は、君が後で看病しておいてくれ」
レイモンド:「さー、少年は仲間はずれだー(ずるずると外の水呑場に引き摺り放置)」
オスカー:「だが、今は君の話のほうが大切だ」
GM/伊音:「…………ッ」(取り乱したことに気付き、押し黙る)
GM/伊音:「はい。分かっております」(頷く)
オスカー:イオンの側に、座る
GM/伊音:「これは私の仮説ですが。……あの天使兵、ざふきえる、と申しましたか」
GM/伊音:「ざふきえるは、2種類の結界を持っているのでは無いでしょうか」
オスカー:「2種類………それは思いつかなかったな」
オスカー:顎に手を当て、考え込む
GM/伊音:「1つ目は、力天使や主天使が持つ“絶対結界”の強化版。そして2つ目が――」
オスカー:無言で促す
GM/伊音:「どういう理屈かは分かりませんが、およそ兵器と呼ばれる類の破壊効果を消す。そんな感覚を受けました」
GM/伊音:「――ヤシマが鎖国に使った、八門結界と似ているかも……?」(顎に指を当てて、考え込む)
オスカー:「………そうか」
オスカー:「ありがとう、イオン」
オスカー:ぽん、とイオンの肩を叩く
GM/伊音:「いえ。……でなくば、我らに斬れぬ敵が居ることが納得できないだけです」(微笑)>オスカー
オスカー:「やはり、彼に主役になってもらうという予感は、正しかったか」
レイモンド:「なら同じ方法で消せるか?(いやに爽やかな笑顔で戻り)」
オスカー:「レイモンド、ヒビキは?」
レイモンド:手には黒マジック(笑)
GM/伊音:「あああ、ああああああッ?!」<黒マジック>レイモンド
オスカー:「………」
レイモンド:「へのつっぱりはいらん人になって寝ている(きっぱし)」
オスカー:「起きる前に帰るか」
オスカー:よいしょっと立ち上がる
レイモンド:「そうだな。専門用語で言うところの逃亡といこうか」
GM/伊音:「わッ、私は専門家では無いゆえそこまでは! ……ッ、響!」(立ち上がり、ぱたたた、と駆けて行く)
オスカー:「イオン、ヒビキ。体調を整えておいてくれ。また出番は来る」
オスカー:そう、背中に呼びかけてからレイモンドと一緒に逃亡(笑)
GM/伊音:「…………」(向こうの方で、何やらどう言っていいのか分からない状態に(笑))
GM/響:「うーっす、任されて。……ん? どした伊音、ヘンな顔だなー」(ははは)
レイモンド:「カカカカカカーッ!」某悪魔超人笑いで退場(笑)
GM:そしてオスカーとレイモンドの背後、武道場が……。
GM:どかーん!!! と大爆発した(笑)。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン3 「擬似八門結界」
 シーンPC:崇史。

GM:さて崇史くん。
GM:紀央との会話シーンになるのですが、場所はどこがイイかね?(笑)
崇史:ど、どこにしよう(ドキドキ(笑))
刀真:校舎裏、校舎裏。(待て)
GM:伝説の樹の下?(笑)
崇史:……では、電波に従って校舎裏で(笑)
GM:マジかよ、夜だぞ時間軸?(笑)
GM:じゃあ、宿舎裏にしよう(笑)。

GM:……夜。
GM:瑞穂基地の宿舎棟に戻ってきた崇史は、妙な気配と音を宿舎裏から察知する。
GM:つーか、がりがり、と地面を何かで引っ掻いているような、そんな音が(笑)。
崇史:「なんだろう……?」
崇史:微妙に何か見当つくんだけど、見に行く(笑)
GM/紀央:「あ、崇史さま? こんばんわきゃああああッ?!」
GM:不意に取り乱す紀央。ちなみに手に持っているほうきは、何故か逆さまだったりする。
崇史:「あの、司鏡さん。こんな夜中に一体何を……?」
GM/紀央:「だ、ダメです崇史さま! そこから動かないで下さいませ!」(つびし! とほうきで指差す)>崇史
崇史:相変わらず突飛な行動をするお姉さんだなーと苦笑しつつ……箒に阻まれるのか(笑)
GM:ちなみに、彼女の足元にはみょうちきりんな文様やら古式文字やらが地面に彫られているような……(笑)
崇史:「……陰陽術の、儀式って奴?」
GM/紀央:「儀式……になるのでしょうか?」(ぽややん、と小首傾げ)
GM/紀央:「ええっと、もうしばらくお待ちくださいませ」(がりがり、とやはり何か書き続ける)
崇史:(いつも突飛な事やるけど、こういう一生懸命なところは……見てて和むなあ)
崇史:暫く、屈んでじーっとその様子を見ている。
GM/紀央:「ふぅ……これで完成です」(頷く)
GM/紀央:「……崇史さま、これを」(不意に、真剣な表情で何かを放る)
崇史:「……とっとっと」受け取って、見てみようかな?<何か
GM:226式拳銃だったりするが(笑)
崇史:「弐弐六式……こんなモノ、一体何に使うの?」
崇史:ジャムらせたら不味いんで、一応セーフティーをかけておく(笑)
GM/紀央:「式にやらせようかと思ったんですけれど、やはり人の手の方が都合が良いものですから」(にこにこ)
GM/紀央:「では崇史さま、撃って下さいませ」
崇史:「…………………誰を?」
GM/紀央:「…………」(にこにこ)
崇史:無言で、紀央の方を指差して答えを促してみるけど(笑)
GM:りーりー、りーりーりー、と夏の虫が鳴く中。
GM:こくん、と頷く紀央。
崇史:「ダメだよ司鏡さん! 幾らなんでも自決は洒落になんないって」
GM/紀央:「さぁどうぞ崇史さま。だいじょうぶです、覚悟はできて……じゃなくて、ええっと、こういう場合は?」(考え込む)
GM/紀央:「とにかく、だいじょうぶですから!」(両拳を握って、力説する)>崇史
崇史:「解った。なんだか解らないけど……」
GM/紀央:「…………」(不意にまた真剣な目で、崇史を見つめる)
GM:正確には、崇史の構えている拳銃の銃口を、か。
崇史:弐弐六式を構え、紀央に向かって、撃つ!
崇史:たーん!
GM:パァアン! と派手な銃声が響く!(笑)
GM:ふ。紀央がサイレンサーなんて上等な発想をすると思うかね、崇史くん(笑)。
GM:ま、それはそれとして。
GM:………………
GM:…………
GM:……
GM:信じがたい光景を、崇史は見た。
GM:紀央の手前、だいたい1メートルくらいの場所で、銃弾が空中で静止している。
レイモンド:「……おうおうおう、なんだなんだ今の銃声は」ひょっこり茂みの中から登場。
崇史:「れ、レイモンドさんっ!」びくぅっ!!
レイモンド:「…………」状況を見る。
レイモンド:「…………」銃口の硝煙も見る。
レイモンド:「…………」肩ぽん。
レイモンド:「……お兄さんがいいお店を奢ってやるから、こういう真似はしない方がいいぞ(激しくうんうん)」
GM/紀央:「やっぱり、そういうコトだったのですね!」(うんうん、と頷く)
崇史:「あの、司鏡さん。状況……解ってる?」冷や汗が頬を伝う〜。
オスカー:「紀央、君の言っていた説が実証できたようだね」
オスカー:木陰から、ビデオカメラ片手に出てくる
GM/紀央:「はい。実験は大成功です」(頷く)>オスカー
GM/紀央:「草薙さまの仰っていたことが、これで実証されたと思います」(嬉)>オスカー
オスカー:よしよし、と紀央を撫でる
崇史:「……これはその、司鏡さんを殺そうなんてつもりは全然なくて! あー、どう言ったらいいんだっ!!」
オスカー:「レイモンド。タカフミをからかうのはそれくらいにしておけ」
レイモンド:「あーわかったわかった。まぁ落ち着け(ちょっぷ)」>崇史
崇史:「へぅっ!(チョップ食らい)……ど、どういう事です?」<データとか
GM/紀央:「おそらく、今のデータを解析すれば、座天使の持つ……ん、ええっと?」
オスカー:「“擬似八門結界”だね」
GM/紀央:「は、はい。それです。リンケさん!」(こくこく)
オスカー:「座天使級コードネーム『ザフキエル』の結界構造についての、実験だったんだよ」>タカフミ
崇史:「……そ、それならそうと言ってくれれば」へなへなと座り込み(笑)>オスカー
オスカー:「いやぁ、悪い。俺は、キオが君に話している…と、レイモンドから聞いていたから」
レイモンド:「面白くないじゃないか(きぱーし)」<言っておいたら
レイモンド:「そう全ては俺の所為だ。俺を憎め、崇史少年! そしてその憎しみを、八つ当たりに変えてザフキエルにぶつけるんだ!」きらきら瞳で(笑)>崇史
オスカー:げすっとレイモンドを蹴り飛ばす
崇史:「と、とにかく……これが成功したって言う事は。ザフキエルの防御壁も破れるって訳ですねっ?」
崇史:何だか気恥ずかしくなって、早口で捲くし立てる崇史(苦笑)
GM/紀央:「はい、そのとおりです崇史さま!」(嬉そうに頷く)
GM/紀央:「あれが八門結界に似たものであると分かれば……分かれば……」(えへへ、と笑って誤魔化す)
GM/紀央:「リンケさん、実験データがまとまりましたら、わたしにも見せて頂けますか?」
オスカー:「ああ、明日には纏めておくよ」>キオ
オスカー:「帰るぞレイモンド。二人きりにしてやれ」
オスカー:ずりずりと、レイモンドの襟首を引っ張る
レイモンド:「いや〜っ、情報部の特別尋問室はいややぁ〜っ(ずりり)」
オスカー:げしっげしっ!
崇史:「でも、こういうどっきりはこれっきりにしてよ、司鏡さん?」
GM/紀央:「……はい。ごめんなさい崇史さま」(ぺこりん)
GM:そうして、崇史は確信する。
GM:たぶん紀央は、いずれすっかりこんな約束も忘れてしまうのだろうと……。
GM:では、シーンエンドです。


■ミドルフェイズ/シーン4 「汲み交わす葡萄酒」
 シーンPC:レイモンド。

GM:深夜。瑞穂基地の食堂。
GM:席に着いているレイモンドのところに、ワイン瓶を持って現れる七支隊のマリ。
レイモンド:「よぅ。どうした、こんな時間に」
レイモンド:咥えていただけの煙草の先を、ぴ。と上げて。
GM:周囲に灯りはほとんど無く……。
GM/マリ:「んんー? 奢ってくれるんじゃなかったのかい、大将」>レイモンド
GM/マリ:「せっかく、とっときの持ってきてやったのにサ」
GM:どかっ、とレイモンドの隣に座るマリ。揺れる爆乳が月明かりに白く浮かんで、ひどく艶かしい。
レイモンド:「悪い、今夜にするとは思ってなかったんでな。今度同じのを2本買ってくるさ」
レイモンド:義手の指をパチン、と鳴らす。散った火花で煙草に火を着ける。
レイモンド:「もうバレてるから正直に言うが、相当の怖がりでね。一人じゃ寝られなかったのさ」
GM/マリ:「…………ふゥン?」
GM/マリ:「そーしてくれると嬉しいねエ」(にかッ、と笑って)
GM:とくとくとく……とワイングラスを2つ。
GM/マリ:「で、どーなのサ。戻ってきてから随分悪さしてたみたいじゃない?」
GM/マリ:「まーアレだね。小娘どもがきゃいのきゃいの煩いったらありゃしなかったよ」(笑)
レイモンド:「じゃ、生きて戻れた事と、美味い酒に乾杯(ちぃ……ん)」
GM/マリ:「かんぱーぃ」(ちぃ……ん)
刀真:こう、誰かを探してるよーな感じでそーっと食堂覗き込んでもイイですか。(笑)<登場>GM
崇史:上に同じく(笑)<登場
GM:OKさ(笑)>子供たち
刀真:ういは。(笑)
GM/マリ:「そンで。何か手立てでも見つかったんだろ?」
レイモンド:かくかくしかじか、と知ってる事は話す攻撃。
GM:あ、話された(笑)。
レイモンド:「……共和国のワインなんざ、この国で飲めるとは思ってなかったんでな。美味い酒の礼だ」
GM/マリ:「…………やっぱり、分かるかい?」<ワイン>レイモンド
GM:しかし、マリは状況をあんまり分かって無いようだ(笑)。
GM/マリ:「結界ねえー。二重になってると何かイイことでもアンのかい?」
レイモンド:「そうさなぁ……殴られても痛くないってのは相当にいい事だと思うけどな。殴ってる俺たちからすりゃあ、とんでもねぇ話だよ」
GM/マリ:「だよねェ……っと、やってらんないヨゥ」
GM/マリ:「ベティや隊長も何かゴソゴソやってるしさァ……どーもあぁいうのって難しくってわかんねーってノ!」
崇史:「中島班長、どこに行ったのかなあ……?」などと言いつつ、食堂に足を踏み入れますか。
刀真:「ええと…ここには……」ひょこ、と食堂覗き込んで。それを気付かれること所望(笑)>レイぽ
GM:マリは酔っ払ってるのか、お子様たちには気付かない(笑)。
レイモンド:で、食堂の入り口の少年たちに気付く(笑)
GM/マリ:「? どうしたんだい?」>レイモンド
レイモンド:「そこで見てる少年たちがな。後学の為に、大人のデートでも見せてやろうかと思ったところさ」>マリ
GM/マリ:「あはッ、あはははははッ」
刀真:「…すすすす、すいませんっ!失礼しましたっ!」色眼鏡越しでも分かるくらいに目を白黒させて、走り去ろうとして転倒。(笑)
崇史:では、刀真にぶつかってさらに転倒(笑)
刀真:「のうぁっ!?」崇史に押し潰され気味。(笑)
崇史:「あたたた……からかわないで下さいよ、レイモンドさん」突っ伏したままで
GM/マリ:「あはははははははははあははははははっッ!!」(お腹押さえて大笑い。何かツボに入ったらしい(笑))<コケる子供たち
GM/マリ:「いーよいーよ。ボーヤたちもこっち来なー」>刀真&崇史
刀真:「あうう…。…そ、それじゃお言葉に甘えて…」崇史引っ張り上げ。(笑)
崇史:「僕ら、お邪魔じゃないのかなぁ……」言いつつ、マリの勢いには逆らえないで
GM/マリ:「ほぅれ、呑みなー」(ケラケラ笑)<グラス出す>刀真&崇史
刀真:「あの…僕ら未成年なんですけど…」たじろぎ。(笑)>マリ
レイモンド:「ま、座れ少年諸君。いい事を教えてやろう」>崇史&刀真
崇史:「い、いい事ですか?」
崇史:借りてきた猫のよーに、もしくは受験の面接中の学生のよーに、かしこまり(笑)
刀真:「…なんか嫌な予感がします。ええ」(笑)<いいこと
GM/マリ:「気にしないー気にしない! オトコのコがそンなちっちゃいコトでどーするのサ!」>刀真
GM/マリ:「それともアレかい? やっぱアレもちっちゃいとか。あはははははッ!」
レイモンド:「帝国に、まだ貴族社会が残ってた頃の風習だ。出陣前には、皆で酒を飲み干して、杯を割って戦に出たってぇ話があるのさ」
レイモンド:「だから今回は一杯だけ、俺も許す。飲んでけ」にこにこ。
GM/マリ:「おー、レイモンドはいーこと言うねェ」(うんうん、と頷く)
GM/マリ:「ま、ここには1人も居ないけどサ」(あはははは)<帝国人
刀真:「……ああ、もうっ!この人たちは…っ!」ふるふると拳震わせ…た後、ちょっと溜息。
崇史:「……女の人は、お酒ぐらいぐっといく男の方が好きなんですか?」真面目に
レイモンド:「雰囲気にもよるだろ、そりゃ。ちびちび飲むのが美味い酒もある、馬鹿飲みと馬鹿騒ぎが似合う酒もあるさ」
GM/マリ:「呑めないオトコなんて男じゃないねー」(極論)>崇史
崇史:「……椎名崇史、いきますっ」
崇史:何かを決心したのか、コップを掴んでぐいっと呷る(笑)
刀真:「た、崇史っ」おろおろ。(笑)
GM/マリ:「あはははははは、かーんぱーイ!!」
レイモンド:「じゃ、いくか。Prosit!」
GM:きゅぽん、と一気に無くなるマリのグラスの中身。
崇史:「なかなか、おいしひ……あれ、おしひい……あれ、あれれ?」
崇史:急にアルコールを摂取したせいか、ろれつが回らなくなって来ている。
GM/マリ:「んんー? どーしたボーヤ?」(笑)
刀真:「ああ、言わんこっちゃない…」崇史をガクガクと揺さぶってみる。(笑)
崇史:「あれ、あれれれれ……」
GM/マリ:「…………」
崇史:そのまま、マリの胸の中へ倒れ込んで眠るのを希望(笑)
刀真:じゃ、勢い余ってマリの方に突き飛ばしたってコトで。(笑)
レイモンド:「……あ。取られた」(爆)
GM/マリ:「どうだい? ボーヤの彼女とはダンチだろ?」(そっと耳元で囁く)>崇史
GM:うりうり、と爆乳に崇史の頭をぐりぐり。
崇史:「ふにゃあ……しかがみひゃん……」
崇史:そのまま、ぐてーっと眠りに落ちていく(笑)
GM/マリ:「このまま絞め殺してやろうかねェ……?」(くすくす)
GM/マリ:「そっちのボーヤはどう思ウー?」>刀真
GM/マリ:「ボーヤの彼女も洗濯板だけどサ。あはははははッ!」(けらけら)
刀真:「…あの、質問に質問で返すのってずるいかもしれないんですけど。…聞いて、いいですか?」レイモンド、マリ
レイモンド:「ん? 何かな」>刀真
GM/マリ:「聞いてごらん、ボーヤ?」
刀真:「お二人にとったら、くだらないことでしょうけど。…やっぱり、負け続ける男ってのは避けられるんですかね」目の前のグラスの水面を、じーっと見つめる。
刀真:「あ、いや、その。先の作戦以来メイリィとマトモに口聞いてないから不安だとか、そんなことはコレっぽっちもないですからっ!」早口でまくし立て。
GM/マリ:「…………」(ふゥ、と吐息。どこかデキの悪い弟を見る姉の目)>刀真
レイモンド:「負けてそれっきり死んじまう男よりはいいだろ。それに、生きてるって事は完全には負けてねぇって事さ(くいーっ)」
GM/マリ:「アタシも同じ。……これは隊長の受け売りだけど」
GM/マリ:「どんなに戦果をあげることより、まず生き残れ。それが私たちの勝利だ。それ以外にどんな名誉や賞賛が要る? ……ってサ」
刀真:「生きているってことは、その意味がある…ですか?」自分なりに理解したつもりで。
GM/マリ:「うちの隊長は凄いぜー。あれで40年戦役の生き残りだからねェ」
レイモンド:「では榊刀真少尉。先任士官として、貴官に命ずる」
刀真:「は、はいっ」背筋伸ばし。
レイモンド:「崇史少年を部屋まで送った後で貴官のナビゲータ、タン・メイリィ嬢とコミュニケーション不足を埋めて来る事。なお、この場への帰還は不要だ。二人っきりで飲ませろ」(笑)
GM/マリ:「うんうん、それがイイね!」(あははははっ)
刀真:「あ、ええと……(想像)(夢想)(妄想)……失礼しましたっ!榊少尉、行ってまいりますっ!」マリから崇史ひったくって、全力ダッシュで走り去る。(笑)<二人っきりで飲ませろ
レイモンド:「……さて、お邪魔虫も消えたし」
GM/マリ:「やれやれ。とんだ邪魔が入っちまったってねェ」(頷く)
GM/マリ:「そんじゃ、呑みなおしに行くかい、中尉?」(にま)
レイモンド:「夜は長いさ。次は俺の行きつけにしようか?」席を立つ。
GM/マリ:「さんせーい!」同じく
GM:で、シーンエンドと。


■ミドルフェイズ/シーン5 「託されるもの」
 シーンPC:刀真。

GM:翌朝。
GM:結局、刀真はメイリィの部屋に行こうとして……女子寮に足を踏み入れること叶わず(笑)。
GM:あの撃墜以来、いまこうして初めて、武道場でメイリィと相対している。
GM/メイリィ:「…………」
刀真:(…そりゃ、あんなあからさまに監視カメラ付いてりゃさっ!?)心の中でつっこみ。
GM/アクシア:『不純異性交遊は、だめだめよー!』(笑)<監視カメラとか
GM:#もち、アクシアはここに居ないけど(笑)
刀真:#居たら困る、色んな意味で。(笑)<大尉
GM/メイリィ:「覚悟は、いいアルか……刀真?」
GM:す、と僅かに腰を落とすメイリィ。……これは、のっけから本気だ。
刀真:「…オーケィ。いくよ、メイリィ」軽く構え。攻め受けより、流すことを念頭に置いた。
刀真:セオリーどおり、やられることを所望。(笑)>GM
GM/メイリィ:「破阿阿阿阿ッッ!!」
GM:ずどん! と鋭い踏み込みからの連撃!
GM:続けて脛と肩を狙った手足同時攻撃!
GM/メイリィ:「フ……だいぶマシになったアル、刀真!」
GM:どががががががッ! と拳と拳、脚と脚が打ち合う音が武道場に響く。
刀真:「っく…!そりゃ、僕だって変わらないわけじゃ…!」受け、払い、流し。だが、迷いは拳に現れる。
GM/メイリィ:「…………」(一瞬、瞳が哀しそうに揺らぐ。だが)
刀真:その一瞬を狙って、攻めに転じ…拳が、空を切る。
GM/メイリィ:「崑崙八仙拳――園水破ッ!!」
GM:だぁん! と道場を揺るがすような踏み込み。
刀真:「な…しまっ…!」拳を振り抜いたところで、無防備。恐ろしく重い一撃をマトモに食らう。
GM:刀真の胴に突き刺さるような、メイリィの組み合わせた両拳が!
GM:どかぁん!! ごろごろごろごろ……。
GM/メイリィ:「…………」
刀真:「っく…う…」どさ…と。壁に背をぶつけて、反動で少し吹き飛んで。畳の上に大の字に倒れる。
GM/メイリィ:「…………(はっ)」<我に返った
GM/メイリィ:「だっ、大丈夫アルか、刀真ー」(とてててて、と駆け寄り)
GM/メイリィ:「ううう、ごめんなさいアル。ちょっと、ほんのちょっとだけ本気出し過ぎたアルよ……刀真、刀真ー?」(ゆさゆさ)
刀真:「…ん、大丈夫。メイリィは…うん。少しだけ、元気になってくれたみたいだ」笑顔を浮かべ…ようとして、背中の痛みに顔をしかめる。
GM/メイリィ:「……元気が無いのは、いつも刀真の方」(ちょっと安心)
刀真:「そう、かな…? …うん、なんか…いつも皆に、そう言われてる気がする」
GM/メイリィ:「だいじょぶアル! 中島の親父サンも、ちゃんとあのコ直る言ってくれたアル」
GM/メイリィ:「だから、刀真も……その、元気出すよ?」
GM:ふと、近づいてくるメイリィの顔。
GM:心なしか、彼女の頬が上気しているような?
刀真:「…たまにさ、言われるんだ。お前も軍人なら、自分をしっかり持て。あの兵器を動かせるのはお前らだけなんだ…って」
刀真:近付く、紅の瞳を、色眼鏡越しに見つめ。
刀真:「確かに、僕らは軍人で…シュネルギアは兵器だ。…でも、それってさ。誰かがそう見ているから、そう呼ばれるってコトだと、思う」
GM/メイリィ:「刀真は刀真。ワタシはワタシ。そんなコトは勝手に言わせておけば良いよ……」
刀真:メイリィの其の言葉に、深く頷く。
GM/響:「やー。派手な音だったなぁ。だいじょぶか刀真……」(はた)
刀真:「だから、僕は…って。……いぃいいいいいいっ!?」何かを言いかけて、絶叫。
GM/メイリィ:「わきゃあああああああああッッ?!!」(ずざざざざざッ、と刀真から飛び跳ねるように離脱)
GM/響:「お前ら……そーゆうのは、時と場所を選ぶべきだと、オレは思うぜ。うん」
刀真:(笑)
GM/伊音:「ん? どうした響、榊が怪我でもしたのか?」<遅れて入ってくる
刀真:「響…君ってヤツは…君ってヤツはぁぁぁぁぁっ!?」ぱっと距離を詰めて、響の首掴んでガクガク。(笑)
GM/伊音:「……どうやら大事無いようだな。重畳だ」(頷く)>刀真
刀真:「…うん、まあ。…メイリィのおかげ、かな」頷き返す。
GM/響:「ナンだよ。人がせっかくイイ話持ってきてやったってのに!」(笑)
刀真:「…いい話?」さっと手を離す。(笑)
GM/響:「ああ。“マサムネ”だけどな。直ったって親父っさんが」>刀真
GM/伊音:「最終調整を行なうので、格納庫に来てもらいたいとのことだ。無論、タン少尉も一緒に」
オスカー:「トウマはいたか、ヒビキ?」
オスカー:後ろから現れる
GM/響:「あー。ばっちり予想通りに」>オスカー
GM/響:「メイリィにヤられてましたぁ」(笑)
刀真:「本当!? …ああ、良かった…って。…オスカーさん?」名前で、呼ぶ。
オスカー:「聞いたとおりだ、トウマ、メイリィ」
刀真:「はいっ! 了解しました!」ぴ、と背筋伸ばして。
GM/メイリィ:「良かったアルね、刀真!」(抱きつき)>刀真
刀真:「行こう、メイリィ。主任たちにお礼言わなくちゃ…って…」じゅ〜…ぼっ、と紅潮。(笑)
GM/メイリィ:「ささささ、早く格納庫行くアルよ! ボサっとしてる暇、無いアルね!」
GM:ぐいぐい、と刀真の腕をお構いなく引っ張るメイリィ(笑)
オスカー:「中島のおやっさんと、アカネちゃんに、礼を言っておくんだぞ」
オスカー:それと、と呟き
オスカー:ひょいっと打ち身の塗り薬を投げる
オスカー:「メイリィに塗ってもらっておけ。忙しくなるんだ、怪我を治している暇は無いぞ」
刀真:それを空中でパシ、と受け取って。<薬
刀真:「…ありがとう、ございます」二重の意味を込めた、礼。
刀真:メイリィに半ば引き摺られるようにして、駆け出してゆく。
GM:では、悪いが刀真とメイリィは退場で(笑)。
刀真:いえっさー。(笑)
GM:ちょっとだけ、オスカーも居るし続ける(笑)。
オスカー:お、おう
GM/響:「やれやれ、単純なヤツ……(笑)」>見送る
オスカー:走っていくトウマの背を満足そうに見る
オスカー:「そう言うなヒビキ、お前だって似たようなもんだろ」
GM/響:「オレは、まぁ少なくとも昨日の今日でアレが直ると信じ込むほど単純にゃできてねえですって」>オスカー
GM/伊音:「…………」
オスカー:そこでふっと、表情が翳る
オスカー:「だがこれで、ようやく準備が整ったな」
GM/伊音:「…………はい」(ちょっと俯いてる)<準備
オスカー:「ヒビキ、イオン」
GM/響:「ん?」
GM/伊音:「…………」(悔しそう)
オスカー:「近いうちに作戦の説明があるから…詳しいことはその時に言うが」
オスカー:そこで唇をぐっと結び
オスカー:「君たちの命を預けてくれ」
オスカー:「そう、頼むことになる」
GM/響:「うはー、そりゃ怖いね。……刀真たちにゃ、頑張ってもらわねーとなぁ」
GM/伊音:「分かっております、リンケ曹長」
オスカー:目を瞑り、開く
オスカー:「頼む………」
GM:では、シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン6 「決戦前、その決意」
 シーンPC:オスカー。
全員登場済

GM:その日の10:00を期して。
GM:瑞穂基地のブリーフィングルームに、座天使ザフキエルを討つべく選ばれた戦士たちが集められた――。
GM:その場に居るのは、刀真、メイリィ、崇史、紀央らギアドライバー/ナビゲーター陣。
オスカー:「諸君らに集まってもらったのは他でもない」
刀真:「………」ぎゅ、と拳を握り締めて清聴。
GM:レイモンド、七支隊、ズィーガーといった戦闘機乗りたち。
オスカー:「座天使、コードネーム『ザフキエル』」
レイモンド:椅子に浅く腰掛けて、ゆったりと静聴。
GM:そして――。
GM/ヴィヴリオ:「…………」(オスカーの説明を黙って聞いている)
GM/アクシア:(こくん、と頷く)>オスカー
オスカー:「我々が一度敗北した難攻不落の要塞だ」
オスカー:「だが、我々は一度殴られて黙っているほどお人よしか?」
オスカー:だんっと壁を叩く。冷静なこの男には珍しく。
崇史:「殴られたら、殴り返せ……そういう、事ですか」
オスカー:「倍にしてな。それが帝国軍人だ」
オスカー:タカフミを見て
刀真:「僕らの命の…いえ。僕らの意志の見積もりの甘さを思い知らせてやれ、と」
GM/アクシア:「…………」(微笑して、頷く)
レイモンド:「(´ー`)y-~~」 殴られたのは俺じゃないもん的のんびり感あふれる態度(笑)
オスカー:「作戦を説明する前に、言っておくことがある」
オスカー:「今回の作戦は、非常に危険なものだ。よって、特例として参加拒否権を諸君らに与える」
オスカー:「命を、預けてくれ」
オスカー:「でなければ、勝てはしない」
オスカー:一同をグルっと見る
GM/エステイン:「…………フ」(何を今さら、と僅かに唇が笑う)
GM/ズィーガー:「命など安いモノだ。……特に俺のは」(頷く)
レイモンド:「危険? この任務が?」
オスカー:「君にしてみれば、女子寮に忍び込む方が危険か、レイモンド?」
オスカー:そこで、笑う
レイモンド:「おいおい、この程度のピクニックが危険なら、夜中のコンビニの買出しも行けないぜ(´ー`)y-~~」
崇史:「死ぬのは嫌です。……でも僕は、ここで死ぬつもりはないですから」
崇史:「護りたい人がいる。だから、行きます。行って、勝ってきます」>オスカー
刀真:「…戦うのも死ぬのも怖いですよ。けど…けど」
刀真:「戦わずに逃げ出して、今までの戦いが…亡くした命が、死なせてしまった人が無意味になる方が、ずっと、怖い。だから…この命、預けます」
オスカー:皆の返事を聞き、にぃっと不適に笑う
オスカー:「では作戦を説明する」
オスカー:スクリーンに映し出されるザフキエル
レイモンド:義手の指先でぎゅ、と煙草を揉み消して聞き入る。
オスカー:「ザフキエルは、非常に特殊な結界を有している」
GM:パパパパパ、とその周囲に配置される8つの光点<ザフキエル
GM:上下の頂点と、周囲に6つの波打つ点。
GM:それはちょうど、サイコロを横倒ししたようにも見える。
オスカー:「仮にこれを“擬似八門結界”と呼称する」
オスカー:「あらゆる武器、兵器を無効化、無いし緩和する」
GM/紀央:「…………」(こくん、と頷く)
オスカー:「それに唯一、対抗できる兵器がある」
GM/ズィーガー:「シュネルギアに搭載された兵器でも、通じなかった相手にか?」
オスカー:そこでタカフミを見る
オスカー:「椎名崇史!!」
刀真:崇史と紀央を、見る。
GM:紀央も見る(笑)>崇史
崇史:「はい」
オスカー:「気合が足りん、もう一度!!」
崇史:「はいっ!!」
GM:紀央(崇史さま……がんばです、がんばっ)
オスカー:すっと微笑む
オスカー:「シュネルギア:トラバント」
オスカー:「これに搭載されているトラバントジステムは知っているか、中尉?」>ズィーガーの疑問に
GM/ズィーガー:「構想は耳にしたことがある……。エーテルで直接制御する攻撃端末か……ふむ」(何か思い当たったようだ)
GM/ズィーガー:「なるほど、ヤシマの陰陽術は奥深いと見える。聞かせてくれ、曹長」
オスカー:「そうだ、エーテル…ヤシマでは紗と呼ぶもの」
オスカー:「それによって動かす兵器だ。それこそが、唯一にしてザフキエルの堤防を決壊させる」
オスカー:「よって、本作戦はシュネルギア:トラバントをメインアタッカーにする」
オスカー:ぴっと、スクリーンで光る光点
GM/ズィーガー:「だが……ヤツの放つ“絶対聖光”はどうする?」
GM/ズィーガー:「あれを回避するのは……それこそ、神業に等しいが」
オスカー:ズィーガーを手で遮る
レイモンド:「そりゃ俺達大人の仕事だろ、中尉」>ズィーガー
オスカー:「そうだ、やつの攻撃は回避不可。だから、先ほど言った」
オスカー:「諸君らの命をくれ、と」
オスカー:もう一度、一同を見回す
GM/紀央:「…………」(頷く)
GM/紀央:「では、リンケ曹長。……ここから先は、わたしが」
オスカー:キオに頷く
GM:てこてこてこ、と前に出て、深々と礼をする紀央。
GM/紀央:「ヤシマ陸軍特務中尉、司鏡紀央です。……今回の作戦、擬似八門結界の破壊について説明させて頂きます」
GM/紀央:「ザフキエルを囲む、この8つの光点……」
GM/紀央:「これは、我がヤシマ陰陽部が誇る八門結界陣に、よく似た性質を持っています」
GM/紀央:「ポイント、と申しましょうか……。皆さんにはお分かりのことと思いますが」
GM/紀央:「……7月4日。合衆国の“呪法弾道ミサイル”によって破壊されたのは、そのうちの3つです」
GM:そこで一度、言葉を切る紀央。
刀真:清聴……が、少し拳が震えてたり。
オスカー:腕を組んで、横で聞いている
崇史:「“面”を構成する、“点”を攻撃する事で結界を崩す……そう言うことだね」<ポイント
GM/紀央:「そのとおりです。さすが崇史さま」(嬉しそう)>崇史
レイモンド:「それが丁度七支隊の6人に、ズィーガー中尉と俺……って訳かね」<8つのポイント
GM/紀央:「はい。この8つのポイントを同時に……叩く」>レイモンド
GM/紀央:「航空隊の皆さまには……こちらも試作品ですが、この“呪法弾道ミサイル”を模したものを搭載し、八点同時攻撃をかけて頂きます」
GM/紀央:「得られる効果ですが。陰陽部の予知では、ザフキエルの“擬似八門結界”の効果を反転させることにより、これをほぼ無効化するだけでなく……」
GM/紀央:「あの“絶対聖光”さえ、押さえ込むことが出来るでしょう。……もちろん一定時間ですが、戦い、斃すにはじゅうぶんなはず」
GM/紀央:「但し……結界が反転しても兵器が弾かれる性質自体には、さほど変化が発生しません」
GM/紀央:「無論、エーテルで稼動するトラバントは別ですが……。そこで、もう1つ」>刀真を見る
刀真:「はい」拳の震えを隠して、頷く。
オスカー:「榊刀真、もう一度!」
オスカー:だんっと、靴で床を叩く
刀真:「はいっ!」ぐっと拳を握りこんで。先ほどの小声とは裏腹の、大音声。
オスカー:邪魔をした、と言う風にキオを促す
GM:にこ、と微笑む紀央>刀真
GM/紀央:「あの結界は……ケルンを直接ぶつけることでも貫くことができます。V機関から産み出されるケルンを直接相手に叩き込めるもの。それは……」
刀真:「“マサムネ”の…僕らの、拳」
崇史:「トラバントと、マサムネの波状攻撃……」
GM:こくん、と頷く巫女服の少女。
GM:そうして、再びてこてこと席に戻る。
刀真:「…届きすらしなかった拳。今度は…絶対に」
GM/アクシア:「そういうわけで、この作戦には8機の戦闘機と2機のシュネルギアを投入するわ」
GM/アクシア:「でも。……1つだけ問題が、ある」
GM/アクシア:「それは、ここよ」(と、ザフキエルの下面のポイントを示す)
オスカー:「………」
GM/アクシア:「ここにミサイルを正確に撃ち込むためには……逃げ場の無い、海面ぎりぎりを突貫する必要が、ある。だから……っ」
GM/アクシア:「だから……たぶん、“絶対聖光”を撃たれたら……」
GM:ぎり、とアクシアの拳が白くなる。
オスカー:「レイモンド」
レイモンド:「て事は、俺の仕事な訳だな」
オスカー:以心伝心だな、と言う風にレイモンドに苦笑する
GM/アクシア:「レイモンド中尉?!」
崇史:「……レイモンドさんっ!?」
刀真:「…大丈夫だよ、絶対。だって…ほら、レイモンドさんなんだから」>崇史
オスカー:「いけるな」
レイモンド:「おいおい、他の誰がやれるってんだ? 当然の帰結だろ」
GM/ズィーガー:「…………その必要は」
GM/ヴィヴリオ:(遮って)「ズィーガー中尉には、最も火力が集中するであろう正面を受け持って貰う」
GM/ヴィヴリオ:「期待している、サダルメリク中尉」(にやり、と)
オスカー:「腕が一番いい奴が、貧乏くじを引く。宝くじかもしれないがな」
崇史:「それが、戦争……」<腕が一番いい奴が〜
オスカー:「どっちを当てた回数が多かったっけか、レイモンド?」
オスカー:にっと笑って
GM/マリ:「レイモンド……アンタ、ほんとにイイのかい?」>レイモンド
レイモンド:「的と女は狙って外した事は一度もねぇよ(苦笑)」
GM/マリ:「そういう問題じゃ無いだろ……。っと、アンタもアタシら並みに、馬鹿だったっけか?」(にかり、と笑う)
レイモンド:「死にたがりじゃねぇから安心しろよ。最悪、墜落だけで済ますさ」
GM/アクシア:「ごめんなさいレイモンド中尉。……お願い、するわ」(頭を下げる)
GM/ズィーガー:「…………」(フ、と苦笑する)
オスカー:「では、下面攻撃担当はレイモンド中尉」
GM/エステイン:「我々は下面と正面以外の、残り6ツだな」(頷く)
オスカー:「それぞれも危険なことには変わりは無い。各員、必ず命中させてくれ」
GM/エステイン:「他よりマシ、とは思わないさ……。だが、必ず命中させてみせる」
崇史:「僕も……僕も、頑張らなくちゃな」
崇史:汗ばんだ掌を、更に力強く握り締め
刀真:「…大丈夫。…大丈夫、だ。今度は…皆が、いる」自分に言い聞かせるように。
GM/ベティ:「あの娘が調整中でなければ、サダルメリク中尉のお手を煩わせる必要も無かったのですが」
GM/ベティ:「ふふ……中尉は“ツイて”いらっしゃる」
レイモンド:「了解。任せとけって」
オスカー:「本作戦を“アルテミスの首飾り”作戦と命名する」
オスカー:「作戦実行は、本日17:00」
オスカー:「各員、いっそう奮起せよ!!」
オスカー:「フリーデン・イン・デアハント!!」
レイモンド:「フリーデン・イン・デア・ハント!!」
GM/アクシア:「フリーデン・イン・デア・ハント!」
崇史:立ち上がって、敬礼。
刀真:同じく。立ち上がり、きりっとした目をして敬礼。
GM:最後に、ヴィヴリオが敬礼。
GM/ヴィヴリオ:「……これに敗れれば、ヤシマ=統一帝国に後は無い。総員、心してかかれ!」
GM:シーンエンドです。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠